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構造的財政収支 Masumi Kawade Site Slide

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(1)

都道府県別構造的財政収支の推計 *1

川出 真清

日本大学 経済学部

石川 達哉

ニッセイ基礎研究所

2014 10 25

(2)

本研究の動機と目標

• 財政規律を評価する際の標準的な共通指標への関心

欧州連合の安定・成長協定 (Larch and Turrini, 2009)

標準 / 簡便な財政スタンスの評価 (Hallett et al.,2012)

国内は一般政府及中央政府のみ ( 吉田・福井 , 2000)

• 地方の構造的財政収支の推計はほとんどない

– Panicara et al.(2012) :イタリアの州から市までの評価

∗ 各政府レベルでは同一の弾性値評価

日本の健全化判断比率とは別の構造的収支評価

• 本論は都道府県別の構造的財政収支を推計

財政収支と基礎的財政収支による評価

既存財政収支指標 ( 形式と実質 ) との比較

(3)

本論の概要

川出・石川 (2013) を踏まえた構造的財政収支への拡張

– Noord(2000) を都道府県別の個別評価に拡張

構造的財政収支を普通会計決算統計から定義

都道府県レベル ( 市区町村政府を除く ) の評価

税収の一部に都道府県別弾性値、その他は共通

都道府県の財政収支の特徴を既存指標と比較

本報告の概要

弾性値の紹介と財政収支の定義

実証分析上のモデルとデータ

(4)

構造的財政収支と弾性値の概説

• 構造的財政収支:各実績値を諸弾性値で構造値化する

• 歳出歳入の弾性値:潜在値のかい離に一定の関係

例:県内総生産 Y 、税収 T 、税収弾性値 ε について

( T

T

)

=

( Y

Y

) ε

(1)

– 1% の総生産成長に対して、税収が ε % 増える

• 各弾性値、実績値と潜在値から構造値を産出

T = T

( Y

Y

) −ε

(2)

一部の変数は弾性値を用いず実績値を利用 ( ε = 0 )

(5)

構造的財政収支の定義

• 構造的財政収支:普通会計決算統計からの定義

歳入総額 歳出総額

=実質収支 + 翌年度に繰り越すべき財源 (3)

• 歳入総額と歳出総額の差を実物収支と金融収支に分離

実物収支を基礎的財政収支として定義

基礎的財政収支 ( 実物収支 ) = (4)

歳入総額 歳入総額 金融収支

• 純支払利子を控除して、財政収支を定義

財政収支 = 基礎的財政収支 純支払利子 (5)

(6)

続:構造的財政収支の定義

• 基礎的財政収支を以下のように分解

基礎的財政収支

= 「地方税 + 地方譲与税 + 地方特例交付金 + 地方交付税

+ 各種交付金 + 分担金・負担金 + 国庫支出金

+ 使用料・手数料 +( 繰入金 - 積立金取崩し )

+( 諸収入 - 預金利子 - 公営企業に対する元利金貸付収入

- 元利金貸付収入 )

- 「投資的経費 + 人件費 + 物件費 + 維持補修費 + 扶助費

+ 税交付金以外の補助費 + 税交付金 + 繰出金」 (6)

地方税は基本的に税目別に弾性値推計

(7)

続:構造的財政収支の定義

• 地方交付税は各変数を弾性値推計の上で差額計算

地方交付税 = 普通交付税 + 特別交付税 (7)

普通交付税 = 振替前基準財政需要額

− 臨時財政対策債発行可能額

基準財政収入額 (8)

• 地方交付税は各変数を弾性値推計の上で差額計算

基準財政収入額 i,t = γ 1 算入対象地方税 i,t−1

+ γ 2 地方譲与税 i,t−1 (9)

法定の算入率と実績が一致しないため推定式で対応

(8)

各種弾性値の紹介と拡張

地方法人 2 税等の税収弾性値の導出

ε i

T C ,y

=

[

1 − ε i

wL,Y

wL

Y

] 1

( 1 − wL

Y

) (10)

