• 検索結果がありません。

第6章 都市計画マスタープランの実施方針

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "第6章 都市計画マスタープランの実施方針"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

6

(2)

都市計画マスタープランの実現に向けた

基本的な考え方

1

 浦安市のまちづくりが開発から成熟へと大きく移り変わり、まちづくりの取り組みも、これ

までのまちを「つくる」段階からまちを維持・活用する「守り・育てる」段階へと展開する必

要があります。そのためには、市民・事業者・行政がそれぞれ適切な役割を担い、協働による

まちづくりを進める必要があります。

 協働によるまちづくりでは、まちづくりの担い手 が目標や取り組み方針の実現に向け、それぞれの果 たすべき役割と責任を自覚して、お互いに協力して 取り組みを進めることが重要です。

 まちづくりの担い手となる地域社会の構成員は、 市民・事業者・行政と多岐に渡ります。ここでは、 これらを「市民」、「事業者」、「行政」に分け、協働 のまちづくりを進めるための、それぞれに求められ る役割を示します。

① 市民の役割

 市民とは、市民個人、まちづくり活動団体、浦安 市内で企業活動を行う事業所のことをいいます。  市民は、地域のコミュニティの一員として、まち づくりへの理解を深め、地域課題を解決し、まちの 魅力や活力を維持・向上するよう、自発的・主体的 にまちづくりに取り組むとともに、行政の実施する まちづくり施策に積極的に参加し、協力することが 必要です。

 市民個人は、地域課題の解決や地域の価値の維持・ 向上に向けて、自発的・主体的にまちづくり活動団 体を組織し、持続的なまちづくり活動に取り組むこ とが期待されます。

 まちづくり活動団体は、地域課題の特性やテーマ 性に応じて、相互に連携・協力し、地域協働へ展開 することが期待されます。

1

 まちづくりにおける市民・事業者・行政の役割

 事業所は、地域社会の構成員としての自覚を持ち、 企業活動を通して、活力ある魅力的なまちづくりに 貢献することが期待されます。

② 事業者の役割

 事業者とは、浦安市において開発事業や建築行為 などを行うまちづくり事業の主体をいいます。  事業者は、自らが行うまちづくり事業が都市や地 域に大きな影響を与えているという自覚と責任を持 ち、地域のコミュニティを尊重し、地域の社会や空 間に与える影響に配慮しつつ、自ら質の高いまちづ くりに積極的に取り組むことが必要です。また、市 民と同様、地域社会を構成する一員としての自覚を 持ち、まちづくりへの理解を深め、まちづくり事業 を通して活力ある魅力的なまちづくりに貢献すると ともに、市民や行政との信頼に基づいた協力関係を 築くことが期待されます。

③ 行政

の役割

 行政は、市民や事業者がまちづくりに主体的に取 り組む意識を醸成しつつ、それぞれが積極的にまち づくりに参加し、主体的にまちづくりに取り組める

(3)

1 都市計画マスタープランの実現に向けた基本的な考え方

6

よう支援や機会の充実、必要な情報の提供・共有化 に取り組むことが必要です。また、関連する部局が 相互に調整・連携してまちづくり施策を総合的・効 果的に連動させ、まちづくりを推進することが必要

です。さらに、多様な主体のまちづくりを総合的・ 効果的に調整するとともに、自らまちづくり施策を 推進することが必要です。

 市民・事業者・行政の行う活動や事業は、目的や 対象が重なり合う部分があります。協働によるまち づくりを推進するためには、それぞれの特性が活か されるよう、活動や事業の内容を見極めることが重 要です。そのため、地域社会の構成員である市民・

2

 協働によるまちづくりの推進

事業者・行政がそれぞれに求められる役割を理解す るとともに、相互に連携した体制づくりやそれぞれ の役割のもとに行う活動や取り組みを効果的に連動 させる仕組みづくりを進めることが必要です。

■協働に適した領域と協働の主な方法(概念図)

市民主体の まちづくりの展開

都市計画制度の活用などに よるまちづくりの推進 協働に適した領域

まちづくり活動の領域 行政の領域

まちづくり活動 団体の責任と主 体性によって独 自に行う領域

まちづくり活動団 体の主体性の下に 行政の協力によっ て行う領域

まちづくり活動団 体と行政が双方の 主体性の下に協力 して行う領域

行政の主体性の下 にまちづくり活動 団体の協力によっ て行う領域

(4)

