平成25年度第2回 飾区男女平等推進審議会 議事録
日 時:平成26年2月13日(木)午後2時∼午後4時
会 場:飾区男女平等推進センター 3階洋室A
出席者:浅野委員、天野委員、戒能委員、斉藤委員、坂本委員、佐々木委員、しま委員、
杉江委員、寺原委員、長谷委員、野田委員、山邊委員、柚木委員(五十音順)
13名出席
事務局:内山総務部長、杉立人権推進課長、ほか男女平等推進係職員2名
傍聴者:なし
<資料>
・ 資料1−1 平成25年度飾区男女平等推進センター事業実施状況
・ 資料1−2 「飾区女性に対する暴力をなくすためのシンボルマーク」について
・ 資料2 平成26年度男女平等推進センター事業計画(案)
1 開 会
2 委員委嘱
委員交代による委員委嘱
3 議 事(傍聴の希望なし)
(1) 平成25年度男女平等推進センター事業の実施状況について
資料1−1、1−2に基づき事務局が説明後、委員と質疑応答
( 会 長 )25年度の事業実施状況をこれから開催されるものも含めてご説明いただいた。
ぜひ皆さんから忌憚のないご意見を頂き、次年度の事業に反映していただけれ
ばと思う。3番「男性の家庭生活参画促進に関する普及・啓発」の事業は終了
しているが、応募者数は何組か。
(事 務 局)応募者は34組です。実際作って先生が見て回るには10組ぐらいが限度で抽選
をさせていただいた。
( 会 長 )わかりました。ではご質問、ご意見をどうぞ。
(L 委 員)1ページ目の6「輝け!キレイママ&パパ力UP↑講座−産後うつ予防と骨盤体
操」について「キレイママ」という講座名はどうかと思うが、内容はいいと思
う。父親が保育士から産後の母親の体の変化についての講義を受けるところが
私は特に素晴らしいと思った。一緒に子育てといっても、夫は朝早く出て、夜
遅く帰る方もいらっしゃいますので、妻の状況について、夫が一緒に居てもわ
からないということがあると思うので、ここで産後うつ予防とパパ力UPを一
ということが、やはりすごい。母親の方にニーズがあるのではないかと思う。
それに加えて父親も連れてくることができるのはとてもいいことだな思うし、
今後も続けていただきたいと思う。また、「DV防止に関する冊子・パンフレッ
トの作成・配布」ですが、私は飾区内の施設で働いているが、図書館や地区
センターでは見たことがあるが、他の所であまり見ない。私の勤務先にも女性
がたくさんいるが貼られていない。これから作成されるトイレに貼るシールを
どうしたら施設に貼ることができるのか。私は勤務先の施設長に言って、貼っ
ていただきたいと個人的に思っている。
(事 務 局)講座の件については昨年度も大変好評だったが、同時に開催したほうが、今L
委員がおっしゃったような効果があるのではないかと考えて今年度から同時に
開催した。応募組数も定員を超え、非常に人気のある講座であるので、今後も
引き続き開催させていただく。また、DV相談シールを施設のトイレに貼るの
は何年かぶりで、前回どんな基準でシールを貼ったのかはわからない。今回は
基本的に区内公共施設の女性トイレにはすべて貼ることを予定している。病院
へは医師会などに協力をお願いして貼るつもりである。それ以外の民間の施設
であっても、もしご協力いただけるということであれば、可能な限り配布した
いと思っている。
(L 委 員)ぜひ、勤務先施設にも貼らせてもらいたい。
( 会 長 )区の公共施設はすべて貼るということですね。カードも作成するので、カード
もトイレの個室に置いておくと見ていただけるので、ぜひお願いしたい。他に
もこういうところに置いたらどうかというアイディアはあればどうぞ。他には、
いろいろな自治体が美容室やスーパーなどにおいて工夫しているようだ。
(P 委 員)高校の女子トイレはいいかもしれない。トイレのドアの裏は一番目に入る場所。
高校への出前講座の効果もあったようだし、いかがか。
(事 務 局)少なくとも出前講座をした高校には間違いなくお願いできる。他の高校にはシ
ールを持っていきながら、来年度に講座をさせてもらえないかと頼むこともで
きると思う。
( 会 長 )ありがとうございます。「パパママ講座」の「キレイママ」というタイトルはご
検討いただくとして、「性と生殖に関する健康と権利」に関する講座は、夫が協
力してくれない等、メンタルがいちばん不安定になることもあるので、そうい
