自主調査:
訪日外国人による購入実態調査
(中国、台湾)
サマリー
2015/12
Rakuten Research Inc.
http://research.rakuten.co.jp/
※今回ご提供させていただいております調査結果データは抜粋版となります。
調査背景・調査目的
調査背景・調査目的
調査背景・調査目的
調査背景・調査目的
調査背景
調査背景
調査背景
調査背景
■昨今、アジアからの訪日客の買物に関して、「爆買い」「買物リスト」「転売」などいくつかの特徴が、全体像として語られている。
実際には様々な商品カテゴリーがあり、これらのことが一様に当てはまるものではない。爆買いされるものとされないもの、買物リストに
掲載されるものとされないもの、などカテゴリーによって取扱われ⽅は異なる。
■そこで、⽐較的購買頻度の⾼いと思われるカテゴリーを取り上げ、各カテゴリーの買われ⽅についての概要を把握したいと考え、調査を
実施することにした。訪⽇前から購⼊を予定しているもの、訪⽇してから購⼊することを思い⽴ったもの、及びそれらに影響する情報から
今後どのようにアプローチすべきかについての参考情報となることを期待している・。
調査目的
調査目的
調査目的
調査目的
訪⽇外国⼈による、訪⽇前、訪⽇中、訪⽇後(予定)という時間軸の中で、各カテゴリーにおける⾏為を把握することを目的とする。
下記の20カテゴリーを取り上げた。
・炊飯器、デジタルカメラ、パソコン、髭剃り、ドライヤー、アイロン、ゲーム機、体重計、温⽔洗浄便座、携帯電話、⾼級ブランド服、
服飾⼩物、ストッキング・タイツ、⽂房具、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、医薬品、保温ポット、⽣理⽤品、粉ミルク・紙おむつ
主な質問項目は下記の通り。
- 訪日前購入予定商品
- リスト掲載商品
- 購入商品
- 次回購入意向商品
- 日本商品の評価
調査設計
調査設計
調査設計
調査設計
調査手法
インターネット定量調査: スクリーニング調査(SC調査、事前調査) 及び 本調査
設問数 スクリーニング調査:3問、本調査:20問
サンプル定義
(対象者条件)
性別 男性及び⼥性
年齢
20歳〜69歳
地域
中国、台湾
対象者条件
詳細
2014年10⽉以降に訪⽇し、20カテゴリー(*)の日本商品のいずれかを購入した人
(*)炊飯器、デジタルカメラ、パソコン、髭剃り、ドライヤー、アイロン、ゲーム機、体重計、温⽔洗浄便座、
携帯電話、高級ブランド服、服飾小物、ストッキング・タイツ、文房具、スキンケア化粧品、メイクアップ
化粧品、医薬品、保温ポット、⽣理⽤品、粉ミルク・紙おむつ
サンプル数
各国のサンプル数はそれぞれ以下のとおり。
実施期間 2015年10月1⽇(⽊)〜2015年10月12日(月)
男性20代 男性30代
男性40代
以上
女性20代 女性30代
女性40代
以上
600 300 100 100 100 300 100 100 100
中国
300 150 50 50 50 150 50 50 50
台湾
300 150 50 50 50 150 50 50 50
計
全 体
国籍
女性 計
男性 計
4
対象者
対象者
対象者
対象者プロフィール
プロフィール
プロフィール
プロフィール
性・年代
直近訪日時期
支出⾦額
中 国
中 国
中 国
中 国
台 湾
台 湾
台 湾
台 湾
国
国
国
国
籍
籍
籍
籍
男性
20代
16.7
16.7
男性
30代
16.7
16.7
男性
40代以上
16.7
16.7
女性
20代
16.7
16.7
女性
30代
16.7
16.7
女性
40代以上
16.7
16.7
0% 20% 40% 60% 80% 100%
訪日回数
(単位:%)
2
0
1
5
年
4
月
以
降
2
0
1
5
年
1
月
~
3
月
2
0
1
4
年
1
0
月
~
1
2
月
日
本
に
行
っ
た
こ
と
は
な
い
1
0
回
以
上
6
回
~
9
回
4
回
~
5
回
2
回
~
3
回
1
回
中国 41.0 38.7 20.3 0.0 中国 2.3 7.3 19.7 46.0 24.7
台湾 42.3 30.7 27.0 0.0 台湾 10.0 13.0 22.3 36.0 18.7
国
籍
国
籍
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
中国 台湾
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
中国 台湾
中 国
中 国中 国
中 国
台 湾
台 湾台 湾
台 湾
国
国国
国
籍
籍籍
籍
自分用
