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資産運用報告自 2018 年 1 月 1 日 至 2018 年 12 月 31 日 東京都渋谷区恵比寿四丁目 1 番 18 号恵比寿ネオナート

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(1)
(2)

保 有 物 件 九州の玄関口、福岡。 古くは大陸との交流拠点として発展。 空港から街への好アクセスとグルメが魅力のエリア。

FUKUOKA

博多中洲ワシントンホテルプラザ 福岡県福岡市 東横イン博多口駅前本館・シングル館 福岡県福岡市 オリエンタルホテル福岡 博多ステーション (2019年4月9日リブランドオープン予定) 福岡県福岡市 ホテルアセント福岡 福岡県福岡市 ザ・ビー 博多 福岡県福岡市

福岡空港の就航状況

福岡 台北 武漢 ハノイ バンコク ホーチミン 大邱 ソウル 釡山 大連 北京 ヘルシンキ (夏期のみ運航) 青島 上海 香港 マカオ 高雄 マニラ シンガポール グアム ホノルル (出所)福岡国際空港株式会社ホームページ 外観イメージ

A R E A F O C U S

(3)

OSAKA

大阪万博開催決定で盛り上がる、大阪。 インバウンドに人気の高い 日本を代表する観光エリア。 ■保 有 物 件 なんばオリエンタルホテル 大阪府大阪市 ホテル京阪ユニバーサル・シティ 大阪府大阪市 ホリデイ・イン大阪難波 大阪府大阪市 ホテルオリエンタル エクスプレス大阪心斎橋 大阪府大阪市 (2019年2月取得)

関西国際空港の就航状況

関西国際空港(KIX) 青島 天津 成都 蘭州 西安 重慶 台北 長春 ソ ウ ル 上海 武漢 鄭州 大邱 釡山

A R E A F O C U S

(4)

■保 有 物 件 インターナショナルガーデンホテル成田 千葉県成田市 ヒルトン成田 千葉県成田市

成田空港の就航状況

成田空港 香港 北京 ソウル シンガポール ドバイ ニューヨーク パリ ミュンヘンフランクフルト ロンドン 上海 東京 成田空港 国内就航都市数 22都市 (2019年2月19日時点) (出所)成田国際空港株式会社ホームページ

NARITA

日本の玄関口、成田。 世界のゲートウェイシティと 日本を結ぶ最大の玄関口。

A R E A F O C U S

(5)

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。  平素は、ジャパン・ホテル・リート投資法人及びその資産運用会社であるジャパン・ホテル・リート・アド バイザーズ株式会社に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。  本投資法人は、この度、第19期(2018年1月1日~2018年12月31日)が終了いたしましたので、当期の 運用状況と決算の内容につきましてご報告申し上げます。  当期は、台風、地震等の自然災害が例年になく多く、大阪や札幌等一部の地域で自然災害による宿泊 需要への影響が見られましたが、安定した日本人のレジャー需要と訪日外国人(インバウンド)の増加ト レンドは底堅く継続しています。本投資法人のポートフォリオにおきましては、一部のホテルにおいて自 然災害や新規供給の影響により業績の鈍化が見られましたが、多くのホテルは宿泊部門を中心に業績 が堅調であり、費用削減等の効果もあり、本投資法人の受領する変動賃料等は増加しました。  当期は、東京の宿泊特化型ホテル3軒(R&Bホテル東日本橋、ザ・ビー 赤坂見附及びザ・ビー お茶の 水)の売却を行い、資産の入替えによるポートフォリオの質の向上を図りました。また、当期決算後の 2019年1月に公募増資による資金調達を実施し、「ヒルトン東京お台場」と「ホテルオリエンタルエクスプ レス大阪心斎橋」の取得を決定しています。両ホテル(取得予定金額合計65,138百万円)の取得が完了 しますと、本投資法人の資産規模は3,745億円(取得価格合計)となる見込みです。  当期の業績は、賃料増加や費用削減等に加え、物件売却益を計上したことにより、営業収益28,253 百万円、経常利益16,211百万円、当期純利益16,210百万円となりました。また、1口当たりの分配金は 3,890円(前期比+5.6%)とさせていただきました。  本投資法人は、サステナビリティの観点から、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取組みにも力を 入 れています。当 期は、ホテル 特 化 型J-REITとして初 めてGRESBによる評 価を受 け、最 高 位 の 「Green Star」の評価を取得しました。  日本の観光産業の成長とホテル市場の拡大が続く中、本投資法人とその資産運用会社であるジャ パン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社は、本投資法人の更なる成長と魅力の向上に全力で取り 組んでまいります。  投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

投 資 主 の 皆 様 へ

00

AREA FOCUS/

FUKUOKA

02

AREA FOCUS/

OSAKA

04

AREA FOCUS/

NARITA

06

投資主の皆様へ

08

2019年新規取得(予定)物件

10

特別企画

16

今期のTOPICS ⒈ 分配金 ⒉ 外部成長戦略 ⒊ 内部成長戦略 ⒋ 財務戦略 ⒌ サステナビリティ

24

ポートフォリオマップ

26

Financial Section Ⅰ . 資産運用報告 Ⅱ . 貸借対照表 Ⅲ . 損益計算書 Ⅳ . 投資主資本等変動計算書 Ⅴ . 注記表 Ⅵ . 金銭の分配に係る計算書 Ⅶ .監査報告書 Ⅷ .キャッシュ・フロー計算書(参考情報)

82

投資法人の仕組み

83

資産運用会社(JHRA)の概要

84

投資主インフォメーション ジャパン・ホテル・リート投資法人 執行役員 

増田 要

ジャパン・ホテル・リート・ アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長 

古川 尚志

19

th

INTRODUCTION TABLE OF CONTENTS

(6)

物 件 特 長 ■東京のウォーターフロントに位置し、美しいパノラマ・オーシャンビューを一望できる希少性の高い4つ星のフルサービスホテル ■各種レストラン、宴会場、結婚式場、フィットネスセンター等、レジャー・ビジネス両面での需要の取込みが可能な付帯設備を有する ■宿泊者のインバウンド比率が半数を超えており、特に米国や英国といった欧米系の比率が相対的に高い 所在地 東京都港区台場1-9-1 取得予定日 2019年4月8日 取得予定価格 62,400百万円 鑑定評価額 65,800百万円 業態/グレード フルサービスホテル/アッパーミドル 総客室数 453室 所在地 大阪府大阪市中央区南船場3-2-13 取得日 2019年2月1日 取得価格 2,738百万円 鑑定評価額 3,050百万円 業態/グレード リミテッドサービスホテル/ミッドプライス 総客室数 124室 357 357 首都高速湾岸線 首都高速 11号線 首都高速 10号線 首都高速1号羽田線 りんかい 線 ゆりかも め 東雲駅 青海駅 台場駅 有明駅 国際展示場駅 国際展示場正門駅 船の科学館駅 芝浦ふ頭駅 東京テレポート駅 テレコム センター駅 有明テニスの森駅 お台場海浜公園駅 ヒルトン東京お台場 ヒルトン東京お台場 水上バス 発着所 水上バス 発着所 水上バス 発着所 レインボーブリッジ アクアシティ お台場 フジテレビ本社ビル 東京都水の科学館 TFTビル 東京港フェリーターミナル ダイバーシティ東京 ヴィーナスフォート パレットタウン MEGA WEB 夢の大橋 有明コロシアム 豊洲市場 船の科学館 日本科学未来館 テレコムセンタービル 東京国際クルーズ ターミナル お台場海浜公園 台場公園 有明アリーナ (バレーボール) 有明 体操競技場 (体操) 有明 テニスの森 (テニス) 東京 ビッグサイト (国際放送センター、 メインプレスセンター) お台場 海浜公園 (水泳、トライアスロン) 潮風公園 (ビーチバレーボール) 青海 アーバンスポーツ会場 (バスケットボール、スポーツクライミング)