う中身を今後検討していただけるとよりニーズがあると思うのでよろしくお願
いする。
(事 務 局)わかりました。
(J 委 員)DVの相談窓口をいろんなところでお知らせするのはとても大切なことだと思
うが、自分がDVだと自覚できてなく、ただずっと理不尽な立場で我慢に我慢
を重ねてきて、もう限界だけどどうしたらいいかという深刻な相談に来られる
方が少なくない。問題を整理していく中で、それはDVであり、離婚原因にも
ではあるがまだDVであるというところまで行き着いていないような人がいる
と思う。私は男女センターでの相談枠にそういう相談者がうまく流れてこれる
ような流れを作っていただきたいととても感じる。相談窓口はここ以外にもあ
るが、いろんな窓口で聞いてもらえなかったり、解決策を考えてもらえなかっ
たりして、大変な苦労をしたという話を聞く。広報紙に、男女平等推進センタ
ーの法律相談が、区役所の一般相談と同じように列挙してあるのがもったいな
く思う。女性が相談する場合はこちらに来た方がいいと思えるような情報提供
の仕方を工夫してもらいたいと思う。
( 会 長 )相談する方というのは、話のやり取りの中で気が付いていくということが多い
と思う。しかも離婚の手続きを含めて法的な支援が必要な方は結構多いと思う
ので、その時にDVの問題に対してきちんとした対応なしにはかなり不利にな
ってしまうこともある。ここは、広報するときに女性相談と名乗っているか?
(事 務 局) 法律相談については、うちは「女性のための法律相談」と謳っているが、広報
課で行っている法律相談は「法律相談」と謳っている。DVを受けている女性
が両方を同時に見る場合は、「女性のための法律相談」に相談した方がいいとわ
かると思うが、区の広報課の区民相談の方だけを見た時にはDVのことについ
ても詳しく相談できるのかなと思うところはあるかもしれない。そこで話の中
身によってうまく振り分けられる時と、振り分けられないときがあると思うん
です。法律相談の時に、DVという言葉が出たりすれば、だったら男女平等推
進センターの法律相談のほうがいいと案内してくれていると思うが、ただ法律
相談を受けたいという場合は、そのまま広報課の法律相談へつないだりするこ
とはあるかもしれない。
( 会 長 )つないだとしても、その認識をその相談に応じたくれた弁護士が持っていただ
く。行政の方には、そういう留意をしてほしいと広報課にお伝え頂きたい。 (K 委 員)資料1−1のワークライフバランス講座の19番、20番、22番で満足度100%と
大変すばらしい数字が出ているが、応募人数を見ると、20番は介護に関する講
座ということで参加者にかなり好評だった反面、19番、20番、22番は、定員
に対してかなり応募者数が少ないというところが気になった。「働くパパの時間
術」や、企業を対象としたワークライフバランスの啓蒙の講座だから、参加す
るにあたって時間等のハードルが高いのかなと思う。今、従業員の方の意識は
かなり上がっている印象は受けるが、やはり中小企業の事業主の方はまだまだ
ワークライフバランスの意識が低いということを、私も仕事をしていて感じて
いるので、そういう方も受けやすい講座となるように工夫をしていただけると
いい。伺いたいのは、21番「ワークライフバランス支援アドバイザー派遣事業」
で、私たち社労士の団体もお手伝いをしているが、私は直接関わっていないの
でよくわからず伺いたい。24年度に終了した助成金の後継事業で支援を行うと
いうことだが、何か費用的な支援を行うのか。そのあたりの内容を教えていた
(事 務 局)アドバイザー派遣事業から説明させていただく。実際に就業規則等が改正され
ていない中小企業が飾区に多くあると思うので、私たちの考えとしては、社
労士報酬10万円を区で負担させていただくので、実際利用される企業の方は無
料で利用できる事業。お金を払って就業規則を改正するのは腰が重いかもしれ
ないけれども、区が負担するなら改正していただけるのではないかと私たちは
目論んでいた。社労士会にご協力いただいて、「ワークライフバランスというの
はこういう制度で、取り組むと人材の確保や、社員のモラルアップに非常に意
義がある。ついては、それに併せて計画を作ったり、就業規則を改正しましょ
う。それ について社労士がお手 伝いします。」と いう形で入っていただ き、10
