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【研究論文】『琉球国由来記』巻19と『久米仲里旧記』の神名について: 沖縄地域学リポジトリ

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Title

【研究論文】『琉球国由来記』巻19と『久米仲里旧記』

の神名について

Author(s)

玉城, 伸子

Citation

浦添市立図書館紀要 = Bulletin of the Urasoe City

Library(14): 58-68

Issue Date

2003-03-28

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/23727

(2)

[研究論文

l

『琉球国由来記』巻

1

9

と『久米仲里旧記』の神名について

はじめに 『琉球国由来記』 (1713年。以下『由来 記』)は、各地から提出された基礎資料を基 に編集されたものであるといわれている。実 際に基礎資料と『由来記』とを丁寧につきあ わせてみると、一言で「編集」といってもそ の編集方法はいくつかのレベルに分類される。 すなわち、基礎資料の文章そのままを〈引用〉 という形で取り入れたもの、 『由来記』の編 纂方法に合う形に〈改変〉して取り入れたも の、内容を〈参照〉して新たに作成したと思わ れるもの、以上三つのレベルである。(1) その『由来記』の基礎資料の一つに『久米 仲里旧記』 (1703年か。以下『仲里』)が

玉 城 伸 子

ある。 『仲里』は『由来記』巻19「各処祭 祀八」の久米島仲里間切の記事と対応するも のである。先に述べた『由来記』の編集方法 のレベルで言えば、 『仲里』は『由来記』の 編纂方法に合う形に〈改変〉して取り入れら れたものと言うことができる。なかでも神名 の記載の〈改変〉は興味深い。 『仲里』では 神名が他の基礎資料に比べて長いのであるが、 『由来記』では短くなっているのである。(2) 本稿では、なぜこのような編集方法がとられ たのか、神名とは何か検討してみたい。 なお、特に記さない限り本論で言う『由来 記』とは、巻19の仲里間切の記事を指して いる。 『由来記』 48 イシキナハ御嶽 珊 叩 " 鎚 問 村 い し き な は 御 呻9ヽ ヘ 之 宰 ] 49 平松御嶽 45 儀間村平松御嶽神御名記 50 仲里城御嶽 ・-・・-・ 一..ヽ一 ---・・ _ , ___ l 仲里城御嶽御いべ--之事 r —....、.... 51 屋慶名御嶽 57 堂村屋慶名御嶽神御名記 ・-・- _,, . .. 52 ケツマ御嶽 58 比屋定村けつま御嶽神御名記 53 上アミフシ御嶽 59 比屋定村上あみふし御嶽神御名記 . 54下アミフシ御嶽 60 比屋定村下あみふし御嶽神名記 55 ヲベイ御嶽 61 比屋定村おへい御嶽神御名記

. 36一嶋尻村比嘉御嶽之儀むかし久米仲城御嶽 56 比嘉御嶽 より御神御移御嶽二成候由神之御名記 - - ― - -.. 57 黒洲御嶽 37 嶋尻村こうろ瀬御嶽神之御名記 58 トンナハ御嶽 8 宇根村とんなは御嶽御いへ之事

~―~ー~ー• 59 世野久瀬御嶽

"

y根村世阻~一秒~\瀬御嶽神御名配

一"" - ・・ -60 ヲレ御嶽 10 宇根村おれ御嶽神御名記 .• . 61 トマリ原御嶽 11 宇根村とまり原御嶽神御名記 ' -62 アフ御嶽 12 あふ御嶽神御名記 ' . . ― 63黒石御嶽 ---c----- " 克呻黒いし釘滋神御名氾 ' 64 久米原御嶽