雇用者報酬弾性値 ε i

wL,Y と労働分配率

wL

Y が重要

∗ ε wL,Y を都道府県間で同一、 wL Y で差異があると仮定

ε i

T C ,y

=

[

1 − ε wL,Y w i L i

Y i

] 1

( 1 − w i L i

Y i

) (11)

雇用者報酬弾性値 ε wL,Y の推定式

ln

 

 

w i L i

Y

i

 

 

= α wL + ε wL,Y

ln

 

 

Y i

Y

i

 

 

(12)

(9)

続:各種弾性値の紹介と拡張

• 個人住民税の税収弾性値も同様に分解

ε i

T R ,y

= ( ε i

τ,w × ε w,L + 1

) ε wL,Y

1 + ε w,L (13)

ε wL,Y と同様に賃金弾性値 ε w,L を都道府県同一で推定、

ε i

T c ,y ε

i

T R ,y の課税ベースの分配面の整合性を考慮

1 人あたり個人住民税の賃金弾性値 ε i τ,w はミクロデータで推定

賃金弾性値 ε w,L の推定式

ln

 

 

w i L

i

Y

i

 

 

= α w + ε w,L

ln

 

 

L i

L

i

 

 

(14)

(10)

続:各種弾性値の紹介と拡張

その他税 *2 、その他歳入、歳出の弾性値は直接推定

ln

 

 

T

i

Y

i

 

 

= α w + ε T,Y

ln

 

 

Y i

Y

i

 

 

(15)

• 推定式導出に使った仮定はシンプル

個人住民税と地方法人税は構造的労働分配率 w

i L

i

Y

i

一定

その他項目は構造的税収比率 T

i

Y

i

一定 ( 長期で弾性値 1)

*2 地方消費税、ゴルフ場利用税、自動車取得税、軽油引取税、自動車税、道府県た

ばこ税、不動産取得税

(11)

データと推定・推計方法

• データは地方財政統計年報、県民経済計算等

推定期間は 2000 年から 2011

パネル推定 ( 横断面・二元配置 ) 、ハウスマン検定でも選択

潜在的総生産はコブ・ダグラス型生産関数

– 2011 年は東日本大震災の影響を加味

賃金の変化に対する 1 人当たり住民税の弾性値 ε i τ,w =階層

別限界税率の加重平均値÷階層別平均税率の加重平均値 

限界税率と平均税率は国税庁「申告所得税の標本調査」

の階層別所得データに各年の税制を適用し推計

(12)

弾性値の推計結果

• 雇用者報酬弾性値、賃金弾性値は妥当な推定結果 *3

変数 推定値 有意水準

ε wL,Y 0.70832 ***

ε w,L -0.28376 *

法人 2 税等と個人住民税の税収弾性値 ( 平均 ) も妥当

今回 川出・石川 (2013)

ε T c ,Y 1.2859 1.4808

ε T R ,Y 0.5347 0.3937

*3 有意水準は *:10%, **:5%, ***:1%

(13)

続:弾性値の推計結果

• その他税もおおむね良好

変数 今回 川出・石川 (2013)

地方消費税 0.7381 *** 0.8410 **

ゴルフ場利用税 0.8155 *** - -

自動車取得税 3.4981 *** 2.8658 **

軽油引取税 1.1075 *** 0.7918 **

自動車税 0.5975 *** 0.5955 **

道府県たばこ税 0.7649 *** 0.8778 **

不動産取得税 1.3837 *** 0.7300 **

(14)

続:弾性値の推計結果

• その他歳入もおおむね良好

変数 今回

地方譲与税 0.8242 ***

振替前基準財政需要額 0.1767 ***

臨時財政対策債発行可能額 -5.6071 ***

特別交付税 -3.6060 ***

地方特例交付金 1.4150 ***

交通安全対策特別交付金 0.5342 ***

国庫支出金 -1.6434 ***

使用料・手数料 1.1406 ***

分担金・負担金 1.0274 **

(15)

