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第1章 小売商業支援事業について

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情 報 発 信 事 業 活 動 報 告 書

平成 18 年度

2007.03

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目 次

第1 章 事業の目的と概要 ...2 1.事業の目的...2 2.事業の概要...2 3.支援プロセス...3 第2 章 小売商業支援事業の取り組み ...4 1.対象の選定...4 2.各支援の概要...6 (1)八幡浜商店街「 てやてや八幡浜 」支援 ...6 (2)個店支援... 11 (3)今後の活動目標...12 第3 章 事業の成果 ...13 添付資料1 勉強会の経緯...15 添付資料2 経営戦略企画書の事例...25

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第 1 章 事業の目的と概要

1.事業の目的 本事業の目的は、近年のITの進展に伴う環境の変化に対応するため、対応が遅れていると いわれている商店街や商業集積を対象とし、ITを活用して県内各地の商店街や商業集積(個 店を含む)の活性化を図ることを目的としている。このため、当面の目標としてこれらの施設 等で開催される集客・販促イベントや商品情報を、商店主・主催者自らがインターネットを通 じて提供できるようにすることを目的としている。 さらに加えて、一方的な情報発信だけではなく、双方向の情報受発信に向けての支援や、最 終的にはインターネットショッピングを行うことにより、商店街、商業集積ばかりでなく、個 店の活性化に寄与することを目的としている。 2.事業の概要 県内の中小小売事業者にあっては、景気回復の遅れや高齢化による経営基盤の脆弱化、少子 化等による後継者不足、商店街としての合意形成の難しさなど、商業者がいくらがんばっても 解決できないところでの課題と、商業者自身の責任による課題とが相乗することによって、経 営意欲を減退させる状況となっている。 一方でこれらの困難な課題に向き合い、克服をしようとしている商業者や商業集積が見られ る。 財団では、平成12~16 年度までの 5 年間で情報化に取り組む県下 13 商店街等の基盤整備支 援を行い、商店街関係者が簡単に利用できるITツールとして「愛媛の商店街」(ホームページ) の構築を完了した。 さらに、情報を共有化するため、インターネットを媒介として、顧客と県内小売業者を接続 し、きめ細かな顧客対応(個店レベル)と顧客情報の共有(商店街レベル)による活性化を推 進した。 また、昨年度は内子町商店街(ぬくもーる内子)とそのうちの4店舗を対象として個店支援 事業を行った。その成果は、経営戦略企画書にとりまとめ、提案を行うなどの事業を展開して いる。 単独での事業実施ばかりでなく、商店街活性化事業、がんばる商店街支援事業(以上愛媛県 実施)、中心市街地活性化基金事業、商店街競争力強化基金事業(以上えひめ産業振興財団実施) などと連携した活動を行うなど、一定の成果は上がっている。 以上のような活動を踏まえて、小売事業者がITを利用し情報発信を行う環境は整いつつあ る。情報発信を通じた経営改革に意欲的な事業者においても、経営環境の把握、経営(IT) 戦略の策定、ITに関わるスキル(技術)、IT運営手法についての習熟等は、まだまだ未整備 であり、商店街や商業集積、個店等の状況に応じた支援が求められている分野である。 このため、本事業では、商業者や商業集積に対して以下の支援プロセスを通じて事業の目的 を達することとした。