I

25 真謝村久米原御嶽神御名記 ~ 一 65 ナミ里御嶽 32 比嘉村なみ里御嶽神御名記

I

ー・▲―•• 一・--呵 - --・-- -66 名幸御嶽 33 比嘉村名幸御嶽神御名記 〈表

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〉 『由来記』と『仲里』の項目対応表

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1.御嶽名について 『由来記』は『仲里』の記事を取捨選択し ており (31、御嶽名の/II且序についても『仲里』 の通りではなく、多少の異同がある。 その対応を示す 〈表1〉。 『由来記』巻19は前半の 1から47までが 久 米 具 志 川 間 切 、 後 半 の48から66までが久 米仲里間切について書かれている。久米仲里 間切の67から88までは年中祭祀についての 記 載 て あ り 、 御 嶽 や 神 名 に つ い て の 記 載 は 48から66までとなっている。 I ・記の対応間係を見てみると、 『由来記』 2.神名について (])神名の構造 これから神名の中身・内容を分析していき たいが、その前に、 「神名」とは何なのか、 辞典での定義づけを見てみたい。 『沖縄大百 科事典』ては「御嶽・ 井泉• その他の聖地の、 信仰の対象となる神々の固有名。各地域、各 時代の神観念を反映して、その名称も種々、 変遷も多岐にわたる。地名や嶽名、職能を冠 した名称のほか、功徳のあった人物名の場合 もある。 (後略)」 (「神名 l の項、長濱数 子氏による)としている。それでは、 『仲里』 の神名の構造は実際どうなっているのだろう に御嶽や神名について書かれた48から66ま か。 での箇所は全て『仲里』と対応しておrJ、 『由 『仲里』の神名は、御嶽とその神を美称す 来記』で新たに取り上けられた御嶽はない。 る内容となっており、対語対句を用いた長い 『仲里』は、歌謡や集落の創始に関わる記事、 神名となっているのが特徴的である。いくつ 祭祀の起源などが多く記されているが、それ か例を見ていきたい。 らが『由来記』て省かれたため、 『仲里』の 項目番号がとびとびになっている。そして神 名が記された項目が『由来記』に採用された のであるが、その順序は『仲里』に記された 通りではなく、 『由来記』で編集されたと言 うことができる。なぜこのような編集をした のか問題ではあるが、これについては別稿と したい。 ここで御嶽名についてもふれておきたい。 『仲里』で「おへい御嶽; 「こうろ瀬御荻」 「おれ御嶽」 「黒いし御嶽」と表記されてい るものが、 『由来記』で「ヲベイ御嶽」 「黒 洲御嶽」 'ヲレ御嶽」 「黒石御嶽」と多少の 表記の違い(『仲里』の平仮名表記、 『由来 記』のカタカナ表記は違いに含まない)がみ られるものがあるが、残りの御嶽名は一致し ている。文字レベルでの多少の表記違いも含 めて、御嶽名についてはほぼ一致していると 言ってよいだろう。 例]. 『仲里』 8 宇根村とんなは御嶽御いヘ 之事 ーとんなはの見あけ森見あけたけ大つか さ若つかさかなし 『由来記』 58 トンナハ御嶽 神名 大ッカサ御イベ まずトンナハ御嶽の例を見てみたい。 『仲 里』の神名に漢字を当てると「とんなはの 見 上 げ 森 見 上 げ 嶽 大 司 若 司 加 那 志J となる。 「とんなは」は地名で、ここでは御 嶽名として出ている。 「見あけ森」 「見あけ 嶽 」 は 対 語 で 、 見 上 げ る 、 つ ま り 立 派 な 森 (杜) .嶽ということである。 「大つかさ」 「若つかさ」は対語で、大いなる司(神)、 立派な司(神)という意である。 「かなし」 は敬称の接尾語で「∼様」という意であり、 「大つかさ」と「若つかさ」に係ると思われ る。冒頭に御嶽名、そしてその御嶽を美称し

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た対語が続いているが、 『由来記』ではこの 部分を省いている。 「大つかさ」と「若つか さ」の対語のうち、前項の「大つかさ」のみ を『由来記』では神名として採用しているの である。ちなみに『仲里』にはトンナハ御嶽 の由来が記され、それによると笠末若按司を 祀ったものである。 例2. 『仲里』 57 堂村屋慶名御嶽神御名記 ー屋慶名森見あけ森いたきよらたなきよ らにちやよくめしやるきみよしきみちゃ かかなし 『由来記』 51 屋慶名御嶽 神名 キミヨシ御イベ 次に屋慶名御嶽の例を見てみたい。 『仲里』 の神名に漢字を当てると「屋慶名森 見上げ 森 板 清 ら 棚清らに ざりよこめしおはる 君良し 君高加那志」となる。 「屋慶名 森」は御嶽名である。 「見上げ森」は先例で もみた通り、立派な森(杜)という意で、屋 慶名森(杜)に対する美称辞であり、 「屋慶 名森」 「見あけ森」は対語となる。 「いたき よら」 「たなきよら 1はオモロでは船の美称 となっているが、ここでは神の寄り代の名と なる。 「ちやよくめしやる」は鎮座していらっ しゃる、という意である。 「きみよし」 「き みちやか」が対語となっており、神名という ことになる。冒頭の「屋慶名森」から「ちゃ よくめしやる」までは「きみよし きみちゃ か かなし」に係る修飾語となっている。 『由 来記』では修飾語である前半部分を省き、さ らに「きみよし」 「きみちやか」の対語のう ち、前項の「きみよし」を『由来記』の神名 としている。 『仲里』の神名の一般的な例として二つの 例を示したわけだが、 『仲里』の神名の特徴 をまとめると次の通りとなる。①冒頭に御嶽 名がくる。②続いて御嶽を美称する語がくる。 ③イベ名を修飾する語がくる。④ほとんどが 対語で構成されている。以上の4点が『仲里』 の神名の特徴と言える。なお、 19御嶽のう ちの5御嶽(仲里城御嶽、ナミ里御嶽、比嘉 御嶽、黒洲御嶽、平松御嶽)の神名の中には 御嶽名が出ていない。 このように、 『仲里』は御嶽名とイベ名、 そしてそれらを美称する語が、対語で構成さ れた長い神名を「神名」としているのである。 それが『由来記』では統一して「神名

