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Taro-仕様書(騒音測定器保守点検

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(1)

平成30年度航空機騒音自動測定装置等保守点検及び

精密騒音計検定委託業務仕様書

1 業務の目的 この契約は、岩国飛行場等周辺他に設置している航空機騒音自動測定装置及び中国四国防 衛局に設置している航空機騒音測定システム(以下「航空機騒音自動測定装置等」とい う。)について、保守点検等を実施し、航空機騒音自動測定装置等の継続的な性能維持及び 管理を実施することを目的とする。 2 適用範囲 この仕様書は、岩国飛行場等周辺他における航空機騒音自動測定装置等保守点検及び精密 騒音計検定委託業務に係る契約について適用する。 3 用語の意義 本仕様書で使用する用語の意義は、次に定めるところによる。 (1)検査官 業務の完了の確認を行う者で、契約書の規定に基づき、発注者が指名する者 をいう。 (2)監督官 業務の的確かつ円滑な処理を図り、契約の適正な履行を確保するため必要な 監督を行う者で、発注者が指名する者をいう。 4 業務の内容 (1)対象施設 岩国飛行場、美保飛行場、徳島飛行場、浜田市、益田市、江津市、北広島町、安芸太 田町、邑南町、川本町 (2)履行場所 別添1のとおり (3)履行期間 契約日の翌日から平成31年3月29日 (4)航空機騒音自動測定装置等に関して、下記に示す業務内容を実施する。 なお、通常の運用に支障が無いように作業を行い、特に故障等が発生した場合は、直 ちに修理作業等を実施するものとする。 ア 測定局の保守点検作業 (ア) 別添1の履行場所において別添2の保守点検基準に基づき、原則として保守点 検を年3回実施する。但し、履行期間内に航空機騒音自動測定装置等の移設が実 施された場合においては、以後、移設先の航空機騒音自動測定装置等を保守点検 作業の対象とする。 (イ) 別添1に示す履行場所ごとに、データ通信の方法を確認し、モデム、ルーター、 イーサネットコンバーター等の通信状態を目視確認し、異常の発生が予測される 場合は監督官に報告する。

(2)

(ウ) 測定局№1(滑走路南側)及び№2(滑走路北側)の場外受信局について、測 定装置の点検時期に合わせて、別添3の内容の点検を行う。 (エ) 上記(ア)の点検基準にあるほか、別添1に示す実音モニタプログラムが組み 込まれている測定局について、正常にデータが取り込まれ、蓄積されていること を確認する。 イ 緊急時の臨時点検への対応 航空機騒音自動測定装置等のデータ欠損がないように、部品交換あるいは代替器をも って修復する。 ウ 交換部品の交換作業 (ア) 防風スクリーン 年3回の点検中、第1回目に全天候防風スクリ-ンの交換を行うこと。 なお、第1回目に交換済みであっても第2回目の点検で鳥害等により測定に支 障が認められた場合には通常の点検業務として交換等を実施する。 (イ) 停電保障用電池(メイン電池) (ウ) 点検作業の際に発見された、その他の部品交換は、原則無償提供とする。ただ し、重要又は高額な部品については監督官に報告し、その指示によるものとする。 エ 測定局№19(久賀小学校)、測定局No.20(宮岬集会所)で設置測定中の精密騒音 計2台については、平成30年10月がそれぞれ検定期限となっているので、それまで に検定の更新を行うこと。 (ア) 検定は関係法令に基づき実施する。 (イ) 実施に当たり、建築物等に立ち入る場合において、当該建築物等の所有者等の 承諾が必要なときは、中国四国防衛局がその承諾を得るものとする。 (ウ) 検定の実施期間中は代替機器により測定調査を継続実施すること。 (エ) 検定時期については事前に監督官と協議し、承認を得ること。 (オ) 業務完了後は検定済証等必要書類を提出すること。 5 提出書類 受注者は4の保守点検及び臨時点検その他の業務毎に、以下の書類を監督官に提出するこ と。 (1)業務実施計画書 (2)作業員名簿 (3)保守点検報告書 (4)障害対応報告書 6 注意事項 保守点検等実施する際には、機器、プログラム等に対し権利(特許権、著作権等)が有る 場合は、権利を有する者に使用の許可を得て行うこと。 7 その他 (1)受注者は、本件業務の履行に当たっては、受注者として当然要求されるところの注 意義務をもって、円滑かつ適正な処理を行う。 (2)受注者は、本仕様書に明記されていない事項であっても、本契約履行上、当然要求さ れる事項については、受注者の負担において実施する。

