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目次 ~CONTENTS~ はじめに下水道の役割としくみ受益者負担金制度について排水設備の普及促進下水道使用料について関連する補助 助成制度のご案内お願い

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(1)

下水道のしくみと助成

下水道のしくみと助成

下水道のしくみと助成

(2)

……1

……2

……3

……11

……19

……23

……25

は じ め に

下水道の役割としくみ

受益者負担金制度について

排水設備の普及促進

下水道使用料について

関連する補助・助成制度のご案内

お 願 い

目次

~CONTENTS~

(3)

……1

……2

……3

……11

……19

……23

……25

は じ め に

下水道の役割としくみ

受益者負担金制度について

排水設備の普及促進

下水道使用料について

関連する補助・助成制度のご案内

お 願 い

目次

~CONTENTS~

 下水道は、「安全で利便性が高い都市基盤の充実」という熊本市総合計画分野別計画 に基づき、都市の基盤施設としての役割はもちろん、自然環境の保全と健康で快適な 生活環境づくりの一翼を担っています。  現在、熊本市の下水道普及率は平成 27 年度末現在で

88.6

%と、全国平均の

77.8

%を上回ってはいるものの、今後なお一層の整備促進を図る必要がありますの で、市民の皆さんの下水道整備に対する深いご理解とご協力をお願いします。

はじめに

今後とも下水道整備

促進にご協力を

    お願いします!

(4)

下水道のしくみ(分流式)  下水道の役割は大きくわけて、生活環境の改善と公共用水域の水質保全にわけるこ とができます。

下水道の役割としくみ

川や海などの水質保全 生活環境の改善 浸水の防除 (トイレの水洗化) 側 溝 汚 水 工場 除害施設 浄化センター 放流 放流 雨水

(5)

1 受益者負担金制度とは

 国・県・市・市民が一体となって、公共下水道を計画的に建設するための財源とし て、下水道が整備されることによって利益を受ける方に建設費の一部を負担していた だ<制度です。  公共下水道が整備されますと、汚水はきれいな水に浄化されます。また悪臭のない 水洗トイレが利用できるといった地域生活環境が改善されるなど、土地の便益性が高 まり利用価値が増えるという利点があります。  これらの利点は市民全体が等しく受けるものではなく、下水道が整備される区域内 に土地を持っている人だけに限られます。

多額の資金を要します!

 下水道事業の建設資金は、国からの補助 金、企業債(国等からの借入金)、市費、そ して、関係地域の皆さんに負担していただく 受益者負担金等によって、まかなわれてい ます。

受益者負担金制度について

建設費(税込)約86億円(平成27年度) 留保資金 等 6.0% 1.2% 国からの 補助金  38.4% 企業債 54.4% 金 担 負 者 益 受 平成27年度 実  績

(6)

土地を対象に一度限りの負担金

 新たに公共下水道が整備された区域に土地を所有されている方、または権利を持っ ている方に受益者負担金がかかることになります。  この受益者負担金は下水道建設費の一部として、その土地の面積に応じて算出した 額を一度限りご負担していただくものです。   (根拠法令)     都市計画法第75条     熊本都市計画下水道事業受益者負担に関する条例        (昭和50年制定)

2 対象区域のお知らせ

 毎年度のはじめに、賦課対象区域を定め、公告します。  (新たに下水道が整備された区域です。)  公告に記載されたところが、受益者負担金を賦課徴収する区 域であり、この公告の日以後に「受益者申告書」を送付します。  この申告書のご提出により各受益者と受益者負担金額が決ま ります。

3 申告書の確認および提出

 受益者申告書が送られて来ましたら、土地の所在、面積、所有者などを確認後、必 要事項をご記入の上、同封の封筒に入れてご返送をお願いします。 住みやすい 環境になるね!!

○○年度

対象区域が決定 しました。

公告

(7)

4 受益者負担金を納めていただく方(受益者)

 受益者とは、「公共下水道が整備された区域内にある土地」の所有者です。  ただし、その土地に、権利者(地上権、質権、賃借人、使用借主)がある場合は、 土地の所有者に代わり受益者となることができます。その場合、所有者と権利者の承 認が必要となります。

(1) 土地所有者が受益者となる場合(単独申告)

(2) 土地所有者以外の方が受益者を希望される場合(連署で申告)

 土地を借りている方が受益者となる場合、その方の借りている土地の面積、住所、 氏名、納付方法(一括・分割)を記入して、必ず確認印をもらって申告してください。 (1) (2) (1) (2) (3) (4) 土地所有者、家屋所 有者及び居住者が同 一の場合 土地と家屋の所有者 が同一で居住者が異 なる場合 家屋所有者と居住者が同 一で土地の所有者が異な る場合 土地所有者、家屋所有者、 居住者がそれぞれ異なる 場合 さら地、駐車場など A が土地所有者の場合 田・畑・山 林 な ど、 A が土地所有者の場合 居住者A 家屋所有 者  A 土地所有者A B A A B B A C B A A A Aが単独で申告(受益者はA) AとBが連署で申告(受益者はB) ※土地所有者が受益者となる場合は連署の必要はありません。

(8)

5 負担金額と納める方法

 受益者の負担金額は、皆さんが所有されている土地または権利者である土地の面積 (公簿)に応じて1平方メートルあたり200円(坪当り約660円)を乗じて算出した額 となります。(条例第4条 受益者の負担金の額)   (例) に と こ る す 択 選 を か れ ず い の か い 払 割 分 、 か い 払 括 一 に 際 の 」 告 申 「 、 は 法 方 る め 納   なりますが、一括払いは納入通知書でのお支払いのみになります。分割払いの場合は 納入通知書でのお支払いか便利な口座振替もご利用できます。ただし、8月に納入通知 書が届いてからのお申し込みになりますので振替開始は第2期以降からです。    一括払い   納入通知書で一括払い    分割払い   納入通知書で年4回(8月・10月・12月・2月)×3年間の分割支払い       納入通知書で第1期分を支払い第2期分より口座振替が可能 (                     金融機関または郵便局での申し込み) ・・・・ 250平方メートルの土地所有者の負担金額は  