万円で行っていただいて、その 10 万円は区が負担するという制度で始め、10
件くらいを目論んでいたが、残念ながら 2 件しか応募がなかった。区内中小企
業へは東京商工会議所飾支部や飾法人会なども通して広報し、おそらく少
なくとも、制度を知らなかったということはほとんどないと思うが、信用組合
から区の支援を聞いて申し込んでくださった 1 社もあるので、そのあたりの工
夫の仕方はあるかもしれないとも思う。十分に成果が上がっていないので、ぜ
ひK委員を中心に、社労士会の方にも掘り起こしにご協力いただきたい。ワー
クライフバランス講座については非常に苦戦しているのが現状で、今考えてい
るのが、22番の企業向けセミナーは、出前講座を考えている。例えば、介護の
事業者は非常に女性の方が多いので、介護保険事業者の方が集まる会議などに
お伺いできないかと思っている。そして一般区民の方への「働くパパの時間術」
のような講座は、絵本づくりや料理講座への参加率が非常に高いので、先ほど
ヨガの講座と固い女性学講座を組み合わせたという話をしたが、料理教室とワ
ークライフバランスの講座を組み合わせることは出来ないかと検討をしている。
(K 委 員)ありがとうございます。続いて出前講座は素晴らしいと思う。中小企業は育児
休業と産休を取られる方がでないと、動かないので、件数としては少ないと思
うのですが、今後もこうした事業を引き続き続けて頂ければ少しずつ芽がでて
くるのではないかと思うので宜しくお願いしたい。
( 会 長 )商工会議所のI委員、いかがですか?
(I 委 員)ワークライフバランスについては商工会議所の中でも一度講演会をやらせて頂き
ました。役員会の中でワークライフバランス資料を配り続けていこうと考えて
います。いい資料があれば、役員会の中や企業向けのメールの中に入れて企業
に向けて訴えていこうと思っている。
(C 委 員)K 委員にご指摘頂いたように、ワークライフバランス講座の参加が少ないとい
うのは一目瞭然なので、何か工夫ないかなと思いながら話を聞いていたのです
が。まずひとつは日程の設定で、例えば絵本の講座は2月11日で休日ですね。
19番(働くパパの時間術)とか22番(企業向けセミナー)、これは平日ですか?
(事 務 局)19番は休日の昼で、22番は平日の昼です。時間のとり方の考え方だが、休日、
日がいいだろうと休日でやらせて頂いている。企業向けセミナーはどちらがい
いのだろうと商工会議所さんにもご相談させて頂いた上で、ここに参加して頂
く方は、個人として来るのではなくて、企業の人事や労務等、担当者の仕事の
一環として参加するのだから、やはり平日の方がいいだろうと。昨年は平日夜
にやってみてあまり集まらなかったので、今年は平日の昼間にやってみた。そ
れで、どちらもうまくいかなかったから、次は出前講座かなと考えている。
(C 委 員)ありがとうございます。日時とターゲットですね。「ワークライフバランスと働
き方を考える」というテーマは、本当に一緒に考えてもらいたい内容なので、
どうしたら参加してもらえるかと皆で知恵を絞って考えなければならないと思
う。それで、特にワークライフバランスは、飾の中小企業が今どういった状
況なのかあまり承知しないで話をしているが、成功しているところを紹介する
というのも一つだが、世間的にはブラック企業とか、働き方に関して、色々と
非常なことが起こっているので、逆にモデル事業のように聞かされると、中小
企業の方は「うちはそんなの全然無理です」という話になってしまう。ではど
うしたらいいのかという話だが、例えば、トップのレベルの人に話を聞いても
らう戦略と、下の方にいる人たちにも、一体どんな事があって、どうすればも
っといいかと、意見の掘り起こしのような話せる雰囲気の場所で意見をすくい
上げていくということも考えられると思う。全体的なことに関しては、参加者
数や応募者数が書いてあるが、例えば性別が限定されている講座はおのずと男
女比がわかってくるが、参加者の限定がない講座の男女比がもしわかってくれ
ば、非常に興味深く、こういうテーマだと女性が多いとか男性が多いとか考え
る目安になるので、集計の時にそのようなデータがとれればいいと思う。
(事 務 局)ワークライフバランスの人数集めについては苦戦しているが、参加者は非常に
意欲が高い方が多く、終わった後も残って先生に質問して下さる方々ばかりで、
