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2. 教材紹介 本教材は 消費者教育を目的とした使用に限ります 営利を目的とした使用は一切禁止します の利用については 現在提供している画面の改変はしないでください ただし 授業で本教材を利用される場合など 授業の進行や内容に応じて画面ごとに削除したり 追加することは可能です なお 画面の改編や追加

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ス テ | ジ 生徒の学習のために Web 版消費者教育読本 ワークシート 1 ク レ ジ ッ ト カ | ド を 作 っ て み よ う ● Web に登場する主人公と一緒に大学生になってクレジッ トカードを作る経緯を疑似体験します。 ●契約の基本や、多様化する販売方法と支払方法を学習し ます。ここではクレジットカードについての仕組みを学 んだり、会員規約を参考にしながらクイズに答えていき ます。 2 ク レ ジ ッ ト カ | ド で 買 い 物 し て み よ う ●クレジットカードで商品を買う場面では、支払方法や注意 点を学びます。 ●クレジットカードによる支払方法の種類や、分割払いと リボ払い手数料の計算と比較、ネットショッピングをす る際の注意点を学習します。 ●漫画で紹介されたクレジットカードのトラブル事例を通じ て、会員規約を読むことの大切さを学びます。 ●会員規約をヒントにしながら、トラブル事例の答えとそ の理由を考えます。  3 ク レ ジ ッ ト カ | ●無計画な利用は多重債務につながることや、信用情報機関 の役割について学びます。 ●リボ払いの利息を利息計算用プログラムで計算します。 自動的に作成されるグラフで、金利や月々の支払額の違 いによって、いかに利息が変わるかを視覚的に確認しま す。

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教材紹介

1.Web 版消費者教育読本の使い方

 本教材は授業で活用されることを想定して作成されています。インターネット配信による Web 版消費者 教育読本、ワークシート、指導者用資料(パワーポイント)の 3 種類をセットにして、1 つの単元を学習す る仕組みとなっています。 【「利息計算用プログラム」に以下の条件を入力し、利息と支払総額を記入しよう】 条件:月々支払額 金利(実質年率) 元金分 利息分 返済総額 【クレジットカードの支払方法】 種 類 支払方法 手数料 一括払い 1回払い、ボーナス1回払いなど かからない 分割払い 購入の都度(3/6/10/12/24/36回払いなど支払回数)を決めて支払う (かかる) リボルビング払い (「リボ払い」ともいう) 毎月(一定額)・(一定率)で支払う (かかる) ・クレジットカードの支払方法は主に(  3  ) 通りある。 ・( 分割 )払い、( リボ )払いなど、分割して代金を支払う場合は手数料がかかる。 ・カードショッピングの手数料とは( 利息 )のことで、お金のレンタル料である。 【分割払い、リボ払いの手数料をシミュレーションしてみよう】  今月6万円のスノボを買い、翌月3万円の洋服を買った場合の比較表(○○カード会社の場合) 種 類 条 件 支払終了時期 手数料 支払総額 一括払い 翌月一活払い 各購入月の翌月 0円 90,000円 分割払い スノボ6回払い、洋服3回払い 6か月後 2,466円 92,466円 リボルビング払い (「リボ払い」ともいう) 毎月1万円、元利均等払い 10か月後 5,618円 95,618円 ワークシート② クレジットカードで買い物をしてみよう

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先生の指導のために 指導者用資料(パワーポイント) ●クレジットカードの仕組み、お金や商品・サービスの流れを 消費者の立場から整理します。 ●クレジットカードの支払方法の違いによるメリットとデメリッ トを整理します。さらにネットショッピングを賢く利用するた めのポイントを確認します。 ●会員規約の内容が契約の内容であること、規約を守ることの大 切さを理解させ、トラブルに遭わないためのポイントを確認し ます。 ●多重債務や債務整理の方法、信用情報機関について確認し、ロー ンやクレジットカードを計画的に利用することの大切さを理解 させます。  本教材は、消費者教育を目的とした使用に限ります。営利を目的とした使用は一切禁止します。  指導者用資料(パワーポイント)の利用については、現在提供している画面の改変はしないでください。  ただし、授業で本教材を利用される場合など、授業の進行や内容に応じて画面ごとに削除したり、追加することは可 能です。  なお、画面の改編や追加をして使用した場合、その結果に関して東京都はいかなる責任も負いかねますので、個人の 責任においてご使用ください。

