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福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 3 号 機 に お け る 高 経 年 化 対 策 に 関 す る

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Academic year: 2022

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福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 3 号 機 に お け る 高 経 年 化 対 策 に 関 す る 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 の 変 更 認 可 申 請 に つ い て

平 成 2 6 年 6 月 2 0 日 東 京 電 力 株 式 会 社 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所

当 社 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 3 号 機 ( 沸 騰 水 型 、 定 格 出 力 110 万 キ ロ ワ ッ ト ) に つ い て は 、昭 和 60 年 6 月 に 営 業 運 転 を 開 始 し 、平 成 27 年 6 月 21 日 に 運 転 年 数 30 年 を 迎 え ま す 。

当 社 は 、同 号 機 に つ い て 、実 用 発 電 用 原 子 炉 の 設 置 、運 転 等 に 関 す る 規 則

* 1

な ら び に 平 成 25 年 6 月 19 日 に 原 子 力 規 制 委 員 会 に よ り 制 定 さ れ た 実 用 発 電 用 原 子 炉 施 設 に お け る 高 経 年 化 対 策 実 施 ガ イ ド

* 2

に も と づ き 、冷 温 停 止 を 維 持 す る こ と を 前 提 と し て 震 災 の 影 響 を 加 味 し た 高 経 年 化 技 術 評 価

* 3

を 行 い ま し た 。

そ の 評 価 結 果 に も と づ き 長 期 保 守 管 理 方 針

* 4

を 策 定 し 、本 日 、長 期 保 守 管 理 方 針 に 係 る 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 の 変 更 認 可 を 同 委 員 会 に 申 請 い た し ま し た の で お 知 ら せ し ま す 。

以 上

添 付 資 料

・福島第二原子力発電所3号機高経年化技術評価および長期保守管理方針の概要

* 1 実 用 発 電 用 原 子 炉 の 設 置 、 運 転 等 に 関 す る 規 則

「 実 用 発 電 用 原 子 炉 の 設 置 、運 転 等 に 関 す る 規 則 」( 昭 和 53 年 通 商 産 業 省 令 77 号 。 以 下 、「 実 用 炉 規 則 」 と い う 。) に お い て 、 原 子 炉 の 運 転 を 開 始 し た 日 以 降 30 年 を 経 過 す る ま で に 、 原 子 炉 施 設 の 安 全 を 確 保 す る 上 で 重 要 な 機 器 お よ び 構 造 物 に つ い て 、 経 年 劣 化 に 関 す る 技 術 的 な 評 価 ( 高 経 年 化 技 術 評 価 ) を 行 い 、 こ れ に も と づ き 原 子 炉 施 設 の 保 全 の た め に 実 施 す べ き 措 置 に 関 す る 10 年 間 の 計 画 ( 長 期 保 守 管 理 方 針 ) を 策 定 す る こ と が 義 務 付 け ら れ て い る 。

* 2 実 用 発 電 用 原 子 炉 施 設 に お け る 高 経 年 化 対 策 実 施 ガ イ ド

発 電 用 原 子 炉 設 置 者 が 高 経 年 化 対 策 と し て 実 施 す る 高 経 年 化 技 術 評 価 お よ び 長 期 保 守 管 理 方 針 に 関 す る こ と 、な ら び に 定 期 安 全 レ ビ ュ ー の う ち 高 経 年 化 対 策 に 関 す る こ と に つ い て 、 基 本 的 な 要 求 事 項 を 規 定 す る も の 。

・ 高 経 年 化 技 術 評 価 の 実 施 お よ び 見 直 し

・ 長 期 保 守 管 理 方 針 の 策 定 お よ び 変 更

・ 長 期 保 守 管 理 方 針 の 保 安 規 定 へ の 反 映 等

・ 長 期 保 守 管 理 方 針 に も と づ く 保 守 管 理

・ 高 経 年 化 対 策 に 係 る 定 期 安 全 レ ビ ュ ー に お け る 評 価

(2)

