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IGCC実証試験発電所環境影響評価方法書

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(1)

資料 3-47-4

平成24年10月22日風力部会資料

天北風力発電事業

環 境 影 響 評 価 方 法 書

補 足 説 明 資 料

平成24年10月

有限会社 稚内グリーンファクトリー

(2)

風力部会 補足説明資料 目 次

【共通事項】

1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲等)が不明

2.風力発電所の配置(風車、建屋等含む)が不明

3.温室効果ガスの削減効果が不明

4.工事車両の搬送ルート、工事による大気質への影響や住民に対する配慮についての記載

がない

5.低周波音に係る記述がない

6.水の濁り(濁水対策)に係る記述がない

7.動植物相、生態系に係る定量的な評価がない

8.居住地等生活環境からの景観、人と自然との触れ合いの場、緑化、修景に係る記述がな

9.廃棄物や残土に係る記述がない

10.電波障害の評価をアナログについて行っているが、デジタルについて行っていない

11.風車ノイズに卓越した純音成分の有無(100Hz~200Hzの範囲)

12.風車ノイズのスイッシュ音の有無及びその程度

13.低周波音の評価に参照値を使用しないこと

14.敷地境界等の範囲の図示について

15.調査範囲(=影響が及ぶと想定される範囲?)について

16.航空写真等の提示について

17.評価項目の選定と評価の方法について

18.猛禽類について

19.森林の伐採について

20.現状回復について

21.道路および送電線埋設工事について

(3)

22.複合影響について

23.大縮尺の地図について

24.水環境の汚濁(生活排水処理、塗装からの有害物質、濁水以外の物質など)について

25.予測評価項目選定の表と、選定・不選定の理由の記載について

26.目次の内容及びページ番号について

27.TV電波状況調査データの調査日について

28.哺乳類の調査手法について

29.鳥類の渡り調査等ついて

30.ブレード、タワー等への接近・接触に関して、衝突率等の算出について

『10 月 22 日風力部会指摘事項』

1.シャドウフリッカーについて

2.建設機械の稼働による水質(水の濁り)、底質(有害物質)の調査について

3.水域のSS調査時期について

4.風車の塗料からの有害物質の溶出について

【個別指摘事項】

1.稚内空港の飛行機の発着への影響について再度確認すること

2.水質調査について調査方法、データなど記述しているが、調査は「実施しない」となっ

ているが、実施すること

3.方法書 88 頁記載の騒音についての「調査の基本的な手法」の現地調査の内容が過去の調

査方法となっている

4.オジロワシ、白鳥に関する調査、評価をしっかり実施すべき

5.景観計画区域に指定されているので評価すること

6.大縮尺の地図及風車位置について

7.全体を俯瞰する航空写真、風力発電機の選定方針について

8.北海道の大気環境の概要について

(4)
(5)

【共通事項】

1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲等)について 作業ヤードや搬入路等の造成による土地の改変区域については、今後作成する準備書において記載、 図示いたします。方法書作成段階における案件の進捗状況は下記の通りであり、その段階で作成する 図面は、精度が低く、審査に使用する資料としては不十分なものになると考えます。 ○ 通常、電力会社との連系の協議も行われていない為、(これまでは抽選に当選しなければ協議にも 応じてもらえなかった、等の背景あり)電力会社が受け入れ可能な設備の容量(又は受入れ可否すら) も決まっていない。 ○ 設備の規模が未決定の為、採用する風車の単基容量、風車台数も決まらない。 さらに最終的な風 車機種の選定は、その時の市場状況、設置台数等の影響を受けるため、開発初期段階で特定できない。 ○ レイアウトは上記に加え、環境影響評価の手続きと並行して行われる風況調査の結果を踏まえ、逐 次アップデートされていくものである為、風車の設置位置を特定できない。 また、今後、法アセスに基づき実施される方法書手続きにおいても同レベルの情報を示すことが標 準化された場合、不確実な前提に基づく図面が方法書等の図書に掲載され、縦覧という形で一般公開 されることになります。事業者としては、精度の低い図面により、関係する地権者、地元住民等に誤 解を与え、事業に対する不信感が生まれることを懸念しております。 一方、準備書段階においては、種々の評価項目の予測評価を実施していく上で具体的な造成計画は、 当然のことながら必要と考えているので、改変区域等については準備書の中でお示しさせて頂きたい と考えております。 2.風力発電所の配置(風車、建屋等含む)について 「1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲等)について」に同じ。今後作 成する準備書において記載、図示いたします。

