平成30年度 厚生労働科学研究費補助金(食品の安全確保推進研究事業)
食品衛生検査を実施する試験所における品質保証システムに関する研究
研究分担報告書
既存技能試験試料の改善および新規技能試験プログラムの導入に関する研究(2)
―アレルギー物質技能試験プログラムのパイロットスタディ―
研究代表者 渡辺 卓穂 (一財) 食品薬品安全センター 秦野研究所 部長 研究協力者 佐藤 夏岐 (一財) 食品薬品安全センター 秦野研究所 研究員
若栗 忍 (一財) 食品薬品安全センター 秦野研究所 研究員 研究要旨
アレルゲンを含有する食品については食品表示法に従い、適切な表示が義務付けられて いるが、国内では 7 種の特定原材料が指定されている。
特定原材料に関する検査法は規定されており、ELISA 法による定量試験は判断樹の上位 に位置している。定量試験ではその精度が確保されていることを客観的に判断する必要が 求められ、そのため外部精度管理が義務付けられていることから、多種にわたる外部精度 管理に適した試料の安定供給は重要課題である。
今年度は小麦タンパク質を含有した試料を用い、定量試験法として指定されている ELISA 法により外部精度管理調査研究を実施し、60 機関から定量検査の結果を得、解析を 行った。2 種類の基材(ベビーフードおよびかぼちゃペースト)に小麦タンパク質を 10 µg/g 添加し、外部精度管理調査試料を作製した。参加各機関は原則として消費者庁から提示さ れている 3 キット中任意の 2 種類で測定を行うこととした。測定結果は試料ごと、また、
測定キットごとにまとめ、ロバスト方式により統計値を算出した後、z‑スコアを算出した。
測定結果から得られた含有量を指標とした管理図についてもあわせて解析を行った。
その結果、各キットおよび試料ごとの解析結果においてメジアン・クリーニングにより 除外される機関が 0〜2 機関存在した。その後の解析では、z‑スコアの絶対値が 2〜3 およ び 3 以上となる機関が数機関認められた。また、Xbar 管理図では管理限界線の範囲を超え る機関は認められなかったが、R 管理図で管理限界線を超える機関が各解析結果ごとに 1
〜3 機関認められた。
また、卵、小麦およびそばタンパク質、3 種の特定原材料を同時に添加した試料を作製 し、安定性等についての検討も行った。
近年、アレルギー疾患の罹患者は世界的 に増えており、各国地域によって食品への 特定原材料のラベリングが義務付けられて いる。アレルギー関連によりラベリングを 指定されている物質は、その食生活の違い から国、地域によって若干の差がある。日 本では、特定原材料 7 種(小麦、そば、卵、
乳、落花生およびエビ、カニ)および特定 原材料に準ずるものとして 20 種が指定さ れている。これらについては数年に 1 度ず つ新たな知見により、リストの更新が行わ れてきている。
特定原材料は国内においては食品表示法 による表示が義務付けられており、平成 29 年 3 月以降、アレルゲンを含む食品に関わ る試験検査については精度管理の一般ガイ ドラインに準拠した適切な業務管理を実施 することが求められている。
検査法については消費者次長通知「アレ ルギー物質を含む食品の検査方法につい て」(平成 22 年 9 月 10 日消食表第 286 号、
平成 26 年 3 月 26 日消食表第 36 号一部改正)
および消費者庁食品表示企画課事務連絡
「アレルギー物質を含む食品の検査方法に ついて(参考)」 (平成 22 年 9 月 10 日、平 成 26 年 3 月 26 日一部改正) (以下、通知法) に記載されているように ELISA 法を用いた 定量検査を行い、必要な場合には判断樹に したがった確認試験として、ウエスタンブ ロッティングまたは PCR 法による定性検査 を行うことが求められている。
外部精度管理として判断樹に沿った初め の方法である ELISA 法の精度を管理するこ とは必要であり、各機関の精度を確保する ための外部精度管理調査試料の安定供給は
我々はこれまでに外部精度管理調査用と して卵を添加した試料を配布し、データの 解析を行ってきた。本年度は、新たに小麦 を添加した試料を配布し、回収したデータ の解析を行った。
また、新規の外部精度管理調査用試料の 作製の検討として多種のアレルゲンを同時 に添加した試料作製についての検討も行っ た。
B.研究方法 1.基材
基材としてはかぼちゃペースト(ミクロ ペースト® (野菜ペースト)、新進) 、ベビ ーフード(ハッピーレシピ 白身魚と野菜 の雑炊、キューピー)、井村屋謹製こしあん
(以下こしあん、井村屋)を用いた。いずれ の基材についても ELISA 法を用いて卵、小 麦、そばのいずれも検出されないことを確 認した。ELISA 法に使用したキットについ ては「4. ELISA キット」参照。
2.各種添加溶液の調製 1) 添加用卵タンパク質の調製
乾燥全卵として市販されている粉末鶏卵 加工品である乾燥全卵 No.1(キューピータ マゴ)を注射用水 (光製薬) で均一の懸濁 後、希釈し、添加用卵タンパク質調製液と した。
2) 添加用小麦タンパク質の調製
日清 全粒粉お菓子・料理用(以下、小麦 粉)(日清フーズ)から、添加用小麦タンパ ク質液を調製した。小麦粉を 1 g/50‑mL チ ューブに分取後、0.6% SDS および 0.1 M 亜 硫酸ナトリウムを含有する 0.1 M Tris‑HCl (pH 8.6)を 20 mL/チューブ添加し、室温下
で 1 晩振盪した。懸濁液は遠心(10,000×g、
30 min)後、上清をでろ過(0.8 µmフィル ター)し、添加用小麦タンパク質調製液と した。
3) 添加用そばタンパク質の調製
そば粉(中国産、マルサンパントリー)
から、添加用そばタンパク質液を調製した。
そば粉を 1 g/50‑mL チューブに分取後、0.6%
SDS, 0.1 M 亜硫酸ナトリウムを含有する 0.1 M Tris‑HCl (pH 7.5)を 20 mL/チュー ブ添加し、室温下で 1 晩振盪した。懸濁液 は遠心(10,000×g、30 min)後、上清をろ 過(0.8 µmフィルター)し、添加用そばタ ンパク質調製液とした。
4)タンパク質量の測定
各タンパク質調製液は、2‑D Quant Kit (GE ヘルスケアバイオサイエンス) を用い て、タンパク質含量を測定した。得られた タンパク質含量から調製液濃度又は添加量 を計算し、適当量を各基材に添加した。添 加重量はタンパク質量相当とした。
3.試料調製
1) 外部精度管理調査試料の調製
外部精度管理調査で配布の小麦タンパク 質添加試料をかぼちゃペーストおよびベビ ーフードを基材として作製した。
各基材には添加用小麦タンパク質溶液を それぞれ総小麦タンパク量で10 µg/gとな るように加え、ロボ・クープブリクサー5 プラス(エフ・エム・アイ)で均質化した
