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経営学部創設 20 周年記念号の発行に寄せて

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Academic year: 2021

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経営学部創設 20 周年記念号 の発行 に寄せ て

経営学部長 照 屋 行 雄

神奈川大学経営学部 は、学部創設以来、学部 の理念 と使命 を具現化す るた め、バブル経済 崩壊 に伴 う価値観 の多様化 とパ ラダイム転換の過程で、多 くの独創 的な教育改革 を勇気 をもっ て断行す る とともに、 「国際経営」とい う新 しい研 究 ・教育領域 の理論的 ・制度 的体系 の確 立に取 り組 んできま した。情報化や国際化 の進展す る現代 ビジネス社会の多様 な領域の発見 ・ 開発 と、新 しい学問体系の研究 ・教育 を行 うことが学部 の 目的 とな りま した。

経営学部 は、1989年4月 に本学で5番 目の学部 として開設 され、2009年4月 には学部創設 20周年 の記念すべ き節 目の年 を迎 えま した。経営学部 は、学部 の創設理念 を反 映 して、経営 学部 国際経営学科 の名称 の もとに一学部‑学科編成 となっています。教育実践 として21世紀 型 の大学教育 を 目指 して種 々の改革 を断行す る一方で、研究 ・教育のテーマは広 く 「国際経 営」 と呼ばれ る複雑 多様 な領域 の解 明におかれ ることとな りま した。

この20年 間の経営学部 の教育活動 の内容 は実に多彩 であ り、その成果 は大学教育 にお ける 時代 の先端 を切 り開き、多 くの革新 をもた らす貢献 を果 た した と評価す ることがで きます。

そ して、経営学部 の この よ うな教育活動 の質 を保証す る強固な基盤 は、教育スタ ッフによる 旺盛 な研 究活動 であることは言 うまで もあ りませ ん。『国際経 営論集』 は、本 学部 の教育ス タ ッフがその研 究成果 を定期的 に公表す る重要 な機 関誌 となっています。

ところで、私 ども大学人 は、我 が国の高等教育事業 を預 か る立場 か ら、基本 的には学生 の 教育指導 に最 も多 くの時間 と努力 を傾 ける使命 があ ります。学部 の教育方針 を共有 し、担 当 す る授業科 目やゼ ミナール の教育方法 に創意 と工夫 を加 えて、教育 内容 の充実 に不断の努力 を払 うこ とが求 め られ ます。入学す る学生諸君 の学力や 関心の現状 をよく把握 し、実態 に適 合 した指導のあ り方 を模 索 し、実践す る必要があ ります。

他方で、 自己の専門 とす る分野や 関心 をおいてい るテーマの研究 に、真撃 に取 り組む こと が強 く求 め られ ます。 日常が どんなに多忙 であって も、継続 して研究 を積 み重ね、 しか も一 定の成果 を著書 ・論文等 によって公表す る責務 がある とい えます。確 かに教育 と研 究は時間 配分 の面では、多 くの場合対立す るものです。学生の教育 に熱心 に取 り組 む ほ ど、それ に反 比例 して研 究時間が少 な くなることは間違 いあ りませ ん。

しか しなが ら、授業やゼ ミ等での教育指導 に多 くの時間を割 かなけれ ばな らない近年 の学 生の実状や、教学 ・入試等 の大学業務 が益 々多忙 となってい る大学の現状 を肯定す る として も、それ らが個 々人 の研 究成果 の貧弱 な結果 を正 当化す るこ とはできない とい うことです。

未来 を切 り開 く学生諸君 の知性や個性 を育成す る教育事業 に従事す る者 に、怠慢 があっては いけない と改 めて覚悟 を固める必要があ ります。

経営学部 では、本39号 を経営学部創設20周年記念号 として特別 に企画 し、発行す ることと

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しま した。学部創設20周年 を期 に、改めて本誌発行 の意義 と成果 を確認す るとともに、経営 学部 にお ける教育サー ビスの質 を保証す る本誌 の一層 の充実 をはか ることを企図 した もので す。経営学部に所属す る専任教員 と非常勤講師の先生方が、 日頃の貴重な研究成果 を学界や 社会 に対 して公表す る重要な媒体 となっています。

教育研究機 関 として、その研究発表の機 関誌 を育て るとい うことは大 きな責務 だ と考 えま す。質の高い研究論文 を数多 く掲載 して本誌 の斯界での評価 を一段 と高めることに、それぞ れの研究者 が貢献 して頂 くことを切 に願 っています。本記念号に貴重 な論稿 を寄せ て頂いた 執筆者各位 、並びに企画 ・編集 の労を惜 しまれなかった編集者各位 のご協力 とご尽力に対 し、

学部長 として深甚なる謝意 を表 します。

神奈川大学経営学部は、学部創設20年 の教育 ・研究活動 とその成果 を蒸留 し、我が社会の 未来 を担 う若い学生諸君の知性 と個性 の形成支援 のため、また、世界の平和 と人々の幸福 、 さらには学問や科学の発展 に貢献す るべ く、次の20年 に向けて間違いのない確 かな歩み を続 ける決意であ ります。読者諸賢の本記念号 に対す る率直なご批判 を賜 るとともに、今後 とも 本学部の教育 ・研究事業に対 し、格別 の ご理解 とご支援 をお願 い 申 し上げます。

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