(3)

(3)受注者は、本仕様書に明記されていない事項であっても、監督官の指示があった場合 は、本契約の履行について、監督官に報告する。 (4)受注者は、本契約の履行に際し、疑義が生じた場合は、監督官と協議の上、監督官の 指示に従う。この場合、速やかに指示事項を書面にした上、監督官の承認を得る。 (5)受注者は、本契約の履行に当たり知り得た事項について、第三者に漏らしてはならな い。また、発注者から貸与された資料については、目的以外には使用せず、履行完了後 速やかに返却する。 (6)受注者は、提出書類について、あらかじめ監督官と協議するものとし、作成過程にお いては、その都度、監督官の確認を受けること。 (7)契約関係書類の作成等を行うパソコンについては、情報の流出について万全を期すた めに、ファイル交換ソフトをインストールしていないものを使用すること。 なお、契約関係書類とは5に示す提出書類のほか、この契約を履行するために作成す る書類の一切を含むものとする。 以 上 添付書類:1 定期点検等履行場所一覧表 2 航空機騒音データ収集装置保守点検および検定仕様書 3 場外受信局の保守点検について

(4)

別添1

定 期 点 検 履 行 場 所 等 一 覧 表

測定局 履 行 場 所 設 置 機 器 通信回線 № 広 島県 広 島市 中区 上八 丁堀 サーバー:NEC製Express5800/GT 110 b-s(2c/i3-540-w28) 中央局 6-30 プログラム:リオン製XZ-B2 光 中 国四 国 防衛 局企 画部 防音 外一式 一般電話 対策課 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 1 山口県岩国市三角町 精密騒音計:リオン製NA-83 無線 (岩国基地滑走路南側) 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 航空機騒音機種識別装置:リオン製AN-26 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 場外受 岩国市尾津町5-11-1 無線LANユニット、無停電装置、積算電力計 光 信局 (岩国市地方卸売市場) ルーター 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 2 山口県岩国市三角町 精密騒音計:リオン製NA-83 無線 (岩国基地滑走路北側) 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 航空機騒音機種識別装置:リオン製AN-26 外一式 場外受 岩国市三角町3-2-7 無線LANユニット、無停電装置、積算電力計 ADSL 信局 (みすみクリーンセンター) ルーター 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 3 山 口県 岩 国市 三笠 町2 -1 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL -9 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (東中学校) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 4 山口県車町1-1-43 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) 光 (川下小学校) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 5 山口県岩国市門前町 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) ADSL (民家) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 6 山 口県 岩 国市 由宇 町千 鳥ヶ 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL 丘1-1-1 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (千鳥ヶ丘病院) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 7 広島県大竹市阿多田101 精密騒音計:リオン製NA-83 ISDN 5 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (阿多田島漁協) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 8 山口県岩国市由宇町 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL (民家) 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式

(5)

測定局 履 行 場 所 設 置 機 器 通信回線 № 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 9 広 島県 大 竹市 西栄 2- 4- 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL 1 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (サントピア大竹) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 10 山 口県 大 島郡 周防 大島 町大 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) ISDN 字東三蒲1106-1 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R (三蒲小学校) 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 11 山 口県 玖 珂郡 和木 町瀬 田4 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) ADSL -3-6 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R (瀬田四丁目集会所) 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 12 山 口県 大 島郡 周防 大島 町大 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) ISDN 字浮島205-1 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R (浮島小学校) 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 13 山 口県 岩 国市 装束 町4 -5 精密騒音計:リオン製NA-83 光 -5 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (岩国市装束供用会館) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 14 山口県岩国市青木町 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL (民家) 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 ADSL 15 広 島県 江 田島 市沖 美町 畑9 精密騒音計:リオン製NA-83 95 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B ( 江田 島 市沖 美市 民セ ンタ 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R -) 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 16 広 島県 廿 日市 市宮 島町 2番 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL 地 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (厳島神社) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 17 広 島県 廿 日市 市八 坂1 -1 精密騒音計:リオン製NA-83 光 2 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (八坂公園) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 18 山 口県 岩 国市 新港 町2 -7 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL -145 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (一文字終末処理場) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 19 山 口県 大 島郡 周防 大島 町大 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL 字久賀4807-1 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (久賀小学校) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式

