p. 2
1.本仕様書について
本仕様書は、船橋共同ビジネスマッチング事業サイト制作委託業務にあたって、要求を
列記し、業務委託をする業者選定コンペのための資料として作成しました。コンペ参加の
事業者は本書の意図を汲み取り、事業の目的に合い、利用度が高くかつ使いやすいシステ
ムを企画提案してください。
2.目的
BtoB による利用
市の事業者の情報発信を支援することで、事業活性化を図ることが目的。
市の事業者または、市外の事業者が、(新しく)取引先を探したいときに、本サイトを
利用することで、船橋市の事業者の情報を検索でき、事業内容等を知ることができる。特
色として、外形(企業名、住所、業種等)だけでなく、企業の魅力をアピールできる情報
サイトとする。
(BtoC による利用)
本サイトの利用は、基本的に BtoB による利用であるが、将来的な拡張として BtoC と
しての利用も考慮している。消費者向けのサービス情報発信、消費者向けの物販利用等に
ついても予め考慮した設計を必要とする。
3.現状の課題と対応
課題
①一定規模の事業者は自社サイトを持ち、企業情報のアピールを可能としている、中小規
模経営事業者は情報発信が苦手であり、インターネットを活用した営業活動が不十分であ
る。その結果として、ビジネスチャンスの損失を招いている懸念がある。
②船橋市の事業者情報、事業者の魅力、製品やサービスの情報を ONESTOP で検索でき
るサイトが存在していない。ネット利用による商品やサービスの購入が増え続ける一方で、
p. 3
市内事業者の検索サービスは、公的基盤に支えられたサイトとして構築しなければ、アマ
ゾン等の巨大なネットサービスに、市内事業者の顧客を奪われる可能性がある。
③①と②に対し、市内事業者の魅力を発信する情報サービスとデータベースの構築は急務
である。
これについては、事業者のビジネス環境や、営業行為は日々変化をしており、事業者の
静的な情報(事業者の名前、住所等)の他に動的な情報(商品開発、タイムリーなニー
ズ・シーズ、イベント等)掲載も要求されており、変化に対応することで情報サイトの陳
腐化を防ぐことも必要である。
サイトの構築にあたっては、データベースを日々更新可能なシステムとしなくてはなら
ず、ビジネスマッチングサイトについての高度な知識と情報技術を伴う設計と構築が必要
とされる。
課題の対応
①市の事業者が無料で情報発信、利用できる公的なサービス機能を持った、市内事業者の
データベースを構築する。このサイトを訪れることで、市内事業者の概要が分かり、問い
合わせをすることができ、ひいては市内事業者間のビジネスチャンスの拡大を狙う。
②事業者の外形(企業名、住所、業種等)だけでなく、事業者の得意な技術、サービス、
開発資源等をアピールできる情報サイトとする。検索者の多様なニーズを想定し、ニーズ
トリガーにより事業者検索ができる。
③SNS 仕掛けのサイト設計を行い、事業者が情報を更新可能とする。動的な情報に関し
ては、事業者自ら登録し宣伝・アピールすることができる。また同時に「情報発信をした
手応え感」(アピール情報についての閲覧数、閲覧した人がイイネマークをつけることが
できる等の双方向性を工夫)を持たせることが必要。
p. 4
4.利用環境
①インターネット環境下の利用端末による。
②サーバは委託事業者が有する、または契約するところの専用サーバとする。
5.システム利用者
本システムの利用者は、「一般閲覧者」、「事業者」、「コーディネータ」、「管理者」とする
①「一般閲覧者」
一般閲覧者とは、インターネット環境において本サイトを閲覧することができる者を
指す。
②事業者
ア.事業者とは、「市内事業者」または、「市外事業者で市内の公的組織・団体(船橋
商工会議所・船橋法人会)に属し事業を営む事業者」を指す。
イ.事業者のシステム利用
・事業者は、システムを利用して事業者の基本情報を登録することができる。
・(基本情報の登録に対して管理者は、登録の承認をし、登録事業者に対してアカ
ウントを発行することができる。アカウントは本システム機能によりメール送信す
る。)
・事業者は取得したアカウントによりマイページを開き、自社をプロモーションす
る情報を登録・更新することができる。
③コーディネータ
ア.コーディネータとは、船橋市の事業者のビジネス交流を目指すことを目的として、
船橋商工会議所に属する複数の選任スタッフを指す。
イ.コーディネータのシステム利用
・コーディネータはそれぞれアカウントを持ち、コーディネータ利用権限を持つ。
④管理者
ア.管理者とは、管理者アカウントを持つ者を指す。
イ.管理者のシステム利用
・管理者はアカウントを取得するために登録をした事業者に対して承認をすること
ができ、アカウントを発行することができる。また、アカウント利用を停止するこ
p. 5
とも可能。
・管理者は事業者に対してお知らせ情報を登録することができる。
・管理者は本システムの利用度を測定する情報について閲覧できる。
6.記事等コンテンツ
(記事コンテンツと利用者可能表)
記事等コンテンツ 一般閲覧者 事業者 コーディネータ 管理者
1.事業者登録 ○
2.事業者マイページ利用 ○
3.事業者PR情報登録 ○
4.事業者PR情報閲覧 ○ ○ ○ ○
5.お知らせ情報登録 ○ ○
6.お知らせ情報閲覧 ○ ○ ○ ○
7.事業者管理 ○
8.事業者フォロー登録 ○ ○
9.事業者フォロー閲覧 ○ ○
10.事業者への問い合わせ ○ ○ ○
11.コーディネータへの相談送信 ○
12. 11の相談返信 ○ ○
