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2006 年 7 月 5 日 楽天証券株式会社________________________________________________________________________________ 〒106-6121 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 本資料は、掲載されているいかなる銘柄についても、その売買に関する勧誘を意図して作成したものではありません。本資料に掲載さ

経済研究所企業調査レポート

れているアナリストの見解は、各投資家の状況、目標、あるいはニーズを考慮したものではなく、また特定の投資家に対し特定の銘柄、 投資戦略を勧めるものではありません。また掲載されている投資戦略は、すべての投資家に適合するとは限りません。銘柄の選択、売 連結決算

エイベックス・グループ・ホールディングス(7860

東証1部

)

株価 2,680 円(06 年 7 月 5 日終値) 株価レーティング A→A

株価レーティング(基準株価は表紙記載の株価) A:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 20%以上上昇すると予想される B:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 5%以上 20%未満上昇すると予想される C:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が±5%未満の範囲に留まると予想される D:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 5%以上 20%未満下落すると予想される E:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 20%以上下落すると予想される 企業訪問 セクター:エンタテインメント アナリスト:今中 能夫 06.3 07.3 予 会社 07.3 予 楽天証券旧 07.3 予 楽天証券新 08.3 予 楽天証券新 09.3 予 楽天証券新 05.10-12 06.1-3 売上高(百万円) 前年比(%) 89,783 19.0 102,700 14.4 91,000 1.4 102,700 14.4 117,000 13.9 131,000 12.0 19,685 5.3 31,920 30.0 営業利益(百万円) 前年比(%) 8,650 102.6 9,000 4.0 9,600 11.0 10,000 15.6 12,200 22.0 15,000 23.0 2,302 39.7 4,348 40.2 経常利益(百万円) 前年比(%) 9,058 104.4 8,900 -1.7 10,000 10.4 10,200 12.6 12,600 23.5 15,500 23.0 2,429 38.1 4,476 41.5 当期利益(百万円) 前年比(%) 4,478 435.6 4,700 5.0 5,500 22.8 5,400 20.6 6,700 24.1 8,200 22.4 1,389 99.9 2,002 42.2 EPS(円) 104.3 109.4 128.1 125.7 156.0 190.9 配当(円) 40.0 40.0 40.0 40.0 40.0 40.0 PER(倍) 25.7 24.5 20.9 21.3 17.2 14.0 株式時価総額 1,151 億円 発行済株数 42,945 千株(他に自 己株式 3,212 千株) PCFR 16.9 倍(07/3 期予) PBR 3.4 倍 配当利回り 1.5% ROE(07/3 期予) 16.1% 自己資本比率 39.9%(06/3 末) 目標株価レンジ 4,400~4,600 円

07/3 期も音楽配信の好調が予想される。

会社予想に上乗せ期待も。

要 約

z 06/3 期は経常利益が2倍になった。音楽配信のネットワーク・コミュニケーション (NC)事業が 81.5%増収、音楽CDのパッケージ・コミュニケーション(PC)事業が 16.6%増収と好調だった。音楽配信の好調さだけでなく、業界全体では不振が続 いていた音楽CDが二桁増収だったことが特筆される。 z 07/3 期上期は前年同期の「恋のマイアヒ」のヒットの反動により減益が予想される。 会社側は通期でも音楽配信やアーティストへの先行投資のために利益横ばいを 予想している。ただし、会社予想では、NC事業が通期 59.4%増収と引き続き大幅 増収になるため、会社予想は上方修正の余地があると思われる。 z 充実したアーティスト群を背景に音楽配信は好成長が続くと思われ、利益面でも 来期から回収期に入ると思われる。長期的な企業価値向上が期待できる。前回の 株価レーティングAと目標株価レンジ 4,400~4,600 円を維持する。

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事業別業績動向 ■

1. ネットワーク・コミュニケーション(NC)事業 06/3 期の外部顧客向け売上高は 156 億 1900 万円(前年比 81.5%増)、営業利益 10 億 2900 万円(12.2%増)だった。営業利益率は 05/3 期 9.5%から 06/3 期 6.3%に低 下しているが、これは音楽配信のシステムと人材に先行投資していること、当部門の 売上高の 40 数%をロイヤルティとしてコンテンツ・クリエイティブ部門の内部売上高に 付け替えているため、元々営業利益率が低いことによる。 NC事業の内訳は表1の通り。前期に伸びが大きかったのは、外部サイトのパソコンダ ウンロード、着うたフル、着うた、ミュウモなどである。着メロは伸び率は大きいが(表1 のその他に入る。05/3 期2億円、06/3 期8億円)、金額では着うた、着うたフルが収益 源となっている。今期は6月からNTTドコモが着うたフルを本格的にはじめていること もあり、着うたフルが大きく伸びると思われる。これに加えてミュウモなど会員ビジネスも、 ドワンゴとの連携の下活発化させる方針である。会社予想では、NC事業の今期外部 顧客向け売上高は 59.4%増となっているが(表5を参照)、楽天証券の市場成長率予 想は約 60%増であり、会社予想が特に強気過ぎるわけではない。 会社側は今期営業利益を 10 億円(前年比 2.8%減)としている。音楽配信の人材強化、 システム投資の増加によるコスト増加が理由だが、売上高が 60%増えるという予想な ので、上乗せ期待が持てる。 なお、音楽配信事業は、ユーザーの増加に伴い音楽CDの売れ行きにダウンロード 数の増減が左右されるようになってきた。今期の音楽CD発売計画は、倖田來未、浜 崎あゆみなど有力アーティストのニューアルバム発売が下期に偏るため、音楽配信の 四半期ベース伸び率も下期に向かって上昇していくパターンが予想される。