知識が定着する

思考力を高める

行動する力が養われる

本教材の目的

 この教材は、Web による疑似体験を通じて、「高校 卒業後の消費生活でどのように消費者信用と関われば よいか」について学習することを目的としています。

期待される3つの効果

宇宙フクロウ「フクノス」 天野みき 時河わたる  Web 版消費者教育読本、ワー クシート、指導者用資料(パワー ポイント)をセットで授業を進め ることにより、契約、クレジット カードの仕組み、金利などの基礎 知識が定着します。  ワーク、クイズは単なる○×形 式ではなく、「なぜ?」「どうし て?」という仕掛けがあります。 主体的に調べたり、話し合ったり することで思考力が高まります。  クレジットカードの契約・利用 の疑似体験をすることで、関心を もって学習を進められます。具体 的な事例を解決していくことで、 高校卒業後の実生活で適切な意思 決定に基づき行動する力が養われ ます。

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項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント ワークシート 身の回りにあるカードを記入させ、お金の代わりをする カードとそうでないカードの種類を確認させます。 Web 版消費者 教育読本 画面の使い方を解説します。     画面をクリックしながら、クレジットカードを作る場面 を体験させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、商品・サービスを買うことも借りることも契約であ ることを解説します(スライド 1)。 販売方法の多様化(スライド 2)では、購入方法の選択 肢が広がる中で、販売方法も支払方法も複雑になってい ることを解説します。 カードのうちお金の代わりをするカードを取り上げ、「代 金を支払うもの」「お金を引き出す役割があるもの」に 分類します(スライド 3)。 クレジットカードの発行枚数や信用供与額の推移を確認 させます(スライド 4)。 クレジットカードを利用する機会が増えている背景(ク レジットカードのメリット)を解説します(スライド 5)。 クレジットカードを作るためには、消費者はクレジット 会社との「会員契約」が必要であることを解説します(ス ライド 6)。 クレジットカードで買い物をする際の商品・サービス、 お金の流れを確認します(スライド 7)。 ワークシート クレジットカードの仕組みについて、ワークシートの (   )に答えを記入させます。

2.Web 版消費者教育読本及び指導者用資料(パワーポイント)解説のポイント

(1)ステージ 1 クレジットカードを作ってみよう

p.31 ワークシート①参照 p.31 ワークシート①参照 p.31 ワークシート①参照 p.31 ワークシート①参照

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項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント Web 版消費者 教育読本 / ワークシート 「○○カード会員規約」の画面から情報を集め、答えを 探し、○×クイズに答えさせます。 ワークシートにも答えとその理由を記入させます。 ※○○カード会員規約は、主な項目を抜粋しています。 ヒント 第1問 ○○カード会員規約 第 1 条 第 2 問 ○○カード会員規約 第 4、11 条  第 3 問 ○○カード会員規約 第 5 条 指導者用資料 (パワーポイント) それぞれの解答を確認しながら、理由を解説します。 答え 第1問 × クレジット会社から入会を認められないとカードを持つ ことはできません(スライド 9)。 第 2 問 × クレジットカードはクレジット会社からの借りものです (スライド 10)。 第 3 問 × 暗証番号は、誕生日や住所、電話番号など他人に推測さ れやすいものにしてはいけません(スライド 11)。 クレジットカードの申込書には氏名や電話番号などの個 人情報のほか、収入や借り入れなどを記入する項目があ ること、正しい内容を記入することを解説します(スラ イド 12)。 ワークシート 契約の基礎知識、クレジットカードの仕組み、会員規約 を守ることの大切さについて理解したかどうか確認しま す。

(2)ステージ 2 クレジットカードで買い物してみよう

項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント Web 版消費者 教育読本 画面の案内にしたがって、一括払い、分割払い、リボ払 いを疑似体験させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 一括払い(スライド 13)、分割払い(スライド 14)、リ ボ払い(スライド 15)について確認します。 クレジットカードの 3 通りの支払方法を比較します(ス ライド 16)。 更に、分割払いやリボ払いの違いについて確認します(ス ライド 17)。 p.31 ワークシート①参照 p.32 ワークシート②参照 p.31 ワークシート①参照 ※スライド 1 ~ 45 は、指導者用資料(パワーポイント)のスライド番号のことです。

