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第3次長崎市安全・安心まちづくり行動計画はこちら

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3

次長崎市安全

安心まちづくり行動計画

(平成28年度~平成32年度)

平成28年5月

(2)
(3)

ページ

第1章

計画の概要

第1節 計画策定の趣旨 ……… 1

第2節 安全の範囲 ……… 2

第3節 計画の位置づけ ……… 2

第4節 計画の期間 ……… 2

第2章

計画の理念及び施策の体系

第1節 基本理念 ……… 4

第2節 施策の体系 ……… 4

体 系 図 ……… 5

第3章

犯罪の現状と取組

第1節 犯罪の現状 ……… 6

第2節 これまでの取組状況 ……… 7

第3節 市、市民、事業者の責務 ……… 8

第4章

計画の内容

第1節 意識づくり

1 自主防犯意識の啓発 ……… 9

2 安全情報等の提供 ……… 10

3 暴力行為の根絶と追放 ……… 11

第2節 地域づくり

1 地域における連帯感の向上 ……… 12

2 地域の防犯・安全活動の促進 ……… 12

3 子どもの安全を守る取組の推進 ……… 14

4 女性、高齢者、障害者等の安全を守る取組の推進 ………… 19

第3節 環境づくり

1 犯罪防止に配慮した公共施設等の整備促進 ……… 22

2 犯罪防止に配慮した住宅の普及 ……… 23

(4)

第5章

推進体制

第1節 推進体制の整備 ……… 26

第2節 進捗状況の進行管理 ……… 26

数値目標・数値見込一覧表

……… 27

(参考資料)

長崎市安全・安心まちづくり推進条例 ……… 29

(5)

第 1 章

計 画 の 概 要

第 1 節

計 画 策 定 の 趣 旨

長 崎 市 で は 、 平 成 16年 10月 に 施 行 し た 「 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 推 進 条 例 」

に 基 づ き 、犯 罪 の な い 安 全 で 安 心 な ま ち づ く り の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 を 図 る た め 、

「 長 崎 市 安 全・安 心 ま ち づ く り 行 動 計 画 」( 第 1次 計 画 = 平 成 21年 度 ~ 平 成 22年 度 、

第 2次 計 画 = 平 成 23年 度 ~ 平 成 27年 度 ) を 策 定 し ま し た 。

こ の 計 画 に 基 づ き 、自 主 防 犯 意 識 の 高 揚 、官 民 協 働 に よ る 防 犯 活 動 の 拡 大 、防 犯 に

配 慮 し た 環 境 整 備 な ど の 事 業 を 展 開 し て き ま し た 。

し か し 、ひ っ た く り 、自 転 車 盗 、車 上 ね ら い 、強 制 わ い せ つ な ど の 街 頭 犯 罪( 注 1 )

や 、空 き 巣 、振 り 込 め 詐 欺 、女 性 ・ 子 ど も へ の 声 か け 事 案 な ど が 依 然 と し て 多 発 し て

お り 、 市 民 が 実 感 す る 治 安 ( 体 感 治 安 ) の 向 上 が 求 め ら れ て い ま す 。

平 成 26 年 度 に 本 市 が 実 施 し た 「 市 民 意 識 調 査 」 で も 、 居 住 地 域 を 将 来 ど の よ う な

ま ち に し た い か と い う 問 い に 対 し て「 犯 罪 の 少 な い ま ち 」が 第 3 位 に ラ ン ク さ れ る な

ど 、 市 民 の 防 犯 に 対 す る ニ ー ズ も 高 ま っ て い ま す 。

一 方 、近 年 の 急 激 な 社 会 環 境 の 変 化 に よ り 、地 域 社 会 に お け る 連 帯 意 識 や 人 間 関 係

の 希 薄 化 が 危 惧 さ れ て き て い ま す 。

市 民 が 安 全 で 、 安 心 し て 生 活 が で き る 地 域 社 会 の 実 現 の た め に は 、 市 、 市 民 、 事 業

者 が 共 通 認 識 の も と 、そ れ ぞ れ の 役 割 を 担 う と と も に 、お 互 い に 連 携・協 働 し た 総 合

的 な 取 組 み を 継 続 し て い く こ と が 必 要 と な り ま す 。

こ の よ う な 状 況 の な か 、現 行 動 計 画 が 平 成 27年 度 で 終 了 す る こ と か ら 、平 成 28年

度 を 初 年 度 と す る 「 第 3 次 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 行 動 計 画 」 を 策 定 し ま し た 。

(注 1) 「 街 頭 犯 罪 」と は 、路 上 強 盗 、ひ っ た く り 、暴 行 、傷 害 、恐 喝 、強 制 わ い せ つ 、自 動 車 盗 、 オ ー ト バ イ 盗 、自 転 車 盗 、車 上 ね ら い 、部 品 ね ら い 、自 動 販 売 機 ね ら い の12罪 種 ・ 手 口 を い い ま す 。( 長 崎 県 警 )

(6)

第 2 節

安 全 の 範 囲

こ の 計 画 に お け る「 安 全 」と は 、市 民 の 生 命 、身 体 及 び 財 産 に 対 し て 危 害 又 は 損 害

を 発 生 さ せ る 犯 罪 に 対 す る 安 全 と し ま す 。

し た が っ て 、 災 害 、 交 通 安 全 及 び 食 の 安 全 な ど に つ い て は 、 す で に 独 自 の 枠 組 み と

し て 、 施 策 が 体 系 化 さ れ て い る こ と か ら 、 こ の 計 画 に お け る 「 安 全 」 に は 含 ま な い こ

と と し ま す 。

第 3 節

計 画 の 位 置 づ け

こ の 計 画 は 、「 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 推 進 条 例 」 に 基 づ き 、 犯 罪 の な い 安 全

で 安 心 な ま ち づ く り の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 を 図 る た め 、基 本 的 な 取 組 み の 方 向 を

示 し た も の で す 。

ま た 、「 長 崎 市 第 四 次 総 合 計 画 」( 後 期 基 本 計 画 )を 補 完 し 、具 体 的 な 施 策 を 示 し た

も の で す 。

さ ら に 、「 第 3 次 長 崎 県 犯 罪 の な い 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 行 動 計 画 」 と の 整 合 性 を

図 る と と も に 、 施 設 ・ 設 備 等 の 整 備 に つ い て は 、「 長 崎 県 犯 罪 の な い 安 全 ・ 安 心 ま ち

づ く り 防 犯 指 針 」( 注 2 )を 準 用 し ま す 。

(注 2) 長 崎 県 犯 罪 の な い 安 全・安 心 ま ち づ く り 条 例 に 基 づ き 、犯 罪 防 止 に 配 慮 し た 道 路 、公 園 、 住 宅 、商 業 施 設 等 の 構 造 、設 備 等 や 児 童 等 の 安 全 確 保 に つ い て の 具 体 的 な 指 針 を 示 し た も の 。

第 4 節

計 画 の 期 間

こ の 計 画 の 期 間 は 、 平 成 28 年 度 (2016 年 度 ) か ら 平 成 32 年 度 (2020 年 度 ) ま で

の 5 年 間 と し ま す 。

た だ し 、計 画 期 間 中 で あ っ て も 、社 会 情 勢 の 変 化 や 計 画 の 進 捗 状 況 等 に 応 じ 、必 要

な 見 直 し を 行 い ま す 。

(7)

【 計 画 の 位 置 づ け ・ 期 間 の イ メ ー ジ 図 】

長 崎 市 第 四 次 総 合 計 画 ( 後 期 基 本 計 画 )

第 3 次 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 行 動 計 画

第 3 次 長 崎 県 犯 罪 の な い 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 行 動 計 画

平成 2 8年度

( 2 0 1 6 年度)

平成 2 9 年度

( 2 0 1 7 年度)

平成 3 0 年度

( 2 0 1 8 年度)

平成 3 1年度

( 2 0 1 9 年度)

平成 3 2年度

( 2 0 2 0 年度)

補 完

整 合 性

(8)

第 2 章

計 画 の 理 念 及 び 施 策 の 体 系

第 1 節

基 本 理 念

こ の 計 画 に お け る 基 本 理 念 は 、「 市 民 が 安 全 で 安 心 し て 暮 ら す こ と が で き る ま ち の

実 現 」と し ま す 。

第 2 節

施 策 の 体 系

安 全 で 安 心 な ま ち づ く り の 実 現 の た め 、市 と 市 民 、地 域 団 体 、事 業 者 、関 係 機 関 等

が 連 携 ・ 協 力 し て 、 次 の 3 つ の 基 本 方 向 に 沿 っ た 施 策 の 展 開 を 図 り ま す 。

1 「 意 識 づ く り 」…「 自 分 の 安 全 は 、自 分 で 守 る 」と い う 自 主 防 犯 意 識 の 高 揚 を 図

り ま す 。

2 「 地 域 づ く り 」…「 自 分 た ち の ま ち は 、自 分 た ち で 守 る 」と い う 自 主 防 犯 活 動 の

推 進 を 図 り ま す 。

3 「 環 境 づ く り 」…「 犯 罪 に あ わ な い 、起 こ さ せ な い 」た め 、防 犯 に 配 慮 し た 施 設

等 の 整 備 の 推 進 を 図 り ま す 。

ま た 、 基 本 方 向 ご と に 、 重 点 施 策 及 び 各 種 事 業 を 掲 げ 、 施 策 を 体 系 化 し ま す 。

(9)

