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A:ばってん 長崎市│第9回 長崎市自治基本条例検討委員会

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Academic year: 2018

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第9回ワークショップとりまとめ  ―ばってん―

テーマ:条文(案)(事務局タタキ台)について

(2)

前文 -

私たちのまち長崎市は、鎖国時代には西洋に開かれた唯一の窓口であり、港を通して、多様な異国の文 化を受け入れ、先進的な情報を国内に広めるとともに、志を持った若者たちを育み、時代を動かす日本の国 づくりに大きく貢献してきた歴史を持っています。

また、原子爆弾の惨禍から市民の英知とたゆまぬ努力によって復興した経験を持つことから、核兵器の 廃絶と世界恒久平和を希求し、その実現に向け、自ら行動し続けるまちです。

このような歴史と、日本、中国、西洋を意味する和・華・蘭の文化が融合した異国情緒豊かな長崎市には 交流の歴史を物語る出島をはじめ、様々な歴史や文化を象徴する寺院や教会群、日本の近代化を支えた産 業遺産などがまちの至るところに残っています。また、くんちや精霊流しといった伝統的な行事や祭りが多く 継承され、未来へと引き継ぐべき貴重な市民の財産となっています。

そして、これらの歴史や文化に加え、深い入江と港を囲む山々が織りなす美しい地形は、世界でも有数の 夜景を演出し、新鮮な海の幸や和・華・蘭との交流の中で育まれてきた独自の食文化に、市民のあたたか い心が相まって、訪れる方々をもてなしています。

その一方で、長崎特有の地形は、斜面に沿って山のうえまで家が立ち並ぶ特徴的な坂のまちを形成して きましたが、特に斜面地では、交通事情を含めた生活の利便性などにおける問題が生じています。

さらには、地域の課題やニーズも多様化・複雑化している現状において、人口減少や少子化・高齢化が進

行し、地域のつながりが希薄化するなど、社会の仕組みについても大きな転換期を迎えています。

私たちは、将来のこのまちが

・歴史を守り、豊かな自然や文化を活かすまち

・すべての市民が安全・安心に暮らし、地域や人のつながりを大切にするまち ・世界中のだれもが訪れたくなるおもてなしに溢れた魅力あるまち

・戦争体験、被爆体験を語り継ぎ、平和を発信し続けるまち であることを求めます。

このためには、市民、企業、大学及び行政など様々な主体がまちづくりの担い手となって、それぞれの強み を活かし、それぞれの役割を果たしながら、ともにまちづくりを進めていくことが必要です。

長崎市においては、これまでも市民がまちづくりに参加し、行政と協働した経験が蓄積されてきました。そ

れらのつながりをさらに強めることで、どのような時代の変化にも対応できる真に自立したまちを実現する

ため、長崎市における自治の基本的な考え方や制度を明確にした、(仮称)長崎市自治基本条例をここに

制定します。 まちの歴史

まちの現状

将来のまちに求める姿

(3)

総則

目的

(目的)

第1条 この条例は、本市におけるまちづくりと自治の基本理念を明らかにするとともに、市民、市議会及び

市長等の役割並びに自治を推進するための原則を定めることにより、日本国憲法に規定する地方自治

の本旨に基づく自治を推進し、もって個性豊かで活力に満ちた社会の実現を図ることを目的とします。

定義

(定義)

第2条 この条例において使用する用語の意義は、次のとおりとします。 (1) 住民 本市の区域内に住所を有する者をいいます。

(2) 市民 次のいずれかに該当するものをいいます。

ア 住民

イ 本市の区域内に通勤し、又は通学する者

ウ 本市の区域内で事業を営み、又は活動する個人及び法人その他の団体(以下

「事業者、地域団体、市民活動団体等」といいます。)

(3) 市長等 市長、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会、監査委員、農業  委員会、固定資産評価審査委員会、公営企業管理者及び消防長をいいます。 (4) 参画 施策の立案から実施及び評価までの過程に主体的に参加することをい