ヒ ルトン 東 京 お 台 場

2 0 1 9 年 新 規 取 得( 予 定 )物 件

ホ テ ル オ リ エ ン タ ル

エ ク ス プ レ ス 大 阪 心 斎 橋

物 件 特 長 ■2018年4月に開業した全室2名以上での宿泊が可能なスタイ リッシュなデザインの宿泊特化型ホテル ■関西有数の観光地である大阪ミナミエリアに立地し、関西の 主要な観光施設やターミナル駅へのアクセスが良好 ■無料Wi-Fi、コインランドリー、宿泊者限定のカフェスペース 等、宿泊者の多様なニーズに対応できる設備を有する

(7)

大里

まずは福岡のホテル

マーケットの状況に

ついて教えていただ

けますか。

松浦

これまでビジネス需

要が強い地域だった

のですが、近年は九州

の玄関口ということもあり、福岡を拠点に近隣の観

光地を巡るレジャー需要が旺盛となっています。当

ホテルをご利用いただくお客様の中には大きなキャ

リーバッグを抱えた旅行者の方が多くいらっしゃり、

特に外国の方が増えていると実感しています。統計

を見ても、福岡県はインバウンドといわれる訪

日外国人の宿泊者数が2014年から2018年にかけ

て2.4倍ほどとなっています。また、福岡の繁華

街といえば、まず天神や中洲が挙げられると思

いますが、博多駅周辺エリアは交通が便利なこ

とからホテルの宿泊需要が大きく盛り上がって

います。福岡はレジャー、インバウンド需要に牽

引された日本有数の成長マーケットであるとい

えます。

大里

博多に行くと活気があって、すごいなという感

じがありますね。海外のお客様は何を楽しみに

いらっしゃるのですか。

特 別 企 画

松浦 啓

(まつうら さとる)

西脇 康博

(にしわき やすひろ)

大里 希世

(おおさと きよ) オリエンタルホテル福岡 博多ステーション 総支配人 ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社 運用本部公募リート部 副部長

今回、経済キャスターとして多方

面でご活躍中の大里希世さんを

お招きして、本投資法人の資産運

用会社の西脇康博公募リート部

副部長と本投資法人が保有し、

2019年春リブランドオープン予

定のオリエンタルホテル福岡 博

多ステーションの総支配人を務

める松浦啓氏のお二人に、

「福岡、

博多」のホテルマーケットの最新

動向、リブランド後のホテルの魅

力について語ってもらいました。

経済キャスター 松浦

博多というのは食の魅力に長けた街ですが、魅

力的な伝統文化もあります。お客様の消費が

「モノ」から「コト」の体験型に移っており、

「食

べる」ことも体験の一つなのですが、ショッピ

ングだけではなく、伝統的な祭りに参加したり、

陶芸体験などをするお客様が増えているよう

に思います。当ホテルでもお客様にお泊まりい

ただくだけでなく、ホテル内で様々な体験をし

ていただけるようなアクティビティをご用意

する予定です。例えば、福岡県には八女という

有名なお茶の産地があるのですが、八女のお茶

を使った抹茶体験を提供し、飲むだけでなく作

法も体験していただく企画を考えています。ま

た、福岡で約350年の歴史を持つ「小石原焼」の

陶芸体験も提供します。こうした体験を通じ、

「またこのホテルに泊まってみたい」と思って

いただけるサービスを提供してまいります。

大里

ホテルも海外のお客様が増えたのでしょうか。

松浦

2016年4月にホテルの運営を引き継いだ時には、

予約ルートが国内のオンライン旅行代理店に

集中していたこともあり、日本人のビジネス客

が大きなシェアを占めておりました。そこで、

レジャー、海外からのお客様に予約していただ

きやすいように、主要な海外のオンライン旅行

特 別 企 画

オリエンタルホテル福岡 博多ステーション のリブランドオープンに込めた想い

福岡のホテル

マーケットの

状況

(8)

特 別 企 画

代理店とも契約を締結したことで多くの予約

ル ー ト か ら 宿 泊 予 約 が で き る よ う に な り、

その効果として海外のお客様の割合は2割から

6割に大きく増加しました。レジャー目的の旅

行者の方は一部屋に複数人お泊まりいただけ

ることが多いのでホテルの宿泊売上の増加に

つながりました。

大里

今回、

「ホテルセント

ラーザ博多」を改装さ

れたということです

が、改装に至った経緯

を教えてください。

西脇

お 客 様 の 属 性 が「 レ

ジ ャ ー、イ ン バ ウ ン

ド」にシフトしてきており、そうしたお客様の

ニーズに合わせた客室構成に変更し、フィット

ネスジムや宿泊者向けのガーデン

エリア、ランドリーを設置するこ

とで、より快適なホテルになると

考えました。築年数が30年を超え

ていることから、様々な設備機器

を更新する必要もあって大規模な

リニューアル工事を決断しました。

全館閉館し6か月にわたる工事期

間となるため、いつもご利用いた

だいているお客様にはご不便をお

掛けしてしまうことになりますが、

ワンランク上のより魅力的なホテ

ルにできる自信がありました。

大里

改装に併せてホテルの名称を変更されたので

すね。

西脇

ホテルが生まれ変わったことをお客様に知って

いただくため、今回の改装を機に「オリエンタ

ルホテル福岡 博多ステーション」と名称を変更

します。当ホテルの立地や利便性をより明確に

するため、ホテル名に「ステーション」をつけま

した。

大里

博多駅と福岡空港は距離も近く、他の地方都市

と比べても利便性が良いですね。

松浦

利便性の高い博多駅エリアにおいても当ホテル

は抜群の利便性を誇っています。地下鉄博多駅

の改札からダイレクトに当ホテルの地下階へ

アクセスすることができます。また、新幹線や

在来線とのアクセスも非常に良く、福岡空港駅

までの所要時間は5分ですし、JR博多駅からも

徒歩1分の立地となっています。

大里

リニューアル工事のために6か月間全館閉館さ

れるというお話でしたが、ホテルを閉館するこ

とは大きな決断だったと思いますが。

西脇

JHRがリニューアル工事で実施していることは、

工事は入札を行うことで工事金額を抑制する

だけでなく、工期を最短にしてホテルの機会損

失が最少となるよう、エンジニアチームと協働

して工事発注を行っています。今回、工期を2期

に分けて、ホテルの営業を継続しながら改装す

る方法も検討しましたが、6か月間全館閉館し

てリニューアル工事を行う方法がベストと判

断いたしました。ホテル運営面では運営会社の

ホテルマネージメントジャパン(以下HMJ)