(6)

測定局 履 行 場 所 設 置 機 器 通信回線 № 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 20 山 口県 柳 井市 神代 21 29 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL -81 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (宮岬集会所) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 21 山 口県 大 島郡 周防 大島 町西 精密騒音計:リオン製NA-83 光 屋代2598 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (大島中学校) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 22 周 防大 島 町大 字伊 保田 17 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) ADSL 69-6 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R ( 周 防 大 島 町 役 場 油 田 出 張 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 所) 環境騒音観測装置:リオン製NA-39 23 和木町和木5-4-19 (精密騒音計・航空機騒音処理プログラムは観測装置に含む) 光 ( 和 木 町 営 和 木 5 丁 目 集 会 航空機騒音識別装置:リオン製AN-39D、AN-39R 所) 実音モニタプログラム:リオン製NX-39WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 24 鳥取県米子市大篠津 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL (民家) 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 25 鳥 取県 境 港市 財ノ 木町 66 精密騒音計:リオン製NA-83 ADSL 8 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (中浜地区学習等供用施設) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-36 26 島 根県 松 江市 八束 町波 入2 精密騒音計:リオン製NA-82A 光 756-1 航空機騒音処理プログラム:リオン製EF-43B (波入地区学習等共用施設) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-24T 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 光 27 徳島県板野郡松茂町住吉字 精密騒音計:リオン製NA-83 住吉開拓187 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (松茂小学校) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 28 徳 島県 板 野郡 北島 町太 郎八 精密騒音計:リオン製NA-83 光 須外開2-158 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (外開公園) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式

(7)

測定局 履 行 場 所 設 置 機 器 通信回線 № 環境騒音観測装置:リオン製NA-36 29 島 根県 浜 田市 旭町 丸原 15 精密騒音計:リオン製NA-82A なし 5-15 航空機騒音処理プログラム:リオン製EF-43B (あさひ認定子ども園周辺) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-24T 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-36 30 広 島県 山 県郡 北広 島町 西八 精密騒音計:リオン製NA-82A なし 幡原1453-13 航空機騒音処理プログラム:リオン製EF-43B ( 八幡 診 療所 医師 住宅 敷地 航空機騒音識別装置:リオン製AN-24T 外一式 内) 環境騒音観測装置:リオン製NA-36 31 島根県邑智郡邑南町日和2 精密騒音計:リオン製NA-82A なし 525-10 航空機騒音処理プログラム:リオン製EF-43B (日和公民館) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-24T 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 32 島 根県 益 田市 匹見 町道 川イ 精密騒音計:リオン製NA-83 なし 133-3 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (道川地区振興センター) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 33 島 根県 江 津市 桜江 町川 戸1 精密騒音計:リオン製NA-83 なし 1番地1 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (ビジターセンター) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 34 島 根県 邑 智郡 川本 町大 字南 精密騒音計:リオン製NA-83 なし 佐木236番地2 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (三原まちづくりセンター) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 35 広 島県 山 県郡 安芸 太田 町大 精密騒音計:リオン製NA-83 なし 字戸河内784番地1 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (安芸太田町役場) 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式 環境騒音観測装置:リオン製NA-37 36 広 島県 山 県郡 北広 島町 荒神 精密騒音計:リオン製NA-83 なし 原200 航空機騒音処理プログラム:リオン製NX-37B (芸北ホリスティックセンタ 航空機騒音識別装置:リオン製AN-37R ー) 実音モニタプログラム:リオン製NX-37WR 外一式

(8)

別添2

航空機騒音データ収集装置保守点検及び検定仕様書

1 .保守点検基準

〔1〕

NA-36

〔2〕

NA-37

〔3〕

NA-39

2 .検定基準

NA-37

(9)