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項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント 利 息 計 算 用 プ ロ グ ラ ム / ワークシート 利息計算用プログラム(エクセル)を利用しながら、分 割払いとリボ払いの手数料を計算して、ワークシートの 比較表を作成します。 支払終了時期と支払総額に着目し、一括払い、分割払い、 リボ払いのメリットとデメリットを記入させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 分割払いとリボ払いの計算結果の答え合わせをし(スラ イド 18)、クレジットカードの支払方法の特徴を確認し ます(スライド 19)。 Web 版消費者 教育読本 画面の案内にしたがって、ネットショッピングでクレ ジットカードを使った買い物を疑似体験させます。 ネットショッピング○×クイズに答えさせ、ワークシー トに答えと理由を記入させます。 答え 第 1 問 × 第 2 問 ○ 第 3 問 ○ 指導者用資料 (パワーポイ ント)/ワー クシート 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、解説します(スライド 21 ~ 27)。 解説しながらワークシートにネットショッピング○×ク イズの理由を記入させます。 ネットショッピングを賢く利用するためのポイントを確 認します(スライド 28)。 p.32 ワークシート②参照 p.32 ワークシート②参照 p.32 ワークシート②参照 【クレジットカードの支払方法】 種 類 支払方法 手数料 一括払い 1回払い、ボーナス1回払いなど かからない 分割払い 購入の都度(支払回数)を決めて支払う 3/6/10/12/24/36回払いなど (かかる) リボルビング払い (「リボ払い」ともいう) 毎月(一定額)・(一定率)で支払う (かかる) ・クレジットカードの支払方法は主に(  3  ) 通りある。 ・( 分割 )払い、( リボ )払いなど、分割して代金を支払う場合は手数料がかかる。 ・カードショッピングの手数料とは( 利息 )のことで、お金のレンタル料である。 【分割払い、リボ払いの手数料をシミュレーションしてみよう】  今月6万円のスノボを買い、翌月3万円の洋服を買った場合の比較表(○○カード会社の場合) 種 類 条 件 支払終了時期 手数料 支払総額 一括払い 翌月一活払い 各購入月の翌月 0円 90,000円 分割払い スノボ6回払い、洋服3回払い 6か月後 2,466円 92,466円 リボルビング払い (「リボ払い」ともいう) 毎月1万円、元利均等払い 10か月後 5,618円 95,618円 【一括払い、分割払い、リボ払いのメリット、デメリットを書いてみよう】 種 類 メリット デメリット 一括払い手数料がかからない。 高額な買い物では、一度に支払えるか心配な場合もある。 分割払い1回当たりの支払額を抑えることができるので、高額な買い物もできる。 支払終了時期と手数料が、あらかじめ分かる。 手数料がかかる。 買い物が増えると、1回当たりの支払額が多くなる。 支払回数は途中で変更できない。 リボ払い毎月の支払額が一定なので家計管理がしやすい。手数料がかかる。買い物が増えるほど支払回数が増え、手数料の負担も重く なる。支払終了時期が分かりにくい。 ワークシート② クレジットカードで買い物をしてみよう

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項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント Web 版消費者 教育読本 漫画の 3 事例のようなトラブルに巻き込まれた場合、ど うしたらよいかを考えさせます。 事例 1:先輩にクレジットカードを貸したところ、先輩 がクレジットカードを紛失した。クレジット会社と警 察に紛失届を出したが、後日先輩も使った覚えがない 20万円の請求が来た。私は支払わなくてもよいか。 事例 2:財布の中にクレジットカードがないことに気づ いた。クレジット会社に連絡したが警察には届けな かった。使った覚えのない 30 万円の請求が来たが、 私は支払わなくてもよいか。 事例 3:リボ払いで注文した 6 万円のスノボが、催促して いるにもかかわらず 3 週間経っても届かない。クレジッ ト会社から請求書が届いたが、所定の手続きをすれば、 私は注文した商品が届くまで支払いをストップできるか。 答え:①②支払わなければならない ③ストップできる ワークシート 会員規約をヒントにしながら、ワークシートに理由を記 入させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、解説します(スライド 29 ~ 34)。 生徒が発表した意見を基に、気付きを整理して解説しま す。 トラブルに遭わないためのポイントを確認します(スラ イド 35)。 ワークシート クレジットカードの支払方法、ネットショッピング及び クレジットカード利用時の注意点について理解したかど うか確認します。 項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント Web 版消費者 教育読本 クレジットカードで買い物をし過ぎた場面を疑似体験さ せます。

