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「浦安市新庁舎建設基本構想(案)
」に関する
パブリックコメントの実施結果
○ 実施概要
1. 意見募集の対象
・「浦安市新庁舎建設基本構想(案)」
2. 意見の募集期間
・平成18年5月15日 (月)から平成18年6月5日(月)まで
3. 公開の方法
・市役所本庁舎5階企画政策課窓口、文化会館2階情報公開コーナー、各公民館で閲覧
・市のホームページに全文公開
・広報特集号「庁舎建設②」を発行
4. 意見提出の方法
・直接提出、郵便、ファックス、Eメール
*市民参加推進条例に基づき実施した。
○ 意見募集の結果
1. 意見の件数
意見を寄せた人数 11人
意見の数 27件(要旨の数)
2. 提出方法
○ ご意見に対する市の考え
A:ご意見に基づき、「新庁舎建設基本構想」に加筆・修正しました。
B:今後「基本計画」等の策定の際に参考とさせていただきます。
C:ご質問にお答えします。
D:「新庁舎建設基本構想」以外についてのご意見としてお聞きします。
主なご意見
対
応
市の考え
1
浦 安 市 の 財 政 が 許 す 限 り 新 庁 舎 建 設 に
賛成です。「箱物だけ大きくて悪いサー
ビス」などと市民の不平不満の出ないよ
うに、浦安市に見合った大きさの建物に
していただきたいと願っています。
B 基本構想(案)では、「使いやすく便利な
庁舎」「分かりやすい案内や相談窓口の充
実した庁舎」を、新庁舎建設の基本方針に
掲げています。今後基本計画などの策定の
なかで、利用者の満足度の高い庁舎とする
よう、必要機能について精査し、建設規模
も過大にならぬよう計画していきます。
基
本
構
想
︵
案
︶
全
体
2
新しい市役所を建てるには、相当の費用
がかかることでしょうが、できるだけ、
無駄のないような計画で、市民が利用し
や す い 役 所 を 建 て て 頂 き た い と 存 じ ま
す。
B 基本構想(案)では、「使いやすく便利な
庁舎」「経費を削減し経済的な庁舎」を、
新庁舎建設の基本方針に掲げています。今
後の計画にあたりましては、無駄なく、経
済的で、誰もが使いやすい庁舎としていき
ます。
( 1)
3
・
新
庁
舎
建
設
の
基
本
方
針
経
費
を
削
減
し
経
済
的
な
庁
舎
3
新 庁 舎 が 必 要 か 今 一 度 審 議 さ れ た 方 が
宜しいかと思います。箱物を作れば、今
後、ランニングコストの増大などが浦安
市の負担となります。今がよければと言
う 庁 舎 建 設 で な く 総 合 的 に ご 判 断 い た
だきたいと思います。
お金をかけずに今ある物を使い、新庁舎
の建替えをお願いいたします。予算も解
体費・建設費・ランニングコストなどト
ータルで考えてください。
A 新庁舎の建設は、建設にかかる経費だけで
なく、その後の維持管理などにかかる長期
的な経費(ライフサイクルコスト)の軽減
できる、経済効率の高い庁舎としていきま
す。
ご 指 摘 の 主 旨 を 基 本 構 想 に 反 映 す る た め
に【3・新庁舎建設の基本方針】
『経費を削減し経済的な庁舎』の文中「長
期的な経費(ライフサイクルコスト)」の
前に、「建設から維持管理・廃棄までにか
( 3)
庁
舎
災
害
に
備
え
た
防
災
拠
点
と
な
る
4
キ テ ィ 台 風 に よ る 水 害 や 災 害 に 見 舞 わ
れた体験からも、何かあったときに安全
に避難できる場所をつくることや、しっ
かりした防災の拠点をつくることが、こ
れから大切なことだと思います。
B 基本構想(案)では、「災害に備えた防災
拠点となる庁舎」を、新庁舎建設の基本方