地 域 の 防 犯 ・ 安 全 活 動 の 促 進

地 域 に お け る 連 帯 感 の 向 上

子 ど も の 安 全 を 守 る 取 組 の 推 進

女 性 、 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 安 全

を 守 る 取 組 の 推 進

展開

【基本理念】

【基本方向】

【重点施策】

展開

① 自主防犯意識の高揚 ② 各種会合等での啓発

③ 暴力追放市民集会の開催と啓発キャンペーンの実施 ④ パンフレット等の作成

① 安全情報の提供

② 観光客等の安全確保のための情報の提供

③ “新たな犯罪”の防止のための情報の提供

④ 商店街等への情報の提供

① 警察、防犯関係団体等との連携促進及び情報交換

② 暴力団排除の推進

③ 暴力追放公共企業体等長崎地区協議会における情報

交換等

④ 行政対象暴力の防止と排除

① 防犯協会への支援

② 青色回転灯防犯パトロール活動等への支援 ③ 再犯防止活動への支援

④ 安全・安心・交流センターの活用と充実 ⑤ 地域防犯講座の実施

⑥ 防災行政無線の有効活用

⑦ 観光客等の安全確保のための取組の推進

① 子どもを守るネットワーク等の推進

② 少年センター補導活動等の実施

③ こども安全対策会議による情報提供

④ 児童虐待の防止

⑤ こども総合相談の周知・充実

⑥ 児童生徒に対する相談体制の充実

⑦ SNS等でのネット犯罪から子どもを守る取組の推進

⑧ 小・中学校等における薬物乱用防止啓発活動の推進

⑨ 子どもが利用する施設における防犯機器の整備並び

に保守点検

⑩ 小・中学校等における防犯訓練の実施等

⑪ 安全教育推進研修会の開催

⑫ 「子ども110番の家」の活用促進

⑬ 児童生徒への防犯ブザー貸与

⑭ 通学路等におけるパトロール・見守り活動の推進

⑮ 計画的かつ継続的な通学路の交通安全対策の実施

① 女性に対する暴力防止啓発講座の開催と相談事業

② 犯罪被害者等に対する相談窓口の設置と関係機関等

の紹介・情報提供

③ 高齢者及び障害者に対する相談体制の充実と強化 ④ 高齢者及び障害者の緊急時における支援の強化 ⑤ 高齢者及び障害者の見守り体制の充実

⑥ 高齢者及び障害者虐待防止と支援の推進

⑦ 認知症高齢者に対する支援体制の充実とネットワー

ク等の推進

犯 罪 防 止 に 配 慮 し た 公 共 施 設 等 の 整 備 促 進

犯 罪 防 止 に 配 慮 し た 住 宅 の 普 及

展開

① 安全・安心な公共住宅の整備

② 市営住宅からの暴力団員の排除

③ 犯罪の防止に配慮した住宅に関する防犯指針に基づ

く整備と普及

④ 老朽危険空き家等への適正な維持管理の指導及び対

策の推進

① 道路の整備

② 公園の整備

③ 駐車場の整備

④ 犯罪の防止に配慮した道路等に関する防犯指針に基

づく整備と普及

⑤ 商店街等の防犯機器設置等への支援

⑥ 防犯カメラの整備促進

① 長崎市よかまちづくり基本条例の周知啓発

② 地域連携の充実

③ 地域における自主防犯活動の拡大促進

(10)

第 3 章

犯 罪 の 現 状 と 取 組

第 1 節

犯 罪 の 現 状

長 崎 県 に お け る 刑 法 犯 認 知 件 数( 注 3 )は 、 平 成 15 年 の 14,454 件 を ピ ー ク に 年 々

減 少 し て お り 、 平 成 26年 は 6,017 件 と な っ て い ま す 。

ま た 、 犯 罪 率 ・ 検 挙 率 は 、 全 国 で も 常 に 良 い 方 の 上 位 に ラ ン ク さ れ て お り 、 平 成

26 年 の 犯 罪 率 は 低 い 方 か ら 全 国 第 3 位 、 検 挙 率 は 高 い 方 か ら 全 国 第 5 位 と な っ て い

ま す 。

長 崎 市 に お い て も 、 刑 法 犯 認 知 件 数 は 長 崎 県 と 同 様 に 減 少 傾 向 に あ り 、 平 成 26 年

は 1,874件 と な っ て い ま す 。

し か し 、近 年 、高 齢 者 を 狙 っ た 振 り 込 め 詐 欺 な ど の 特 殊 詐 欺 、ド メ ス テ ィ ッ ク ・ バ

イ オ レ ン ス( D V )や ス ト ー カ ー に よ る 暴 力 事 件 、さ ら に は イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 に

起 因 す る 児 童 の 非 行 や 犯 罪 被 害 等 が 増 加 し て い ま す 。ま た 、依 然 と し て 街 頭 犯 罪 や 女

性・子 ど も へ の 声 か け 事 案 な ど が 日 常 的 に 発 生 す る な ど 、決 し て 安 心 で き る よ う な 状

況 で は あ り ま せ ん 。

(注 3) 刑 法 犯 認 知 件 数 と は 、 警 察 に お い て 犯 罪 の 発 生 を 認 知 し た 事 件 数 を い い ま す 。

【 刑 法 犯 認 知 件 数 の 推 移 ( 長 崎 県 内 と 長 崎 市 内 と の 対 比 】

(件数)

(平成)

(11)

第 2 節

こ れ ま で の 取 組 状 況

長 崎 市 で は 、 平 成 15 年 の 男 児 誘 拐 殺 人 事 件 を 受 け 、 市 、 市 民 及 び 事 業 者 が 一 体 と

な っ て 安 全 で 安 心 な ま ち づ く り を 推 進 す る た め 、平 成 16年 10月 に「 長 崎 市 安 全・安

心 ま ち づ く り 推 進 条 例 」 を 施 行 し ま し た 。 同 年 11 月 に 同 条 例 に 基 づ く 市 の 附 属 機 関

と し て「 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 推 進 協 議 会 」を 設 置 す る と と も に 、庁 内 の 推 進

体 制 と し て 、 平 成 18 年 4 月 に 「 長 崎 市 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 推 進 本 部 」 を 設 置 し 、

総 合 的 か つ 効 果 的 な 事 業 の 推 進 を 図 っ て い ま す 。

ま た 、 子 ど も の 安 全 を 図 る た め 、 平 成 15 年 9 月 に 「 こ ど も 安 全 対 策 会 議 」 を 庁 内

に 設 置 し 、子 ど も の 安 全 を 脅 か す 事 件 ・ 事 故 の 迅 速 、的 確 な 情 報 収 集 、関 係 機 関 へ の

情 報 発 信 を 行 っ て い ま す 。

平 成 17年 6月 に は 、 市 内 全 小 学 校 区 (71校 区 ) に 「 子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク 」

を 立 ち 上 げ 、自 治 会 、育 成 協 な ど 地 域 住 民 が 中 心 と な っ て 定 期 的 な 巡 回 パ ト ロ ー ル を

行 う な ど 、 地 域 防 犯 の 代 表 的 な 活 動 母 体 と な っ て い ま す 。

平 成 19 年 4 月 に 発 生 し た 伊 藤 前 市 長 の 銃 撃 事 件 は 、 市 民 に 大 き な 衝 撃 を 与 え 、 市

民 の 暴 力 追 放 や 防 犯 に 対 す る 意 識 が 更 に 高 ま り ま し た 。 平 成 20 年 4 月 に は 、 地 域 団

体 、防 犯 団 体 、学 校 関 係 、商 工 団 体 、報 道 機 関 、行 政 機 関 な ど で 組 織 す る「 暴 力 追 放

『 い の ち を 守 る 』 長 崎 市 民 会 議 」( 平 成 27 年 4 月 現 在 、116 団 体 ) を 結 成 し 、 毎 年 4

月 の「 暴 力 追 放 強 調 月 間 」に 市 民 集 会 を 開 催 す る な ど 、全 市 民 的 な 集 会 と し て「 い の

ち 」 の 大 切 さ を 考 え 、 防 犯 意 識 の 高 揚 を 図 る 場 と な っ て い ま す 。

平 成 25年 4月 に は 、 全 国 的 な 暴 力 団 排 除 の 動 き の 中 で 、「 長 崎 市 暴 力 団 排 除 条 例 」

を 施 行 し 、 関 係 機 関 と 連 携 し て 、 本 市 の 事 業 等 か ら の 暴 力 団 排 除 を 進 め て い ま す 。

地 域 に お い て も 「 自 分 の 安 全 は 自 分 で 守 る 」「 自 分 た ち の ま ち は 自 分 た ち で 守 る 」

と い う 共 通 認 識 の も と 、「 ま ち の 美 化 運 動 」「 あ い さ つ 運 動 」「 巡 回 パ ト ロ ー ル 」「 青 色

回 転 灯 防 犯 パ ト ロ ー ル 」な ど 、地 域 に 応 じ た 自 主 的 な 防 犯 活 動 の 輪 も 広 が っ て き て い

ま す が 、本 市 と し て も 、地 域 の 防 犯 力 を 高 め る た め 、こ れ ら の 活 動 へ の 支 援 に 努 め て

い ま す 。

今 後 と も 、市 、市 民 、事 業 者 が 相 互 連 携 を 深 め 、地 域 の 防 犯 意 識 の 高 揚 、地 域 防 犯

活 動 の 維 持 ・ 拡 大 、 防 犯 に 配 慮 し た 効 果 的 な 取 組 を 継 続 し て い き ま す 。

(12)