(各約 2 kg)。それぞれの試料はいずれも約 10 g ずつ分注し、パラフィルムを巻いた後、
送付まで‑20℃で凍結保存した。ベビーフー ド試料を試料 1、かぼちゃペースト試料を 試料 2 とし、調査試料を作製した。均質性 および安定性はこれらの試料を用いて確認
を行った。
2) 3 種タンパク質添加サンプルの調製 小麦粉抽出液、そば粉抽出液および卵調 製液を用いた試料検討用サンプルの調製を 以下のように行った。
基材としてかぼちゃペースト、ベビーフ ードおよびこしあんを用いた。
タンパク質添加前に、かぼちゃペースト およびベビーフードを均質となるよう十分 混和した。こしあんには、10%の精製水を加 え、十分に混和したものを使用した。
添加用小麦タンパク質調製液、 添加用そ ばタンパク質調製液および添加用卵タンパ ク質調製液をそれぞれ 10 µg/g となるよう に添加量を計算後、各基材にそれぞれ 3 種 類のタンパク調製液を加えた。その後、フ ードプロセッサー(MK‑K58、National)で 均質化し、試料とした。
それぞれの試料はいずれも約 10 g ずつ分 注し、‑20℃で凍結保存した。
4.ELISA キット
特定原材料として卵タンパク質、小麦タ ンパク質およびそばタンパク質の検出は、
通知法に記載の ELISA キットを使用した。
1)小麦タンパク質検出
FASTKIT エライザ Ver. III 小麦(日本ハ ム)(以下、日本ハム(小麦)キット)
モリナガ FASPEK エライザ II 小麦(グリ アジン)(森永生化学研究所)(以下、モリ ナガ(小麦)キット)
アレルゲンアイ ELISA® II 小麦(プリマ ハム)(以下、プリマハム(小麦)キット) 2)そばタンパク質検出
FASTKIT エライザ Ver. III そば(日本ハ ム)(以下、日本ハム(そば)キット)
モリナガ FASPEK エライザ II そば(森永
ット)
アレルゲンアイ ELISA® II そば(プリマ ハム)(以下、プリマハム(そば)キット) 3)卵タンパク質検出
FASTKIT エライザ Ver. III 卵(日本ハム) (以下、日本ハム(卵)キット)
モリナガ FASPEK エライザ II 卵(卵白ア ルブミン)(森永生化学研究所)(以下、モ リナガ(卵)キット)
アレルゲンアイ ELISA® II 卵(オボアル ブミン)(プリマハム)(以下、プリマハム
(卵)キット)
5.外部精度管理調査試料の均質性および安 定性
作製した試料について均質性および安定 性の確認を行った。均質性の確認は、試料 の作製後(0 ヶ月)に行った。調査試料の 各基材についてそれぞれランダムに 10 容 器から n=1 でサンプリングして、ELISA 法 による小麦タンパク質濃度の測定を行い、
平均値、標準偏差、変動係数を算出した後、
均質であるかどうかを判断した。また、試 料作製から 1.5 ヶ月(調査期間前)、5 ヶ月
(調査期間後)において試料を測定し、1.5 ヶ月における濃度に対する割合として安定 性を算出した。
均質性および安定性はモリナガ(小麦)キ ット、日本ハム(小麦)キットおよびプリマ ハム(小麦)キットの 3 種類の ELISA キット を用いて測定した。安定性には使用期限内 にある同じロットを使用した。
吸光度測定および濃度計算にはマイクロ プレートリーダーEL 808IU および計算ソフ トウェア DeltaSoft JV Ver.1.80 (Bio‑Tek Instruments, Inc.) を使用した。
外部精度管理調査には 60 機関が参加し た。これらの機関には平成 30 年 9 月 3 日に 調査試料と実施要領を宅配便(冷凍)にて 送付した。
測定には、基本的には各機関、日本ハム (小麦)キット、モリナガ(小麦)キット)、プ リマハム(小麦)キットのうち、任意の 2 種 類を使用した。測定法は測定キットのプロ トコール通り、サンプリング数は 1 試料に つき 2 抽出、ELISA 測定は 1 抽出につき 3 ウェル併行とした。また、報告書の回収期 限は平成 29 年 10 月 5 日とした。
7.外部精度管理調査結果の解析
参加機関から提出された測定値は、通知 法の別紙 5「アレルギー物質を含む食品の 検査方法を評価するガイドライン」の「4.
特定原材料検知法開発者が公表すべき検査 方法の性能とその範囲に関する提言」に「免 疫化学反応に基づく定量法では、用いる抗 体により定量値が異なることが予想され る」との記載より、試料別、測定キット別 に集計した。
これらのデータについては統計解析シス テム JMP(SAS Institute Japan) を用い、
Xbar‑R 管理図を代用した解析を実施した。
この際、Xbar 管理図の管理限界線の値は (中央値±中央値の 50%) とした。これは、
前述したガイドラインの 4.の提言にタン パク質の回収率が「50%以上、150%以下であ ること」との記載があることから、キット の測定誤差の範囲についてもこれ以下で設 定した。また、測定値から算出した各キッ トで測定された小麦タンパク質の含有率に ついては、用いるキットにより検出される 抗原のプロファイルが異なることから、各
試料およびキットごとに算出したロバスト 平均値を付与値として解析を行った。
ロ バ ス ト 方 式 の 統 計 は 、 Huber の proposal 2 の推定方式による統計をエクセ ル・マクロによるプログラム 〔作成:シス テムサポート、大隅昇〕 により行い、得ら れたロバスト平均値およびロバスト標準偏 差を用いて z‑スコアを算出した。さらに、
アンケート結果をとりまとめ、検討を加え た。今回の外部精度管理調査研究でモリナ ガ(小麦)キットを使用した機関は 60 機関、
日本ハム(小麦)キットを使用した機関は 55 機関、プリマハム(小麦)キットを使用した 機関は 4 機関であった。プリマハム(小麦) キットは使用機関数が少なかったことから キットごとの統計解析は行わなかった。
8.3 種タンパク質添加試料の検討 1)安定性
安定性試験は、ベビーフードおよびかぼ ちゃ基材について、各基材 4 容器から n=1 でサンプリングして、ELISA 法により卵、
小麦およびそばタンパク質濃度の測定を行 った。
2)加熱による検出力変化
こしあんに 3 種類のたんぱく質を加えた サンプルについて過熱により検出力変化の 検討を行った。
3 種タンパク質含有こしあんサンプル(約 10 g/tube)4 本から各チューブ n=6 で 1g/50‑mL チューブに分取した。うち、任意 の 3 本について沸騰湯浴中で、5 分間加熱 後、放冷した。各キット当たり、4 本の各 チューブから非加熱および加熱を 1 本ずつ 計 8 本について ELISA キットにより卵、小
麦およびそばタンパク質の測定を行い、加 熱、非加熱の比較を行った。
3)凍結融解による影響