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事業対象 (1) 意欲のある商店街関係者・商業集積・商業者グループ (2) 「商店街活性化事業」や「がんばる商店街支援事業」(愛媛県が実施)、中心市街地 活性化基金事業や商店街競争力強化基金事業(財団が実施)など関係機関が支援・補 助対象とした商店街 (3) 愛媛の商店街 Web サイトへの参画商店街等 関係機関との連携を強化し、事業効果より強化されるように事業対象を決定する。 3.支援プロセス (1) 商店街・商業集積の外部環境分析 商店街の行かれている外部環境を整理し、当面の解決すべき課題を明らかにする。 (2) 経営資源分析(商店街組織、商業集積、商業者グループの共同事業など) 商店街や商業集積の持つ地域資源を把握、分析し、今後活用できるものを整理する。 (3) 関係者の想いの共有化 商店街や商業集積に関する想いを集約し、共通の目標作りに向けた思いの共有化を 図る。 (4) 将来ビジョン作成 商店街及び商業集積のビジョンを作成する。 (5) 将来ビジョン実現化 将来ビジョンの実現化に向けたプロセスを検討する。 (6) 将来ビジョン実現化に向けた課題の明確化 将来ビジョンの実現化に向けた課題を整理し、今後の事業の方向性を探る。 (7) 課題のうち IT の守備範囲部分の課題の検討・抽出 今後の活性化の方向性の中で、ITで対応すべきものを抽出し、その実現化に向け た課題を整理・抽出する。 (8) IT 活用に向けたツールの選定 商店街や商業集積の特性に応じた、IT活用に向けたツール(愛媛の商店街、メール マガジン、顧客等の情報共有による顧客管理)を選定する。 (9) IT 実現に向けての取り組み 選定したITツールの実現化に向けた取り組みを、事業項目として整理し、実現化 を支援する。 (10) 結果の検証 商店街や商業集積に対して行った支援事業についての検証を行う。 (11) 活動内容の情報公開による追随事例への貢献 これらのシステムを公開することによって、後続への参考事例を公開することとす る。

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第 2 章 小売商業支援事業の取り組み

1.対象の選定 (1)当事業の対象は以下のような観点から事業効果の高い先を選定した。 ① 関係者の取り組み意欲 ② 事業の熟度 ③ 活動の持続性 ④ 外部事業との連携 (2)支援商店街選定の検討 「愛媛の商店街」でHP公開中の各商店街は実績データを参考にした。 ① 関係者の取組み意欲 商店街等の関係者の取り組み意欲については、更新に向けた運営組織を持っている今 治、八幡浜、内子について取り組み意欲の高さがみられた。 今治商店街については、おかみさん会を中心に情報発信事業への取り組みが盛んで、 独自のHPを開設しその活動が総務省のHP活動に関する表彰を受けるなど積極的な活 動を行っている。 内子町商店街は、昨年度のHP開設後、HP活用について、推進組織を作って勉強会 を始めるなど、商工会を中心とした活動を軸に、積極的な取り組みを行っている。 八幡浜商店街については、HP作成後、HP運営委員会をいち早く組織し、HP更新 のスキル取得、画像ファイルの取り扱い等に関するスキルの取得、インターネットショ ッピングに関する勉強会など、当面の課題に対する数多くの勉強会を実施するとともに、 HPの改善に対する意見も当財団によせるなど、積極的な活動を進めている。 ② 事業の熟度 事業の熟度は、HPの更新状況をみると、松山中央、道後、八幡浜の各商店街で更新頻 度が高い。次いで伊予三島、青果組合、内子が高い。また、個店の更新度では、松山中央、 八幡浜が高く、独自性では、青果組合、松山中央、道後、今治、八幡浜、内子などが熟度 が高いといえる。 ③ 活動の持続性 活動の継続性については、モチベーションのひとつであるアクセス性を見ると、松山中 央、青果組合、八幡浜が高く、ついで今治、内子である。 ④ 外部事業との連携 上記の検討に加えて、IT面での商店街の活動状況、支援効果等を勘案すると、内子、 萱町、今治とが高い。 以上のことを踏まえて、活動の持続性に優れていること、事業の熟度が高いこと、運営組織