第 3 節

市 、 市 民 、 事 業 者 の 責 務

安 全 で 安 心 な ま ち づ く り は 、市 、市 民 、事 業 者 が そ れ ぞ れ の 役 割 を 分 担 し 、密 接 な

連 携 を 図 り な が ら 取 り 組 む こ と が 重 要 と な り ま す 。

1 市 の 責 務

市 は 、市 民 意 識 の 高 揚 の た め の 啓 発 活 動 、情 報 の 提 供 、知 識 の 普 及 、市 民 の 安 全

と 安 心 を 確 保 す る た め の 環 境 整 備 等 の 必 要 な 施 策 に 積 極 的 に 取 り 組 み ま す 。

ま た 、 施 策 の 実 施 に 当 た っ て は 、 特 に 援 護 を 必 要 と す る 子 ど も 、 女 性 、 高 齢 者 、

障 害 者 等 に 配 慮 す る と と も に 、 県 、 警 察 、 関 係 団 体 等 と の 連 携 を 強 化 し ま す 。

2 市 民 の 責 務

市 民 は 、「 自 分 た ち の ま ち は 、 自 分 た ち で 守 る 」 と い う 防 犯 意 識 の 向 上 と 防 犯 の

取 組 に 努 め る と と も に 、市 が 実 施 す る 安 全 で 安 心 な ま ち づ く り を 推 進 す る た め の 施

策 に 協 力 す る こ と が 求 め ら れ て い ま す 。

3 事 業 者 の 責 務

事 業 者 は 、市 民 の 安 全 に 配 慮 し て 、所 有・管 理 す る 施 設 等 を 適 正 に 管 理 し 、ま た 、

事 業 活 動 に お い て も 、安 全 で 安 心 な ま ち づ く り の た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ る よ う 努

め る と と も に 、市 が 実 施 す る 安 全 で 安 心 な ま ち づ く り を 推 進 す る た め の 施 策 に 協 力

す る こ と が 求 め ら れ て い ま す 。

(13)

第 4 章

計 画 の 内 容

第 1 節

意 識 づ く り

1 自 主 防 犯 意 識 の 啓 発

(1) 自 主 防 犯 意 識 の 高 揚

市 民 一 人 ひ と り が 自 主 的 に 防 犯 へ の 備 え を 行 い 、自 分 の 安 全 は 自 分 で 守 る

と い う 意 識 の 定 着 と 、地 域 の 安 全 活 動 に 率 先 し て 参 加 す る 意 識 を 高 め る た め 、

警 察 と 連 携 し 、 防 犯 講 習 会 等 を 積 極 的 に 開 催 し ま す 。

防 犯 講 習 会 は 、 聴 講 だ け で な く 参 加 体 験 型 の 講 習 に 努 め ま す 。

( 安 全 安 心 課 、自 治 振 興 課 、消 費 者 セ ン タ ー 、 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、学 校

教 育 課 )

(2) 各 種 会 合 等 で の 啓 発

自 治 会 や 老 人 ク ラ ブ 等 の 単 位 で 自 主 的 に 開 催 さ れ る 各 種 会 合 等 に 参 加 し 、

警 察 と 連 携 し て 、そ の 地 区 特 有 の 犯 罪 発 生 状 況 な ど 身 近 な 情 報 を 積 極 的 に 提

供 す る な ど 、 自 主 防 犯 意 識 の 啓 発 に 努 め ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 自 治 振 興 課 、 消 費 者 セ ン タ ー 、 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 )

(3) 暴 力 追 放 市 民 集 会 の 開 催 と 啓 発 キ ャ ン ペ ー ン の 実 施

「 暴 力 追 放 強 調 月 間 」の 4 月 に「 暴 力 追 放『 い の ち を 守 る 』長 崎 市 民 集 会 」

や 啓 発 キ ャ ン ペ ー ン 等 を 開 催 し ま す 。

ま た 、 県 下 に お い て 、 毎 年 10 月 の 「 犯 罪 の な い 安 全 ・ 安 心 ま ち づ く り 推

進 旬 間 」に 実 施 さ れ る 県 民 会 議 や キ ャ ン ペ ー ン へ の 参 加・ 協 力 な ど を 行 い ま

す 。 ( 安 全 安 心 課 、 自 治 振 興 課 )

(4) パ ン フ レ ッ ト 等 の 作 成

犯 罪 の 実 態 に 応 じ た 防 犯 対 策 や 、ふ れ あ い に 満 ち た 安 全・安 心 な ま ち づ く

り を す す め る た め 、 内 容 等 を 工 夫 し た パ ン フ レ ッ ト 等 を 作 成 し ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 消 費 者 セ ン タ ー )

(14)

2 安 全 情 報 等 の 提 供

(1) 安 全 情 報 の 提 供

安 全 ・ 安 心 に 対 す る 意 識 を 高 め る た め 、新 聞 、テ レ ビ 、ラ ジ オ 、市 政 情 報

紙 「 広 報 な が さ き 」、 イ ン タ ー ネ ッ ト 等 の 多 種 多 様 な 広 報 手 段 を 通 じ て 市 内

の 犯 罪 状 況 や 犯 罪 対 策 等 の 情 報 を 提 供 し ま す 。

ま た 、 子 ど も の 安 全 を 脅 か す 事 件 ・ 事 故 、 不 審 者 等 の 情 報 に 対 し て 関 係 機

関 と 連 携 し 、迅 速 か つ 適 切 な 情 報 収 集 を 行 い 、子 ど も 関 連 施 設 等 に 情 報 発 信

し ま す 。

(広 報 広 聴 課 、安 全 安 心 課 、自 治 振 興 課 、消 費 者 セ ン タ ー 、こ ど も み ら い 課 、

少 年 セ ン タ ー 、 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、 学 校 教 育 課 、 健 康 教 育 課 )

(2) 観 光 客 等 の 安 全 確 保 の た め の 情 報 の 提 供

観 光 客 等 の 安 全 を 確 保 す る た め に 必 要 な 情 報 を 入 手 し た 際 、イ ン タ ー ネ ッ

ト 等 を 使 い 、速 や か に 情 報 を 提 供 し ま す 。 ( 観 光 推 進 課 、広 報 広 聴 課 )

(3) “ 新 た な 犯 罪 ” の 防 止 の た め の 情 報 の 提 供

面 識 の な い 不 特 定 多 数 の 者 に 対 し 、電 話 そ の 他 の 通 信 手 段 を 用 い て 、対 面

す る こ と な く 被 害 者 を だ ま し 、 被 害 者 か ら 現 金 な ど を 詐 取 す る 特 殊 詐 欺 や 、

技 術 の 進 歩 に よ り 誰 で も 手 軽 に 購 入 可 能 と な っ た 小 型 無 人 航 空 機 ( ド ロ ー

ン )を 使 用 し た 事 件 な ど の “ 新 た な 犯 罪 ”に つ い て も 、警 察 と 連 携 し て 被 害

防 止 の た め の 情 報 提 供 等 安 全 対 策 を 推 進 し ま す 。

ま た 、消 費 者 セ ン タ ー で は 、新 た な 悪 質 商 法 な ど を 、子 ど も や お 年 寄 り 等

を 見 守 っ て い る 学 校 や 民 生 委 員 な ど の 関 係 団 体 等 に「 長 崎 市 消 費 者 を 守 る ネ

ッ ト 」 を 通 じ て お 知 ら せ す る と と も に 、 さ ら に 広 く 市 民 に 周 知 す る 場 合 は 、

市 政 記 者 に 情 報 を 提 供 し ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 消 費 者 セ ン タ ー 、 広 報 広 聴 課 )

(4) 商 店 街 等 へ の 情 報 の 提 供

安 心 し て 買 い 物 が で き る 商 店 街 等 を め ざ し 、安 全 面・防 犯 面 の 活 動 な ど の

情 報 提 供 を 行 う な ど 、 防 犯 活 動 の 啓 発 に 努 め ま す 。 ( 商 業 振 興 課 )

10

(15)

3 暴 力 行 為 の 根 絶 と 追 放

(1) 警 察 、 防 犯 関 係 団 体 等 と の 連 携 促 進 及 び 情 報 交 換

警 察 、長 崎 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 セ ン タ ー 、長 崎 地 区 暴 力 追 放 運 動 推 進 協 議

会 、各 地 区 防 犯 協 会 等 と の 連 携 促 進 や 協 力 に よ り 、暴 力 追 放 の 気 運 を 高 め る

た め の 広 報 啓 発 活 動 や「 暴 力 追 放 『 い の ち を 守 る 』長 崎 市 民 会 議 」 の 構 成 団

体 相 互 の 情 報 交 換 と 連 携 強 化 に 努 め ま す 。 ( 安 全 安 心 課 )