グループ全体でスタッフの人材交流を行いま

した。

松浦

当ホテルが所属するHMJグループのホテルは

全国にあります。約6か月の工事期間中、スタッ

フの中には、グループの他ホテルにサポートで

参加し、働いている者もいます。このような人

材交流ができることがHMJの大きな強みであ

りますが、マリオットやヒルトンなど様々なブ

ランドを運営するHMJグループのホテルで業

務にあたることにより、新たな気付きや学びが

あり、とても良い刺激を受けているようです。

リニューアルオープン後、当ホテルで成長した

スタッフの姿を見ることがとても楽しみです。

大里

オリエンタルホテル

福岡 博多ステーショ

ンのセールスポイン

トはどういうところ

になるのですか。

松浦

抜群のアクセスの良

さに加えて、レジャー

のお客様にとって複数名でご利用

いただける客室構成にしたことや

充実した滞在を楽しんでいただけ

るよう24時間利用可能なフィット

ネスジムや宿泊者向けのガーデン

エリア等を備えたホテルであると

ころです。

大里

ホテルのホームページを見せていた

だいたのですが、すごくスタイリッ

シュで機能性も高そうですね。今回

の改装でお客様にどのような付加価値が提供

されるようになるのでしょうか。工夫された点

も併せて教えてください。

西脇

ホテル業界では、

「3B」

(Bath、Bed、Breakfast)

がキーワードとして重視されます。JHRは、今回

このホテルの改装においても、この「3B」の付加

価値を大切にしています。まず「Bath」は、全室

を対象に洗面をユニットバスの外に配置する

ことにより、洗面台を明るく広いものにして使

い勝手の良い快適な洗面環境を実現していま

す。また、ユニットバス内はシャワーカーテン

ではなくガラスパネルを採用していることも

快適な浴室環境につながっています。2点目の

「Bed」は、多くの外資系ホテルが取り入れてい

る質の高いベッドを採用し、快適な睡眠環境を

セールス

ポイント

リニューアル

の経緯と狙い

客室イメージ フロントロビーイメージ

(9)

特 別 企 画 1999年森トラスト入社。営業部門を経て、発注部門でオフィス、ホテルをはじめとし た様々な施設の新築、改修工事やビルメンテナンス契約等コストの削減につながる 発注業務に携わる。仙台の外資系ホテルの開業準備室でホテルオープンに携わった 後、グループホテルのアセットマネジメント業務を行うとともに、複数の外資系ホ テルの新規開業、リブランドに携わる。2015年5月ジャパン・ホテル・リート・アドバ イザーズ 運用本部アセットマネジメント部(現公募リート部)にシニアアセット マネージャーとして入社。複数のホテルの運用、取得に携わる。現運用本部公募リー ト部副部長。 南海サウスタワーホテル大阪よりホ テルでのキャリアをスタートさせ、 ロイヤルパークホテルで営業経験を 積んだ後、2006年より約10年にわた り神戸メリケンパークオリエンタル ホテルにて要職を歴任、同ホテルの 宿泊部門ではブランド戦略とポジ ショニング戦略に携わる。なんばオ リエンタルホテル副総支配人を経て 同ホテル総支配人就任後、ホテルビ スタグランデ大阪総支配人を兼務。 同ホテルのホリデイ・インへのリブ ランドプロジェクトを担い、ホリデ イ・イン大阪難波(前ホテルビスタグ ランデ大阪)総支配人となる。2018年 10月にオリエンタルホテル福岡 博 多ステーション(2019年4月リブラ ンドオープン予定)総支配人に就任。

