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巻頭言(立命館大学人文科学研究所紀要 114号)

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Academic year: 2021

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77 〈小特集〉間文化現象学ワークショップ「エコノミーと間文化性」

巻頭言

〈小特集〉間文化現象学ワークショップ

「エコノミーと間文化性」

今回の小特集は、科研費プロジェクト「間文化性の理論的・実践的探究 ―間文化現象学の新展開」(代表:加國尚志)にもとづき、その研究拠点 である本学・間文化現象学研究センターにおいて、2017 年 3 月 16 日に開催 された、ワークショップ「エコノミーと間文化性」の発表原稿を集めたもの である。 科研費プロジェクトは、平成 26 年(2014 年)から 5 年間にわたって継続 し、年度ごとに重点研究のテーマを設定している。これまで、1 年目は「視 覚」、2 年目は「制度」をテーマとしたが、今回 3 年目のテーマは「エコノ ミー」であり、このテーマを軸にして上記のワークショップを開催する運び となった。 今回の研究発表者は、亀井大輔氏、佐藤勇一氏の 2 名であった。そして、 コメンテーターとして、滋賀大学の藤岡俊博氏をお招きした。「エコノミー」 は、通常の「経済」という語義とは、ある程度まで重なりつつもその射程を 異にする概念である。ワークショップでは、この、近年注目されているがな お未開拓な問題系に向かって、間文化現象学の観点から重要な切り込みがな された。このことが活発な討議を引き起こすことになった。 しかしまた、このワークショップは、開催日の当日だけに集中して取り組 まれたものではない。上記の発表者たちは、間文化現象学研究センターとそ こにおいて定期的に開催されてきた研究会で、たがいに問題意識を研ぎ澄ま しあってきた。そうした蓄積のうえで、ワークショップが開催されたのであ る。 ***

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78 立命館大学人文科学研究所紀要(114号) 今回も、発表者、コメンテーターのみなさま、そして、ワークショップを 支えていただいた人文科学研究所のみなさまに感謝申し上げる。そしてま た、協力していただいた大学院生諸君にも感謝申し上げる。 文学部教授・間文化現象学研究センター長 谷 徹

参照

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