* 3 高 経 年 化 技 術 評 価

原 子 力 発 電 所 の 安 全 上 重 要 な 機 器 ・ 構 造 物 に 発 生 し て い る か 、 ま た は 発 生 す る 可 能 性 の あ る す べ て の 経 年 劣 化 事 象 の 中 か ら 、 高 経 年 化 対 策 上 着 目 す べ き 経 年 劣 化 事 象 を 抽 出 し 、 こ れ に 対 す る 機 器 ・ 構 造 物 の 健 全 性 に つ い て 評 価 を 行 う と と も に 、 現 状 の 保 守 管 理 が 有 効 か ど う か を 確 認 し 、 必 要 に 応 じ 、 追 加 す べ き 保 全 策 を 抽 出 す る こ と 。

* 4 長 期 保 守 管 理 方 針

高 経 年 化 技 術 評 価 結 果 に も と づ き 抽 出 さ れ た 、今 後 10 年 間 に お い て 、現 状 の 保 全 活 動 に 追 加 す べ き 保 全 策 を も と に 、 保 守 管 理 の 項 目 お よ び 実 施 時 期 を と り ま と め た も の 。

(3)

福島第二原子力発電所3号機高経年化技術評価および長期保守管理方針の概要

平 成 2 6 年 6 月 2 0 日 東 京 電 力 株 式 会 社 福島第二原子力発電所

添付資料

1.高経年化技術評価について

福島第二原子力発電所3号機は、昭和60年6月21日に営業運転を開始し、平成 27年6月に運転開始から30年が経過することから「実用発電用原子炉の設置、運 転等に関する規則」および「実用発電用原子炉施設における高経年化対策実施ガ イド」(以下、「実施ガイド」)(原子力規制委員会制定)にもとづき、冷温停 止状態が維持されることを前提※1として、震災の影響※2(津波による機器への 被水等)を加味した高経年化技術評価を実施するとともに、長期保守管理方針を 策定しました。

○冷温停止維持等に必要な設備については、現在行っている保全活 動および当面の冷温停止維持において実施される定期切替や自主 保安試験を含む日常保全を継続的に実施することで、今後10年間、

健全に維持できるものと評価しました。

結果、今回の評価において、現在行っている保全活動に対し、新 たに追加すべき保守管理の項目は抽出されませんでした。

[高経年化技術評価の結果]

安全上重要な機器・構造物の抽出

長期保守管理方針

(保守管理の項目)の策定 耐震安全性評価

健全性評価・現状保全の整理 冷温停止の維持等に必要な設備の抽出

考慮すべき経年劣化事象の抽出

・現状保全と健全性評価の総合評価

・高経年化への対応

機器・構造物の技術評価

冷温停止の維持等に必要な設備

・冷温停止維持に必要な設備

・保安規定遵守に必要な設備

・発電所維持運営に必要な設備

例:残留熱除去系、原子炉補機冷却系、

原子炉冷却材浄化系、換気・空調設備、

原子炉建屋 等

劣化事象例

・配管の減肉

・腐食(全面腐食)

・腐食(孔食,隙間腐食)

・粒界型応力腐食割れ

・照射誘起型応力腐食割れ

・中性子照射脆化

・熱時効

2.高経年化技術評価の流れ

3号機は、運転開始以降現在に至るまで、定期的な点検・保全活動および経 年劣化事象に対する予防保全を通じて設備・構造物の健全性を維持しています。

(参照:「(参考)これまでの3号機の運転・保守の実施状況」)

今回実施した高経年化技術評価では、原子力発電所の安全上重要な機器・構 造物(容器、配管、ポンプ、弁、建屋等、約6,800の機器・構造物)のうち、冷 温停止の維持等に必要な設備(約3,200)に対し、考慮すべき経年劣化事象を抽 出しました。その後、健全性評価・現状保全の整理を行った上で、長期間の使 用を仮定し、考慮すべき経年劣化事象が発生する可能性や経年劣化事象の進展 傾向に対する現状保全の妥当性を総合的に評価しました。

