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中国 2017 年 5 月の訪日中国人数は 前年同月比 2.0% 増の 517,100 人となり 5 月として過去最高を記録 労働節や端午節の祝日があり旅行を検討しやすい時期であったが 競合国との競争が激しくなっていることから 訪日者数全体としては一桁台の伸び率となった 5 月 22 日 ~5 月

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【韓国】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日韓国人数は、前年同月比 85.0%増の 558,900 人となり、5 月として過去最高を記録。  昨年 5 月は、4 月に発生した熊本地震の影響を受けて九州地方を中心に訪日者数が大きく落ち込んだが、その反 動で今年は大幅に伸長し、高い伸び率となった。  THAAD 在韓米軍配備に端を発する中国人の訪韓旅行需要の減少を背景に、多くの日韓路線の新規就航や増 便、チャーター便の就航があり、LCC を中心に座席供給量が大幅に拡大した。  5 月の祝日の日並びが良く、連休を取得し海外旅行に行きやすい環境であったことも訪日意欲を後押しした。

5 月の主なプロモーション活動

 韓国人にとって旅行はライフスタイルの延長線上にあることを踏まえ、「私らしくもっと、日本でもっと」をコンセプトに、 様々な訪日旅行のスタイルを提案するクリエイティブ広告の撮影ロケを行った。撮影は今年度の重点デスティネーシ ョンである中国・四国地方を中心に行い、制作した動画、広告は 6 月下旬から公開される予定である。また、今回 のコンセプト及びキーメッセージのロゴは、旅行会社との共同広告にも使用し、統一感のある訪日旅行プロモーショ ンを展開していく。 大歩危での撮影風景(徳島) カフェ「苔こ けむしろ筵」(愛媛)  旅行会社との共同広告を新聞など複数の媒体に掲載したほか、舞鶴・金沢など日本海側の地方都市を巡るクル ーズ商品の販促(テレビショッピング)を支援し、当初の想定を上回る予約があった。オンライン販売に強い旅行会社 「黄色い風船」や「インターパークツアー」と連携したオンライン企画展・博覧会でも、当該商品の販売を開始した。 KRT W ショッピング シーズ&クルーズ 東日本一周クルーズ 旅の道 釜山発 BEETLE 九州

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【中国】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日中国人数は、前年同月比 2.0%増の 517,100 人となり、5 月として過去最高を記録。  労働節や端午節の祝日があり旅行を検討しやすい時期であったが、競合国との競争が激しくなっていることから、訪 日者数全体としては一桁台の伸び率となった。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 22 日~5 月 28 日に、中国で影響力のあるウェブメディアやインフルエンサーを今年度の重点地域である昇龍 道エリア(注)へ招請した。招請にあわせて、中国で広く浸透している SNS「微博」に「#升龙道轻奢之旅(昇龍道プ チ贅沢な旅)」というハッシュタグページを作成し、被招請者には訪れた場所で撮影した動画や写真を投稿してもら った。リアルタイムで情報を発信した結果、同ページの閲覧数は作成 3 日後に 100 万を超え、6 月 13 日時点では 610 万に達し、非常に話題性のある効果的なプロモーションとなった。最も人気が高かったのは A5 ランクの飛騨牛に 関する投稿で、「食」に対する関心の高さが窺える。今後も、招請した有力メディアのウェブサイトや、インフルエンサ ーの SNS において関連の情報が発信される予定である。 (注) 中部・北陸地方(富山・石川・福井・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀)を龍に見立てた観光周遊ルート。  5 月 25 日に、厦門で福建省の旅行会社を対象とした訪日旅行セミナーを開催した。セミナーでは、今年度の JNTO 事業計画を説明すると共に、昇龍道エリアについて「プチ贅沢な旅」というコンセプトのもと、同エリアならでは の体験プログラムや食の魅力などを紹介した。セミナーは 6 月以降も中国各地で実施する予定である。 桜商品の共同広告 JNTO 事業計画説明 昇龍道についてのプレゼンテーション 犬山城での着付け体験 近江町市場での取材風景