① まちづくり情報の共有

 まちづくりを進めるためには、各地域の特性や課 題、まちづくりや開発計画の動向などさまざまな情 報を共有することが重要です。

 そこで、まちづくりに関する情報をわかりやすく 提供するとともに、市民や事業者が行うまちづくり・ まち育てに関する取り組みや情報などの共有化を図 ります。

② まちづくりの人材の育成

 まちづくりへの理解や関心を高めるためには、ま ちづくりに参加できる機会やまちづくり学習の充実 などが必要です。また、地区などでのまちづくり活 動を進めていくには、リーダーの存在も重要です。  このため、さまざまな人を対象にまちづくりへの 参加の機会を提供するとともに、学校教育や社会教 育の場でのまちづくり学習の充実や、さまざまなま ちづくりの情報や研究機会を提供するなど、まちづ くりの担い手の発掘と育成などに努めます。

③ まちのルールづくりへの多様な支援

 浦安市では、地区計画や建築協定、景観協定など を活用したまちのルールづくりや住民が自主的に行 うまちのルールづくりなどを支援するため、都市計 画や建築などの専門家を派遣するまちづくりアドバ イザー派遣制度を実施しています。また、市職員自 らが地域に出向いて地域情報の提供やアドバイスを 行うまちづくり出前講座なども実施しています。今 後、こうした取り組みの充実を図るとともに、集合 住宅の建替え検討やさまざまな課題に対応した支援 についても検討を進めます。

 身近なまちづくり・まち育てへの

啓発・支援

 身近なまちづくり・まち育ては、まちの住み手や 使い手である市民自らが、敷地内の緑化や生垣の保 全や創出、美しい街並みづくりなどに取り組むこと から始まります。そこで、向こう三軒両隣など小さ なコミュニティ単位における良好な環境、街並みづ くりについての方策を引き続き検討します。  また、住民が取り組む、緑化活動、美化活動、環 境学習活動などの身近なまちづくり活動の働きかけ やその支援を行います。

市民主体のまちづくりの展開

2

 住みよいまちを実際につくりあげていくには、そこに住む市民の力が必要です。特に、地区

の固有の事情に精通する市民は、地区レベルのさまざまな問題や、住環境・みどりなどの生活

に身近な問題を解決するために、主体となってきめ細かなまちづくりを担う必要があります。

そのためには、市民や地域でより良いまちの姿について考え、それに必要な活動を積極的に展

開することが重要です。

(5)

6

2 市民主体のまちづくりの展開

⑤ 地域活動の推進

 ソーシャルキャピタルとは、信頼関係のもと築か れた人間関係や社会的なつながりのことで、人々の 協調や協力により、社会的利益を高めると考えられ ています。自治会活動やボランティア活動などが活 発な地域では、地域が主体のまちづくりも活性化す ると考えられています。

 このため、自治会や小・中学校の

PTA

など、従

来からの地域活動団体の活性化を通じ、市民や地域 主体のまちづくりを推進します。

 地区課題の解決に向け、まちづくり活動を一層推 進するためには、類似する課題を抱える自治会など の地域活動団体同士の交流や連携、地域活動団体と

景観・環境・安全・安心・福祉・教育などのテーマ に沿った市民活動団体との交流や連携など、地域協 働の体制を強化するとともに、できるところから地 域のまちづくり活動を実行していく仕組みづくりが 重要です。

 例えば、駅周辺のまちづくりなどでは、関係権利 者や行政をはじめ、関係する事業者や商店会などが 多く参加する協働事業を含め、継続的な検討と取り 組みを進めるための「(仮称)まちづくり検討協議会」 などの体制づくりが必要です。

(6)

 浦安駅周辺地区や堀江・猫実・当代島地区の密集 市街地など、総合的・段階的なまちづくりを進める 必要のある地区では、さまざまな都市計画制度など を活用したまちづくりを推進します。また、建築基

 都市づくりの目標で定めた土地利用方針を踏ま え、地域の特性を活かした秩序あるまちづくりを進 めるため、建物の用途や高さなどのルールについて、 都市計画の多様な地域地区などの活用を通してその 実現を図ります。