(3)ステージ 3 クレジットカードは計画的に利用しよう

p.32 ワークシート②参照 p.32 ワークシート②参照

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【「利息計算用プログラム」に以下の条件を入力し、利息と支払総額を記入しよう】 条件:月々支払額 金利(実質年率) 元金分 利息分 返済総額 月々20,000円 金利 年15% 500,000 102,987 602,987 月々20,000円 金利 年5% 500,000 29,038 529,038 月々10,000円 金利 年15% 500,000 289,075 789,075 ・金利や月々の( 支払額 )によって、支払総額は変わる。 ・金利が( 高い )と利息は多くなる。借りる期間が( 長い )ほど利息は増える。 ・お金を借りる時は( 金利 )が何%で、( 支払総額 )がいくらになるか確認することが大切である。 500,000 500,000 500,000 0100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 金利15%(実質年率) 月々20,000円 金利5%(実質年率) 月々20,000円 金利15%(実質年率) 月々10,000円 元金分 利息分 利息 ( 29,038 )円 利息 ( 102,987 )円 利息 ( 289,075 )円 (円) <元金50万円のリボ払いの利息(元利均等返済)> 項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、利息の計算方法を解説します(スライド 37)。 ワークシート 年利、月利、日歩を計算し、ワークシートに記入させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、スライドを見ながら答え合わせをします(スライド 38)。 答え ① 75,000 円 ② 6,250 円 ③ 205 円 利 息 計 算 用 プ ロ グ ラ ム / ワークシート 利息計算用プログラム(エクセル)に、「月々の支払額」 と「金利(実質年率)」の 2 つの条件を入力して、利息 と支払総額をワークシートに記入させます。 利息計算用プログラムには、条件を入れると、自動的に 毎月の支払額の内訳【利息と元金】のグラフが作成され るようになっています。 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、金利や月々の支払額の違いによって利息が変わるこ とを解説します。 お金を借りる時は、金利と支払総額を確認することが大 切であると伝えます(スライド 39)。 Web 版消費者 教育読本 クレジットカードのキャッシング(お金を借りる)機能 を説明する場面を確認させます。 p.33 ワークシート③参照 p.33 ワークシート③参照

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項 目 授業の流れ 授業の進め方と指導のポイント Web 版消費者 教育読本 多重債務に陥る場面を確認させます。 指導者用資料 (パワーポイント) 画面を切り替え、スクリーンにパワーポイントを映し出 し、「ローンとは(スライド 40)」と「クレジットカー ドのキャッシング機能とは(スライド 41)」について解 説します。 指導者用資料 (パワーポイント) 「多重債務に陥るまで(スライド 42)」、そして「債務整 理の方法(スライド 43)」について解説します。 ローンやキャッシングの注意点について、ワークシート の(   )に答えを埋めさせます。 Web 版消費者 教育読本 信用情報機関について解説している場面を確認させま す。 指導者用資料 (パワーポイント) 信用情報機関、クレジットカード・ローンを利用する際 の注意点について解説します(スライド 44、45)。 ワークシート クレジットカードや信用情報に関して気を付けたいこと や、この学習全体を通して思ったことについて話し合い、 その内容をまとめさせます。 p.33 ワークシート③参照 p.33 ワークシート③参照 p.33 ワークシート③参照 p.33 ワークシート③参照

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○○カード会員規約  ( 個人会員用 )

第 1 章 会員の資格

第 1 条(会員資格)  会員とは、本規約を承認のうえ○○カード株式会社(以下「当社」という)が発行するクレジットカード(以 下「カード」という)の入会申込をした個人のうち、当社が入会を認めた方をいいます。 第 2 条(届出事項の変更等) 1. 会員は、住所、氏名、電話番号その他の項目に変更が生じた場合、遅滞なく、当社所定の方法により変更 事項を届出るものとします。 2. 会員は、前項の変更の届出を怠った場合、当社からの通知または送付書類などが、通常到着すべき時に到 着したものとみなすことに異議のないものとします。ただし、変更の通知を行わなかったことについてやむ を得ない事情があるときは、この限りではないものとします。 第 3 条(規約の変更・承認)  本規約を変更する場合は、あらかじめ会員に変更事項を通知します。なお、当社が変更内容を通知した後、 会員がカードを使用した場合、変更事実が承認されたものとみなします。