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【台湾】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日台湾人数は、前年同月比 8.5%増の 407,500 人で、5 月として過去最高を記録。  昨年は 6 月にあった端午節休暇(4 連休)が、今年は 5 月にずれたことや、昨年 4 月に発生した熊本地震で高雄-熊本便の運休や旅行会社のツアー催行の取りやめ、九州旅行の回避等により減少した前年同月の訪日者数の 反動があったことが増加要因となった。  チャーター便の運航が増加要因となった一方、定期便の座席供給量は前年同月比で約 6 万席減少した。その要 因として、韓国、東南アジアへの新規就航や旅行料金が低下している欧州等への旅行需要の増加が考えられる。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 5 日~8 日に台北、5 月 19 日~22 日に高雄で開催された旅行博に、それぞれビジット・ジャパン(VJ)ブース を出展した。日本からは 31 団体が共同出展し、夏の旅行シーズンに向けて日本各地の多彩な魅力を発信した。 各旅行博の前日には、訪日旅行商談会を開催し、旅行商品の造成による送客の促進を図った。特に、高雄で 開催した商談会では、昨年 24 団体 73 名であった参加団体数が、今年は 44 団体 138 名と大幅に増加し、台 湾中南部における訪日旅行商品の PR と新たな商品造成を促す機会となった。 台北国際観光博(TTE)/VJブース 訪日旅行商談会/台北 高雄市国際旅展(KTF)/VJブース 訪日旅行商談会/高雄

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【香港】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日香港人数は、前年同月比 29.7%増の 181,600 人となり、5 月として過去最高を記録。  地方路線の増便やチャーター便の運航などによる座席供給量の増加が旺盛な訪日需要を取り込み、好調に推移 した。また、今年は仏誕節及び端午節の日並びが良く、それぞれ 1 日休暇を取得すれば最大で 3 日~4 日の連 休も可能になるなど海外旅行を検討しやすい環境であったことも訪日旅行を後押しした。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 23 日~27 日に、香港で知名度の高いグルメ関連雑誌「飲食男女(Eat & Travel Weekly)」を今年度の重点 デスティネーションである北海道(道北・道央)に招請した。海鮮やワインなど「食」に関連したコンテンツの他、芝ざく ら滝上公園など「ゆるたび(リラックスや癒しの旅)」のテーマに沿ったスポットも取材した。今回の招請による第一弾の 成果物として、撮影した動画が同社のウェブサイトに複数掲載された。香港市場では紙媒体の影響力が依然大き いものの、紙媒体だけでなくオンラインとのメディアミックスにより事業効果の拡大を図っており、露出の強化による訪 日意欲の喚起に努めている。

「飲食男女(Eat & Travel Weekly)」のウェブサイトに掲載された動画

 海外旅行需要が高まる夏期休暇時期に向けた訪日旅行プロモーションの一環として、5 月下旬からウェブ広告を 展開。訪日需要の地方分散化を目的として、重点デスティネーションの 1 つである中国地方(広島)のクリエイティブ 画像を用いた広告を Facebook や YouTube などに掲載した。

(5)

【タイ】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日タイ人数は、前年同月比 4.6%増の 88,800 人となり、5 月として過去最高を記録。  LCC による訪日需要やインセンティブ・ツアーの受注が好調だったことが訪日者数の押し上げに貢献した。  一方、昨年 5 月に比べ、祝日や連休が減少したことにより、訪日者数の伸び率は一桁台に留まった。

5 月の主なプロモーション活動

 JNTO が運営するタイ語 Facebook には、現在、約 57 万人のフォロワーがおり、タイ市場で閲覧されている「日本」 や「旅行」関連の SNS ページの中で、ファン数の多いコンテンツとなっている。訪日未経験者からリピーターまで幅広 い層の関心を喚起するため、JNTO ではこの Facebook ページに、1 日 1 回、旬の観光情報を投稿している。5 月か らは併せて広告の投稿も行い、拡散効果による訪日意欲の喚起を図った。5 月の投稿のうち最も人気が高かった のは、紫陽花で有名な鎌倉の明月院を紹介した記事で、23,000 の「いいね!」を獲得、1,000 回以上シェアされる など大きな反響があった。また、色鮮やかな菜の花畑など、全般的に花の写真は反応が良かった。