65.1
60.7
お土産用
16.8
20.1
頼ま れも の
11.5
13.1
転売用
4.0
3.8
それ以外
2.6
2.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
支出割合
⽇本語理解
中 国
中 国中 国
中 国
台 湾
台 湾台 湾
台 湾
国
国国
国
籍
籍籍
籍
明確に理解
できる
23.3
17.0
ある程度理解
できる
49.7
43.7
何となく推測
できる程度
22.3
36.3
全く分から ない
4.7
3.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
5
万
円
未
満
5
万
円
~
1
0
万
円
未
満
1
0
万
円
~
1
5
万
円
未
満
1
5
万
円
~
2
0
万
円
未
満
2
0
万
円
~
2
5
万
円
未
満
2
5
万
円
~
3
0
万
円
未
満
3
0
万
円
~
4
0
万
円
未
満
4
0
万
円
~
5
0
万
円
未
満
5
0
万
円
~
7
0
万
円
未
満
7
0
万
円
~
1
0
0
万
円
未
満
1
0
0
万
円
~
1
5
0
万
円
未
満
1
5
0
万
円
~
2
0
0
万
円
未
満
2
0
0
万
円
以
上
覚
え
て
い
な
い
平
均
(
万
円
)
中国 2.0 5.0 7.3 6.0 10.7 10.0 15.7 7.0 8.3 9.0 5.0 3.3 7.3 3.3 59.4
台湾 14.0 29.0 19.0 14.3 7.7 4.7 2.7 1.0 1.3 1.3 1.0 0.0 0.0 4.0 15.6
代表値 2 .5 7 .5 1 2 .5 1 7 .5 2 2 .5 2 7 .5 3 5 4 5 6 0 8 5 1 2 5 1 7 5 2 2 5
-国籍
0%
20%
40%
60%
中国 台湾
6
1.訪日時の購入商品
訪日時の購入商品
訪日時の購入商品
訪日時の購入商品
●中国では化粧品と服飾⼩物、及びデジカメの購⼊率が上位。台湾では化粧品、服飾⼩物と医薬品となっている。
中国はデジカメの、台湾は医薬品、ドライヤー、文房具の購入の多い点が特徴。
●全般的に、中国の⽅が各商品の購⼊率が⾼いが、上記の医薬品の他、ドライヤー、⽂房具は台湾の⽅が⾼くなっている。
グラフは、中国と台湾の数値の単純平均の高いものから降順に並べている。
( 単位: %)
n数
S
C
化
粧
品
医
薬
品
M
U
化
粧
品
服
飾
小
物
デ
ジ
カ
メ
髭
剃
り
炊
飯
器
ブ
ラ
ン
ド
服
ド
ラ
イ
ヤ
ー
文
房
具
ス
ト
ッ
キ
ン
グ
パ
ソ
コ
ン
保
温
ポ
ッ
ト
生
理
用
品
紙
お
む
つ
等
ゲ
ー
ム
機
洗
浄
便
座
携
帯
電
話
体
重
計
ア
イ
ロ
ン
そ
の
他
特
に
な
い
中国 ( 300) 64.7 38.0 61.7 53.3 51.0 33.0 28.7 27.7 15.0 14.0 17.7 21.7 19.0 18.3 23.7 18.7 20.3 12.3 8.3 8.0 5.3 0.0
台湾 ( 300) 62.0 74.0 47.0 51.3 19.3 12.7 15.3 14.7 24.0 24.7 12.0 6.3 9.0 8.3 2.3 7.0 3.0 5.7 4.0 3.0 22.0 0.0
国
籍
0%
20%
40%
60%
80%
100%
中国 台湾
8
2. 予定購入率、予定外購入率
予定購入率、予定外購入率
予定購入率、予定外購入率
予定購入率、予定外購入率
●購入した商品のうち、訪日前から購入を予定していたもの(予定購入)と、(訪日前は予定していなかったが)訪日してから購入
を思い付いたものを分類した。各々購入に占める割合の上位5つを下表に挙げた。
●化粧品、医薬品は、順序の差はあれ、中国、台湾共に予定通り購入する割合が高い。それに、中国では炊飯器とデジカメ、台湾で
はゲーム機と服飾⼩物の予定購⼊率が⾼くなっている。
●予定外購⼊としては、中国と台湾で様⼦が異なり、中国は⽣活家電、台湾では⽇⽤品の購⼊率が⾼くなっている。
中
国
台
湾
予定購⼊率
予定外購⼊率
1)アイロン
83.3
2)文房具
61.9
3)体重計
56.0
3)携帯電話
54.1
5)ドライヤー
51.1
1)SC化粧品
83.5
2)MU化粧品 81.6
3)デジカメ
77.8
4)炊飯器
75.6
5)医薬品
73.7
1)医薬品
83.8
2)SC化粧品
78.0
3)MU化粧品 76.6
4)ゲーム機
76.2
1)紙おむつ等
85.7
2)携帯電話
64.7
3)⽣理⽤品
60.0
4)ストッキング
