※「
⇧
」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩
」は目標値を下回ることが望ましい指標実績値(※2)は、市民意識調査有効回答のうち、日常の主な移動手段にバス、タクシー、路面電車、鉄道(JR)を 利用する方からの回答を抽出し、補正したもの
60.0
95.9%
平成29年6月8日
基 本 施 策 E7 道路・交通の円滑化を図ります
実績値
基本施策主管課名土木企画課 所属長名
基本施策の評価
判断理由 Bc
平成 29 年度 基本施策評価シート
作成日
土木総務課、道路建設課、土木維持課、都市計画課、長崎駅周辺整備室、環境政策課
H31 H32 61.0
施策の目的 (対象と意図)
対 象 意 図 市民が 道路や公共交通機関を安全で快適に利用している。
●「良好な道路ネットワークの整備」については、以下の理由により着実に事業の進捗が図られている。
・広域幹線道路については、九州横断自動車道長崎大分線(長崎インターチェンジ~長崎多良見インターチェン ジ)において4車線化に向け事業の進捗が図られており、長崎外環状線の新戸町~江川町工区については県にお いて平成28年度の新規事業化が決定され、地域高規格道路 西彼杵道路の時津工区(時津町日並郷~野田郷)な どでも、事業進捗が図られている。
・幹線道路については、国道34号日見バイパスの内、唯一暫定2車線であった新日見トンネルが国において平成 28年度の新規事業化が決定されるとともに、また、国道499号(栄上工区、岳路工区)や主要地方道野母崎宿線、都 市計画道路滑石町線等の改良事業などでも、進捗が図られている。
・補助幹線道路については、江平浜平線、中川鳴滝3号線、虹が丘町西町1号線、滑石横尾線及び新地町稲田町 線等概ね事業進捗が図られている。
・JR長崎本線連続立体交差事業については、本格的に高架本体工事に着手するなど、事業の進捗が図られてい る。
●「公共交通の利便向上と確保」については、以下の理由により概ね順調に進んでいる。
・都市計画マスタープランを改訂(平成28年12月)し、今後の人口減少や高齢化の進展、地域環境問題等に対応し た、長崎市が目指す将来都市構造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現に向けて、都市づくりの方向性を示 した。【E5から再掲】
・合併地区におけるコミュニティバスやデマンド交通(予約型乗合タクシー)、バス空白地域における乗合タクシー、 離島航路については、利用者の減少により本市の財政負担が拡大しているが、公共交通の維持、確保に向けた取 組みにより利便性や快適性の向上が図られている。
・新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、整備手法の検討を進めている。 ・市民主体によるノーマイカー運動が行われ、市民への浸透が図られた。
成 果 指 標
目標をほぼ達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている
牧島 昌博
関 係 課 名
指 標 名
目標値 65分
(27年度)
76.7
63.0 H28
98.4% 65.0
64.0 62.0 H29 H30
80.0 80.0 80.0 80.0 80.0
⇩
公共交通機関が利用し やすいと感じる市民の 割合(市民アンケート)
達成率
⇧
区 分 主要地点間の通勤時間
帯の旅行時間 (野母崎~中央橋)
79.0%
(26年度)
達成率
実績値(※2)
基準値 (時期)
長崎市総合計画審議会からの政策評価に関する意見
●個別施策E7-1に債務工事といった専門的用語を用いた記載があるが、一般的なわかりやすい表現とするべき ではないか。
●ネットワーク型コンパクトシティをめざすとなると、歩行者、公共交通の利便性が指標となるため、歩行者が歩きや すい道路をめざしてほしい。また、公共交通利用者が求める接近表示システムの導入を検討してほしい。
●長崎駅の詳細な設計が積み上がりつつあるが、ハードに関する話ばかりであるため、交通の重要な結節点とし て、バス・路面電車等をどうしていくかについても検討してほしい。
●個別施策E7-1において、期成会や協議会といった記載があるが、何の団体を指しているかがわからない。ま た、個別施策E7-2にはデザイン向上による話題性との記載があるが、主語が抜けているため、わかりやすく記載 してほしい。