います。

(5) 協働 同じ目的のために、それぞれが対等な立場に立ち、役割と責任を担い、

協力することをいいます。

基本理念

(自治とまちづくりの基本理念)

第3条 本市の自治の基本理念は、次のとおりとします。

(1) 市民が地域や人とのつながりを大切にする

(2) 市民が相手の立場を理解し周囲へ思いやりを持つ

(3) 市民が助け合いの精神を持ち、みんなのことを考えて行動する

2 本市のまちづくりの基本理念は、次のとおりとします。

(1) 子どもから高齢者まで安全・安心に暮らせる住みやすいまち

(2) 市民が被爆体験や実相を忘れず、世界に平和を発信・貢献するまち

(3) 市民が豊かな自然、歴史、および文化を守り育み活かしながら、生き生きと活躍するまち

基本原則

(基本原則)

第4条 市民、市議会及び市長等は、次に掲げる基本原則により、まちづくりと自治運営を行います。 (1) 情報共有の原則 市政・まちづくりに関する情報を共有すること。

(2) 参画の原則 参画により市政・まちづくりが行われること。

「有する人」に変える 「意義」は「定義」では?

「通学する人」に変える

3条 1項と2項を入れかえる 3条1-(2) 周囲へ → 周囲への

3条2-(2) 実相を忘れず →

実相を継承し

(4)

主 体

市民

権利・

責務

市民活動

団体 責務

事業者

責務

コミュニ ティ 役割

(市民の権利)

第5条 市民は、日本国憲法及び法令に定める権利を有するとともに、自治の基本理 念を実現するため、次に掲げる権利を有します。ただし、法令上保有できないもの を除きます。

(1) 市長等及び市議会に対して、情報を求める権利

(2) 市政・まちづくりに参画し、意見を表明し、又は提案する権利 (市民の責務)

第6条 市民は、日本国憲法及び法令に定める義務を有するとともに、自治の基本理 念を実現するため、次に掲げる責務を果たします。

(1) 市政・まちづくりへ積極的に参画し、又は自らまちづくりに取り組むよう努め ること。

(2) 市政・まちづくりへの参画に当たっては、自らの発言と行動に責任を持つこと。

2 事業者、地域団体、市民活動団体等は、社会との調和に努め、まちづくりに取り組みます。

市長

責務

(市長の責務)

第7条 市長は、住民の信託を受けた市の代表として、市民の福祉の増進を図るため、 地方自治法その他の法令に定める権限を行使し、総合的に市政を行います。 (市長等の役割)

第8条 市長等は、次に掲げる役割を担います。

(1) 公平、公正かつ誠実に、透明性の高い市政を行うこと。

(2) 市民の意向及び地域の実情を的確に把握し、行政サービスの質を向上させ市民 の満足度を高めること。

市職員

責務

(職員の責務)

第9条 職員は、市民全体のために働く者として、法令、条例、規則等を遵守するとともに、公正、誠実かつ

効率的に職務を遂行します。

2 職員は、地域社会の一員としての役割を自覚し、職務を遂行するよう努めます。

6条の次に「コミュニティ役割」の内容は?

6条(1) 語尾を「努める。」に

6条(2) 語尾を「責任を持つ。」に

8条 語尾を「担わなければならない。」に

7条 語尾を「行わなければならない。」に

8条(2) 「質を向上させること。」に

9条 「市民のために」に  「働く者として」をトル

(5)

議会 ・議員

責務

(市議会の責務)

第10条 市議会は,市政における意思決定機関として,立法機能,市政運営の監視機能等を発揮すること により、その役割と責任を果たします。

2 市議会に関する基本的な事項については,長崎市議会基本条例(平成22年長崎市条例第37号)により ます。

制 度

仕 組

政 運 営 |

基本構想

・総合計 画

政策評価

(総合的かつ計画的な市政)

