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ISO45001 取組のポイントを解説

VOL.5

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目次

0 . はじめに

1 . 資源について

2 . 力量について

3 . 認識について

4 . コミュニケーションについて

5 . 文書化した情報について

6 . 会社概要

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はじめに

前回までの『ISO45001 取組のポイントを解説』では、ISO45001に対しての取組

みを組立てるところまで説明致しました。今回は、作成された取組みを実行していくた

めのポイントについて解説していきます。ISO45001では、箇条7に記されている項目

の説明になります。

箇条7の『支援』は、PDCAサイクルにある要求事項を適切に実施(Do)するために

必要な共通の基本的な要素のことを言っています。

トップマネジメントの役割として、OSHMSの有効性を上げるために『支援』を行う

事は、重要な要素です。言い換えれば『支援』なくしては、OSHMSも育たないという

ことです。

しかし『支援』は、最も重要な対応の一つである一方で具体的な数値で示すことは難

しい面があります。そこで今回は、安全衛生担当者や管理者がどの様に『支援』につい

て評価・対応をしていけば良いのかについて学んでいきましょう。

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1. 資源について

組織は、労働安全衛生マネジメントシステムの確立、実施、維持及び継続的改善に必要な資源を決定し、提供しなければなら ない。 箇条7.1 資源

資源とは?

組織が、OSHSMSを構築して運用し、継続的改善を進めるための資源とは、『人』、『もの』、『資金』

『技術』、『情報』、『時間』のことを表しています。

・運用に必要な人数 ・必要な力量の確保 管理責任者や運用担当者、推進担当 者、機械設備や化学の専門家など ・建物 ・設備 ・機械 安全な機械設備や危険有害性の低い 原材料、安全装置や局所排気設備な どのハード対策。ITソフトの資機材 など ・設備改修費 ・教育費 人の拡充や教育、ものの購入、安全 衛生に関する対策や改善、安全衛生 大会などの各種活動費 ・技能取得者 ・固有システム OSHMSに繋がる組織固有の技術や、 OSHMSを支援する独自のITソリュー ションなど 安全衛生の最新情報等 安全衛生のパフォーマンスを向上さ せる情報で、他社事例や安全管理を 効果的に進めるノウハウなど ・安全衛生教育 ・安全衛生委員会 リスクアセスメントの実施、日常的 な安全衛生活動、小集団活動などの 活動のための時間

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1. 資源について

どんなによい仕組みがあっても適切な

資源の提供

がなければ

OHSMSによる有効性を高めることはできません。

資源の提供を確実にする最終的な責任は、トップマネジメントにあります。トップマネジメントは、設備

対策費や安全衛生教育費といった予算を計上するだけでなく、OSHMSの全体的なアウトプットから資源の

適切性を注視し、必要に応じて、資源の提供を改善できるようにすることが重要です。

資源の現状把握はリストにしておきましょう

※予算については、「人」、「もの」に記載した事項を達成するために必要なものがあるが、それ以外に必要なものがある場合のみに記載した。 資源に関係のある主な箇条 もの 予算(※)・その他 5.3 組織の役割、責任及び権限 ・OSHMSの運用に関する担当者 (管理責任者、運用担当者、職場の推進担当者) ・安全衛生管理者の担当者 (総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、産業医など) 5.4 働く人の協議及び参加 活動時間 6.1 リスク及び機会の取組み (・安全衛生リスク等の評価 ・安全衛生機会等の評価 ・法的要求事項等の特定) ・安全衛生リスクの評価ができる者 ・機械設備及び化学物質管理の専門家 ・安全衛生関係法令の知識のある者 ・法定に基づく就業制限等 (免許、作業主任者、特別教育) ・(必要に応じて)法定点検実施者 ・法定上必要な設備(局所排気装置、換気装置、照明、空調、 覆い・カバー、保護具など) ・法定点検費用 ・作業環境測定費用 ・健康診断・ストレスチェック費用 ・活動時間(安全衛生リスクの評価など) ・危険有害性がより低い生産方式(組織固有の技術) 6.2 労働安全衛生目標及びそれを達成するための計画策定 ・(必要に応じて)活動ごとの推進者(4S、KYなど) 安全衛生目標と達成するための計画実施事項ごとの活動費 7.2 力量 ・安全衛生教育 ・社内資格者 ・その他各プロセスにおいて必要に応じた力量 7.4 コミュニケーション ・コミュニケーションのためのインフラ(イントラネット、掲示(活動)板、表示) 組織独自のITソリューション(組織固有の技術) 7.5 文書化した情報 ・文書管理のため情報技術(イントラネット、セキュリティなど)