250㎡×200円=50,000円

(10円未満の端数は切り捨て) *一括払い…………第1期(8月)に50,000円支払いで終了 *分割払い…………第1期4,100円+800円(端数)    4,900円          第2期から12期まで各々4,100円  45,100円       合    計        50,000円 分割払いの納付期間は年に4回(8月・10月・12月・2月の納期月) を3年続けることになります。 (100円未満の端数は、第1期に合算してとりあつかいます。)

(9)

6 受益者に変更があったとき

 負担金の納付の途中、または徴収猶予中に売買その他の事由により、土地の所有者 または権利者に変更があった場合は、双方合意の上、「受益者変更届」を提出してくだ さい。  提出されませんと、受益者を変更することができず、そのままお支払いいただくこ ととなりますのでご注意ください。

7 納付管理人を定めると便利

 受益者が熊本市内に住んでいない場合、熊本市内に住んでいる方の中から納付管理 人を定めて納める便利な方法があります。

8 受益者負担金納入までの流れ

下水道工事の完了

申  告

賦課対象区域の公告(5月)

受益者負担金額の決定

受益者負担金の納付(8月~)

土地所有者へ申告書を送付(5月) 地元説明会を実施(5・6月) 受益者は申告書を上下水道局へ提出(5月~7月) 負担金の決定通知書、納入通知書を 受益者へ送付(8月) 申告書を送付 金融機関等で納付 申告書の提出 決定通知書 納入通知書を送付

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9 受益者負担金の減免

 受益者負担金は、賦課区域内のすべての土地にかかりますが次のような土地にあて はまる場合は、一部または全部が減免されます。  減免を受けようとする方は、「減免申請書」の提出が必要です。  ※減免申請書は申告書と同時に提出してください。

10 受益者負担金の徴収猶予

 現在、耕作中の農地や、受益者に火災など不慮の事故が生じ、負担金の納付が困難 なときなど、一定期間次のような徴収猶予があります。  猶予を受けようとする方は、「徴収猶予申請書」の提出が必要です。  ※徴収猶予申請書は申告書と同時に提出してください。  猶予理由が消滅し、猶予を取消された受益者は、受益者負担金をお支払いいただく こととなります。 減 免 の 対 象 と な る 土 地 減免の割合(%) 公共性のある私道敷で公道に準ずると認められるもの(道路) 100 神社・寺院・教会等が使用する境内地 50 墓地 100 消防器具格納庫・防災施設用地(防火水槽、調整池等) 100 国・県・市が使用している土地 25 ~ 75 民営鉄道の所有または、使用している土地 25 ~ 100 公・私立学校・幼稚園または社会福祉施設 75 公民館等集会所の敷地 50 項   目 説    明 期    間 農地、山林 田、畑または山林 3年(3年毎に更新が必要です) 生活困窮者 生活保護受給者であって保護証明が必要 1年(毎年更新が必要です) 裁判係争中の土地 土地の所有権等について裁判で争っている土地 3年(3年毎に更新が必要です) 災害・盗難その他事故 火災などの被災者 (毎年更新が必要です)3年を限度として管理者が認定する期間 その他 低地、急傾斜地など 3年(3年毎に更新が必要です)

(11)

11 よくあるお問い合わせ

問1 下水道事業受益者負担金とは何ですか? 答)  下水道が整備された区域は、生活環境が向上し、土地の利用価値が高まります。     しかし、道路や公園などのように誰もがいつでも利用できる施設と違い、そ の利益を受けるのは下水道が整備された区域内の土地所有者や賃借権・地上権 などの権利をお持ちの方に限られています。     また、下水道を整備するためには、多くの費用が必要となりますが、その整 備に一般の公費(税金)のみを投入することは、下水道を利用できない人にも 負担をかけ、公平を欠くことになります。     そこで、公共下水道を利用できるようになった区域内の方に、その一部を一 度限り負担していただくのが「受益者負担金制度」です。 問2 なぜ受益者負担金の対象を土地にしたのですか? 答)  受益者負担金は、土地の利用価値の増加に着目して負担を求めようというも のです。     この利用価値の増加は、整備地全体に一律に生じるため、受益の程度を計る 際に土地の面積によって評価できることから、土地の面積を基準にすることが 最も公平な負担方法といえます。     また将来、その土地の利用状況や所有者が代わった場合や、分筆・合筆が行 われた場合等であっても、登記事項証明書で確認することができるからです。 問3 誰が受益者となるのですか? 答)  原則として、土地の所有者が受益者となります。ただし、その土地にほかの 人が所有する家屋が建っている場合など、土地の所有者と土地の使用者が異な る場合は、所有者と使用者双方で話し合いのうえで決めていただきます。 問4 なぜ負担金の単価が200円/㎡なのですか? 答)  昭和50年の条例制定時において、今後10年間で下水道整備(各家までの枝管 および公共ます整備費)を予定した区域の整備費用を区域内の面積で割ったも のに、さらに負担の軽減を図り計算したものです。