55.6
3. 訪日前に購入を喚起する要因
訪日前に購入を喚起する要因
訪日前に購入を喚起する要因
訪日前に購入を喚起する要因
*訪日前から購入しようとしていた商品に関して、購入意向を喚起したきっかけを、(各商品ごとに)高いものから並べた。
いくつかの項目については、同じ色を付した
●中国、台湾共に、他の人の推奨、クチコミサイトなど、他人の評価が購入意向喚起に影響している。
●一方で、中国におけるデジカメ、炊飯器のテレビ番組・CMなど、マスメディアの寄与も大きい。
台湾でも、ゲーム機に対するテレビ、服飾⼩物に対する雑誌の影響が⾒られる。
●中国では、インターネットサイト広告(PC、携帯、スマホ)による影響が大きいのに対して、台湾は個人のブログ・ホームページ、SNSで
購入を思い付くケースが多くなっている。
(単位:%)
1位 2位 3位 4位 5位
SC化粧品
n数=188
33.0 31.4 28.2 27.7 25.0
MU化粧品
n数=168
30.4 29.2 29.2 28.0 28.0
デジカメ
n数=144
47.2 35.4 29.2 27.8 25.7
炊飯器
n数=74
52.7 29.7 27.0 25.7 24.3
医薬品
n数=97
33.0 30.9 25.8 25.8 24.7
医薬品
n数=202
60.9 39.1 28.2 22.8 17.8
SC化粧品
n数=160
48.1 45.0 34.4 26.9 26.3
MU化粧品
n数=135
48.1 41.5 36.3 29.6 28.1
ゲーム機
n数=21
33.3 33.3 33.3 28.6 28.6
服飾小物
n数=132
34.8 30.3 28.0 26.5 20.5
台
湾
他の人に薦められて クチコミサイト、価格比較サイト
テレビ番組・CM インターネットサイト広告
他の人に薦められて クチコミサイト、価格比較サイト
インターネット通販 インターネットサイト広告 インターネットサイト広告
他の人に薦められて インターネットサイト広告 インターネット通販 インターネットサイト広告 個人取引サイト
中
国
インターネットサイト広告 ⽇本に⾏った⼈からお⼟産としても
らった
インターネットサイト広告
他の人に薦められて 個人のブログ・ホームページ SNS テレビ番組・CM 雑誌記事・広告
クチコミサイト、価格比較サイト 他の人に薦められて インターネット通販
テレビ番組・CM インターネットサイト広告 個人のブログ・ホームページ 他の人に薦められて 雑誌記事・広告
他の人に薦められて 個人のブログ・ホームページ SNS テレビ番組・CM 雑誌記事・広告
個人のブログ・ホームページ 他の人に薦められて SNS 雑誌記事・広告 テレビ番組・CM
テレビ番組・CM SNS クチコミサイト、価格比較サイト 雑誌記事・広告 インターネットサイト広告
他の人に薦められて 個人のブログ・ホームページ 雑誌記事・広告 SNS テレビ番組・CM
10
4. 訪日後に購入を喚起する要因
訪日後に購入を喚起する要因
訪日後に購入を喚起する要因
訪日後に購入を喚起する要因
*訪⽇後に購⼊を思い⽴った商品に関して、購入意向を喚起したきっかけを、(各商品ごとに)高いものから並べた。
●店頭で商品を⾒たり、買っているのを⾒る、店員からの推奨といった店頭要因が強い。
●中国におけるアイロン、体重計など、⽇本で広告を⾒て購⼊を思い付くケースも⾒られる。
台湾でも、同様に広告の影響が⾒て取れる。 *広告要因に色を付した。
1位 2位 3位 4位 5位
アイロン
n数=20
35.0 35.0 30.0 25.0 25.0
文房具
n数=26
38.5 30.8 30.8 26.9 23.1
体重計
n数=14
50.0 35.7 28.6 28.6 28.6
携帯電話
n数=20
40.0 35.0 30.0 30.0 25.0
ドライヤー
n数=23
34.8 34.8 30.4 30.4 21.7
紙おむつ等
n数=6
50.0 33.3 33.3 33.3 33.3
携帯電話
n数=11
45.5 36.4 36.4 27.3 27.3
⽣理⽤品
n数=15
60.0 20.0 13.3 13.3 13.3
ストッキング
n数=20
50.0 25.0 20.0 20.0 15.0
中
国
台
湾
店頭で店員に薦められて 日本に来てからテレビ
コマーシャルを⾒て
日本に来てからテレビや雑誌で取り
上げられているのを⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で商品説明や広告を⾒て
店頭で他の人が