試料の凍結融解による影響を検討するた めに、すでに作製してある試料(特定原材 料:卵、基材:かぼちゃペースト)を用い て凍結融解 0 回、1 回、3 回、5 回の 4 サン プルを作製し、卵タンパク含有量の測定を 行った。
試料は室温で 3 時間、放置し融解したの ち、再度、冷凍庫で凍結する、という作業 を繰り返した。
卵タンパク質の含量測定には日本ハム
(卵)キット、モリナガ(卵)キット、プリ マハム(卵)キットの 3 キットを使用した。
約 10 g ずつ試料を分注してあるチューブ を 1 条件に付き、2 チューブずつ用いた
(n=2)。
各チューブからは、1 g ずつ 3 本分注し、
1 キット当たり 1 本使用し、ELISA キットに より卵タンパク質の測定を行った。
(倫理面への配慮)
添加試料が食材であるため、誤って口に 入ることが無いよう、試料の残余や廃棄物 は速やかに焼却処分とした。
外部精度管理調査試料については、検査 終了後の調査試料の保管期間および廃棄は、
各機関の SOP に従って実施することとした。
C.D.結果および考察
1.外部精度管理調査試料の均質性 試料作製後の均質性試験 (n=10)の結果 は図 1 に、得られた含有量および変動係数 は表 1 に示した。得られた平均測定値は、
で 8.6〜10.3 µg/g、試料 2 で 8.5〜9.7µg/g となり、いずれのキットでも試料間での平 均測定値に大きな差は認められなかった。
また、キット間ではモリナガ(小麦)キット が最も高く、プリマハム(小麦)キット、日 本ハム(小麦)キットの順となった。変動係 数は試料 1 で 0.017〜0.048、試料 2 では 0.037〜0.050 とキット間、試料間ともに大 きな差は認められなかった。したがって、
試料 1、2 ともに 3 キットのいずれにおいて も均質であると判断し、作製した試料はキ ットに依存せず評価可能な検出ができると 示唆された。
2.外部精度管理調査試料の安定性
均質性に用いたキットのロットは、調査終了 前に使用期限が来るため、安定性は、均質性 とは別のロットで、作製後 1.5 ヶ月(調査期間 前)および作製後 5 ヶ月(調査期間後)に行っ た。(図 2)。その結果、試料 1 および試料 2 は 約 96%〜105%の範囲であった。
したがって、今回作製した調査試料は、調 査期間中の安定性は確保されていると判断し た。
3.外部精度管理調査結果(回収データの集 計結果)
参加機関の測定値を試料別かつ測定キット 別に集計し、結果を表 2 に示した。また、デー タ分布を図 3 に示した。モリナガ(小麦)キット は 60 機関が、日本ハム(小麦)キットは 55 機関 が、プリマハム(小麦)キットは 4 機関が使用し た。プリマハム(小麦)キットを使用した機関が 少なかったことからキットごとの統計解析は行 わなかった。モリナガ(小麦)キットと日本ハム
(小麦)キットのデータを比較すると、測定値の平均は試料 1、試料 2 ともモリナガ(小麦)キット
を示した。変動係数はモリナガキットで 0.0882
〜0.0899、日本ハム(小麦)キットでは 0.0940
〜0.0974 と日本ハム(小麦)キットでやや高い 値を示した。
4.キット別集計結果 1) モリナガ(小麦)キット (1) 試料 1 の解析結果
モリナガ(小麦)キットを用いて測定した 60 機関中、メジアン・クリーニングで除外される機 関はなかった。試料 1 における統計量を表 3 に示した。また、報告値のヒストグラムおよび正 規分位点プロットを図 4 に、z-スコアおよび順 位を図 5 に、Xbar-R 管理図を図 7 に示した。
全機関のロバスト平均値±ロバスト標準偏 差は 10.768±0.968
µg/g であった。これに基づき z-スコアを算出したところ、z-スコアの絶 対値が 3 以上の機関が 2 機関あり、これは明ら かな外れ値と考えられた。また、z-スコアの絶 対値が 2 以上、3 未満の機関は 1 機関であっ た。
Xbar 管理図で管理限界線の範囲を超えた 機関はなかったが、R 管理図で上部管理限界 線を超えた機関が 3 機関あった。
(2) 試料 2 の解析結果
モリナガ(小麦)キットを用いて測定した全 60 機関中、メジアン・クリーニングで除外された機 関は 1 機関認められた。試料 2 における統計 量を表 3 に示した。また、報告値のヒストグラム および正規確率プロットを図 4 に、z-スコアお よび順位を図 5 に、メジアン・クリーニング後の z-スコアおよび順位を図 6 に、Xbar-R 管理図 を図 7 に、メジアン・クリーニング後の Xbar-R 管理図は図 8 に示した。
全機関のロバスト平均値±ロバスト標準偏
差は 10.386±0.916 µg/g、メジアン・クリーニン
グ後の 59 機関のロバスト平均±ロバスト標準 偏差は 10.359±0.891 µg/gであった。これらに 基づきメジアン・クリーニング後の z-スコアを算 出したところ、z-スコアの絶対値が 3 以上の機 関が 1 機関あり、これは明らかな外れ値と考え られた。また、z-スコアの絶対値が 2 以上、3 未 満の機関は 2 機関であった。
メジアン・クリーニング後の Xbar 管理図で管 理限界線の範囲を超えたデータはなかった。
また、R 管理図で上部管理限界線を超えた機 関が 3 機関あった。
2) 日本ハム(小麦)キット (1) 試料 1 の解析結果
日本ハム(小麦)キットを用いて測定した全 55 機関中、メジアン・クリーニングで除外された 機関は 1 機関認められた。試料 1 における統 計量を表 4 に示した。また、報告値のヒストグラ ムおよび正規分位点プロットを図 9 に、z-スコ アおよび順位を図 10 に、メジアン・クリーニン グ後の z-スコアおよび順位を図 11 に示した。
また、Xbar-R 管理図は図 12 に、メジアン・クリ ーニング後の Xbar-R 管理図は図 13 に示し た。
全機関のロバスト平均値±ロバスト標準偏 差は 9.552±0.898 µg/g であり、メジアン・クリ ーニング後の 54 機関のロバスト平均値±ロバ スト標準偏差は 9.521±0.864 µg/g であった。
これに基づきメジアン・クリーニング後の z-スコ アを算出したところ、z-スコアの絶対値が 3 以 上の機関が 2 機関あり、これは明らかな外れ値 と考えられた。また、z-スコアの絶対値が 2 以 上、3 未満の機関は 4 機関であった。
メジアン・クリーニング後の Xbar 管理図で管 理限界線の範囲を超えたデータはなかった。
また、R 管理図で上部管理限界線を超えた機 関が 1 機関あった。
(2) 試料 2 の解析結果
日本ハム(小麦)キットを用いて測定した全 55 機関中、メジアン・クリーニングで除外された 機関は 2 機関認められた。試料 2 における統 計量を表 4 に示した。また、報告値のヒストグラ ムおよび正規分位点プロットを図 9 に、z-スコ アおよび順位を図 10 に、メジアン・クリーニン グ後の z-スコアおよび順位を図 11 に示した。