●良好な道路ネットワークの形成に向け、現在、各路線の改良を進めているが、例えば江平浜平線は山中を相当削 りながら事業を行っている。一方では斜面に住む人を中心部等の暮らしやすいまちへ誘導していくとの話もあり、こ れらの整合性を示してほしい。
●歩道橋の撤去について、市には市民サイドとして警察等の関係機関と協議を進めていただきたい。
●基本施策E7の成果指標「公共交通機関が利用しやすいと感じる市民の割合」は、主に公共交通機関を利用する 市民のうち、利用しやすいと感じる市民の割合となっているが、主に公共交通機関を利用していない市民の意見や (利用したいが不便なため利用していない等)、それに対する対応についても記載すべきである。
長崎市総合計画審議会からの政策に関する提言・提案
●最近の自転車はアシスト機能により斜面も問題とはならず、エネルギーの観点からも大変効果的である。長崎市 は原付バイクが多いが、自転車に置き換えることも考えられる。コンパクトなまちづくりをめざす上で今後の移動手段 として検討してほしい。
●無電柱化については地中化だけでなく、軒先で電線を渡すなど様々な方法を検討していただきたい。 ●ロープウェイ乗り場までの道順に迷う人が多く見受けられるため、道路標示等での案内を検討してほしい。 ●基本施策の評価については、「Bb 目標をほぼ達成しており、目標達成に向けて概ね順調に進んでいる」としてい るが、個別施策E7-1「成果指標」『主要地点道路混雑度(大神宮交差点)』の目標値を見直したことで達成率が 100%から52%へ下がったため「Bc 目標をほぼ達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅 れている」とする。
●都市計画マスタープランについても記載すること。
●個別施策E7-1「成果指標」『主要地点道路混雑度(大神宮交差点)』の目標値の設定について、再度精査するこ と。
二次評価(施策評価会議による評価)
今後の取組方針
●良好な道路ネットワークを形成するため、広域幹線道路である九州横断自動車道長崎大分線の完全4車線化、長 崎南北幹線道路、西彼杵道路、長崎外環状線並びに幹線道路である国道34号、国道499号、国道202号、主要地方 道野母崎宿線や都市計画道路滑石町線等について、事業中区間の早期完成及び未整備区間の早期事業化に向 け、国や県に対して働きかけを行うとともに、中川鳴滝3号線や新地町稲田町線などの補助幹線道路、さらには、JR 長崎本線連続立体交差事業の整備を推進する。
●都市計画マスタープランで示す将来都市構造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現に向けて、立地適正化 計画と連携し、将来を見据えた持続可能な公共交通に関する計画策定に着手する。併せて、公共交通の利便性や 安全性の向上を図るため、コミュニティバスや乗合タクシー等については地域の生活実態に即した運行内容とすると ともに、離島航路についても効率的で持続可能な運航について検討していく。
●国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、早期実現に向け、引き続き、地元や関 係機関と協議・調整を図っていく。
個別施策主管課名土木企画課
平成28年度の取組概要
●広域幹線道路網の整備促進
・九州横断自動車道長崎大分線の内、暫定2車線区間である長崎インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ 間の完全4車線化の早期完成に向け、国等に対して積極的に要望を行った。
・地域高規格道路 長崎南北幹線道路及び西彼杵道路の早期整備に向け、国や県に対して期成会を中心に要望を 行った。
・国道34号日見バイパスのうち、唯一暫定2車線区間である新日見トンネルの4車線化の早期完成に向け、国等に 対して協議会での要望に加え、県と市が合同で要望を行うなど、積極的に働きかけを行った。
・国道34号、国道499号(栄上・岳路工区)、長崎外環状線(新戸町~江川町工区)、国道202号(福田地区)等の早 期整備に向け、県や県議会に対して協議会を中心に要望を行った。
・都市計画道路滑石町線において交差点協議を実施し、並行して進めている大井手川改修事業も継続して進め た。
・江平浜平線、中川鳴滝3号線、虹が丘町西町1号線、滑石横尾線及び新地町稲田町線などの路線について継続 して事業を進めた。
●既存道路の安全性・快適性の向上
