修 士 論 文 概 要 書 Summary of Master’s Thesis
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(2) その値によってidle listeningの割合が最小となるduty cycle に変更する.ただし,パケットキュー長が9以上の場合は dutycycleを90%にすることによりパケットキューに残ったパ ケットの処理速度を向上させる.また,1周期ごとに計測を 続けその都度次周期のduty cycleを決定する.パケットキュ ーにパケットがなくなったらduty cycleを初期duty cycleに 戻す.. あることが分かった.また理論値を用いた数値シミュレー ションと比較することにより提案手法の正当性を示した. 図 4.2 および図 4.3 は送受信間における平均遅延時間,平均ス ループットを示す.パケット到着間隔が 1(s)のときは他のプロトコル よりも良い結果となり 2(s)以降ではほぼ同じ結果を示した. 60 UMACプロトコル. adaptive SMACプロトコル. 平均値円時間(s). 開始. duty cycleを5%に設定. cycle時間の設定. duty cycle=90%に 設定. cycle時間の設定. 9個以上. SMACプロトコル. 50. 提案手法(初期duty cycle=5%). 30. 20. 10. 0. 0個. パケットキュー長 を計測. 40. 1. 2. 3. cycle時間の設定. 5. 6. 7. 8. 9. 10. パケット到着間隔(s). 図 4.2: 平均遅延時間の比較. 1~8個. duty cycleを40~100% に設定. 4. 1周期でたまった パケット数を計測. 4000 SMACプロトコル. 図 3.2: duty cycle 最適化アルゴリズム. 3500. 平均するープット(bps). adaptive SMACプロトコル. 4.シミュレーション評価 本論文では,ns-2 を用いて提案手法を実装し評価を行 う.評価項目は送受信間での遅延時間およびスループッ ト,消費電力量とする.また,設定条件は表 4.1 に示す.. 3000. 提案手法(初期duty cycle=5%). 2500 2000. 1500 1000 500. 0 1. 表 4.1: シミュレーション時の設定条件. 16000 14000. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. パケット到着間隔(s). 送信電力. 24.75(mW). 受信電力. 13.5(mW). idle 電力. 13.5(mW). 休止電力. 15(μW). packet size. 400(Bytes). control packets. 10(Bytes). パケット到着間隔. 1~10(s). 送信パケット数. 120(packets). 図 4.3: 平均スループットの比較. 5.結論. SMACプロトコル. adaptiv SMACプロトコル. UMACプロトコル. 数値シミュレーション(初期duty cycle=5%). 数値シミュレーション結果との比較ではほぼ同じ挙動を 示した.SMACプロトコルと比較するとパケット発生間隔が 1(s)~10(s)の間では消費電力量が54%~60%の削減された. DSMACプロトコルとの比較ではパケット発生間隔が1(s)~ 10(s)の間では最大で44%,UMACプロトコルとの比較では 最大で25%の消費電力量が削減された.どのパケット到着 間隔をとっても提案手法によるプロトコルが最も低消費電 力であることがわかった. 送受信間でのパケット遅延時間はパケット発生間隔が短 いほどSMACプロトコルに比べ短くなり,パケット発生間隔 が大きいと長くなる結果となった.一方で,スループット はすべてのパケット発生間隔において大きくなり,パケット 発生間隔が短いほど増加率が大きくなった.. 提案手法(初期duty cycle=5%). 12000. 消費電力量(mJ). 2. 10000 8000 6000 4000 2000. 本論文に関する発表業績. 0 1. 2. 3. 4. 5 6 パケット到着間隔(s). 7. 8. 9. 図 4.1: 消費電力量の比較. 図 4.1 に消費電力量の比較を示す.消費電力量では, SMAC プロトコル,adaptive SMAC プロトコル,UMAC プロ トコルとの比較を行い,どのプロトコルよりも低消費電力で. 10. 国内会議(査読付) 1.大岸龍司,柳澤政生,戸川望,” センサネットワーク低 消費電力化のためのS-MACプロトコルduty cycle最適化手 法,"情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイル (DICOMO 2012),pp. , 2012..
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