(6)

3.温室効果ガスの削減効果について 温室効果ガスを評価項目として選定し、風力発電設備の製造過程(LC-CO2)及び建設工事に伴う排 出量を明らかにするとともに、本事業の稼動による化石燃料からの代替効果についても準備書に記載 するようにいたします。 4.工事車両の搬送ルート、工事による大気質への影響や住民に対する配慮に関する記載について 工事車両の搬送ルート、工事による大気質への影響や住民に対する配慮について、現地調査結果を 基に準備書に記載いたします。 5.低周波音に係る記述について 方法書に記載しているとおり、低周波音は「低周波音の測定に関するマニュアル」に基づき評価を 行うとともに、G 特性だけでなく、平坦特性の 1/3 オクターブバンドレベルでも評価するようにいた します。 6.水の濁り(濁水対策)に係る記述について 河川の現況については、環境白書などの資料を基に整理するとともに、降雨時(降雨前後の状況を 時系列で追うことで降雨前の平水時についても把握できるよう実施予定)に1回現地調査を行い、現 状の SS(浮遊物質・懸濁物質)の状況について把握に努めます。その上で水の濁りを評価項目として 選定し、沈砂池等の濁水対策の具体的な内容を整理した上で、準備書に記載するようにいたします。 なお、方法書の 21 頁に記載しているとおり、対象事業実施区域が属する稚内市には、水質環境基準 類型指定水系はありません。

(7)

7.動植物相、生態系に係る定量的な評価について 対象事業実施区域及びおよびその周辺の既存文献や調査結果を基に、生態系を構成する生物相の中 から、各生態系の特性に応じて上位性(猛禽類や中・大型哺乳類の動物など地域を特徴づける生態系 の上位に位置する種・群集)、典型性、特殊性という視点から注目種を選定し、地域を特徴づける生 態系として予測・評価を行い、準備書にて示すこととします。 予測・評価のために生態系の種類、構造、分布状況及び遷移状況、地域を特徴づける生態系の分布 及びそれを構成する複数の注目種等の生態、他の動植物との関係または生息環境もしくは生育環境の 状況などについて調査を行います。 8.居住地等生活環境からの景観、人と自然との触れ合いの場、緑化、修景に係る記述について 景観については主要な眺望点等からの写真によるフォトモンタージュ等により影響を予測・評価い たします。対象事業実施区域には人と自然との触れ合いの場が存在していませんが、周辺の人と自然 との触れ合いの場を含め、身近な自然としての近隣住民からの利用の状況を明らかにした上で、景観 以外の項目について選定すべきか検討いたします。 9.廃棄物や残土に係る記述について 廃棄物については方法書の 6 頁に記載していますが、廃棄物等(産業廃棄物、残土等)を評価項目 に追加いたします。 10.電波障害の評価(デジタル)について 電波障害については方法書の 90 頁に記載していますが、対象事業実施区域周辺で受信している放送 局からの地上デジタル放送の電波について現地調査を行い、評価を実施いたします。

(8)