・在来線の仮線切替完了に伴い、本格的な高架本体工事に着手し、支障物件の移設やJR浦上駅の仮設EVの設 置、土壌汚染調査等を実施した。
評価(成果・効果)
所属長名 牧島 昌博
●広域幹線道路網の整備促進
・九州横断自動車道長崎大分線のうち、長崎芒塚インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ間は平成30年 度、長崎インターチェンジ~長崎芒塚インターチェンジ間は平成33年度の完成に向けて事業の進捗が図られてい る。
・西彼杵道路の時津工区(時津町日並郷~野田郷)は、平成32年度の完成に向けて事業の進捗が図られている。 ・国道34号日見バイパスの内、唯一暫定2車線区間であった新日見トンネルは、国において平成29年度から工事 着手される。
・国道34号、国道499号(栄上工区、岳路工区)、長崎外環状線(新戸町~江川町工区)、国道202号(福田地区)、 主要地方道野母崎宿線、都市計画道路滑石町線等において、改良工事や交通安全対策等の事業の進捗が図られ ている。
・江平浜平線、中川鳴滝3号線、新地町稲田町線、虹が丘町西町1号線、滑石横尾線においては、早期完成に向 け、改良工事が進んでいる。
●既存道路の安全性・快適性の向上
・JR浦上駅において、仮設EVが設置されバリアフリー化が図られた。
平成29年度 個別施策評価シート
個 別 施 策 E7-1 良好な道路ネットワークを形成します
施策の目的 (対象と意図)
※「
⇧
」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩
」は目標値を下回ることが望ましい指標 H30基準値 (時期)
区 分
今後の取組方針
目標値 1.00 1.00 主要地点道路混雑度
(大神宮交差点)
実績値 1.48
成 果 指 標
指 標 名 H31
1.00 1.00
H32 H28 H29
●広域幹線道路網の整備促進
・九州横断自動車道長崎大分線の4車線化は、長崎インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ間の早期完成 に向け、引き続き、国等に対して県と市が一体となって働きかけを行う。
・長崎南北幹線道路は、未着手区間(松山町~時津町野田郷)の早期事業化、並びに西彼杵道路は、時津工区の 早期完成及び未着手区間(西海市大串~時津町日並郷)の早期事業化に向け、引き続き、国や県に対して期成会 を中心に働きかけを行う。
・一般国道499号のバイパス道路となる長崎外環状線の新戸町~江川町工区の早期完成に向け、引き続き、県に 対して協議会を中心に働きかけを行う。
・国道34号日見バイパスの新日見トンネルの早期完成に向け、引き続き、国に対して協議会及び県と市が一体と なって働きかけを行う。
・その他の幹線道路については、事業中区間の早期完成及び未整備区間の早期事業化に向け、引き続き、国や 県に対して協議会を中心に働きかけを行う。
・計画・構想路線の内、整備効果の高い路線については、整備促進に向け、国や県と協議を進めるとともに、働き かけを行う。
・市街地の交通混雑を解消するとともに、移動の迅速性・安全性・快適性の向上を図るため、引き続き、補助幹線 道路の整備を推進する。
・都市計画道路大黒町恵美須町線については、支障物件の移転地確保が大きな課題となっていることから、隣接 道路や街区単位の整備を含めた検討を行う。
●既存道路の安全性・快適性の向上
・連続立体交差事業は、道路混雑や踏切事故の解消、鉄道で分断されている市街地の一体化を図る効果が大き いことから、引き続き県市が連携し、事業の着実な整備を進める。
・長崎駅周辺地区においては、新幹線及び土地区画整理事業と調整を図りながら進める。 達成率
1.48 (26年度)
⇩
52.0%
評価(問題点とその要因)
●広域幹線道路網の整備促進
・九州横断自動車道長崎大分線の暫定2車線区間(長崎インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ)は、安全 性・走行性の向上、災害時の代替機能の強化が求められている。
・長崎南北幹線道路は、供用率が40%に止まっており、松山町~時津町野田郷間は未だ事業化されていない。ま た、西彼杵道路は、時津工区が平成32年度完成に向け事業の進捗が図られているものの供用率が28%に止まって おり、残る大部分の区間(西海市大串~時津町日並郷)については、未だ事業化されていない.。
