Title
Studies on Inhibition of Hemagglutinating Encephalomyelitis
Virus(HEV)by using Neutralizing Monoclonal Antibodies against
HEV( 内容の要旨(Summary) )
Author(s)
Raihana Royan Rahimi
Report No.(Doctoral
Degree)
博士(獣医学) 甲第290号
Issue Date
2009-09-11
Type
博士論文
Version
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12099/33602
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氏名(本(国)籍) 主 指 導 教 員 名 学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 研究科及び専攻 研究指導を受けた大学 学.位 論 文 題 目
審
査 委 貞Raihana Royan Rahimi(アフガニスタン・イスラム共和国)
東京農工大学 教授 下 田 実 博士(獣医) 獣医博甲第290号 平成21年9月11日 学位規則第3条第1項該当 連合獣医学研究科 獣医学専攻 東京農工大学
Studies onInhibition of Henagglutinating Encephalomyelitis Virus(HEV)by using
Neutralizing MonoclonalAntibodies against HEV
(豚血球凝集性脳脊髄炎ウイルス(HEV)のモノクロ
ーナル抗体を用いたHEVの感染防御の解明)
主査 岐 阜 大 学 教 授 副査 帯広畜産大学 副査 岩 手 大 学 副査 東京農工大学 副査 岐 阜 大 学 授 授 授 授 教 教 教 教 雄 春 治一人 章 修 英 秀 田 熊 田 多 士 山 猪 津 本 福 論 文 の 内 容 の 要 旨 豚血球凝集性脳脊髄炎ウイルス(ⅡEV)は乳のみ豚に脳脊髄炎や嶋吐,衰弱をおこすコロ ナウイルス科に属するウイルスである。 豚がEEVに感受性をもつ唯一の動物である。実験的にはマウス,ラットが感染する。 3週間以内の子豚がHEVに感染した時100%の致死率になる。しかし3週間以上になると臨 床症状は示さない。日本で1973年抗体を調べるⅡⅠ試験では,約50%の豚でEEVの抗体を 見つけた。1984年我が国で3ケ月齢の豚で呼吸器からHEVを分離した。しかし我が国では HEVの発生は起こっていない。 この研究で申拍者は以下の問題を調べた。 1) ⅡEV67N株に対するモノクローナル抗体(MAb).を作製すること。 2) 中和活性を持つMAbを作製すること。 3) 中和活性を持つMAbはHEVプロテインの免疫活性および抗原性を調べること 4) 中和活性を持つMAbはHEVの免疫療法に役立つかを調べること。 【第一章】HEV67株に対するMAbの作製 HEVに対するMAbを作製した。ホルマリンで不活化したIIEVで免疫した5週齢の雌 -112一Balb/cマウスの肺細胞とハイブリドーマ細胞と融合させ11個の中和活性を持つ融合細胞を 見いだした。11個の中和活性(NT)を持つ抗体は1:2q,000から1:800,000であり,MAb 120は最もNT抗体は高くNT価は1:800,000だった。次にMAb22および151が高くNT価は 1:400,000であり.さらにMAb42および1Flで1:200,000であった。またMAb61および97は 1:160,000および1‥80,000と続き.次にMAb3,37,124はともにNT価は1:40,000であった。最後 にMAb17が1:20,000と続いていた。 赤血球凝集阻止(HI)抗体は1:400から1:409,600であった。HIの最も高いものはMAb 120で1:409,6000であり,次がMAb151の1:102,400であった。低いHI抗体価はMAb97お よび124の1:400であった。 酵素抗体(ELISA)は1:4,450および1:6,400であった。そしてMAb61,97および1Flの ELISA価は高くそれぞれ1:150,000および1:104,200さらに1:250,000であった。 ウエスタンプロット実験での観察のようにSDS・PAGEで2-メルカプトニタノール(ME) でのみ処理した精製ウイルスはどのタンパクとも反応しなかった。しかしプロテイン・インヒビ ターで処理したものはすべて約150kDaと反応した。 IFAでみるとMAb22および42の蛍光抗体法では5時間で細胞内で蛍光を弱いながら発し ていた。それらは10時間さらに24時間で細胞のまわりに強く反応した。他のMAbでは同様の 蛍光がみられた。HEVのMAbのサブクラスはIgG2とIgGlであった。 【第二帝】作製されたMAbのⅢEV感染の防御と中和 MAbの感染防御効果を見るためHEVに感受性のある10日齢のマウスを用いて調べた。これ らのマウスにMAb免疫後3日目にHEVlO8TCID50を按耕し感染防御を5日間調べた。1:800に 希釈したMAb120はウイルス感染後ウイルスの感染を完全に止めた。1:1,000に希釈したMAb120 は3匹按椰中1匹を生存させた。しかしMAb151および22では1:800に希釈した場合1匹を死 亡させた。MAb42では1:800に希釈した場合2匹死亡させた。MAblFl,3,37および17では1:800 に希釈したMAbではすべてのマウスを死亡させた。1:400に希釈したMAbは,MAblFlではす べてマウスを生かし,MAb3では2匹死亡させた。MAb37および17はすべて死亡させた。 これらの結果は中和活性のあるMAbがⅡEV感染の防御と動物の治療に役立つことを示唆して いる。 審 査 結 果 の