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問5 受益者負担金の徴収猶予とは? 答)  受益者負担金を賦課した土地の現況によっては、申請に基づき受益者負担金 の支払いを猶予(先延ばし)することができます。(職員による現地調査をさせ ていただきます。)     代表的な徴収猶予となる土地としては、田畑や山林があげられます。田畑や 山林については、3年間徴収を猶予し、3年後も田畑や山林であれば徴収を猶 予することができます。 ただし、猶予を更新するときは、「徴収猶予申請書」 (期間延長)の提出が必要です。     なお、徴収猶予を受けていた理由・状況が消滅したときには、猶予の取り消 しを行うことになります(届出が必要です)。ご注意ください。 問6 駐車場やさら地などの場合は、徴収猶予となるのですか? 答)  市街化区域にある土地は、現況が駐車場やさら地であっても、家を建てるこ とが可能な土地と認められるため、受益者負担金を徴収猶予することはできま せん。 問7 受益者負担金の減免とは? 答)  受益者負担金を賦課した土地の状況によっては、申請に基づき受益者負担金 の支払いを減免(減額や免除)することができます。     代表的な減免となる土地としては、公共性のある私道があげられます。私道 であっても公道に準ずると認められる道路は100%減免されます。     なお、減免を受ける場合は、「減免申請書」の提出が必要です。(職員による現 地調査をさせていただきます。) 問8 受益者負担金は、所得税の必要経費となりますか? 答)  不動産所得、事業所所得等については、必要経費として認められる場合があ ります。詳しくは、所轄の税務署にお尋ねください。   

◆受益者負担金等については、

給排水設備課 排水設備班(☎096-381-1153)

(13)

 毎日のくらしのなかで出された汚水は、そのまま住宅のまわりにたまったり、側溝 や水路などを通り近<の川へ流れ込んで、悪臭をはなったり、ハエや力などの発生の 原因になるなど地域の生活環境を悪<しています。  そのため、上下水道局では、計画的な下水道の整備と、家庭内の排水設備(水洗化) の普及促進に努力しています。  皆さんの地域に、公共下水道が整備され、下水道が使えるようになりましたら、供 用開始のお知らせ文書を配付します。その供用開始のお知らせ文書が届いてから排水 設備(水洗化)工事を行っていただくこととなります。  なお、自己資金のみでは工事が困難な場合、工事費用の融資あっ旋・利子補給制度 を設けていますので、一日も早い排水設備(水洗化)の設置をお願いします。

排水設備の普及促進

※供用開始とは、お客様の お宅からの汚水を公共下 水道へ流すことができる ようになったということ です。 ※市内には、分流式(汚水 と雨水を別々の管路で処 理する方式)の地区と、 合流式(汚水と雨水とを 同じ管路で処理する方 式)の地区があります。 ※「ます」とは排水管の曲り角や 合流地点などに設置され、排水 設備を維持管理する上で重要な ものです。 ※ 分 流 地 区 内 で は 雨 水 は、下水道へ流せませ ん。側溝などに放流し てください。 ) 管 水 雨 ( (排水管) (下水道管) 排水設備とは… (汚水ます) (汚水ます) (汚水ます) (汚水ます) (公共ます) 排水設備 (個人負担による        工事施工) 公共下水道 (上下水道局が工事施工) ) 界 境 私 公 (

(14)

1 排水設備とは

 排水設備とは、家庭内の便所・浴室・台所などから流れでる汚水を、上下水道局が 設置した下水道施設(公共ます)に接続し、スムーズに排除するための施設です。  これらの排水設備は個人の財産となりますので、個人負担での設置及び維持管理を 行っていただくことになります。  下水道が使えるようになった区域内の建物の所有者の方々には、下水道法や下水道 条例等により次のことが義務付けられています。 1 台所・浴室・洗濯機などから出される汚水は、供用開始日から6 ヵ月以内に直接 公共下水道(公共ます)に接続してください。(下水道法第10条及び下水道条例第3条)   し尿浄化槽を設置している方は、排水先を供用開始日から6 ヵ月以内には、直接 公共下水道(公共ます)に接続してください。   下水道へ接続されることにより、お使いの浄化槽は不用となりますので、工事の 際に浄化槽の廃止も行ってください。そのままにしておくと、清掃点検・保守点検 の費用を負担しなければなりません。 2 くみ取り式便所をお使いのご家庭では、供用開始日から3年以内に水洗式の便所 に改造して直接公共下水道(公共ます)に接続してください。(下水道法第11条の3) くみ取り式トイレ 水洗式トイレ ワー すごくきれい

(15)

2 排水設備工事は、排水設備指定工事店で

 排水設備(水洗化)工事をするときは、必ず熊本市上下水道局が指定した「排水設 備指定工事店」へお申し込みください。  指定工事店は、基準にあった設備をつくるために必要な技術を習得しているほか、 不当な工事の請求や粗悪工事、粗悪品の使用などをなくして、安心して工事をまかせ ることができるように、熊本市上下水道局が指定したものです。  必要書類の作成・届出や融資あっ旋制度等の諸手続きも、皆さんをお手伝いします。  家屋の新築・増改築等をされるときの排水設備(水洗化)工事についても、指定工 事店で施工しなければなりません。(下水道条例第7条)

指定工事店への申込方法

○ 心当たり、またはお近<の「指定工事店」に直接申し込み  (指定工事店は、熊本市上下水道局のホームページからも確認することができます。) ○ 各工事店が、直接皆さんのご家庭を訪問して排水設備の工事について勧誘する場合 もありますので、必ず指定工事店であることを確認して申し込んでください。  排水設備(水洗化)工事は、皆さんの費用負担により「指定工事店」との契約で、行わ れるものです。 ○ 複数の工事店から見積りをとり、金額や対応等について比較されることをお勧めし ます。納得のいく指定工事店に工事を依頼(契約)してください。 工事の見積り依頼(複数の工事店から) 工事の申し込み(契約) 工事の施工 調査・見積り

依 頼 者

指定工事店

(16)