・一般国道499号の中心部から江川町間は、朝夕の交通渋滞が常態化し、災害時の代替輸送路もない。 ・国道34号日見バイパスの新日見トンネルは、朝夕の交通渋滞が常態化しており、交通事故も多発している。 ・補助幹線道路の整備については、国の予算確保と用地取得が難航し、事業が長期化している。
●既存道路の安全性・快適性の向上
・JR長崎本線の連続立体交差事業で一部土壌汚染が発見され、その対策が必要となる。 ・長崎駅部において、新幹線事業や区画整理事業との工事が輻輳し、その調整が必要となる。
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
工事L=110.0m、用地買収276 ㎡、補償1棟を実施した。
(成果・課題等)
平成27年度の執行率は100%で あったものの、 実施年度内での 整備を行うため、用地買収を進捗 させなければならない。
(取組実績)
用地買収1311.18㎡、補償1棟を 実施した。
(成果・課題等)
用地交渉が進まなかったことによ る工事の繰越があったため、95.8% の執行率となった。
今後は実施年度内での整備を行 うため、用地買収をさらに進捗させ なければならない。
% 100.0 %
当該年度執行率 100.0 % 94.2 %
決算(見込)額 33,800,000 円 44,273,896 円
2
(事業名)
【補助】道路新設改良事業 中川鳴滝3号線
【道路建設課】
(事業目的)
中川・鳴滝地区内の幹線道路として、地区の 利便、防災等住居環境の向上に資すると共 に、地区に隣接する国道34号、県道昭和馬町 線の交通混雑の緩和を図るため整備するもの である。
(事業概要)
【事業期間】平成12~37年度 【総事業量】L=1,200m、W=10~12m 【総事業費】4,100,000千円 【事業費累計】1,453,949千円
実施年度 平成12~37年度
成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 34.4 % 35.5 %
総事業進捗率 34.4 % 35.5 %
達成率 100.0 取組実績
、成果・課題 等
(取組実績)
工事L=84m、用地買収162㎡、建 物補償1棟を実施した。
(成果・課題等)
懸案の用地交渉が解決したの で、総事業費に占める平成27年度 の執行率は100%であった。今後 は工事の進捗が課題である。
(取組実績)
工事L=280m、用地買収1303㎡、 埋設物移設補償4件を実施した。
(成果・課題等)
用地交渉が難航し工事着手が遅 れたことにより、40,249千円を繰り 越したため、当該年度執行率低下 している。今後は、工事の進捗を 図る。
当該年度執行率 100.0 % 69.7 %
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
91,800,000 円 92,750,993 円 達成率 100.0 % 98.2 %
1
(事業名)
【補助】道路新設改良事業 江平浜平線
【道路建設課】
(事業目的)
市街地整備の一環として取組んでいる「江平 地区まちづくり」の骨格を成し、同地区の生活 道路,防災道路として整備するとともに、市内 の慢性的な交通混雑の解消を図るため、整備 を行うものである。
(事業概要)
【事業期間】平成9~31年度 【総事業量】L=2,260m、W=9.75m 【総事業費】3,500,000千円 【事業費累計】2,157,355千円
実施年度 平成9~31年度
成果指標
総事業進捗率 58.7 % 61.4 % 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 58.7 % 62.5 %
決算(見込)額
個別施策進行管理事業シート
【個別施策コード:E7-1】個別施策進行管理事業シート
【個別施策コード:E7-1】№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成27年度 平成28年度
3
(事業名)
【補助】道路新設改良事業 清水町白鳥町1号線
【道路建設課】
(事業目的)
長崎拘置支所付近から西町踏切付近までの 区間においては、道路が狭あいであり、また交 通量が多いバス路線であるが、車両のスムー ズな離合や歩行者の安全が確保されていない 状況にある。
また、市道油木町西町線が開通したなか、市 道虹が丘町西町1号線の完成後においては、 交通量の増加による更なる交通混雑が予想さ れる。
