博 士 ( 医 学 ) 加 藤 健 太 郎
学位論文題名
Overexpression of caveolin‑l in esophageal cell carcinoma correlates with lymph node metastasis and pathologic stage (食道癌におけるCaveolin‑l の過剰発現は
りンパ節転移と臨床病期に相関する。)
学 位 論 文 内 容 の 要 旨
目的
caveolin
・1は細胞膜のカベオラに存在する膜タンノくクで、様々なシグナノレ伝達と小胞体輸送 を司っている。Caveolin‐1
はこれまで癌抑制遺伝子と考えられていた。Invi
ロoでは睦瘍抑制的 に働いて いると いう報告 がほとんどであり、また種々の癌細胞株でも発現が低下しているとさ れている 。しか し最近、 前立腺癌の予後がcaveohn
−1
発現と負の相関をしているとの報告がな された。本タンパクの食道扁平上皮癌における発現 やその意義についての報告はいまだなく、本研究で は、食 道扁平上 皮癌切除 症例に おける
Cav
∞h
−1
の発現と臨床病理学的因子および予 後 と の 関 連 を 検 討 し 、 そ の 役 割 と 意 義 を 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し た 。材料と方法
1
.材料1988
年 か ら1999
年ま で に 根 治切 除 が なさ れ た 食道 癌 症例130
症 例湧性113
例,女 陸17
例;平 均年齢
63
歳 )を対 象とした 。今回 の検討で は術前 に化学寮 法あるい は放射 線療法を 施行し た症例 は除外 した。す べての標 本は10
% ホノレマリンで固定後、パラフィン包埋した。腫瘍最 大 径を 含 む4 pm
切片 を 作 成し 免 疫 組 織染 色 を 行っ た 。 腫瘍の 分類と 臨床病期 分類はUICC
のTNM
分類を用いた。2
.免疫組織染色免疫組 織反応 はストレ プトア ビジン‐ ペルオキシダーゼコンプレックス法で施行した。一次 抗体として
400
倍に希釈した抗cave01in‐1
抗体(ar
ぬ℃aVeohn11rabbitIgGpolyClo耐anti
恥;SantaCruZBiatechnol
()gy・,SantaCruZ,(ニヘUSA)を使用した。陽性対照として同プレパラート内の筋 肉及び 血管内 皮細胞を 用い、陰 陸対照 には非処理ウサギ血清を用いた。癌細胞のうち細胞膜お よ て 歸 田 胞 質 が ぴ ま ん 陸 に 染 色 さ れ た 細 胞 が50
% 以 上 の も の を 陽 性 と し た 。3
.統計解析ズ゜検 定、恥
her
直謝 食定、log
・mnk
検定、Cox
検定を適宜行った。P値0.05未満を有意差あ りと判定した。結 果
食 道 扁平 上 皮 癌
130
例中58
例(44.6
%) が陽性 、72
例(55.4%)が 陰陸であ った。 両群にお い て 背 景 因 子 に 差 は 認 め ら れ な か っ た 。
Cave01in
‐1
陽性 群 と 陰 陸群 と の2
群 間 にお い て 、 臨 床 病 理 学 的 因 子 ( 年 齢 、 性 別 、T
因 子 、N
因 子 、M
因 子 、 腫 瘍 径 、 病 期 、 腫 瘍 分 化 度 、 重 複 癌 の 有無 、 脈 管 侵襲 、 切 除 断端 陽 陸 の 有無 、 術 後 療法 の 有 無 )と の 関 係 を分 割 表 分 析し た結 果、CaV
| ∞lbl免 疫 染 色陽 陸 は 病 期(p
印 .029
) 、N
因 子¢ め ,023
)、M
因子(p
司,018) と有意 な相 関を 認めた 。予後に 関して 、Kaplan―Meier