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を立ち上げていること、HPの維持についての参画意欲が高いなど、これらの運営面での支援 の必要性、当面のITに関するスキルの取得が必要な八幡浜を支援対象とすることとした。 <てやてや八幡浜商店街>・・・「愛媛の商店街」において、HP「てやてや八幡浜」を運用 中。平成14 年のHP立ち上げ以降、更新頻度・コンテンツの独自性が良好で、若手に より運営委員会を設立する等、事業意欲が高い。 今後想定されている港周辺整備(魚市場改善)等の外部事業との相乗効果による効果 が見込まれる。 <参考 選定のための検討表> 表 利 用 状 況 と 今 後 の 展 開 ) 性格 商店街 名 HP運営 の状況 商店街の 動向 見込まれる事業展開 支援 モデル 具体的 支援 観光 ・ 地域 内子町 運営委員会(若手)の設立更 新の度合いが高い 街としての元気さ各種 事業の実施 南予の体験型観光の目 玉 店 の 情 報 発 信 に よ る イ ン タ ー ネット通販化 来街の動機づけは別事業でも可 能 (たびなんよコラボコンソーシ アム事業) IT 戦略 実現化 メルマガ 発信 ITリテラシ 向上策 個店店舗診断 情報化企画 今治 おかみさん会が活発に活動い ここいグルメマップの改訂版 を自主制作 地域づくり団体のHPコンテス トで優秀賞を受賞 HPリニューアルの時期 おかみさん会の継続的 な活動 一店逸品運動の展開 宝くじ事業 しまなみ海道の全通イベント マップを活用した来街の動機づ け 店・商品情報発信によるイン ターネット通販化(おかみさん 会) メルマガ発信 集客イベント (メルマガ) 顧客管理 HPリニューア ル 地域 型 八幡浜 運営委員会(青年部中心)の 設立 自主的な更新活動 共有化事業について意欲的 HPの勉強会の開催 地域通貨の実験 店・商品情報の発信によるイン ターネット通販化 メルマガ発信 集客イベント (メルマガ) 顧客管理 萱町 自主的な更新活動 地域密着に特化 店・商品情報の発信によるイン ターネット通販化 宇和島 HPリニューアルの時期 南予観光事業商工会議 所でもモールページあ り リニューアルの目標づくり具体 的事業の展開 伊予 三島 HPリニューアルの時期担当者 による更新 本町商店街のハード整 備完了 リニューアルの目標づくり具体 的事業の展開 観光 地 特化 道後 立地環境の効果大担当者(一 部店舗)による更新 ハード整備の完了 来街、インターネット通販 大洲 担当者(一部店舗)による更 新 南予観光の中心、他事 業での情報発信 他事業との連携 西条 担当者(一部店舗)による更 新 西条市の各種事業の実 施 ミニ診断~戦略策定・実施支援 特殊 松山中央 立地環境の効果大 松山市の各種事業の実 施 松山市の事業との連携インター ネット通販 ミニ 診断 特殊 青果組合 IT熟知担当者による管理 独自プレゼントキャン ペーン等の実施 顧客管理等 IT 戦略 策定 ミニ診断 ・ IT 戦略 策定 <八幡浜商店街の個店>・・・・八幡浜商店街から各々のIT習熟度を考慮し、3店舗を選定、支 援を行った。 自社HPを既に運用、改善希望している件数。 2件 自社HPを既に運用、ITリテラシも高い件数 1件

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2.各支援の概要 (1)八幡浜商店街「 てやてや八幡浜 」支援図 てやてや八幡浜のトップページ 外部環境、店舗構成、業種構成、HP 開設 に ア 店街の外部環境は、人口の減少、 高 。 さ 伴う 地 ついての状況などを整理した。 外部環境 八幡浜商 齢化の進展などマイナス面の事象が多 い。しかしながら、今後、魚市場の改修、 海の駅の整備などの港周辺の整備、高規格 道路の整備など当該地区内への交流人口 の増加、道路整備に伴う産業基盤の整備と いう将来に向けての強みが見られる。 また、若手の人材の存在も強みである らに、土曜夜市、八日市、朝市、スタン プ事業など様々な事業展開をしており、そ れなりの効果をあげているなど、積極的な 事業展開が強みとしてあげられる。 一方で、定住人口の減少、高齢化に 域商業の活力の基となる様々な基盤の 弱体化が弱みとしてあげられる。また、商店街内部の利便性、情報発信力、個店の魅力 の低下なども弱みとして認識されている。 てやてや八幡浜のトップページ イ 店舗構成・業種構成 八幡浜商店街の業種構成は、買い回り性の高い店舗の減少傾向が見られる。 ウ HP開設状況 HPは、昨年度、グルメマップ、じゃこてんマップ、おもしろマップなど地域情報を ふんだんに盛り込み、見ただけで出かけてきたくなるようなサイトを目指して開設した。 更新状況についても特定の店舗に集中しており、情報発信力の強化が十分であるとはい えない状況である。 八幡浜市の持つ地域力を活用して、より遠くの人たちに対する情報発信を行い、集客 力を高めるためには商店街の魅力の向上とあわせて、関連する情報を発信する必要があ る。 エ 商店街のビジョン 商店街のビジョンについては、策定されておらず、今後の検討が待たれるところである が、以下の方向性が模索されている。 ① 住民参加型の企画の実施など地域全体のネットワークづくりを通じたコミュニティ 形成を通して、コミュニティを大切にした商店街まちづくりに取り組むこと。