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2. 力量について

組織は、次の事項を行わなければならない。 a)組織の労働安全衛生パフォーマンスに影響を与える、又は与え得る働く人に必要な力量を決定する。 b)適切な教育、訓練又は経験に基づいて、働く人が(危険源を特定する能力を含めた)力量を備えていることを確実にする。 c)該当する場合には、必ず、必要な力量を身に付け、維持するための処置をとり、とった処置の有効性を評価する。 d)力量の証拠として、適切な文書化した情報を保持する。 注記:適用される処置には、例えば、現在雇用している人々に対する、教育訓練の提供、指導の実施、配置転換の実施などが あり、また、力量を備えた人々の雇用、そうした人々の契約締結などもあり得る。 箇条7.2 力量

力量とは?

「意図した結果を達成するために、知識及び技能を適用する能力」(箇条3.23)のことです。つまり、働

く人が安全衛生に関する必要な知識と技能を持ち、かつ、実際に使える状態であることをいいます。

a項~d項をまとめると

力量を維持するためには

非管理職を関与させながら計画、実施、評価し、改善をしていく事が力量維持のポイントです。

力量アップのために どの様な手法を行うか 計画した手法を実行 有効性の評価 改善と記録

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2. 力量について

継続的にOSHMSを運用するために、

人材の育成

をしていきましょう!

継続的にOSHMSを運用するには、法改正や組織改変など組織内外の情勢の変化に対応するための人材を

確保しておくことが重要となります。そのため、組織の数年後を踏まえ力量を備えた人を必要数確保できる

ように教育体系を確立し計画的に人材の育成をしていきましょう。

人材育成のためのポイントは

資格等の確認 ISO45001の プロセスに必要な力量 担当業務に必要な力量 変化に伴う力量 労働安全衛生法令で求められている資格を参考にしましょう! 労働安全衛生法令では、必要な力量を決定する上で参考となる対象、教育内容、資格等が 定められています。 ISO45001で求められているプロセスの実施をするための活動から力量を決定! ・リスクアセスメントに関する知識・技能 ・労働安全法令に関する知識 ・分析手法(なぜなぜ分析、4M分析など) ・設備の安全化に関する知識 ISO45001で求められているプロセスの実施をするための活動から力量を決定! ・リスクアセスメントに関する知識・技能 ・労働安全法令に関する知識 ・分析手法(なぜなぜ分析、4M分析など) ・設備の安全化に関する知識 新規設備など導入、作業方法変更に伴い必要になる力量の決定! 新規設備導入などで、組織の業務に大きな変更があった場合、安全面も含めた作業を適切 に行うための力量が新たに生じたり、変更されたりすることがあります。

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3. 認識について

働く人に、次の事項に関する認識をさせなければならない。 a) 労働安全衛生方針及び労働安全衛生目標 b) 労働安全衛生パフォーマンスの向上によって得られる便益を含む、労働安全衛生マネジメントシステムの有効性に対する自 らの貢献 c) 労働安全衛生マネジメントシステム要求事項に適合しないことの意味及び起こり得る結果 d) 働く人に関連するインシデント及びその調査結果 e) 働く人に関連する危険源、労働安全衛生リスク及び決定した取組み f) 働く人が生命又は健康に切迫して重大な危険があると考える労働状況から、働く人が自ら逃れることができること及びその ような行動をとったことによる不当な結果から保護されるための取り決め 箇条7.3 認識

働く人へ認識させる方法は、これまでの活動を利用しましょう。

a) 方針・目標 〇 〇 〇 〇 〇 b) 自らの貢献 〇 〇 〇 〇 〇 〇 c) 適合しないことの意味とその結果 〇 〇 〇 〇 〇 d) インシデント及びその調査結果 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 e) 危険源、安全衛生リスクと決定された処置 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 f) 切迫した重大な危険 〇 〇 〇 〇 〇 〇 方法 認識事項