第11条 市は、総合的かつ計画的な市政を運営ため、総合計画を策定します。

2 前項に規定する総合計画の策定に当たっては、その基本的事項について議会の議決を得ます。

3 市長等は、総合計画の進行管理にあたっては、政策評価を実施し、その結果を総合計画に反映させま す。

4 市長等は、総合計画の策定、変更及び進行管理にあたっては、市民の意見を適切に反映させるととも に、その内容又は結果を広く市民に公表します。

制 度

仕 組

市民

参画 |

参画・

協働

(参画の原則)

第12条 市民、市議会及び市長等は、参画による市政・まちづくりに取り組みます。 (協働の原則)

第13条 市民、市議会及び市長等は、目的と情報を共有し、相互の理解と信頼のも とに、協働による市政・まちづくりに取り組みます。

2 市長等は、協働の推進に当たっては、市民の自主性及び自立性を尊重します。 10条(1) 「責任を果たさなければならない。」へ

(6)

(国際交流) 

第15条 市長等は、国際社会における役割を果たすため、国外の都市等との交流、連携及び協力を図ると

ともに、これらを通じて得られた情報を市政に生かすよう努めます。

条例の見 直し

(条例の見直し)

第16条 市長等は、5年以内ごとにこの条例の規定が社会経済情勢に適した内容となっているかどうかを

検討し、その結果に基づいて見直し等の必要な措置を講じます。

総則 条例の位 置付け

 (条例の位置付け)

第○○条 他の条例、規則等の制定改廃、解釈及び運用に当たっては、この条例に定める 事項を最大限尊重し、整合性を図ります。各種計画の策定、見直し及び運用においても、

同様とします。

2 市民、市議会及び市長等は、この条例を尊重し、本市の自治の推進に努めます。

制 度

仕 組

政 運 営 |

組織

(組織体制)

第○○条 市長等は、社会経済情勢の変化及び多様化する市政の課題に的確に対応す るため、効率的かつ機能的な組織体制を整備します。

財政運営

(効率的かつ効果的な市政)

第○○条 市長等は、効率的かつ効果的な市政を行うため、不断に行財政改革に取り

組みます。

2 市長等は、行財政改革の進行管理を適切に行い、市民に公表します。

3 市長等は、財政状況について市民にわかりやすい資料を作成し、市民に公表しま す。

行政手続

(行政手続)

第○○条 市長等は、適切に行政手続を行い、市政における公正の確保と透明性の向

上を図り、市民の権利と利益の保護に努めます。

情報提供

公開

(情報共有の原則)

第○○条 市長等は、市政に関する情報が市民との共有財産であることを認識し、これを市 民に開示するとともに、積極的かつ迅速な提供に努めます。

個人情報

保護

(個人情報保護)

第○○条 市長等は、市民の基本的人権の擁護及び信頼される市政の実現 のため、個人情報を適正に管理するとともに、その利用、情報提供等に関し適切な

保護措置を講じます。

16条書き出し 「市民及び市長等は、」に

(7)

制 度

仕 組

市民

参画 |

パブリック

コメント

(市民意見の聴取)

第○○条 市長等は、重要な政策等の立案に当たっては、市民からの意見を公募する手続 ( 以下「パブリック・コメント制度」という。)を実施し、広く市民の意見の聴取に努めます。

2 市長等は、パブリック・コメント制度を適用したときは、市民から提出された意見を考慮し て意思決定を行うとともに、その意見に対する考え方を公表します。

付属機関

の公開 、委員の

公募

(附属機関等)

第○○条 市長等は、法令等に別段の定めがある場合を除き、附属機関及び懇話会等(以 下「附属機関等」という。)の委員については、見識を有する者を選任するほか、公募等に より市民の幅広い層から必要な人材を選任するよう努めます。

2 市長等は、附属機関等の会議の公開に努めます。

住民投票

(住民投票)

第○○条 市長は、市政に係る重要事項について、住民(本市において選挙権を有する者に

限る。)の意思を把握するため、その事項ごとに定められる条例により、住民投票を実施す ることができます。

参照

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