第 2 章 カードの管理

第 4 条(カードの貸与・有効期限) 1. 当社は、入会申込時に会員が指定したカードを、会員1名につき1枚発行し、貸与します。会員は、カー ドを貸与されたときはただちに当該カードの署名欄に自署するものとします。会員は、カードの使用・保管・ 管理を善良なる管理者の注意をもって行うものとします。 2. カードの所有権は当社に属し、会員本人以外は使用できないものとします。また、会員は、現金化を目的 として商品・サービスの購入などにカードのショッピング枠を使用してはならず、また違法な取引に使用し てはなりません。 3. 会員は、カードを他人に貸与・譲渡・質入れしたり、担保提供に使用することはできません。 4. 会員が本条 1 項から 3 項に違反したことにより、カードが不正に利用された場合、会員は、そのカード利 用代金を支払うものとします。 5. カードの有効期限は、当社が指定するものとし、カードの表面に記載した月の末日までとします。 第 5 条(暗証番号) 1. 当社は、会員より申出のあったカードの暗証番号を所定の方法により登録します。ただし、申出がない場 合または会員が申し出た暗証番号について当社が不適切と判断した場合は、当社所定の方法により登録しま す。 2. 届出の暗証番号は、他人に容易に推測されないような数字(例えば、「0000」、「1234」および生年月日、 電話番号、自宅の番地等はお避けください)の組み合わせを用意するとともに、他人に知られることのない よう会員が善良なる管理者の注意をもって管理するものとします。 3. カード利用にあたり、登録された暗証番号が使用されたときは、当社に責のある場合を除き、会員は、そ のために生ずる一切の債務について支払いの責を負うものとします。ただし、会員の故意または過失のなかっ たことが当社で確認できた場合は、会員の負担とはなりません。

3. クレジットカードの会員規約(抜粋)

 本規約は、カード会社の規約の抜粋です。実際 の規約は、かなり細かく詳細に書かれています。

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3.  本条に定める利用可能枠は、会員が以下のいずれかに該当した場合、その他当社が必要と認めた場合には、 特段の通知を要せず減額できるものとします。 (1) カード利用代金等当社に対する債務の履行を怠った場合 (2) 会員のカードの利用状況および会員の信用状況等に応じて、審査のうえ当社が必要と認めた場合 4.  本条に定める利用可能枠は、当社が適当と認めた場合には、当社所定の方法により増額することができる ものとします。ただし、会員からの異議のある場合を除きます。 第 7 条(カードの再発行)  カードは原則として再発行いたしません。ただし、紛失、盗難、損傷などで当社が必要と認めた場合には再 発行する場合があります。 第 8 条(紛失・盗難) 1. 会員は、カードを紛失したとき、またはカードの盗難に遭ったときは、最寄の警察署および当社に速やか に連絡するとともに、当社所定の紛失・盗難届を提出するものとします。 2. 会員が本条 1 項の届出をせず、カードを不正使用された場合には、損害は会員が負担するものとします。 3. 会員が本条 1 項の届出をした場合は、当社が受理した日を含めて 61 日前にさかのぼり、その後に発生し た損害額について全額補填します。 4. 当社は、本条3項の規定にかかわらず次のいずれかに該当する場合は、補填の責を負わないものとします。 (1) 会員の故意または重大な過失に起因する場合 (2) 会員の家族・同居人による不正使用に起因する場合 (3) カード利用の際に、登録された暗証番号が使用された場合(第 5 条 3 項により会員が支払の責を負う場合) (4) 戦争、地震など著しい秩序の混乱に乗じて行われた紛失・盗難に起因する場合 (5) 本規約に反する使用に起因する場合 5. 会員は、損害の補填を請求する場合、損害の発生を知った日から 30 日以内に当社が損害の補填に必要と 認める書類を当社に提出するとともに、被害状況等の調査に協力するものとします。 第 9 条(カード利用の一時停止等) 1. 当社は、会員が利用可能枠を超えた利用をした場合またはしようとした場合、利用可能枠以内であっても 短時間に換金性商品を連続して購入する等カードの利用状況が不審な場合、もしくは延滞が発生する等の利 用代金の支払状況等の事情によっては、サービスの全部または一部の利用を一時的にお断りすることがあり ます。 2. 当社は、貸金業法に基づき、会員に源泉徴収票、確定申告書その他の資力を明らかにする書面の提出を求 めるとともに、勤務先や収入等の確認を求めることができるものとします。また、当社所定の期間内に所定 の方法による確認が完了しなかった場合、サービスの利用を停止することができるものとします。

