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四小だより                  5月号 平成23年5月1日(月)

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Academic year: 2021

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全文

(1)

桜の木の成長と共に思うこと

校 長 藏 重 佳 治

国立第四小学校に着任して五年があっ

という間に過ぎていきました。ここまで、国立

第四小学校の教育活動にご理解・ご協力

いただき誠に感謝申し上げます。

右の写真は、本校プール脇の百葉箱前

に植えられている“寒桜”です。五年前の同

じ時期と比べても、幹の太さ、枝振り、そして

何といっても花の咲かせ方など、その違いは歴然としています。

この桜は、以前学校便りでもご紹介しましたが、校庭の別の場所に植えられていましたが、環境が合わず枯れかか

っていたのを心配した地域の方々によって、現在の位置に移植、接ぎ木を施したことで、このように見事に育ったというこ

とでした。

私は、この木が一年一年、年を重ねる毎にたくましく成長する姿を、本校児童と重ね合わせながら見ておりました。

この桜の木も、毎年秋になると、地域の方々の声掛けのもと、その年の六年生と共に肥料を与えてきました。見事に成

長していく裏には、温かい人の手が確実に加わっているのです。この桜同様、本校児童も、この五年間、多くの地域の

方々の温かいご支援をいただき、ここまで安心・安全に生活し、そして一年一年確実に成長できたと改めて思っており

ます。登下校の見守り、育成会での行事、避難場所となる学校を拠点とした地域総合防災訓練など、多くの方々の

ご尽力の賜物だと感じております。

この“寒桜”をはじめ、本校校庭には“山桜”、“大寒桜”、“ソメイヨシノ”等十種類以上の桜が春にはそれぞれ個性

豊かに、その花を咲かせ、我々の目を楽しませてくれます。五年を一つの節目とし、桜の木が成長していくように、第四

小学校の児童一人一人も、個性豊かに成長していくことを切に願っております。これからも第四小学校にご支援をいた

だけますよう宜しくお願い致します。

〔3月の行事予定〕

1 日(水) 2 日(木) 3 日(金) 6 日(月) 7 日(火) 8 日(水) 9 日(木) 10 日(金) 午前授業(1~4・6 年) 送る会前日準備(5 年・5 校時) 6 年生を送る会(3・4 校時) 全校集会(6 年) 授業参加保護者会(3・4 年) 授業参観保護者会(5・6 年) とちの実指導終了 全校朝会 地区長会 エコクッキング(6 年) 地区児童会(14:05~) とちの実卒級式・修了式 安全指導 授業参観保護者会(1・2 年) 校外学習(6 年) 避難訓練 13 日(月) 14 日(火) 17 日(金) 20 日(月) 21 日(火) 22 日(水) 23 日(木) 24 日(金) 卒業式練習始 全校朝会 入学式練習始 卒業式準備(5 年・6 校時) 春分の日 給食終了 卒業式予行 午前授業 B 時程 修了式 午前授業 卒業式

(3月の生活目標)

相 手 の こ と を 考 え て 話 そ う

四小だより

3月号

平成29年3月1日(水)

国立市立国立第四小学校

校長 藏 重 佳 治

平成25年2月撮影 平成29年2月撮影

(2)