また、Xbar-R 管理図は図 12、メジアン・クリー ニング後の Xbar-R 管理図は図 13 に示した。
全機関のロバスト平均値±ロバスト標準偏 差は 9.466±0.922 µg/g であり、メジアン・クリ ーニング後の 53 機関のロバスト平均値±ロバ スト標準偏差は 9.402±0.848 µg/g であった。
これに基づきメジアン・クリーニング後の z-スコ アを算出したところ、z-スコアの絶対値が 3 以 上の機関が 1 機関あり、これは明らかな外れ値 と考えられた。また、z-スコアの絶対値が 2 以 上、3 未満の機関は 2 機関であった。
メジアン・クリーニング後の Xbar 管理図で管 理限界線の範囲を超えたデータはなかった。
また、R 管理図で上部管理限界線を超えた機 関が 1 機関あった。
3) プリマハム(小麦)キット
プリマハム(小麦)キットを用いて測定した機 関は 4 機関であったため、統計解析は実施し なかった。各機関の平均値および濃度の範囲 は図 14 に示した。
4) キットのロットと測定値について
今回の外部精度管理調査において、モリナ ガキットでは 9 ロット(1 機関使用ロット不明)、
日本ハムキットでは 6 ロットが使用されており、
ロットと測定値の関連については図 15 に示し
た。また、当センターのデータ(均一性試験 1
回、安定性試験 2 回)のデータも同時に示し
た。
が使用したロットが 3 ロット(ロットが不明の 1 機 関を含む)あり、うち 2 ロットでは測定値が z-ス コアで 3 以上となった。ロット番号(末尾 2 桁)
49 を使用した機関の検量線は他ロットの検量 線とほぼ同じ形を示していた。したがって、こ れらの 2 ロットでは他ロットとの差についてはロ ット間差のためであるかどうかはわからなかっ た。1 機関のみ使用のロット番号(末尾 2 桁)45 を含むその他のロットでは明確なロット差は認 められなかった。
日本ハム(小麦)キットについては図 15、b) の図からロット番号(末尾 2 桁)37 で他ロットより も低い数値を示しているように認められたこと から、ロット間差について精査した。ロット番号
(末尾 2 桁)37 は当センターで均一性試験時 に使用したロットでもあり、安定性試験時には 異なるロット番号(末尾 2 桁)39 を使用していた ことから、参加機関中、ロット番号(末尾 2 桁)
39 で試験を行ったデータを用いて比較を行っ た。ロット番号(末尾 2 桁)37 とロット番号(末尾 2 桁)39 の参加機関による各試料の平均値、
および当センターでの各試料の値を表 5 に示 した。ロット番号(末尾 2 桁)37 とロット番号(末 尾 2 桁)39 では試料 1、試料 2 ともに参加機関 および当センターのどちらにおいても 1
µg/g程度の差が認められた。
ロット番号(末尾 2 桁)37 については n 数が 少ないことからデータの正確性の問題もあるが、
参加機関の数値と当所における数値の両方で 2 つの試料ともに平均で 2 ロット間に差が認め られたこと、同じく n 数の問題はあるが、同一施 設内(当センター)のデータでも 2 ロット間に差 が認められたことなどから、外部精度管理を行 う場合のロット間差については今後も注意が必 要と考えられる。
(当センターを含め 5 機関)、2 ロットで、1 ロット は 1 機関しか使用していなかったが、測定値 の比較のために、図 15、c)に結果を示した。
5) 検量線について
本調査研究ではキットのロットは指定してい ないことから、各機関が入手可能なロットを使 用しての参加となった。このため、各キット、複 数ロットが使用されており、検量線の反応性を 比較することが可能であった。モリナガ(小麦) キット、日本ハム(小麦)キットおよびプリマハム
(小麦)キットの各キットの全検量線を図 16、図17、および図 18 に示した。モリナガ(小麦)キッ トおよび日本ハム(小麦)キットの検量線を比較 するとモリナガ(小麦)キットの検量線は日本ハ ム(小麦)キットの検量線よりも幅が広がってい た。また、両キットとも集団から外れた検量線が 数機関ずつ認められた。
プリマハム(小麦)キットについては、4 機関 とデータ数が少ないので参考扱いとはなるが、
ロット間より機関ごとの差が大きいように見受け られた。また、プリマハム(小麦)キットで使用さ れたロットの詳細は表 6 に示した。
次に、表 7 および表 8 に本調査研究で使用 されたモリナガ
(小麦)キットおよび日本ハム (小麦)キットのロットおよび使用期限と、使用機関数、図 19 および図 20 にモリナガ(小麦) キットおよび日本ハム(小麦)キットにおける、ロ ット別の検量線のグラフを示した。各キットは 1 機関ずつ使用期限外のものを使用していた。
また、どちらのキットにおいても全体の平均と 比較して明らかにロットごとに異なっているよう な反応は示しておらず、それぞれのキットは試 験に供した複数のロットにおいて安定した検量 線が得られた。
機関番号 12 では検量線がモリナガ(小麦)
キット、日本ハム(小麦)キットともに、集団から 低く外れた値を示しており、測定値においての 外れ値は検量線あるいは標準液の調製に問 題があった可能性も考えられた。検量線が背 景から異なっている場合、例えば、背景よりも 明らかに高い、低い、または線形が異なってい るなどの場合は注意が必要であるだろう。
6) 測定値の相関性
(1) 同一キットにおける試料間の測定値の 相関性
モリナガ(小麦)キット、日本ハム(小麦)キッ トおよびプリマ(小麦)ハムキット(参考)につい て、各機関の試料 1 と試料 2 の測定値の相関 を図 21 に示した。その結果、モリナガ(小麦) キットでは相関係数が 0.742、日本ハム(小麦) キットでは 0.838 といずれも高い相関が認めら れた。また、モリナガ(小麦)キットでは試料 1 の 測定値が試料 2 の測定値より高い機関がやや 多い結果となった。日本ハム(小麦)キットでは
データは を境にほぼ均等に分散してい
るように認められた。
(2) 同一試料におけるキット間の測定値の 相関性
各試料におけるモリナガ(小麦)キットと日本 ハム(小麦)キット間の相関を図 22 に示した。
その結果、試料 1 では相関係数が 0.526、試 料 2 では 0.819 と試料 2 で高い相関を示した。
また、試料 1、試料 2 ともモリナガ(小麦)キット での測定値が日本ハム(小麦)キットでの測定 値を上回る傾向が認められた。
5.回収データの確認
各参加機関からデータを回収後、提出され た生データと報告書のデータ確認を行った。