表1

ネットワーク・コミュニケーション事業売上高明細

05/3期

06/3期

前年比

モバイル(着うたフル)

395

1,932

389.1%

パソコン(外部サイト)

67

503

650.7%

着うた

3,251

6,876

111.5%

ミュウモ(会員サイト)

0

1,132

---ファンクラブ(会員サイト)

495

684

38.2%

モバイル(会員サイト)

1,135

1,222

7.7%

その他

4,299

3,993

-7.1%

ネットワーク・コミュニケーション事業合計

9,642

16,342

69.5%

単位:百万円

出所:06/3期連結業績説明資料より楽天証券作成

楽天証券株式会社 _______________________________________________________________________________ 2

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表2

音楽配信主要作品(06/3期)

着うた オゾン「恋のマイアヒ」 415 EXILE「ただ・・・逢いたくて」 194 大塚愛「プラネタリウム」 171 浜崎あゆみ「HEAVEN」 139 大塚愛「SMILY」 121 着うたフル オゾン「恋のマイアヒ」 44 大塚愛「プラネタリウム」 41 倖田來未「Butterfly」 22 浜崎あゆみ「HEAVEN」 19 大塚愛「SMILY」 18 着ムービー オゾン「恋のマイアヒ」 56 倖田來未「Butterfly」 21 GLAY×EXILE「SCREAM」 20 倖田來未「キューティーハニー」 15 倖田來未「you」 15 単位:万ダウンロード 出所:会社資料より楽天証券作成 310 6,316 17 233 7,372 16 436 9,081 24 870 9,569 33 1,220 10,928 23 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 05/1-3期 05/4-6期 05/7-9期 05/10-12期 06/1-3期

グラフ1 有料音楽配信売上実績

(四半期ベース、単位:百万円、出所:日本レコード協会) その他 モバイル インターネット・ダウンロード

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2. パッケージ・コミュニケーション(PC)事業: 長く低迷していた国内の音楽CD市場が昨年半ばから回復に転じている。今年に入っ てからは快調で、1-5 月の邦楽生産額累計は前年比 12.2%増である。回復に転じた 理由としては、需要の底に達したことに加え、iPodをはじめとする携帯音楽プレー ヤーが本格的に普及し始めたことが挙げられる。携帯音楽プレーヤーで音楽の面白 さを再認識したリスナーが、より多くの多様な音楽を求めて音楽CDを買うようになった と思われる。例えば、ITMS(アップルコンピュータ)や Mora(ソニー、エイベックスなど日 本の音楽会社多数が出資)のような音楽ダウンロードサービスでは全ての曲はカバー されていないため、改めてCDを買ってそれを携帯音楽プレーヤーに再録音して聞く というスタイルが一般的になってきた。エイベックスは、両者のシナジーが大きくなるよ うに、配信する曲とサイトを慎重に制限している。 また、アーティストも倖田來未の大躍進、大塚愛の成長、安室奈美恵の復活など多様 なアーティストが出るようになったし、業界全体ではインディーズがブームになっている。 また各種の旧譜とリバイバルものも、特に 30~40 歳台のリスナーをひきつけることに なっていると思われる。 当社のPC事業は 06/3 期外部顧客向け売上高 579 億 3500 万円(前年比 16.6%増)、 営業利益 11 億 7100 万円(23.8%減)だった。新作アルバムでは、上期はオゾン「恋の マイアヒ」、下期は倖田來未、浜崎あゆみなどが寄与した。減益の理由は、DVD 付の 音楽CDが増えたためコストが増加したこと、約 5 億円分の流通在庫処分を行ったた めだが、流通在庫の整理がなければ増益だったはずである。なお、音楽CD単価の 50%がロイヤルティとしてコンテンツ・クリエイティブに付け替えられ、音楽CDのマーケ ティング費用は基本的にPC事業に計上されるため、当事業の営業利益率は低い。 今期は会社側は外部顧客向け売上高 604 億円(4.3%増)、営業利益 18 億円(53.7% 増)を予想している。主力アーティストの倖田來未、浜崎あゆみ、大塚愛、Exile、BoA が各々1作つづアルバムを出す予定。倖田來未は 06/3 期2作に対して 07/3 期 1 作 の予定である。昨年のような倖田來未 12 週連続シングル(その後ベストアルバム発 売)のような企画ものや、オゾン「恋のマイアヒ」のような洋楽のヒットは会社予想に織り 込まれていないが、企画ものは今期も出すようなので期待したい。また、市場が上向き になっているため、売上高と利益の上乗せ期待もある。 表3 パッケージコミュニケーション事業 06/3期各四半期の主要貢献アルバム 1Q Janne Da Arc「JOKER」  196 倖田來未「secret(special edit含む) 77 BoA「BEST OF SOUL」 61 2Q 倖田來未「BEST~first things~」 978 O-ZONE「DISCO-ZONE~恋のマイアヒ~輸入版含む」 817 安室奈美恵「Queen of Hip-Pop」 494 3Q 倖田來未「BEST~first things~」 1,687 (累計) O-ZONE「DISCO-ZONE~恋のマイアヒ~輸入版含む」 868 (累計) 大塚愛「LOVE COOK」 868 4Q 倖田來未「BEST~first things~」 1,976 (累計) 倖田來未「BEST~second session~」 1,792 浜崎あゆみ「(miss)understood」  1,030 単位:千枚 注:その四半期に発売され貢献したアルバムと前四半期に発売され当四半 期も継続して貢献したアルバムを含む。 楽天証券株式会社 _______________________________________________________________________________ 4 出所:会社資料より楽天証券作成