「あぁ、すごいな」と思っている。今年は相手が受けてくださるかどうかは別
だが、出前講座で取り組んでみたいと思っている。
また、受講者の男女比を取る事は可能なので、検討課題にさせて頂きたいと思っ
ている。
(H 委 員)私は社労士ではないが、仕事柄色々な企業の人事部、総務部の方と会う機会が
多いため非常に気になるところ。まず飾区に限らず全国的な傾向として、従
業員数1000人以下の企業においては、まだまだワークライフアンバランスであ
るというのが実態。ある程度そうでないとまず経営が成り立たないという現実
もある。出前講座もいいが、出前講座を相手が受け入れてくれるかどうか、受
け先の問題がある。今おっしゃったように、一方的に話をして、良い話を聞い
て帰ってくるという形式では、多分ワークライフバランスの実現に取り組んで
いる会社でないと受けていただけないと思う。なので、これは研修形式で、上
の方の方にはそれでいいが、一定の若い方はミーティング形式で、どうすれば
って、一緒に解決が出来るようなスタイルにすると、また受け取り方が違って
くるのかなと。質問なのですが、ワークライフバランス支援アドバイザー派遣
事業は10万円を区が負担するので就業規則を変えましょうということだが、こ
こで変える就業規則はワークライフバランスに関する項目だけを変えるのか?
(事 務 局)ワークライフバランスに関する項目が必須だが、他の部分も変えることはでき
る。
(H 委 員)そこは必須だが、就業規則のどこが関心になっているかというと、まずは、ど
う経営に示したらいいかというメンタルヘルス対策。それからSNS対策。就
業時間中にツィッターをしているがどうしたらいいか、そこで会社としてはど
うしたらいいか。「就業規則のなかでこうしたいろいろな問題があり、変えてい
かないと社長を守ることが出来なくなりますよ。そこで就業規則を変えましょ
う。」ということにしていかないと、多分いきなり「ワークライフバランスのた
めに変えましょう」では、いくらお金をもらってもそこだけでは関心が薄いの
かなと私は二点目に感じた。三点目に 4番の再就職講座について。私はこのよ
うな講義をする方だが、最近はこういう講座で、もう一度働きたいという思い
を押しだしてあげるだけではなく、企業から採用したい、一緒に働いてもらい
たいと思える女性になっていただくには、どうしたらといいかというところも
意識を啓発していかないと、多分これからはこういう講座に人数は集まっても、
その後本当に幸せな働き方ができてるのかというところで大きなクエスチョン
マークがついてしまうように思う。実際に、ある生保の営業で誰も話しかけて
くれないから辞めたい53歳女性が1週間で辞表を出す例や、ランチを一人で食
べるのがつらいと言って38歳女性が3週間で辞めていく例など、そういう状況
がたくさん出るような状況がある。働きたいよね、それならどう応募したらよ
いか?だけだと多分限界がくる。なので、働くということはそもそもどういう
ことか、お金をもらうということはそもそもどういうことか、そこからきちん
と講座に盛り込んでお話をしていただけるといいし、区内事業者・経営者の方
に歓迎してもらえるのではないかと思っている。
( 会 長 )企業にとっても非常に戦力になる女性が埋もれている訳だから、こういう公的
な男女センターでそこまで目配りしながら講座をしていくのがとても大事だと
思う。
(B 委 員)20 番「親が元気なうちに学んでおきたい介護の知恵」の課題に「男性の参加が
少ない。介護は女性に任せるという意識も依然としてある」とあるが、実は私
が知っている介護をしている家族で、男性が介護をしているという人がかなり
の数に上っている。子供が息子しかいなくて、長男の方が親をみるというケー
スがある。女性と違って男性の方は自分が介護をしていることを世間に発信す
ることもできず、家庭の中で一人で抱え込んでしまっているケースがかなり多
い。そういう方たちはこういう講座があっても、知っていても参加しないし、
いというのは女性に任せているからとは言えないと思う。男性が気持ちの中に
抱え込んでしまう苦悩は女性とは変わらないと思う。こういう講座を開くとき
に、女性は比較的いろいろなところに関わっている人も多く、友達などと愚痴