針に掲げています。新庁舎については、浦
安公園と連携し、地区全体が防災拠点地な
るよう計画していきます。
(6)
応
を
兼
ね
備
え
た
庁
舎
I
T
技
術
の
活
用
と
人
の
対
5
積極的に I T 化を推進して欲しいのです
が、情報セキュリティには十分な対策を
お願いします。
B 新庁舎の建設は、最新の技術を活用したI
T化に努めるとともに、各種行政情報の適
切 な 管 理 と 万 全 な セ キ ュ リ テ ィ 機 能 を 強
化していきます。
( 10) 6
基本方針はよいと思います。「浦安公園」
を、市民の憩いの場となる緑豊かな緑地
にして欲しい。
B
セ
ン
タ
ー
コ
ア
地
区
の
形
成
浦
安
公
園
を
中
心
と
す
る
シ
ビ
ッ
ク
7
シ ビ ッ ク コ ア セ ン タ ー 地 区 の 公 園 の 大
規模な配置は良いと思います。
B
浦 安 公 園 は 元 町 地 域 で の 唯 一 の 近 隣 公 園
です。シビックセンターコア地区の他の施
設との連携を図りながら、市民の憩いの場
となるように整備していきます。また、災
害 時 に 防 災 機 能 を 持 つ 公 園 と し て い き ま
す。
なお、詳細計画にあたりましては、関係機
関等と協議しながら、行ってまいります。
(2)
4
・
新
庁
舎
に
導
入
す
る
機
能
災
害
に
備
え
る
防
災
拠
点
機
能
8
庁 舎 屋 上 に ヘ リ ポ ー ト を 設 置 す べ き で
ある。設置にあたっては、関係機関から
十分意見を聴き取り、運用上実効性のあ
るものとされたい。
B シ ビ ッ ク セ ン タ ー コ ア 地 区 全 体 が 防 災 拠
点としての役割が担えるよう、防災機能の
役割分担や施設配置など、今後関係機関と
( 3) 9
公民館などには、市の財産ともいえる優
れ た 美 術 作 品 が あ る の に そ れ を 知 ら な
い人が多いのは残念なことです。展示可
能な場として、又、市民参加の文化行事、
例 え ば 浦 安 市 美 術 展 の 会 場 と し て も 使
用 で き る よ う な 多 目 的 ホ ー ル が 盛 り 込
まれたら良いでしょう。
B
10
新庁舎に美術館とまでは申しませんが、
是 非 市 美 展 の 会 場 と な る ス ペ ー ス を 造
って欲しい。
B
市
民
協
働
の
ま
ち
づ
く
り
の
拠
点
機
能
11
情 報 セ ン タ ー 機 能 に 平 日 外 で も 文 書 を
閲覧できる仕組みを検討いただきたい。
新庁舎内に、図書館の分館として公文書
館(アーカイブズ)を設けてはいかがか。
B
イベント空間・情報センター機能など「市
民協働のまちづくり拠点機能」は、シビッ
ク セ ン タ ー コ ア 地 区 の 他 の 施 設 と 連 携 を
考慮し、市庁舎に供えるべき機能や、具体
的な空間構成・利用方法など、今後基本計
画 等 の 策 定 の な か で 庁 舎 機 能 だ け で な く
市 民 が 気 軽 に 利 用 で き る 利 便 施 設 や 機 能
を備えた計画にしていきます。
(5)
効
率
的
で
働
き
や
す
い
行
政
機
能
12
分煙については、推進すべきであるが、
長野県庁のような、逆に非効率となりか
ねない施策はやりすぎであるため、庁舎
内に喫煙室を設けること。
B 喫煙室の設置は、市庁舎内での喫煙のあり
( 6) 13
市 役 所 の あ た り は バ ス の 交 通 の 便 も 悪
く、市役所行きのバスは不便です。市役
所へ行くのに自動車・自転車は絶対に必
要です。シビックセンターコア地区の再
整 備 計 画 に あ た っ て 是 非 と も 充 分 な 自