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表4

音楽ソフト生産金額

単位:百万円、暦年 オーディオレコード 音楽ビデオ 合計 前年比 邦楽 前年比 洋楽 前年比 前年比 前年比 1995年 574,031 409,139 164,884 1996年 583,862 1.7% 425,783 4.1% 158,090 -4.1% 1997年 588,019 0.7% 445,157 4.6% 142,863 -9.6% 1998年 607,494 3.3% 470,855 5.8% 136,639 -4.4% 1999年 569,551 -6.2% 447,027 -5.1% 122,524 -10.3% 2000年 539,816 -5.2% 424,712 -5.0% 115,103 -6.1% 2001年 503,061 -6.8% 391,753 -7.8% 111,308 -3.3% 2002年 443,129 -11.9% 333,142 -15.0% 109,987 -1.2% 2003年 399,690 -9.8% 292,900 -12.1% 106,790 -2.9% 56,489 50.0% 456,179 2004年 377,369 -5.6% 273,106 -6.8% 104,263 -2.4% 53,900 -4.6% 431,269 -5.5% 2005年 367,237 -2.7% 271,792 -0.5% 95,445 -8.5% 54,973 2.0% 422,210 -2.1% 2006/1-5月 139,237 7.6% 103,453 12.2% 35,785 -3.8% 22,222 17.8% 161,460 8.9% 出所:日本レコード協会 音楽ソフト(オーディオレコー ド+音楽ビデオ)

グラフ2 オーディオレコード・邦楽生産金額と前年比:月次

(出所:日本レコード協会) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 2003年1 月 2003 年3月 2003年5 月 2003年7 月 2003年9 月 2003 年11月 2004年1 月 2004年3 月 2004年 5月 2004年7 月 2004年 9月 2004 年11月 2005年1 月 2005年 3月 2005年5 月 2005年 7月 2005年9 月 2005 年11 月 2006年1 月 2006 年3月 2006年 5月 百万 円 -50.0% -40.0% -30.0% -20.0% -10.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

邦楽

前年比

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3. コンテンツ・クリエイティヴ(CC)事業: 音楽CDの制作部門である。PC事業売上高(外部顧客向けと内部売上高の合計)の 約 50%と、NC事業売上高(同)の 40 数%(45~50%と思われるが、楽天証券予想で は 45%として試算した)がCC事業の内部売上高にロイヤルティとして計上される。 06/3 期はNC事業の売り上げ急増にPC事業の回復が重なったため、CC事業の内部 売上高も 29.0%増、営業利益 4.3 倍となった。 今期はアーティストの育成費用、マーケティング費用を増やすため、会社予想では減 益になる。ただし、会社予想NC事業売上高、PC事業売上高をベースにCC事業の 内部売上高を試算すると、会社予想の 413 億円(前年比 7.3%増)に対して、楽天証 券予想は 440 億円(14.3%増)になる。これに伴い、営業利益予想も会社予想 53 億円 (13.1%減)から楽天証券予想 61 億円(0.0%増)になる。会社予想には上乗せ余地が あると思われる。

持分法投資損益とドワンゴの寄与 ■

持分法投資利益は、05/3 期 3 億 600 万円から 06/3 期 5 億 2500 万円に増加した。他の音楽会社と共同出資している携帯電話向け音 楽配信会社「レーベルモバイル」の寄与による。 07/3 期の持分法投資利益は5億円と会社側は見込んでいる。ただし、ドワンゴの寄与 (ドワンゴの 06/9 下期と 07/9 上期分)は楽天証券の試算では2~2.5 億円となり、レーベ ルモバイルの寄与も前期よりも大きくなると思われるため、会社側の5億円という見積もり は過小であると思われる(ドワンゴについては暖簾代償却約5億円(10 年間)が販管費 に計上される)。ドワンゴへの資本参加約 100 億円のために長短借入金残高が 05/3 期 末 95 億円、06/3 期末 195 億円に増加しているため、支払利息は 06/3 期1億 5700 万 円から 07/3 期3~4億円に増加すると思われるが、会社予想の様に営業外損益が1億 円のマイナスになるという見方は過小で、実際には2億円以上のプラスになると思われ る。 ドワンゴの業績は、エイベックスとの資本・業務提携によって回復している模様である。 06/9 期は利益率の高い着メロから利益率の相対的に低い着うた、着うたフルへのシフト と、ゲーム子会社の暖簾代一括償却によって売上高 218 億円(20.5%増)、経常利益 18 億円(45.9%減)、当期利益 1 億 700 万円(80.1%減)の大幅減益になる見通し。しかし、 エイベックスと提携したことで、携帯ダウンロードのユーザーに人気のあるエイベックスの 楽曲を入手できる包括契約を結び、過去の楽曲 3 万曲を順次ダウンロードできるように し始めている。これによって、会員数も底打ちしたようである。半期ベースの経常利益は 05/9 期上期 20 億 8000 万円、下期 12 億 4600 万円、06/9 期上期 6 億 2800 万円と急 落したが、06/9 期下期は 11~12 億円へ回復することが予想される。 またエイベックスにとっても、ドワンゴがエイベックスの自社サイト「ミュウモ」の運用(楽曲 の更新、サーバーの保守など)を行ったり、新人アーティストの共同プロモーションも企 画している。WinWin の関係を構築しつつあるようだ。