●建物用途などのルールの検討

 これまで工場と住宅などが混在していた地域のな かには、土地利用状況の変化などを踏まえ、より適 切な用途地域へと見直すことが必要な地域も現れて きました。そこで、当代島二丁目の準工業地域では、 既に中高層集合住宅を中心とした土地利用に転換が 進んでいることから、住居系用途地域への見直しを 検討します。また、北栄四丁目の準工業地域など、 工場などと住宅とが調和した住環境の維持が求めら れている地区では、都市計画の規制・誘導制度など の検討を行います。

 都市拠点や都市のネットワーク軸などでは、魅力 的な都市機能の立地とゆとりとうるおいのある景観 形成の誘導が図られるよう、都市計画法や景観法な どを活用したルールづくりを検討します。

 国道

357

号沿道の第一種住居地域に指定されて

いる低層住宅ゾーンでは、地区計画などの活用によ

準法に基づくすべての事務権限を持つ特定行政庁へ 移行するとともに、主体的に法令を運用するなど地 域特性に配慮した独自のまちづくりを進めます。

り低層住宅地としての適切な土地利用の保全が図ら れるよう支援します。

 堀江・猫実・当代島地区の密集市街地では、地域 の防災機能の向上を目指し、新たな防火規制や支援 制度などを検討するとともに、新たな建築ルールづ くりを進めます。

 京葉線複々線用地では、地区計画などを活用し、 適切な土地利用を誘導します。

●建物高さなどのルールの検討

 第一種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第 二種住居地域では斜線制限型高度地区の導入など、 既に一定の建物の高さのルールを定めていますが、 中高層集合住宅の建築に伴う周辺の低層住宅などと の住環境の調整を図る上で、地域特性に応じた新た な高さのルールづくりの検討が必要となっていま す。地域特性に応じたきめ細かな高さのルールづく りや近隣商業地域における高度地区規制などについ て検討を進めます。

3

都市計画制度の活用などによる

まちづくりの推進

1

 都市計画制度の活用などによる総合的・段階的なまちづくりの推進

(7)

6

3 都市計画制度の活用などによるまちづくりの推進

●大規模開発事業などの情報把握の仕組みの検討  開発規模の大きな事業や中高層建物は、周辺環境 や公共施設需要への影響をはじめ周辺のコミュニ ティにも大きな影響を及ぼすことから、大規模な土 地取引など、大規模開発事業などの情報を早期に把 握し、都市計画マスタープランの各種方針に適合し、 周辺のまちづくりへの貢献や良好なコミュニティの 維持・形成につながる適正なまちづくり事業へと調 整を図っていく必要があります。

 これまでの開発事業の調整の仕組みを検証しつ つ、大規模開発事業などの情報把握の仕組みなどを 検討します。特に、誘致した都市機能が適切に維持 されるよう、開発を伴う土地取引については早期に 情報を把握する仕組みを検討します。

3

 良好な開発事業に向けた調整・守り育てる仕組みの充実

4

 都市計画制度への市民参加の充実

●開発時における地区のルールづくりの促進  開発事業については、宅地開発事業などに関する 条例に基づく調整・協議を踏まえて形成される住環 境が、エンドユーザーである居住者などにより将来 にわたって適切に維持保全されるような仕組みづく りが重要です。

 そこで、開発事業により形成される住環境が将来 にわたって適切に維持保全されるよう、開発時から 地区計画や建築協定などの地区のルールづくりを促 進します。

 都市計画の地域地区などの決定・変更を検討する 場合には、早期の段階から適切な情報提供と市民参 加が図られる仕組みを検討し、市民参加の充実を図 ります。

 また、都市計画法で制度化されている都市計画の 提案制度についても、市民が都市計画の提案が行い

(8)

計画の推進のために

4

 都市づくりの目標に示した「都市構造」や「土地 利用方針」などの実現に向け、計画期間で重点的に 取り組む必要のある拠点・都市のネットワーク軸・ 水辺の環境軸について、計画的に各種のまちづくり 事業に着手し、実施することが重要です。

 このため、関連する分野別計画や個別計画との調 整・連携を図りながら、取り組みを推進するプログ ラムを策定し、都市計画関連制度の活用や各種のま ちづくり事業の連動を図るなど計画的な取り組みを 進めます。

