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第4学年国語科学習指導案
日 時 平成29年11月8日(水)6校時 児 童 男子 名 女子 名 計 名 授業者
1 単元名 段落どうしの関係をとらえ,説明のしかたについて考えよう 教材名 「アップとルーズで伝える」
2 言語活動とその特徴
本単元では,筆者の説明の工夫を参考にして,記事に合った写真を選んで学級新聞を編集するとい う言語活動を行う。
授業者が用意した学級新聞の記事について,どのような写真を入れたらよいか考えるために, 「ア ップとルーズで伝える」を読んで筆者の説明の工夫を読み取り,筆者の伝えたいことがより文章と対 応した写真を選ぶことができるようにする。この言語活動を行うことによって,写真と文章を照応し ながら要点や細かい点に注意しながら読む力に結びつくと考える。
3 単元について
(1) 児童について
児童は,3年生の「すがたをかえる大豆」の学習で,中心となる語や文を捉え,段落相互の関係
(事例の順序性)を考えながら読むことや,写真と文章を対応させて読むことを学習してきた。4 年生になって学習した「大きな力を出す」 「動いて,考えて,また動く」では,事実と筆者の考え との関係を考えて読んだことを基に,興味を持ったところを引用して考えを交流する活動を行って きた。これらの学習を通して,児童は,筆者の考えが文章のどの部分に書かれているのかを考えた り,説明の工夫について考えたりして読むことができるようになってきている。しかし,筆者の説 明が分かりやすいことには気付いても,その理由について筆者の意図を踏まえて説明することにつ いては,まだ難しい状況である。また,文章に添えられている写真については,どのような意図で 写真等の資料を活用しているかといった視点で読む学習はこれまでに経験していない。
(2) 単元構想及び教材について
本単元では,目的に応じてアップとルーズの特徴を写真と照応しながら読む力と,段落相互の関 係に気を付けながら読み,対比やまとめなど,筆者の説明の工夫の良さに気付く力の育成をねらう。
その力を付けるために,教科書教材「アップとルーズで伝える」を読んで学習した説明の工夫をま とめ,その工夫を生かして学級新聞の記事に内容にあった写真選びをする学習を行っていく。
本教材は,映像や写真を撮る時に用いる「アップ」と「ルーズ」という技法が送り手の目的によ って使い分けられているということが説明されている。アップとルーズが対比して書かれており,
その違いや良さがよくわかる。写真資料の説明は,アナウンサーが実況中継をしているように書か
れており,読者の興味を引く。また, 「長所と短所」 「テレビと新聞」など事柄や事例を比較しなが
ら論を展開することで,筆者の考えを強調している。このような筆者の説明方法の工夫を学び,目
的に合った写真選びができるようにしたい。
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(3) 指導について
単元の導入では,学級新聞の記事を提示し,どんな写真を入れたらよいか問いかけることで,写 真について関心を持たせる。そこで,教材文のアップとルーズの4枚の写真を提示し,写真の説明 文を書かせる。自分の書いた文と本文を分かりやすさという観点で比較することにより,筆者の説 明の上手さに気づかせ,内容を読んでいくと同時に説明の工夫についても考えていくという課題を 引き出す。
教材文を読み取る段階では,キーワードや指示語・接続語,文末表現などに着目し「写真と文章 の対応」 「対比」 「事例の取り上げ方」 「段落どうしの関係」という筆者の説明の工夫について考え させたい。グループでの活動の場を設定し,互いの疑問を共有したり,多様な考えを知って,自分 の考えを広げたりすることができるようにする。
まとめる段階ではグループごとに学級新聞の記事を選んで内容をよく読み,どんな写真がよいか グループで話し合う。また,実際に適切な写真を入れてその写真を選んだ理由を全体で交流する。
4 単元の指導目標
○ 写真と文章を対応させて,説明的文章に興味をもって読もうとする。
[国語への関心・意欲・態度]
○ 学級新聞の記事に応じた写真を選ぶために,段落相互の関係を考えて,筆者の説明の工夫を捉
えることができる。 [読むことイ]
◎ 学級新聞の記事に応じた写真を選ぶために,文章と写真の対応している部分に注意して読み,
「アップ」と「ルーズ」それぞれの特徴を整理することができる。
[読むことエ]
○ 接続語が,文や段落の関係の手がかりになることに気付くことができる。
[伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ(ク) ]
5 単元の評価規準
国語への関心・意欲・態度 読む能力 言語についての知識・理解・技能
・写真と文章を対応させて,
説明的文章に興味をもっ て読もうとしている。
・学級新聞の記事に応じた写真を選 ぶために,段落が対比の関係にな っていることを捉え,筆者の説明 の工夫と関連付けながら読んで いる。 (イ)
・文章の要点や細かい点に注意しな がら,アップとルーズのどちらの 写真を選んで使ったらよいかを 考えて読んでいる。 (エ)
・接続語が文と文との意味のつな
がりに果たす役割を理解して
いる。 (イ(ク))
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7 本時の指導(7/7)
(1) 本時の目標
学級新聞の記事について, 「アップ」と「ルーズ」のどちらの写真が合うかを考えながら,記事 の要点や細かい点に注意して読むことができる。 (読むことエ)
(2) 本時の指導にあたって
視点1 「発問・指示」…「どうしてその写真でなければいけないのか。 」と問いかけて児童の考 えをゆさぶり,選んだ写真がふさわしい理由を探しながら新聞記事を 読ませることで,記事の要点や細かい点に注意して読むようにさせる。
視点2 「振り返り」…学習を通してできるようになったことと,友達と交流して自分の考えが 変容したことについて書かせる。
(3) 本時の展開
時間