(2) 暴 力 団 排 除 の 推 進

長 崎 市 暴 力 団 排 除 条 例 に 基 づ き 、長 崎 県 警 察 本 部 と 連 携 し て 各 種 契 約 、指

定 管 理 、 生 活 保 護 、 そ の 他 市 の 事 業 等 か ら 暴 力 団 等 を 排 除 し ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 契 約 検 査 課 、 行 政 体 制 整 備 室 、 生 活 福 祉 1 課 )

(3) 暴 力 追 放 公 共 企 業 体 等 長 崎 地 区 協 議 会 に お け る 情 報 交 換 等

暴 力 追 放 公 共 企 業 体 等 長 崎 地 区 協 議 会 は 、公 共 料 金 不 払 い 等 民 事 事 案 に 介 入

す る 不 法 行 為 を 積 極 的 に 追 放 排 除 し 、暴 力 行 為 を 許 さ な い 明 る い ま ち づ く り を

行 う こ と を 目 的 と し て い ま す 。

関 係 機 関 相 互 に お い て 、犯 罪 の 予 防 排 除 に 必 要 な 情 報 の 交 換 、暴 力 的 事 案 に

対 す る 警 告 や 警 察 等 が 行 う 暴 力 排 除 活 動 に 対 す る 協 力 、研 究 ・ 研 修 及 び 共 助 等

の 活 動 を 行 い ま す 。 ( 上 下 水 道 局 料 金 サ ー ビ ス 課 )

(4) 行 政 対 象 暴 力 の 防 止 と 排 除

行 政 に 対 す る 不 当 な 要 求 、い わ ゆ る「 行 政 対 象 暴 力 」に 対 し て は 、組 織 的

に 対 応 し 、庁 内 に お け る 情 報 の 共 有 化 を 図 る と と も に 、警 察 や 長 崎 県 暴 力 追

放 運 動 推 進 セ ン タ ー 等 の 関 係 機 関 と の 連 携 強 化 に 努 め ま す 。

ま た 、暴 対 法( 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 )に 基 づ

く 不 当 要 求 防 止 責 任 者 の 講 習 会 、行 政 対 象 暴 力 へ の 対 応 方 法 、さ す ま た の 使

用 方 法 や 護 身 術 等 の 習 得 と い っ た 職 員 研 修 及 び 執 務 室 に お け る 避 難 経 路 の

確 保 等 の 安 全 点 検 を 実 施 し 、職 員 が 安 心 し て 公 正 な 市 民 サ ー ビ ス を 提 供 で き

る 環 境 整 備 に 努 め ま す 。 ( 安 全 安 心 課 )

11

(16)

第 2 節

地 域 づ く り

1 地 域 に お け る 連 帯 感 の 向 上

(1) 長 崎 市 よ か ま ち づ く り 基 本 条 例 の 周 知 啓 発

「 長 崎 の ま ち を み ん な で つ く る 」、「 自 分 た ち の ま ち は 自 分 た ち で よ く す

る 」 と い う 気 持 ち を 共 有 し 、 参 画 と 協 働 に よ る ま ち づ く り に 取 り 組 む た め 、

平 成 27年 12月 1 日 に 、ま ち づ く り の 理 念 を 定 め た「 長 崎 市 よ か ま ち づ く り

基 本 条 例 」を 施 行 し 、ど の よ う な 時 代 の 変 化 に も 対 応 で き る 真 に 自 立 し た「 よ

か ま ち 」 の 実 現 に 取 り 組 ん で い き ま す 。

「 市 民 が 、『 当 事 者 と し て で き る こ と 』 の 範 囲 を 少 し で も 広 げ 、 全 員 が プ

レ ー ヤ ー と し て ま ち づ く り に 取 り 組 む 」 活 動 を 後 押 し て い き ま す 。

( 都 市 経 営 室 )

(2) 地 域 連 携 の 充 実

地 域 の 各 種 団 体 の つ な が り づ く り を 支 援 す る と と も に 、美 化 運 動 や あ い さ

つ 運 動 、祭 り や 子 ど も 会 活 動 及 び 運 動 会 な ど の 各 種 イ ベ ン ト へ の 地 域 住 民 の

積 極 的 な 参 加 を 促 進 し ま す 。

( 自 治 振 興 課 、 こ ど も み ら い 課 、 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、 廃 棄 物 対 策 課 、

地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 室 )

(3) 地 域 に お け る 自 主 防 犯 活 動 の 拡 大 促 進

犯 罪 の 広 域 化 が 進 行 し て い る な か 、各 小 学 校 区 子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク

の 安 全 パ ト ロ ー ル や 青 色 回 転 灯 を 装 備 し た 自 動 車 に よ る 防 犯 パ ト ロ ー ル な

ど の 自 主 防 犯 活 動 の 有 効 性 を 呼 び か け 、 そ の 拡 大 に 努 め ま す 。

長 崎 市 に お い て も 、 公 用 車 に よ る 青 色 回 転 灯 防 犯 パ ト ロ ー ル や 子 ど も 110

番 の 車 な ど の 防 犯 活 動 に 努 め ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 こ ど も み ら い 課 、 自 治 振 興 課 )

2 地 域 の 防 犯 ・ 安 全 活 動 の 促 進

(1) 防 犯 協 会 へ の 支 援

長 崎 市 防 犯 協 会 連 合 会 へ の 助 成 を 通 じ て 、 地 域 安 全 活 動 や 防 犯 意 識 の 高

揚 な ど の 防 犯 活 動 を 行 っ て い る 各 地 区 防 犯 協 会 を 支 援 し 、 地 域 の 安 全 ・ 安

12

(17)

心 な ま ち づ く り の 推 進 を 図 り ま す 。 ( 安 全 安 心 課 )

(2) 青 色 回 転 灯 防 犯 パ ト ロ ー ル 活 動 等 へ の 支 援

地 域 の 防 犯 力 を 高 め る た め 、自 主 防 犯 団 体 が 行 う 青 色 回 転 灯 を 装 備 し た 自

動 車 に よ る 防 犯 パ ト ロ ー ル 活 動 等 へ 助 成 を 行 い 、地 域 の 安 全 ・安 心 な ま ち づ

く り の 推 進 を 図 り ま す 。

ま た 、実 施 団 体 に よ る 会 合 等 を 定 期 的 に 開 催 し て 情 報 交 換 や 交 流 を 行 う な

ど 、自 主 防 犯 活 動 の 活 性 化 を 図 り ま す 。 ( 安 全 安 心 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

青 色 回 転 灯 防 犯 パ ト ロ ー ル 活 動 団 体 数 団 体 21 24

(3) 再 犯 防 止 活 動 へ の 支 援

犯 罪 発 生 件 数 に 占 め る 再 犯 の 割 合 が 増 加 し て い る こ と か ら 、更 生 保 護 法 そ

の 他 の 法 律 に 基 づ き 刑 を 終 了 し た 者 の 社 会 復 帰 を 目 的 と し て 設 置 さ れ て い

る 長 崎 県 更 生 保 護 協 会 長 崎 支 部 へ の 助 成 を 行 い 、保 護 司 等 に よ る 再 犯 防 止 活

動 を 支 援 し ま す 。 ( 安 全 安 心 課 )

(4) 安 全 ・ 安 心 ・ 交 流 セ ン タ ー の 活 用 と 充 実

廃 止 さ れ た 交 番 及 び 駐 在 所 を 、地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 及 び 地 域 の 防 犯 活 動 の 拠

点 (「 安 全 ・ 安 心 ・ 交 流 セ ン タ ー 」) と し て 活 用 す る こ と に よ り 、 地 域 の 不 安

を 和 ら げ 、地 域 住 民 の 連 携 の 強 化 及 び 安 全・安 心 ま ち づ く り の 推 進 を 図 り ま

す 。 ( 安 全 安 心 課 )

(5) 地 域 防 犯 講 座 の 実 施

自 治 会 等 に 対 し て 、「 ま ち の 美 化 運 動 」「 あ い さ つ 運 動 」「 鍵 か け 運 動 」「 振

り 込 め 詐 欺 被 害 防 止 」な ど の 防 犯 活 動 の 呼 び か け を 警 察 と 連 携 し て 行 う こ と

に よ り 、地 域 防 犯 力 の 強 化 や 連 帯 意 識 の 向 上 と 安 全 で 安 心 な 地 域 づ く り を 推

13

(18)

進 し ま す 。 ( 安 全 安 心 課 、自 治 振 興 課 )

(6) 防 災 行 政 無 線 の 有 効 活 用

災 害 時 の 防 災 情 報 の 提 供 を 主 な 目 的 と し て 整 備 し て い る 防 災 行 政 無 線 を

活 用 し 、地 域 住 民 の 安 全 の た め に 必 要 な 情 報 を 提 供 し ま す 。防 災 行 政 無 線 の

使 用 に あ た っ て は 、 緊 急 度 や 危 険 度 等 の 状 況 を 総 合 的 に 判 断 す る と と も に 、

市 の 関 係 部 局 や 自 治 会 、警 察 等 と 十 分 な 調 整 を 行 い 、効 果 的 な 伝 達 に 努 め ま

す 。 ( 防 災 危 機 管 理 室 )

(7) 観 光 客 等 の 安 全 確 保 の た め の 取 組 の 推 進

観 光 施 設 に お け る 防 犯 設 備 の 保 守 点 検 、 防 犯 マ ニ ュ ア ル 等 ( 各 観 光 施 設 )