報告書と生データでの確認ができなかった場 合や、誤記が認められた場合などが数件認め
られた。また、今後の課題として提出に用いた 報告書様式の改善が必要な事項が見受けら れた。以下に主なものを記載する。
プレートリーダによる生データの提出がな い
報告書のデータが生データに沿った数値 かどうかの確認ができなかった。計算の確 認ができなかった。
提出された生データが報告書のデータと異 なる
報告書中に記載の数値がプレートリーダに よる生データと異なっていた。誤記と判断 できる場合は、生データの数値を採用して、
再計算を行った。
報告書の吸光度記入欄に換算後の濃度を 記入
報告書中に記入すべき数値を間違えてい た。
数値処理
数値処理の桁数、生データの数値をその まま記入等の理由により報告書の数値をそ のまま計算した場合、合致しない場合があ ったが、生データを確認した。桁数、数値 の扱いについては各施設の SOP を優先す る等のより詳細な記載が必要であったと考 える。
補正計算
重量や希釈率による補正を行っている機 関があった。適切な補正は重要であるが、
報告書に記入欄がなかったことから、一部 機関ではどのような補正を行ったかが提出 データからだけでは判別できない場合があ った。計算時の補正は必要な場合があるこ とから、報告書の記入様式を見直す必要が ある。
使用ロット
ておらず、ロット番号または使用期限から誤 記を判断した。また、外箱と試薬に記載の ロットが異なる場合があるため、何を記載す るか、報告書様式に明記する必要がある。
外部精度管理調査研究において、試験の手 技の正確性と同様に、結果を正しく報告するこ とが必要となる。提出時の一層の確認を促すと ともに正しく報告するための報告書様式を整え る必要がある。
6.検査手法のまとめ
各参加機関が検査に採用した手法をまとめ て表 9 および表 10 に示した。ピペット操作に関 して、抽出溶液等の希釈操作はすべての機関 が手動で行っていたが、プレートの洗浄方法 については、手動が 30 機関、自動が 30 機関と 半数ずつであった。また、検量線の近似曲線 は 56 機関で 4 パラメーターロジスティック
(4PL)が、4 機関で 5 パラメーターロジスティッ ク( 5PL )が採用され ていた 。検量線の相関
(R
2)はほとんどの機関で>0.99 となり、手技に 問題がないと考えられた。試料溶液の添加は すべての機関が 20 分以内に行っていた。抽 出液についてはほとんどの機関が抽出当日に 試験を行っていたが、7 日以上保存を行った 機関も認められた。抽出液の保存状態および 温度による測定値の中央値からの乖離は特に 認められなかった。
7.検査実績のまとめ
参考として参加機関における検査実績(平 成 29 年度)を表 11 および表 12 に示した。
卵、乳、小麦、そば、落花生、甲殻類の特定 原材料 6 種中、すべての種類で検査実績があ るのは 18 機関であり、参加した機関の約 1/3
れぞれ実施件数が 4000 件を超え、小麦、そば、
落花生ではそれぞれ 3000 件以上、甲殻類で は 1500 件程度であった。
8.卵、小麦およびそばタンパク質を用いた 試料の検討
1) 3 種タンパク質を用いた試料の安定性 小麦タンパク質調製液、そばタンパク質 調製液、卵タンパク質調製液の 3 種をベビ ーフードとかぼちゃペーストの 2 種の基材 に添加し、初期検討を行った。測定は各特 定原材料につき 3 種のキットを用い ELISA 法により行った。
そばタンパク質については 6 ヶ月、小麦 タンパク質と卵タンパク質については 5 ヶ 月の安定性を確認した(図 23)。
3 タンパク質ともに測定した期間内では 安定しており、基材に 3 種混合した試料は 外部精度調査試料として使用可能であると 考える。
2) 3 種タンパク質を用いた試料の過熱によ る検出力変化
3 種タンパク質を添加した試料としてこ しあんを基材にした試料を作製し、加熱(5 分、100℃)の影響を検討した。
加熱前後の含有量については図 24 に、加 熱による安定性については図 25 示す。キッ トによって反応性が異なるものの、非加熱 と加熱サンプルでは、どの特定原材料につ いてもほぼ同じ数値を示しており、本条件 下では加熱による影響は認められない。ま た、加熱により鶏卵アレルゲンが食品マト リックス中のグルテンなどと複合体を形成 するなどにより、反応性の変化が報告され ているが、今回作製した、こしあん基材中
に 3 種類の特定原材料を添加した試料にお いては、ELISA 法による検出では、加熱に よってもお互い干渉せず、安定であること がわかった。添加した各タンパク質量は微 量であるため、お互いに影響がなかったこ とが理由として考えられた。
9.凍結融解による影響
かぼちゃペーストに卵タンパク質を添加 した試料を用いて、凍結融解による影響を 検討した。結果は図 26 に見られるように、
いずれのキットにおいても、1〜5 回の凍結 融解において、コントロールと差が認めら れなかった。各キットにおける 5 回凍結融 解における 0 回凍結融解に対する相対含量 は日本ハム(卵)キット:97.2±0.4%、モリ ナガ(卵)キット:98.6±1.1%、プリマハム (卵)キット:99.2±0.2%であった。
以上の結果より、本試料は 5 回の凍結融 解を行っても、測定試料としての品質に影 響がないと結論した。したがって、再試験 のために、すでに融解した試料を再度凍結 し、使用することは可能であると考えた。
E.結論
本年度は、小麦タンパク質を添加したか ぼちゃペーストおよびベビーフードを用い た外部精度管理調査を、60 機関を対象に実 施した。
メジアン・クリーニング後にロバスト平 均値およびロバスト標準偏差を用いて z‑ス コアを算出したところ、各キットおよび試 料ごとの解析結果において z‑スコアの絶対 値が 2〜3 および 3 以上となる機関が数機関 認められた。
また、回収率を指標とした Xbar 管理図で は管理限界線の範囲を超える機関は認めら
れなかったが、R 管理図で管理限界線を超 える機関が各解析結果ごとに 1〜3 機関認 められた。
また、キットのロット間差についても注 意が必要とすることが示唆された。
さらにいずれの機関においても検量線の 相関が高かったことから今回の調査研究に 参加した機関では安定した検査技術を持っ ていると考えられた。
新規の外部精度管理調査用試料の検討で は、卵、小麦およびそばタンパク質の 3 種 を基材に同時に添加した外部精度管理調査 用試料を作製し、安定性や加熱に対する影 響を検討し、5〜6 ヶ月程度安定である機材 や加熱に対して安定な基材が得られた。ま た、凍結融解の繰り返しに対しても安定で あるとの結果が得られた。
F.健康危険情報 なし
G.研究発表 1. 論文発表 なし
2. 学会発表 なし
H.知的所有権の取得状況 1. 特許取得
なし
2.
実用新案登録 なし
3.