続:弾性値の推計結果

歳出もおおむね良好

変数 今回

投資的経費 0.9447 ***

人件費 0.6925 ***

物件費 0.6881 ***

維持補修費 -0.5438 ***

扶助費 -0.9102 ***

補助費 0.7128 ***

繰出金 1.4221 ***

一部の符号条件が想定とは異なる解釈

(16)

続:弾性値の推計結果

• 基準財政収入の係数もおおむね良好

変数 今回

γ 1 0.81172 ***

γ 2 1.1975 ***

γ 1 = 0.75, γ 2 = 1 とはならず

(17)

結果の評価:実績値と構造的財政収支

• 構造収支と収支実績値のギャップ ( 循環収支 ) は小さい

財政収支 財政収支 基礎的財政収支

北海道 -0.52% -0.51% 0.03% 0.04% 滋賀県 -0.22% -0.27% 0.06% 0.02%

青森県 -0.17% -0.21% 0.36% 0.32% 京都府 -0.39% -0.42% -0.13% -0.16%

岩手県 0.50% 0.38% 1.11% 0.97% 大阪府 -0.11% -0.11% 0.13% 0.13%

宮城県 0.49% 0.34% 0.82% 0.67% 兵庫県 -0.47% -0.48% -0.03% -0.04%

秋田県 -0.19% -0.20% 0.39% 0.38% 奈良県 -0.11% -0.12% 0.41% 0.40%

山形県 -0.14% -0.24% 0.42% 0.31% 和歌山県 -0.42% -0.41% -0.02% -0.01%

福島県 1.39% 0.94% 1.69% 1.23% 鳥取県 -0.17% -0.20% 0.38% 0.34%

茨城県 -0.31% -0.34% -0.04% -0.06% 島根県 -0.21% -0.26% 0.50% 0.44%

栃木県 -0.03% -0.08% 0.20% 0.15% 岡山県 -0.15% -0.17% 0.15% 0.13%

群馬県 -0.23% -0.28% 0.00% -0.04% 広島県 -0.27% -0.30% 0.04% 0.00%

埼玉県 -0.34% -0.36% -0.03% -0.06% 山口県 -0.14% -0.15% 0.22% 0.20%

千葉県 -0.30% -0.34% -0.07% -0.10% 徳島県 0.01% -0.07% 0.62% 0.54%

東京都 0.39% 0.04% 0.56% 0.21% 香川県 -0.22% -0.20% 0.15% 0.16%

神奈川県 -0.29% -0.30% -0.09% -0.10% 愛媛県 -0.21% -0.25% 0.15% 0.10%

新潟県 -0.30% -0.30% 0.21% 0.20% 高知県 -0.03% 0.01% 0.66% 0.69%

富山県 -0.42% -0.42% 0.00% 0.00% 福岡県 -0.49% -0.50% -0.24% -0.25%

石川県 -0.31% -0.32% 0.12% 0.10% 佐賀県 -0.15% -0.19% 0.25% 0.20%

福井県 -0.14% -0.19% 0.32% 0.27% 長崎県 -0.33% -0.32% 0.12% 0.13%

山梨県 -0.69% -0.82% -0.19% -0.33% 熊本県 0.01% -0.02% 0.48% 0.45%

長野県 0.19% 0.11% 0.59% 0.51% 大分県 0.03% -0.02% 0.45% 0.39%

岐阜県 -0.22% -0.24% 0.10% 0.07% 宮崎県 0.06% 0.01% 0.54% 0.50%

静岡県 -0.30% -0.31% -0.01% -0.03% 鹿児島県 -0.21% -0.26% 0.32% 0.26% 基礎的財政収支

実績 構造 実績 構造 実績 構造 実績 構造

(18)