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② 障害者や高齢者が来街しやすくするため、バリアフリー環境を実現し、障害者や高 齢者が楽しめるイベントを、福祉団体と協力して実施するなど、福祉の商店街まち づくりを行う。 オ これまでのHP 運用活動を踏まえた問題点と課題 <対外的対応の問題点と課題> てやてや八幡浜の対外的な現状の問題点としてあげられるのは、アクセス数の伸び悩み と各個店の売り上げの伸び悩みなどである。 一方で、商店街づくりの方向性から見ると、これから商店街が向かおうとしている方向 性を周知するための情報発信を行っていない。商店街のビジョンを固めた上で、それらを 実現化するためのIT環境の実現を模索する必要がある。 しかしながら、商店街ビジョンの策定を待ってからの活動では、時期を逸する可能性が あり、当面の方向として上記の方向性を意識した取り組みの継続的事業展開に取り組むこ ととする。 具体的には、商店街情報発信スペースの運営を積極的に行うとともに、地域情報の積極 的な発信を行う必要がある。このための責任ある運営組織づくりとHP更新のスキルの向 上(更新技術、画像処理技術、情報収集システムなど)を図る必要がある。 <体内的対応の問題点と課題> 商店街内部の問題点として、新規加入者の伸び悩み、商店街情報の更新は進んでいるも のの、個店レベルでは、更新頻度の低下、更新している店舗の少なさ、参加意欲の減退な どがあげられるが、これらはHP活用によるメリットを享受する機会を失っていることに つながり、改善が望まれることである。HPは作っただけではだめであり、活用して初め てメリットが享受できるものである。このため、IT環境に対する啓発、ケーススタディ としてのモデルの提示、必要な支援ができる体制づくりなど、以下の項目に整理される事 業を行うことが求められる。 ① IT 活用理念浸透不足の解消 積極的な研修会の開催とあわせて、個店支援のモデル事業を展開し、IT活用の 有効性をアピールすることが必要である。 ② IT 活用スキル不足の解消 上記のモデル事業を通した形で、スキルの普及をはかることとするが、単なるボ ランティア活動に終わらないように、出前講座に関するビジネスモデルを構築し、 責任ある形でIT活用スキルを広めることができるメンテナンス組織の充実を図 ることが求められる。 ③ メリット享受に向けたIT 活用プロセスの理解の促進 IT活用のメリットは、単なる情報発信だけでは享受できない。メリット享受に 必要なIT活用プロセスの理解を促進する活動を積極的に展開する必要がある。

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④ メンテナンス組織の成熟化 上記の事業を行ううえでは、メンテナンス組織の充実を図る必要がある。このた め、自前で用意できる人材も必要であるが、全ての人材を用意するよりも、そうい うスキルを持った他の団体との連携をしたほうが、効率的で即応性のある対応が可 能である。HP立ち上げを支援したえひめ産業振興財団との連携、技術者集団との 連携など、組織としての成熟度を高める活動を展開する必要がある。 ⑤ 運営委員会の設立 「てやてや八幡浜」を活用して商店街(個店を含む)の活性化を図るために運営 委員会を設立し、活動を始めている。 運営委員会は「てやてや八幡浜」作成時に結成した運営委員会の委員のなかから 特に情報化に関心の高いメンバーを選び、それらのメンバーにより構成されている。 カ 運営委員会の活動状況 てやてや八幡浜の画面を見ながら活用状況(更新状況等)のチェックを行った。 1. 財団よりIT利活用支援事業の説明があり、支援事業を活用した事業計画の検 討を行った。 ① てやてや八幡浜の活用 ② 商店街全体の支援 ③ 個店の支援 2. 今後の活動計画について各委員からいろいろな意見が出た。 ① 有料で更新代行をするようなシステムを作れないか。 ② 事務局を置きアンテナショップやバーチャルモールなどしたらどうか。 ③ てやてや八幡浜の個店のページに店主の日記などメッセージを載せることが できないか。 → 現在のてやてや八幡浜の仕様ではブロク機能の追加は困難。 費用面他で も大手のブログが使い勝手がよい。相互にリンクさせることで相乗効果が 見込める。 ④ 更新に関する説明会を開いたらどうか。 ⑤ てやてや八幡浜の事業を商店街(実店舗)の活性化に利用したい。その意味で 空き店舗にインフォメーションコーナーを開いたらどうか。 ⑥ この委員会で架空の店舗をてやてや八幡浜上に作り、ホームページ上でバーチ ャルアンテナショップを作ったらどうか。 → 財団で提供している「あい・あい・えひめ」を利用したらどうか。 「ガンバる若旦那通り」の様に、てやてや八幡浜で店を出すことは可能。

