ハイブリッド型メインメモリKVSサーバの提案及びエッジコンピューティングへの適用
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(2) 情報処理学会第 82 回全国大会. 図 1 右図では,実際に移動する経路を示した. アクセスの多いアイテムを DCPM から DRAM に移動 する処理では,DCPM の HOT キューもしくは WARM キューに存在するアイテムを DRAM への移動用の MOVE キューに追加した後に HOT キューにそのアイ テムを移動する.アクセスが少ないアイテムが DRAM に長く存在しメモリを浪費しないように, DRAM の COLD キューの末尾のアイテムが,設定し た時間を超過している場合,DCPM にアイテムを 退避する.一旦 MOVE キューに移動した後に, DCPM への移動させる.直接メモリにアクセスす ることでメモリ間の移動を行うため,既存手法 よりも高速に動作する.またセグメント LRU を DCPM 用に拡張したことで,2種類のメモリデバ イスに加えて既存の ext_store を用いてストレー ジを使用し3層に拡張することも可能である.. 図 2 メモリデバイス毎,従来手法との比較結果. 4. 評価実験 メモリデバイスによる KVS サーバの影響,提案 手法と既存手法の比較,エッジにおける拡張 KVS サーバの有用性を確認するためにレイテンシを 計測する評価実験を行った.. 4.1. 実験環境・比較対象 表 1 比較対象. DRAM-ONLY DCPM-ONLY 提案-移動なし 提案-移動あり EXTSTORE. CPU メモリ OS. DRAM DCPM DRAM DRAM DRAM. 32 GB 32 GB 4 GB , DCPM 28 GB 4 GB , DCPM 28 GB 4 GB , DCPM 28 GB. 表 2 実験環境 クライアント, エッジ クラウド Intel Xeon CPU Intel Xeon Gold 6230 E5-2630 2.20 GHz 2.10 GHz 125 GB 186 GB Ubuntu18.04.03 Fedora30. 4.2. メモリデバイスによる KVS サーバへ の影響,提案手法と既存手法の比較 Memcached の ク ラ イ ア ン ト プ ロ グ ラ ム で あ る Memaslap を使用した.クライアントからエッジ サーバへの同時接続数は 256 とした.使用した計 算機は表 2 に示す.. 4.3. エッジにおける拡張 KVS サーバ クライアントはまずエッジサーバにアクセスし データがなければクラウドサーバにアクセスす る.クラウドの物理的な距離を想定してクライ アントクラウド間の通信に 1 ms の遅延を入れた.. 4.4. 評価結果 4.4.1. メモリデバイス毎,従来⼿法との⽐較 評価結果からメモリデバイスのアクセス性能が KVS サーバのレイテンシに影響があることが分か. 図 3 エッジ,クラウドの評価. る.アクセス頻度の移動により,DRAM へのアク セスが増えることでレイテンシが改善した.従 来手法の ext_store に比べて提案手法はレイテン シが 4 割改善した. 4.4.2. エッジにおける拡張 KVS の評価結果 DCPM でエッジサーバを拡張することで,エッ ジへのアクセスが約 5 倍となった.. 5. まとめ DCPM の実機を用いて KVS サーバを拡張し,アク セス頻度によるメモリデバイスの使い分けを実 装し,評価を行った.メモリデバイスによるサ ーバの性能への影響と,提案により性能低下が 軽減すること,拡張 KVS サーバはエッジコンピュ ーティングのデータキャッシュ部分に貢献でき ることが分かった. 謝辞 本研究の一部は JST/CREST JPMJCR19K1 の支援 を受けた.本研究の一部は科研費 19H01108 の助 成を受けた. 参考文献 [1] Kasif Bilal, Osman Khalid, Aiman Erbad, Samee U. Khan.. Potentials, trends, and prospects in edge technologies: Fog, cloudlet, mobile edge, and micro data centers. Computer Networks. 2018, vol.130, p.94-120. [2] dormando. Memcached wiki. https://github.com/memcached/memcached/wiki, 2019. [3] インテル® Optane™ DC パーシステント・メモリー .https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/architecture-andtechnology/optane-dc-persistent-memory.html, (参照 2019-117).. 1-354. Copyright 2020 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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