業績動向 ■

06/3 期1Qは経常赤字 10 億 3600 万円だったが、07/3 期1Qは経常赤字 楽天証券株式会社 _______________________________________________________________________________ 6

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ながら前年同期よりは赤字幅が縮小すると思われる。NC事業の伸びが寄与するだろう。 ただし、2Qは前年同期の「恋のマイアヒ」の反動で、減益になる可能性が高く、上期も減 益だろう。下期は、有力アーティストの新作アルバムと、音楽配信の増加が寄与すると思 われる。通期では会社予想には上乗せの余地があると思われる。 08/3 期以降は、音楽配信が収穫期に入ると思われる。音楽配信と音楽CDがうまくシナ ジーを発揮することで、20%以上の増益が期待できると思われる。なお、08/3 期楽天証 券予想は、前回予想の売上高 1040 億円、経常利益 134 億円、当期利益 73 億円から 下方修正したが、これは、会社側の新人発掘、育成、音楽配信関連システムや人材へ の先行投資意欲を反映したものである。先行投資によって、アーティスト層に今以上の 厚みが出ることは長期的な業績と株価の両面から歓迎されよう。

株価見通しとリスク要因 ■

4月上旬から 6 月上旬まで株価は約 30%下落したが、この 下落で業績の鈍化は株価に織り込まれたと思われる。次の段階で注目したいのは、今 後の収益ドライバーである音楽配信の伸びと、音楽CD市場の回復だが、この2つは業 績鈍化の影に隠れて、株価には十分反映されていないようだ。また、音楽配信と言う重 要な分野で投資対象になりうるのは、今のところエイベックスのみであるという希少性も 考慮したい(他の上場音楽会社は、利益水準が低いか、適切な経営計画がないために 収益変動が激しすぎて投資対象になりえない)。楽天証券の今後6~12 ヶ月間の予想 株価レンジは適正PERを 35~36 倍として、4400~4600 円とした(前回予想と同じ)。株 価レーティングAも維持する。 リスク要因は、音楽配信を活発化させる企業が増えつつあることである。エイベックス以 外の音楽会社では、東芝EMIがほぼ全楽曲を ITMS に提供している。また、プロダクショ ンではアミューズが音楽配信への参入を表明している。ただし、日本の音楽ファンが好 むアーティストが最も多い会社は、エイベックスとソニー・ミュージックエンタテインメント (SME)であり、アーティストを強化するための財務的な基盤がある会社もエイベックスと SMEである。また、音楽配信はむやみに全曲を配信すると東芝EMIのようにアルバム が売れなくなる。つまり、音楽会社はエイベックスのように音楽配信と音楽CDとの戦略 的関係を考慮する必要がある。