NA-36 型データ収集装置保守点検基準

1 .騒音計部

( 1 ) NA-82A 性能点検

イ.マイクロホンを含めた騒音計レべル校正

騒音計を

Frequency Weighting C,Calibration OFF にて、250Hz 、ピスト

ホン音響校正器にて、所定の値を示すこと。

ロ.内部校正発信器による校正

騒音計の

Frequency Weighting C,Calibration を ON にて、騒音計レべル

示は

114dB になるように CAL ボリュームを調整する。

ハ.各周波数の内部音響校正レべル確認

騒音計の

Frequency Weighting F,Calibration を ON にて、デジタル表

示 に て 、 各 周 波 数 (

250Hz,500Hz,4KHz) の 内 部 音 響 校 正 音 源 レ べ ル を

確認する。

二.デジタル表示直線性試験

90dB を基準とし、デジタル表示の直線性を測定する。

ホ.

DC OUT 直線性試験

90dB を基準とし DC OUT の直線性を測定する。

へ.AC OUT 試験

デジタル表示

90dB、AC GAIN が 110dB の時の出力電圧を測定する。

ト.周波数特性試験

A,C,F 特性について 31.5Hz,1KHz,8KHz の信号を加えて周波数特性を

測定する。

チ.動特性試験

1.入力に継続時間 0.2 秒の信号を入れて FAST の動特性を測定する。

2.入力に継続時間 0.5 秒の信号を入れて SLOW の動特性を測定する。

リ.ヒーター電流の確認をする。

2 .各部点検

( 1 ) マイクロホン部

イ.取付け状態

マイ クロホ ン 、 ス タ ン ド 、接 続コ ード が危 険な く完全に 取付 けら れて

おり、風等の影響にてコード等が乱れないかの確認。

ロ.全天候防風スクリーン

取付け状態の確認及び損傷、ゴミの付着がないこと。

( 2 ) 騒音計部

イ. 測 定状態 に し て表 示 レべル で 監視し た 時、 暗騒音 時のレべル 変動と 大

きい信号レべル変動の動作状態を把握し、騒音計動作を判断する。

ロ.

Frequency Weighting A , C , F の切り替え動作の確認。

ハ·

Time Weighting Fast , Slow,切り替え動作確認。

二.

Cbeck Freq. 250、500、1K、4K の切り替え動作確認。

ホ.

AutoCalMode ON/OFF の切り替え動作の確認。

(10)

ト.AC GAIN 90、110、130 の切り替え動作確認

( 3 ) データ処理部点検

SERVCE > CHECK MODE から次のテストを実施する。

イ.

DATA VIEW の確認

正しいデータが確認できること。

ロ.PRESET VIEW の確認

設定条件の確認。

ハ.CHECK の確認

SLM

FREQ WEIGFT,A,C,FLAT の確認

TIME WEIGFT,FAST,SLOW の確認

AC GAIN,90,110,130 の確認

CHECK FREQ 250,500,1k,4kHz 確認

ID

DIP SW

SIG

X/Y/Z の表示

MEMORY

ADDR LINE CHECK START

DATA CHECK START

VERIFY CHECK START の表示

CARD

CARD MOUNT

CARD SISE

FREE SISE

R/W

FILE CHECK の表示

LCD

RED GREEN BLUE の確認

TOUCH KEY

3 種類の格子状のマスが表示されること。

AUX

外部入力の表示

SOUND

EF51 26381 の表示

DATA INSERT

TEST DATA INSERT の表示

ニ.

SYETEM

DATE/TIME

カレンダー、時計のセット

LCD LIGHT

表示器の

AUTO ON/OFF

BEEP

BEEP 音の ON/OFF

VERSION

プログラムのバージョン情報

INDEX

地点番号表示

COMN

RS232C の設定表示

PROGRAM

MAIN PROG. ID PROG.の

LOAD 表示

RD POINT

読み出し年月日の表示

ホ.CARD OFF

データカードの取り出し

へ.CARD FORMAT

データカードの初期化

ト.MEMORY CLEAR

チ.通信確認

通信設定及び動作確認。

( 4 )識別部

イ.防風スクリーン

取り付け状態の確認及び損傷、ゴミの付着がないこと。

ロ.マイクロホンの方向

(11)