動車・自転車の駐車場の確保をお願いし
ます。
B
14
現 在 は 庁 舎 周 辺 に 大 き な 駐 車 場 が あ る
ため助かっています。今の駐車場を公園
にするのであれば、たとえ地下式にせよ
最 低 で も 現 状 と 同 じ 台 数 の 駐 車 場 を 設
けていただきたい。
B
利
用
者
の
需
要
に
対
応
し
た
駐
車
場
及
び
駐
輪
場
15
駐車場土地の高度利用の観点からは、庁
舎 の 地 下 に 駐 車 場 を 設 置 す る の が 有 効
である。
B
駐車場・駐輪場は、シビックセンターコア
地 区 の 全 体 で の 利 用 需 要 を 確 保 す る と と
もに、利用しやすい配置となるよう検討し
ていきます。
5
・
新
庁
舎
建
設
の
基
本
指
標
16
議員定数について、法定議員数をベース
とすることは良いが、法定議員数と実際
の 議 員 数 と の 差 異 分 は 議 会 内 の 他 の 用
途に転用できるよう考慮すべき。
B 議会施設の必要機能や規模は、今後、市議
会 か ら の 意 見 を 聞 き な が ら 検 討 し て い き
17
現 庁 舎 前 の 駐 車 場 に 公 園 計 画 を 変 更 し
庁 舎 を 建 て る 方 法 を 考 え て 現 庁 舎 に 公
園 を 作 る な ど 別 な 地 区 に 公 園 を 作 る な
ど新たに土地を取得するのではなく、限
ら れ た 財 政 の 中 で 考 え な け れ ば い け な
いと思います。
現 庁 舎 の 跡 地 に 建 て 替 え も 考 慮 に 入 れ
る 事 も で き る の で は な い で し ょ う か 駐
車場に仮庁舎を作り、現庁舎の跡地に高
層 階 の 庁 舎 を 建 て る 事 も で き る と 思 い
ます。
C 基本構想(案)では、新庁舎の位置を現在
の 本 庁 舎 や 議 会 棟 の 立 地 し て い る 場 所 と
しています。
市では、市役所庁舎や文化会館をはじめ、
中央図書館、健康センター、郷土博物館、
消防庁舎など、市の中心的な公共公益施設
を配置し、拠点として施設の集積を図って
き た 地 区 を シ ビ ッ ク セ ン タ ー コ ア 地 区 と
位置づけています。新庁舎をシビックセン
タ ー コ ア 地 区 の 中 心 施 設 と し て 建 設 す る
ことで、各々の施設が機能を補完し合うな
ど、市民利用の利便性が高い施設とするこ
とができるものと考えています。
また、建設は、現在の庁舎での業務を継続
しながら、新庁舎を建設していきます。
( 3) 18
建設基本構想には賛成です。ただ、財源
不足分について、地方債の発行というの
は 安 易 に 考 え な い ほ う が 望 ま し い の で
はないでしょうか。掛かる経費は十分に
削減の上、将来的な税収等を勘案して、
慎重に対応して頂きたいと考えます。 B
6
・
新
庁
舎
建
設
の
方
針
19
事業費の不足分について、地方債の起債
を行う場合、償還期間を、高齢化対策が
本 格 的 に 必 要 と な る 前 に 完 了 す る よ う
計画することが望ましい
B
新
庁
舎
建
設
の
事
業
費
と
財
源
20
他 の 自 治 体 の 前 例 を 参 考 に す る の で は
なく、今世の中で優れた経営をしている
企 業 の 思 想 や 投 資 の 仕 方 を 参 考 に し て
ください。費用対効果をよく検討され、 B
基本構想(案)では、「経費を削減し経済
的な庁舎」を、新庁舎建設の基本方針に掲
げています。
今後、新庁舎の計画では、簡素化や合理化
などで、建設から・維持管理・廃棄までに