認識させる方法としては、左の表

のように整理できます。多くの組織

がこれまでに行ってきた取組みや活

動の中から効果的と思われる方法を

用いれると良いでしょう。

ISO45001を導入するにあたって、

『認識』のための新たな取組みを要

求しているものではありません。

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4. コミュニケーションについて

7.4.1 一般 組織は、次の事項の決定を含む、労働安全衛生マネジメントシステムに関連する内部及び外部のコミュニケーションに必要なプロセスを確立し、実 施し、維持しなければならない。 a) コミュニケーションの内容 b) コミュニケーションの実施時期 c) コミュニケーションの対象者 1) 組織内部の様々な階層及び部門に対して 2) 請負者及び職場の来訪者に対して 3) 他の利害関係者に対して d) コミュニケーションの方法 組織は、コミュニケーションの必要性を検討するに当たって、多様性の側面(例えば、性別、言語、文化、識字、心身の障害)を考慮に入れなけれ ばならない。組織は、コミュニケーションのプロセスを確立するに当たって、関係する外部の利害関係者の見解が確実に考慮されるようにしなければ ならない。コミュニケーションのプロセスを確立するとき、組織は、次の事項を行わなければならない。 ー 法的要求事項及びその他の予九事項を考慮に入れる。 ー コミュニケーションする労働安全永江性情報が、労働安全衛生マネジメントシステムにおいて作成する情報と整合し、信頼性があることを確実 にする。 組織は、労働安全衛生マネジメントシステムについて関連するコミュニケーションに対応しなければならない。 組織は、必要に応じて、コミュニケーションの証拠として、文書化した情報を保持しなければならない。 7.4.2 内部コミュニケーション 組織は、次の事項を行わなければならない。 a) 必要に応じて、労働安全衛生マネジメントシステムの変更を含め、労働安全衛生マネジメントに関連する情報について、組織の様々な階層間及び機 能間で内部コミュニケーションを行う。 b) コミュニケーションプロセスが、継続的改善への働く人の寄与を可能にすることを確実にする。 7.4.3 外部コミュニケーション 組織は、コミュニケーションプロセスによって確立したとおりに、かつ、法的要求事項及びその他の要求事項を考慮に入れ、労働安全衛生マネジメ ントシステムに関連する情報について外部コミュニケーションを行わなければならない。 箇条7.4 コミュニケーション

箇条7.4コミュニケーションは、上記3つの項目から実施側面が

構成されているため、まとめて学んでいきましょう。

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4. コミュニケーションについて

労働災害防止に向けた活動は、

全員参加

によって効果が表れるものです!

箇条5.4 協議及び参加 箇条7.3 認識

全員参加実現のためには、働く人による「協議及び参加」を実施し、働く人に「認識」させる必要があり、

さらに、組織の方向性や考え方を周知させる必要があります。

働く人へ周知させる 組織の方向性 考え方

周知させるために

コミュニケーション

が必須!

ここでのコミュニケーションとは、関係者同士で話し合うことや組織からの指示事項や周知事項を伝達す

ること、また、働く人からの意見や情報を吸い上げる等のコミュニケーションです。組織に求められている

事は、内外部のコミュニケーションに必要なプロセスを確立して実施することが求められています。

プロセスは、箇条7.4.1を参考に

1) コミュニケーションの内容

2) 実施時期

3) 対象者

4) 方法を決定する

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4. コミュニケーションについて

対象 実施内容 実施時期 担当部署 安全衛生委員 (会議名:安全衛生委員会) ・安全衛生委員会規程に基づいて実施 毎月1回 環境安全部 各部署 (会議名:部署安全衛生会議) ・安全衛生委員会の議事を周知 ・職場の安全衛生計画の作成、進捗確認、評価 ・リスクアセスメント、安全衛生活動等の  実施状況の確認 ・職場における安全衛生上の課題の共有 毎月1回 各部署 〇〇金属、××運送、□□製造所 (会議名:安全衛生協議会) ・当社安全衛生方針、目標、計画などの周知 ・当社安全衛生ルールの周知 ・安全衛生に関する情報交換 毎月1回 総務部 来訪者 ・守衛所で構内のルールを示したカードを  渡して周知 ・会議室で打合せ等を実施する場合の避難経路  等の伝達 随時 総務部 各担当部署 労働基準監督署 ・各種届出 ・労働安全衛生に関する相談 ・労働災害発生時の報告 随時 環境安全部 消防署 ・各種届出 ・消防点検 ・避難訓練実施時の立会い 随時 総務部 自治会 ・自治会総会に出席し、地域からの要望等の  聞き取り 年1回 総務部