その他
なし
図1 外部精度管理調査試料(小麦)の均質性試験結果
表 1 外部精度管理調査試料(小麦)の均質性試験における各キットの含有量と変動係数
キットメーカー
試料 1 試料 2
含有量
(µg/g) 変動係数
含有量
(µg/g) 変動係数 モリナガ 10.3 0.048 9.7 0.050 日本ハム 8.6 0.017 8.5 0.039 プリマハム 9.6 0.039 9.2 0.037
試料1
試料2
試料1
(ブランク)
試料2
(ブランク)
モリナガキット
日本ハムキット
プリマハムキット
a) 1.5 ヶ月(調査期間前) b) 5 ヶ月(調査期間後)
図 2 外部精度管理調査試料(小麦)の含有量および安定性
*安定性は 1.5 ヶ月の測定値を 100%とする 上段は含有量、下段は安定性
含 有 量
(µg/安 定 性
*
(%) 試料 1 試料 2 試料 1 試料 2
表 2 外部精度管理調査研究における報告結果の平均値、標準偏差および変動係数
試料 1 試料 2
モリナガ
(小麦)
キット
日本ハム
(小麦)
キット
プリマハム
(小麦)
キット
**モリナガ
(小麦)
キット
日本ハム
(小麦)
キット
プリマハム
(小麦)
キット
**データ数 60 55 4 60 55 4
平均値
*(µg/g) 10.768 9.552 9.965
10.386 9.466 9.838 標準偏差
*(µg/g) 0.968 0.898 0.780
0.916 0.922 0.641 変動係数
*0.0899 0.0940 0.0783
0.0882 0.0974 0.0652
添加量 (µg/g) 10 10
*ロバスト方式
** プリマハム(小麦)キットの使用は 4 機関のため、数値は参考データ
a) 試料1
b) 試料 2
図 3 外部精度管理調査研究での各試料(小麦)におけるキットごとのデータ分布
測 定 値 (µ g/
/g)
n=4 n=60 n=55
モリナガ 16
14
10 12
8
日本ハム プリマハム
メーカー
16
8 12 20 24
プリマハム モリナガ 日本ハム
メーカー
n=4 n=60 n=55
測 定 値 (µ g/
/g)
表 3 モリナガ(小麦)キットによる測定結果の統計量一覧
試料名 試料 1 試料 2
統計量の種類 ロバスト方式 ロバスト方式
ロバスト方式(メジ アン・クリーニング
後)
測定の 統計量
データ数
(有効機関数) 60 60 59
平均値 10.768 10.386
10.359分散 0.936 0.838
0.794標準偏差 0.968 0.916
0.891変動係数 0.08986 0.08815
0.08603第 1 四分位数(Q1) 10.188 9.683
9.670中央値(メジアン) 10.855 10.350
10.310第 3 四分位数(Q3) 11.220 10.978
10.970最大値 12.208 11.748
11.684最小値 9.329 9.024
9.033範囲 2.879 2.724
2.651四分位範囲 1.033 1.295
1.300測定の 差
R の平均 0.484 0.402 0.402
上部管理限界 1.580 1.314 1.314
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 60)
図 4 モリナガ(小麦)キットを用いた測定によるヒストグラムおよび正規分位点プロット
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 60) 図 5 モリナガ(小麦)キットを用いた測定による z-スコアおよび順位
機関番号は左から試料1:57, 32, 52, 24, 13, 46, 4, 53, 28, 42, 47, 31, 17, 10, 61, 33, 35, 20, 43, 51, 18, 29, 59, 45, 49, 9, 30, 36, 54, 21, 1, 3, 5, 2, 39, 60, 26, 38, 27, 25, 34, 37, 8, 19, 14, 22, 50, 23, 16, 44, 11, 40, 58, 41, 55, 6, 48, 56, 12, 7、試料 2:4, 24, 13, 53, 57, 52, 17, 28, 20, 32, 10, 43, 29, 47, 60, 18, 46, 5, 45, 31, 2, 3, 30, 38, 61, 51, 42, 35, 37, 14, 27, 1, 49, 23, 54, 39, 26, 25, 34, 50, 21, 36, 33, 8, 11, 44, 16, 58, 55, 19, 9, 6, 22, 59, 40, 56, 41, 48, 7, 12
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
― ― 1 3.474
― ― 2 3.144
― ― 3 2.513
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
1 -2.103 1 11.484
― ― 2 3.281
図中 z-スコア 4 以上は 4 に設定 機関番号
機関番号
z-ス コア
-4 -2 0 2 4
-4
-2
0
2
4
(機関数 59)
図 6 モリナガ(小麦)キットを用いた測定による z-スコアおよび順位(試料 2、メジアン・クリーニング後)
機関番号は左から試料 2:4, 24, 13, 53, 57, 52, 17, 28, 20, 32, 10, 43, 29, 47, 60, 18, 46, 5, 45, 31, 2, 3, 30, 38, 61, 51, 42, 35, 37, 14, 27, 1, 49, 23, 54, 39, 26, 25, 34, 50, 21, 36, 33, 8, 11, 44, 16, 58, 55, 19, 9, 6, 22, 59, 40, 56, 41, 48, 7
z-スコア
≤-2 の順位
z-スコア 2
≤z-スコア の順位
z-スコア
1 -2.130 1 3.402
― ― 2 2.021
z-スコ
-4 -2 0 2 4
機関番号
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 60)
図 7 モリナガ(小麦)キットを用いた測定による Xbar-R 管理図
機関番号(左から) 試料1:57, 32, 52, 24, 13, 46, 4, 53, 28, 42, 47, 31, 17, 10, 61, 33, 35, 20, 43, 51, 18, 29, 59, 45, 49, 9, 30, 36, 54, 21, 1, 3, 5, 2, 39, 60, 26, 38, 27, 25, 34, 37, 8, 19, 14, 22, 50, 23, 16, 44, 11, 40, 58, 41, 55, 6, 48, 56, 12, 7; 試料 2:4, 24, 13, 53, 57, 52, 17, 28, 20, 32, 10, 43, 29, 47, 60, 18, 46, 5, 45, 31, 2, 3, 30, 38, 61, 51, 42, 35, 37, 14, 27, 1, 49, 23, 54, 39, 26, 25, 34, 50, 21, 36, 33, 8, 11, 44, 16, 58, 55, 19, 9, 6, 22, 59, 40, 56, 41, 48, 7, 12
Xbar 管理図(上段)の上部管理限界線(UCL)および下部管理限界線(LCL)は中央値±50%とした。R 管理図(下段)の UCL および LCL は R の平均値と JIS ハンドブックの係数 D4(=3.267)から算出した。
機関番号 試料
中濃 度の 平均 (µg/g
試料 中濃 度の 範囲 (µg/g)
4 6 8 10 12 14 16 18
中央値=10.86
LCL=5.43 UCL=16.28
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0
Avg=0.484
LCL=0.00 UCL=1.580
10 15 20 25
5
中央値=10.35
LCL=5.18 UCL=15.53
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
Avg=0.402
LCL=0.000
UCL=1.314
機関番号
図 8 モリナガ(小麦)キットを用いた測定による Xbar-R 管理図(試料 2、メジアン・クリーニング後)
機関番号(左から) 試料 2:4, 24, 13, 53, 57, 52, 17, 28, 20, 32, 10, 43, 29, 47, 60, 18, 46, 5, 45, 31, 2, 3, 30, 38, 61, 51, 42, 35, 37, 14, 27, 1, 49, 23, 54, 39, 26, 25, 34, 50, 21, 36, 33, 8, 11, 44, 16, 58, 55, 19, 9, 6, 22, 59, 40, 56, 41, 48, 7
Xbar 管理図(上段)の上部管理限界線(UCL)および下部管理限界線(LCL)は中央値±50%とした。R 管理図(下段)の UCL および LCL は R の平均値と JIS ハンドブックの係数 D4(=3.267)から算出した。
4
6
8
10 12 14 16
中央値=10.31
UCL=15.4
LCL=5.1
Avg=0.402
LCL=0.000
UCL=1.313
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
試料 中濃 度の 平均 (µg/g
試料 中濃 度の 範囲 (µg/g)
機関番号
表 4 日本ハム(小麦)キットによる測定結果の統計量一覧
試料名 試料 1 試料 2