法を用 いて検 討した 結果、log
―rank検 定でp値 が0.0215 で あ り 、caveolin
・1
陽 陸 症 例 で 有 意 に 予 後 不良 で あ っ た。COX
の 比 例ハ ザ ー ド モデ ル を 用 いて 予 後 に影 響 及 ぼ す因 子 を 検 討し た 結 果 、CaVeolblの過 剰 発 現 (p.0238)、T
因子(p
印,0002)、N
因子(pニくo.0001)、M因子(p印.0002)、リンパ管侵襲(p印.0021)、切除断端陽I生(pくo.0001) が 予 後因 子 で あ った 。 多 変 量解 析 の 結 果はT因 子(p印 ,0296) 、N因子 (p匐.0003
)、切 除断端 陽 性 (p
印 .0452)が 予 後 因 子で あ っ た 。Cav∞lnl
発現 のりンノ 洳転移 予測に おける 感度は54
.5%、特異度は65.6%であった。
考 察
腫 瘍 は 発 生 、 増 殖 、 進 展 す る 際 に 種 々 の タ ン パ ク を 利 用 す る 。
Ras
遺 伝 子 の 産 物 で あ るp21
タ ン パ ク の よ う に そ の 働 き が ほ ぼ 解 明 さ れて い る も のも あ る が 、caveolin‑lは 腫 瘍 に対 す る 作 用 機 序 が い ま だ 明 ら か に は さ れ て い な い 。Caveolin‑lは こ れ まで 癌 抑 制 遺伝 子 と 認 識さ れ て お り 、in vitro
の 検 割 結 果 で は 腫 瘍 抑 制 因 子と し て 働 き、 肺 癌 、 大腸 癌 、 肉 腫な ど の 細 胞株 で 発 現 が 低下 し て い ると 報 告 さ れて い る 。 一方 最 近 に なり 前 立腺癌 での免 疫ネB織 染色に よる検 討で、ceveoin‑l
の 強 発 現 は り ン ノ 嚇 転 移 、 切 除 断 端 陽 陸 と 相 関 が あ り、 ま た 負 の独 立 予 後 因子 で あ っ た と ぃ う 報 告 が な さ れ 、 こ れ ま で 癌 に おい て 抑 制 的に 働 く と 考え ら れ て きたcaveolin‑l
の 役 割は 、臓器 によっ て異なる ことが 判明し た。本 研 究 に お い て 、 食 道 扁 平 ヒ 皮 癌 に おけ る
caveolin‑l
の 過剰 発 現 は りン パ 節 転 陟と 相 関 が あ り 、 負 の 予 後 因 子 で あ る こ と が 示 さ れ た が、 こ の こ とは 他 の 癌 と逆 で あ る 前立 腺 癌 で の報 告 と ほ ば 同様 の結果 であっ た。前 立腺癌 では caveo】in
−1がア ンドロ ゲン依 ;學陸 の腫瘍 増殖を 促進す るこ と、お よびア ンドロゲ ン受容 体の働 きを活 ピとイ 匕す→ るとの 報告が ある。前 立腺癌は男性の腫 瘍 で あ り 、 食 道 癌 も 男 性 に よ り 多 く 発 生 する こ と か ら、 そ の 増 殖、 進 展 の 過程 に お い て前 立 腺 癌 と 同様 の 機 序 が、 食 道 癌 の極 端 な 男 ´陸 優 位 と なる 原 因 の 一端 を 担 っ てい る 可能 陸も考 えられ る。現 在 、 食 道 癌 の 悪 性 度 の 指 標 と な り う る 特 異 的 な マ ー カ ー は 未 だ 確 立 さ れ て い な い の が 実 状 で ある 。 本 研 究に お い て 、cave0血 ,1免疫 染 色 陽 陸は り ン / く節 転 移 の マー カ ーとし て感度、
特 異 度 は と も に 約
60
% 程 度 で あ っ た 。 単 独 の 転 移 予 測 因 子 と は な り 得 な い が 、 術 前 の 内 視 鏡 下生 検で得 られた 組織のく ニave0】in