このようなことから、当地区の円滑な道路交 通と安全な歩行者環境を確保するため、新設 道路を計画整備するもの。
(事業概要)
【事業期間】平成23~32年度 【総事業量】L=430m、W=12.0m 【総事業費】1,800,000千円 【事業費累計】814,550千円
実施年度 平成23~32年度
成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 44.4 % 45.2 %
総事業進捗率 41.9 % 45.3 %
達成率 94.4 % 100.2 %
決算(見込)額 216,021,354 円 60,355,000 円
当該年度執行率 82.6 % 96.9 %
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
用地買収423㎡、建物補償3棟を 実施した。
(成果・課題等)
粛々と道路用地確保を進めてい るが、2棟交渉に時間を要したこと により、36,620千円を繰り越した。 今後も用地買収の進捗を図る。
(取組実績)
用地買収350㎡、建物補償2棟及 び工作物等の移転補償2件を実施 した。
(成果・課題等)
総事業費の執行率は、交付金の 内示減に伴い、約100%であった。 今後も交渉を進め、用地取得の 進捗を図る。
4
(事業名)
【補助】道路新設改良事業 虹が丘町西町1号線
【道路建設課】
(事業目的)
市道油木町西町線より分岐し、虹が丘町まで の道路を新設することにより、慢性的な交通渋 滞を緩和するとともに、交通の利便性、防災機 能の向上を図る。
(事業概要)
【事業期間】平成9~37年度 【総事業量】L=1,950m、W=10.0m 【総事業費】4,000,000千円 【事業費累計】1,890,727千円
実施年度 平成9~37年度
決算(見込)額 32,861,107 円 156,765,893 円
当該年度執行率 35.1 % 71.1 %
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 44.9 % 48.9 %
総事業進捗率 43.3 % 47.3 %
達成率 96.4 % 96.7 %
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
橋梁上部工工事に向けて暫定整 備区間の施工を実施した。
(成果・課題等)
補強土擁壁工基礎部の地盤改 良に時間を要し、57,638千円を繰り 越したため、当該年度執行率が低 下した。
(取組実績)
橋梁上部工工事の施工を実施し た。
(成果・課題等)
個別施策進行管理事業シート
【個別施策コード:E7-1】№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成27年度 平成28年度
5
(事業名)
【補助】都市計画街路整備事業 新地町稲田町線
【道路建設課】
(事業目的)
既成の密集斜面市街地で上部方向への自動 車通行可能な道路が不足しており、交通・居住 環境の改善並びに震災や火災時の避難路とし て、当路線の整備が望まれている。
(事業概要)
【事業期間】平成12~31年度 【総事業量】L=400m、W=15.0m 【総事業費】4,100,000千円 【事業費累計】2,913,631千円
実施年度 平成12~31年度
決算(見込)額 97,904,987 円 38,624,516 円
当該年度執行率 99.6 % 72.0 %
成果指標及 び目標値の
説明
成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 69.8 % 71.3 %
総事業進捗率 70.1 % 71.1 %
達成率 100.4 % 99.7 %
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
工事L=155.0m、用地買収A=93 ㎡、建物補償2棟を実施した。
(成果・課題等)
平成27年度は、下流側約155m の歩車道が完成した。
平成28年度は、上流側の約150 m分の道路拡幅工事と併せて、残 りの用地未解決部の交渉を進め、 事業進捗を図る。
(取組実績)
工事L=108.0m、用地買収A=253 ㎡、埋蔵文化財の遺構調査を1件 実施した。
(成果・課題等)
平成28年度は、埋蔵文化財の調 査による工事の繰越があり、現在 も施工中である。
今後は残りの用地未解決部の交 渉を進め、事業進捗を図る。