上下、方位の向きの確認。

ハ.識別マイクロホン感度の確認

識別マイクロホンに音響校正器(ピストンホン

NC-72)を取付け X , Y

,

Z の感度を測定する。

ニ.識別パターンの確認

航空機が飛来したとき、相関パターンは正常であること。

( 5 ) 記録部

イ.メモリーカード

カードが挿入されていけばランプが点灯すること。

ロ.プリンター

印字は鮮明であること。

巻き取り器の動作確認

3 .その他

イ.電源部

・バックアップ用電池充電電圧を確認する。

・バックアップ用電池電圧を確認する

AC 100v の供給電圧を測定する。

AC 100v を抜いた時に停電補償され、動作は正常であることを確認す

る。

ロ.ランプ、スイッチ動作

・CONTRAST 調整ツマミを回し、画面のコントラスト調整ができること。

ハ.接続コード

AC コ ード 、マイク ロホン接 続コー ドが確実 に接続さ れ、接続 コネク

内部の腐食等がないことの確認。

ニ.キュービクル

損傷及び錆等がないことの確認をする。

ホ.掃除

全体の掃除をする。

4 .設定状態の確認

最終に各測定点の設定確認、記録をとる。

(12)

NA-37 型データ収集装置保守点検基準

1 . 騒音計部(NA-83 )

1-1 性能点検

( 1 ) 内部校正発信器による校正

騒音計の

CAL Method:MIC, Freq.Weight:C,Wind Screen:OFF,Calibration:ON に

て、騒音計レべル表示は

114dB になるように CAL ボリュームを調整する。

( 2 ) マイクロホンを含めた騒音計レべル校正

騒音計を

CAL Method : MIC, Freq.Weight:A,Wind Screen:OFF,Calibration:OFF

にて、

1kHz の音響校正器にて、所定の値を示すこと。

( 3 ) 各周波数の内部音響校正レべル確認

騒音計の

Freq. Weight:Z, Calibration を ON にて、デジタル表示にて、各周

波数

( 250Hz,500Hz,4KHz)の内部音響校正音源レべルを確認する。

( 4 ) ヒーター電流の確認をする。

( 5 ) デジタル表示直線性試験

90dB を基準とし、デジタル表示の直線性を測定する。

( 6 ) DC OUT 直線性試験

90dB を基準とし DC OUT の直線性を測定する。

( 7 ) AC OUT 試験

デジタル表示

90dB 、AC GAIN が 110dB の時の出力電圧を測定する。

( 8 ) 周波数特性試験

A 特性における 31.5Hz , 1KHz , 8KHz の信号を加えて周波数特性を測定す

る。

( 9 ) 動特性試験

入力に継続時間

0.5 秒の信号を入れて SLOW の動特性を測定する。

1-2 各部点検

( 1 )マイクロホン部

イ.取付け状態

マイ クロホ ン 、 ス タ ン ド 、接 続コ ード が危 険な く完全に 取付 けら れて

おり、風等の影響にてコード等が乱れないかの確認。

ロ.全天候防風スクリーン

取付け状態の確認及び損傷、ゴミの付着がないこと。

( 2 ) 騒音計部

イ. 測 定状態 に し て表 示 レべル で 監視し た 時、 暗騒音 時のレべル 変動と 大

きい信号レべル変動の動作状態を把握し、騒音計動作を判断する。

ロ.CLA Method : MIC , ACOUSTIC , INTERNAL の切り替え動作確認

ハ.Auto Check Mode:ON/OFF の切り替え動作確認

二.Auto Check Time:時刻設定の確認

ホ.Check Level:設定値の確認

へ.

Check Tolerance:設定値の確認

ト.

Cbeck Frequency:250、500、1K、4KHz の切り替え動作確認

チ.

Freq. Weight:A, C, F の切り替え動作確認。

リ.Time Const:S(Slow), F(Fast)の切り替え動作確認

ヌ.Digital Gain:90、110、130dB の切り替え動作確認

(13)

ル.Signal out :AC , DC の切り替え動作確認

ヲ.

MS-11:ON/OFF の切り替え動作確認

ワ.