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御イベ」とあるように、 「イベ名」を「神名」 と捉えているため、御嶽名や御嶽に関する語、 神名を修飾する語をそっくり省いたことが分 かる。すると、その残った語のどの語を「イ ベ名」としているのか、ということが問題と なる。イベ名となる語は、ほとんどが対の前 項をとっている。後項をとるものは平松御嶽 の若ッカサ御イベの 1例あるが、これについ ては後述する(『由来記』で複数の神名に分 かれている例)。 (2)神名の数について 『仲里』と『由来記』には、御嶽名とその 御嶽のイベの神名が記されている。上記で取 り上げた19の御嶽中、 『仲里』の神名が26 あるのに対し、 『由来記』の神名は

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あり、 『仲里』の神名より 6つも増加している。こ れは『仲里』の一つの神名に対し、 『由来記』 で二つや三つに分割されているものがあるか らである。 【神名が二つに分割された例】 例1. 『仲里』

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比嘉村名幸御嶽神御名記 ー名幸森よな森のわかつかさすてつかさ 十ゑたいへ八ゑたいへめまよきよらあし かきよらかなし 『由来記』 66 名幸御嶽 一 御 前 神 名 若 ッ カ サ 御 イ ベ

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一 御 前 神 名 トヱダ御イベ しらとまりかしら」(港・泊の突端)とい う海に関連する語があることも特徴的である。 名幸御嶽の神名に漠字を当てると「名幸森 よな森の/若司 孵で司/十枝イベ 八枝 【神名が三つに分割された例】 イベ/目眉清ら 足が清ら/加那志」となる。 冒頭に御嶽名「名幸森」がきて、その対が「よ な森」となっている。そして「わかつかさ」 と「すてつかさ」、 「十ゑたいへ」と「八ゑ たいへ」、 「めまよきよら」と「あしかきよ ら」がそれぞれ対となっている。それが『由 来記』の神名では、冒頭の御嶽名とその対語 を省いている。後の3紺の対語では対の前項 である「わかつかさ」と「十ゑたいへ」がそ れぞれ神名となっている。その際、 「めまよ きよら」も神名となりそうだが、 『由来記』 ては採用されていない。 例2. 『仲里』 45 儀間村平松御嶽神御名記 ーいたきよらかなきよらめまよきよらあ しかきよらすてつかさかなし若つかさか なしみなとかしらとまりかしらいへとの かなしちゃしやとのかなし 『由来記』 49 平松御嶽 一 御 前 神 名 若ッカサ御イベ 一御前 神名 イベトノ御イベ 平松御嶽の神名に漢字を当てると「板清ら 金清ら/目眉清ら 足が清ら/孵で司加那 志 若司加那志/港頭 泊頭/イベトノ加那 志 チヤシャトノ加那志」となる。この神名 には御嶽名「平松(森)」が出ない。 「/」 記号て区切った5組の対語の内、 「加那志」 の付いた「若つかさ」 「いへとの」を『由来 記』の神名に採用している。 「いへとの」は 対の前項であるが、 「若つかさ」は対の後項 をとっている。 『仲里』の神名に御嶽名が出 ないこと、対の後項から『由来記』に採用さ れた神名があること、この2点が他の神名の 構成と異なるものとなっている。 「みなとか 例1. 『仲里』 11 宇根村とまり原御嶽神御名記 ーみやかとまりおそへやのたんちやくの めんなかのわかつかさすてつかさかなし 『由来記』 61 トマリ原御嶽 一 御 前 神 名 ヲソヒヤノ御イベ 一 御 前 神 名 タンチャクノ御イベ -j卸 前 神 名 メンナカノ御イベ トマリ原御嶽の神名に漢字を当てると「み 揚が泊/おそびやの たんざくの めんなか の/若司孵で司/加那志」となる。冒頭に、 立派な港(泊まる所)という意で御嶽名が出 る。御嶽名については対語になっておらず単 独である。 「おそへやの」 「たんちゃくの」 「めんなかの」についての語義は不詳(4)で あるが、 3連対と考える。そして「わかつか さ」 「すてつかさ」が対となっている。その うち、 「∼の」という助詞がついた3連対が それぞれ『由来記』のミつの神名として採用 されている。対句の片方が神名となる法則か らはずれ、 3連対がそれぞれの神名となる特 異な例である。 例

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『仲里』 44 儀間村いしきなは御嶽御い ヘ之事 一森城いしきなは嶋始まきよ始くめのよ のぬしかなし大てたかなしあふらいさす かさかなしちいすのきみかなしとよむす のきみかなししたかくかなし 『山来記』 48 イシキナハ御嶽 一 御 前 神 名 久米ノ世ノ主御イベ 一 御 前 神 名 アフライサスカサ御イベ 一 御 前 神 名 トヨムスノキミ御イベ