の 作 成 な ど 、 観 光 事 業 者 と の 連 携 を 図 り 、 観 光 客 等 の 安 全 確 保 に 努 め ま す 。

( 観 光 政 策 課 )

3 子 ど も の 安 全 を 守 る 取 組 の 推 進

(1) 子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク 等 の 推 進

平 成 17年 度 か ら 長 崎 市 内 の 全 小 学 校 区 に ネ ッ ト ワ ー ク が 立 ち 上 げ ら れ 、防

犯 パ ト ロ ー ル や 情 報 交 換 会 、地 域 住 民 の 連 帯 意 識 を 高 め る た め の イ ベ ン ト な

ど が 実 施 さ れ て い ま す 。こ の 各 ネ ッ ト ワ ー ク の 活 動 を 支 援 す る と と も に 、地

域 を あ げ て 子 ど も た ち を 守 る 取 組 を 推 進 し ま す 。 ( こ ど も み ら い 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(23-26年度平均)

目 標 値

(32年 度 )

子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク パ ト ロ ー ル 実

施 回 数

回 6,099 6,100

(2) 少 年 セ ン タ ー 補 導 活 動 等 の 実 施

青 少 年 の 非 行 防 止 と 健 全 育 成 を 図 る た め 、学 校 や 関 係 機 関 、関 係 団 体 等 と

の 連 携 を 深 め な が ら 、 補 導 活 動 、 相 談 活 動 、 環 境 浄 化 活 動 等 を 実 施 し ま す 。

各 中 学 校 区 に お け る 少 年 補 導 委 員 に よ る 補 導 活 動 や 、お く ん ち な ど の 催 し

に 際 し 、非 行 防 止 の た め 特 別 補 導 活 動 を 実 施 し ま す 。 ( 少 年 セ ン タ ー )

14

(19)

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

少 年 補 導 委 員 の 活 動 人 数 人 4,979 6,300

社 会 環 境 実 態 調 査 回 数(注 4) 回 38 48

(注 4) 「 社 会 環 境 実 態 調 査 」 と は 、 市 内 の コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 、 書 店 、 ビ デ オ 店 、 カ ラ オ ケ 店 、 イ ン タ ー ネ ッ ト カ フ ェ な ど を 訪 問 し 、 少 年 に と っ て 有 害 な 環 境 浄 化 の た

め の 調 査 を 行 う も の 。

(3) こ ど も 安 全 対 策 会 議 に よ る 情 報 提 供

市 内 の 子 ど も の 生 命 等 の 安 全 を 脅 か す 事 案 ・ 事 件 ・ 事 故 、特 に 不 審 者 情 報

な ど に 対 し て 関 係 課 と 連 携 し 、 迅 速 か つ 適 切 な 情 報 収 集 ・ 分 析 を 行 い 、 小 ・

中 学 校 、 幼 稚 園 、 保 育 所 、 放 課 後 児 童 ク ラ ブ な ど に 対 し て 、「 こ ど も 安 全 注

意 報 」 を 発 信 し ま す 。

( こ ど も み ら い 課 、 幼 児 課 、 子 育 て 支 援 課 、 学 校 教 育 課 、 健 康 教 育 課 、 安 全

安 心 課 、 自 治 振 興 課 )

(4) 児 童 虐 待 の 防 止

乳 幼 児 健 診 の 場 や 保 育 所 、幼 稚 園 、小 中 学 校 等 と 連 携 し 、虐 待 の 早 期 発 見・

対 応 に 努 め る と と も に 、長 崎 市 親 子 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 地 域 協 議 会( 長 崎 市 要

保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 )を 中 心 に 、警 察 、児 童 相 談 所 等 と の 連 携 、研 修 や

事 例 検 討 を 通 し た 関 係 者 の 資 質 向 上 を 図 り ま す 。 ( 子 育 て 支 援 課 )

(5) こ ど も 総 合 相 談 の 周 知 ・ 充 実

子 ど も や 子 育 て に 関 す る 問 題 全 般 に つ い て の 相 談 窓 口 で あ る「 こ ど も 総 合

相 談 」 の 周 知 を 図 り ま す 。

ま た 、子 ど も が 有 す る 問 題 や ニ ー ズ 、子 ど も が 置 か れ た 環 境 等 を 的 確 に 捉

え 、個 々 の 子 ど も や 家 庭 に 最 も 効 果 的 で 、子 ど も の 人 権 を 擁 護 す る た め の 相

15

(20)

談 援 助 活 動 を 行 い ま す 。 ( 子 育 て 支 援 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(22-26年 度 の 改 善 率)

目 標 値

(32年 度 )

こ ど も 総 合 相 談 に お け る 助 言 指 導 等 に よ

り 改 善 が み ら れ た 割 合

% 91.7 92.0

(6) 児 童 生 徒 に 対 す る 相 談 体 制 の 充 実

児 童 生 徒 の 自 立 及 び 社 会 適 応 能 力 の 育 成 を 図 る た め に 、 小 学 校 16 校 、 中

学 校 32 校 に ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー を 配 置 し て い ま す 。 ま た 、 小 学 校 に 学 校

サ ポ ー タ ー 、中 学 校 に 学 校 相 談 員 を 配 置 し 、児 童 生 徒 が 悩 み を 気 軽 に 話 す こ

と が で き 、 心 の ゆ と り を 持 て る よ う な 環 境 を 提 供 し ま す 。

緊 急 な 問 題 が 発 生 し た 時 に は 、 年 間 60回 カ ウ ン セ ラ ー を 派 遣 し ま す 。

さ ら に 、子 ど も を 取 り 巻 く 環 境 の 改 善 を 行 う た め に 、随 時 ス ク ー ル ソ ー シ

ャ ル ワ ー カ ー を 派 遣 し ま す 。

相 談 体 制 の 充 実 を 図 り 、 児 童 生 徒 の 相 談 に 親 身 な 対 応 を 目 指 し ま す 。

( 学 校 教 育 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

教 職 員 が 悩 み や 相 談 に 親 身 に 対 応 し て い

る と 感 じ て い る 割 合 ( 小 学 生 )

% 87.9 90.4

教 職 員 が 悩 み や 相 談 に 親 身 に 対 応 し て い

る と 感 じ て い る 割 合 ( 中 学 生 )

% 77.4 79.9

(7) S N S 等 で の ネ ッ ト 犯 罪 か ら 子 ど も を 守 る 取 組 の 推 進

ス マ ホ な ど の 使 い 方 の ル ー ル に つ い て 、 学 校 に お い て 指 導 の 徹 底 を 図 り 、

子 ど も た ち が 犯 罪 に 巻 き 込 ま れ な い よ う 努 め ま す 。ま た 、家 庭 で の「 メ デ ィ

ア 利 用 の 共 通 ル ー ル 」づ く り を 推 進 す る た め 、P T A の 研 修 会 等 で 啓 発 を 行

い ま す 。 ( 学 校 教 育 課 、 生 涯 学 習 課 )

16

(21)

(8) 小 ・ 中 学 校 等 に お け る 薬 物 乱 用 防 止 啓 発 活 動 の 推 進

危 険 ド ラ ッ グ の 使 用 な ど 薬 物 乱 用 問 題 が 多 様 化 し て き て い ま す 。

各 小 ・ 中 学 校 等 に お い て 薬 物 乱 用 防 止 に 関 す る 教 育 が 行 わ れ て い ま す が 、

長 崎 県 、長 崎 県 薬 物 乱 用 対 策 推 進 本 部 等 と の 連 携 を さ ら に 深 め 、薬 物 乱 用 防

止 教 室 の 開 催 や 薬 物 乱 用 防 止 啓 発 活 動 な ど を 通 じ 、青 少 年 に よ る 薬 物 乱 用 防

止 対 策 を 進 め ま す 。 ( 健 康 教 育 課 、 生 活 衛 生 課 )

(9) 子 ど も が 利 用 す る 施 設 に お け る 防 犯 機 器 の 整 備 並 び に 保 守 点 検

平 成 16 年 度 か ら 小 ・ 中 学 校 、 幼 稚 園 、 保 育 所 、 児 童 館 な ど 、 多 く の 子 ど

も が 利 用 す る 施 設 に お け る 安 全 体 制 の 強 化 を 図 る た め に 整 備 し た 長 崎 県 警

本 部 へ の 非 常 通 報 装 置 に つ い て 、確 実 に 接 続 さ れ る か 確 認 す る た め 、年 2 回

現 地 保 守 点 検 と 毎 月 通 信 点 検 を 行 い ま す 。

ま た 、 不 審 者 の 侵 入 防 止 等 の た め 、 市 立 の 小 ・ 中 学 校 、 幼 稚 園 、 保 育 所 、

保 育 園 に 整 備 し た 防 犯 カ メ ラ の 保 守 点 検 を 行 い ま す 。

( 教 育 委 員 会 総 務 課 、 子 育 て 支 援 課 、 幼 児 課 )

(10) 小 ・ 中 学 校 等 に お け る 防 犯 訓 練 の 実 施 等

不 審 者 の 侵 入 な ど の 不 測 の 事 態 に 備 え 、市 立 の 全 小 ・ 中 学 校 、保 育 所 及 び

幼 稚 園 に さ す ま た を 設 置 し て い ま す 。

ま た 、こ の よ う な 不 測 の 事 態 に 備 え 、職 員 及 び 児 童 が 的 確 に 対 応 す る こ と

が で き る よ う 定 期 的 に 防 犯 訓 練 を 実 施 し ま す 。 ( 健 康 教 育 課 、 幼 児 課 )