計者、施工者の間で定期的にミーティングを行

い、改装仕様を決めてまいりました。そうした

意味でJHRとホテルのノウハウを結集した改装

であると考えます。

大里

ノウハウを大切にされているのですね。

西脇

日々オペレーションをしているホテルスタッフ

の意見を尊重していますし、それが合理的で良

いものであれば積極的に取り入れています。

大里

JHRはサステナビリティへの向上にも取り組ま

れていますが、今回の改装において特に配慮さ

れたポイントはありますか。

西脇

築30年以上のホテルですので、空調設備をはじ

めとして主要設備を更新していますが、この設

備更新にあたっては、省エネや環境への配慮を

特に意識しました。例えば、空調システムは、セ

ントラル空調から個別空調に変更しました。こ

れにより、必要なエリアの空調機器のみを運転

させることができ、省エネを図ることができま

す。一方でお客様はそれぞれ体感温度も異なり、

お泊まりいただくお客様が自由に温度設定で

きる空調システムはホテルの快適性向上にも

つながります。また、照明器具は全てLEDに変更

しました。この他にも当ホテルの改装において

は、様々な省エネ施策を施しており、水道光熱

費の削減がホテルの収益の向上にもつながり

ます。こうした取組みは、ホテルの収益性を向

上させるJHRのアクティブ・アセットマネジメ

ント施策の一つです。

大里

今回の博多だけでは

なく、これからも御社

のノウハウを活かし

て ホ テ ル の 改 装 を

行っていくことにな

るのでしょうか。

西脇

これだけの規模の改装

というのはJHRにとっては初めての試みであり

ますが、これまでのノウハウを活かした改装が

できたと考えています。これを成功事例として

他のホテルの改装にも展開していきたいと考え

ています。収益性を高めつつ、時代に即し、お客

様の多様なニーズを取り込んでいけるような運

用を行ってまいりますのでご期待ください。

西脇

JHRでは、ホテル収益の向上を目指して「戦略的

投資」を継続的に行っており、改装においては

常に収益の向上を意識した投資を行っていま

す。今回もサービスに利用できる有効面積を増

やしたり、一つのエリアを多様な使い方ができ

るような効率性を重視した改装を行っていま

す。例えば、複数のフロアにあったホテルス

タッフの事務所を一箇所に集約させることで、

事務所の総面積を10%以上削減し、削減できた

事務所エリアと一部の会議室を客室に変更す

ることで、客室を27室増加させています。また、

先ほどもお話しましたが、お客様の属性が「レ

ジャー、インバウンド」にシフトしてきている

ことに伴い、滞在日数も長期化しています。そ

うしたお客様に快適にお過ごしいただけるよ

うランドリーやフィットネスジム、宿泊者向け

のガーデンラウンジといった付帯施設をご用

意しています。

大里

様々な工夫が見られる改装ですが、こうしたア

イデアはどのように生まれたのでしょうか。

西脇

JHRのアセットマネージャーは、日々担当する

ホテルスタッフと議論を交わし、ホテルオペ

レーションの効率化や収益の向上へ向けた努

力をともにしています。また、多くのホテルを

運用しているため各ホテルでの成功事例を共

有できるのも強みです。今回もJHR、ホテル、設

今後の

抱負

松浦 啓 まつうら さとる

整えています。最後の「Breakfast」については、

当ホテルならではのクオリティーの高い朝食を

提供します。地元糸島の農園と提携している事

業者に地元の養鶏場や牧場、パン屋、珈琲店等と

つながりのある企画会社を紹介し、連携しても

らうことで、このホテル独自の地産地消のメ

ニューのラインナップを提供します。今回の改

装によって、当ホテルはアクセスの良さに加え

て、より快適で付加価値の高い滞在環境をお客

様に提供することができるようになります。お

客様に当ホテルのファンになっていただき、繰

り返しご利用いただけるホテルとなることを期

待しています。

大里

お客様が客室だけで

なくホテル内を快適

に過ごせるように工

夫がされているとい

うことですね。その他、

JHRのノウハウが活

かされた部分はある

のでしょうか。

西脇 康博 にしわき やすひろ

JHRの

アクティブ・

アセット

マネジメント

大里

総支配人からもメッセージをお願いします。

松浦

4月9日のリニューアルオープンに向けて、工事

も開業準備も佳境を迎えています。

関係者一同、皆様のご期待に応えられるよう開

業に向けて取り組んでおりますので、博多にお

立ち寄りの際には、是非ご利用いただければと

思います。お越しいただけるのを楽しみにして

います。

大里

西脇副部長と松浦総支配人にお話を伺いました。

どうもありがとうございました。

大里 希世 おおさと きよ 総合商社、外資系証券会社勤務を経 て、経済レポーター・キャスターに。テ レビ東京、日経CNBCのマーケット番 組で東証からの市況レポーターや キャスターを担当。リーマンショック時、 東証からのレポートを行う。マーケット における大きな節目を目の当たりに したことでさらに経済・市場に対する 興味が強まる。現在は、ビジネス・ブ レーク・スルー「大前研一ライブ」(キャ スター)、「みずほマンスリーVIEW」 (みずほ証券動画ナビゲーター)、ラジ オ日経「ザ・マネー」(水曜・金曜アシス タント)に出演中。企業トップIRインタ ビューの他、個人投資家向けセミ ナー等の進行も担当。早稲田大学大 学院公共経営研究科卒業。

(10)

第19期確定分配金

3,890

0 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 第19期 (2018年12月期) 第18期 (2017年12月期) 第17期 (2016年12月期) 第16期 (2015年12月期) (円)

+38.1

%

+15.0

%

+7.7

% 第20期(予想) (2019年12月期)

+5.6

% 第15期 (2014年12月期) 2,975 3,420 3,683 3,890 2,155 3,686

-5.2

% 各戦略の実行により、分配金の着実な成長を実現しています。

更 な る 分 配 金 の 上 昇 を 志 向

1

分 配 金

Dividend

HMJのプラットフォームを活用した物件取得を行うとともに、 戦略的な資産入替えによりポートフォリオの質を向上

外 部 成 長 戦 略

アクティブ・アセットマネジメント戦略の実行によるホテル収益向上と コストコントロールの両面で内部成長を促進

内 部 成 長 戦 略

当面総資産LTVの上限を50%以下とする 保守的な財務方針を維持

財 務 戦 略

分 配 金

第19期の1口当たり分配金は物件売却益もあり、3,890円と前期比5.6%増加

サステナビリティ

ホテル特化型J-REITとして初めてGRESBリアルエステイト評価において最高位の「Green Star」を取得

今 期 の T O P I C S

1

2

3

4

5

本 冊 子 に お け る 対 象 グ ル ー プ ホ テ ル の ご 説 明 ■「HMJ」とは、株式会社ホテルマネージメントジャパンの略称です。(以下同じです。) ■「HMJ5ホテル」とは、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、オリエンタルホテル 東京ベイ、なんばオリエンタルホテル、ホテル日航アリビラ、オリ エンタルホテル広島をいいます。 ■「HMJ12ホテル」とは、HMJ5ホテルにオキナワ マリオット リゾート & スパ、アクティブインターシティ広島の主要施設であるシェラトングランドホ テル広島、ホテルセントラーザ博多、ホリデイ・イン大阪難波、ヒルトン成田、インターナショナルガーデンホテル成田、ホテル日航奈良を加えた12ホ テルをいいます。 ■「アコー6ホテル」とは、イビス東京新宿、イビス スタイルズ 京都ステーション、イビス スタイルズ 札幌、メルキュールホテル札幌、メルキュールホテ ル沖縄那覇、メルキュールホテル横須賀の6ホテルをいいます。 ■「主要変動賃料等導入21ホテル」とは、HMJ5ホテルにオキナワ マリオット リゾート & スパ、アクティブインターシティ広島の主要施設であるシェラ トングランドホテル広島、ホリデイ・イン大阪難波、ヒルトン成田、インターナショナルガーデンホテル成田、ホテル日航奈良、アコー6ホテル、ザ・ ビー 池袋、ザ・ビー 八王子、ザ・ビー 博多、ザ・ビー 水道橋を加えた21ホテルをいいます。

(11)

0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 第18期 (2017年12月期) 第17期 (2016年12月期) 第16期 (2015年12月期) 第15期 (2014年12月期) 第14期 (2013年12月期) 第13期 (2012年12月期) 合併効力発生時 (2012年4月期)

36

30

28

28

28

41

44

+7.0

%

+21.4

%

+30.2

%

+9.1

%

+27.1

%

+11.4

% (百万円) 保 有 物 件 数 第20期(予想) (2019年12月期) 第19期 (2018年12月期)

43

41

122,285 130,883 158,902 173,429 225,723 286,801 319,474 374,508 309,370

-3.2

%

+21.1

%

基 本 方 針

戦 略 的 な 資 産 入 替 え に よ る ポ ー ト フ ォ リ オ の 質 の 向 上

資 産 規 模 の 推 移

ポ ー ト フ ォ リ オ の 質 の 向 上

合併以来7年弱の間に、合計24物件、総額2,100億円(取得価格ベース)となる新規物件を取得し、ポートフォリオの質を向上さ せつつ資産規模を拡大しています。 当期決算後の2019年1月に、「ヒルトン東京お台場」と「ホテルオリエンタルエクスプレス大阪心斎橋」の取得を決定し、両物件 (取得予定金額合計651億円)の取得完了後には、本投資法人の資産規模は3,745億円(取得価格合計)となる見込みです。 エリア別投資比率(賃料ベース)(注2) 取得予定日:2019年4月8日 取得予定価格:62,400百万円 取得日:2019年2月1日 取得価格:2,738百万円 ブランド別投資比率(取得価格ベース) グレード別投資比率(取得価格ベース) タイプ別投資比率(取得価格ベース) インターナショナル・ブランド比率: 55% ■オリエンタルホテル 14% ■ホテル日航 8% ■ホリデイ・イン(IHG) 7% ■シェラトン 5% ■マリオット 4% ■ヒルトン 31% ■メルキュール/イビス(アコー) 8% ■ザ・ビー 3% ■ドーミーイン等(共立メンテナンス) 4% ■その他 15% インターナショナル・ブランド ■東京 20.3% ■関東(東京を除く) 20.6% ■大阪 12.3% ■関西(大阪を除く) 8.8% ■沖縄 14.6% ■九州(沖縄を除く) 6.4% ■中国 6.8% ■中部 4.8% ■北海道 5.3% ■ラグジュアリー 21% ■アッパーミドル 31% ■ミッドプライス 44% ■エコノミー 5% ■リミテッドサービス 33% ■フルサービス 47% ■リゾート 21% ヒルトン東京お台場 ホテルオリエンタルエクスプレス 大阪心斎橋 (注1)各グラフの数値はホテルオリエンタルエクスプレス大阪心斎橋(2019年2月取得)、ヒルトン東京お台場(2019年4月取得予定)を含んでいます。 (注2)2019年12月期の収益予想上の年換算賃料を用いています。 資産入替え ●R&Bホテル東日本橋 ●ザ・ビー 赤坂見附 ●ザ・ビー お茶の水