3 排水設備(水洗化)工事の進め方

 指定工事店が、現地調査・設計・見積りをしますので、便器の器種・施 工方法・費用・支払い条件などの打ち合わせを十分に行い、工事契約 をします。(工事着工後の自己資金から融資あっ旋・利子補給制度への変 更はできません。)  指定工事店が必要書類を熊本市上下水道局 に提出します。工事依頼人の押印が必要です。  上下水道局では、施工方法などが基準に合 い適正かどうかを審査して計画を確認します。 1 工事は、トイレ、台所、浴室などの汚水口から公共ますまでの排水 管やますを新設したり既設のますの手直しなどをします。 2 既設の便槽内のくみ取りは、専門の業者に依頼 してください。便槽の清掃、消毒をしたあと適 正に処理します。(浄化槽の廃止も同様です。) 3 くみ取り式トイレの場合は水洗トイレの便器 をすえつけ、給水管の配管を行います。   工事に必要な日数は、一般の住宅の場合2日から3日ぐらいです。   (トイレが使えないのは1日程度です。) ・工事完了届の提出を受けて、完了検査を行います。  (完了検査は熊本市上下水道局の委託を受けた公益 財団法人熊本市上下水道サービス公社が行います。) ・下水道を使用することになりますので、公共下水 道使用開始届を提出してください。 指定工事店との契約 工事計画書の届出 工事の着手 工事完了届、下水道使用開始届の届出 排水設備工事検査済章票

(17)

4 工事費の融資あっ旋・利子補給制度について

 下水道が使えるようになったら1日も早く排水設備(水洗化)工事を行っていただ くために「融資あっ旋・利子補給制度」を設けています。  この制度は、自己資金のみでは排水設備工事費用を負担することが困難な方に対し て、民間金融機関をあっ旋し、金融機関への償還が完了したあとに利子の全額を補給 する制度です。

*制度を利用できる人の資格

 熊本市の処理区域内に住所を有し、改造工事をしようとする家屋に現に居住してい る人で次のいずれにも該当する人 ①処理区域内の家屋の所有者又は所有者の承諾を受けた所有者と生計をーにする人 ②融資を受けた改造資金の償還能力を有する人 ③市税及び受益者負担金を滞納していない人 ④取扱金融機関の融資条件に適合する人(※年齢制限等があります。)

*融資あっ旋の額

 

くみ取り式便所の改造工事   

330,000円/1 ヵ所

 

し尿浄化槽切替工事      

330,000円/1基

*融資及び保証の利率

(取扱金融機関によって異なります。利率は、変更になる場合があります。) 約定日に口座振替ができなかった場合には、別途遅延利息が発生します。 ※工事着工後の自己資金から融資あっ旋・利子補給制度への変更は  できません。

2.90%~ 7.50%

(18)

*償還の期間及び方法

 支払方法は、元利均等方式又はボーナス併用方式による口座振替です。

*利子補給

 金融機関への償還が完済したら、請求に基づき金融機関に支払った利子の全額を 補給します。

工事の費用

(標準的家屋の一例としてお考えください。)  これらの工事は、家屋や敷地の形状、トイレの種類などによって異なります。 また、便槽内のくみ取り費用は、上記の標準工事費には含まれてはおりません。

◆工事費の融資あっ旋・利子補給制度について詳しくは、

給排水設備課 排水設備班(☎096-381-1153)

償還期間は、36 ヵ月以内

くみ取り式便所の改造工事 し尿浄化槽切替工事 工 事 名 費    用 備  考 水洗便所工事 112,000円 水洗便器(洋風腰掛)本体器具取付費 価格は、便器の種類で変わります。 水洗化のために給水工事が必要です。 汚水ますエ事 83,000円 汚水ますφ150mm×5箇所 排 水 管 工 事 94,000円 塩ビ管 100mm×15m 〃   75mm× 5m 給 水 工 事 19,000円 給水管 13mm×3.5m保温工事     3.5m 計 308,000円(税抜き) 工 事 名 費    用 備   考 便 槽 処 理 33,000円 (7人槽・腐敗型) し尿浄化槽の人槽によって、 便槽処理価格は、変わります。 汚水ますエ事 83,000円 汚水ますφ150mm×5箇所 排 水 管 工 事 94,000円 塩ビ管 100mm×15m 〃   75mm× 5m 計 210,000円(税抜き)

(19)

5 私道にも公共下水道を公費で布設します

 公共下水道の普及促進のため下記の条件を備えれば、私道についても公共下水道を 公費で布設します。なお、助成金制度(2/3助成)も別途設けておりますので、公 費布設の条件に適合しない場合はご相談ください。

布設の条件

1 私道の両端又は一端が、公共下水道が設置されている道路に接続されてい ること 2 私道の形態が明確かつ分筆され、地目が公衆用道路であること 3 公共下水道の布設及び維持管理において、家屋等への影響がない道路幅員 を有すること 4 私道に面する土地が2筆以上あり、かつ1戸以上の建物が建っており、又 は、建築予定であること 5 公共下水道の設置又は維持管理について、所有権者及び占有者等全員が同 意していること 6 公共下水道が存置する期間、無償で使用できるもの(権利を移転する場合 にあっても同様とする。)であること 7 開発区域内道路にあっては、開発完了後3年を経過していること

◆申請方法など詳しくは、

計画調整課 事業調整班(☎096-381-3024)

私道の公共下水道(公費)布設対象事例

(20)

6 私道に対する共同排水設備助成金制度について

 次の条件を備えた私道に共同で排水設備を設けるときは、熊本市上下水道局が私道 部分の排水設備工事費の3分の2を助成します。ただし、維持管理は皆さんで行ってく ださい。(公共下水道ではありません。)

助成の条件

1 私道に所有者が異なる家屋が2つ以上接していること。(注1) 2 共同排水設備工事完了後、すみやかに水洗便所に改造すること。 3 土地所有者が、共同排水設備の設置に同意していること。 4 市税及び下水道受益者負担金を滞納していないこと。