Wind Screen:ON/OFF の切り替え動作確認

2 . 音響識別部(AN-37 )

2-1 防風スクリーン

取り付け状態の確認及び損傷、ゴミの付着がないこと。

2-2 マイクロホンの方向

上下、方位の向きの確認。

2-3 識別マイクロホン感度の確認

識別マイクロ ホンに 音響校正器(

NC-74)を取付け、X,Y,Z の感度を測定

する。

2-4 識別パターンの確認

航空機が飛来したとき、相関パターンは正常であること。

3 . 電波識別部(AN-37R )

3-1 電波受信

Packets、Mode S、Mode A/C の瞬時値が更新されることを確認する。

3-2 設定値の確認

AN-37R に用いる設定値を確認する。

4 . データ処理部

4-1 内部メモリ

( 1 ) メモリの読み込みと書き込みの確認

( 2 ) DATA ビューの確認

4-2 LCD

RED 画面、GREEN 画面、BLUE 画面の表示

4-3 DATE TIME

カレンダー・時刻の確認と修正

4-4 LCD RIGHT

LCD バックライトの ON/OFF 動作確認

4-5 INDEX No.

機器番号の表示

4-6 バージョン

各プログラムのバージョン確認

5 . 通信部

5-1 USB メモリ

実際にデータをコピーできることを確認する。

5-2 シリアル

( 1 ) 設定値の確認

( 2 ) シリアルインタフェースの確認

(14)

6 .その他

6-1 電源部

( 1 ) バックアップ用電池充電電圧を確認する。

( 2 ) バックアップ用電池電圧を確認する

( 3 ) AC 100V の供給電圧を測定する。

( 4 ) AC 100V を抜いた時に停電補償され、動作は正常であることを確認する。

( 5 ) バッテリーの経過日数を確認する。

6-2 ランプ

CHARGE ランプ、POWER ランプの確認。

6-3 接続コード

AC コー ド、 マイクロ ホン接続 コード が確実に 接続され 、接続コ ネクタ

部の腐食等がないことの確認。

6-4 キュービクル

損傷及び錆等がないことの確認をする。

6-5 掃除

全体の掃除をする。

7 .設定状態の確認

最終に各測定点の設定確認、記録をとる。

(15)

NA-39 型データ収集装置保守点検基準

1.騒音計部点検

1-1 外部校正音源による校正

音響校正器の出力レベルに対し、測定値が許容範囲内であることを確認し、

表示レベルを音響校正器の出力レベルに調整する。

1-2マイクロホン内蔵音源による動作確認

マイクロホン内蔵音源にて、各周波数(1kHz、250Hz、500Hz、4kHz)の測

定値が許容範囲内であることを確認する。

1-3マイクロホンヒータ電流

マイクロホンヒータ電流が許容範囲内であることを確認する。

1-4直線性誤差

レベル表示の直線性誤差が許容範囲内であることを確認する。

1-5周波数特性

周波数特性A特性及びC特性における、各周波数(31.5Hz、8kHz)の測定値

が許容範囲内であることを確認する。

1-6立ち上がり特性

時間重み付け特性FAST及びSLOWにおける、バースト信号に対する最大値が

許容範囲内であることを確認する。

1-7交流出力

交流出力電圧が許容範囲内であることを確認する。

1-8マイクロホン部

(1)マイクロホン取付状態

マイクロホンの取付状態に異常がないこと、 損傷、 ゴミの付着がないこ

とを確認する。

(2)全天候ウインドスクリーン

劣化、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

(3)インナーキャップ

劣化、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

(4)集塵フィルタ

劣化、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

(5)Oリング

劣化、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

(16)

2.音到来方向識別装置部点検 (AN-39D)

2-1 動作確認

仰角、 方位角情報が表示されていることを確認する。

暗騒音時の各識別マイクロホンのレベルを確認する。

2-2 識別マイクロホン感度

音響校正器の出力レベルに対し、各識別マイクロホン(基準、X軸、Y軸、Z

軸)の測定値が許容範囲内であることを確認する。

2-3 識別マイクロホン取付状態

取付状態に異常がないこと、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

2-4 識別マイクロホン方位

識別マイクロホンの方位が正常な方位であることを確認する。

2-5 識別スクリーン

劣化、損傷、ゴミの付着がないことを確認する。

2-6 防水キャップ

劣化、損傷、ゴミの付着がないことを確認する。

3.SSR受信装置部点検 (AN-39R)