を 言 い 合 っ た り す る こ と も 多 い の で 、「 だ っ た ら こ う い う 講 座 に 行 っ て み た
ら?」と言える場も多いが、一人で介護をしている男性の方はそういう機会は
ほとんどないから、そういう人たちに目を向けていくような体制も必要なので
はないかと思った。
( 会 長 )大変大切な話題を提供していただいた。無意識のうちに固定観念にとらわれて
いるが、これからますます多くなっていくと思う。仲間同士が集まってそこで
気持ちを出したり、情報交換をしたりなどという発想が今までは男性にはなか
ったと思う。そういう場を作ったとしてもどうすれば出てきていただけるのか
とか、結構難しい。でも少しずつ変えていくことはできるかなと思う。
(事 務 局)県知事や市長でも親や妻の介護で辞めていく方がいる。市長は他にもいるけど、
介護できるのは自分しかいないという形で辞めていくという事例も出ているの
で、やはり徐々に変わっているというのは確かに感じられるところだと思う。
( 会 長 )介護の悩みは抱え込むと高齢者虐待につながりかねない部分もあるので、ぜひ
その辺も、どういう企画がいいか、どうやって出てきていただくかなど、検討
していただければと思う。
(G 委 員)1ページ目の5番「女性のためのしごと相談」の成果と課題によると、「キャリ
アプランやキャリア形成という視点でパートタイムを考えるといった内容が無
かった。」と記載がある。対象がパートタイムなので、一般的に考えると、パー
トタイム労働者がパートタイムという仕事を基礎としてキャリアプランやキャ
リア形成を考えるということがどういうことなのかと、モデルプランがおあり
かどうかということをお聞きしたいのが1点と、「パートタイマーに特化してい
るため女性参加者が 84%だった。」という成果と課題から、つまり女性対象と
あるので現状では当然のことなのかもしれないが、社会の仕組みとしてみたと
きに、パートタイマーはやっぱり女性だということが、私は疑問に思う部分が
ある。女性が働く場合に一旦何らかの理由で正規雇用を辞め、再就職するとき
にはパートタイムといった非正規雇用にならざるを得ないという社会的な現実
があるので、それはそれで現時点では仕方がないとは思う。今回は女性を対象
とした再就職・起業ということで、パートタイム対象となっているけれども、
パートタイムに限定しなくても女性は「非正規」という形で苦労しながら働く
状況はあるので、非正規採用というように範囲を広く設定していただけないか
と思った。
(事 務 局)4 番と 5 番の講座は東京しごと財団あるいは東京都労働相談情報センター亀戸
事務所と共催で実質的には先方に企画いただいた。5 番は労働相談情報センタ
ーが企画の社会保険・労働保険・税金の相談会だから、今ご意見いただいたよ
企画できるので、今お聞きしたご意見を踏まえたうえで企画する。
( 会 長 )2つ問題提起なさって、1つはパートタイム。これは東京都の男女平等参画の行
動計画に書いてあるが、多様な働き方という位置づけをして、それをキャリア
に結びつける、と東京都の考え方に出ているのだが、そういうモデルがあるの
か。具体的にイメージできないですね。また、非正規の中で確かに女性はパー
トが圧倒的に多いが、派遣も女性が多いですね。亀戸事務所のお考えというこ
とはわかったが、もう少し幅広くニーズがあるだろうし、次年度はそういうこ
とも意識してぜひご検討下さい。
(O 委 員)13番と14番、男女平等教育を進めるための教員研修は大変ありがたいと思う。
満足度が92.8%で受講率は76人に対して76人だから、各校1人ずつ出て下さ
っているのでしょうか。大変意識の高い満足度だと思う。さらに成果を見ると、
それぞれグループごとに話し合いをさせて発表させたと思うが、教員は話すの
が得意でそうした特性を生かして研修をしてくださったということでありがた
い。各学校には人権尊重担当教員がいるが、人権感覚を磨くためにも大変重要。
また、保育士の研修ですが、男性の保育士が徐々に増えてきた。私は8月から
保育園に関係している。保育所はやはり女性の場だが、今行っているところは
栄養士、保育士、パートの方に男性が数人いるが、大変しっかりと経営方針に
則ってしていただいていると思う。このような研修会もしっかりしてくださる
ことは大変ありがたいと思う。今後ともよろしくお願いしたい