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表5 連結セグメント別業績 06 0 /03期1Q 2Q 3Q 4Q 05/3期 06/3期 07/3期 07/3期 08/3期 09/3期 5/4-6 05/7-9 05/10-12 06/1-3 会社予想 楽天証券予想 楽天証券予想 楽天証券予想 コンテンツ・クリティヴ事業 外部顧客に対する売上高 2,154 2,176 1,883 2,767 8,465 8,980 8,500 8,500 9,000 8,500 前年比 -3.1% 8.4% -5.5% 23.5% 6.1% -5.3% -5.3% 5.9% -5.6% 内部売上高 4,569 10,209 8,631 15,070 29,824 38,479 41,300 44,000 51,000 57,000 前年比 3.1% 51.6% 10.0% 39.4% 29.0% 7.3% 14.3% 15.9% 11.8% 売上高合計 6,723 12,385 10,515 17,836 38,289 47,459 49,800 52,500 60,000 65,500 前年比 1.0% 41.7% 6.9% 36.6% 23.9% 4.9% 10.6% 14.3% 9.2% 営業利益 1,819 1,504 3,941 1,403 6,097 5,300 6,100 7,000 8,000 営業利益率 -54.2% 83.6% 79.9% 142.4% 3.7% 12.8% 10.6% 11.6% 11.7% 12.2% 前年比 31.0% -612.4% 33.6% 158.8% 334.6% -13.1% 0.0% 14.8% 14.3% パッケージ・コミュニケーション事業 外部顧客に対する売上高 7,371 15,138 12,287 23,139 49,702 57,935 60,400 60,500 66,000 69,000 前年比 -1.1% 26.6% -4.9% 33.2% 16.6% 4.3% 4.4% 9.1% 4.5% 内部売上高 28 63 58 94 653 243 600 600 600 600 前年比 -78.8% -53.7% -56.4% -62.7% -62.8% 146.9% 146.9% 0.0% 0.0% 売上高合計 7,399 15,202 12,345 23,233 50,355 58,179 61,000 61,100 66,600 69,600 前年比 -2.4% 25.7% -5.4% 31.8% 15.5% 4.8% 5.0% 9.0% 4.5% 営業利益 581 92 776 1,536 1,171 1,800 1,800 2,500 2,800 営業利益率 -3.8% 3.8% 0.7% 3.4% 3.1% 2.0% 3.0% 2.9% 3.8% 4.0% 前年比 67.5% 108.2% -70.6% -30.1% -23.8% 53.7% 53.7% 38.9% 12.0% ネットワーク・コミュニケーション事業 外部顧客に対する売上高 2,836 3,847 4,187 4,749 8,606 15,619 24,900 25,000 34,000 44,000 前年比 56.0% 88.5% 95.8% 82.0% 81.5% 59.4% 60.1% 36.0% 29.4% 内部売上高 143 128 124 328 1,036 723 1,000 1,000 1,300 1,600 前年比 -41.2% -53.1% -49.0% 18.4% -30.2% 38.3% 38.3% 30.0% 23.1% 売上高合計 2,980 3,974 4,312 5,076 9,642 16,342 25,900 26,000 35,300 45,600 前年比 44.6% 71.7% 81.2% 75.9% 69.5% 58.5% 59.1% 35.8% 29.2% 営業利益 230 292 483 24 917 1,029 1,000 1,400 2,500 4,000 営業利益率 8.1% 7.6% 11.5% 0.5% 9.5% 6.3% 3.9% 5.4% 7.1% 8.8% 前年比 19.8% 15.9% 124.7% -90.7% 12.2% -2.8% 36.1% 78.6% 60.0% ライブ・コミュニケーション事業 外部顧客に対する売上高 1,903 2,058 956 885 6,706 5,802 7,000 7,000 6,000 7,300 前年比 28.5% -10.6% -12.9% -51.5% -13.5% 20.6% 20.6% -14.3% 21.7% 内部売上高 237 266 200 141 690 844 500 500 800 700 前年比 57.0% 46.2% 80.2% -42.7% 22.3% -40.8% -40.8% 60.0% -12.5% 売上高合計 2,140 2,324 1,156 1,027 7,397 6,647 7,500 7,500 6,800 8,000 前年比 31.1% -6.5% -4.4% -50.4% -10.1% 12.8% 12.8% -9.3% 17.6% 営業利益 34 211 54 248 196 200 200 200 200 営業利益率 1.8% 10.3% 5.6% -11.6% 3.4% 2.9% 2.7% 2.7% 2.9% 2.5% 前年比 -5.6% 93.6% -300.0% -179.2% -21.0% 2.0% 2.0% 0.0% 0.0% その他の事業 外部顧客に対する売上高 285 409 371 379 1,937 1,444 1,700 1,700 2,000 2,200 前年比 -31.2% -12.6% -32.9% -24.5% -25.5% 17.7% 17.7% 17.6% 10.0% 内部売上高 319 104 203 230 806 856 1,000 1,000 1,100 1,200 前年比 109.9% -52.9% -14.0% 16.8% 6.2% 16.8% 16.8% 10.0% 9.1% 売上高合計 604 514 573 610 2,744 2,301 2,700 2,700 3,100 3,400 前年比 6.5% -25.4% -27.3% -12.9% -16.1% 17.3% 17.3% 14.8% 9.7% 営業利益 144 0 0 0 0 営業利益率 50.5% -7.3% -2.7% -34.0% -3.3% -1.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 前年比 -237.1% -183.3% -133.3% 148.1% -72.5% -100.0% -100.0% #DIV/0! #DIV/0! 合計 売上高 14,550 23,629 19,685 31,919 75,418 89,783 102,700 102,700 117,000 131,000 前年比 8.7% 25.8% 5.3% 30.0% 19.0% 14.4% 14.4% 13.9% 12.0% 消去又は全社費用控除前営業利益 2,874 2,122 4,509 4,014 8,469 8,300 9,500 12,200 15,000 前年比 11.0% 795.3% 28.2% 51.8% 111.0% -2.0% 12.2% 28.4% 23.0% 消去又は全社費用 20 159 0 0 営業利益 3,056 2,302 4,349 4,269 8,650 9,000 10,000 12,200 15,000 営業利益率 -7.3% 12.9% 11.7% 13.6% 5.7% 9.6% 8.8% 9.7% 10.4% 11.5% 前年比 21.9% 687.6% 39.8% 40.2% 102.6% 4.0% 15.6% 22.0% 23.0% 出所:会社資料より楽天証券作成、予想は楽天証券 -1,167 -278 -103 -30 -10 -129 -91 -25 -1,036 -181 -179 -254 -181 -500 -500 -1,057 楽天証券株式会社 _______________________________________________________________________________ 8