(11) 安 全 教 育 推 進 研 修 会 の 開 催

教 職 員 等 に 対 す る 安 全 や 防 災 に 関 す る 講 義 、講 演 会 や 応 急 手 当 に 関 す る 実

技 研 修 を 実 施 し 、学 校 安 全 の 基 盤 で あ る 教 職 員 一 人 ひ と り の 危 機 管 理 意 識 の

高 揚 を 図 る と と も に 、 安 全 管 理 の さ ら な る 充 実 を 図 り ま す 。

( 健 康 教 育 課 )

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(22)

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

安 全 教 育 推 進 研 修 会 の 参 加 者 数 人 152 160

(12) 「 子 ど も 1 1 0 番 の 家 」 の 活 用 促 進

小 学 校 に お い て は 、年 度 始 め や 交 通 安 全 指 導・登 下 校 指 導 等 に お い て 集 団

下 校 を 実 施 し 、そ の 中 で 児 童 に 地 域 の「 子 ど も 1 1 0 番 の 家 」を 確 認 さ せ 周

知 を 図 る と と も に 、 保 護 者 へ も 地 図 を 配 布 し 周 知 ・ 徹 底 を 図 っ て い ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 学 校 教 育 課 、 健 康 教 育 課 )

(13) 児 童 生 徒 へ の 防 犯 ブ ザ ー 貸 与

市 内 の 全 小・中 学 生 の う ち 希 望 す る 児 童・生 徒 全 員 に 防 犯 ブ ザ ー を 貸 与 し 、

緊 急 事 態 の 発 生 を 周 囲 に 知 ら せ る と と も に 、事 件 の 予 防 や 防 犯 意 識 の 啓 発 を

図 り ま す 。 ( 健 康 教 育 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

防 犯 ブ ザ ー の 小 学 生 所 有 率 % 86.7 100

防 犯 ブ ザ ー の 中 学 生 所 有 率 % 30.3 50

(14) 通 学 路 等 に お け る パ ト ロ ー ル ・ 見 守 り 活 動 の 推 進

児 童 生 徒 の 登 下 校 時 の 安 全 確 保 の た め 、P T A と 連 携 し 、交 通 安 全 運 動 期

間 な ど の 機 会 を と ら え た 朝 の 立 哨 活 動 や 小 学 校 に お い て 各 学 校 の 実 態 に 応

じ た 集 団 登 下 校 を 行 い ま す 。ま た 、事 件 ・ 事 故 の 未 然 防 止 を 図 る た め 、朝 の

挨 拶 等 の 声 掛 け 運 動 を 推 進 し ま す 。 ( 健 康 教 育 課 、学 校 教 育 課 )

(15) 計 画 的 か つ 継 続 的 な 通 学 路 の 交 通 安 全 対 策 の 実 施

18

(23)

「 小 学 校 が 実 施 す る 通 学 路 点 検 」、「 子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク に お け る 改

善 要 望 箇 所 」な ど の 道 路 危 険 個 所 の 改 善 状 況 や「 警 察 に よ る 道 路 規 制 、信 号

機 や 横 断 歩 道 の 設 置 計 画 」等 の 情 報 を 定 期 的 に 共 有 し 、ま た 、計 画 的 に 合 同

点 検 を 行 う な ど 、学 校 関 係 者 や 道 路 管 理 者 、交 通 管 理 者 と 連 携 し 、通 学 路 の

安 全 対 策 を 着 実 に 実 施 し ま す 。

( 健 康 教 育 課 、 こ ど も み ら い 課 、 土 木 維 持 課 )

4 女 性 、 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 安 全 を 守 る 取 組 の 推 進

(1) 女 性 に 対 す る 暴 力 防 止 啓 発 講 座 の 開 催 と 相 談 事 業

女 性 に 対 す る 暴 力 を 防 止 す る た め の 啓 発 講 座 の 開 催 や 、女 性 に 対 す る 暴 力

に 関 す る 相 談 業 務 ( 一 般 相 談 、弁 護 士 相 談 、心 の 健 康 相 談 ) を 実 施 す る と と

も に 、 関 係 機 関 の 情 報 提 供 及 び 関 係 機 関 等 と の 連 携 を 図 り ま す 。

( 人 権 男 女 共 同 参 画 室 、 安 全 安 心 課 )

(2) 犯 罪 被 害 者 等 に 対 す る 相 談 窓 口 の 設 置 と 関 係 機 関 等 の 紹 介 ・ 情 報 提 供

犯 罪 に あ っ た 被 害 者 や 家 族 等 に 対 し て 、市 民 相 談 コ ー ナ ー な ど の 一 次 相 談

窓 口 に お い て 、被 害 者 の ニ ー ズ を 的 確 に 把 握 し 、長 崎 犯 罪 被 害 者 支 援 セ ン タ

ー 等 の 関 係 相 談 機 関 の 紹 介 を 行 う な ど 情 報 提 供 を 行 い ま す 。

( 安 全 安 心 課 、 子 育 て 支 援 課 )

(3) 高 齢 者 及 び 障 害 者 に 対 す る 相 談 体 制 の 充 実 と 強 化

高 齢 者 及 び 障 害 者 に 関 す る 相 談 に つ い て 、地 域 の 身 近 な 場 所 で も 相 談 で き

る よ う 、地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 及 び 障 害 者 相 談 支 援 事 業 所 を 設 置 し 、主 任 ケ

ア マ ネ ー ジ ャ ー 、 社 会 福 祉 士 、 保 健 師 及 び 相 談 支 援 専 門 員 等 が 対 応 し ま す 。

ま た 、65 歳 以 上 の 一 人 暮 ら し 及 び 高 齢 者 の み の 世 帯 に 対 し 、月 1~2 回 民

生 委 員 が 訪 問 し 、声 か け や 相 談・ 助 言 に よ り 孤 独 感 の 解 消 及 び 安 否 確 認 を す

る 友 愛 訪 問 を 行 い ま す 。

( 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、 障 害 福 祉 課 )

19

(24)

指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

見 込 値

(32年 度 )

地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー に お け る 総 合 相 談

件 数

件 54,903 67,000

(4) 高 齢 者 及 び 障 害 者 の 緊 急 時 に お け る 支 援 の 強 化

一 人 暮 ら し の 高 齢 者 や 重 度 身 体 障 害 者 な ど に 対 し 、緊 急 時 に 迅 速 か つ 適 切

な 対 応 を 図 る こ と を 目 的 と し て 、緊 急 通 報 体 制 を 整 備 す る と と も に 、必 要 に

応 じ て 訪 問 介 護 員 の 派 遣 や 消 防 局 、民 生 委 員 な ど の 協 力 員 等 に よ る 緊 急 時 の

対 応 を 行 い ま す 。

ま た 、一 人 暮 ら し 高 齢 者 等 へ 、緊 急 時 の 連 絡 先 や 健 康 に 関 す る 情 報 を 記 入

し た カ ー ド を 容 器 に 入 れ て 冷 蔵 庫 に 保 管 し 、救 急 搬 送 な ど が 必 要 な 時 に 備 え

る 安 心 カ ー ド の 普 及 に 努 め ま す 。 ( 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、障 害 福 祉 課 )

指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

見 込 値

(32年 度 )

緊 急 時 訪 問 介 護 な ど の 利 用 者 数 人 1,148 1,417

(5) 高 齢 者 及 び 障 害 者 の 見 守 り 体 制 の 充 実

調 理 が 困 難 な 在 宅 一 人 暮 ら し 等 の 高 齢 者 及 び 身 体 障 害 者 に 対 し 、食 事 の 配

達 に よ る サ ー ビ ス を 提 供 し 、 安 否 の 確 認 も 行 い ま す 。

斜 面 地 、路 地 奥 及 び エ レ ベ ー タ ー が 設 置 さ れ て い な い 中 高 層 住 宅 等 に 居 住

す る 高 齢 者・身 体 障 害 者 で ご み 出 し が 困 難 な 方 を 対 象 と し て 戸 別 収 集 を 行 い 、

安 否 確 認 を 行 い ま す 。

ま た 、新 聞 販 売 店 、ガ ス 、電 気 、上 下 水 道 、運 送 会 社 、保 険 会 社 、郵 便 局 、

ラ ラ コ ー プ 等 と 協 定 を 結 び 、配 達 時 に 新 聞 が た ま っ て い た 場 合 や 訪 問 の 際 に

異 変 に 気 付 い た 場 合 、市 に 連 絡 を も ら う な ど 、民 間 事 業 者 と の 協 働 に よ る 見

守 り に も 取 り 組 み ま す 。

( 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、 障 害 福 祉 課 、 廃 棄 物 対 策 課 )

20

(25)

指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

見 込 値

(32年 度 )