外 部 成 長 戦 略

External Growth Strategy

2

2018年8月譲渡

■「国内レジャー客」及び「訪日外国人レジャー客」の需要の取込みが中長期的に期待できる地域において高い競争力を

持つホテル用不動産等の取得

(12)

固定賃料

固定賃料

+

売上歩合

固定賃料

+

変動賃料

変動賃料

運営委託

ザ・ビーチタワー沖縄 他10物件 ヒルトン東京ベイ他5物件 神戸メリケンパークオリエンタルホテル他17物件 ヒルトン名古屋他2物件 メルキュールホテル沖縄那覇他4物件 ■アクティブ・アセットマネジメント戦略の着実な実行による「安定性」と「アップサイド・ポテンシャル」の両立

基 本 方 針

安定した日本人のレジャー需要とインバウンドの増加トレンドが底堅く継続する中、物件の収益力と資産価値の向上を能動的 に図るアクティブ・アセットマネジメント戦略の実行により、ホテル収益が増加し、本投資法人が受領する変動賃料等も増加して います。 2018年8月に東京の宿泊特化型ホテル3軒の売却を行い、資産入替えによりポートフォリオの質の向上を図っています。 安定性 アップサイド

主要変動賃料等導入21ホテル合計の業績推移

主要変動賃料等導入21ホテル合計のGOP

(注1)

推移

(注1)GOPとは、売上高営業粗利益をいいます。 (注2)ADRとは、平均客室販売単価をいいます。 (注3)RevPARとは、販売可能客室数当たり宿泊部門売上をいいます。 ホテル及び本投資法人の両サイドにおいて収益拡大及びコストコントロールの両面での様々な取組みを行っています。 アクティブ・アセットマネジメント戦略を実践し、ホテルの業績向上による賃料収入の増加に努めています。

ア ク テ ィ ブ・ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト 戦 略

アクティブ・アセットマネジメントの事例 NOI(注1)の向上 ホテル ●戦略的な資本的支出(RevPAR向上のための客室改装等)ホテルの特性に応じたリブランド近隣の同グループホテルとの相互送客等によるシナジーホテル予約システムの刷新 ホテル収益の向上 ●近隣のグループホテルとのバックオフィス部門統合スタッフィングの最適化 共同購買によるコスト削減 光熱費の削減 ホテル運営費用の減少 固定賃料

59.9

% 変動賃料等(※)

40.1

% 固定賃料のみ

11

物件 変動賃料等(※)

32

物件 賃料収入割合 (2019年12月期予想の年換算) 賃料形態割合 (2019年4月末見込) (※)変動賃料、売上歩合賃料、運営委託収入 (上記各物件数は2019年4月末見込) (※)固定賃料+変動賃料、固定賃料+売上歩合 変動賃料、運営委託

内 部 成 長 戦 略

Internal Growth Strategy

3

改 装 事 例

オ リ エ ン タ ル ホ テ ル 東 京 ベ イ

0 100 (%) 0 5,000 10,000 15,000 50 (円) 12,920 12,840 13,456 15,121 14,814 14,627 89.0% 87.2% 87.8% 第20期(予想) (2019年12月期) 第19期 (2018年12月期) 第18期 (2017年12月期) +0.6% +4.2% +1.3% +2.1% ■稼働率(右軸) ■ADR(左軸)(注2)RevPAR(左軸)(注3) 2018年10月9日~2018年12月1日の期間で客室とロビー の改装工事を実施 ●宿泊者付帯施設(特別フロア専用フロントカウンター等)の 客室化及びスイートルームの分割により8室を増室 ⇒ 客室数の増加 ●専用フロントカウンターを2階ロビーに移設 ⇒ ロビー業務のマルチタスクによる運営効率化を図る ●機械式駐車場を平面駐車場に改修 ⇒ 維持管理コストの削減 本投資法人 ●賃料スキーム改定等による賃料の増加 ⇒HMJ5ホテル、カンデオホテルズ上野公園、チサンイン蒲田、  コンフォートホテル東京東日本橋、ホテルアセント福岡やホテル以外のテナント賃料等 不動産運用収入の向上 ●PM費用、信託費用、運営委託報酬の削減、支払地代の減額等 不動産運用費用の減少 DPU(注2)の最大化 (注1)NOI=不動産運用収益−不動産運用費用+減価償却費+固定資産除却損+資産除去債務費用 (注2)DPUとは、1口当たり分配金をいいます。 改装前 改装後 2階 ロビーフロア フロント カウンター 客室 GOPの向上 8,000 12,000 16,000 20,000 (百万円) 17,678 17,911 18,324 +1.3% +2.3% 第20期(予想) (2019年12月期) 第19期 (2018年12月期) 第18期 (2017年12月期)

(13)

有 利 子 負 債 コ ス ト

(注1)

及 び 平 均 残 存 年 数

(注2)

の 推 移

(注1) 各期末時点における有利子負債コスト(アップフロントフィー等を含む)の加重平均です。なお、小数点以下第二位を四捨五入して表示しています。 (注2) 各期末時点における平均残存年数です。 0.0 2.0 1.0 3.0 4.0 5.0 6.0 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 (年) (%) 第17期 (2016年12月期) 第16期 (2015年12月期) 第15期 (2014年12月期) 第18期 (2017年12月期) 平均残存年数(右軸)  有利子負債コスト(左軸)  1.1% 1.5% 1.2% 3.3年 1.1% 第19期 (2018年12月期) 1.7% 4.7年 3.7年 5.0年 4.8年 ■財務の健全性及び安定性確保 ■レンダーフォーメーション及び金融機関との関係強化 ■資産調達手法の多様化

基 本 方 針

公 募 増 資 の 実 施

本投資法人は、2019年1月に合併後9度目となる公募増資を実施しました。 格   付   け

財 務 ハ イ ラ イ ト

有 利 子 負 債 残 高

1,366

億円

2018年12月期末 固 定 化 比 率

97.7

%

2018年12月期末 日本格付研究所(JCR)

A+

(安定的) (安定的) 格付投資情報センター(R&I)

A

有 利 子 負 債 比 率

39.0

%

2018年12月期末 (総資産ベースLTV) 社会・環境と共生・共存する中長期的な成長を目指し、ESG(環境・社会・ガバナンス)課題への適切な対応を通じたサス テナビリティの向上に取り組んでいます。

財 務 戦 略

Financial Strategy

4

5

サ ス テ ナ ビ リ ティ

Sustainability

サ ス テ ナ ビ リ テ ィ に 関 す る 方 針 ●ポートフォリオの環境パフォーマンスの把握と向上 ●バリューチェーンにおけるESGの推進  ●役職員への取組み ●透明性の向上とステークホルダーエンゲージメント ●快適で健康的、安心・安全なホテルの推進 ●地域コミュニティへの配慮と貢献 ●企業市民としてのコンプライアンス