―1免疫 染色が 参考所 見のーっとなり得る可能陸が考えられた。ま た
cav
∞Jin
.1
陽 陸 群は 有 意 に 予後 不 良 で あり 術 前 の 予後 予 測 因 子と し て の 有用 性 が 示 唆さ れ た。結語
食 道 扁 平 上皮 癌 に お いて
caveolin
・lの強 発 現 が 認め ら れ 、 その 増 殖 、進展 に関わ ってい ること が 示 唆 さ れた 。caveolin‑l
は りン パ 節 転 陟の 予測 因子と なり得 る可能 陸が考 えられた 。さら に、caveoin
‐1
は食 道 扁 平 上皮 癌 の 予 後不 良 因 子 であ る と 考 えら れ た 。24一
学 位 論 文 審 査 の 要旨
学位論文題名 I ●
Overexpression of caveolin‑l in esophageal cell carclnoma COrrelateSWithlymphnodemetaStaSiSandpathologiCStage
(食道癌におけるCaveolin‑l の過剰発現は りンパ節転 移と臨床病 期に相関す る。)
caveolinー1は細 胞 膜 の カ ベオ ラ に 存 在 する 膜 夕 ン バ ク で、 様 々 な シ グナ ル 伝 達 と 小胞 体 輸 送 を 司っ て い る 。Caveolin‑Iは こ れま で 癌 抑 制 遺 伝子 と 考 え ら れて い た 。In vitroで は 腫 瘍 抑制 的に働 いて いると い う 報 告 が ほ と ん ど で あ り 、 ま た種 々 の 癌 細 胞 株で も 発 現 が 低下 し て い る とさ れ て い る 。し か し 最 近 、 前 立 腺 癌の 予 後 が caveolin‑l発現 と 負 の 相 関を し て い る と の報 告 が な さ れた 。 本 夕 ン バク の 食 道 扁 平上 皮 癌 に お け る 発 現 や そ の 意 義 に つい て の 報 告 は いま だ な く 、 本研 究 で は 、 食道 扁 平 上 皮 癌切 除 症 例 に お け るCaveolin‑lの 発 現 と 臨 床 病理 学 的 因 子 およ び 予 後 と の 関連 を 検 討 し 、そ の 役 割 と 意義 を 明 ら か にす る ことを目的とした。
1988年 か ら1999年 ま で に 根 治 切 除 が な さ れ た 食 道 癌 症 例130症 例 ( 男 性113例 , 女 性17例 ; 平 均 年 齢63歳 , を文 オ 象 と し た。 今 個 の 検 討で は 術 前 に 化 学療 法 あ る い は放 身 オ 線 療 法を 施 行した 症例は 除外 し た 。 す べ て の 標 本 は10% ホ ル マ リ ン で 固 定 後 、 パ ラ フ ィ ン包 埋 し た 。 腫瘍 最 大 径 を 含む4Lt,m切 片 を 作 成し免疫組織染色を行った。腫瘍の分類と臨床病期分類はUICCのTNM分類を用いた。
免 疫 組 織 反 応 は ス 卜 レ プ トア ビ ジ ン ‐ ペル オ キ シ ダ ーゼ コ ン プ レ ッ クス 法 で 施 行 した 。 一 次 抗 体と し て400倍に希釈した抗caveolin‑l捗淋(anti‑caveolin‑l rabbitIgG polyclonal antibodySanta Cruz Biotechnology., Santa( ニruz.CA USA)を 使 用 し た 。陽 陸 対 照 と し て同 プ レ バ ラ ー卜 内 の 筋 肉 及び 血 管 内 皮 細胞 を 用 い 、 陰 性 対照 に は 非 処 理ウ サ ギ 血 清 を 用い た 。 癌 細 胞の う ち 細 胞 膜お よ て 黼H胞質 が び ま ん 陸に 染 色 さ れ た 細 胞が50%以上のものを陽性とした。