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イシキナハ御嶽の神名に漢字を当てると「森 城 伊 敷 索 / 嶋 始 め マキョ始め/久米の世 の主加那志 大テダ加那志/煽りやえ差笠加 那志/聞こえ精の君加那志 鳴響む精の君加 那志/精高子加那志」となる。冒頭に御嶽名 「いしきなは」とその対がきている。御嶽名 が出るとき、その対語は後にくるのが基本で あるが、御嶽名の対語が冒頭にくるのはこの ]例のみである。 「嶋始j 「まきよ始」は御 嶽の説明的部分となっている。 「<めのよの ぬしかなし」と「大てたかなし」は対である が、前項が『由来記』の神名の一つ

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となっ ている。 「あふらいさすかさかなし」は単独 で二つ目の神名となっている。 「ちいすのき みかなし」と「とよむすのきみかなし」は対 であるが、これは後項が三つ目の神名となっ ている。 「したかくかなし」は対がなく、神 名に採用されていない。この『由来記』の神 名は複雑な採られかたとなっている。ちなみ に『仲里』の由来によると、イシキナハ御嶽 はイシキナハ按司を祀ったものである。 神名が二つに分割された例は二つ、三つに 分割された例も二つ出てくる。神名はそれぞ れ 1対 1の対応となるのが基本であるが、な ぜこのように『由来記』で二つや三つに分割 された例が出るのだろうか。 『由来記』編者 が複数のイベと捉えた、あるいは逆に『仲里』 編者が複数のイベを単独の神名に含んだ、と いうことになる。しかし、その理由は残念な がら『由来記』 『仲里』両資料のなかに見い だせない。 (3)神名の菫複 『仲里』の神名は長い詞句で構成されてい るため、全く同じ神名は出ていない。それに 対し『由来記』は神名が短いため、他の御嶽 の神名と重複するものが多い。 「若ッカサ」 が6例、 「アフライサスカサ」が5例、 「大 ッカサ」が2例重複して出ている。同名の神 名となるものには理由があるのか、検討して みたい。以下に『仲里』の御嶽名と神名を挙 げる。 なお、神名は語句で区切り、対語は「/」 記号を入れた。 『由来記』の神名に採用され た語句には「 」を入れた。 【若ッカサ】 9 宇根村世野久瀬御嶽神御名記 一世野久瀬 けをの森/いさいらくに ましらくに/おれなふし/若つかさ め まよきよら/「わかつかさ」 すてつか さ/かなし 25 真謝村久米原御嶽神御名記 ーくめ森 そく森の/「わかつかさ」 すてつかさ/かなし 32 比嘉村なみ里御嶽神御名記 ーかな森の よな森の/「わかつかさ」 すてつかさ/めまよきよら あしかき よら/かなし 33 比嘉村名幸御嶽神御名記 ー名幸森 よな森の/「わかつかさ」 すてつかさ/「十ゑた」いへ 八ゑたい へ / め ま よ き よ ら あしかきよら/か なし 45 儀間村平松御嶽神御名記 ーいたきよら かなきよら/めまよきよ ら あしかきよら/すてつかさかなし 「若つかさ」かなし/みなとかしら と まりかしら/「いへとの」かなし ちゃ しやとのかなし 60 比屋定村下あみふし御嶽 一あみふしの さてふしの/めまよきよ ら あしかきよら/「わかつかさl す てつかさ/かなし ⑩ 宇根村おれ御嶽神御名記 ーおれ森 そく森/「あしたか」の/わ かつかさ すてつかさ/かなし ⑫ あふ御嶽神御名記 ーあふ森 よねの森/「かやうさの」/ わかつかさ すてつかさ/かなし

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『由来記』に神名克釘ソカサ御イベ」とあ るのは6御嶽で、 『由来記』の中で重複の一 番多い神名となっている。その6御嶽の神名 すべての「わかつかさ」の対語が「すてつか さ」となっている。そして前項の「わかつか さ!が神名となっている。ただし、 「わかつ かさ すてつかさ」が対になって出ていなが ら「わかつかさ」が神名とならず、それ以外 の神名になっているものが2例ある。⑯おれ 御嶽のアシタカ御イヘと、⑫あふ御嶽のカヤ ウサノ御イベである。世野久瀬御嶽は「若つ かさ めまよきよら」と「わかつかさ すて つかさ」の対が出るが、この場合「若つかさ めまよきよら」の「若つかさ」ではなく、 他の例と同じように「わかつかさ すてつか さーの前項を採用したと考えられる。平松御 嶽 は す て つ か さ か な し 若つかさかなし」 となっており、後項になっている。 【アフライサスカサ】 1 仲里城御嶽御いへ之事 -「あふらいさすかさ」/かなし 37 嶋尻村こうろ瀬御嶽神之御名記 ーよねの森 よりあけ森/「あふらいさ すかさ」/めまよきよら あしかきよら /かなし 且 儀間村いしきなは御嶽御いへ之事 一森城 いしきなは/嶋始 まきよ始/ 「くめのよのぬし」かなし 大てたかな し / あ ふ ら い さ す か 翌 か な し / ち い すのきみかなし 「とよむすのきみ」か なし/したかくかなし