11.風車ノイズに卓越した純音成分の有無(100Hz~200Hzの範囲) 現時点で、風車機種が決まっておりませんので、機種決定後評価します。 12.風車ノイズのスイッシュ音の有無及びその程度 現時点で、風車機種が決まっておりませんので、機種決定後評価します。 13.低周波音の評価に参照値を使用しないこと 低周波音測定マニュアルによる調査研究結果を参考に評価します。 14.敷地境界等の範囲の図示について 「1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲等)について」に同じ。今後作 成する準備書において事業実施区域と工事実施区域を示します。 15.調査範囲(=影響が及ぶと想定される範囲?)について 調査範囲については、調査対象によって影響範囲が異なるため、調査地点・範囲等について検討し、 準備書に図示いたします。 16.航空写真等の提示について 準備書に掲示することで検討致します。

(9)

17.評価項目の選定と評価の方法について 準備書では事業計画の詳細を踏まえながら、主務省令に沿った検討を行い、選定表や理由を記載い たします。 18.猛禽類について 現地調査結果を基に、準備書で検討いたします。 19.森林の伐採について 現地調査結果を基に、準備書で検討いたします。 20.原状回復について 工事に伴う一時的な改変の復旧計画については、道等の許認可権者、地元自治体、地権者等の意向 も踏まえる必要がある為、関係者と協議の上決定して行きます。 21.道路および送電線埋設工事について 計画の詳細については、「1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲等)に ついて」に同じ。重要種対策、生態系の分断の可能性、林道の拡幅等については、必要に応じて準備 書で検討致します。

(10)

22.複合影響について 現状では既存の風車は存在していませんが、必要に応じて準備書で検討いたします。 23.大縮尺の地図について 準備書に掲載いたします。 24.水環境の汚濁(生活排水処理、塗装からの有害物質、濁水以外の物質など)について 管理棟の位置等も踏まえた運転開始後の管理体制の計画も踏まえ、必要に応じて検討します。廃油 等は、産業廃棄物として関係法令に則って適切に処分いたします。塗装に係る有害物質については、 風車機種選定後に確認します。その他の物質排水はありません。尚、排水計画については林地開発 等の許認可に係る協議の中で詳細設計を進め、適切に処理していきます。 25.予測評価項目選定の表と、選定・不選定の理由の記載について 別表第五に示された項目を参考として評価項目の見直しを行いました。 選定した環境影響評価を表 25-1、選定理由を表 25-2 に示します。

(11)

影響要因の区分 環境要因の区分 出 入 工 事 用 資 材 等 の 搬 建 設 機 械 の 稼 働 る 一 時 的 な 影 響 造 成 等 の 施 工 に よ の 存 在 地 形 改 変 及 び 施 設 施 設 の 稼 働 窒素酸化物

×

粉じん等

×

騒音 騒音

×

振動 振動

×

水質 水の濁り

×

底質 有害物質

×

地形及び 地質 重要な地形及び地質

×

風車の影

電波障害

重要な種及び注目すべ き生息地(海域に生息す るものを除く)

海域に生息する動物

×

×

重要な種及び重要な群 落(海域に生育するもの を除く)

海域に生育する植物

×

×

地域を特徴づける生態系

主要な眺望点及び景観 資源並びに主要な眺望 景観

主要な人と自然との触れ 合いの活動の場

産業廃棄物

残土

凡例  ○:別表第五(第七条関係)で評価対象項目として選択され、本環境影響評価とするもの。      ×:別表第五(第七条関係)で評価対象項目として選択され、本環境影響評価としないもの。 工事の実施 土地又は工作物の存 在及び供用 調 査 、 予 測 及 び 評 価 さ れ る べ き 環 境 要 素 環 境 の 自 然 的 構 成 要 素 の 良 好 な 状 態 の 保 持 を 旨 と し て 、 大気環境 大気質 水環境 その他の環境 その他 び 評 価 さ れ る べ き 環 境 要 素 体 系 的 保 全 を 旨 と し て 調 査 、 予 測 及 生 物 の 多 様 性 の 確 保 及 び 自 然 環 境 の 動物

