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放射線治療感受性とHIF1及びNotch pathwayの関連性の検討 学位論文審査の概要(平成25年度修了:平成19年度以降入学者) | 北海道大学 医学部医学科|大学院医学院|大学院医理工学院|大学院医学研究院

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Academic year: 2018

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(様式 17)

学 位 論 文 審 査 の 概 要

博士の専攻分野の名称 博士(医 学) 氏 名 池澤 靖元

主査 教授 松野 吉宏

審査担当者 副査 教授 白土 博樹

副査 教授 秋田 弘俊

副査 教授 佐邊 壽孝

学 位 論 文 題 名

放射線治療感受性とHIF-1 及び Notch pathway の関連性の検討

(The analysis of the association of the radiosensitivity and HIF-1 and Notch pathway)

審査会では申請者より放射線照射後に Notchが誘導される機序及び放射線照射におけ

るHIF及びNotch pathwayの関連性についての研究内容が発表された。Notch発現を有す

るNSCLC細胞株を用い、低酸素環境下における放射線照射に伴うNotch及びHIF pathway

の動態及び HIF-1αを抑制した場合の照射後のNotch pathway に与える影響について検討

した。Notch3とHIF-1αとの結合に関し免疫沈降法で検討した。放射線とGSIおよびHIF

inhibitor (YC-1)併用による抗腫瘍効果の検討をin vitro/vivoにて検討した。

その結果、照射後 24 時間時点で Notch 3 及び標的遺伝子の HEY1 の発現の増強を認め、

HIF-1αを抑制すると未照射群と比し照射群においてより強く Notch3 および HEY1 が抑制さ

れた。Notch3と HIF-1αの結合は認めることが出来なかった。in vitroの検討において、

低酸素環境下で放射線とYC-1の同時併用により放射線感受性の増強を認めた。in vivoの

検討において YC-1と GSI 2 剤併用は腫瘍増殖を有意に抑制した。その際の腫瘍組織におい

て、照射によるNotch3及び HIF-1αの発現増強の抑制が認められた。

審査にあたり、主査及び副査より本研究に関する基礎生物学的および臨床医学的な質

問があり、申請者はこれらの質問におおむね適切に回答した。今回の審査会におけるこの

論文の評価としては全体的に興味深い結果が得られており、今後臨床的な応用を考えるう

えでの更なる検討をしていくことが重要であるとの評価を頂いた。

審査員一同、これらの成果を高く評価し、大学院課程における研鑽や取得単位なども

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1991 年 10 月  桃山学院大学経営学部専任講師 1997 年  4 月  桃山学院大学経営学部助教授 2003 年  4 月  桃山学院大学経営学部教授(〜現在) 2008 年  4

本人が作成してください。なお、記載内容は指定の枠内に必ず収めてください。ま

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