かかる長期的な経費を軽減できる、経済効
率の高い庁舎とし、地方債などの財源につ
い て は 財 政 を 圧 迫 す る こ と の な い よ う 慎
重に検討していきます。
また、民間の技術力や経営感覚などを取り
入 れ た 事 業 手 法 や 運 営 管 理 な ど を 活 用 す
(2)
解
消
に
つ
い
て
道
路
︵
市
道
幹
線
4
号
︶
に
よ
る
分
断
の
21
道路(市道幹線4号)による分断の解消
に つ い て は 、 当 該 道 路 を 他 に 指 定 替 え
し、敷地に取り込んでしまうのも一案で
はないか。指定替えしない場合、都立駒
沢 オ リ ン ピ ッ ク 公 園 の よ う な 人 工 地 盤
による接続がよいのではないか。ペデス
トリアンデッキ等の検討にあたっては、
歩行者のみならず、自転車の横断にも配
慮されたい。
B 本庁舎・文化会館側と図書館・健康センタ
ー側との分断は、周辺地域と道路ネットワ
ークを考慮しつつ、シビックセンター地区
内 の 連 携 強 化 を 図 り 解 消 し て い き た い と
考えています。
詳細につきましては、今後基本計画など
の策定のなかで検討していきます。
(3)
7
.
シ
ビ
ッ
ク
セ
ン
タ
ー
コ
ア
地
区
の
考
え
方
︵
U
セ
ン
タ
ー
︶
に
つ
い
て
老
人
福
祉
セ
ン
タ
ー
22
老人福祉センター(Uセンター)移転に
あたっては、おさんぽバスの路線を変更
して経由地に加える等、乗り換え回数が
増 え な い よ う な 対 処 を と っ て い た だ き
たい。
D お さ ん ぽ バ ス の 新 路 線 が 新 浦 安 駅 と 舞 浜
駅を結び、途中総合福祉センターを経由す
ることで決定しました。
い た だ き ま し た ご 意 見 は 今 後 の 参 考 と し
ます。
23
漁 業 の 町 浦 安 に ふ さ わ し い シ ビ ッ ク セ
ンターの町並みを実現するには、新市庁
舎 の 建 物 そ の も の も 漁 業 の 町 の テ イ ス
トを取り入れるべき。旧浦安漁業市場の
建物をモチーフにするべき。
B
24
マ イ ク ロ 波 ア ン テ ナ 等 を 設 置 す る 塔 屋
については、栃木県芳賀郡二宮町役場庁
舎のように、景観にも配慮した、TDR を
擁 す る 自 治 体 に ふ さ わ し い デ ザ イ ン 性
を期待する
B
そ
の
他
25
最 近 建 設 さ れ た 小 学 校 な ど は 奇 抜 な デ
ザ イ ン で 人 そ れ ぞ れ の 感 じ 方 が あ る と
思いますが、市役所については機能的で
シ ン プ ル な 設 計 を 心 が け て い た だ け れ B
新庁舎のデザインは、「浦安市景観マスタ
ープラン」を踏まえた景観形成を基本に、
シ ビ ッ ク セ ン タ ー コ ア 地 区 の 景 観 と 調 和
し、浦安市民のシンボルとして親しまれ愛
26
給食センターが廃止になると伺います。
出来ましたら、その跡地を公園に出来な
いものか要望致します。
D 東 野 学 校 給 食 セ ン タ ー の 跡 地 利 用 は 、 今
後、シビックセンター地区の土地利用など
を含め、協議していきます。
27
防災放送の音響装置については、聞き取
り や す さ に 配 慮 し た 高 機 能 な も の を 設
置するか、逆に冗費削減として設置しな
いことを検討されたい。また、電光掲示
板式の伝達方法も、聴覚障害者への配慮
も含めて検討されたい。
D 「防災うらやす」は、非常時の情報伝達手
段として、重要なものと考えています。い
た だ き ま し た ご 意 見 は 今 後 の 参 考 と し ま