環 境 配 慮 の 評 価 に 基 づ く 資 金 調 達 の 実 施

SMBC環境配慮評価融資(注)において「A」評価を取得し、当該評価に基づいた借入れを実施

省 エ ネ ル ギ ー 化 の 推 進

消費エネルギー分析に基づく設備管理のオペレーションの最適化及び照明機器のLED化等の取組みにより消費エネ ルギーを削減 アクティブインターシティ広島 アトリウムのLED化(2018年1月) オリエンタルホテル広島 宴会場のLED化(2017年12月、 2018年5月) ホテル日航アリビラ メルキュールホテル沖縄那覇

B E L S 取 得

2018年2月、ホテル日航アリビラ及びメル キュールホテル沖縄那覇の2物件において、 J-REIT保有のホテル物件として初めて(注1) BELS(注2)認証を取得 (注1) 本資産運用会社による、公開情報に基づいた調査によります。

(注2) BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)とは、国土交通省が定める建築物の省エネルギー性能評価表示制度です。

(注)SMBC環境配慮評価融資とは、融資の実行、条件の設定に当たって株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所が作成した独自の環境配慮評価基準に基づ き企業の環境配慮状況を評価するものです。

G R E S B リ ア ル エ ス テ イ ト 評 価

2018年9月、環境への配慮やサステナビリティに関する取組みについて、ホテル特化型J-REITとして初めて(注1)、GRESBリア ルエステイト評価(注2)において最高位の「Green Star」評価及びGRESBレーティングにおいて「4-star」の評価を取得サステナビリティに関する各種ポリシー策定及び情報開示への取組みガバナンス・ポリシーを有効に実行していくための運営及び執行体制各物件における環境・社会へのリスク評価及び省エネルギー、節水等への各種施策環境パフォーマンスのモニタリング・向上のためのステークホルダーとの協働体制の構築 高く 評価された点 (注1) 本資産運用会社による、公開情報に基づいた調査によります。 (注2) GRESBとは、不動産会社・ファンドのESG配慮を測る年次のベンチマークであり、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社・REIT・不動産ファンドを 対象としてサステナビリティへの取組みを評価しています。なお、GRESBレーティングは総合スコアに基づく相対評価で、最上位は「5-star」です。

(14)

戦略的投資対象地域 番号 物件名称 客室数(室) 1 神戸メリケンパークオリエンタルホテル 319 2 オリエンタルホテル 東京ベイ 511 3 なんばオリエンタルホテル 258 4 ホテル日航アリビラ 397 5 オリエンタルホテル広島 227 6 イビス東京新宿 206 7 ザ・ビーチタワー沖縄 280 8 箱根強羅温泉 季の湯 雪月花 158 9 ドーミーイン熊本 291

ザ・ビー 水道橋 99



ドーミーインEXPRESS浅草 77



博多中洲ワシントンホテルプラザ 247



奈良ワシントンホテルプラザ 204



R&Bホテル上野広小路 187

コンフォートホテル東京東日本橋 259

スマイルホテル日本橋三越前 164

東横イン博多口駅前本館・シングル館 257

ホテルビスタ蒲田東京 105

チサンイン蒲田 70



ホテル京阪ユニバーサル・シティ 330

ホテルサンルート新橋(注1) 220

ヒルトン東京ベイ 828

イビス スタイルズ 京都ステーション 215

イビス スタイルズ 札幌 278

メルキュールホテル札幌 285

メルキュールホテル沖縄那覇 260

ザ・ビー 池袋 175

ザ・ビー 八王子 196

ザ・ビー 博多 175

ホテル フランクス 222

メルキュールホテル横須賀 160

オキナワ マリオット リゾート & スパ 361

アクティブインターシティ広島(シェラトングランドホテル広島)(注2) 238

カンデオホテルズ上野公園 268

ホテルセントラーザ博多(注3) 194

ホリデイ・イン大阪難波 314

ホテルアセント福岡 263

ヒルトン名古屋 460

ヒルトン成田 548

インターナショナルガーデンホテル成田 463



ホテル日航奈良 330

ホテルオリエンタルエクスプレス大阪心斎橋 124

ヒルトン東京お台場(注4) 453 合計 11,676 2019年4月末見込 東京23区

1

2

8

㉔ ㉕

3



㊱ ㊷

5





4

7

9

 ⓱ ㉙



 ㉞

6

リゾートホテル

フルサービスホテル

リミテッドサービスホテル (注1)ホテルサンルート新橋は、2019年4月23日付で相鉄フレッサイン新橋烏森口へ名称を変更する予定です。 (注2)ホテルタイプ、客室数についてはアクティブインターシティ広島の主要施設であるシェラトングランドホテル広島について記載しています。 (注3)ホテルセントラーザ博多は、2019年4月9日付でオリエンタルホテル福岡 博多ステーションへ名称を変更する予定です。 (注4)ヒルトン東京お台場は、2019年4月8日付で取得する予定です。

㊴ ㊵

ポートフォリオマップ

(15)