植物 生態系

境 要 素 さ れ る べ き 環 予 測 及 び 評 価 と し て 調 査 、 い の 確 保 を 旨 豊 か な 触 れ 合 人 と 自 然 と の 景観 人と自然との触れ合いの活動 の場 環 境 要 素 さ れ る べ き 測 及 び 評 価 度 に よ り 予 荷 の 量 の 程 環 境 へ の 負 廃棄物等 表 25-1 天北風力発電所における環境影響評価項目

(12)

選定 影響要因 ○ 工事用資材等の搬出入 運搬路は舗装道路であるが、車両の走行により窒素酸化物 が発生するため選定する。 × 建設機械の稼動 工事対象区域内で重機が稼動する。本事業では、重機の稼 動は局所的であり、台数も少ないため選定しない。 ○ 工事用資材等の搬出入 運搬路は舗装道路であるが、対象事業実施区域内の走行に より車両に土砂が付着することから、粉じんが発生するた め選定する。 × 建設機械の稼動 工事対象区域内で重機が稼動する。本事業では、重機の稼 動は局所的であり、台数も少なく、最寄りの民家まで 1.5km離れているため選定しない。 ○ 工事用資材等の搬出入 運搬路は舗装道路であるが、車両の走行により騒音が発生 するため選定する。 × 建設機械の稼動 工事対象区域で稼働する重機の台数が少なく、最寄りの民 家まで1.5km離れているため選定しない。 ○ 施設の稼働 対象事業実施区域の周辺に民家があることから、風力発電 機の稼働により発生する音の影響を把握するため選定す る。 ○ 工事用資材等の搬出入 運搬路は舗装道路であるが、車両の走行により振動が発生 するため選定する。 × 建設機械の稼動 工事対象区域で稼働する重機の台数が少なく、最寄りの民 家まで1.5km離れているため選定しない。 × 建設機械の稼動 工事対象区域で稼働する重機の台数が少ないため選定しな い。 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 大規模な地形の改変はなく、基礎掘削のみ土工事が行われ る。土工量は少ない。工事対象区域から小河川が流下して いるため評価対象として選定する。 底 質 有害物質 × 建設機械の稼動 工事対象区域で稼働する重機の台数が少ないため選定しな い。 び 地 質 地 形 及 重要な地形及 び地質 × 地形の改変及び施設の 存在 対象事業実施区域には、重要な地形及び地質は存在しない ことから選定しない。 風車の影 ○ 施設の稼働 施設の稼働に伴い、風車の影の影響が考えられるため選定 する。 電波障害 ○ 施設の稼働 風力発電所の設置に伴い、電波の反射・屈折などの影響が 想定されることから選定する。 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域に生息する動物への影響が考えられることから選定す る。 ○ 土地又は工作物の存在 及び供用 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域に生息する動物への影響が考えられることから選定す る。 × 造成等の施工による一 時的な影響 事業実施区域に海域が含まれていないため選定しない。 × 地形の改変及び施設の 存在 事業実施区域に海域が含まれていないため選定しない。 動 物 重要な種及び注目すべ き生息地(海域に生息 するものを除く) 海域に生息する動物 振 動 振動 水 環 境 水 質 水の濁り そ の 他 の 環 境 そ の 他 項目 選定理由・根拠 環境要素の区分 大 気 環 境 大 気 質 窒素酸化物 粉じん等 騒 音 騒音 表 25-2 環境影響評価項目の選定理由(1/2)

(13)