◇保護者アンケート集計結果について◇

12月にご回答いただきました保護者アンケートの集計結果がまとまりましたのでお知らせします。多数の項目の中から主なもの(9項目)を抜粋して評価しま したので、ご覧ください。これらを基に次年度の教育活動をよりよいものに改善してまいります。 0 20 40 60 80 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 「返事・立つ・です」ができる児童 昨年 今年 0 20 40 60 80 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 人の話をしっかりと聞くことができる 昨年 今年 0 20 40 60 80 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 自分の考えをノートにまとめることができる 昨年 今年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 読書活動(読み聞かせ・読書週間等)の充実 昨年 今年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 宿題の提出期限を守る 昨年 今年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 時と場に応じた言葉づかいができる 昨年 今年 0 20 40 60 80 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % あいさつを進んで行う 昨年 今年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 教職員 % 規範意識をもって友達に注意ができる 昨年 今年 0 20 40 60 80 100 1年 2年 3年 4年 5年 6年 保護者 % 朝ごはんをきちんと食べて登校する 昨年 今年 概ね、8割以上が肯定的な回答をしている。昨年度、7割以下に落ち 込んでいた学年も、肯定的な意見が8割以上に上昇したことや保護者 の方々の肯定的な意見が上昇したことは評価できる。チャイム着席とと もに、更なる定着を図る。 【更なる授業規律の確立】 概ね昨年度より肯定的な回答が増えている。また、教職員の回答 が30ポイント以上上昇していることは、教師自身、日頃の指導から 児童の変容を感じ取っている証である。自己評価で肯定的な意見の 低い学年については、今後も児童と向き合いながら指導を継続して いく。 【親しき仲にも礼儀あり】 今年度、朝読書に「課題図書制度」を導入した。図書担当の教員 が精選した本(児童の発達段階に合った本)を各学年一斉に読ま せ、感想を書かせることで、より一層、児童の読書意欲を高めるこ とができた。その結果、肯定的な意見が平均で9割を超えることが できた。 【 学校図書館図書員との連携】 昨年度と違い、肯定的な意見が平均化したことが成果である。児童 が各学級で安心して生活できる環境をつくり上げることが最善の解決 策であることをしっかりと受け止め、今後の指導に生かしていく。 【学級経営の充実】 算数を通して、四小スタンダードを示し、ノート指導の充実を図 ってきた。自分の考えが相手にも分かりやすい表現でノートに書 ける指導は、今後も他教科にも応用しながら進めていく。 【四小スタンダードの更なる定着を目指して】 昨年度に比べて、全体的に肯定的な意見が増えた。各担 任が熱心に声かけしたことと、保護者の協力があってのこと である。今後も、「やるべきことをしっかりやる」ことを宿題を 通じても粘り強く指導し続ける。 【家庭との連携強化】 昨年度から傾向はほぼ同じである。しっかりと学校に送り出し て下さる保護者の皆様に感謝している。今後も更に基本的な生 活習慣が身に付くよう、個人面談や保護者会などで保護者へ 働きかけていく。 【学校便り・保健便りによる啓発】 多くの学年が、昨年度からみて意識がよくなってきている。今後児童 への呼びかけの強化、教師が率先垂範することなどを通して、どの学 年も児童の習慣化の定着を図りたい。また、来年度以降も、代表委員 会を中心にした挨拶運動や、学期始めに教職員が行う「挨拶・見守り運 動」などを積極的に行っていく。 【あいさつ推進運動の定期的な活動】 他の質問項目に比べて、毎年肯定的な意見が低い。学年集会や 道徳授業、細かな児童観察等の更なる充実を図りながら、全教育活 動を通じて、児童の規範意識向上に努める。「友達に注意できること 」は、大人でも簡単ではないが、教職員も児童の見本になれるよう、 日々、教師としての自覚をもちながら、時に毅然とした態度で児童に 接していく。 【道徳授業を核とした心の教育】

(3)

平成28年度 児童の学力向上を図るための調査の結果

平成28年7月に5年生に実施した児童の学力向上を図るための調査について、結果と分析をご報告し

ます。出題範囲は、主に4年生ま でに学習した内容から出されています。

★各教科の調査結果

国語・社会・算数・理科の4教科で実施されました。すべての教科において、東京都の平均を上回りま

した。

★観点別の調査結果

(調査問題は、東京都教育委員会のホームページで見ることができます)