続 結果の評価:既存指標との比較

• 構造収支と既存指標の比較:既存指標より赤字傾向

歳入歳出差引

北海道 0.81% 0.31% -0.51% 0.04% 滋賀県 2.72% 0.23% -0.27% 0.02%

青森県 3.57% 0.55% -0.21% 0.32% 京都府 1.32% 0.08% -0.42% -0.16%

岩手県 7.22% 1.22% 0.38% 0.97% 大阪府 0.58% -0.85% -0.11% 0.13%

宮城県 6.81% 1.26% 0.34% 0.67% 兵庫県 1.41% 0.10% -0.48% -0.04%

秋田県 2.92% 0.87% -0.20% 0.38% 奈良県 3.33% 0.37% -0.12% 0.40%

山形県 3.07% 0.98% -0.24% 0.31% 和歌山県 4.37% 1.07% -0.41% -0.01%

福島県 3.20% 0.61% 0.94% 1.23% 鳥取県 7.70% 3.77% -0.20% 0.34%

茨城県 2.63% 0.73% -0.34% -0.06% 島根県 5.51% 1.06% -0.26% 0.44%

栃木県 4.39% 1.05% -0.08% 0.15% 岡山県 2.44% 0.19% -0.17% 0.13%

群馬県 3.87% 0.76% -0.28% -0.04% 広島県 2.30% 0.44% -0.30% 0.00%

埼玉県 1.45% 0.45% -0.36% -0.06% 山口県 3.95% 0.78% -0.15% 0.20%

千葉県 1.61% 0.31% -0.34% -0.10% 徳島県 10.56% 1.45% -0.07% 0.54%

東京都 5.30% 0.06% 0.04% 0.21% 香川県 5.07% 1.75% -0.20% 0.16%

神奈川県 1.33% 0.36% -0.30% -0.10% 愛媛県 6.35% 0.29% -0.25% 0.10%

新潟県 4.38% 0.84% -0.30% 0.20% 高知県 5.03% 1.16% 0.01% 0.69%

富山県 7.52% 0.98% -0.42% 0.00% 福岡県 3.82% 0.22% -0.50% -0.25%

石川県 3.36% 0.32% -0.32% 0.10% 佐賀県 4.27% 1.16% -0.19% 0.20%

福井県 4.25% 1.35% -0.19% 0.27% 長崎県 5.22% 0.22% -0.32% 0.13%

山梨県 9.17% 1.23% -0.82% -0.33% 熊本県 5.93% 2.00% -0.02% 0.45%

長野県 3.36% 0.82% 0.11% 0.51% 大分県 5.48% 0.50% -0.02% 0.39%

岐阜県 4.31% 1.16% -0.24% 0.07% 宮崎県 3.89% 0.46% 0.01% 0.50%

静岡県 2.76% 0.97% -0.31% -0.03% 鹿児島県 4.12% 0.81% -0.26% 0.26%

愛知県 1.37% 0.35% -0.34% -0.12% 沖縄県 3.09% 0.67% -0.01% 0.37%

三重県 6.23% 1.25% -0.40% -0.15% 4.03% 0.82% -0.11% 0.20%

既存指標(標準財政規模比) 構造的収支(GPP比) 既存指標(標準財政規模比) 構造的収支(GPP比)

歳入歳出差引 実質収支 財政収支基礎的財政収支 実質収支 財政収支基礎的財政収支

全体

(19)

結果の分析:構造収支と既存指標

• 構造収支と既存指標の相関評価

表 10 財政収支及び既存指標相互の相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 構造

0.9804376 2.22e-16

財政収支 構造 vs

財政収支 実績

0.9528919 2.22e-16

基礎的財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 実績

0.9507049 2.22e-16

財政収支 構造、総生産比 vs

歳入歳出差引 標準財政規模比

0.2104758 1.377e-06

財政収支 構造、総生産比 vs

実質収支 標準財政規模比

0.2601058 1.931e-09

表 11 1 人当た 実質県内総生産との相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

0.0777850 0.07722

基礎的財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

-0.0188602 0.66880

歳入歳出差引 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.1456444 6.1e-05

実質収支 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.0981729 0.007056

表 12 実績値の構造値か の乖離に関す 相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 実績 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 実績 構造