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比屋定村けつま御嶽神御名記 ーけつま森見あけ森/きくかゑた き くかはなに/ちやよくめしやる あもと めしやる/「あふらいさすかさ」/かな

61 比屋定村おへい御嶽神御名記 一井くち神の 井はな神の/「あふらい さすかさ」/かなし 『由来記』に神名「アフライサスカサ御イ べ」と出るのは 5御嶽である。なお「あふら いj と「さすかさ」はオモロでは別々の神名 である。他には、仲里城御嶽に関連するクェー ナ(『仲里』 4)に「あふりやへたかへて さすかさたかへて」とある。 『由来記』全巻 で御嶽の神名を見てみると15)、 「あふらい」 が神名となっているのは真和志間切与儀村宮 城ノ嶽の「アフライノ餌lイヘ」の 1例だけで ある。 「さすかさ」が神名となっている例は ない。最初に述べた仲里問切における基本的 な神名の構造からすると、 「あふらい」と「さ すかさ」を対とし、対の前項である「あふら い」を神名としたものと推察されなしかし 「あふらいさすかさ:で..つの神名となって おり、それも仲里間切以外には出ない。つま り「あふらいさすかさ」で神名となるのは、 仲里間切独特の神名と言うことができるので はないか。これについては、さらに細かな検 討が必要である。 【大ッカサ】 8 宇根村とんなは御嶽御いへ之事 `ーとんなはの/見あけ森 見あけたけ /「大つかさ」 若つかさ/かなし 36 嶋尻村比嘉御嶽之儀むかし久米仲城 御嶽より御神御移御嶽二成候由神之 御名記 ーてやい嶽 こうて嶽かさへ嶽/「大 つかさ」 すてつかさ/めまよきよら あしかきよら/かなし 『由来記』に神名「大ッカサ御イベ」と出 るのは2御嶽である。 「大つかさ」は「若つ かさ」と「すてつかさ」とで対になるが、ど ちらも[大つかさ」が神名となっている。こ こで「大つかさの対語となっている「若つ かさ」と「すてつかさ」であるが、実は先の 例で取り上げたように「若つかさ すてつか さ」で対となる場合が多い。しかしここでは

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それぞれ「大つかさ 若つかさ」で対、 「大 つかさ すてつかさ」で対となっている。 さて、これまで『由来記』に重複する神名 の例を見てきたが、最後に『仲里』の神名の 中に多く出てくる「めまよきよら あしかき よら」について少し触れておきたい。世野久 瀬御嶽(6)、なみ里御嶽、名幸御嶽、比嘉御 嶽、こうろ瀬御嶽、平松御嶽、上あみふし御 嶽、下あみふし御嶽の8御嶽の神名の中に出 てくる対であるが、それが『由来記』の神名 となっているのは、上あみふし御嶽の