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3. 委員会では特に関心の高いテーマとして ① 独自で更新できる権限とスキルの取得 ② バーチャルモール、アンテナショップ ③ 高齢化対策 の3 点があがった。 4. 「てやてや八幡浜」新規加入の取扱について ① 「てやてや八幡浜」設立後の新規加入希望者に対する取り扱いをどうすればよ いかルールを作成する必要がある。 ② 新規加入者から入会金、既加入者からも会費を徴収しててやてや八幡浜の維持 費にあててはという提案あり。 ③ 新規加入を募るために活動的な店舗をヒアリングして成功事例などを紹介し てはどうか。 ④ 企画委員会の活動を各個店にメールで情報提供することも必要ではないか。 5. 財団による「てやてや八幡浜」の継続的サポートについて ① 今後「てやてや八幡浜」を更新する際の費用負担について、例えば、新規店舗 を地図上に載せて、店舗紹介とのリンクづけをしたり、廃業等により地図から 抹消する必要が出た場合にその作業に必要な費用を見積もりしてほしい。 ② てやてや八幡浜の構成メンバーで作業できるのか、あるいは専門業者に委託す る必要があるのかを含めて検討したい。 ③ グルメマップ等のページの入れ替えや変更する場合どうすればよいかも検討 したい。 ④ 「てやてや八幡浜」とショッピング機能のセッティングも検討してみたい。 ⑤ 情報センターからの情報提供(見積もり)を中心に検討会を開きたい。 6. 新規加入に向けてのツール開発 新規加入希望者への説明ツールの開発を検討した。

商店街情報発信について

商店街情報発信について

小売商業支援センター 小売商業支援センター プロジェクトチーム プロジェクトチーム 新規説明ツール

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7. 既存の加入者への支援 既存参加店舗に対する支援(スキル、理念の確認、顧客対応など)を更新マニ ュアルの利用により検討した。 8. 他の小売商業者支援団体との連携 八幡浜商店街やその他支援団体等との連携を図りながら、ITに対応した商店 街の形成を図る。 生活者(地域住民・交流人口) ↑↓ (情報) ↑↓ 商店街 (商店街のビジョン・地域情報など情報提供) (契約)↑↓ ←→ 商工会議所・市役所 メンテナンス組織 ↑↓ (契約による支援・ボランティアティ支援など) ↑↓ えひめ IT関連 中小企業診断士 産業振興財団 企業 ITコーディネーター 人材派遣制度の講師など

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(2)個店支援 個店支援については、てやてや八幡浜の個店の希望に合わせて、以下の3店舗を抽出し、 支援を行うこととした。支援の内容及び結果については以下のとおりである。 表 抽出された個店 商店名 支援内容 A HP あり、通販も導入済み。IT環境の充実と付加価値化、 店頭販売の充実が当面の目標 B HP あり、更新技術が不足。得意先名簿のデータベース化、会 計処理の自前化、自前HP 開設、メールマガジンの発行が当面 の目標。 C HP あり、自前HPのリニューアル、ネット通販の導入等が当 面の目標。 ア 支援内容 支援先3店舗それぞれの経営戦略を明確化し、それを踏まえたうえでの最適なIT活用を 検討し具体策を提案することになった。実施した支援内容は以下のとおりである。 ① 他の事例を参照し、経営戦略策定の手順の説明 ② 経営理念、経営ビジョンの明確化 ③ SWOT分析による経営環境分析 分析内容を整理するツールとして経営環境分析表、経営環境マトリックス表を使用する。 経営環境分析表 経営環境マトリックス ④ SWOTクロス分析による主要 成功要因(CSF)の抽出 経営環境マトリックスを利用しCSF を抽出、整理ツールとして重点経営課 題抽出表を利用する。 重点経営課題抽出表