JNTO タイ語 Facebook : https://www.facebook.com/visitjapanth

(6)

【シンガポール】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日シンガポール人数は、前年同月比17.3%増の 34,300 人となり、5 月として過去最高を記録。  経済成長の停滞などの影響により、シンガポールの海外旅行者数全体が鈍化傾向にある中、訪日旅行のピーク シーズンである 5 月~6 月に向けて、各社と共同で実施したオンラインプロモーションなどの取り組みが訪日意欲を喚 起し、好調に推移した。

5 月の主なプロモーション活動

✸ 昨年 12 月に開設した会員制訪日コミュニティサイト「JAPAN by Japan」や JAPAN RAIL CAFE における訪日セ ミナーなど、オンラインとオフラインの両輪で各種事業を継続的かつ有機的に展開することにより、引き続き、恒常的 な訪日需要の底上げを図っている。 ✸ 2 月に現地の大手 OTA(Expedia、Zuji、Cheap Tickets)と連携したオンラインキャンペーン、航空会社(SQ、ANA、 JAL、Scoot)との共同広告プロモーションをオンライン上で並行して実施した。例年、訪日需要の高まる 5 月~6 月 の学校休暇時期に向けて、集中的に日本の露出を強化し、訪日意欲の喚起及び刈り取りを図った。 OTA 及び航空会社と連携したオンライン共同プロモーション特設サイト 及び Facebook 広告バナーのキービジュアル

(7)

【マレーシア】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日マレーシア人数は、前年同月比 1.5%減の 36,000 人であった。  前年 6 月初旬であったラマダン(断食月)の開始が、今年は 5 月末に早まったことにより旅行需要が低減した。さら に、学校休暇の開始が 5 月 27 日とラマダンに重複したため、家族旅行需要が減少した。  直近数ヶ月にわたる円に対するリンギット安の影響とこれまで訪日旅行商品より高額であった欧州への旅行商品の 価格低下が、訪日旅行を割高に感じさせている。

5 月の主なプロモーション活動

 マレーシア市場では、現地旅行会社向けにニュースレターを配信し、日本の四季の魅力を PR している。今月は、6 月頃から楽しめる鎌倉の紫陽花や、北海道の富良野・美瑛のラベンダーなど、日本各地で見られる花をテーマに記 事を配信した。昨年は 7 月であったラマダン明けが、今年は 6 月に前倒しされることから、6 月の訪日者数は前年比 で増加することが期待される。また、博多祇園山笠や仙台の七夕祭りなどの地域行事、富士山の登山解禁など 7 月以降のトピックを取り上げ、訪日旅行への興味関心を喚起した。  マレーシア市場向け Facebook では、鎌倉の紫陽花や静岡の茶摘み体験など、季節に合わせた観光情報を毎日 継続的に発信した。また、祈祷室付のプライベートルームのある美容室や、繁華街に設置された祈祷室などムスリム フレンドリーな施設を紹介し、ムスリム旅行者が安心して滞在できる環境であることを PR した。 ニュースレターの例 5 月 11 日配信 博多祇園山笠祭り Facebook への投稿例 (左)5 月 27 日配信(鎌倉の紫陽花) (右)5 月 30 日配信(ムスリム向け祈祷室)

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【インドネシア】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日インドネシア人数は、前年同月比 18.3%増の 24,900 人で、5 月として過去最高を記録。

 春の訪日需要喚起に向けて、1 月~3 月に実施した旅行博「JAPAN Travel Fair」や航空会社との共同広告、テレ ビ CM や SNS 等を活用した訪日旅行プロモーションの効果に加え、昨年に比べて休日が多かったことも、訪日旅行 検討を後押ししたと考えられる。  日本のゴールデンウィークに合わせてチャーター便が 2 本運行されたことも、訪日インドネシア人数の増加に貢献した。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 25 日に新規就航した LCC のインドネシア・エアアジア X の成田-デンパサール線の初便到着に合わせて、成田 空港で歓迎イベントを実施した。同便は週 4 便で就航したが、6 月 18 日以降は毎日運航される予定で、バリ島及 びその周辺都市からの訪日者数の増加が期待される。