配 食 サ ー ビ ス 時 の 安 否 確 認 数 回 151,135 199,748

ふ れ あ い 訪 問 収 集 の 利 用 者 数 人 1,851 2,153

あ ん し ん ネ ッ ト ワ ー ク 協 力 事 業 所 数 箇 所 11 17

(6) 高 齢 者 及 び 障 害 者 虐 待 防 止 と 支 援 の 推 進

高 齢 者 及 び 障 害 者 虐 待 に 対 す る 相 談 窓 口 を 設 置 し 、専 用 の 来 所 相 談 や 電 話

相 談 を 行 う と と も に 、地 域 の 見 守 り を は じ め と す る 、各 種 関 係 機 関 と の 連 携

を 図 り ま す 。 ( 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 、障 害 福 祉 課 )

(7) 認 知 症 高 齢 者 に 対 す る 支 援 体 制 の 充 実 と ネ ッ ト ワ ー ク 等 の 推 進

地 域 住 民 だ け で な く 、小 学 校 や 中 学 校 、 大 学 、銀 行 、郵 便 局 、一 般 企 業 に

対 し て 、認 知 症 サ ポ ー タ ー 養 成 講 座 を 開 催 し 、認 知 症 の 理 解 者 を 増 や し ま す 。

ま た 、全 て の 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー に 配 置 し て い る 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員

を 中 心 と し て 地 域 に お け る 認 知 症 高 齢 者 へ の 支 援 を 推 進 し ま す 。

徘 徊 の お そ れ の あ る 高 齢 者 が 行 方 不 明 に な っ た 場 合 に は 、地 域 の 支 援 を 得

て 早 期 に 発 見 で き る よ う 関 係 機 関 の 支 援 体 制 を 構 築 し 、安 全 の 確 保 と そ の 家

族 へ の 支 援 を 図 る と と も に 、 概 ね 65 歳 以 上 で 徘 徊 が あ る 認 知 症 の 高 齢 者 を

対 象 と し て 、G P S 機 能 の つ い た 発 信 機 等 を 利 用 し 、徘 徊 し た 場 合 、そ の 現

在 位 置 を 確 認 し 、 介 護 を し て い る 家 族 等 へ 情 報 の 提 供 を 行 い ま す 。

( 高 齢 者 す こ や か 支 援 課 )

指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

見 込 値

(32年 度 )

認 知 症 サ ポ ー タ ー 養 成 者 数 人 26,239 47,500

21

(26)

第 3 節

環 境 づ く り

1 犯 罪 防 止 に 配 慮 し た 公 共 施 設 等 の 整 備 促 進

(1) 道 路 の 整 備

ア 歩 道 の 整 備

歩 道 が 必 要 な 道 路 に つ い て は 、 整 備 を 進 め て い き ま す 。

ま た 、車 両 か ら の ひ っ た く り や 痴 漢 、子 ど も の 連 れ 去 り 事 件 等 が 予 想 さ

れ る 地 域 に お い て は 、犯 罪 防 止 の た め 、犯 罪 を 行 お う と す る 者 が 歩 行 者 に

近 づ き に く い よ う に 、可 能 な 限 り 、周 囲 か ら の 見 通 し を 確 保 し 、ガ ー ド パ

イ プ 等 の 整 備 を 進 め ま す 。

さ ら に 、防 犯 上 及 び 景 観 上 、道 路 管 理 及 び 交 通 安 全 の 観 点 か ら 、路 上 駐

輪 な ど を な く す た め の 対 策 を 進 め ま す 。

( 道 路 建 設 課 、土 木 維 持 課 、土 木 企 画 課 、土 木 総 務 課 、廃 棄 物 対 策 課 )

イ 照 明 設 備 等 の 整 備

自 治 会 等 の 要 望 に よ り 、 街 路 灯 な ど を 設 置 し て い ま す が 、 防 犯 上 必 要 な

場 合 は 、地 域 住 民 と 協 働 し て 安 全 点 検 を 実 施 し 、照 明 設 備 の 整 備 に 努 め ま

す 。 ( 土 木 維 持 課 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

市 が 管 理 す る 街 路 灯 総 数 灯 40,860 42,360

(2) 公 園 の 整 備

公 園 が 痴 漢 や 連 れ 去 り な ど の 犯 罪 行 為 の 場 所 と な ら な い よ う 、必 要 に 応 じ

て 公 園 灯 の 設 置 等 、施 設 計 画 や 管 理 面 で の 十 分 な 配 慮 を 行 い ま す 。犯 罪 の 防

止 に 配 慮 し た 公 園 と す る た め 、関 係 機 関 や 自 治 会 等 と 連 携 を 図 り 、見 通 し の

確 保 な ど 、 防 犯 に 配 慮 し た 公 園 の 改 善 を 進 め ま す 。 ( み ど り の 課 )

(3) 駐 車 場 の 整 備

駐 車 場 に つ い て は 、周 囲 か ら の 見 通 し を 確 保 で き る 外 周 柵 等 の 設 置 、必 要

22

(27)

な 照 度 を 確 保 し た 照 明 器 具 の 整 備 、 防 犯 カ メ ラ な ど の 防 犯 設 備 の 整 備 な ど 、

犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 駐 車 場 整 備 に 努 め ま す 。

ま た 、路 上 駐 輪 を な く す た め 、そ の 受 け 皿 と な る 駐 輪 場 の 整 備 ・拡 大 を 図

り ま す 。 ( 土 木 企 画 課 )

(4) 犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 道 路 等 に 関 す る 防 犯 指 針 に 基 づ く 整 備 と 普 及

上 記 の ほ か 、犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 道 路 、公 園 、駐 車 場 と す る た め 、長 崎

県 が 定 め る 「 道 路 等 に 関 す る 指 針 」 に 基 づ い て 、 照 明 設 備 、 見 通 し の 確 保 、

盗 難 防 止 措 置 等 必 要 な 整 備 に 努 め る と と も に 、設 置 者 、管 理 者 等 に 対 し て 道

路 等 に 関 す る 指 針 に つ い て の 普 及 を 進 め ま す 。

( 道 路 建 設 課 、 土 木 維 持 課 、 み ど り の 課 、 土 木 企 画 課 )

(5) 商 店 街 等 の 防 犯 機 器 設 置 等 へ の 支 援

安 全 ・ 安 心 の た め の 取 組 み は 、 ま ち な か の 活 性 化 や に ぎ わ い の 場 の 創 出 、

地 域 の 防 犯 機 能 の 強 化 に も つ な が る こ と か ら 、街 路 灯 や 防 犯 カ メ ラ な ど の 整

備 を 行 う 商 店 街 等 を 支 援 し ま す 。 ( 商 業 振 興 課 )

(6) 防 犯 カ メ ラ の 整 備 促 進

市 の 施 設 に お い て 、防 犯 上 必 要 な 箇 所 に 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し 、設 置 し た 防

犯 カ メ ラ の 保 守 点 検 を 行 い ま す 。記 録 さ れ た 映 像 に つ い て は 長 崎 市 防 犯 カ メ

ラ 取 扱 規 程 及 び 長 崎 市 個 人 情 報 保 護 条 例 に よ り 適 切 に 管 理 し ま す 。

ま た 、自 治 会 等 か ら 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に つ い て 相 談 が な さ れ た 場 合 は 、関

係 機 関 や 関 係 課 と 協 議 し 、 設 置 を 推 進 し ま す 。

( 防 犯 カ メ ラ 設 置 施 設 所 管 課 、 安 全 安 心 課 )

2 犯 罪 防 止 に 配 慮 し た 住 宅 の 普 及

(1) 安 全 ・ 安 心 な 公 共 住 宅 の 整 備

国 が 策 定 し た「 防 犯 に 配 慮 し た 共 同 住 宅 に 係 る 設 計 指 針 」に 基 づ き 、周 囲

か ら の 見 通 し を 確 保 し た 敷 地 内 の 配 置 計 画 、動 線 計 画 を 行 い 、玄 関 ド ア に 防

犯 性 能 の 高 い 鍵 の 採 用 、外 部 か ら 見 通 し が で き る 開 口 部 の あ る エ レ ベ ー タ ー

23

(28)

の 採 用 等 、防 犯 性 能 の 高 い 公 共 住 宅 の 整 備 に 努 め ま す 。 ( 住 宅 課 、建 築 課 )

(2) 市 営 住 宅 か ら の 暴 力 団 員 の 排 除

市 営 住 宅 入 居 者 の 生 活 の 安 全 と 平 穏 の 確 保 の た め 、市 営 住 宅 か ら 暴 力 団 員

を 排 除 で き る よ う 長 崎 市 営 住 宅 条 例 に 暴 力 団 員 排 除 に 関 す る 規 定 を 定 め て

お り 、警 察 と の 連 携 に よ り 暴 力 団 員 の 入 居 を 未 然 に 防 ぐ と と も に 、暴 力 団 員

の 入 居 が 判 明 し た と き は 、そ の 排 除 に 取 り 組 み ま す 。 ( 住 宅 課 )

(3) 犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 住 宅 に 関 す る 防 犯 指 針 に 基 づ く 整 備 と 普 及

上 記 の ほ か 、犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 住 宅 の 構 造 、設 備 等 と す る た め 、長 崎

県 が 定 め る「 住 宅 に 関 す る 指 針 」 に 基 づ い て 、 共 同 住 宅 の 共 同 出 入 口 、エ レ

ベ ー タ ー ホ ー ル 、自 動 車 駐 車 場 等 の 安 全 管 理 の 整 備 に 努 め る と と も に 、建 築

事 業 者 等 に 対 し て 住 宅 に 関 す る 指 針 に つ い て の 普 及 を 進 め ま す 。

( 住 宅 課 )