第 3 章 カード利用代金等の決済方法等

第 10 条(代金決済口座・決済日) 1. 会員が当社に支払うべきカード利用代金、借入金、手数料、利息および年会費等本規約に基づく一切の債 務は、会員が支払いのために指定した預金口座(会員名義に限る)から口座振替、証券口座(会員名義に限 る)から引落しまたは通常貯金(会員名義に限る。以下預金口座、証券口座および通常貯金を総称して「決 済口座」という)から自動払込みにより支払うものとします。 2. 当社に支払うべき債務の支払期日は、毎月●日とします。なお、支払期日の当日が金融機関休業日の場合 は翌営業日となります。 3. 当社は、会員の毎月の支払いに係る利用代金明細書を支払期日までに会員の届出住所宛に送付します。会 員は、利用代金明細書の内容に異議がある場合には、利用代金明細書受領後 20 日以内に当社に対し異議を 申出るものとします。特に申出のない場合には、会員は利用代金明細書の内容を承認したものとみなします。 第 11 条(商品の所有権)  会員は、会員がカード利用により購入した商品の所有権が、当該商品にかかわる債務が弁済されるまで、当

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社に留保されることを認めるものとします。 第 12 条(見本・カタログなどと現物との相違による売買契約の解除など)  会員は、見本・カタログなどにより商品等の購入を申込した場合において、引渡された商品等が見本・カタ ログなどと相違している場合は商品等の交換を申出るかまたは売買契約の解除ができるものとします。なお、 売買契約を解除した場合は、会員はすみやかに当社に対し、その旨を通知するものとします。 第 13 条(支払い停止の抗弁) 1. 会員は、次のいずれかの事由に該当した場合、その事由が解消するまでの間、当該商品等の支払いを停止 することができるものとします。 (1) 商品の引渡し、権利の移転またはサービスの提供がなされない場合 (2) 商品等に破損、汚損、故障、その他瑕疵(欠陥)がある場合 (3) その他商品の販売またはサービスの提供について、加盟店に対して生じている事由がある場合 2. 当社は、会員が本条 1 項の支払停止を行う旨を当社に申し出た場合、ただちに、所定の手続をとるものと します。 3. 会員は、本条 2 項の申出をする場合は、あらかじめ本条 1 項各号の事由の解消のため、加盟店と交渉を行 うよう努めるものとします。 4. 会員は、本条 2 項の申出をした場合、すみやかに本条 1 項各号の事由を記載した書面(資料がある場合に は資料添付のこと)を当社に提出するよう努めるものとします。また、当社が上記の事由について調査する 必要があるときには、会員はその調査に協力するものとします。 5. 本条 1 項の規定にかかわらず、次のいずれかに該当する場合は、支払いを停止することはできないものと します。 (1) 売買契約が会員にとって営業のためまたは営業として締結したもの(業務提供誘引販売個人契約および連 鎖販売個人契約に係るものを除きます)である場合 (2) 支払方法が一回払いである場合 (3) 支払方法がリボルビング払いの場合で、1 回のカード利用に係る現金価格が 3 万 8 千円に満たない場合。 また支払方法が二回払い・ボーナス一括払い・ボーナス二回払いおよび分割払いの場合で、1回のカード利 用に係る支払総額が4万円に満たない場合 (4) 会員による支払いの停止が信義に反すると認められる場合 (5) 本条 1 項(1) (2) (3)の事由が会員の責に帰すべき場合 第 14 条(早期完済・一部繰上返済) 1. 会員は、当社所定の方法によりショッピング利用に係る債務の全部または一部を繰上げて返済することが できます。 2. 分割払いに係る債務において、会員がその分割支払金の支払いを約定どおり履行し、かつその支払期間の 中途で残存債務を一括して支払った場合、会員は当社所定の計算方法(78 分法またはそれに準ずる計算方法) により算出された期限未到来の分割払手数料のうち当社所定の割合による金額の払戻しを当社に請求できる ものとします。 3. 会員は、当社が適当と認めた場合には、当社の指定する現金自動預け払い機(ATM)からリボルビング 払いに係る債務の一部を 1,000 円以上 1,000 円単位で繰上返済することができるものとします。 4. 会員が本条 3 項の一部繰上返済をした場合、当社は当該返済金の全額を元金に充当するものとし、会員は 次回以降の約定返済日に、残元金に応じて日割計算した手数料を支払うものとします。 5. 本条 3 項の一部繰上返済は、時期により次回お支払い日の弁済金については返済できない場合があります。 この場合、当該弁済金は約定どおり第 10 条に定める会員があらかじめ指定した預金口座等から支払うもの とします。