0.1222935 0.00536

基礎的財政収支 実績 構造 vs 0.1274710 0.00369

構造収支と既存指標には小さな相関

結果分析 都道府県別構造的財政収支の推計

18 / 21

(20)

続 結果の分析:構造収支と実質 GPP PP

• 構造収支、既存収支指標と県民一人あたり実質県内総生産

(実質 GPP PP )の相関

表 10 財政収支及び既存指標相互の相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 構造

0.9804376 2.22e-16

財政収支 構造 vs

財政収支 実績

0.9528919 2.22e-16

基礎的財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 実績

0.9507049 2.22e-16

財政収支 構造、総生産比 vs

歳入歳出差引 標準財政規模比

0.2104758 1.377e-06

財政収支 構造、総生産比 vs

実質収支 標準財政規模比

0.2601058 1.931e-09

表 11 1 人当た 実質県内総生産との相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

0.0777850 0.07722

基礎的財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

-0.0188602 0.66880

歳入歳出差引 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.1456444 6.1e-05

実質収支 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.0981729 0.007056

表 12 実績値の構造値か の乖離に関す 相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 実績 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 実績 構造

0.1222935 0.00536

基礎的財政収支 実績 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 実績 構造

0.1274710 0.00369

構造収支は財政収支がわずかに正の相関

既存指標は歳入歳出差引と実質収支にわずかな負の相関

結果分析 都道府県別構造的財政収支の推計

19 / 21

(21)

続 結果の分析:循環収支と実質 GPP PP

• 循環収支と実質一人あたり県内総生産の相関

表 10 財政収支及び既存指標相互の相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 構造

0.9804376 2.22e-16

財政収支 構造 vs

財政収支 実績

0.9528919 2.22e-16

基礎的財政収支 構造 vs

基礎的財政収支 実績

0.9507049 2.22e-16

財政収支 構造、総生産比 vs

歳入歳出差引 標準財政規模比

0.2104758 1.377e-06

財政収支 構造、総生産比 vs

実質収支 標準財政規模比

0.2601058 1.931e-09

表 11 1 人当た 実質県内総生産との相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

0.0777850 0.07722

基礎的財政収支 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 構造

-0.0188602 0.66880

歳入歳出差引 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.1456444 6.1e-05

実質収支 標準財政規模比 vs

一人あた 実質県内総生産 実績

-0.0981729 0.007056

表 12 実績値の構造値か の乖離に関す 相関係数推定結果

相関係数 p 値

財政収支 実績 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 実績 構造

0.1222935 0.00536

基礎的財政収支 実績 構造 vs

一人あた 実質県内総生産 実績 構造

0.1274710 0.00369

僅かな相関だが、統計的には有意

(22)

結論

• 本論は構造的財政収支を都道府県別に推計

標準的モデルによる簡易推計が可能

既存指標とは異なるが、一定の相関

課題:推計上の符号条件等の精査

• 構造的財政収支は県内総生産にわずかに正の相関

経済・人口規模で税は弾力的である可能性

生産ギャップもわずかに影響

課題:原因等の調査までは至っていない

• 人口等の影響に関する将来推計として活用

市区町村への拡張

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また︑郵政構造法連邦政府草案理由書によれば︑以上述べた独占利憫にもとづく財政調整がままならない場合には︑

(5)財務基盤強化 ④需給と収支の見通し ⅱ)料金改定 【値上げの必要性】.

2011 年の主たる動向は、欧州連合 (EU) の海洋政策に新たな枠組みが追加されたことであ る。漁業分野を除いた