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例だ けである。上あみふし御嶽の神名が典味深い。 あみふし御嶽は「上あみふし御嶽」と「下あ みふし御嶽」に分かれている。上あみふし御 嶽の神名は「一あみふしの さてふしの/「め まよきよら」 あしかきよら/かなし」であ る。下あみふし御嶽の神名は「一あみふしの さてふしの/めまよきよら あしかきよら /「わかつかさ」 すてつかさ/かなし」で ある。両御嶽の神名を比較すると、上あみふ し御嶽の神名に「わかつかさ すてつかさ」 を加えた形が、下あみふし御嶽の神名となっ ていることが分かる。そして『由来記』で上 あみふし御嶽は「めまよきよら あしかきよ ら」の「めまよきよら」を神名とし、下あみ ふし御嶽は「わかつかさ すてつかさ」の「わ かつかさ」を神名としているのである。 おわりに 『仲里』の記す神名は、御嶽名と御嶽を修 飾する語が対語を伴って長い美称辞で構成さ れているのが特徴である。このような神名の 構成は他の資料に見られないものである。そ れに対して『由来記』は神名=イベ名と捉え て編集している。そのため、 『仲里』の長い 神名はある規則によって取捨され短くなった。 その規則とは、御嶽名とその対語、御嶽に関 する修飾語とその対語を省くこと。そして残っ たイベ名も対語を伴っているが、対語の片方 それも前項のみを神名として採用しているこ と、などである。 『琉球国由来記』は基礎資料を基に編集さ れたものであると先に述べた。本稿では『仲 里』の長い神名を用いて比較したのであるが、 他の地域から提出された御嶽の神名はそれぞ れの地域によって様々な形があったのだろう。 全巻を通じて編集を統一する必要があったた め、 『仲里』の神名を〈改変〉したと考えら れる。それを証明するためには、他の基礎資 料と『由来記』全巻との関係を示し、 『由来 記』の神名の一般的なあり方や『由来記』の 「神名論」についてふれなければならない。 本稿はその第一歩としての試論としたい。 〔付記〕 本稿は、おもろ研究会主催「おもろの旅」 (平成10年 6月13日)の研究発表にて口頭 発表した内容をもとに、加筆・修正したもの である。 執筆にあたり、波照間永吉先生(沖縄県立 芸術大学教授)には貴重なご助言をいただい た。記して感謝申し上げる。 〔注〕 (1)玉城伸子「『琉球国由来記』と甚礎資料一編 集作業のあり方について」 (沖縄文化協会『沖 縄文化』 93号 2002年 PP.37-71) (2) また、波照間永吉氏が『定本 琉球国由来記』 「解説」 PP.571-573に、 『由来記』と『仲里』 の比較結果を記している。神名については 「『琉球国由来記』に記載された神名は『久 米仲里旧記』に記された神名の一部を抽出し た結果である」と述べているが、その詳細に ついては述べていない。 『沖縄久米島』 「一 『琉球国由来記』記 載久米島御嶽の現状」の中で、久米島の各御 嶽の現状について記す他に『由来記』と『仲 里』に記された神名を抜き出している。 他に神名に関する研究には、宮城栄昌「『お

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もろ』の神女名考」や、崎間敏勝『御嶽名称 考』 (琉球文化歴史研究所 1989年)、仲原 穣「久米島関連オモロにあらわれる人物」が ある。宮城論文では『おもろさうし』に現れ る神女名についてオモロ本文から検証してい る。仲原論文ては神名を「神名・神女名∼と して人物に分類している。また、資料として 「表] 久米島関連オモロ所収人物一覧」の 他 に 洟 2 久米島の古文害に表れる人物一 覧」 (以米具志川間切旧記』 『久米仲里旧 記』 『君南風由来井位階且公事』)を提ホし ている。 (3)波照間永吉氏『定本琉球国由来記』 「解説」 PP.571・07:Jを参照していただきたい。 (4) 『仲里村史』 (P.59)によると.それぞれを 未詳としながら「おそへや」は「治めるの意 ては?』,

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たんちゃ<'は[かもめのこ と?」、 「めんなか」は「みみ長、即ち、う さぎのことか?jとしている。検討が必要で あるが、参考として出しておく。 (S)玉城政美・池宮正治編'『琉球国由来記』所 出神名索引4および『定本 琉球国由来記』 索引、 『角川日本地名大辞典』 (47 沖縄県) 所収「『琉球国由来記』所載御嶽名索引, (作 成 波照間永吉)を使用した。 (6) 「めまよきよら あしかきよらの対ではなく、 「若つかさ めまよきよら」で対となってい るのてあるが、 ”めまよきよら」が使用され ているということて、一応この例に含んでい る。 〔参考文献〕 ・外間守善・ 波照間永吉編著『定本 琉球国円来 記』 (角川書店 1997年) ・沖縄久米島調査委員会編『沖縄久米島 資料篇 -「沖縄久米島の言語・文化・社会の総合的 研究一報告書ー』 (弘文堂 1984年) • 宮城栄昌「『おもろ』の神女名考 (『沖縄国 際大学文学部紀要 礼会学科篇』第7巻第 1号 1979年) ・仲原 穣「久米島関連オモロにあらわれる人物」 (沖縄文化協会『沖縄文化』 83号 1996年) ・玉城政美・池宮正治編「『琉球国由来記』所出 神名索引」 ・仲里村史編集委員会編『仲里村史』第 2巻資料 編1仲里間切旧記・仲里関係オモロ(仲里村役 場 1998年) ・沖縄古語大辞典編集委員会編『沖縄古語大辞典』 (角川書店 1995年) ・沖縄大百科事典刊行事務局編『沖縄大百科事典』 (沖縄タイムス社 1983年) ・ 「角川日本地名大辞典j編纂委員会『角川H本 地名大辞典』 47沖縄県(角川書店 1991年) ・仲原善忠・外間守善著『おもろさうし辞典・総 索引』第2版(角川書店 1978年) 〔資料〕 凡例: 『久米仲里旧記』の神名は『沖縄久 米 島 資 料 篇 』 を 使 用 し た 。 そ の 際 、 原 典の欠損部分や虫食い部分などの補字・ 補 完 し た 箇 所 を 示 す 括 弧 は 便 宜 上 取 り 除 いた。前に『仲里』の例、後に『由来記』 の例を出した。 『仲里』の神名には、 『由 来 記 』 の 神 名 と な っ て い る 部 分 に 「 」 を入れた。 『仲里』の神名には【 】で 当て漢字を入れた。 【