選定 影響要因 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域に生育する植物への影響が考えられることから選定す る。 ○ 地形の改変及び施設の 存在 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域に生育する植物への影響が考えられることから選定す る。 造成等の施工による一 時的な影響 事業実施区域に海域が含まれていないため選定しない。 × 地形の改変及び施設の 存在 事業実施区域に海域が含まれていないため選定しない。 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域の生態系への影響が考えられることから選定する。 ○ 土地又は工作物の存在 及び供用 大規模な地形の改変は行わないが、本事業区域は過去にお いて大規模な構造物が設置されておらず、対象事業実施区 域の生態系への影響が考えられることから選定する。 景 観 ○ 地形の改変及び施設の 存在 対象事業実施区域の稚内市には利尻礼文サロベツ国立公園 があり、周辺に観光・レクリエーション施設が存在するこ とから選定する。 ○ 工事用資材等の搬出入 工事用資材の搬入搬出車両の運行により自然とのふれあい が、一時的に阻害されるため選定する。 ○ 地形の改変及び施設の 存在 本事業では地形の改変および施設を建設するため、人と自 然とのふれあいの活動の場に影響を及ぼすことから選定す る。 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 工事の実施に伴い産業廃棄物が発生することから選定す る。 ○ 造成等の施工による一 時的な影響 工事の実施に伴い少量であるが、建設残土が発生するため 選定する。 生 態 系 地域を特徴付ける生態 系 主要な眺望点及び景観 資源並びに主要な眺望 景観 の 活 動 の 場 の 触 れ 合 い 人 と 自 然 と 主要な人と自然とのふ れあいの活動の場 廃 棄 物 等 産業廃棄物 残土 植 物 重要な種及び重要な群 落(海域に生育するも のを除く) 海域に生育する植物 項目 選定理由・根拠 環境要素の区分 表 25-2 環境影響評価項目の選定理由(2/2)

(14)

26.目次の内容及びページ番号について 準備書では詳細な目次となるよう、目次として表示すべき項目、ページの表示方法について検討い たします。 27.TV電波状況調査データの調査日について 電波障害調査では地上デジタル放送の受信状況について調査を行いますが、準備書では調査実施後 に調査を行った日付を記載いたします。 28.哺乳類の調査手法について 調査方法等について再度検討し、準備書に記載いたします。 29.鳥類の渡り調査等ついて 調査方法等について再度検討し、準備書に記載いたします。 30.ブレード、タワー等への接近・接触に関して、衝突率等の算出について 現時点では風車機種やレイアウトが決まっていませんので、準備書で検討いたします。

(15)

『10 月 22 日風力部会指摘事項』 31.シャドウフリッカーについて 表 25-1 で選定済です。 32.建設機械の稼働による水質(水の濁り)、底質(有害物質)の調査について 「24.水環境の汚濁(生活排水処理、塗装からの有害物質、濁水以外の物質など)について」に 記載しているとおりですが、準備書において、工事で稼働する建設機械、車両の種類と台数について 見直しを行い、建設機械の稼働による水環境への影響が予測される場合、評価項目として選定し、調 査を実施いたします。 33.水域のSS調査時期について 降雨前後の状況を時系列で追うことで降雨前の平水時についても把握できるように実施する予定で す。「6.水の濁り(濁水対策)に係る記述について」に補記しました。 34.風車の塗料からの有害物質の溶出について 「24.水環境の汚濁(生活排水処理、塗装からの有害物質、濁水以外の物質など)について」に 記載しているとおりですが、風車機種選定後メーカーに塗料中の有害物質の含有量、溶出量及び耐久 性等に関するデータの提出を求め、飛散の可能性について検討します。

(16)

【個別指摘事項】

1.稚内空港の飛行機の離発着への影響について 稚内空港を離発着する飛行機への影響について、担当行政機関に打診しましたが、現在までの ところ指摘はありません。再度稚内空港の飛行機の離発着への影響について、関係機関に確認を 行い、準備書に記載いたします。 2.水質調査の実施について 「6.水の濁り(濁水対策)に係る記述について」に記載しているとおり、周辺河川で水質調査を 行い、SS(浮遊物質・懸濁物質)等により水質を評価項目として選定し、準備書に記載するようにい たします。 3.方法書 88 頁記載の騒音の「調査方法」について 『現地騒音測定は、JIS Z 8731(1999)「環境騒音の表示・測定方法」及び「騒音に係る環境騒音の 評価マニュアル」(平成 11 年 6 月 環境庁)に準拠して行う。』に訂正して、準備書に記載いたしま す。 4.オジロワシ、白鳥に関する調査、評価について 文献調査、聞き取り調査、現地調査等を行い、準備書にて評価結果を記載いたします。