13.その他コンテンツ閲覧 ○ ○ ○ ○
追記)事業者情報のうち、表示項目の全てまたは一部について、それぞれの登録事業者の
希望により、コーディネータ・管理者のみに公開する情報とし、一般閲覧者・登録事業者
に対しては公開または非公開とすることができます。その対象項目については、企画提案
をいただいた項目の中で、契約後の打合せ時に決定します。
1.事業者登録
①最初にアカウントを取得するために事業者の基本情報を登録する。
②基本情報については提案してください。
2.事業者マイページ利用
p. 6
①事業者はアカウント取得後マイページを開き、事業者PR情報を登録することがで
きる。
3.事業者PR情報登録
①事業者は、得意の技術、サービス、製造・開発資源をPRすることができる。(*)
②上記コンテンツとして、テキスト形式の登録、画像、フライヤー等のアップロード
を可能とする。また検索時を想定しキーワードタグ等の登録も可能。
③認定項目を含む
保有する許認可/認証・技能資格/特許権・実用新案
(*)事業者PR情報内容については、別紙ヒアリングシートも参照してください。
4.事業者情報閲覧
①上記項目3の閲覧
②閲覧者のニーズに応じて検索機能を実現する。
5.お知らせ情報登録
①管理者は、お知らせ情報を登録することができる。主に公的な支援メニューを想定。
従って、コンテンツ、掲載期限、URL、フライヤーのアップロード機能を持つ。
6.お知らせ情報閲覧
①上記7の閲覧
7.事業者管理
①管理者は、登録事業者に対して、承認しアカウントをメール送付(*)することが
できる。また、承認の取消しもできる。
(*)承認ボタンを押すことで、システムより承認のお知らせや、アカウント情報をメール発行。
8.事業者フォロー情報登録
①コーディネータ(含む管理者)は事業者に対し営業フォロー、事業相談などを行っ
ている。その記録を登録し情報を管理することができる。
(*)事業者フォロー情報内容については、別紙ヒアリングシートも参照してください。
9.事業者フォロー情報閲覧
①上記10に対しての閲覧。記録は日報として登録するが、閲覧としては、日報形式、
事業者の付加情報(コーディネータ、管理者のみ閲覧可能)等の表示方法が望ましい。
コーディネータや管理者が情報を共有することが目的。
10.事業者への問い合わせ
p. 7
①事業者情報から問い合わせリンク(ボタン)により、当該事業者へ問い合わせメー
ルを送信することができる。メールアドレスは露出せず、問いあわせ記事の入力によ
り本システム機能により送信する。なお、事業測定の必要性により記事内容を除き履
歴を残す。
②上記機能は、事業者がログインしている状態で利用できる。
11.コーディネータへの相談送信と返信
①本サイトより事業者がコーディネータに相談記事を送信することができる。
②コーディネータは①に対し返信することができる。
③相談内容は、コーディネータと管理者が閲覧することができる。
④送信と返信は(メール送信ではなく)マイページ内で行われるが、相談と返信があ
ったことはメールにより通知される。
12.その他コンテンツ
①サイト利用規約
②サイト利用案内(事業者登録の仕方等)
③コーディネータ紹介
④その他(市の事業活性化目的のために何かあれば提案してください)
7.サーバ条件
① Web サーバを構築し、HTTPS によるセキュアな通信を可能とする。
② 本システム用にドメインを取得し管理をすること。
② 登録した事業者にメールの配信が可能であること。
③ 将来的に動画配信等に対応できる記憶領域(1TB以上のHDD)を有しており、
必要に応じて拡張できること。
④ アクセスログ機能を有すること。
8.導入サポート
①操作マニュアルの提供、および企業への操作ガイド資料の提供、コーディネータ、
管理者への操作方法の説明等をすること。
9.安全なWEBサイト
①IPA(情報処理推進機構)の「安全なWEBサイトの作り方」を参照しセキュリテ
イ対策を行ってください。なお、コンペ応募にあたっては、以下についてどのように
p. 8
実施しているか具体的に書いてください。
・脆弱性対策について
・ウェブアプリケーションのセキュリティ実装
・ウェブサイトの安全性向上のための取り組み
10.運用
① サーバ環境の運用。サーバ環境のセキュリティ対策。CMS利用の際にはバージョ
ンアップに対応するなどソフトウェアの保守運用を行う。
②システム運用等に関する、企業、サイト閲覧者、商工会議所からの問い合わせ電話
窓口担当を設置する。
11.その他
①システムに格納される利用者情報や配信内容等のデータについての所有権は全て船
橋商工会議所に帰属する。
②契約満了時、サービスに格納されたデータをCSV等のテキストデータ形式にて出
力すること。その際には、出力データを船橋商工会議所が再利用する場合に必要とな
る情報(データ項目名、形式、テーブル関連図等)を提供すること。
また、データ引き渡し後、サービス内に格納されている本システムのデータを消去し、
消去証明書類を発行すること。
③1カ月に1回業務状況の報告を書面にて行うこと。サイト開設前は制作業務の進捗
状況、開設後はアクセス解析や改善提案等について報告すること。
④サイト開設後もシステム等に不具合が生じた場合は速やかに対応すること。
12. 成果物(サイト開設時)
①操作マニュアル(船橋商工会議所向け) 紙ベース6部とCD-ROM1部(操作マニ
ュアルをPDF化したものを格納)
②システム操作ガイド資料(企業向け) 紙ベース6部とCD-ROM1部(操作マニュ
アルをPDF化したものを格納)