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表6 エイベックス・グループ・ホールディングス(7860) 更新日 2006/7/5 株価 2,680円(06/7/5) 発行済株数 42,945,654株 時価総額 115,094百万円 自己株式(外数) 3,212,156株 連結業績推移 単位:百万円、円、倍 EV 129,108百万円 通期ベース 01/03期 02/03期 03/03期 04/03期 05/03期 06/03期 07/03期 07/03期 08/03期 09/03期 会社予想 楽天証券予想 楽天証券予想 楽天証券予想 売上高 83,381 82,455 80,983 73,896 75,418 89,783 102,700 102,700 117,000 131,000 前年比 -1.1% -1.8% -8.8% 2.1% 19.0% 14.4% 14.4% 13.9% 12.0% 売上総利益 35,031 34,703 31,957 29,071 27,064 37,422 41,300 42,300 48,200 55,000 売上総利益率 .0% 42.1% 39.5% 39.3% 35.9% 41.7% 40.2% 41.2% 41.2% 42.0% 前年比 -0.9% -7.9% -9.0% -6.9% 38.3% 10.4% 13.0% 13.9% 14.1% 販売費及び一般管理費 22,596 24,906 24,803 22,055 22,795 28,771 32,300 32,300 36,000 40,000 対売上高販管費比率 .1% 30.2% 30.6% 29.8% 30.2% 32.0% 31.5% 31.5% 30.8% 30.5% 前年比 10.2% -0.4% -11.1% 3.4% 26.2% 12.3% 12.3% 11.5% 11.1% 営業利益 12,435 9,797 7,154 7,015 4,269 8,650 9,000 10,000 12,200 15,000 営業利益率 .9% 11.9% 8.8% 9.5% 5.7% 9.6% 8.8% 9.7% 10.4% 11.5% 前年比 -21.2% -27.0% -1.9% -39.1% 102.6% 4.0% 15.6% 22.0% 23.0% 経常利益 ,638 9,526 6,582 7,124 4,431 9,058 8,900 10,200 12,600 15,500 経常利益率 .2% 11.6% 8.1% 9.6% 5.9% 10.1% 8.7% 9.9% 10.8% 11.8% 前年比 -24.6% -30.9% 8.2% -37.8% 104.4% -1.7% 12.6% 23.5% 23.0% 当期利益 ,970 4,443 3,118 3,648 836 4,478 4,700 5,400 6,700 8,200 当期利益率 .4% 5.4% 3.9% 4.9% 1.1% 5.0% 4.6% 5.3% 5.7% 6.3% 前年比 -36.3% -29.8% 17.0% -77.1% 435.6% 5.0% 20.6% 24.1% 22.4% 期末発行済み株数 23,078,735 46,155,353 44,152,026 44,150,066 42,947,422 42,945,654 42,954,654 42,954,654 42,954,654 42,954,654 EPS 302.0 96.3 70.6 82.6 19.5 104.3 109.4 125.7 156.0 190.9 遡及済みEPS 62.3 103.5 72.6 84.9 19.5 104.3 109.4 125.7 156.0 190.9 配当 76.0 63.0 35.0 40.0 40.0 40.0 40.0 40.0 40.0 40.0 配当額 ,504 1,740 2,429 1,766 1,765 1,717 1,718 1,718 1,718 1,718 設備投資(有形固定資産+無形固定資産) 637 23,630 1,455 792 827 2,427 2,400 3,500 3,500 減価償却費 875 968 1,490 1,551 1,474 1,403 1,400 1,700 1,700 キャッシュフロー(簡便法による、注) 7,845 5,411 4,608 5,199 2,310 5,881 6,800 8,400 9,900 フリーキャッシュフロー(簡便法による、注) ,704 724 2,641 1,737 2,682 3,182 4,682 CFPS 182.7 126.0 107.3 121.1 53.8 136.9 158.3 195.6 230.5 FCFPS 32.8 16.9 61.5 40.4 62.4 74.1 109.0 EBITDA 13,310 10,765 8,644 8,566 5,743 10,053 11,400 13,900 16,700 PER 16.5 25.9 36.9 31.5 137.7 25.7 24.5 21.3 17.2 14.0 PCFR 14.7 21.3 25.0 22.1 49.8 19.6 16.9 13.7 11.6 EV/EBITDA 9.7 12.0 14.9 15.1 22.5 12.8 11.3 9.3 7.7 注:簡便法によるキャッシュフローは、当期利益+減価償却費、フリーキャッシュフローは、当期利益+減価償却費-配当金額-設備投資額 出所:会社資料より楽天証券作成、予想は楽天証券 42 27 14 12 15 6 8 1 1 5 -19,959 -282 -464.8 -6.6 1 株価・財務指標の計算式 PER=株価÷EPS(一株当たり当期利益) 配当利回り=配当÷株価 株式時価総額=株価×発行済株数 PCFR=株価÷一株当たりグロスキャッシュフロー (グロスキャッシュフロー=当期利益+減価償却費) ROE(株主資本利益率)=当期利益÷株主資本(純資産) PBR=株価÷一株当たり純資産 自己資本比率=自己資本(純資産)÷総資産