【国語】

「書く」では、東京都の平均をやや下回りました。

「読む」では東京都の平均を大きく上回りました。

6の⑵の問題のように、文章の主語と述語を一致

させるように推敲する問題に課題がありました。

【社会】

「知識・理解」では東京都の平均を大きく上回り

ました。

しかし5の⑶のように資料から道具の移り変わり

について捉え、それに伴った暮らしの変化につい

てまとめる問題には課題がありました。

【算数】

「数学的な考え方」では東京都の平均をやや下回

りました。

「知識・理解」では東京都の平均を大き

く上回りました。

6の⑵のように、対角線の特徴から四角形を弁別

する問題や9の⑴や 10 の⑴のように情報を正確

に取り出す問題に課題がありました。

【理科】

「思考」

「知識・理解」は東京都の平均を大きく上

回りました。

しかし7の⑴のように星座早見の使い方の問題や

4の⑴のように金属の性質についての問題に課題

がありました。

東京都の平均を上回る教科・観点がほとんどであり、おおむね良好な結果となりました。しかし、個々

の問題を見てみると、東京都の平均を上回っているものの、

「複数の資料を関連付けて考える」こと、

「意

図や背景、理由を理解・解釈・推論して解決する」ことに課題が多いこともがわかりました。普段の授業

から問題解決型の学習に取り組んでいますが、2つ以上の資料から考えたり、調べたことや分かったこと

を活用してまとめる機会を設けたりするなどの活動も取り入れることで、子供たちの力をさらに高めてい

きたいと思います。

(4)

〔寒さを吹き飛ばし走り抜けたマラソン旬間〕 保健体育部

2月3日~2月18日の間、中休みに全校でマラソンに取り組みました。「動きやす い服装」「しっかり準備運動」「一定のペース」を合言葉に、低学年、中学年、高学年、 それぞれ決まったコースを3分間走りました。 日を追うごとに、「なんだか楽に走れるようになった」など、持久力の向上を実感す る言葉が聞かれるようになってきました。旬間後には、学年ごとに計測会を行いました。 計測結果を見て、一人一人が自分たちの成長に喜びを感じていました。

〔安全教育推進校 公開授業〕

生活指導主任 副島 啓介 2月16日の5時間目に、東京都安全教育推進校・公開授業を行いました。 5時間目には、防災安全について各学級で児童の発達段階に応じた内容の授業を 行いました。近年、高い確率で発生するといわれている「首都直下型地震」に備え、 防災安全教育を進めております。これらの学習が子供たちの未来に役立つことを切 に願っています。 写真は、6年生が「仙台市立岡田小学校」の児童とテレビ電話で交流している様 子です。「3.11」の時の様子などを、私たちのために聞かせてくださいました。 きっと、一生の記憶に残る授業だったことと思います。また、協議会は、活発な意 見交流の場となりました。参観して下さった皆様、誠にありがとうございました。

〔ミニバスケットボール大会(6年)〕

6年担任:副島 啓介 飯島 清正 2月11日に、「第14回 国立市小学校対抗ミニバスケットボール大会」 が国立市総合体育館で開催されました。 四小の6年生は、ほとんどが選手として参加した他、応援団も結成するなど の盛り上がりを見せました。まさに全員で戦い、最高の思い出をつくることが できた大会。残念ながらメダルには届きませんでしたが、子供たち全員に『心 の金メダル』をあげたいです。保護者・地域の皆様には、ご多用の中、たくさ んの声援をいただきました。本当にありがとうございました。

〔東立川幼稚園との交流 (5年)〕

5年担任:林 悦子 佐藤 衣莉 2月14日、5年生は東立川幼稚園の年長さんを招待し、交流を行いま した。 子供たちは、事前に体育館レクや室内遊び、学校探検シールラリーなど の企画をしてきました。2週間前に東立川幼稚園で顔合わせをしていたの で、当日再会した時には、お互いに歓声をあげるなど微笑ましい姿が見ら れました。沢山遊んだり、昼食を一緒にとったりするうちに 打ち解け、お 兄さんお姉さんらしい思いやりのある振る舞いをすることができました。 来年度6年生になるに向けて、また一歩成長できる機会となりました。

〔二分の一成人式(4年)〕

4年担任:笠置 智美 大道なおみ 2月18日の学校公開日に二分の一成人式を行いました。多くの保護者や 地域の方々の前で緊張して始まった開会の言葉、そして群読。それぞれに自 分の成長と感謝の気持ちを伝えようとしている姿は本当に凛としていて、前 を向き真剣な眼差しでしっかりと立つ様子に、担任二人も胸が熱くなりまし た。 後半の親子レクリエーションは、親子対決ドッヂボールに白熱し、たくさ んの笑顔と笑い声であふれました。ご参観の皆様、ありがとうございました。 最後は笑顔で記念撮影

(5)

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