 5 月 17 日にジャカルタにて「Japan Incentive Travel Seminar & Travel Mart 2017」を開催した。インドネシアからの インセンティブ旅行促進を目的として、日本各地のコンベンション協会やホテル、旅行会社等計 10 団体と、インドネ シアの旅行会社計 47 社が参加し、日本側の参加団体によるプレゼンテーションや、商談会が行われた。約 160 件 の商談のうち、実際の送客に繋がるような有望な商談も数十件あり、全体として日本側・インドネシア側双方の参 加団体の満足度の高いセミナー・商談会となった。 (写真上段)インドネシア・エアアジア X デンパサール‐成田初便到着時の様子 (写真下段)セミナー・商談会の様子

(9)

【ベトナム】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日ベトナム人数は前年同月比 34.9%増の 22,100 人となり、5 月として過去最高を記録。  4 月に開催した旅行博「VJTM」を含め、多数の旅行会社が 5 月出発分の訪日旅行商品を販売したことや、インセ ンティブツアーが好調であったこと、成田、関西、鹿児島、小松へのチャーター便が運航されたことも訪日者数の増加 に寄与した。

5 月の主なプロモーション活動

 ベトナム市場に向けた Facebook において、「日本行き査証申請制度」に関する告知を行った。旅行会社に拡散し て頂いた効果もあり、5 月の投稿のうち「リーチ」、「いいね!」ともに最多を記録。査証制度に関する認知を高めた。  現地の登録ユーザー向けに訪日旅行促進を目的とした月刊ニュースレターの配信をしている。今月はベトナム人に 人気のある芝桜や紫陽花などの「日本の花」を取り上げ、訪日旅行への興味関心を喚起した。 (左下)ビジットジャパンブー スの案内看板 日本行き査証申請に関する投稿記事 花をテーマにした Facebook 投稿 ニュースレターで取り上げた紫陽花の画像

(10)

【インド】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日インド人数は、 前年同月比 14.3%増の 15,600 人で、単月として過去最高を記録。  5 月からインド全土で学校休暇が始まり、海外旅行のピークシーズンを迎えたことにより、相対的に日本が旅行先と して選択される機会も増加したと考えられる。  急成長を続ける海外旅行需要を取り込むため、各国はインド市場に向けた観光プロモーションを強化している。例 えば、ボリウッドの活用や TV・デジタル広告を通じた消費者向けキャンペーンなど、様々な手段を駆使して観光 PR を行っている他、査証発給要件の緩和も行うなど、インド市場における旅行者の獲得競争は激化している。

5 月の主なプロモーション活動

 旅行先としての日本の認知度が向上していることに伴い、旅行会社各社も自主的に広告宣伝などのプロモーショ ン活動を実施している。旅行会社や航空会社との共同広告に加えて、「第 6 回ロンリープラネットアワード」におい て、日本が Best International Destination for Culture 賞を受賞するなど、現地における日本の露出が増加し ており、更なる訪日需要の高まりが期待される。

旅行会社との共同広告(Flightshop) 航空会社との共同広告(ANA)

第 6 回ロンリープラネットアワード

(11)

【豪州】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日豪州人数は前年同月比 7.3%増の 32,000 人となり、5 月として過去最高を記録。  豪州の大手旅行専門雑誌「International Traveller」が毎年発表する読者投票ランキング「Reader's Choice

2017 Awards」にて、日本が Best Ski Destination 部門で第 1 位、Best Family Holiday 部門で第 5 位を獲得し ており、旅行先として日本の認知度が向上していることが窺える。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 21 日シドニー、5 月 28 日メルボルンにて、「Snow Travel Expo 2017」が開催された。主催者側速報値による

と、シドニーは約 6,800 人、メルボルンは約 6,000 人の来場者があった。日本出展エリアには、VJ ブースの他、北海 道や東北、信越などのスノーリゾートや、アフタースキー需要を見込んだ石川県、群馬県などが出展し、会場の中で も一際目を引いたことから、多くの来場者の興味関心を喚起した。VJ ブースでは、統一感のあるデザインで日本エリ アの一体感を演出し、両会場ともに家族連れの来場が例年より多い印象を受けた。