コミュニケーションのプロセスを確立するために、OSHMSを運用する上で関係する対象者を選定し、決

定した対象者に対して、いつどのような内容でコミュニケーションを行うかを決めましょう。下記に参考例

を示します。

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5. 文書化した情報について

7.5.1 一般 組織の労働安全衛生マネジメントシステムは、次の事項を含まなければならない。 a) この規格が要求する文書化した情報 b) 労働安全衛生マネジメントシステムの有効性のために必要であると組織が決定した、文書化した情報 注記 労働安全衛生マネジメントシステムのための文書化した情報の程度は、次の様な理由によって、それぞれの組織で異な る場合がある。 ー 組織の規模、並びに活動、プロセス、製品及びサービスの種類 ー 法的要求事項及びその他の要求事項を満たしていることを実証する必要性 ー プロセス及びその相互作用の複雑さ ー 働く人の力量 箇条7.5 文書化した情報

文書化した情報の

意味

をしっかりと理解!

文書化した情報は、文書 だけを意味するものでは ありません。 動画、写真、レコーダー などの管理・維持できる 情報も含まれます。 文書化した情報の

維持

手順を含む

文書

文書化した情報の

保持

手順を含む

記録

英文を和訳しているため、わかり にくいところもありますが、意味 の違いをしっかりと覚えておきま しょう。

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5. 文書化した情報について

ISO45001が要求する

維持

するものと

保持

するもの

上記に記した内容以外でも、組織の規模、活動、製品及びサービスの種類、プロセス及びその相互作用の

複雑さ、労働者の力量などの状況を踏まえて、組織の能力に応じ文書を作成するとなお良いです。

維持(文書類)が求められているもの 保持(記録)が求められているもの 1 OSHMSの適用範囲(4.3) OSHリスク評価の方法と基準(4.3) 2 安全衛生方針(5.2) 法的要求事項及びその他の要求事項(6.1.3) 3 OSHMSに関する役割、責任、権限(5.3) 安全衛生目標と達成のための計画(6.2.2) 4 リスク及び機会に関すること(6.1.1) 働く人の力量(7.2) 5 危険源の特定並びにリスク及び機会の評価(6.1.2) 1)危険源の特定(6.1.2.1) 2)OSHリスク及びその他のリスク評価、  OSHリスク評価の方法と基準(6.1.2.2.) 3)OSH機会及びその他の機会の評価(6.1.2.3) コミュニケーションの証拠(7.4.1) 6 法的要求事項及びその他の要求事項(6.1.3) 運用の計画及び管理(8.1.1) 7 取組みの計画(6.1.4) 緊急事態に対応するための計画(8.2) 8 安全衛生目標と達成のための計画(6.2.2) モニタリング、測定、分析、パフォーマンスの評価の結果(9.1.1) 9 運用の規格及び管理(8.1.1) 順守評価の結果(9.1.2) 10 緊急事態に対応するための計画(8.2) 内部監査の結果(9.2.2) 11 内部監査(9.2) マネジメントレビューの結果(9.3) 12 継続的改善の結果(10.3) インシデントと不適合の性質及び取った処置(10.2) 13 上記12のすべての対策と是正措置の結果(10.2) 14 継続的改善の結果(10.3)

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5. 文書化した情報について

7.5.2 作成及び更新 文書化した情報を作成及び更新する際、組織は、次の事項を確実にしなければならない。 a) 適切な識別及び記述(例えば、タイトル、日付、作成者、参照番号) b) 適切な形式(例えば、言語、ソフトウェアの版、図表)及び媒体(例えば、紙、電子媒体) c) 適切性及び妥当性に関する、適切なレビュー及び承認 7.5.3 文書化した情報の管理 労働安全衛生マネジメントシステム及びこの規格で要求している文書化した情報は、次の事項を確実にするために、管理しな ければならない。 a) 文書化した情報が、必要な時に、必要なところで、入手可能、かつ、利用に適した状態である。 b) 文書化した情報が十分に保護されている(例えば、機密性の喪失、不適切な使用及び完全性の喪失からの保護)。 文書化した情報の管理に当たって、組織は、該当する場合には、必ず、次の活動に取組まなければならない。 ー 配付、アクセス、検索及び利用 ー 読みやすさが保たれることを含む、保管及び保存 ー 変更の管理(例えば、版の管理) ー 保持及び廃棄 労働安全衛生マネジメントシステムの計画及び運用のために組織が必要と決定した外部からの文書化した情報は、必要に応じ て識別し、管理しなければならない。 注記1 アクセスとは、文書化した情報の閲覧だけの許可に関する決定、又は文書化した情報の閲覧及び変更の許可並びに権 限に関する決定を意味し得る。 注記2 関連する文書化した情報のアクセスには、働く人及び働く人の代表(いる場合)によるアクセスが含まれる。 箇条7.5 文書化した情報