X2検 定 、Fisher直 揺 擶 淀 、log‑rnk検 定 、Cox検 定 を 遭 白 〒 っ た 。P値0105未 満 を 有I意 差 あ り と 判定 した。
食 道 扁 平 上 皮 癌130例 中58例(44.6% ) カ 瀧 き 陸 、72例(55.4% ) カ 瀧牲 で あ っ た 。両 群 に お い て 背景 因 子 に 差 ぼ 認 め ら れ な か っ た 。 Caveolin‑1陽 陸 詳 と 陰陸 群 と の2群間 に お い て 、 臨嗣 商 理 学 的 因子 ( 年 齢 、 性 別 、T因 子 、N因 子 、M因 子 、 腫 瘍 径 、 病 期 、 腫 瘍 分 化 度 、 重 複 癌 の 有 無 、 脈 管 侵 襲 、 切 除 断 端 陽 陸の 有無、 術後療 法の有 無)と の関 係を分 割表分 析した 結果 、Caveolin‑l免 疫染 色陽陸 は病期Q= .029)、
N因 子(p印 .023) 、M因子 ¢ 印l018) と 有 意 な相 関 を 認 め た。 予 後 に 関 して 、Kaplan−Meier法 を用 い て 検 討 し た 結 果、10g一mnk検 定 でp値 がO.0215で あり 、cav∞lin11陽懺蓋 例で有 意に 予後不 良であ った。COX
25 ‑
俊 寛
之
弘 雅
紘
田 村
藤
秋 今
加
授 授
授
教 教
教
査 査
査
主 副
副
の 比 例 ハ ザ ー ド モ デ ル を 用 い て 予 後 に 影 響 及 ぽ す 因 子 を 検 討 し た 結 果 、Caveolin‑lの 過 剰 発 現(p印 .0238)、 T因 子 (p=0, ∞02) 、N因 子 ¢ = く0.0001) 、M因 子 (p印I0002)、 リ ン パ 管 侵 襲 (p印 . ∞21) 、 切 除 断端 陽 陸
¢ : く0.0001) が 予 後 因 子 で あ っ た 。 多 変 量 解 析 の 結 果 はT因 子 (p司 ,0296) 、N因 子Q印 .0003) 、 切 除 断 端 陽 性 (p印 .0452) が 予 後 因 子 で あ っ た 。Caveolin‐1発 現 の り ン ノ ヾ 節 転移 予 測 に お け る 感度 は54,5% 、 特 異 度 は65.6% で あ っ た 。
腫 瘍 は 発 生 、 増 殖 、 進 展 す る 際 に 種 々 の タ ン ノ ヾ ク を 利 用 す る 。RaS遺 伝 子 の 産 物 で あ るp21夕 ン ノ ヾ ク の よ う 、 に そ の 働 き が ほ ぼ 解 明 さ れ て い る も の も あ る が 、caveolin‐1は 腫 瘍 に 対 す る 作 用 機 序 が い ま だ 明 ら か に は さ れ て い な い 。CaveolinlIは こ れ ま で 癌 抑 制 遺 伝 子 と 認 識 さ れ て お り 、invi的 の 検 討 結 果 で は 腫 瘍 抑 制 因 子 と し て 働 き 、 肺 癌 、 大 腸 癌 、 肉 腫 な ど の 細 胞 株 で 発 現 が 低 下 し て し ゝ る と 報 告 さ れ て い る 。 一 フ 亨 最 近 に な り 前 立 腺 癌 で の 免 疫 組 織 染 色 に よ る 検 討 で 、ceveoin,1の 強 発 現 は り ン バ 節 転 移 、 切 除 断 端 陽l生 と 相 関 が あ り 、 ま た 負 の 独 立 予 後 因 子 で あ っ た と い う 報 告 が な さ れ 、 こ れ ま で 癌 に お い て 抑 制 的 に 働 く と 考 え ら れ て き た caVeolin― 1の 役 割 は 、 臓 器 に よ っ て 異 な る こ と が 判 明 し た 。 