 上述の「Snow Travel Expo」に合わせて、5 月 23 日にシドニー、25 日にメルボルンで旅行会社、メディア等旅行業 関係者を対象に、JNTO 主催の「JAPAN ADVENTURE TRAVEL MART2017」が行われた。今年は、スキーのみ らならず夏のアクティビティも含めて PR することを目的とし、プレゼンテーション、自由個別商談会、情報交換会の 3 部構成で実施した。日豪から両日合わせて約 300 人が参加する盛況な商談会となった。

(左上)「Snow Travel Expo 2017」日本エリア共通装飾 (右上)「Snow Travel Expo 2017」アクティビティ体験風景

(左下)「JAPAN ADVENTURE TRAVEL MART 2017」 個別商談会の様子

(12)

【米国】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日米国人数は、前年同月比 11.4%増の 124,700 人となり、5 月として過去最高を記録。  好調な米国経済と米国でのメディア露出増が訪日客数を後押ししたものと考えられる。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 14 日にマンハッタン、セントラルパークで開催された日本文化紹介イベント「Japan Day」に参加し、イベント事 務局のテント内で観光パンフレットの配布や案内など訪日観光 PR を行った。過去に訪日経験があり、ゴールデンル ート以外の地域にも関心を持つ来場者が多いことを踏まえ、旅行先としての日本の魅力発信と認知向上に繋がる PR を行った。  5 月 16 日、17 日に、ロサンゼルス近郊の旅行会社や航空会社、ホテルなどの業界関係者を対象に、平成 29 年 度の事業方針説明を行う VJ 連絡会を開催した。日系及び米系のサプライヤー総勢 23 社 27 名が参加し、米国 発訪日旅行市場の市場概況や平成 29 年度のプロモーション方針及び事業計画、また今後の米国発訪日旅行 需要拡大に向けての対策等について、活発な意見交換の場となった。 Japan Day 会場メインステージ 日系企業向け VJ 連絡会風景

(13)

【カナダ】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日カナダ人数は、前年同月比 14.6%増の 27,600 人で、5 月として過去最高を記録。  今年に入ってから実施した航空会社との共同広告事業や、メディアでの露出強化により旅行先としての日本の認知 度が向上していることが、訪日意欲の喚起に繋がったと考えられる。

エアカナダが 5 月からの夏季ダイヤに伴う増便を実施しており、トロント-成田便(週 7 便)、バンクーバー‐関西便(週 3 便)の新規就航に加え、既に運航しているカルガリー‐成田便も増便されデイリー運航となった。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 17 日~25 日に、訪日旅行商品を取り扱う現地旅行会社の幹部及び航空会社関係者計 8 名を招請した。 今回は日本の自然に触れることを目的とし、軽井沢、松本、白骨温泉など長野県内各地を訪問した。東京から 比較的近くに位置するにもかかわらず、自然のみならず多くの観光魅力を持つ長野での滞在を通じて、今後の同 地への新規送客を目指す。  平成 28 年度事業で招請したエアカナダの機内誌『enRoute』の記者が作成した記事が、5 月発行の同誌に掲載さ れた。バンクーバー‐関西便の新規就航に合わせて大阪特集が組まれ、効果的な掲載となっている。 旅行会社招請の様子(於 松本城) 『enRoute(エアカナダ機内誌)』の大阪特集

(14)

【英国】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日英国人数は、前年同月比 7.7%増の 25,900 人となり、5 月として過去最高を記録。  継続的に実施している訪日旅行プロモーションの効果や、比較的低廉な航空券の販売、英国経済の回復が訪日 意欲を後押しした。早期に予約を行う旅行者も多く、訪日旅行への関心自体は引き続き旺盛である。