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【リスクについてのご説明】 ◆上場有価証券等のリスク 〔現物取引〕 国内外の金融商品取引所に上場されている株式(現物取引)等の上場有価証券(以下「上 場有価証券等」(※1)といいます。)には、以下のリスクがあります。 ・上場有価証券等の売買等にあたっては、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、 商品相場等の変動や、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等の 裏付けとなっている株式、債券、投資信託、不動産、商品、カバードワラント等(以下「裏 付け資産」(※2)といいます。)の価格や評価額の変動に伴い、上場有価証券等の価格が 変動することによって損失が生じる場合があります。 ・上場有価証券等の発行者または保証会社等の業務や財産の状況に変化が生じた際や、裏 付け資産の発行者または保証会社等の業務や財産の状況の変化が生じた際に、上場有価証 券等の価格が変動することによって損失が生じる場合があります。 ・上場有価証券等のうち、他の種類株式、社債、新株予約権その他の財産に転換される(で きる)旨の条件または権利が付されている場合において、当該財産の価格や評価額の変動 や、当該財産の発行者の業務や財産の状況の変化に伴い、上場有価証券等の価格が変動す ることや、転換後の当該財産の価格や評価額が当初購入金額を下回ることによって損失が 生じる場合があります。 ・また、新株予約権、取得請求権等が付された上場有価証券等については、これらの権利 を行使できる期間に制限がありますのでご留意ください。 ・なお、上場有価証券等が外貨建ての場合、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化す ることにより、為替相場が円高になる過程で円貨換算した価値は下落し、逆に円安になる 過程で円貨換算した価値は上昇することになります。したがって、売却時等の為替相場の 状況によっては為替差損が生じる場合があります。 〔信用取引〕 上場有価証券等を「信用取引」でおこなう場合は、以下のリスクがあります。 ・信用取引を行うにあたっては、株式相場、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動や、 投資信託、投資証券等の裏付けとなっている株式、債券、不動産、商品等(以下「裏付け 資産」(※2)といいます。)の価格や評価額の変動に伴い、信用取引の対象となっている 株式等の価格が変動することによって損失が生じる場合があります。また、その損失の額 が、差し入れた委託保証金の額を上回る場合があります。 ・信用取引の対象となっている株式等の発行者又は保証会社等の業務や財産の状況に変化 が生じた場合や、裏付け資産の発行者又は保証会社等の業務や財産の状況の変化が生じた 場合、信用取引の対象となっている株式等の価格が変動することによって損失が生じる場 合があります。また、その損失の額が、差し入れた委託保証金の額を上回る場合がありま す。

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・信用取引により売買した株券等のその後の値動きにより計算上の損失(評価損)が生じ たり、代用有価証券の価格が値下がりすること等によって、委託保証金の維持率 20%未満 となった場合には、不足額を所定の期日までに当社に差し入れていただく必要があります。 ・所定の期日までに不足額を差し入れない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利 益の喪失の事由に該当した場合には、計算上の損失が生じている状態で建玉(信用取引の うち決済が結了していないもの)の一部又は全部を決済(反対売買または現引・現渡)さ れる場合もあります。この場合、その決済で生じた実現損失について責任を負うことにな ります。 信用取引の利用が過度であると金融商品取引所または当社が認める場合には、委託保証金 率の引上げ、信用取引の制限または禁止の措置等をとることがあります。 ※1 「上場有価証券等」には、国内外の店頭売買有価証券市場において取引されている 有価証券を含み、カバードワラントなど、法令で指定される有価証券を除きます。また、 外国又は外国の者の発行する証券又は証書で同様の性質を有するものを含みます。 ※2 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等で ある場合には、その最終的な裏付け資産を含みます。 ※3 各有価証券には、外国又は外国の者の発行する証券又は証書で同様の性質を有する ものを含みます。 【手数料等についてのご説明】 ○手数料について (以下、手数料・費用は何れも税込) 国内の金融商品取引所に上場する株式等(日本株式)の現物取引における売買手数料 日本株式(現物取引)の売買が約定した際には、次の2つの手数料コースのうち、お客様が 選択されたコースの手数料を支払っていただきます。お客様が選択されている手数料コースは、 当社メンバー画面にてご確認ください。 [いちにち定額コース] [ワンショットコース] 1日の約定代金合計 手数料 約定代金 手数料 20万円まで 450円/1日(※1) 50万円まで 472円/1回 50万円まで 450円/1日 100万円まで 840円/1回 ミニ 定額 100万円ま 900円/1日 150万円まで 1050円/1回

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※1 総合取引口座開設後3ヶ月間は0円。ただし手数料無料の対象外銘柄があります。 ※2 以降、100万円増えるごとに1050円追加。 また、カスタマーサービスのオペレーター取次ぎによる電話注文においては、次の手数料を 支払っていただきます。 約定代金 手数料 50万円まで 3622円/1回 100万円まで 3990円/1回 150万円まで 4200円/1回 150万円超 4725円/1回 ※上記の「株式等」には「上場投資信託受益証券(ETF)」、「不動産投資信託証券(REIT)」、 「預託証券(DR)」を含みます。 ※手数料は当社の判断により変更する場合があります。 国内の金融商品取引所に上場する株式等(日本株式)の信用取引における売買手数料 信用取引による売買が約定した際には、インターネット(マーケットスピード含む)又は 自動音声応答ダイヤルを経由した場合、次の2つの手数料コースのうち、お客様が選択され たコースの手数料を支払っていただきます。お客様が選択されている手数料コースは、当社 メンバー画面にてご確認ください。(手数料は当社の判断により変更する場合があります。) [いちにち定額コース] [ワンショットコース] 1日の約定代金合計 手数料 約定代金 手数料 20万円まで 450円/1日(※1) 30万円まで 262円/1回 50万円まで 450円/1日 30万円超 472円/1回 ミニ 定額 100万円まで 900円/1日 200万円まで 2100円/1日 300万円まで(※2) 3150円/1日 ※1 総合取引口座開設後3ヶ月間は0円。ただし手数料無料の対象外銘柄があります。 ※2 以降、100万円増えるごとに1050円追加。 また、カスタマーサービスのオペレーター取次ぎによる電話注文においては、次の手数料 を支払っていただきます。 約定代金 手数料 30万円まで 3412円/1回 30万円超 3622円/1回