6
(事業名)
【補助】都市計画街路整備事業 大黒町恵美須町線
【道路建設課】
(事業目的)
本路線を整備することにより、多くの通過交 通や長崎駅周辺より発生する交通を円滑に処 理するとともに、周辺の幹線道路との連携によ り健全な都市計画道路網を形成するため。
(事業概要)
【事業期間】平成26~32年度 【総事業量】L=110m、W=26.25m 【総事業費】4,100,000千円 【事業費累計】24,703千円
実施年度 平成26~32年度
決算(見込)額 4,085,200 円 3,817,920 円
当該年度執行率 97.6 % 79.6
成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 0.5 % 0.8 %
総事業進捗率 0.5 % 0.6 %
達成率 100.0 % 75.0 %
%
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
建物調査(1棟)を実施した。
(成果・課題等)
平成26年度同様、移転対象物の 代替地確保が重要な課題であり、 隣接地区を含めた整備手法の検 討が必要である。
また、中央郵便局の補償費が20 億超と莫大であるため予算の調整 が必要である。
(取組実績)
建物調査(2棟)を実施した。 生産設備の調査(1棟)を実施した。
(成果・課題等)
平成26年度同様、移転対象物の 代替地確保が重要な課題であり、 隣接地区を含めた整備手法の検 討が必要である。
個別施策進行管理事業シート
【個別施策コード:E7-1】№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成27年度 平成28年度
7
(事業名)
【補助】道路新設改良事業 滑石横尾線
【道路建設課】
(事業目的)
本路線に隣接する大神宮交差点は、滑石地 区と三重地区を結ぶ主要地方道長崎畝刈線及 び滑石地区と横尾地区を結ぶ市道滑石横尾線 が交差する主要な交差点であるが、十分な右 折帯が確保できないことから、慢性的な交通渋 滞が発生し、周辺地区の円滑な交通に支障を きたしている。
当該箇所を拡幅整備し円滑な相互交通とす ることで、利便性及び防災安全性の向上を図 るものである。
(事業概要)
【事業期間】平成26~29年度 【総事業量】L=60m、W=16.7m 【総事業費】75,604千円 【事業費累計】52,504千円
実施年度 平成26~29年度
成果指標 事業進捗率(事業費ベース)
目標値 22.5 % 100.0 %
総事業進捗率 22.5 % 69.4 %
達成率 100.0 % 69.4 %
決算(見込)額 14,400,000 円 35,525,200 円
当該年度執行率 100.0 % 60.3 %
成果指標及 び目標値の
説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。
当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
用地A=124㎡を取得した。
(成果・課題等)
事業用地が国有地のため、関係 機関と協議を行う必要がある。
(取組実績)
用地A=205㎡を取得及び、工事 L=60mの施工を実施した。
(成果・課題等)
※「
⇧
」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩
」は目標値を下回ることが望ましい指標 ●公共交通機関の維持・今後の更なる人口減少及び少子化、高齢化に対応し、市民にとって安全で暮らしやすい持続可能な都市づくりを 推進するため、都市計画マスタープランを改訂し(平成28年12月)、将来人口(平成27年:約42万人⇒平成47年:約 35万人)及び将来都市構造(集約型多核都市構造⇒ネットワーク型コンパクトシティ長崎)を見直した。【E5-1から再 掲】
・合併各地区において、コミュニティバスやデマンド交通(予約型乗合タクシー)を運行した。【D1-1へ再掲】 ・バス空白地域の5地区で乗合タクシーを運行した。【D1-1へ再掲】
・長崎~伊王島~高島間と池島~神浦間の航路の維持を図った。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進
・軌道事業者の保有車両(1両)のデザイン向上に対して支援を行った。
・路面電車の脱線事故では事業者、警察、長崎市による協議を行い対応を進めた。