本 研 究 に お い て 、 食 道 扁 平 上 皮 癌 に お け るcaVeolin‐1の 過 剰 発 現 は ル ン パ 節 転 移 と 相 関 が あ り 、 負 の 予 後 因 子 で あ る こ と が 示 さ れ た が 、 こ の こ と は 他 の 癌 と 逆 で あ る 前 立 腺 癌 で の 報 告 と ほ ぼ 同 様 の 結 果 で あ っ た 。 前 立 腺 癌 で はcaveolinllが ア ン ド 口 ゲ ン 依 存 性 の 腫 瘍 増 殖 を 促 進 す る こ と 、 お よ び ア ン ド 口 ゲ ン 受 容 体 の 働 き を 活 悩 匕 す る と の 報 告 が あ る 。 前 立 腺 癌 は 男 性 の 腫 瘍 で あ り 、 食 道 癌 も 男 性 に よ り 多 く 発 生 す る こ と か ら 、 そ の 増 殖 、 進 展 の 過 程 に お い て 前 立 腺 癌 と 同 様 の 機 序 が 、 食 道 癌 の 極 端 な 男 陸 優 位 と な る 原 因 の 一 端 を 担 っ て い る 可 能I生 も 考 え ら れ る 。
現 在 、 食 道 癌 の 悪I生 度 の 指 標 と な り う る 特 異 的 な マ ー カ ー は 未 だ 確 立 さ れ て い な い の が 実 状 で あ る 。 本 研 究 に お い て 、caVeoliml免 疫 染 色 陽 陸 は り ン バ 節 転 侈 の マ ー カ ー と し て 感 度 、 特 異 度 は と も に 約60% 程 度 で あ っ た 。 単 独 の 転 移 予 測 因 子 と は な り 得 な い が 、 術 前 の 内 ネ 兒 鏡 下 生 検 で 得 ら れ た 組 織 のCaveolin‐ 1免 疫 染 色 が 参 考 所 見 の ー っ と な り 得 る 可 能 性 カ 滂 え ら れ た 。 ま たcaV∞linIl陽 陸 群 は 有 意 に 予 後 不 良 で あ り 術 前 の 予 後 予 測 因 子 と し て の 有 用 性 が 示 唆 さ れ た 。
口 頭 発 表 に お い て 今 村 雅 寛 教 授 よ ル リ ン バ 節 転 侈 に 関 わ る 機 序 、 重 複 癌 と 相 関 し な か っ た 理 由 、 女l生 の み で の 発 現 状 況 、 予 後 の 差 に つ い て の 質 問 が あ っ た 。 っ づ い て 加 藤 紘 之 教 授 よ り 増 殖 と の 関 わ り 、 腫 瘍 評 価 の 新 し い 手 法 と な り う る か 、 術 前 検 査 と し て 使 え る か に つ い て の 質 問 が あ っ た 。 ま た 秋 田 弘 俊 教 授 よ り 予 想 さ れ る 悪 陸 化 に 至 る 経 路 、 正 常 上 皮 ・ 前 癌 病 変 で の 発 現 状 況 に 関 す る 質 問 が あ っ た が 、 申 請 者 は お お む ね 妥 当 な 回 答 を し た 。
食 道 扁 平 上 皮 癌 に お け るCavemー1の 発 現 状 況 と 臨 床 ・ 病 理 組 織 学 的 因 子 お よ び 予 後 と の 相 関 を 明 ら か に し 、 新 し い 予 後 因 子 と し て の 有 用 性 を 示 唆 し た 本 研 究 の 意 義 は 大 き く 、 審 査 員 一 同 協 議 の 結 果 、 大 学 院 課 程 に お け る 研 鑽 や 取 得 単 位 な ど も 併 せ 、 申 請 者 は 博 士 ( 医 学 ) の 学 位 授 与 に 値 す る も の と 判 定 し た 。
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