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内では語句の 切れ目に一字空白を入れた。対語のセッ トの切れ目に「/」記号を入れた。 『仲里』 1 仲 里 城 御 嶽 御 い べ 之 事 ーいしらぐにましらぐにぢやよくめしやる か め ち め し や る 「 大 な ち ゃ 」 さ だ と の か な

【石ら子に 真石ら子に/ざりよこ(鎮座) めしおはる 戴 め て め し お は る / 大 な ざ さだ殿/加那志】 -「あふらいさすかさ」かなし [煽りやえ差笠/加那志] - 「 お も ひ き ふ よ い そ き み か な し 【思い君世寄せ君/加那志)

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-「いつみじよゐ」わきいつしよゐかなし 【泉こおり(庫裡) 湧き出でこおり/加 那志】 一あんたいくみあし森あんじそいたゞむち やうかをとちこはらかこのだる「あさかわ」 はるかわ 【畦 いぐみ(賑み) 安須森?/按司襲 い 貴み子がおとちこばら(神女名)が /企んだ/あさ井泉 走り井泉?】 -「てた始」はじまりかなし 【テダ始め 始まり/加那志

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由来記』 50 仲里城御嶽 一 御 前 神 名 大ナチヤ御イベ 一御前 一御前 一御前 一御前 一御前 神名 神名 神名 神名 神名 アフライサスカサ御イベ ヲモヒキミ御イベ イツミジュヰ御イベ アサカワ御イベ テダ始メ御イベ 『仲里』 8 宇根村とんなは御嶽御いへ之事 ーとんなはの見あけ森見あけたけ「大つか さJ若つかさかなし 【とんなは(御嶽名)の/見上げ森見上 げ嶽/大司若司/加那志】 『由来記』

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トンナハ御嶽 神名 大ッカサ御イベ 『仲里』 9 宇根村世野久瀬御嶽神御名記 一世野久瀬けをの森いさいらくにましらく におれなふし若つかさめまよきよら「わか つかさ」すてつかさかなし 【世野久瀬(御嶽名) 気の森/石ら子に 真石ら子に/降れ直し/若司 目眉清ら /若司孵で司/加那志】 『由来記』

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世野久瀬御嶽 神名 若ッカサ御イベ 『仲里』 10 宇根村おれ御嶽神御名記 ーおれ森そく森「あしたか」のわかつかさ すてつかさかなし 【おれ(御嶽名)森そく森/足高の/若 司孵で司/加那志】 『由来記』 60 ヲレ御嶽 神名 アシタカ御イベ 『仲里』 11 宇根村とまり原御嶽神御名記 ーみやかとまり「おそへやの」 「たんちゃ くの」 「めんなかの」わかつかさすてつか さかなし 【み揚が泊(御嶽名)/おそびやの たん ざくの めんなかの/若司孵で司/加那 志】 『由来記』 61 トマリ原御嶽 一 御 前 神 名 ヲソヒヤノ御イベ 一 御 前 神 名 タンチヤクノ御イベ 一 御 前 神 名 メンナカノ御イベ 『仲里』 12 あふ御嶽神御名記 ーあふ森よねの森「かやうさの」わかつか さすてつかさかなし 【あふ(御嶽名)森 よねの森/かよわさ (地名?)の/若司孵で司/加那志】 『由来記』 62 アフ御嶽 神名 カヤウサノ御イベ 『仲里』 25 真謝村久米原御嶽神御名記 ーくめ森そく森の「わかつかさ」すてつか さかなし 【久米(御嶽名)森そく森の/若司孵 で司/加那志】 『由来記』 64 久米原御嶽 神名 若ッカサ御イベ 『仲里』 26 真謝村黒いし御嶽神御名記 ー黒いし森「よたまし」大のろ大なちやか なし 【黒石(御嶽名)森/世玉子(人名)/大 ノロ 大なざ/加那志】 『由来記』 63 黒石御嶽 神名 ヨタマシ御イベ

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【よねの森 寄り上げ森/煽りやえ差笠/ 『仲里』 32 比嘉村なみ里御嶽神御名記 目眉清ら足が清ら/加那志] ーかな森のよな森の「わかつかさ」すてつ 『由来記』 57 黒洲御嶽 かさめまよきよらあしかきよらかなし 神名 アフライサスカサ御イベ 【 金 森 の よ な 森 の / 若 司 孵 で 司