統計量の種類 ロバスト方式 ロバスト方式
(メジアン・クリ ーニング後)
ロバスト方式 ロバスト方式
(メジアン・クリ ーニング後)
測定 の統 計量
データ数
(有効機関数) 55 54 55 53
平均値 9.552 9.521 9.466 9.402
分散 0.806 0.747 0.850 0.719
標準偏差 0.898 0.864 0.922 0.848 変動係数 0.09402 0.09075 0.09739 0.09019 第 1 四分位数(Q1) 8.930 8.925 8.790 8.770
中央値(メジアン) 9.550 9.525 9.420 9.410 第 3 四分位数(Q3) 10.040 10.010 10.000 9.885 最大値 10.886 10.805 10.836 10.661
最小値 8.217 8.237 8.096 8.142
範囲 2.669 2.568 2.740 2.520
四分位範囲 1.110 1.085 1.210 1.115 測定
の差
R の平均 0.516 0.512 0.295 0.281 上部管理限界 1.684 1.672 0.963 0.918
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 55) 図 9 日本ハム(小麦)キットを用いた測定によるヒストグラムおよび正規分位点プロット
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 55) 図 10 日本ハム(小麦)キットを用いた測定による z-スコアおよび順位
機関番号は左から試料 1:53, 24, 30, 32, 3, 38, 47, 57, 28, 46, 61, 17, 31, 5, 25, 37, 42, 16, 45, 35, 6, 29, 51, 43, 54, 26, 52, 19, 4, 49, 33, 41, 2, 9, 40, 11, 58, 27, 44, 39, 20, 22, 14, 59, 1, 21, 60, 36, 10, 50, 48, 7, 34, 12, 23、試料 2:53, 24, 30, 38, 61, 57, 37, 17, 3, 46, 4, 28, 31, 25, 52, 32, 45, 47, 43, 27, 16, 5, 29, 11, 51, 49, 42, 26, 60, 2, 22, 41, 58, 33, 14, 35, 39, 19, 54, 20, 44, 1, 59, 40, 21, 10, 6, 9, 36, 7, 50, 48, 34, 23, 12
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
1 -2.719 1 7.804
2 -2.196 2 4.797
― ― 3 4.452
― ― 4 2.370
― ― 5 2.058
図中 z-スコア 4 以上は 4 に設定
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
1 -2.143 1 12.165
― ― 2 6.546
― ― 3 2.749
― ― 4 2.174
図中 z-スコア 4 以上は 4 に設定 機関番号
z- スコ ア
-4 -2 0 2 4
-4
-2
0
2
4
a) 試料 1 b) 試料 2
図 11 日本ハム(小麦)キットを用いた測定による z-スコアおよび順位(メジアン・クリーニング後)
機関番号は左から試料 1:53, 24, 30, 32, 3, 38, 47, 57, 28, 46, 61, 17, 31, 5, 25, 37, 42, 16, 45, 35, 6, 29, 51, 43, 54, 26, 52, 19, 4, 49, 33, 41, 2, 9, 40, 11, 58, 27, 44, 39, 20, 22, 14, 59, 1, 21, 60, 36, 10, 50, 48, 7, 34, 12、試料 2:53, 24, 30, 38, 61, 57, 37, 17, 3, 46, 4, 28, 31, 25, 52, 32, 45, 47, 43, 27, 16, 5, 29, 11, 51, 49, 42, 26, 60, 2, 22, 41, 58, 33, 14, 35, 39, 19, 54, 20, 44, 1, 59, 40, 21, 10, 6, 9, 36, 7, 50, 48, 34
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
1 -2.790 1 5.022
2 -2.246 2 4.663
― ― 3 2.499
― ― 4 2.175
図中 z-スコア 4 以上は 4 に設定 (機関数 54)
z-スコア≤
-2 の順位
z-スコア 2 ≤ z-スコ アの順位
z-スコア
1 -2.255 1 3.064
― ― 4 2.439
(機関数 53) 機関番号
z- スコ ア
機関番号
-4 -2 0 2 4
-4
-2
0
2
4
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 55)
図 12 日本ハム(小麦)キットを用いた測定による Xbar-R 管理図
機関番号は左から試料 1:53, 24, 30, 32, 3, 38, 47, 57, 28, 46, 61, 17, 31, 5, 25, 37, 42, 16, 45, 35, 6, 29, 51, 43, 54, 26, 52, 19, 4, 49, 33, 41, 2, 9, 40, 11, 58, 27, 44, 39, 20, 22, 14, 59, 1, 21, 60, 36, 10, 50, 48, 7, 34, 12, 23、試料 2:53, 24, 30, 38, 61, 57, 37, 17, 3, 46, 4, 28, 31, 25, 52, 32, 45, 47, 43, 27, 16, 5, 29, 11, 51, 49, 42, 26, 60, 2, 22, 41, 58, 33, 14, 35, 39, 19, 54, 20, 44, 1, 59, 40, 21, 10, 6, 9, 36, 7, 50, 48, 34, 23, 12
Xbar 管理図(上段)の上部管理限界線(UCL)および下部管理限界線(LCL)は中央値±50%とした。R 管理図(下段)の UCL および LCL は R の平均値と JIS ハンドブックの係数 D4(=3.267)から算出した。
試料 中濃 度の 範囲 (µg/
機関番号 試料
中濃 度の 平均 (µg/g
機関番号
5 10 15 20
中央値=9.55
LCL=4.7 UCL=14.33
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5
Avg=0.516
LCL=0.000
UCL=1.684
5 10 15 20 25
中央値=9.42 LCL=4.71
UCL=14.13
0.0
0.5
1.0
1.5
Avg=0.295
LCL=0.000
UCL=0.96
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 54) (機関数 53)
図 13 日本ハム(小麦)キットを用いた測定による Xbar-R 管理図(メジアン・クリーニング後)
機関番号は左から試料 1:53, 24, 30, 32, 3, 38, 47, 57, 28, 46, 61, 17, 31, 5, 25, 37, 42, 16, 45, 35, 6, 29, 51, 43, 54, 26, 52, 19, 4, 49, 33, 41, 2, 9, 40, 11, 58, 27, 44, 39, 20, 22, 14, 59, 1, 21, 60, 36, 10, 50, 48, 7, 34, 12、試料 2:53, 24, 30, 38, 61, 57, 37, 17, 3, 46, 4, 28, 31, 25, 52, 32, 45, 47, 43, 27, 16, 5, 29, 11, 51, 49, 42, 26, 60, 2, 22, 41, 58, 33, 14, 35, 39, 19, 54, 20, 44, 1, 59, 40, 21, 10, 6, 9, 36, 7, 50, 48, 34
Xbar 管理図(上段)の上部管理限界線(UCL)および下部管理限界線(LCL)は中央値±50%とした。R 管理図(下段)の UCL および LCL は R の平均値と JIS ハンドブックの係数 D4(=3.267)から算出した。
試料 中濃 度の 平均 (µg/g
試料 中濃 度の 範囲 (µg/
機関番号 機関番号
中央値=9.53
LCL=4.76
4 6 8 10 12 14
16
UCL=14.29中央値=9.41
LCL=4.71
4 6 8 10 12 14
16
UCL=14.120.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
UCL=1.673Avg=0.512
LCL=0.000
0.0
0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
UCL=0.918
Avg=0.281
LCL=0.000
a) 試料 1 b) 試料 2
(機関数 4)
図 14 プリマハム(小麦)キットを用いた測定による平均値および濃度の範囲 機関番号は左から試料 1:13, 7, 8, 56、試料 2:13, 7, 8, 56
機関番号 機関番号
試料 中濃 度の 平均 (µg/g
試料 中濃 度の 範囲 (µg/
4 16 14 12 10 8 6
中央値=10.09
16 14 12 10 8 6 4
中央値=9.99
0.0 1.5
1.0
0.5
中央値=0.250
0.0 1.