(4) 老 朽 危 険 空 き 家 等 へ の 適 正 な 維 持 管 理 の 指 導 及 び 対 策 の 推 進

長 年 放 置 さ れ 、廃 屋 と な っ て い る 建 築 物 は 、住 環 境 の 悪 化 や 周 辺 住 民 へ 被

害 を 及 ぼ す お そ れ が あ る だ け で な く 、犯 罪 や 非 行 の 温 床 に も な り や す い た め 、

所 有 者 等 の 確 認 を 行 い 、 適 切 な 維 持 管 理 の 指 導 を 継 続 し て 行 っ て い き ま す 。

ま た 、 斜 面 地 を 中 心 と し た 既 成 市 街 地 を 対 象 区 域 と し て 、 周 辺 の 道 路 等 に

危 険 を 及 ぼ す 恐 れ の あ る 老 朽 家 屋 に つ い て 、所 有 者 か ら そ の 建 物 及 び 土 地 を

本 市 に 寄 附 す る こ と や 跡 地 を 自 治 会 が 維 持 管 理 す る こ と な ど を 条 件 に 市 が

除 却 す る こ と で 、市 民 の 安 全 と 安 心 を 確 保 す る た め の 環 境 整 備 等 を 推 進 し ま

す 。 ( 建 築 指 導 課 、 ま ち づ く り 推 進 室 )

成 果 指 標 単 位

直 近 値

(26年 度 )

目 標 値

(32年 度 )

老 朽 危 険 建 築 物 の 年 間 除 却 件 数 件 46 60

24

(29)

老 朽 危 険 空 き 家 対 策 事 業 に よ る 除 却 数

( 累 計 )

件 44 62

25

(30)

第 5 章

推 進 体 制

第 1 節

推 進 体 制 の 整 備

安 全・安 心 ま ち づ く り の 総 合 的 な 施 策 を 推 進 す る た め 、市 長 を 本 部 長 と し 、副 市 長

及 び 関 係 部 局 長 で 構 成 す る「 長 崎 市 安 全・安 心 ま ち づ く り 推 進 本 部 」( 平 成 18年 4月

設 置 )に お い て 、全 庁 的 な 協 力 体 制 の も と 、計 画 の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 を 図 り ま

す 。

ま た 、学 識 経 験 者 、関 係 行 政 機 関 、 関 係 団 体 、市 民 な ど で 構 成 す る 「 長 崎 市 安 全 ・

安 心 ま ち づ く り 推 進 協 議 会 」( 平 成 16 年 11 月 設 置 ) に お い て 、 計 画 の 推 進 及 び 進 捗

状 況 に つ い て 、 定 期 的 に 検 証 等 を 行 い 、 効 果 的 な 事 業 の 推 進 を 図 り ま す 。

さ ら に 、地 域 団 体 、防 犯 団 体 、学 校 関 係 、商 工 団 体 、報 道 機 関 、行 政 機 関 な ど で 構

成 す る「 暴 力 追 放『 い の ち を 守 る 』長 崎 市 民 会 議 」(平 成 20年 4月 結 成 )の 市 民 集 会

に お い て 、暴 力 追 放 の 意 思 と「 い の ち 」の 大 切 さ を 共 有 す る こ と に よ り 、全 市 民 の 防

犯 意 識 の 高 揚 を 図 り ま す 。

第 2 節

進 捗 状 況 の 進 行 管 理

各 施 策 に つ い て は 、事 業 の 進 捗 状 況 の 把 握 を 行 う と と も に 、そ の 成 果 の 検 証・評 価

を 行 う な ど 、 適 切 な 進 行 管 理 に 努 め ま す 。

26

(31)

【 数 値 目 標 一 覧 表 】

コ ー ド 成 果 指 標 単 位

直 近 値

( 2 6 年 度)

目 標 値

( 3 2 年 度)

2 - 2 - 2 青 色 回 転 灯 防 犯 パ ト ロ ー ル 活 動 団 体 数 団 体 2 1 2 4

2 - 3 - 1 子 ど も を 守 る ネ ッ ト ワ ー ク パ ト ロ ー ル 実 施 回 数

6 , 0 9 9 (23-26年度平均)

6 , 1 0 0

2 - 3 - 2 少 年 補 導 委 員 の 活 動 人 数 人 4 , 9 7 9 6 , 3 0 0

2 - 3 - 2 社 会 環 境 実 態 調 査 回 数 回 3 8 4 8

2 - 3 - 5 こ ど も 総 合 相 談 に お け る 助 言 指 導 等 に よ り 改 善 が み ら れ た 割 合

9 1 . 7 (22-26年度の改善率)

9 2

2 - 3 - 6 教 職 員 が 悩 み や 相 談 に 親 身 に 対 応 し て い る と 感 じ て い る 割 合 ( 小 学 生 )

% 8 7 . 9 9 0 . 4

2 - 3 - 6 教 職 員 が 悩 み や 相 談 に 親 身 に 対 応 し て い る と 感 じ て い る 割 合 ( 中 学 生 )

% 7 7 . 4 7 9 . 9

2 - 3 - 1 1 安 全 教 育 推 進 研 修 会 の 参 加 者 数 人 1 5 2 1 6 0

2 - 3 - 1 3 防 犯 ブ ザ ー の 小 学 生 所 有 率 % 8 6 . 7 1 0 0

2 - 3 - 1 3 防 犯 ブ ザ ー の 中 学 生 所 有 率 % 3 0 . 3 5 0

3 - 1 - 1 市 が 管 理 す る 街 路 灯 総 数 灯 4 0 , 8 6 0 4 2 , 3 6 0

3 - 2 - 4 老 朽 危 険 建 築 物 の 年 間 除 却 件 数 件 4 6 6 0

3 - 2 - 4 老 朽 危 険 空 き 家 対 策 事 業 に よ る 除 却 数 ( 累 計 )

件 4 4 6 2

参考:長崎市第四次総合計画(後期基本計画)【基本施策E3「犯罪のない地域づくりを進めます」】

成果指標 … 犯罪発生件数(刑法犯認知件数)1 , 2 0 0 件(平成 3 2 年目標値)

【 数 値 見 込 一 覧 表 】

コ ー ド 指 標 単 位

直 近 値

( 2 6 年 度)

見 込 値

( 3 2 年 度)

2 - 4 - 3 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー に お け る 総 合 相 談 件 数

件 5 4 , 9 0 3 6 7 , 0 0 0

2 - 4 - 4 緊 急 時 訪 問 介 護 な ど の 利 用 者 数 人 1 , 1 4 8 1 , 4 1 7

2 - 4 - 5 配 食 サ ー ビ ス 時 の 安 否 確 認 数 回 1 5 1 , 1 3 5 1 9 9 , 7 4 8

2 - 4 - 5 ふ れ あ い 訪 問 収 集 の 利 用 者 数 人 1 , 8 5 1 2 , 1 5 3

2 - 4 - 5 あ ん し ん ネ ッ ト ワ ー ク 協 力 事 業 所 数 箇 所 1 1 1 7

2 - 4 - 7 認 知 症 サ ポ ー タ ー 養 成 者 数 人 2 6 , 2 3 9 4 7 , 5 0 0

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(32)

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(33)
(34)
(35)

○長崎市安全・安心まちづくり推進条例

平成16年9月30日

条例第144号

改正 平成23年7月11日条例第20号

平成27年9月30日条例第40号

(目的)

第1条 この条例は、市民が安全に、かつ、安心して暮らすことができるまち

づくり(以下「安全で安心なまちづくり」という。)を、市、市民及び事業者

が一体となつて総合的に推進し、もつて個人の生命、身体又は財産に危害を及

ぼす犯罪のない社会を実現することを目的とする。

(基本理念)

第2条 安全で安心なまちづくりは、市、市民及び事業者がそれぞれの役割を

分担し、密接な連携を図りながら、協働することにより行われなければならな

い。

2 安全で安心なまちづくりは、犯罪から得た教訓及び経験を日常生活の中に

生かし、次世代にこれらが継承されることを目的として行われなければならな

い。

(市の責務)

第3条 市は、安全で安心なまちづくりを推進するため、市民意識の高揚のた

めの啓発活動、情報の提供、知識の普及、市民の安全と安心を確保するための

環境整備等の必要な施策を実施しなければならない。

2 市は、前項に規定する施策の実施に当たつては、特に援護を必要とする高

齢者、障害者、児童等に配慮しなければならない。

3 市は、第1項に規定する施策の実施に当たつては、市民及び事業者(以下

「市民等」という。)の意見を十分に反映させ、常に国、県その他関係機関及

び関係団体(以下「関係機関等」という。)と密接な連携を図るよう努めなけ

ればならない。

(市民の責務)

第4条 市民は、常に安全で安心なまちづくりに関する必要な知識及び技術を

積極的に習得するとともに、安全で安心なまちづくりのために必要な措置を講

ずるよう努めなければならない。

参照

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本審議会では、平成 30 年9月 27 日に「

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

平成 27

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

平成 27

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− ※   平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  2−1〜6  平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  3−1〜19  平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  4−1〜2  平成

「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成20年12月26 日)、「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号