1

 重点的に取り組むまちづくり

3

 市民・事業者主体のまちづくり

 地区のまちづくり課題の進展などから、課題解決 に積極的に取り組む必要がある地区では、行政の働 きかけや支援に加え、市民が主体となったまちづく りへの取り組みが不可欠です。また、まちづくり事 業を行う事業者は自ら質の高いまちづくりに積極的 に取り組むことが求められています。例えば、良好 な街並みの維持や問題点の改善などのため、市民が 主体となって策定する地区計画や建築協定などの地 区のルールづくりや、市が管理する道路・公園・緑  東日本大震災では、液状化現象により道路や上下 水道などの都市基盤施設が被害を受け、市民生活に 大きな影響を及ぼしました。

 今回の経験を踏まえ、今後、発生が懸念される首都 直下地震などによる被害を最小限に抑え、被災して

2

 災害に強いまちづくり

も早期復旧できる対策などを講じる必要があります。  このため、さまざまな災害に備えて市街地特性に 応じた防災機能の強化に取り組むとともに、都市基 盤施設の機能、性能が確保できるよう対策を進めま す。

地などの都市基盤施設を市民自らの活動と責任で、 市と協働で管理するアドプト制度、身近な生活環境 の整備のために、市民自らが行うハード整備などが 考えられます。

 このような市民・事業者が主体となった活動や事 業の機運が高まった地区については、計画的・効果 的にまちづくりを推進していけるよう、取り組みを 進めます。

 上記

1

重点的に取り組むまちづくり、

2

災害に強いまちづくり、

3

市民・事業者主体のまちづくりを進め

るための取り組み方針については、次頁以降に示します。

(9)

6

4 計画の推進のために

■重点的に取り組むまちづくり[参照:5章 1 市街地(拠点・軸)のまちづくり方針/102ページ]

重点的にまちづくりに

取り組む地区 取り組み方針 まちづくり事業

着手目標

関連する方針や計画 前期 後期

1 浦安駅周辺 •浦安駅周辺の再整備 •ステップけた検討・推進1区域の事業化に向 ○ •浦安駅周辺まちづくり取り組み方針 2

新浦安駅周辺 •新浦安駅前広場 の改善

• 南口広場歩車道部の改修 ○ •浦安市景観計画・景 観重点区域

•美浜及び入船地区地 区計画

3 舞浜駅周辺 • 舞浜駅前広場の改善南口広場歩車道部の改修北口駅前広場用地の活用検討 4

シ ビ ッ ク セ ン ター

•行政機能や防災 機能の充実

•市庁舎と浦安公園の一体整備 ○ •浦安市新庁舎建設基 本構想

•浦安市新庁舎建設基 本計画

5 新 町 地 域 セ ンター •行政サービス施設の充実 •消防署出張所の整備 ○ 6

海辺の交歓エリ ア

•親水性の高い空 間整備

•墓地公園の整備 •環境学習施設の整備

•観光漁業基地や海辺のコアの 適切な開発誘導

○ ○ ○

• 浦安市景観計画・景 観重点区域

•日の出、明海及び高 洲地区地区計画

7

シンボルロード 沿道

•魅力的な道路空 間の整備

•自転車通行区分の視覚的分離 •景観重要公共施設の位置づけ

の検討

○ ○

•浦安市景観計画・景 観重点区域

•日の出、明海及び高 洲地区地区計画

8 第二東京湾岸道路用地 •広域幹線道路の整備 • 用地の暫定整備• 未利用地の有効活用 9 若潮通り沿道 •土地利用の規制・誘導 • 京葉線複々線用地の規制・誘 ○ 10

シンボルロード 沿道

都 市 計 画 道 路

3・3・8号沿道

•歩行空間の適切 な維持保全

•セットバック部分の適切な維 持保全

11 舞浜海岸ゾーン • 護岸機能の向上 • 舞浜地区海岸整備事業(海岸高潮対策・修景整備)の促進 ○ 12

三番瀬海岸ゾー ン

•海岸沿いの景観 形成

•緑地の整備

•水際線からの見え方に配慮し た街並みの形成

○ ○

•浦安地区第二期住宅 地基本計画(変更) •浦安市景観計画・景

観重点区域

•日の出、明海及び高 洲地区地区計画

13

日の出・明海・ 高洲海岸ゾーン

•海岸沿いの景観 形成

• 緑地の整備

• 海岸整備事業の促進

○ ○

14

境川上流ゾーン •護岸機能の向上 •沿川の景観形成

• 境川水辺空間整備事業の促進 • 新橋周辺地区公園など拠点整

備事業の推進

○ ○

(10)