(2) 平成26年度男女平等推進センター事業計画(案)について
資料2に基づき事務局が説明後、委員と質疑応答
(E 委 員)高校生を対象としたDVの啓発ですが、高校の時から、区役所が出前講座をする
ことによって、区や男女センターを高校のころから身近に感じられるというの
はとてもいいことだと思う。私が高校生だったときには役所に行こうとは思わ
なかったので、DVにとらわれず、今後、パパの子育てなどの講座を高校生の
時から少しずつ行っていけ意識が広がると思うので、このように学生の方に講
座をしていただけるとありがたいと思った。
(事 務 局)今高校のお話をいただいたが、例えば産業フェアのクイズでお子さんにもたく
さん参加していただいたという話をしたが、区内の一部の小中学校で社会科見
学の一環として産業フェアも入っており、男女センターのブースにも来ていた
だいて、ワークライフバランスの話をした。あとは中学生の職業体験として実
際に区役所にも来てもらい、実際に事業に参加してもらっている。昨年は男女
センターでも中学生に啓発パネルを作ってもらった。少なくとも自分が学生の
頃に比べればはるかに役所と接する機会は増えていると思う。
( 会 長 )DVを取っ掛かりとして子育てのことや、他にもあるかもしれません。それか
一つだと思う。これは盛岡市の例だが、大学生を巻き込む例がある。大学生が
例えばロールプレイをするときに、自分たちと年の近い人がするとすごく身近
に感じ、質問もしやすいというのもあるので、出前講座の枠を少しずつ広げて
いくことも可能かと思う。
(B 委 員)資料1の43番「男女平等に関する資料の収集・提供」で「新刊本をタイムリー
に購入」というお話があったが、実は今年の 1 月にちくま新書のほうから「つ
ながる図書館」という本が出版され、飾区中央図書館が取り上げられている。
中央図書館が全国では珍しく元旦から開館していて、区内の利用者が 6割程度
で区外からの利用者が 4 割。中央図書館と比べるのは無理があるが、男女セン
ターの図書資料室に来れば関連図書が見られて、悩みを抱えていればそのまま
相談できるようなことを宣伝し広まっていけばよいと思う。図書の管理は司書
でないとできないわけではなく、司書が一人いれば普通の方でもできるので、
例えばボランティアの方に来ていただいて、そこに常駐する人がいて、こちら
の施設に上手につなげていけるような体制をとるということにして、図書室を
利用して、男女平等推進センターの相談室につなげていくような形がとれるよ
うになったら、もっと利用価値が上がってくると思う。
(事 務 局)まず図書資料室という名前からわかるように、法律上の図書館ではない。ただ
現実として区内図書館はすべてつながっていて、ここに来ていただければ、中
央図書館やその他区内図書館にある図書を取り寄せることができる。23区の図
書館から取り寄せることもできる。そういう意味では図書館とほとんど同じ機
能である。但し司書はいないが、中央図書館の方にいろいろアドバイスを頂い
たりご協力いただいている。蔵書は基本的に女性関係の本が密度濃く入ってお
り、そういう意味ではお役にたてると思う。相談は、毎日の悩みごと相談、月
曜日のDV相談、火曜日の法律相談で受けている。図書資料室でそういった本
を読み、悩みがあれば、うちの方にご相談いただければ比較的すぐにご相談い
ただける。男女平等推進センター図書資料室についてPRしようという意見は
あり、先ほど申し上げた「こんにちは人権」の中で図書資料室のPRをしよう
という意見はあったが、今年は防災関係の掲載を重点的に行おうと、掲載しな
かった。そういう意見は職員からでているので、来年は男女平等推進センター
図書資料室のアピールをさせていただく。
(P 委 員)中央図書館にはよく行くが、女性問題のコーナーを特別に作ってもらうとここと
二重になるので、中央図書館に依頼して、女性問題の本がどこにあるかとお願
いされたら、ここをPRしてもらうような横のつながりをお持ちになったらい
かがかと思った。
(事 務 局)図書館の問題は、今でも連携はしているが、こういうご意見を踏まえてかなり
小さくてもある程度図書館としての一つの役割を果たせるよう、徐々にレベル
アップしているので、引き続き進めていきたい。
考慮されているか、新刊のお知らせなど、いろいろ工夫する所はあると思う。