5 月の主なプロモーション活動

 2019 年にラグビーワールドカップ(以下、RWC)が日本で開催されることを踏まえ、JNTO では大会を契機とした訪 日意欲の喚起に取り組んでいる。具体的な事例のひとつとして、英国市場における RWC および訪日旅行への関 心度調査の実施がある。調査の結果によると、英国のラグビーファンのうち、79.8%が「訪日旅行」に、また 60.8%が 「RWC2019 観戦のための訪日旅行」に興味があることが明らかになった。さらに、5 月 10 日に京都で行われた RWC2019 抽選会に合わせ、在英国日本国大使館との連携の下、ロンドンにて日本の地方自治体向けセミナーや 訪日観光促進イベントを開催。日本からは、RWC2019 開催都市をはじめとした地方自治体や旅行関係者が参 加し、英国の旅行会社やメディアとの交流を図った。同イベントでは、日本でのプレー経験もある著名な元ラグビー 選手シェーン・ウィリアムス氏(Shane Williams)に日本の魅力などをご紹介いただいた他、JNTO も上述の調査結 果を含めた英国市場の動向についてプレゼンテーションを行い、業界関係者に向けて訪日旅行への興味関心を喚 起した。 参考: 5 月 12 日プレスリリース資料 「英国におけるラグビーワールドカップ(RWC)と訪日旅行への関心度調査を実施しました」 http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/20170512_10.pdf シェーン・ウィリアムス氏による日本の魅力紹介 セミナーでの JNTO の説明

(15)

【フランス】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日フランス人数は、前年同月比 7.5%増の 25,000 人となり、5 月として過去最高を記録。  大統領選決選投票に伴う旅行控えなど訪日需要にとってマイナスとなる要因もあったが、堅調に推移した。  昨秋~冬にかけて展開した航空会社との共同広告で打ち出したキャンペーン運賃は、5 月出発分も対象に含んで いたため、これによる日本の露出強化も訪日意欲の喚起に貢献したと考えられる。  フランスのツアーオペレーター協会(SETO)に加入する旅行会社のうち、訪日旅行商品を取り扱う企業によると、5 月 は約 1,200 名の予約があり、前年同月比で 2.9%増加しているとのこと。

5 月の主なプロモーション活動

 7 月にパリで開催される欧州最大級の日本文化展示会「第 17 回ジャパン・エキスポ(Japan Expo)」に、ビジットジ ャパン(VJ)ブースを出展するのに合わせて、フランスのポップカルチャー愛好層に影響力のあるインフルエンサー、およ び関連するメディアの記者を招請した。東京では、秋葉原や中野のアニメスタジオでアニメ制作の作業工程を見学。 地方にも足を延ばし、アニメ映画『君の名は。』の舞台となった諏訪湖や飛騨古川で田園風景や郷土料理を味わ った他、最終日は名古屋でコスプレでのおもてなしや昔ながらの商店街を楽しんだ。なお、インフルエンサーは、滞在 中 SNS にて随時情報を発信。招請者からは、「都市部のみならず、地方の魅力も肌で感じることができ、大変有 意義だった」という感想が聞かれた。 * ジャパン・エキスポでは、4 日間で約 24 万人の来場を見込んでいる。今回の招請者は、同展示会で開催される 観光カンファレンスに登壇し、訪日旅行の魅力を語る予定である。 メディア招請時の風景(左: 飛騨古川、右: 名古屋城)

(16)

【ドイツ】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日ドイツ人数は、前年同月比 4.5%増の 17,400 人となり、5 月として過去最高を記録。  継続的な訪日旅行プロモーションによる旅行先としての日本の認知度の向上が安定した訪日需要の背景にある。  ドイツの経済状況は、3 月の輸出額が単月として過去最高を記録。2017 年第 1 四半期の国内 GDP も 0.6%増と 第 4 四半期以来の高い伸び、さらに失業者も 1991 年 6 月以来の低水準となるなど全般的に極めて好調である。 これを受けて、企業景況感指数もこれまで過去最高であった 1991 年を上回るなど、堅調に推移している。

5 月の主なプロモーション活動

 JNTO フランクフルト事務所では、旅行先としての認知・検討から、実際の訪日旅行商品の購買に至るチャネルを拡 充すべく、様々な取り組みを行っている。5 月は、世界最大の日本映画祭において、日本や日本文化に関心がある 層をターゲットに、映像や映画広告、ブース出展などを通じて訪日旅行の魅力を PR した。映画祭の作品は、作品 としての秀逸さもさることながら日本の風景も随所に散りばめられており、こうしたシーンをフックに訪日意欲の喚起を 図った。当日は、授賞式に出席した俳優の役所広司氏も来場した。また、これまで必ずしも日本への旅行に関心が なかった層に対するアプローチの一つとして、航空会社やホテルと連携した懸賞キャンペーン実施。訪日旅行商品を 賞品とする訪日の動機付けを図った。本キャンペーンは、6 月半ばまで続く予定である。 映画祭での VJ ブースの様子 航空会社、ホテルとの共同キャンペーン

