数 学
Ⅱ
(全 問 必 答)
第1問 (配点 30)
〔"〕 座 標 平 面 上 に 点A(",!),P(cos#θ,sin#θ),Q(#cos$θ,#sin$θ)を とる。θが π
$ ≦θ<πの範囲を動くとき,AP2+PQ2の最大値と最小値を 求めよう。
AP2は
AP2= ア − イ cos#θ
= ウ − エ cos2θ である。また,PQ2は
PQ2= オ − カ cosθ である。
(数学Ⅱ第1問は次ページに続く。)
― 4 ― (2205―4)
!π ≦θ<πで あ る か ら, キク <cosθ≦ ケ
コ で あ る。し た
が っ て,AP2+PQ2は,θ= サ
シ πの と き 最 大 値 スセ を と り,
θ= π
ソ のとき最小値 タ をとる。
(数学Ⅱ第1問は次ページに続く。)
― 5 ― (2205―5)
〔'〕 aを定数とする。xの方程式
4x+a−2x+a+a=% ……… がただ一つの解をもつとき,その解を求めよう。
X=2xとおくと,Xのとり得る値の範囲は チ である。 チ に当てはまるものを,次の!〜$のうちから一つ選べ。
! X≧% " X>% # X≧& $ X>&
また,をXを用いて表すと,Xの'次方程式 2ツテ
X2−2ト
X+a=% ……… となる。この'次方程式の判別式をDとすると
D=2ツテ(
) ナ − ニ a*
+ である。
(数学Ⅱ第1問は次ページに続く。)
― 6 ― (2205―6)
a= ナ
ニ のとき,は チ の範囲でただ一つの解をもつ。し
たがって,もただ一つの解をもち,その解はx= ヌネ
ノ
である。
a ナ ニ
のとき,が チ の範囲でただ一つの解をもつため
の必要十分条件は, ハ である。 ハ に当てはまるものを,次の
!〜&のうちから一つ選べ。
! a>' " a<'
# a≧' $ a≦'
% a> ナ
ニ & a<
ナ ニ
ハ のとき,もただ一つの解をもち,その解は x= ヒ a− フ +log(2
) ヘ +! ナ − ニ a*+
である。
― 7 ― (2205―7)
第2問 (配点 30)
aを 正 の 実 数 と し,放 物 線y=#x2をC1,放 物 線y="x2+a2をC2と す る。C1とC2の二つの共有点をx座標の小さい順にA,Bとする。また,C1と C2の両方に第!象限で接する直線をlとする。
Bの座標をaを用いて表すと$
% ア , イ a ウ &
'である。
直線lと二つの放物線C1,C2の接点のx座標をそれぞれs,tとおく。lは x=sでC1と接するので,lの方程式は
y= エ sx− オ sカ
と表せる。同様に,lはx=tでC2と接するので,lの方程式は
y= キ tx− ク t カ
+a2 とも表せる。これらにより,s,tは
s= ! ケ
コ a, t= ! ケ
サ a である。
放 物 線C1のs≦x≦ ア の 部 分,放 物 線C2の ア ≦x≦tの 部 分,x軸,および"直線x=s,x=tで囲まれた図形の面積は
シ ! ス − セ
ソ a タ
である。
(数学Ⅱ第2問は次ページに続く。)
― 8 ― (2205―8)
実 数p,q,rに 対 し,関 数(f x)=x3+px2+qx+rを 考 え る。(f x)は x=−!で極値をとるとする。また,曲線y=(f x)は点A,Bおよび原点を通 るとする。
こ の と き,p= チ ,q= ツテト ,r= ナ で あ り,(f x)の 極小値は ニヌネ である。
また,a= ノ ! ハ であり,曲線y=(f x)と放物線C2の共有点
のうち,A,Bと異なる点の座標は"
# ヒフ , ヘホ $
%である。
― 9 ― (2205―9)
第3問 (配点 20)
座 標 平 面 上 の)点(−),'),(*,−))を 通 る 直 線 をlと す る。ま た,点
(−(,a−()を通り,傾きが − a
) である直線をmとする。ただし,aは正 の実数である。
lの 方 程 式 はx+ ア y+ イ ='で あ り,ま た,mの 方 程 式 は ウ x+ エ y+ オ −a='である。
a= カ
キ
の と き)直 線lとmは 一 致 し,a カ キ
の と きlとm
の交点は+
, ク , ケコ -
.である。
以下,a カ キ
とし,連立不等式
!$
"
$#
x+ ア y+ イ ≧'
ウ x+ エ y+ オ −a≦' の表す領域をDとする。
Dから境界線を除いた領域に 原 点Oが 含 ま れ る た め の 必 要 十 分 条 件 は サ である。 サ に当てはまるものを,次の!〜&のうちから一つ選 べ。
! '<a< カ
キ " カ
キ <a<( # カ
キ <a<)
$ カ
キ
<a % (<a & )<a
(数学Ⅱ第3問は次ページに続く。)
― 10 ― (2205―10)
aは サ を満たすとする。原点を中心とし,Dに含まれる円を考える。
そのような円のなかで半径が最大のものをCとする。Cの半径は
a≧ シ のとき !スセ
ソ
a< シ のとき
タ − チ
!a2+ ツ
で あ る。特 にa= シ の と き,Cの 方 程 式 はx2+y2= テ
ト で あ り,Cとl,Cとmの共有点の座標は,それぞれ
! "
ナニ ヌ
, ネノ ハ
# $
,!
"
ヒ フ
, ヘ ホ
# $
である。
― 11 ― (2205―11)
第4問 (配点 20)
〔"〕 $乗してiとなる複素数zを求めよう。
z=x+yiとおく。ここで,x,yは実数である。等式
(x+yi)3=i において
(x+yi)3=x3− ア xy イ
+%
& ウ x エ
y−y3' (i であるから,x,yは連立方程式
!$
"
$#
x3− ア xy イ
= オ ウ x エ
y−y3= カ の解である。
x=!のとき,y= キク である。また,x !を満たす解は
x= ± ! ケ
コ
, y= サ コ
である。以上から,$乗してiとなる複素数zが三つ求められた。
さらに,それら三つの複素数の#乗の積は シス である。
(数学Ⅱ第4問は次ページに続く。)
― 12 ― (2205―12)
〔#〕 次の式を考える。
P=!
#%"+$
%x+ "
x &
'
3"
$&
4
………
また,A=$
%x+ "
x &
'
3とする。
相加平均と相乗平均の大小関係を利用すると,x>!の範囲で,Aの最 小値は セ であり,最小値をとるときのxの値は ソ であること がわかる。
PをAで表すと
P= タ + チ A+ ツ A2+ テ A3+A4 …
となる。
また,の右辺を展開すると
P=k+s1x+s2x2+ … +s12x12+ t1 x + t2
x2 + … + t12
x12 … と な る。こ こ で,k,s1,s2,…,s12お よ びt1,t2,…,t12は 定 数 で あ る。kとs6を求めよう。
A,A2,A3,A4に二項定理を適用して,とを比較することにより
k = タ + ツ ×6C
ト +12C ナ
= ニヌネノ であり
s6= ハヒフ であることがわかる。
― 13 ― (2205―13)