助成の申請方法

 助成を受けられる方々の中から代表者を選任し、その代表者は熊本市排水設備指定 工事店を通じて共同排水設備の工事着工前に、共同排水設備助成申請書等を上下水道局 に提出してください。(必要な書類は、指定工事店が用意いたします。)

◆助成金制度については、

計画調整課 事業調整班(☎096-381-3024)

注1.公道に面する土地または家屋の所有者が私道に設ける共同排水設備から接続する場合は、対象者となります。 代表申請者 指定工事店 上下水道局計画調整課

(21)

 下水道使用料は、家庭や工場などから排出された汚水をきれいな水に変えて河川に 放流するための経費や、下水道施設の維持管理のための経費にあてられています。

1 下水道使用料を納めていただく方

 家庭や工場などからの汚水を下水道に流される方は、全て対象になります。

2 下水道使用料の算定について

(1)下水道使用料は、汚水量に基づき算定し、基本使用料と従量使用料の合計額とな ります。(21ページの料金表参照) (2)使用料算定の基礎となる汚水量は次のように認定します。 ●水道水を使用されている場合は、水道水の使用水量を汚水の量とします。 (本市では、2ヵ月ごとにメーターの検針を行い、その間の使用水量を2分割し、 検針月の翌月と翌々月に振り分けて1ヵ月分の使用水量としています。) ●事業用として井戸水等を使用されている場合は、井戸水等の使用水量(くみ上げ られた水量)を汚水の量とします。 ●井戸水や温泉水などを家庭用に使用されている場合の汚水の量は次のように算 定します。

下水道使用料について

①井戸水等のみご使用の場合 A 井戸水等の使用量を計量するための  メーターが設置してある場合 メーターで計量した使用水量を汚水の量とします。 B 井戸水等の使用量を計量するための  メーターがない場合 別表1の使用人数に応じた認定水量を汚水の量とします。 (1人→9㎥、2人→15㎥、3人→20㎥、 4人以上は、1人増える毎に4㎥を加えた量) 別表1 (※1ヵ月あたり) 使用人数 1人 2人 3人 4人 5人 人数割認定水量 下水道使用料(税込) (井戸水等のみ使用の場合) 9㎥ 15㎥ 20㎥ 24㎥ 28㎥ 1,003円 1,661円 2,303円 2,982円 3,661円 ※4人以上の場合は、3人の水量に、1人増加するごとに、4㎥を加えた水量。

(22)

②水道水と井戸水等を併用してご使用の場合 C 井戸水等の使用量を計量するための  メーターが設置してある場合 メーターで計量した井戸水等の使用水量を水道水の使用水量 に加え、その合計水量を汚水の量とします。 D 井戸水等の使用量を計量するための  メーターがない場合 別表2の井戸水等の使用用途(使用人数)に応じた使用人数毎 の認定水量を水道水の使用水量に加え、その合計水量を汚水 の量とします。 別表2 (例) (※1ヵ月あたり) 使用人数 1人 2人 3人 4人 5人 トイレ 2㎥ 4㎥ 6㎥ 7㎥ 8㎥ 風 呂 2㎥ 3㎥ 4㎥ 5㎥ 6㎥ 炊 事 2㎥ 3㎥ 4㎥ 5㎥ 6㎥ 洗 濯 2㎥ 3㎥ 4㎥ 5㎥ 6㎥ 洗顔その他 1㎥ 2㎥ 2㎥ 2㎥ 2㎥ ※4人以上の場合は、3人の水量に、1人増加するごとに、   用途に応じ トイレ1㎥、風呂1㎥、炊事1㎥、洗濯1㎥を加えた水量。 ※2人世帯で、水道水10㎥、井戸水をトイレ(4㎥ )と風呂(3㎥ )に使用の場合の使用料  汚水量は 10㎥+4㎥+3㎥=17㎥で認定  料金表に基づき、17㎥の使用料を算定  874.28円(基本使用料)+1,043.89円(従量使用料)=1918.17円・・・1,918円

3 届出のお願い

次のような場合は、必ず上下水道局 料金課お客さまセンターへ届出をお願いします。 ●新たに汚水を下水道に流すとき ●一般家庭で井戸水を使用し、その排水を下水道へ排出される場合は、「水道水以  外の水の使用状況申告書」を提出していただき、それに基づき下水道使用料を算  出します。 ●上下水道局では、下水道使用料の未賦課や誤徴収を防ぐ目的で、水道の検針員が  井戸水等の使用状況を定期的に確認しています。 ●転居等により、下水道の使用を中止するとき ●使用している水(水道水、井戸水、温泉水など)を変更するとき ●井戸水等を使用の一般家庭において、使用人数、使用用途に変更があった場合 量 水 定 認 別 途 用 ・ 数 人 ) 用 併 と 水 道 水 (

(23)

下水道使用料の計算方法(1 ヵ月につき)

下水道使用料は、基本使用料と従量使用料の合計になります。 (1円未満切捨て) 区 分 使  用  料 0㎥ 1㎥~ 10㎥まで 11㎥~ 20㎥まで 21㎥~ 50㎥まで 51㎥~ 200㎥まで 201㎥~ 500㎥まで 501㎥~ 2,000㎥まで 2,001㎥以上 基本使用料 874.28円 使用水量×14.39円+874.28円 使用水量×128.57円-267.52円 使用水量×169.71円-1,090.32円 使用水量×205.71円-2,890.32円 使用水量×246.85円-11,118.32円 使用水量×287.99円-31,688.32円 使用水量×334.28円-124,268.32円 下水道使用料簡易計算方法 下水道使用料の支払い方法 汚水の種類 支払方法 備    考 水道水による汚水 口座振替 または 納付書払い 水道料金と一緒に 毎月お支払いください。 井 戸 水・ 温 泉 水 等 による汚水 家庭用(水道水と併用) 家庭用(専用) 毎月お支払いください。 事業用 使用料計算の方法 *(例)水道水を1 ヵ月20㎥使用した場合・・・・・・・2,303円(お支払い額)    基本使用料       874.28円    従量使用料  1㎥~ 10㎥ までの分  14.39円 ×10㎥= 143.9円        11㎥~ 20㎥ までの分 128.57円 ×10㎥=1,285.7円      計               2,303.88円(1円未満切捨て)