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に対し、商事法定利率(年 6.0%)を超えないものとします。 2. 会員が、ショッピング利用代金の債務について期限の利益を喪失したときは、期限の利益喪失の日から完 済の日に至るまで、一回払い・リボルビング払いに係る残存債務については当該債務に対し年 14.6%を乗じ た額の遅延損害金を、二回払い・ボーナス一括払い・ボーナス二回払い・分割払いに係る残存債務について は当該債務に対して商事法定利率(年 6.0%)を乗じた額の遅延損害金を支払うものとします。 第 16 条(手数料率・利率の変更)  リボルビング払いの手数料率、分割払いの手数料率、キャッシングリボの利率および遅延損害金の利率は、 金融情勢の変化その他相当の事由がある場合には、一般に行われる程度のものに変更できるものとします。こ の場合、第 3 条の規定にかかわらず、当社から手数料率、利率の変更を通知した後は、リボルビング払いおよ びキャッシングリボについては変更後の未決済残高または融資残高に対し、分割払いについては変更後の利用 分から、変更後の手数料率・利率が適用されるものとします。

第 4 章 期限の利益の喪失・会員資格の取消し・退会等

第 17 条(期限の利益の喪失) 1. 会員は、次のいずれかの事由に該当した場合、本規約に基づく一切の債務について当然に期限の利益を失 い、ただちに債務の全額を支払うものとします。 (1) 仮差押、差押、競売の申請、破産もしくは再生手続開始の申立等の法的な債務整理手続の申立があった場合 (2) 租税公課を滞納して督促を受けたとき、または保全差押があった場合 (3) 自ら振り出した手形、小切手が不渡りになったとき、または一般の支払いを停止した場合 (4) リボルビング払い、分割払い、2 回払いまたはボーナス一括払いの債務の履行を遅滞し、当社から 20 日 以上の相当な期間を定めて書面で支払いの催告をされたにもかかわらず、その期間内に支払わなかった場合 2. 会員は、次のいずれかの事由に該当した場合、当社の請求により、本規約に基づく一切の債務について期 限の利益を失い、ただちに債務の全額を支払うものとします。 (1) 商品の質入れ・譲渡・賃貸その他当社の所有権を侵害する行為をした場合 (2) 本規約上の義務に違反し、その違反が本規約の重大な違反となる場合 (3) 会員の信用状態が悪化した場合 第 18 条(使用停止・会員資格の取消) 1. 会員が次のいずれかの事由に該当した場合、当社は会員に通知することなく、カードの利用停止または会 員の資格を喪失させることができるものとします。この場合、加盟店に当該カードの無効を通知することが あります。 (1) 入会時に、氏名、住所、勤務先等について虚偽の申告をした場合 (2) 第 17 条に該当した場合 (3) 信用情報機関の情報等により、会員の信用状況が著しく悪化または悪化の恐れがあると当社が判断した場合 (4) 換金を目的とした商品購入の疑い等、カード利用状況が適当でないと当社が判断した場合 (5) 住所変更の届出を怠る等、会員の責に帰すべき事由により会員の住所が不明となり、当社が会員への通知・ 連絡について不能と判断した場合 (6) 本規約のいずれかに違反した場合 (7) 会員が暴力団員、暴力団関係企業関係者、総会屋、その他反社会的勢力であること、また反社会的勢力で あったことが判明した場合 (8) その他当社が会員として不適格と判断した場合 2. 本条1項に基づき会員資格を喪失した場合、当社が会員カードの返却を求めたときは、会員はすみやかに カードを返却するものとします。 第 19 条(退会)  会員が自己の都合により退会する場合は、当社所定の届出をするとともに、カードを返却または切断のうえ 破棄するものとします。この場合、会員については当社に対する債務の全額を完済した時をもって退会したも のとします。