買っているのを⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で商品説明や広告を⾒て 店頭で店員に薦められて 日本に来てから
知り合いに頼まれた
店頭で商品説明や広告を⾒て 日本に来てから
新聞広告を⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で店員に薦められて 日本に来てから
テレビコマーシャルを⾒て
店頭で店員に薦められて 日本に来てから
インターネットで情報を得て
日本に来てから
テレビコマーシャルを⾒て
日本に来てからテレビや雑誌で取り
上げられているのを⾒て
店頭で商品を⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で商品説明や広告を⾒て 店頭で店員に薦められて 日本に来てから
インターネットで情報を得て
日本に来てから
テレビコマーシャルを⾒て
建物に掲出されている看板や
モニターでの広告を⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で店員に薦められて 日本に来てから
テレビコマーシャルを⾒て
電⾞内の広告を⾒て
店頭で商品を⾒て 店頭で他の人が
買っているのを⾒て
建物に掲出されている看板や
モニターでの広告を⾒て
店頭で商品説明や広告を⾒て 店頭で店員に薦められて
店頭で商品を⾒て 以前⽇本に⾏った⼈からお⼟産とし
てもらったのを思い出した
店頭で商品説明や広告を⾒て 店頭で他の人が
買っているのを⾒て
日本に来てから
知り合いに頼まれた
店頭で商品を⾒て 店頭で店員に薦められて 日本に来てから
雑誌広告を⾒て
日本に来てから
ラジオ広告を聴いて
日本に来てから
テレビコマーシャルを⾒て
5. 訪日者の特性
訪日者の特性
訪日者の特性
訪日者の特性
●中国で3/4、台湾で4/5が複数回⽇本への旅⾏経験があり、多くが⽇本語をある程度理解することができる。
●中国では概ね30万円程度が⽀出⾦額の中央値、かつ最頻値に相当する。台湾は10万円程度である。
中国、台湾共に、6割以上は自分用の支出で、お土産ものは2割弱、頼まれものは1割強となっている。転売用が非常に少ない。
(単位:%)
1
0
回
以
上
6
回
~
9
回
4
回
~
5
回
2
回
~
3
回
1
回
中国 2.3 7.3 19.7 46.0 24.7
台湾 10.0 13.0 22.3 36.0 18.7
国
籍
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
中国 台湾
( 単位: %)
中 国
中 国
中 国
中 国
台 湾
台 湾
台 湾
台 湾
国
国
国
国
籍
籍
籍
籍
明確に理解
できる
23.3
17.0
ある程度理解
できる
49.7
43.7
何となく推測
できる程度
22.3
36.3
全く分から ない
4.7
3.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
5
万
円
未
満
5
万
円
~
1
0
万
円
未
満
1
0
万
円
~
1
5
万
円
未
満
1
5
万
円
~
2
0
万
円
未
満
2
0
万
円
~
2
5
万
円
未
満
2
5
万
円
~
3
0
万
円
未
満
3
0
万
円
~
4
0
万
円
未
満
4
0
万
円
~
5
0
万
円
未
満
5
0
万
円
~
7
0
万
円
未
満
7
0
万
円
~
1
0
0
万
円
未
満
1
0
0
万
円
~
1
5
0
万
円
未
満
1
5
0
万
円
~
2
0
0
万
円
未
満
2
0
0
万
円
以
上
覚
え
て
い
な
い
平
均
(
万
円
)
中国 2.0 5.0 7.3 6.0 10.7 10.0 15.7 7.0 8.3 9.0 5.0 3.3 7.3 3.3 59.4
台湾 14.0 29.0 19.0 14.3 7.7 4.7 2.7 1.0 1.3 1.3 1.0 0.0 0.0 4.0 15.6
代表値 2 .5 7 .5 1 2 .5 1 7 .5 2 2 .5 2 7 .5 3 5 4 5 6 0 8 5 1 2 5 1 7 5 2 2 5
-国籍
0%
20%
40%
60%
中国 台湾
( 単位: %)
中 国
中 国中 国
中 国
台 湾
台 湾台 湾
台 湾
国
国
国
国
籍
籍
籍
籍
自分用
65.1
60.7
お土産用
16.8
20.1
頼ま れも の
11.5
13.1
転売用
4.0
3.8
それ以外
2.6
2.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
訪日回数
⽇本語理解
支出⾦額
支出割合
12