〔料金表〕

汚水の種類 使  用  料 一般汚水 (一般家庭汚水・事業汚水 などの公衆浴場汚水を除く 全ての汚水)       基本使用料 874.28円 従量使用料 (1㎥につき) 1㎥~ 10㎥ 14.39円 11㎥~ 20㎥ 128.57円 21㎥~ 50㎥ 169.71円 51㎥~ 200㎥ 205.71円 201㎥~ 500㎥ 246.85円 501㎥~ 2,000㎥ 287.99円 2,001㎥~ 334.28円 公衆浴場汚水 1㎥につき 12.34円 (平成26年4月改正 消費税込み)

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上下水道料金早見表(消費税込み)

平成26年4月改正(平成26年8月請求分から適用) 口径20mm 水量 (㎥) 水道料金 (円) 下水道使用料 (円) 合 計 (円) 0 1,339 874 2,213 1 1,355 888 2,243 2 1,371 903 2,274 3 1,387 917 2,304 4 1,404 931 2,335 5 1,420 946 2,366 6 1,436 960 2,396 7 1,452 975 2,427 8 1,468 989 2,457 9 1,485 1,003 2,488 10 1,501 1,018 2,519 11 1,647 1,146 2,793 12 1,792 1,275 3,067 13 1,938 1,403 3,341 14 2,084 1,532 3,616 15 2,230 1,661 3,891 16 2,376 1,789 4,165 17 2,521 1,918 4,439 18 2,667 2,046 4,713 19 2,813 2,175 4,988 20 2,959 2,303 5,262 21 3,132 2,473 5,605 22 3,304 2,643 5,947 23 3,477 2,813 6,290 24 3,650 2,982 6,632 25 3,823 3,152 6,975 26 3,996 3,322 7,318 27 4,168 3,491 7,659 28 4,341 3,661 8,002 29 4,514 3,831 8,345 30 4,687 4,000 8,687 31 4,887 4,170 9,057 32 5,086 4,340 9,426 33 5,286 4,510 9,796 34 5,486 4,679 10,165 35 5,686 4,849 10,535 36 5,886 5,019 10,905 37 6,085 5,188 11,273 38 6,285 5,358 11,643 39 6,485 5,528 12,013 40 6,685 5,698 12,383 41 6,922 5,867 12,789 42 7,160 6,037 13,197 43 7,398 6,207 13,605 44 7,635 6,376 14,011 45 7,873 6,546 14,419 46 8,110 6,716 14,826 47 8,348 6,886 15,234 48 8,586 7,055 15,641 49 8,823 7,225 16,048 50 9,061 7,395 16,456 60 11,437 9,452 20,889 70 13,813 11,509 25,322 80 16,189 13,566 29,755 90 18,565 15,623 34,188 100 20,941 17,680 38,621 口径25mm 水量 (㎥) 水道料金 (円) 下水道使用料 (円) 合 計 (円) 0 1,825 874 2,699 1 1,841 888 2,729 2 1,857 903 2,760 3 1,873 917 2,790 4 1,890 931 2,821 5 1,906 946 2,852 6 1,922 960 2,882 7 1,938 975 2,913 8 1,954 989 2,943 9 1,971 1,003 2,974 10 1,987 1,018 3,005 11 2,133 1,146 3,279 12 2,278 1,275 3,553 13 2,424 1,403 3,827 14 2,570 1,532 4,102 15 2,716 1,661 4,377 16 2,862 1,789 4,651 17 3,007 1,918 4,925 18 3,153 2,046 5,199 19 3,299 2,175 5,474 20 3,445 2,303 5,748 21 3,618 2,473 6,091 22 3,790 2,643 6,433 23 3,963 2,813 6,776 24 4,136 2,982 7,118 25 4,309 3,152 7,461 26 4,482 3,322 7,804 27 4,654 3,491 8,145 28 4,827 3,661 8,488 29 5,000 3,831 8,831 30 5,173 4,000 9,173 31 5,373 4,170 9,543 32 5,572 4,340 9,912 33 5,772 4,510 10,282 34 5,972 4,679 10,651 35 6,172 4,849 11,021 36 6,372 5,019 11,391 37 6,571 5,188 11,759 38 6,771 5,358 12,129 39 6,971 5,528 12,499 40 7,171 5,698 12,869 41 7,408 5,867 13,275 42 7,646 6,037 13,683 43 7,884 6,207 14,091 44 8,121 6,376 14,497 45 8,359 6,546 14,905 46 8,596 6,716 15,312 47 8,834 6,886 15,720 48 9,072 7,055 16,127 49 9,309 7,225 16,534 50 9,547 7,395 16,942 60 11,923 9,452 21,375 70 14,299 11,509 25,808 80 16,675 13,566 30,241 90 19,051 15,623 34,674 100 21,427 17,680 39,107 口径13mm 水量 (㎥) 水道料金 (円) 下水道使用料 (円) 合 計 (円) 0 972 874 1,846 1 988 888 1,876 2 1,004 903 1,907 3 1,020 917 1,937 4 1,036 931 1,967 5 1,053 946 1,999 6 1,069 960 2,029 7 1,085 975 2,060 8 1,101 989 2,090 9 1,117 1,003 2,120 10 1,134 1,018 2,152 11 1,279 1,146 2,425 12 1,425 1,275 2,700 13 1,571 1,403 2,974 14 1,717 1,532 3,249 15 1,863 1,661 3,524 16 2,008 1,789 3,797 17 2,154 1,918 4,072 18 2,300 2,046 4,346 19 2,446 2,175 4,621 20 2,592 2,303 4,895 21 2,764 2,473 5,237 22 2,937 2,643 5,580 23 3,110 2,813 5,923 24 3,283 2,982 6,265 25 3,456 3,152 6,608 26 3,628 3,322 6,950 27 3,801 3,491 7,292 28 3,974 3,661 7,635 29 4,147 3,831 7,978 30 4,320 4,000 8,320 31 4,519 4,170 8,689 32 4,719 4,340 9,059 33 4,919 4,510 9,429 34 5,119 4,679 9,798 35 5,319 4,849 10,168 36 5,518 5,019 10,537 37 5,718 5,188 10,906 38 5,918 5,358 11,276 39 6,118 5,528 11,646 40 6,318 5,698 12,016 41 6,555 5,867 12,422 42 6,793 6,037 12,830 43 7,030 6,207 13,237 44 7,268 6,376 13,644 45 7,506 6,546 14,052 46 7,743 6,716 14,459 47 7,981 6,886 14,867 48 8,218 7,055 15,273 49 8,456 7,225 15,681 50 8,694 7,395 16,089 60 11,070 9,452 20,522 70 13,446 11,509 24,955 80 15,822 13,566 29,388 90 18,198 15,623 33,821 100 20,574 17,680 38,254

