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特 別 推 進 研 究

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Academic year: 2021

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(1)

特別推進研究に国庫債務負担行為を導入したことに伴う制度運用の概要

1.国庫債務負担行為導入の目的

国庫債務負担行為とは、財政法第15条に基づき、国会の議決を経て、次年度以降(原則5年以内)にも 効力が継続する債務を負担する行為です。国庫債務負担行為は、政府に債務負担権限を与えるのみであり、

支出権限を与えるものではないため、実際に支出するに当たっては、その年度の歳出予算に改めて計上する 必要があります。

国庫債務負担行為の導入により、国が翌年度以降、研究期間最終年度までの交付予定額(債務)を負担す ることになりますので、研究開始年度に研究期間最終年度までの交付決定を行えるようになります(平成2 5年度が継続の研究課題は後年度分を含めて交付決定を行います。)

これにより、例えば、複数年度で研究装置の製作を契約し、その製作の進捗状況(出来高)に応じた年度

ごとの支出が可能になったり、研究支援者を複数年度にわたって安定的・継続的に雇用することが可能にな るなどのメリットがあります。

2.制度運用の基本的考え方(「参考資料」参照)

【※詳細については別紙の補助条件等をご確認ください。

(1)交付決定

これまでの単年度補助金のように毎年度交付申請・交付決定を行うのではなく、研究開始年度に研究期 間全体を通じた交付決定を行います(平成25年度が継続の研究課題は後年度分を含めて交付決定を行い ます。)。

(2)研究費の支払

研究費については、上述のとおり予算は各年度において措置されることから、各年度において支払請求 を行っていただくこととなります。

(3)研究費の管理と適正な執行

上述のとおり予算は各年度において措置されることから、これまでの単年度補助金と同様に各年度に措 置された交付額は年度を越えて使用することはできません。なお、単年度補助金と同様に繰越事由に該当 する場合は翌年度にわたる使用が可能となります。

(4)実績報告書の提出

これまでの単年度補助金のように、研究代表者に対し、毎年度、実績報告書の提出を求めるのではなく、

研究終了後に補助事業期間全体を通じた実績報告書の提出を求めます。

なお、毎年度の研究費の執行状況や研究の進捗状況等を把握するため、毎年度終了後に「実施状況報告 書」の提出を求めます。

3.その他

平成25年2月13日付け事務連絡「平成25 年度科学研究費助成事業に関する制度改革について」で通 知したとおり、特別推進研究は補助金に新たに設定された「調整金」枠の対象となっており、研究費の前倒 し使用、一定要件を満たす場合の次年度使用等が可能となります。

別紙1

(2)

国庫債務負担行為を導入した特別推進研究と他の補助金の違い等について

特 別 推 進 研 究

そ の 他 の 補 助 金

1億円 1億円 1億円 1億円 1億円

1億円

交付総額 5億円

2千万円

5年間分

【研究期間5年間の研究課題の場合(イメージ)】

初年度 2年度 3年度

○国庫債務負担行為を導入した特別推進研究では、交付決定を研究期間の最終年度まで行うことで、例えば、複数年度 で研究装置の製作を契約し、その製作の進捗状況(出来高)に応じた年度ごとの支出が可能となったり、研究支援者 を複数年度にわたって安定的・継続的に雇用することなどが可能になります。

○国庫債務負担行為を導入した特別推進研究と他の補助金の主な交付手続き上の違い等は、以下のとおりです。

4年度 最終年度 最終年度翌年度

補助金の送金(年度毎)

実施状況報告書

(4年度目分まで毎年度)

実績報告書

(最終年度翌年度に5年分 を提出)

1億円 1億円 1億円 1億円

初年度分

2千万円 2千万円

2千万円 2千万円

2年度分 3年度分 4年度分

実績報告書(毎年度)

補助金の送金(年度毎)

交付申請・交付決定

(毎年度)

2千万円

初年度分 2年度分 3年度分 4年度分 5年度分

2千万円 2千万円 2千万円 2千万円

交付総額 1億円

交付申請・交付決定

(初年度に最終年度分ま でまとめて行う)

額の確定 額の確定 額の確定 額の確定 額の確定

額の確定

※各年度ごとに額の確定は行わない。

※他の補助金同様、各年度に交付された研究費を年度を越えて使用することはできない。

(繰越した場合及び調整金による次年度使用を除く)

参考資料

参照

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令和元年度予備費交付額 267億円 令和2年度第1次補正予算額 359億円 令和2年度第2次補正予算額 2,048億円 令和2年度第3次補正予算額 4,199億円 令和2年度予備費(

令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度

(単位:千円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,772 決算 2,509 2,286 1,891 1,755 事業費 予算 2,722 2,350 2,000. 1,772 決算

(A)3〜5 年間 2,000 万円以上 5,000 万円以下. (B)3〜5 年間 500 万円以上

2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

○菊地会長 ありがとうござ います。. 私も見ましたけれども、 黒沼先生の感想ど おり、授業科目と してはより分かり

○菊地会長 では、そのほか 、委員の皆様から 御意見等ありまし たらお願いいたし