・道路管理者である国において、新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化に向けた設計、検討を行った。 ・公共交通機関への乗換えを促すため、県下一斉ノーマイカー運動と連携するなど、市民及び事業者へノーマイ カー運動の周知及び推進を図った。
平成29年度 個別施策評価シート
個 別 施 策 E7-2 公共交通の利便性や安全性の向上を図ります
施策の目的 (対象と意図)
対 象 意 図 市民が 充実された公共交通機関を利用している。
個別施策主管課名都市計画課 所属長名 谷口 仲二
平成28年度の取組概要
評価(成果・効果)
●公共交通機関の維持
・都市計画マスタープランを改訂し、今後の人口減少や高齢化の進展等に対応した、長崎市が目指す将来都市構 造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現に向けて、都市づくりの方向性を示した。【E5-1から再掲】
・合併各地区のバス空白地域や交通不便地域でコミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通(予約型乗合タク シー)を運行することで、地区住民の利便性の確保が図られた。【D1-1へ再掲】
・離島地区と本土とをつなぐ離島航路を維持することで、離島地区住民の利便性の確保や離島地区の振興が図ら れた。
●公共交通機関の利便性向上と利用促進
・デザイン向上による話題性により、通常運行や貸切予約での利用者の増加が期待される。
・協議を進めた結果、事業者が再発防止策をとりまとめ、長崎市は交差点改良工事の予算措置を行った。 ・道路管理者である国において、新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化に向けた設計、検討が行われ ている。
・市民主体によるノーマイカー運動が行われ、市民への浸透が図られるとともに、公共交通機関の利用促進を図っ た。
成 果 指 標
指 標 名
基準値 (時期)
区 分 H28 H29 H30 H31 H32 市民1人あたりの路面
電車と路線バスの年間 利用回数
163.8 (26年度)
⇧
目標値 163.8 163.8 163.9 163.9 164.0 実績値 155.7
評価(問題点とその要因)
●公共交通機関の維持
・都市計画マスタープランで示す将来都市構造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現に向けて、立地適正化 計画の策定には着手したが、ネットワークの部分となる公共交通に関する総合的な計画策定が求められている。 【E5-1から再掲】
・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通(予約型乗合タクシー)については、運行地区人口の減少などによ り、利用者が減少している。【D1-1へ再掲】
・離島航路についても、島内人口の減少などにより、利用者が減少している。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進
・国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、道路交通への影響が大きいことから、 広域的な交通対策が求められている。
・人口減少や少子高齢化などにより、路面電車と路線バスにおける年間利用者数及び市民1人あたりの年間利用 回数が減少している。市民1人あたりの路面電車と路線バスの年間利用回数の減少については、路面電車の脱線 事故の影響による一部運休も要因の一つと考えられる。
・路面電車については、脱線事故の影響により一部運休が続いており、一日も早い全線運行再開が求められてい る。
今後の取組方針
●公共交通機関の維持
・都市計画マスタープランで示す将来都市構造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現に向けて、立地適正化 計画と連携し、将来を見据えた持続可能な公共交通に関する計画策定に着手する。【E5-1から再掲】
・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通(予約型乗合タクシー)については、利用実態等を踏まえるととも に、利用者や事業者等の関係者と協議・調整を図りながら、地域の生活実態に即した運行内容について検討し、路 線の維持に努める。【D1-1へ再掲】