資 産 運 用 報 告

資産運用の概況

1. 投資法人の運用状況等の推移

期 第15期 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 2014年12月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 営業収益(注1) 百万円 12,760 17,343 22,107 25,475 28,253 (うち不動産運用収益) 百万円 (12,760) (17,033) (22,107) (25,475) (26,318) 営業費用 百万円 5,214 6,354 8,221 9,717 10,260 (うち不動産運用費用) 百万円 (4,163) (5,002) (6,589) (7,911) (8,344) 営業利益 百万円 7,545 10,988 13,885 15,757 17,993 経常利益 百万円 5,776 9,295 12,220 14,006 16,211 当期純利益(注2) 百万円 5,774 9,294 12,123 14,005 16,210 総資産額 百万円 188,091 240,356 317,878 352,183 350,556 (対前期比) (%) (10.2) (27.8) (32.3) (10.8) (△0.5) 純資産額 百万円 100,342 129,914 181,989 201,963 203,372 (対前期比) (%) (11.8) (29.5) (40.1) (11.0) (0.7) 出資総額 百万円 59,024 85,470 134,829 153,516 153,516 発行済投資口の総口数 口 2,791,281 3,144,227 3,761,907 4,010,847 4,010,847 1口当たり純資産額 円 35,948 41,318 48,376 50,354 50,705 1口当たり当期純利益(注3) 2,159 3,036 3,462 3,606 4,041 分配金総額 百万円 6,015 9,354 12,865 14,771 15,602 1口当たり分配金額 円 2,155 2,975 3,420 3,683 3,890 (うち1口当たり利益分配金) 円 2,155 2,975 3,420 3,683 3,890 (うち1口当たり利益超過分配金) 円 ― ― ― ― ― 総資産経常利益率(注4) 3.2 4.3 4.4 4.2 4.6 自己資本利益率(注5) 6.1 8.1 7.8 7.3 8.0 自己資本比率(注6) 53.3 54.1 57.3 57.3 58.0 (対前期増減) (%) (0.8) (0.7) (3.2) (0.1) (0.7) 配当性向(注7) 104.2 100.6 106.1 105.5 96.2 [その他参考情報] NOI(注8) 百万円 11,002 14,829 18,829 21,424 22,104 1口当たりFFO(注9)(注10) 2,930 3,748 4,103 4,454 4,588 FFO倍率(注10)(注11) 26.3 23.9 19.2 17.0 17.1 デット・サービス・カバレッジ・レシオ(注10)(注12) 5.1 9.1 14.2 15.6 18.0 有利子負債額 百万円 81,089 102,772 126,179 140,399 136,671 総資産有利子負債比率(注13) 43.1 42.8 39.7 39.9 39.0 投資物件数 件 30 36 41 44 41 総賃貸可能面積 ㎡ 386,826.71 493,758.78 587,481.02 687,124.54 678,714.48 期末テナント数(注14) 57 113 128 131 126 期末稼働率(注15) % 99.9 99.9 99.9 99.9 99.9 当期減価償却費 百万円 2,400 2,772 3,294 3,725 4,091 当期資本的支出額 百万円 1,306 1,811 2,619 2,898 3,056 当期運用日数 日 365 365 366 365 365 (注1) 営業収益には、消費税等は含まれていません。 (注2) 第16期の当期純利益には不動産等売却益(305百万円)が、第19期の当期純利益には不動産等売却益(1,934百万円)が含まれています。 (注3) 1口当たり当期純利益は、当期純利益を期中平均投資口数で除することにより算出しています。 (注4) 総資産経常利益率=経常利益/((期首総資産額+期末総資産額)÷2)×100 (注5) 自己資本利益率=当期純利益/((期首純資産額+期末純資産額)÷2)×100 (注6) 自己資本比率=期末純資産額/期末総資産額×100 (注7) 配当性向=分配金総額(利益超過分配金総額は含まない)/ 当期純利益×100 (注8) NOI=不動産運用収益-不動産運用費用+減価償却費+固定資産除却損+資産除去債務費用 (注9) 1口当たりFFO=(当期純利益+減価償却費+固定資産除却損+資産除去債務費用±不動産等売却損益±特別損益(災害による損失を除く))/発 行済投資口の総口数 (注10) 第16期の1口当たりFFO、FFO倍率及びデット・サービス・カバレッジ・レシオは不動産等売却益(305百万円)を除いて算出しています。また、第 19期の1口当たりFFO、FFO倍率及びデット・サービス・カバレッジ・レシオは不動産等売却益(1,934百万円)を除いて算出しています。 (注11) FFO倍率=期末投資口価格/年換算後1口当たりFFO (注12) デット・サービス・カバレッジ・レシオ=(税引前当期純利益+減価償却費+固定資産除却損+資産除去債務費用±不動産等売却損益±特別損益 (災害による損失を除く)+投資法人債発行費償却+投資口交付費償却±金融派生商品損益+支払利息+投資法人債利息)/(支払利息+投資法人 債利息+約定元金支払額総額(但し、元本一括返済額を除く。)) (注13) 総資産有利子負債比率=期末有利子負債額/期末総資産額×100 (注14) 期末テナント数には、各期末日現在における各信託不動産物件に係る賃貸借契約書に基づくテナント数(駐車場等は含みません。)の合計を記載し ています。但し、エンドテナントからの賃料等を原則としてそのまま受け取るパススルー型マスターリース契約が締結されている場合には、エン ドテナントの総数(駐車場等は含みません。)を合計しています。 (注15) 期末稼働率には、各期末日現在における各信託不動産物件の賃貸可能面積に占める賃貸面積の割合を記載しています。

2. 当期の資産の運用の経過

(1) 投資法人の主な推移

 本投資法人は、「投資信託及び投資法人に関する法律」(昭和26年法律第198号、その後の改正を含みます。以下「投信 法」といいます。)に基づき、2005年11月10日に設立され、2006年6月14日に東京証券取引所不動産投資信託証券市場 に上場(銘柄コード8985)いたしました。  本投資法人は、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社(以下「本資産運用会社」といいます。)に資産運用業 務を委託しており、ホテルの持つ社会インフラとしての重要性と投資用不動産としての収益性に着目し、全部又は一部が ホテルの用に供される不動産又は当該不動産に係る不動産同等物が本体又は裏付けとなっている不動産関連資産(以下 「ホテル用不動産等」といいます。)を主たる投資対象として投資を行ってきました。  また、本投資法人は、2012年4月1日を効力発生日としてジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(以下「旧JHR」と いいます。)と合併(以下「本合併」といいます。)するとともに、本投資法人の名称につきましても日本ホテルファンド投資 法人からジャパン・ホテル・リート投資法人に変更し、本合併以降当期末までに、8度にわたる公募増資を実施するととも に、国内外のレジャー需要が中長期的に期待できる「戦略的投資対象地域」を中心に、「高い競争力を持つホテル」を継続的 に取得してきました。  こうした成長戦略の実行により、本合併以降当期末までの約7年弱の間に、合計24物件で総額210,022百万円(取得価 格ベース)となる新規物件を取得し、ポートフォリオの質を向上させつつ資産規模を拡大しました。また、資産の入替えに よるポートフォリオの質の向上を図る成長戦略の一環として、当期は、R&Bホテル東日本橋、ザ・ビー 赤坂見附及びザ・ ビー お茶の水の3物件を譲渡(以下「本譲渡」といいます。)しています。この結果、当期末時点の保有物件は41物件で取得 価格の合計は309,370百万円、当期末時点の発行済投資口の総口数は4,010,847口となっています。

(2) 当期の運用実績

 2018年は、関西国際空港の機能停止をもたらした台風21号や北海道胆振東部地震など例年になく自然災害が発生し た年でしたが、同年の国内宿泊施設の延べ宿泊者数は速報値で510百万人泊と過去最高を記録した2017年から微増を記 録するなど宿泊マーケットは底堅く推移しました。また、2018年の訪日外国人(以下「インバウンド」といいます。)数は、 政府が観光先進国に向け取り組んでいく強いコミットメントを示す中、推計で3,119万人(対前年比+8.7%)となり、イ ンバウンド数の堅調な増加は継続しています。  ホテルの売買市場については、日本の観光産業、ホテル産業への注目が続く中、引き続き活発な状況にありました。本投 資法人は、一部ホテルの売買マーケットに過熱感が見られる中、ポートフォリオにおける位置付け、中長期の競争力、アッ プサイド及び安定性の見込み等を総合的に勘案した上で本譲渡を行いました。

(16)