(17)

5.景観の評価について 「8.居住地等生活環境からの景観、人と自然との触れ合いの場、緑化、修景に係る記述について」 に記載しているとおり、準備書に評価結果を記載いたします。 6.大縮尺の地図及風車位置について 大縮尺の地図については、「23.大縮尺の地図について」に記載のとおり、準備書に掲載致 します。風車位置については、「1.土地の改変区域(工事区域、アクセス道路、樹木の伐採範囲 等)について」に同じ。

(18)

7.全体を俯瞰する航空写真、風力発電機の選定方針について 対象事業実施区域全体を俯瞰する航空写真を所有していないため、Google earthの航空写真を 示します。なお撮影年は2010年となっています。 選定にあたってはまず、事業候補地における風況(風速、風向など)、気象条件(寒冷地等)、地 形(乱流、アクセス)、自然環境等を考慮します。事業実施前の時点で、調達可能な機種として市場 でどのような選択肢があるかを確認した上で、機種固有のデータをもって、設備のサイズ、連系予定 の系統に与える影響や、輸送面(拡幅が限定的かなど)、音の影響などを勘案した上で選定する方針 です。二酸化炭素の削減量の観点では、いわゆる「焚き減らし効果」の面ではできるだけ多く設置し た方が良いかも知れませんが、設置台数等は、環境アセスの過程で環境影響を配慮の上、レイアウト とともに決定していく予定です。

(19)

8.北海道の大気環境の概要について (出典・引用:北海道環境生活部環境局環境推進課「北海道環境白書’北海」) (1)窒素酸化物 北海道における平成21年度の二酸化窒素の濃度は、一般環境大気測定局71局のすべてで、 自動車排出ガス測定局14局のうち13局で環境基準を達成しました。 また年平均値は、平成20年度と比較し減少傾向が見られます。 (2)浮遊粒子状物質 北海道における平成 21 年度の濃度は、一般環境大気測定局 63 局、自動車排出ガス測定局 15 局のうち、短期的評価ではそれぞれ 32 局と 17 局で環境基準を達成しており、長期的評価では、全 局で達成しています。 また、年平均値は平成 20 年度と比較し、一般大気環境測定局では漸減の傾向が見られます。

(20)

(3)光化学オキシダント 環境省が取りまとめた平成 21 年度における光化学オキシダントの全国の環境基準達成伏況は、 1,183 局中、0.1%と大変低くなっており、春先の上空オゾンの降下が原因と考えられています。 北海道の達成率も、例年、低い水準で推移しており、平成 21 年度は測定を行っている 22 局全てで 未達成でした。ただし、道内では、大気汚染防止法で定められている緊急時における注意報の発令濃 度基準(1時間値が 0.12ppm 以上)は全局で下回っています。 なお、大気汚染防止法の一部が改正され、平成 18 年度から光化学オキシダント生成の要因のひとつ である揮発性有機化合物(VOC)の排出規制等が始まっています。 (4)硫黄酸化物 北海道における平成 21 年度の硫黄酸化物の濃度は、一般環境大気測定局 73 局、自動車排出ガス測 定局1局のうち、短期的評価では、一般環境大気測定局全てで達成しました。

(21)

(5)有害大気汚染物質 平成 21 年度の北海道及び大気汚染防止法に基づく政令市等(札幌市、旭川市、函館市、小樽市、室 蘭市、苫小牧市)の調査結果では、環境基準を超えた地点はありませんでした。 北海道では、今後とも、有害大気汚染物質に係る環境調査を、全道において計画的に実施するととも に、固定発生源等の実態調査や必要な規制指導を行うこととしています。 9.工事の実施に伴う大気質関係の選定について 「25.予測評価項目選定の表と、選定・不選定の理由の記載について」に記載のとおり。

参照

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