(25)

1 雨水浸透ますの設置の助成について

 熊本市では、雨水を地下にしみ込ませ、家の外へ流れ出る量を減らすことにより、 道路等が水浸しになるのを減らし、さらに地下水保全の推進を目的とした雨水浸透ま すの設置に補助をいたします。(下水道管に流すことのできない雨水を、有効に処理し ます。)

補助の条件(対象者)

 熊本市内で家の新築、購入、リフォーム等の際、

《補助の条件(対象基数)》

(H28.10.1 より施行)

1.新築、増築住宅の場合 2基目から補助します。 2.既存住宅の場合 1基目から補助します。 雨水浸透ます設置をご計画の方、既に新築後、購 入後、リフォーム後の方でも結構です。 (浸透ます設置工事前に限ります。)

補助金の額

○補助金の額は,浸透ますの設置個数で決めさせていただきます。(限度額 20万円) ○雨水浸透ます一基当たりの補助金の額  コンクリート製 19,000円   塩化ビニール製(ポリプロピレン製)14,000円  (内径350㎜以上×高600㎜以上)   (内径300㎜以上×高400㎜以上) 申請・完了の手順

関連する補助・助成制度のご案内

※浸透ますを設置する敷地の所有者又は所有者の同意を得た方。 ※市税を滞納していない方 申請書の提出 補助金決定通知を送付 工事開始 工事完了 現地検査 補助金のお支払い ○ 補助金の申請は浸透ますの設置工事前にお願いします。工事が始まっているものや既に終わった ものには補助金の交付はできません。 ○ 湿地帯や低地等、崖、盛土、土壌の性質等により設置しても効果がない場所や危険な場所には設 置できませんので、事前にご相談ください。 ○ 雨水浸透ますは、雨どいに接続するのが条件で、雨水以外のものは流すことはできません。  (足洗い場等からの接続不可) ○ 設置工事は、熊本市の競争入札に参加する資格を有する者で排水設備等を専門とする業者の方に 施工をお願いします。 ○ この補助金を受けた場合、浸透ますを最低5年間は使用するとともに、雨水が浸透するよう浸透 ますの清掃、その他維持保全に努めなければなりません。 ※「熊本市地下水保全条例(平成20年7月1日施行)」により、建物を新築・増築する場合には、地下 水かん養の観点から、雨水浸透ます、緑地その他等により雨水を地下に浸透させる施設の設置が義 務化されています。 注意

◆制度、申請方法など詳しくは、

都市建設局 河川課(☎096-328-2571)

(26)

2 (使わなくなった)浄化槽の雨水貯留施設への転用補助について

 熊本市では、公共下水道への接続等で不用となった浄化槽を転用して、雨水貯留槽 として利用する方に補助を行っております。

補助金の主な条件

1 公共下水道への接続等で不用となった 不用浄化槽であること 2 構造基準を満たす浄化槽であること  (原則として昭和55年以降に設置された 浄化槽) 3 自宅(熊本市内)の浄化槽であること ※転用後は適正な維持管理をしてください。

補助金の額

○ 工事費用の2分の1に相当する額   (限度額7万円)

工事の内容

  1 浄化槽を雨水貯留施設に改造する   2 専用のポンプを設置する   3 専用の水栓を設置する 申請・完了の手順 地下水の減少が心配されています。 雨水を利用しませんか。 不用になる浄化槽の再利用もでき、水道 料金も安<すみます。 申請書の提出 工事開始 工事完了、完了届けの提出 市の完了検査 市から補助金交付確定通知を送付 補助金のお支払い 市の現地調査 市から補助金交付決定通知を送付 ○ 補助制度の内容が変更される場合がありますので、申請前に確認をお願  いします。 ○ 補助金の申請は、雨水貯留槽への転用工事前にお願いします。工事が始  まっているものや既に終わったものには、補助金の交付はできません。 ※他に、雨水貯留タンクの新設についても補助制度があります。詳しくは、お問い合わせ下さい。 注意 ◆雨水貯留施設補助制度のお問い合わせ ◯環境局 水保全課 ℡ 096-328-2436 〈各区役所の総務企画課〉 ◯中央区 ℡ 096-328-2610  ◯北 区 ℡ 096-272-1110  ◯南 区 ℡ 096-357-4112

(27)