・離島航路については、離島と本土を繋ぐ唯一の移動手段であることから、利用実態等を踏まえるとともに、利用者 や事業者等の関係者との協議・調整を図りながら、効率的で持続可能な運航について検討し、航路の維持に努め る。
●公共交通機関の利便性向上と利用促進
・国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、早期実現に向け、道路管理者等の関 係者や地元住民との協議・調整を引き続き行う。
個別施策進行管理事業シート
【個別施策コード:E7-2】№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成27年度 平成28年度
1
(事業名)
離島航路維持対策費
【都市計画課】
(事業目的)
離島と本土をつなぐ唯一の移動手段である 離島航路を維持する。
(事業概要)
長崎~伊王島~高島間の定期航路及び池島 ~神浦間の不定期航路に対して運航補助を行 う。
実施年度 継続
成果指標 年間輸送人員(長崎~伊王島~高島航路)
目標値 210,000 人 190,000 人
実績値 212,437 人 204,598 人
決算(見込)額 40,626,787 円 31,534,881 円
達成率 101.2 % 107.7 %
成果指標及 び目標値の
説明
離島地区の住民の利便性確保を 客観的に判断する指標として、長 崎~伊王島~高島航路の年間輸 送人員を成果指標とした。 人口減少の中でも利用者数は前 年度並みの実績を維持することを 目標とした。
離島地区の住民の利便性確保を 客観的に判断する指標として、長 崎~伊王島~高島航路の年間輸 送人員を成果指標とした。 平成26年度より約1割の減少に 留めることを目標とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績)
運航回数(1日当り)
・長崎~伊王島~高島航路:9往 復
・神浦~池島航路:5往復
(成果・課題等)
・長崎~伊王島~高島航路: 212,437人
・神浦~池島航路:6,441人 航路の維持により住民の利便性 の確保が図られた。
(取組実績)
運航回数(1日当り)
・長崎~伊王島~高島航路:9往 復
・神浦~池島航路:5往復
(成果・課題等)
・長崎~伊王島~高島航路: 204,598人
・神浦~池島航路:6,289人 航路の維持により住民の利便性 の確保が図られた。
2
(事業名)
コミュニティバス運行費
【都市計画課】
(事業目的)
合併各地区のバス空白地域や交通不便地域 における地区住民の利便性の向上を図る。
(事業概要)
合併各地区において、コミュニティバス及びデ マンド交通(予約型乗合タクシー)の運行を行 う。(合計9路線)
・離島バス路線:伊王島線、高島線、池島線 ・地域コミュニティバス:外海線、琴海尾戸線、 香焼三和線、三和線、野母崎線
・デマンド交通(予約型乗合タクシー):琴海区 域
実施年度 継続
実績値
100.1 % 102.7 %
決算(見込)額
成果指標 年間輸送人員
目標値 128,000 人 128,000 人
128,143 人 131,431 人
達成率
73,088,869 円 76,936,432 円
成果指標及 び目標値の
説明
合併各地区における住民の利便性向上を客観的に判断する指標とし て、年間の輸送人員(全路線合計)を成果指標とした。
人口減少の中でも利用者数は前年度並みの実績を維持することを目 標とした。
取組実績 、成果・課題
等
(取組実績) 運行回数(1日当り)
・離島バス路線:伊王島線(10 便)、高島線(17便)、池島線(34 便)
・地域コミュニティバス:外海線 (21便)、琴海尾戸線(8便)、香焼 三和線(8便)、三和線(4便)、野 母崎線(10便)
・デマンド交通(予約型乗合タク シー):琴海区域(最大24便)
(成果・課題等)
年間輸送人員:128,143人(9路線 合計)
・目標を達成し、各路線の運行に より住民の利便性の向上が図られ た。
(取組実績) 運行回数(1日当り)
・離島バス路線:伊王島線(10 便)、高島線(17便)、池島線(34 便)
・地域コミュニティバス:外海線 (21便)、琴海尾戸線(8便)、香焼 三和線(8便)、三和線(4便)、野 母崎線(10便)
・デマンド交通(予約型乗合タク シー):琴海区域(最大24便)
(成果・課題等)
年間輸送人員:131,431人(9路線 合計)