司書もいない中で苦労があると思うが、DVは自分で気が付かない方がいろん
な本を読んで気が付くこともあるので。
(事 務 局)職員から出ているアイディアだと、DV週間に 1 階でDVのパネル展をすると
きに、DV関連図書コーナーを作ったらどうかといったアイディアも出ている。
それを実現していくと、利便性はあると思う。
( 会 長 )相談窓口があります、というような張り紙が割と近くにあったりすると相談に
来やすいかもしれない。
(J 委 員)資料1−1の、11番の子どもの貧困講座や、16番のいじめ防止プログラムなど、
必ずしも男女・性別にとらわれずその裾野にある人権の視点の講座をここで開
催していただくことはすごくいいことだと思う。男性が育児や家事に参画する
ことを促進していこうと、父親に関わるいろいろな講座が人気だという話は伺
ったが、私はここ数年それに危ういものを感じている。共働き家庭が増え、育
児や家事をする父親は増えていて、必ずしも固定的性別役割分業から見ると問
題のない父親である。では夫婦の間、家族で、人として相手を尊重するような
感覚をもっているかというと、必ずしもそうではない場合がある。「イクメン」
という言葉が一人歩きするときに、実は本当はその人は相手を本当に人として
尊重できる感覚を持っているんだろうかということがとても怖いと感じる時が
あるので、言葉だけを躍らせずに、もっと素朴なところで、見る人にも自分と
同じくらい尊重するんだということを底辺に持ってこその話だ、というところ
を大事にする講座を今年もやっていただけたらと思う。
( 会 長 )子どもの貧困の問題は日本社会のとても大きな問題で、援助を必要とする子ど
もや家庭が増えたということが今朝の朝刊にもでていた。いじめも同じ。ぜひ
このような講座で継続的に、持続的に続けていっていただきたい。26年度はメ
ディアの講座をするようだが、SNSなど通信手段が大きく変わり、その変化
に伴っていろんなトラブルも起き、特に若い人にとっては人間関係の在り様も
変わってきていて、どういう企画の内容にするかというのがポイントだと思う。
講師がまだそんなに多くはないが、DVの講座でもそれをやらないといけない。
特にデートDVでは面と向かってというよりも、そこで知り合い、全然会った
こともないのに毎日のようにやりとりをしてもう顔見知りだというような認識
になる模様。そのような現代の問題は、親も心配していると思うし、そういう
問題をくみ取ったような講座がメディアの所では必要かと思う。
(D 委 員)DVの話や介護の話もあったが、私たち民生委員はいろいろな研修会を開いて
いるが、難しい状況が多くある。ウィメンズパルは、主に女性の相談をする場
所か。男性は相談できないのか。
(事 務 局)悩みごと相談とDV相談と法律相談の 3 つの相談がある。DVは厳密にいうと
夫が被害者というのもありうるが、今のところは原則として女性被害者を対象
はオールマイティだが、うちは基本的に女性の離婚やDV相談が主。
(D 委 員)つまり男性が相談に来られても、受付は出来ないと言うことですね。
(事 務 局)現実に法律相談は予約がいっぱいなものですから、男性は区民相談室の方で受
けてもらっている。ただ内容によっては、例えばDVがあって、うちが受けた
ほうがいいということであれば、法律で決まっていることでもないので今後も
ずっと受けないという話ではない。悩みごと相談は、昔は女性の相談しか受け
ていなかったが、現在は水曜の夜間は男性の相談も受け付けているというやり
方にしている。例えば男性の悩みごと相談で相談を受けていただき、その相談
の中でもし相談員がDV相談か法律相談につないだ方がいいという判断があれ
ばしかるべき機関につないでいるので、100%受けない訳ではないが基本的には
女性を対象としている。
(D 委 員)私たちは老若男女、地域の方々より相談されることがある。その場合、こうい
うところに相談に行った方がいいと紹介をするが、どの様な方々の相談を受け
ていただけるのかを伺いたかった。
(事 務 局)連絡いただければ、男女平等推進センターで受けるか区民相談室につなぐなど
の対応をする。
( 会 長 )民生委員児童委員の方は、この問題は大変かかわりのある問題だと思うので、
ぜひ協議会の方でもお話しいただければと思う。
他にご意見がなければ、本日の審議会はこれで終了させていただく。