■災害に強いまちづくり[参照:5章 7 安全・安心のまちづくり方針/134ページ]

取り組

み方針 施設など まちづくり事業 具体的な地区・場所・施設

着手目標 関連する 方針や計画 前期 後期

1 建物

•耐震診断や耐震改修 • 老朽化したブロック塀な

どの撤去や改善の指導

元町地域、中町地域 ○

2 宅地

• 液状化対策工法の情報収 集や情報提供

• 液状化の被害の調査結果 の公表

•震度分布や液状化危険度 マップの作成と公表 •道路と宅地の一体的な液

状化対策の推進

• 大規模な住宅開発の液状 化対策の誘導

3 シビックセンター地区 • 市庁舎と浦安公園の一体整備 市庁舎周辺 ○ 4 避難場所福祉避難所

• ライフライン・出入口の 機能確保のための耐震・ 液状化対策

幼稚園、保育園、小・中学校、公民

館、福祉施設(市立) ○ ○

• 校庭の液状化対策 小・中学校(市立) ○

5 その他の施設 •液状化対策 児童育成クラブ、自治会集会所、老人クラブなど ○ ○

6 密集市街地

• 新中通りとその周辺市街 地の整備

• 建物不燃化の促進 •狭あい道路の拡幅や未接

道宅地の解消

•避難経路となる道路・通 路などの体系的な整備 • 新たな防火規制や支援制

度などの検討

•オープンスペースなどの 整備や街区の再整備

堀江・猫実・当代島地区

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

• 復興計画

7 (市管理)幹線道路

• 緊急車両の通行を確保す るための液状化対策

幹線6号(都市計画道路3・3・9号)、

幹線9号(シンボルロード)、幹線 5号(中央公園通り)

幹線1号(宮前通り)、幹線2号(大

三角線)、幹線10号(都市計画道

路3・3・11号)、幹線11号(都市

計画道路3・3・12号)

•緊 急 車 両 の 通 行 を 確 保 するための沿道建物の耐 震・不燃化

幹線1号(宮前通り)、幹線2号(大

三角線)、幹線4号(市役所通り)、幹

線5号(中央公園通り)、幹線6号(都

市計画道路3・3・9号)、幹線9号(シ

ンボルロード)、幹線10号(都市計画

道路3・3・11号)、幹線11号(都市計

画道路3・3・12号)などの幹線道路

(11)

6

4 計画の推進のために

取り組

み方針 施設など まちづくり事業 具体的な地区・場所・施設

着手目標 関連する 方針や計画 前期 後期

8 駅前広場

• 緊急車両の通行など駅前 広場での機能を確保する ための液状化対策

新浦安駅前広場、舞浜駅前広場 ○

浦安駅前広場 ○

9 (市管理)生活道路 • 道路高の確定や地籍調査 ○ 10

緊急輸送道路 に 架 か る 橋 りょうや跨ぐ 橋りょう(市 管理)

•耐震対策や橋りょう取付

け部の段差発生防止対策 ○

11

道路や橋りょう ( 国・ 県・ 企

業庁管理)

• 復旧の促進と必要な性能 を満たす耐震・液状化対 策

12 重要な管路など(市管理)

• 管路、マンホールなど流 下機能を確保するための 耐震対策(汚水)

○ ○

• 復興計画

13 護岸・水門

• 境川河口の水門整備につ いて千葉県との協議 • 護岸の強度の確保や液状

化対策について千葉県と の協議

14 海岸沿いの緑 • 浦安絆の森の整備 日の出地区、明海地区、高洲地区、港地区、千鳥地区 ○ 15 企業岸壁 • 対策の検討 鉄鋼通り地区、千鳥地区、港地区 ○ 16 荷揚場など • 海や河川からの物資受入れに向けた検討 堀江ドック、浦安マリーナ、港地区の公共埠頭

17(市管理)雨水排水施設 •流下機能を確保するための耐震・液状化対策 ○ ○ 18 排水機場

•既存の排水機場の機能強 化について千葉県との協 議

元町地域 ○

19 雨水貯留施設 •道路や公園、学校施設の敷地内への緊急冠水対策 弁天地区、東野地区、舞浜地区、富岡地区

■市民・事業者主体のまちづくり[参照:5章 2 住宅・住環境のまちづくり方針/110ページ]