文書の作成と更新は、これまで作成した文書を活用しましょう。

安全衛生管理上の文書類は、既存のものがあれば箇条7.5.2のa)~c)の項目で

不足事項を追記して改定すれば大丈夫です。

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5. 文書化した情報について

文書化した情報の管理は、何故必要なのか。

仕事の標準化やルールの明示、記録は、適切な保持をする

ことが重要です。この明示や記録は、日々の組織やとりわけ

職場で活用されることで安全衛生が確保されます。

そのため、必要な人にたいして『文書化した情報が、必要

な時に、必要なところで入手可能、かつ、利用に適した状態

であること』が求められます。さらに『文書化した情報が十

分に保護されている。』こととしては、不正なアクセスや不

適切な改ざんに対しても保護されている必要があります。

健康診断の結果やス トレスチェックなど の結果において働く 人の不利益がないよ う、しっかりと管理 するために規定があ るんだね。

記録の漏れや間違いが出ないようにするには?

安全衛生記録の一覧表を作成しましょう。法定とそれ以外を区分けし、保管年限等を記録しておくことで、

漏れと間違いが、概ね防げるようになります。

また正しい情報であるために文書や記録が最新版であることも必要です。文書の更新が『いつ、なぜ、ど

のように』更新されてきたかこまめにチェックしましょう。

安全衛生マネジメントシステム項目 安全衛生記録 法定 保管部門 保管年限 安全衛生方針 安全衛生方針公開台帳 安全衛生課 5年 安全衛生方針(旧版) 安全衛生課 3年 法的及びその他の要求事項 順守評価 法的要求事項一覧表(原本の旧版) 安全衛生課 5年 届出書類 安全衛生課 10年 一般健康診断結果 安全衛生課 5年 個人結果 安全衛生課 5年 面接指導結果 安全衛生課 5年 特殊健康診断結果 安全衛生課 5~30年 法的要求事項変遷表(順守評価コメント) 安全衛生課 5年 安全衛生記録一覧表例

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おわりに

いかがでしたでしょうか、今回の『支援』については。企業様にとって『働く人』、

『技術』、『時間』、『設備』、『情報』、『資金』それぞれがとても重要な資産であ

ると書かれている様に私は感じました。

特に『働く人』というのは、企業様にとっても最も重要な資産となるところです。昨

今の日本では、海外への人材の流出など度々問題としてとりあげられています。この様

な状況を改善するのも企業様にとっては、大事な役割であると常々感じるところであり

ます。

ISO45001を企業同士の取引の上で必要と考える企業様も少なくはないです。しかし、

改めて企業様の『働く人』、『技術』といった資産を大切にしていく見直しにも役立つ

のではないかと思いました。

ISO45001を取得した企業様もこれから取得を考えている企業様も是非広い視野で

ISO45001を運用して頂ければと思います。

次回は、箇条8の『運用』について説明してきます。是非、引き続きご覧ください。

参考資料:これだけでわかるISO45001導入から実践までのポイント 中央労働災害防止協会出版

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会社概要

社名 エー・エム・プロダクツ株式会社 所在地 (本社)東京都世田谷区上馬2丁目14-1 横溝ビル8階 拠点 札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡 創業 1987年8月20日 代表者 代表取締役社長 八尾雄一 資本金 2,000万円 従業員数 55名 ■事業内容 エー・エム・プロダクツは、職場の環境改善と働く人達の 安全保護を目的に広い分野で活動しております。 ■お問い合わせ TEL:03-5481-9001 ホームページ:https://www.ampro.co.jp

参照

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