※2 震災影響については「(参考)震災影響による経年劣化事象の評 価について」を参照

※1 実施ガイドにて、「原子炉の運転を断続的に行うことを前提とし たものおよび冷温停止状態が維持されることを前提としたものの各々 について行う。ただし、現に発生した大規模地震等による影響により 長期停止することが明らかな場合については、冷温停止状態が維持さ れることを前提としたもののみ行うことができる。」とされている。

震災影響を加味した評価※2含む

震災影響の例:

・津波の被水

・原子炉格納容器のスプレー

(4)

震災影響による経年劣化事象の評価について これまでの3号機の運転・保守の実施状況

3号機は、営業運転開始以降、これまでに16回の定期検査を実施して います。

その間、機器・構造物の定期的な点検による手入れ、設備の劣化傾向 やトラブルの水平展開等にもとづき、修理・取替等の保全活動を実施し ています。

また、これまでに以下のような経年劣化事象に対する予防措置などの 保全活動を実施しています。

累積発電電力量 約1,704億kWh 計画外停止回数 約0.2回/年 累積設備利用率 約60.8%

<3号機の運転実績>

(平成26年5月31日時点)

応力腐食割れ対策

・シュラウドサポートプレートマンホール蓋の取替(平成4年度)

・炉心シュラウドの炉心シュラウド支持ロッドによる補修(平成13年度)

・炉内構造物の腐食環境改善のための水素注入(平成11年度から)

・制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブの下部溶接部へのウォータージェット ピーニング(平成16年度)

疲労割れ対策

・原子炉再循環ポンプのケーシングカバーの取替(平成3年度)

・原子炉再循環ポンプの水中軸受リングの取替(平成3年度,平成9年度)

サプレッションチェンバ

(圧力抑制プール)

その結果 ,

3号機では,震災影響による追加すべき保全項目は抽出されませんでした。

これらについては,震災後の点検および保全計画に従った点検を実施 していくことで,健全性を維持できるものと評価しました。

震災影響により考慮すべき経年劣化事象

1号機の高経年化技術評価時においては、地震・津波による影響を受けた設 備の健全性評価を実施しました。このことから、震災後の点検および保全計画 に従った点検を実施することで機器・構造物の健全性を維持できるものと評価 しました。

ここで抽出された追加すべき保全項目は同じく地震・津波による影響を受け た2,3および4号機の保全計画へ反映を行い、計画に従い実施しています。

(参考)

主変圧器

・津波(海水)の浸水による腐食

(炭素鋼系:全面腐食,ステンレス鋼:孔食・すきま腐食 等)

・津波(海水)の浸水による動的機器の摺動部アブレシブ摩耗

・津波(海水)の浸水による電気・計装設備の絶縁特性低下

・津波(海水)の浸水によるコンクリートの強度低下

・格納容器内にスプレーした水の被水による腐食

(炭素鋼系:全面腐食,ステンレス鋼:孔食・すきま腐食 等)

・格納容器内にスプレーした水の被水による電気・計装設備の絶縁特性低下

・原子炉格納容器内の通常とは異なる運転による影響(温度,圧力 等)

・運転時間変更よる摺動部摩耗

※ 摩擦面間に介在する異物により、その表面が削り取られる摩耗

参照

関連したドキュメント

(4)燃料枯渇時間 燃料枯渇時間を評価した結果、1号機運転時、停止時ともに、約 20.4 日(約 489 時間)となった。

D/G(A) D/G(A) 被水による起動不可 補機冷却系喪失によ る起動不可 補機冷却系喪失によ る起動不可 補機冷却系喪失によ る起動不可 RHR(B)

③  訓練に関する措置、④  必要な資機材を備え付けること、⑤ 

今回のサンプリング結果から得られた PCV 内セシウム濃度(1 号機:約 3.6Bq/cm 3 (9/14 採取)、約 10.2~12.9Bq/cm 3 (7/29 採取)、2 号機:約

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