市民・事業者主体の

まちづくりを推進する地区 取り組み方針 まちづくり事業

着手目標 関連する

方針や計画 前期 後期

1 中町地域の戸建住宅地区

• 計 画 的 に 開 発 さ れ た 戸 建 住 宅 地 の 住 環 境 の保全促進

• 地区計画など の指定に向け た活動への支 援

2 新町地域の開発予定地区

• 低 炭 素 に 配 慮 し た 良 好 な 低 層 住 宅 地 の 形 成促進

•景 観 協 定・ 建 築協定などの

誘導 ○

• 浦安地区第二期住宅地基本計画(変更) • 浦安市景観計画・景観重点区域

(12)
(13)

6

4 計画の推進のために

(14)
(15)

6

4 計画の推進のために

 多くの自治体においては、都市計画マスタープラ ンに描かれたまちづくりを着実に推進するため、市 民が主体的に進めるまちづくり、市民と行政が協働 して進めるまちづくりの進め方や開発事業における 手続と基準などの条例化が進められています。

 浦安市においては、現在「宅地開発事業等に関す る条例」や「景観条例」に基づく取り組みが個々に 行われていますが、これらに総合的に取り組みつつ、 都市計画マスタープランで示された取り組みを実施 するための仕組みづくりを検討します。

4

 まちづくり推進の仕組みづくり

6

 国、千葉県、周辺自治体との連携と調整

 第二東京湾岸道路や都市計画道路

3

1

2

号(堀

江東野線)など広域的な課題の解決にあたっては、 国、千葉県、周辺自治体と連携し、相互協力に努め ます。

 都市計画マスタープランで示したまちづくりの方 針を実現するためには、各分野別計画や関連する部 門別方針と整合・調整を図ることが必要です。その ためには、具体的な施策や事業の実施プログラムを 意識しつつ、各分野別計画や関連する部門別方針の 見直しなどに取り組み、各分野・部門の調整・連携

5

 実現に向けた関連計画などの実施プログラム策定と連携の強化

の強化を図ります。  ◦緑の基本計画

 ◦自転車利用を総合的に進めるプログラム  ◦公共施設(道路、公園、下水道など)の長寿命

化を進めるプログラム など

(16)

■基本構想・基本計画と連動した都市計画マスタープランの構築

区分 都市MP改訂 基本計画中期

都市MP前期

基本計画後期

都市MP中期 都市MP後期

時期 H21~H24 (2009~2012)

H25~H27

(2013~2015)

H28~H29

(2016~2017)

H30~H32

(2018~2020)

基本構想

基本計画

都市計画MP

●都市づくり  の目標

●地域別方針

●分野別方針

●マスタープ  ランの実施  方針

都市計画マス タープランの 改訂

※PDCAサイクル:計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを順に実施し、このプロセスを繰り返すことによって、継続的

な業務改善活動を推進する計画行政のマネジメント手法をいいます。

PDCAサイクル

PDCAサイクル PDCAサイクル

PDCAサイクル

連動

連動

連動

7

 都市計画マスタープランの管理と見直し

 都市計画マスタープランは、中・長期的な展望に 立って定めた計画であり、 プランに掲げた施策や事 業を着実に実現していくことが重要です。そのため、 地域の実態、変化、整備進捗などを把握しながら、 横断的な計画の進行管理を行います。また、社会経 済情勢や地域の変化などに対応するとともに、基本 計画や実施計画の見直しにあわせてその内容を評価 し、必要に応じ見直しを行います。

 都市計画マスタープランに示すまちづくりを実現 するために必要となる財源の確保については、浦安

市の自治体経営計画である基本計画や実施計画との 連動を図りつつ、都市経営の観点から、効率的・効 果的な取り組みを図ります。

参照

関連したドキュメント

兵庫県 篠山市 NPO 法人 いぬいふくし村 障害福祉サービス事業者であるものの、障害のある方と市民とが共生するまちづくりの推進及び社会教

第16回(2月17日 横浜)

土木工事では混合廃棄物の削減に取り組み、「安定型のみ」「管理型

○○でございます。私どもはもともと工場協会という形で活動していたのですけれども、要

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な

化管法、労安法など、事業者が自らリスク評価を行

Q7 建設工事の場合は、都内の各工事現場の実績をまとめて 1

〇齋藤部会長 ありがとうございます。.