 雨水はつながないで  分流式(汚水と雨水を別々の管路で処理する方式)の公共下水道で、下水管に流せ るのは汚水のみとなります。もし、下水管に雨水を流されますと低地帯では汚水が路 上にあふれたり、各家庭へ逆流する恐れがありますので絶対に流さないでください。  食品くず処理機(ディスポーザ)は単体で使用しないで  ディスポーザを設置し台所の生ごみなど を砕いて、そのまま下水道へ流してしまう と、下水道管のつまりや悪臭の原因になる とともに、下水処理場の機能に悪影響を与 えます。ディスポーザの設置には、排水処 理槽の設置が必要となります。また事前申 請が必要ですので、必ず給排水設備課水質 指導班(096-381-1157)にご相談ください。  下水道に廃食油(てんぷら油、ラードなど)・野菜くず・ゴミを流さないで  下水道管内で油が固まり汚水がスムーズに流れなくなり、悪臭の発生や汚水が路上 にあふれるなど、住民の方に迷惑をかけることになります。 ごみの資源物の拠点回収をご利用下さい。  下水道に酸やガソリン・シンナーなどを流さないで  酸は下水道管のコンクリートを腐食させ、管がつぶれて大きな事故になることがあ ります。また、ガソリンなどの揮発性の高い危険物は瞬間的に爆発を起こし、大惨事 を招く恐れがあります。

お 願 い

(28)

故障のときは…  水洗トイレが詰って流れない!  たいていの詰りは、市販されている「ラバーカップ」でなおります。1つ備えてお くと便利です。それでもなおらないときは、工事を行った熊本市排水設備指定工事店 に依頼してください(有料)。  水洗トイレの水が止まらない!  トイレを使用したあと水が止まらなかっ たり、便器にいつもちょろちょろと水が流 れている場合は、タンク内の鎖がからんだ り、外れたり、またパッキンやフロート弁 が古くなっていることが考えられます。 修理が必要なときは、熊本市排水設備指定 工事店に依頼してください。(水が止まらず、 給水タンクや便器からあふれる様な時は、タ ンクに給水する管についている「止水せん」を ドライバー等で締めて水を止めてください。) ご注意 悪質「点検商法」  市の職員を装ってご家庭を訪問し、排水設備(宅地内の排水管、汚水ます等)など の点検・修理を行って多額の代金を要求するトラブルが多発しています。  宅地内の排水管の清掃や汚水ます等の修理等を市が業者に委託して代金を請求する ことはありません。  手口の一例 1.市の職員を装い、法律上の義務があるような説明をして、修理や清掃をして代 金を要求する。 2.「市の紹介で来た。」など役所との関係があるようなことをにおわせて、修理や 清掃を迫る。 3.「無償で点検」などと言って点検し、不良箇所を見つけて強引に修理を迫る。 4.断ると恐喝まがいの威圧的な態度に出て、強引に契約を迫る。  少しでも不審に思われた場合は 1.身分証明書の提示を求めるなど、身元を確かめる。 2.その場ですぐに契約しない。 3.熊本市上下水道局、公益財団法人熊本市上下水道サービス公社職員は職員証を 携帯しています。

(29)

 わたしたちの下水道施設(下水管、ポンプ場、浄化センター)は毎日の適正な維持 管理が行われなければその役割を果たすことができません。

 下水管

 現在、すでに道路内に埋設している下水管の長さはおよそ 2,566km で、その下水 管はいろいろな原因で破損したり土砂やごみが堆積して下水がスムーズに流れなく なることがあります。このため計画的な点検・調査を行い、清掃・補修・改築を行って います。

 ポンプ場

 市内には38ヵ所の中継ポンプ場や、272ヵ所のマンホールポンプ場があります。 ここでは流入してくる汚水を速やかに処理場へ運ぶため、定期的に巡回し機械類のト ラブルが起きないよう点検、整備を行っています。

 浄化センター

 わたしたちが使った後の汚れた水を川や海にきれいな水にして返すため、多くの設 (下水管の長さ、筒所数は平成27年度末現在の値です) 備で昼夜連続運転を行い、汚れを浄化し、放流水の水質を管理しています。

大切な下水道施設の維持管理

(30)

 下水道工事の際は、車輌の交通規制を行いますが交通整理員を配置し迂回路を明確 にお知らせします。  また、工事中は振動や騒音などなにかと皆さんにご迷惑をかけることが多いと思われ ます。  こうしたことを最小限にしようと、下水道工事は最新の技術と工法を採用して懸命 の努力をしております。地域住民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

おわりに

下水道事業に関するお問い合わせ先

お問い合せ内容 担 当 課 電話番号 下水道使用料(井戸水含む)に関すること 料金課お客さまセンター 給排水設備課水質指導班 096-381-1118 受益者負担金・分担金、水洗便所改造資金融資あっ旋に関すること 給排水設備課 排 水 設 備 班 096-381-1153 宅内排水設備の計画確認申請、下水道台帳の閲覧に関すること 排水設備指定工事店、排水設備責任技術者に関すること 事業所排水の水質規制に関すること 下水道施設の維持管理、清掃に関すること 管 路 維 持 課 下水道維持班 096-381-6333 公共下水道の供用開始に関すること 公共ます設置申請、公共下水道接続許可申請に関すること 開発行為同意申請に関すること 区域外使用許可申請に関すること 下水道の建設工事に関すること 下水道整備課 096-381-6116 096-381-1157 下水道の計画に関すること 計 画 調 整 課 096-381-3024 私道の公共下水道布設及び共同排水設備助成に関すること 下水道管きょ施設及び排水設備に係る苦情、相談等に関すること 水 相 談 課 096-381-5600 浄化センター及び水質に関すること 水 再 生 課 096-381-6340

(31)
(32)

ひかえめですが あなたの生活 支えています

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