3-1 動作確認

SSR情報が表示されていることを確認する。

3-2 SSRアンテナ取付状態

取付状態に異常がないこと、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

4.気象観測装置部点検

4-1 動作確認

気象情報が表示されていることを確認する。

4-2 センサー取付状態

取付状態に異常がないこと、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

5.GPS部点検

5-1 動作確認

位置情報が表示されていることを確認する。受信衛星個数を確認する。

5-2 GPS日時

GPS日時、 時差補正日時が正常であることを確認する。

5-3 GPSアンテナ取付状態

取付状態に異常がないこと、損傷、 ゴミの付着がないことを確認する。

(17)

6.通信部点検

6-1 LAN通信

LAN通信が正常に行えることを確認する。6-2モデム通信

モデム通信が正常に行えることを確認する。

7.データ記録部点検

7-1 測定データ記録

各測定データ(Level、L100ms、SAD、1/3Oct、SSR、Audio)が記録されてい

ることを確認する。

7-2 SDカード

SDカードの状態を確認する。

8.電源部点検

8-1 AC電源

AC電源電圧が許容範囲内であることを確認する。

AC Powerランプの点灯動作が正常であることを確認する。

8-2 DC電源

DC電源電圧が許容範囲内であることを確認する。

8-3 外部バッテリ

外部バッテリ充電電圧が許容範囲内であることを確認する。

AC・DC電源を抜いた時に正常に動作することを確認する。

外部バッテリ電圧が許容範囲内であることを確認する。

8-4 内蔵バッテリ

経過日数が最大3年以内であることを確認する。

外部電源を抜いた時に正常にシャットダウンすることを確認する。

(18)

NA-37 型検定基準

騒 音 計 部

NA-83 のみを引き上げ、検定受験に対する点検、調整及び校正

を実施する。

1 . 直線性試験

騒音レべル

30 ~ 130dB の各レべルが基準値の範囲に入るようにデジタル

表示及び

AC, DC OUT を調整する。

2 . 周波数特性試験

(ヨ)A、C、Z 特性

入力に

20Hz から 20KHz までの 31 ポイントの信号を加えて、各周波

数特性が基準値内にあるかを確認及び調整する。

(タ)マイクロホン特性試験

基準マイクロホンと比較しながら、

20Hz から 20KHz までの 31 ポイン

トの周波数特性が基準値にあるか確認する。

3 . 動特性試験

(レ)FAST, SLOW の動特性に対して、バースト信号による立ち上がり特性

の確認、調整をする。

(ソ)FAST, SLOW の動特性に対して、バースト信号による立ち下がり特性

の確認、調整をする。

(ツ)

FAST, SLOW の動特性に対して、突然入力信号に対するレべル表示差

の確認をする。

(ネ)動特性切り替え誤差の確認をする。

(ナ)実行値指示特性の確認をする。

4 . その他

JIS C 1509-1 の精密騒音計規格を満足しているか確認する。

5 . 校正

内部校正及び基準マイクロホンに対して、絶対校正をする。

6 . 機器の動作確認

騒音計、処理器部が正常に動作しているか確認及び調整等を実施する。

7 . 検定受験

点 検 調 整 、 校 正 を 終 了 し た 機 器 の 本 体 番 号 及 び マ イ ク ロ ホ ン 番 号 を 記 入

した申請書を作成して計量法による器差検定を受ける。

(19)

別添3 場外受信局の保守点検について 測定局№1及び№2~場外受信局間の長距離無線LAN 上記の点検について 1 無線区間の通信レベル点検 無線LAN機器にアクセスし、通信レベルの確認を行う。通信に支障を来すレベルであ れば、アンテナの向きや設定の変更等、状況に応じて対応する。 2 UPSの点検 UPS(無停電電源装置:通信機器の電源バックアップ用)の状態を確認し、劣化の場 合は交換する。 3 電力メーターの点検 点検時の電圧値が正常な範囲か、電流値が予測範囲に収まっているか、確認する。 4 ハードウエアの点検 (1) 無線LAN機器用キュービクルの設置状況、錆、破損の有無等の確認をし、軽微な ものはペイント、コーキング剤等により補修する。 (2) アンテナ取付状態の確認を行う。 5 中央局サーバー用電波時計の点検

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