(17)

【イタリア】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日イタリア人数は、前年同月比 4.4%増の 9,800 人となり、5 月として過去最高を記録。

 旅行会社の投票により選定される「Italian Travel Awards 2017」の Best Cultural Destination 部門の最終候補に 日本、イタリア、メキシコの 3 か国がノミネートされた。最終的にイタリアが 2 年連続で受賞したが、今回のノミネートは 旅行業界における日本の認知度の高まりを反映した好事例と言える。

<参考 : 各部門の受賞国>

Best Destination 部門 : イタリア (他の最終候補は、米国、豪州)

Best Beach Destination 部門 : モルディブ (他の最終候補は、ポリネシア、セーシェル)

Best Destination for Nature and Adventure 部門 : 豪州 (他の最終候補は、米国、南アフリカ)

5 月の主なプロモーション活動

 JNTO ローマ事務所では、定期的にニュースレターを発行し、メディア・旅行会社に向けて訪日旅行に関する情報を 発信している。5 月号には、宮島や倉敷、大山隠岐国立公園、松江、出雲大社、石見銀山など山陰・山陽地方 の様々な見どころや、6 月~7 月に日本各地で開催されるイベントの情報を盛り込んだ。

(18)

【ロシア】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日ロシア人数は、前年同月比 43.6%増の 5,900 人となり、5 月として過去最高を記録。  1 月からの査証発給要件緩和の影響に加え、S7 航空の航空運賃の大幅値下げ、及びこれに伴う共同広告の効 果などが訪日者数の増加に寄与したと考えられる。 
  アエロフロートの子会社であるオーロラ航空が、3 月 26 日からウラジオストク-成田便(週 3 便)、S7 航空が 4 月 28 日からウラジオストク-大阪便(週 2 便)を新規就航したことも査証緩和との相乗効果をもたらし、訪日需要を押し 上げた。

5 月の主なプロモーション活動

 5 月 1 日から、JAL、S7 航空との共同広告キャンペーンを実施し、テレビ CM やウェブサイト、屋外広告など訴求 力の高い媒体への露出を強化することにより、訪日意欲の喚起を図った。 ドモジェドヴォ空港(モスクワ)にて共同広告 ロシア極東の航空会社 S7 航空との共同広告

(19)

【スペイン】

5 月の市場動向トピックス

 2017 年 5 月の訪日スペイン人数は、前年同月比 24.3%増の 7,700 人で、5 月として過去最高を記録。

スペイン空港管理公社(AENA)によると、4 月は日本への直行便(イベリア航空)が計 13 便運航された(座席供給 数 3,497 席)。搭乗者数は合計で 3,262 名、搭乗率は 90%を超えるなど好調であった。

5 月の主なプロモーション活動

 JNTO では、3 月 30 日にマドリード事務所を開所し、5 月 9 日に同事務所の開所式を開催した。式典には、メディ ア 34 社を含む約 120 名が参加し、地元紙や業界紙など 25 紙以上に取り上げられた。  5 月 11 日にマドリードで開催されたスペイン旅行会社連盟(CEAV) 主催の旅行業ワークショップ「Travel Night Madrid」に、特別招待国と して参加した。地元リテーラーを中心とした約 150 社が集まる中、旅行 先としての日本の認知度向上に向けて、欧州ブランディングキャンペー ンの一環で制作した訪日 PR 映像を放映した他、個別相談用のカウ ンターを設置し、これまでアウトリーチできていなかったリテーラーに対し、 情報提供を行った。また、このワークショップで、JNTO マドリード事務 所と CEAV が訪日観光促進に関する協力協定を締結したことが地元 専門紙を中心に大きく取り上げられ、日本の露出増加にも繋がった。 JNTO マドリード事務所開所式に関する報道記事 地元専門紙の掲載記事

参照

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