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なお、お客様が追加保証金(追証)や不足額を入金されず、当社の任意でお客様の計算に より建玉又は代用有価証券を決済・処分(強制執行)する際には、オペレーター取次ぎの手 数料を支払っていただきます。さらに、信用期日の前営業日までにお客様が信用建玉を処分 されなかった場合の強制執行においては、オペレーター取次ぎの手数料に10500円を加 算した額の手数料を支払っていただきます。 信用取引関係諸費用 [事務管理費] 建約定日から1ヶ月経過するごとに、1株あたり10.5銭の事務管理費がかかります。 (単元株制度の適用を受けない銘柄(売買単位1株)については1株あたり105円にな ります。)ただし、同一銘柄、同一日に成立した売付株数又は買付株数をそれぞれ合計し 105円に満たない場合は105円、1050円を超える場合には1050円とします。 ※税込金額を基に計算した結果生じた円未満の端数は切捨てております。 [名義書換料] 権利確定日を越えて買建をしている場合、信用建玉毎に1売買単位あたり52.5円の 名義書換料がかかります。 ※税込金額を基に計算した結果生じた円未満の端数は切捨てております。 【名義書換料の一部例外について】 平成13年10月1日以降に行われた株式の分割もしくは併合または1売買 単位の株式の数の変更(取引所に上場される前に行われたものを除く。)につい て、それぞれ行われる都度算出された当該分割比率もしくは当該併合比率または 当該1売買単位の株式の数の変更比率をそれぞれ乗じて得た数(以下「分割等に よる調整率」といいます。)が10以上となった場合の銘柄を例外の対象としま す。 ※分割比率:当該株式の分割後の発行済み株式の総数を当該分割前の発行済み 株式の総数で除して得た数をいいます。 ※併合比率:当該株式の併合後の発行済み株式の総数を当該併合前の発行済み 株式の総数で除して得た数をいいます。 ※変更比率:1売買単位の株式の数の変更前の1売買単位の株式の数を当該変 更後の1売買単位の株式の数で除して得た数をいいます。

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○委託保証金について 委託保証金は、売買代金の30%以上で、かつ 30 万円以上が必要です。また、有価証券に より代用する場合の代用価格は、以下に掲げる銘柄に応じて、前日終値にそれぞれの掛目を 乗じた価格となります。 東証(マザーズを含む)上場銘柄 前日終値の 80% 大証(ヘラクレスを含む)上場銘柄 〃 80% JASDAQ上場銘柄 〃 80% 名証単独上場銘柄 〃 0% 委託保証金率及び代用有価証券の掛目については、市場の動向により金融商品取引所によ り変更 されること又は当社の判断により変更することがありますので、ご注意ください。 なお、当社の判断により代用有価証券の掛目の変更又は除外(以下「掛目の変更等」とい います。)を行う事象は以下のとおりです。掛目の変更等を行う場合には、あらかじめその内 容をご通知し、変更後の掛目(又は除外)の適用日につきましては、通知した日から起算し て5営業日目の日といたします。ただし、下記③の事象の場合において、当社が必要と認め たときには、通知した日の翌営業日から適用することができるものといたします。(当社「信 用取引規定」第5条の2参照) ①株価が一定の水準を継続して下回る、または、出来高が過少で流動性が確保できないなど、 決済リスクの観点から当社が不適当と判断した場合。 ②当社での信用取引建玉状況や代用有価証券の預り状況等に照らして、著しく偏りが見られ るなど、与信管理の観点から当社が不適切と判断した場合。 ③特定の銘柄について、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等が発生し、 今後、株価が継続かつ大幅に下落することが予想され、当該銘柄の時価が本来の株価水準 を反映していないことから、保証金としての適切な評価を行うことができないと当社が認 めた場合。 なお、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等の事例としては、例えば、 次のようなケースが想定されます。 ・重大な粉飾決算の疑いが発覚し、直近の株価の水準が粉飾されたとされる決算内容に基づ き形成されていたと判断される場合 ・業務上の取引等で経営に重大な影響を与える巨額な損失が発生した場合 ・突発的な事故等により長期にわたりすべての業務が停止される場合 ・行政庁による法令等に基づく処分又は行政庁による法令違反に係る告発等により、すべて の業務が停止される場合 ・その他上場廃止につながる可能性が非常に高い事象が発生した場合

(15)

商号等:楽天証券株式会社

金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第195 号

参照

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