1.0
0.5
中央値=0.350
a) モリナガ(小麦)キット
b) 日本ハム(小麦)キット
c)
プリマハム(小麦)キット
図 15 各キットで得られた測定値のロット間比較
ロット番号(末尾 2 桁)
測 定 値
µ測 定 値
µ測 定 値
µ45 49 50 51 52 53 54 55 56
不明
ロット番号(末尾 2 桁)
試料
1試料
2食薬センター試料
1食薬センター試料
235 37 38 39 40 41
ロット番号(末尾 2 桁)
07 11
表 5 日本ハム(小麦)キットロット番号(末尾 2 桁)37 と 39 の平均
日本ハム(小麦)キットのロット番号
(末尾 2 桁)
平均(µg/g)
試料 1 試料 2
37 (4 試験) 8.30 8.34
39 (28 試験) 9.42 9.30
37(食薬センター、1 試験) 8.56 8.50
39(食薬センター、2 試験の平均) 9.82 9.65
図 16 モリナガ(小麦)キットを用いた測定における検量線(60 機関)
個別は図 19 を参照
図 17 日本ハム(小麦)キットを用いた測定における検量線(55 機関)
個別は図 20 を参照
総平均
総平均
タンパク質量 (ng/mL) 吸
光 度 (O D
450–O
タンパク質量 (ng/mL) 吸
光 度 (O D
450–O
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5
0 10 20 30 40 50
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5
0 10 20 30 40 50
図 18 プリマハム(小麦)キットを用いた測定における検量線(4 機関)
表 6 外部精度管理調査研究で使用されたプリマハム(小麦)キットのロットおよび使用機関数
ロット 使用期限 使用機関数
1707GLS 2018.8 1 1711GLS 2018.12 3 タンパク質量 (ng/mL) 吸
光 度 (O D
450–
O
0.
0.
1.
1.
2.
0 1 2 3 4 5
機関番号 7 (ロット番号 1711) 8 (1711) 13 (1707)
56 (1711) 平均
表 7 外部精度管理調査研究で使用されたモリナガ(小麦)キットのロットおよび使用機関数
a) 17JLSFGD045, 17NOSFGD049, 不明 b) 17DESFGD050
c) 18FESFGD051 d) 18MASFGD052
図 19-1 モリナガ(小麦)キットを用いた測定におけるロット別検量線
ロット 使用期限 使用機関数
17JLSFGD045 2018.7.13 1 17NOSFGD049 2018.11.9 1 17DESFGD050 2018.12.7 2 18FESFGD051 2019.2.13 2
18MASFGD052 2019.3.1 5
18APSFGD053 2019.4.4 11 18MYSFGD054 2019.5.8 15 18JUSFGD055 2019.6.11 20
18JLSFGD056 2019.7.9 2
不明
–1
吸 光 度 (OD
450–
タンパク質量 (ng/mL)
e) 18APSFGD053 f) 18MYSFGD054
g) 18JUSFGD055 h) 18JLSFGD056
図 19-2 モリナガ(小麦)キットを用いた測定におけるロット別検量線
吸 光 度 (OD
450–
タンパク質量 (ng/mL)
表 8 外部精度管理調査研究で使用された日本ハム(小麦)キットのロットおよび使用機関数
ロット 使用期限 使用機関数
FKEW1735 2018.6 1
FKEW1837 2018.9 4
FKEW1838 2018.11 5
FKEW1839 2019.3 27
FKEW1840 2019.5 16
FKEW1841 2019.6 2
a) FKEW1735, FKEW1841 b) FKEW1837
c) FKEW1838
図 20-1 日本ハム(小麦)キットを用いた測定におけるロット別検量線
吸 光 度 (OD
450–
タンパク質量 (ng/mL)
a) FKEW1839 b) FKEW1840
図 20-2 日本ハム(小麦)キットを用いた測定におけるロット別検量線
吸 光 度 (OD
450–
タンパク質量 (ng/mL)
a) モリナガ(小麦)キット(60 機関)
b) 日本ハム(小麦)キット(55 機関)
c) プリマハム(小麦)キット(4 機関)
図 21 同一キット内における測定値の試料間の相関性 図中の楕円は 95%の確率楕円を示す。点線は a) 試料1(55 機関)
6 8 10
12
14
16
18
20
22
6 8 10 12 14 16
18
試 料 2 (µg /g)
試料 1 (µg/g) 試料 1 (µg/g)
6 8 10 12 14 16 18 20 22
6 8
10 12 14 16 18
試
料 2 (µg /g)
試料 1 (µg/g)
試 料 2 (µg /g)
試料 1:9.97±0.69 µg/g 試料 2:9.84±0.57 µg/g 試料 1:9.75±1.50 µg/g 試料 2:9.74±1.93 µg/g R = 0.838 (p < 0.0001) 試料 1:10.85±1.10 µg/g 試料 2:10.56±1.63 µg/g R = 0.742 (p < 0.0001)
8 9 10 11 12
8 9 10 11 12
b) 試料 2 (55 機関)
図 22 同一試料内での測定値のキット間の相関性 楕円は 95%の確率楕円を示す。点線は
6 8 10 12 14 16 18 20 22
6 8 10 12 14 16 18 20 22
6 8 10 12 14 16 18 20 22
6 8 10 12 14 16 18 20 22
モリナガ:10.80±1.05 µg/g 日本ハム:9.75±1.50 µg/g R = 0.526 (p < 0.0001) 日
本 ハ ム (µg /g)
モリナガ (µg/g)
日 本 ハ ム (µg /g)
モリナガ (µg/g)
モリナガ:10.56±1.68 µg/g
日本ハム:9.74±1.93 µg/g
R = 0.819 (p < 0.0001)
表 9 平成 30 年度外部精度管理調査研究における各機関の採用手法(全般)
(60 機関)
* 4PL:4 パラメーターロジスティック
** 5PL:5 パラメーターロジスティック
項目 1 2 3 4 5 6
抽出方法 振盪 転倒撹拌 不明
58 1 1
振盪時間(12h <) < 14 14 -16 16 < 不明
(h) 4 24 31 1
振盪速度 < 90 90 - 110 110 < 不明
(rpm) 4 52 3 1
ろ過 実施 実施せず
43 17
遠心分離 実施 実施せず
59 1
抽出溶液等 手動 自動
の希釈操作 60 0
電動 連続分注
マルチch シングルch シングルch
2 7 45 3 1 2
洗浄方法 手動 自動
30 30
検量線の 4PL* 5PL**
回帰法 56 4
手動
その他 試薬の添加時の
ピペットタイプ
連続分注 マルチch シングルch