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⑤ 3年間の年度ごとのアクションプラン策定 重点経営課題抽出表に基づきアクシ ョンプランを策定、重点経営課題アク ションプランを整理ツールとして使 用する。 重点経営課題アクションプラン 以上までがミニ診断~IT戦略策定支 援である。内容は経営戦略企画書(要 約)を利用して整理した。 経営戦略企画書(要約) (3)今後の活動目標 今後の活動目標は、次のとおりである。 ① 情報の更新にかかるスキルアップのための講座を展開し、意識改革につなげる。 →更新技術のスキル及びコンテンツ作成の技術 →組合のニーズ等を把握して、実際の日程を決めることとする。 →更新等の技術的な問題については、産業情報センターで対応する。 →質的な向上については、今回の事業の中でできる方法を考える。 ② リンクの権限や自分たちで上記の内容を変更更新できるような仕組みがつくれな いのかについて検討する。 →今後作成されるちゃんぽんマップ、八高商業研究部、市役所、商工会議所の HPとのリンクを貼るなど (産業情報センターへの投げかけるとともに、自分たちで維持していくため に必要な予算計画をつくる) ③ 他の団体との連携を深める。 商工会議所青年部(チャンポンマップ)八幡浜市等との積極的なリンクを展開する。 ④ 商店街のITに関する診断を行う。 ⑤ 商店街のビジョン作成(ITに関するアウトプットのイメージをはっきりさせる) インターネット通販(個店として、商店街として)に結びつける。

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第 3 章 事業の成果

今回の支援により、商店街・個店において、環境分析等の診断を行い、対処すべきアクション プランの策定を行った。 <商店街対応> 八幡浜商店街においては、当小売商業支援センターの働きかけに加えて、事務局的役割を果た した運営員会のメンテナンスの必要性に対する意識が高かったこともあり、メンテナンス組織の あり方について様々な検討を行ってきた。 そこでの議論のあり方は、事務局機能を含めた形での自立したメンテナンス組織の立ち上げが できないだろうかということがポイントであった。そのために、求められるものはサスティナブ ルな仕組みとしてのHP更新の権限の獲得とスキルの取得であり、将来的なビジネスモデルの構 築であった。 HPの更新に関する権限の獲得については、えひめ産業振興財団との交渉により、自力で更新 できる基盤を作成しそのためのスキル取得の講座を開設してもらうなどを実施した結果、自力更 新のモデルとなるシステムへの移行ができたことが大きな成果である。 さらに、ビジネスモデルに構築の過程においては、以下のような成果が見られた。現状では定 性的な部分が多いが、今年度の成果を踏まえて、来年度の活動を進展させることによって、量的 な効果が見えてくると想定される。 ① IT に関する習熟度の差に対応した支援の仕組みを構築すること。 誰が支援するのか、できるのか。自分たちでできることと他に頼まないといけないこと の明確化(運営委員会と小売商業支援センターの役割の明確化) ② HP 掲載会員への呼びかけ等のツールが用意されたこと。 情報発信の必要性、IT 活用のコストパフォーマンス、IT 面での社会的要請(時代の要請 への対応)、IT 化の利益を生むための段階的成長 ③ 商店街IT 化の目標の具体化 HP 等 IT による情報発信の最終的な目標は、インターネットによる販売促進にある。イ ンターネットショッピングモールへの参加・参画まで踏み込まないと、対費用効果は計 れない。そのための意識の醸成が図れた。 <個店対応> ITの習熟度に応じたモデルを構築するために、「てやてや八幡浜」へ参加している商店のうち、 経営意欲のより高い商店との協働で最適なIT活用の具体策を検討した。この事業においては、 単なるITに関する知識や技術の取得が目的ではなくて、経営戦略に基づいたITの活用を図る ことが重要なポイントである。このため、結果として個店の経営分析を行いながらの総合的な支 援となった。個店との話し合いにおいて、経営理念や経営ビジョンを明確化させるとともに、S WOT分析という手法を用いた経営環境分析、SWOTクロス分析による主要成功要因の抽出、 それらの基づく3年間の年度ごとのアクションプランの作成、具体的メニューとしてのHPの立 ち上げ、リニューアルを中心とした情報発信支援を行った。その結果、以下のような成果が見ら れた。商店街での対応と同様に、現状では定性的な部分が多いが、今年度の成果を踏まえて、来 年度の活動を進展させることによって、量的な効果が見えてくると想定される。

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