(13)

4. 分割払い・リボ払い利息計算用プログラム(エクセル)

分割払い条件入力・結果表示画面(シート「分割払い」)

操作手順

① 起動時にセキュリティの警告(「マクロが無効にされました。」)が出る場合は、コンテンツを有効化して ご利用ください。 ② 1 件目の購入の欄に、購入金額を入力します。 ③ 支払方法をプルダウンで選択します。選択できるのは、3,6,12,24 回のいずれかです。支払回数を選 択すると、実質年率と 100 円当たりの手数料額が自動的に表示されます。 ④ 2 件目、3 件目の購入の欄にも、それぞれ購入金額と支払回数を入力すると、手数料総額、支払総額の結 果が表示されます。同時に各月の支払額のグラフが作成されます。 ※ 2 件目、3 件目の購入がない場合は 0 円を入力します。

ご注意

① プログラム作成上、以下の条件で分割払いの計算を制限しています。   購入時期の上限→ 12 か月  各購入金額の上限→ 1 回あたり 100 万円  各購入金額の下限→ 5,000 円 ※分割払いの手数料率は(一社)日本クレジット協会「クレジットワークブック(先生用)平成 26 年」を参考に算出しています。 ② この「利息計算用プログラム」は、ショッピング、ローン、キャッシングを利用した際の利息を日割り で計算できるようになっています。   学校教材として簡易な計算ができるように作成しました。実際の手数料、利息の上限や計算方法は各ク レジット会社によって異なっています。なお、クレジットカードの手数料を計算する際は、「金利→支払 手数料率、利息→手数料」に読み替えてください。 操作手順の説明通りに①②③④を入力すると、 計算結果と同時に、グラフが作成されます。

(14)

分割払い 月毎の支払額一覧表(シート「分割払い計算」)

 本シートでは、シート「分割払い」で入力された条件に基づいて、どのように計算されているのかがわかります。

Web 上でも簡易な利息計算はできますが、1 件目の購入に限られます。

(15)

リボ払い条件入力・結果表示画面(シート「リボ払い」)

操作手順

① 起動時にセキュリティの警告(「マクロが無効にされました。」)が出る場合は、コンテンツを有効化して ご利用ください。 ② 1 件目の購入の欄に、購入金額、毎月の支払額を入力します。 ③ 実質年率を入力します。 ④ 2 件目、3 件目の購入の欄にも、それぞれ購入金額と支払金額を入力すると、手数料総額、支払総額の結 果が表示されます。同時に各月の支払額のグラフが作成されます。 ※ 2 件目、3 件目の購入がない場合は 0 円を入力します。

ご注意

① プログラム作成上、以下の条件でリボ払いの計算を制限しています。条件以外の数値を入力すると計算 できませんので、ご注意ください。   購入金額の上限→ 3 回分の合計額で、200 万円以内  購入時期の上限→ 12 か月   実質年率→ 1% 以上 40% 以内の整数  支払回数の上限→ 240 回 ② この「利息計算用プログラム」は、ショッピング、ローン、キャッシングを利用した際の利息を日割り で計算できるようになっています。   学校教材として簡易な計算ができるように作成しました。実際の手数料、利息の上限や計算方法は各ク レジット会社によって異なっています。なお、クレジットカードの手数料を計算する際は、「金利→支払 手数料率、利息→手数料」に読み替えてください。 操作手順の説明通りに①②③④を入力すると、 計算結果と同時に、グラフが作成されます。

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リボ払い 月毎の支払額一覧表(シート「リボ払い計算」)

 本シートでは、シート「リボ払い」で入力された条件に基づいてどのように計算されているのかがわかります。 Web 上でも簡易な利息計算はできますが、1 件目の購入に限られます。 本プログラムでは、3 件目までの購入までシミュレートできるようになっています。 利息計算用プログラムに基づいて 計算した結果です。

参照

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