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眉 清ら 足が清ら/加那志] 『仲里j44 儀間村いしきなは御嶽御いヘ 『由来記』 65 ナミ里御嶽 之事 神 名 若 ッ カ サ 御 イ ベ ー森城いしきなは嶋始まきよ始「くめのよ 『仲里」 33 比嘉村名幸御嶽神御名記 ー名幸森よな森の―わかつかさ」すてつか さ「卜ゑた」いへ八ゑたいへめまよきよら あしかきよらかなし 【 名 幸 ( 御 嶽 名 ) 森 よ な 森 の / 若 司 孵 て司/十枝イベ八枝イベ/目眉清ら 足 が清ら/加那志

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『由来記』 66 名幸御嶽 一 御 前 神 名 若ッカサ御イヘ 一 御 前 神 名 トヱダ御イベ 『仲里』 36 嶋尻村比嘉御嶽之儀むかし久 米仲城御嶽より御神御移御嶽二成候由神之 御名記 ーてやい嶽こうて嶽かさへ嶽「大つかさ」 すてつかさめまよきよらあしかきよらかな し 【てりやい嵐 こうて狐 さかえ嶽/大司 孵で司/目眉清ら 足が消ら/加那志】 ーよきら森よきら嶽之すのきみかなしとよ むきみかなし「しきらい大のろ」かなし 【よきら森 よきら嶽の/精の君加那志 鳴響む君加那志/しきらい?大ノロ/加那 志】 『由来記』 56 比嘉御嶽 一 御 前 神 名 大 ッ カ サ 御 イ ヘ 一 御 前 神 名 シキライ大ノロ御イベ 『仲里」 37 嶋尻村こうろ瀬御嶽神之御名記 ーよねの森よりあけ森「あふらいさすかさ」 めまよきよらあしかきよらかなし のぬし」かなし大てたかなし「あふらいさ すかさ」かなしちいすのきみかなし「とよ むすのきみ」かなししたかくかなし [森城伊敷索(御嶽名)/饒始めマキョ 始め/久米の世の主加那志 大テダ加那志 /煽りやえ碧笠加那志/間こえ枯の月加那 志 鳴響む精の社)

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那志/精高子加那志] 『由来記j48 イシキナハ御嶽 一 餌 前 神 名 久米ノ

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且ノ主御イヘ 一御前 神名 アフライサスカサ御イヘ 一 御 前 神 名 トヨムスノキミ御イベ 『イ中里』 45 儀間村平松御嶽神御名記 ーいたきよらかなきよらめまよきよらあし かきよらすてつかさかなし「若つかさ」か なしみなとかしらとまりかしら「いへとの」 かなしちやしやとのかなし 【板清ら 金清ら/目眉消ら 足が清ら/ 孵 で 司 加 那 志 若 司 加 那 志 / 港 頭 泊頭/ イベトノ加那志 チヤシャトノ加那志】 『由来記

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49 平松御嶽 一 御 前 神 名 若 ッ カ サ 御 イ ベ 一 御 前 神 名 イベトノ御イベ 『仲里』 57 堂村屋慶名御嶽神御名記 ー屋慶名森見あけ森いたきよらたなきよら にちゃよくめしやる「きみよし」きみちゃ かかなし 【屋慶名(御嶽名)森見上げ森/板清ら 棚清らに/ざりよこ(鎮座)めしおはる /君良し 君高/加那志】 :由来記」 51 屋慶名御嶽

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神名 キミヨシ御イベ 『仲里』

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比屋定村けつま御嶽神御名記 ーけつま森見あけ森きくかゑたきくかはな にちやよくめしやるあもとめしやるあふ らいさすかさ」かなし 【けつま(御嶽名)森見上げ森/菊が枝? 菊が花に?/ざりよこ(鎮座)めしおは 『仲里』 60 比屋定村下あみふし御嶽神名記 ーあみふしのさてふしのめまよきよらあし かきよら「わかつかさ」すてつかさかなし 【網干し(御嶽名)の 叉手干しの/目眉 清ら 足が清ら/若司孵で司/加那志】 『由来記』 54 下アミフシ御嶽 神名 若ッカサ御イベ る 足元めしおはる/煽りやえ差笠/加那 『仲里』 61 比屋定村おへい御嶽神御名記 志】 一おへい森そく森の「をとぢきよ」わかち 『由来記』 52 ケツマ御嶽 神名 アフライサスカサ御イベ 『仲里』 59 比屋定村上あみふし御嶽神御 名記 ーあみふしのさてふしの「めまよきよら」 あしかきよらかなし きよかなし 【おぼひ(お水)森(御嶽名) そく森の /おとぢ子若じ子/加那志】 一井くち神の井はな神の「あふらいさすか さ」かなし 【井口神の 井端神の/煽りやえ差笠/加 那志】 【網干し(御嶽名)の 叉手干しの/目眉 清ら 足が清ら/加那志】 『由来記』

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ヲベイ御嶽 『由来記』

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上アミフシ御嶽 神名 目眉清良御イベ 一 御 前 神 名 オトチキヨ御イベ 一 御 前 神 名 アフライサスカサ御イベ

参照

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