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行列の乗の確認★行列の乗の求め方のパターンを理解しておこう!

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Academic year: 2021

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(1)

◎ 固有値を利用しない場合

行列 A n 乗の確認

★行列Aのn乗の求め方のパターンを理解しておこう!

nkで割った余りで分類

例)

2, 3,

A A と計算して Ak  E

Anを推測し、数学的帰納法で証明

2, 3,

A A と計算して ある規則性が

CH 定理によりA2  sA tE Oとし

2 

xn x  sx tE Q x  px q と計算できたなら、

AnpA qE CH 定理の利用 その① 割り算の応用

CH 定理によりA2 a bAabEOで CH 定理の利用 その② 漸化式の応用

つまり( ) 0A となるタイプ

CH 定理によりで 2

0

( ) ( )

A a d A ad bc E O



 なので A2(a d A ) (次数下げ)

CH 定理の利用 その③ A1が存在しない

n n

n n

a b A c d



 とする

1

n n n

A A AAA から対応する成分を比較するこ とによりan1,bn1,cn1,dn1a b c dn, , ,n n nで表し、こ れらの漸化式を利用して、Anの各成分を決定 数列の漸化式の利用

ⅰ) a b のとき

   

A AaE b AaE よりA AnaEbnAaE

   

A AbE a AbE よりA AnbEanAbE 辺々引いて整理すると

n n n n

An b a A ab ba E b a b a

ⅱ) a b のとき

   

A AaE b AaE より

   

n n

A AaE a AaE

辺々an1で割って整理すると

 

1 1

n n n

A naA n aE A2E のタイプ

( )

( )

n A n

A E n

 

が奇数のとき が偶数のとき

A2 E のタイプ

( 4 3)

( 4 2)

( 4 1)

( 4 )

n

A n m

E n m

A A n m

E n m



 

A2O のタイプ

AnO (n2)

cos sin

sin cos A a qq qq

  と表されると

cos sin

sin cos

n n n

A n n

q q

a q q

   原点を中心とする角θの回転移動

Anを推測し、数学的帰納法で証明

2, 3,

A A と計算して ある規則性が

万能型

(2)

◎ 固有値を利用する場合

固有方程式k2 a d k  adbc0の2解を a b, とする.

a b のとき

a b のとき

■■□ 固有値・固有ベクトルとは □■■

行列Aに対してAuku u , 0を満たす実数kが存在するとき、kAの固有値、ukに対するAの固有 ベクトルという。

■■□ 固有方程式とは □■■

行列A a b c d



 の固有値kが存在することは、 A kE0を満たす実数kが存在することと同値である。

ここで A kE0k2 a d k  adbc0のことでる。これをAの固有方程式という。固有値kは固 有方程式の実数解にあたる。

■■□ 固有値・固有ベクトルを求める □■■

固有値は A kE0またはk2 a d k  adbc0より求める。

固有ベクトルはAuku u , 0よりA kE u0を満たすuを求める。

行列の対角化 P AP1nP A P1 n の活用

二項展開 AaPbQの活用

10

P p r q s



 とすると 1 0

B P AP a0

b

  よって 0 0

0 0

n n

n

a a

b b

 





P AP1nP A P1 n から AnPB Pn 1

一般に2次の正方行列Aが異なる2つの固有値a b, をもつとき aPbQA P Q Eを満たす行列

,

P Qに対して PQQPO, P2P Q, 2Q 成 り 立 つ . こ の よ う に 、 2 次 の 正 方 行 列 A

 

AaPbQ P Q E の形に表すことをスペクト ル分解という

このとき AnaPbQnanPbnQ

P Q E PQ, QPOのとき、PnP Q, nQ) 固有ベクトルの活用

11

p p , r r

A A

q a q s b s

       

       から n p n p , n r n r

A A

q a q s b s

       

       

よって An p r nnp nnr

q s q s

a b

a b

 



 





  から

n n 1

n

n n

p r p r

A q s q s

a b a b



  

行列の三角化 P AP1nP A P1 n の活用

12

1

0 P AP a x

 aのとき

0 0

n n

n n

x x

a a

a a

 





xnを求める.このとき 1 0

n

n n

n

A P a x P a



   二項展開 AaEN N2Oの活用

13

このとき AnaENnanE n an1N

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