 本投資法人が保有するホテルの業績については、上記自然災害の影響が一定程度見られたものの、当期の主要変動賃料 等導入21ホテル(注)のGOP(売上高営業粗利益)は前年を上回りました。特に宿泊部門では、物件収益力と資産価値の向上 を能動的に図るアクティブ・アセットマネジメント戦略を実行し、収益増加を図りました。主要変動賃料等導入21ホテル の売上及びGOP等の経営指標については、「7. 参考情報〈参考資料2〉ホテル運営指標、売上及びGOP」をご参照ください。  本投資法人は、アクティブ・アセットマネジメント戦略を通じた固定賃料及び変動賃料の増加を目指す取組みに加え、 不動産運用費用、一般管理費、借入費用等の各費用項目についても、関係者との協議等を通じ費用削減を図ることにより、 分配金の向上に努めてきました。 (注) 株式会社ホテルマネージメントジャパン(以下「HMJ」といいます。)を賃借人とする神戸メリケンパークオリエンタルホテル、オリエンタルホ テル東京ベイ、なんばオリエンタルホテル、ホテル日航アリビラ、オリエンタルホテル広島(以下「HMJ5ホテル」といいます。)に、HMJの子会社 を賃借人とするオキナワ マリオット リゾート & スパ、アクティブインターシティ広島の主要施設であるシェラトングランドホテル広島、ホ テルセントラーザ博多、ホリデイ・イン大阪難波、ヒルトン成田、インターナショナルガーデンホテル成田、ホテル日航奈良を加えたホテルグ ループを既存HMJグループといいます。主要変動賃料等導入21ホテルは既存HMJグループからホテルセントラーザ博多を除き、イビス東京新 宿、イビス スタイルズ 京都ステーション、イビス スタイルズ 札幌、メルキュールホテル札幌、メルキュールホテル沖縄那覇、メルキュールホテ ル横須賀、ザ・ビー 水道橋、ザ・ビー 池袋、ザ・ビー 八王子及びザ・ビー 博多を加えた21ホテルをいいます。以下本書において同じです。

(3) 資金調達の状況

 本投資法人は、2018年2月に既存借入金の期限前弁済を主たる目的として個人向け投資法人債10,000百万円の起債 を行いました。また、同年3月には既存借入金の借換えのため1,700百万円を、同年4月にも既存借入金の借換え及び一部 期限前弁済のため、8,350百万円を借入れました。一方、同年8月にはR&Bホテル東日本橋、ザ・ビー 赤坂見附及びザ・ビー お茶の水の売却代金の一部により、同年4月に借入れた短期借入金5,000百万円の期限前弁済を行いました。同年9月に 行った4,400百万円の借換えでは株式会社静岡銀行を新たに取引銀行に加え、借入先の更なる多様化を図りました。さら に同年11月にはホテルセントラーザ博多の改装(注1)を主な目的とする合計3,100百万円の分割借入れのうち、初回とな る700百万円の借入れを実行しました。  これらにより、当期末時点における有利子負債残高は136,671百万円、うち長期借入金103,071百万円、投資法人債 33,600百万円となっており、当期末総資産有利子負債比率(注2)は39.0%となりました。  本投資法人は、一連の資金調達を通じて、資金調達コストの低減及び返済期限の長期化を図りました。併せて、将来の金 利上昇リスクを回避するため、固定金利借入及び金利スワップ契約の締結を行いました。これにより、当期末時点におけ る有利子負債総額に対する金利の固定化比率は97%程度となりました。  本投資法人の当期末時点における発行体格付の状況は以下のとおりです。 信用格付業者 格 付 株式会社日本格付研究所 A+ (安定的) 株式会社格付投資情報センター A (安定的) (注1) ホテルセントラーザ博多は、2018年10月1日から2019年3月末(予定)の期間で、閉館を伴う大規模改装(以下「本改装」といいます。)を行っ ています。 (注2) 期末総資産有利子負債比率=期末有利子負債額/期末総資産額×100

(4) 業績の概要

 上記の運用の結果、当期(2018年1月1日から2018年12月31日までの12ヶ月間)の実績として、営業収益は28,253 百万円、営業利益は17,993百万円、経常利益は16,211百万円を計上し、当期純利益は16,210百万円となりました。なお、 物件売却に伴う売却益のうち1,174百万円については、圧縮特別勘定積立金として積立てを行い、内部留保することとし ています。  分配金については、当期未処分利益16,213百万円から上記の圧縮特別勘定積立金積立額1,174百万円を控除し、一時 差異等調整積立金取崩額(分配金充当額)563百万円を加算した15,602百万円を分配することとし、この結果、投資口1口 当たりの分配金は3,890円となりました。  なお、当期における分配金充当額の詳細については、「7. 参考情報〈参考資料3〉1口当たり分配金及び分配金充当額につ いて」をご参照ください。

3. 増資等の状況

 当期までの過去5年間における発行済投資口の総口数及び出資総額の増減の状況は、以下のとおりです。 年 月 日 摘 要 発行済投資口の総口数(口) 出資総額(百万円) 備 考 増 減 残 高 増 減 残 高 2014年 9 月 9 日 公募増資 170,000 2,791,281 10,179 59,024 (注1) 2015年 1 月27日 公募増資 200,000 2,991,281 14,974 73,999 (注2) 2015年 2 月18日 第三者割当増資 9,041 3,000,322 676 74,676 (注3) 2015年 6 月22日 公募増資 140,000 3,140,322 10,500 85,177 (注4) 2015年 7 月23日 第三者割当増資 3,905 3,144,227 292 85,470 (注5) 2016年 1 月20日 公募増資 170,000 3,314,227 13,986 99,456 (注6) 2016年 2 月17日 第三者割当増資 7,680 3,321,907 631 100,088 (注7) 2016年 7 月27日 公募増資 428,260 3,750,167 33,813 133,902 (注8) 2016年 8 月23日 第三者割当増資 11,740 3,761,907 926 134,829 (注9) 2017年 7 月 5 日 公募増資 236,000 3,997,907 17,715 152,544 (注10) 2017年 8 月 2 日 第三者割当増資 12,940 4,010,847 971 153,516 (注11) (注1) 1口当たり発行価格61,912円(発行価額59,880円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注2) 1口当たり発行価格77,415円(発行価額74,874円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注3) 1口当たり発行価額74,874円にて、将来の特定資産の取得資金の一部、その他の借入金の返済資金の一部又は既存物件の競争力維持・向上のため の資本的支出への充当を目的として第三者割当により新投資口を発行しました。 (注4) 1口当たり発行価格77,512円(発行価額75,007円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注5) 1口当たり発行価額75,007円にて、将来の特定資産の取得資金の一部、その他の借入金の返済資金の一部又は既存物件の競争力維持・向上のため の資本的支出への充当を目的として第三者割当により新投資口を発行しました。 (注6) 1口当たり発行価格85,020円(発行価額82,273円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注7) 1口当たり発行価額82,273円にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として第三者割当により新投資口を発行しました。 (注8) 1口当たり発行価格81,536円(発行価額78,956円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注9) 1口当たり発行価額78,956円にて、将来の特定資産の取得資金の一部、その他の借入金の返済資金の一部又は既存物件の競争力維持・向上のため の資本的支出への充当を目的として第三者割当により新投資口を発行しました。 (注10) 1口当たり発行価格77,518円(発行価額75,065円)にて、新規物件の取得資金の調達等を目的として公募により新投資口を発行しました。 (注11) 1口当たり発行価額75,065円にて、将来の特定資産の取得資金の一部、借入金の返済資金の一部又は既存物件の競争力維持・向上のための修繕費 及び資本的支出への充当を目的として第三者割当により新投資口を発行しました。

[投資証券の取引所価格の推移]

 本投資法人の投資証券が上場する東京証券取引所不動産投資信託証券市場における当期最高・最低価格(終値)は以下のと おりです。 期 第15期 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 2014年12月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 最高価格 82,400円 93,800円 103,400円 81,200円 85,000円 最低価格 45,350円 70,600円 70,900円 71,100円 75,000円 期末価格 77,000円 89,500円 78,600円 75,600円 78,400円

資 産 運 用 報 告

参照

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