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な環境要因が植物に 与える影響を研究する ための施設です。

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Academic year: 2021

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生物環境調節実験施設(バイオトロン)

における研究

ー植物のストレス応答メカニズムー

バイオトロンは、様々 な環境要因が植物に 与える影響を研究する ための施設です。

主に、材料提供温室と キャビネット(自然光・

人工光)で構成されて います。

1

2

(2)

材料提供温室では、

様々な実験に使用する 植物を栽培しています。

実験植物:

• マングローブ

• イネ

• ブナ

• アサガオ

• シロイヌナズナ など

From a different angle

現在、

8

種類のマングローブを栽培しています。

Rhizophora stylosa Bruguiera gymnorrhiza

Avicennia marina Kandelia obovata

Pneumatophores Prop roots Knee roots Buttress roots Aerial root

Diaspores

(Propagules)

Experiments seeking growth mechanisms and responses to growth environments…...

ヒルギダマシ 筍根 ヤエヤマヒルギ 支柱根 オヒルギ 膝根 メヒルギ 板根

3

4

(3)

様々なタイプのキャビ ネットでは、温度、湿 度、光量、空気組成 などの環境要因を制 御することができます。

Gas Cabinets HG

シリーズ 性能:

温度:

15

40

湿度:

50-80% RH

照度:

0

59,000 lx

風速:

0-0.4 m/s

ガス曝露:

O

3

CO

2

NO

2

SO

2

P1P(

遺伝子組換え植物用

)

wt slac1 fresh

air +O3

研究の事例:

私たちは現在、モデル植物のシロイヌナズナを用いて 分子遺伝学的研究を行っています。結果、気孔開口の 制御によるオゾン感受性に陰イオンチャネル(SLAC1)

が関与していること1、オゾンによる細胞死に対する耐 性に光呼吸が関与していること2を明らかにしました。

また、フィトシアニンをコードする遺伝子をシロイヌ ナズナに過剰発現させることで、オゾン耐性を高める 研究も行っています。

1Saji S. et al. (2008) Plant Cell Physiol. 49, 2-10. 2Saji S. et al. (2017) Plant Cell Physiol. 58, 914-924.

大気汚染物質であるオゾン に対する植物の反応 5

6

(4)

15 km 45 km

成層圏

対流圏

O

3

O

3

UV

良いオゾン

悪いオゾン

良いオゾン

悪いオゾン

2SCs:温度・湿度調整、補助照明の使用が可能 2SGs:オゾン暴露が可能

材料提供温室内 SCSG キャビネット

水稲品種:コシヒカリ

(代表的なジャポニカ種)

2019-2021年5~9月 そして、インディカ米

オゾン濃度と温度 の日内変動

オゾン 80 ppb

オゾン 60 ppb

オゾン 0 ppb

オゾン 0 ppb SG型キャビネット SC型キャビネット 気候変動および大気汚染がアジアの水稲生産および

健康へ及ぼす複合影響の解明

自然光キャビネットで 水稲を栽培、光合成パラ メータを測定

研究の事例: 7

8

参照

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