The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014
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戸惑い
映像
知
Confusion in Film Cognition
金井明人
KANAI, Akihito NOMURA, Natsuki
法政大学
HOSEI UniversityThe confusion in film cognition can cause intensive cognitive effects such as making immersion that do not arise in the process of comprehending the story only. We discuss the advantages and applied potentials of the confusion in film cognition especially for various film rhetoric, computer editing and projection.
1.
映 像 知 時 受 手 プ ロ セ 大 類 見
間 見 後 二 種 類 あ (金 井, 2005) 受 手
見 後 プロセ 結果 あ 映像 対 何 理解
生 映像 見 後 受 手 映 像 全 側面
理 解 処 理 い 映 像 あ 特 定 側 面
一部 強 知 映像 多様 側面
内包 い 映像内 要素 意味 あ い 要素間
関 受 手 完全 把握 い あ 理解 留
い 様々 知的効果 生
特 要 効果 挙 映像
解釈 可能性 や 解釈 多 性 親和 受
手 生 戸惑いや違和感 あ 戸惑いや違和感 受
手 知 枠 組 処 理 い 映 像
知 時 強 生 あ 戸 惑 い や 違 和 感 効 果
生 時 受 手 知 時 視 点や 変更 見
後 プ ロ セ 見 間 プ ロ セ 視
(金井, 2008) 逆 知 見 後 プロセ
強 調 場 合 見 間 戸 惑 いや 違 和 感 減 少
的 見方 受 手 知 あ 統一
際 ョ 間 生 断 統 一
従属 場合 映像 作 品 統
一的 方向性 受 手 一定 流 へ 組
込 見 方 没入 (金井, 2010) 逆
戸 惑 いや 違和 感 効果 減 存 在 向
い合 う う 意 味 あ あ う 映 像 戸
惑いや違和感 関連 統一
映像自 身 持 い 特 質や 強度 断
状態 向 い合 わ え い時 生 効 果 あ
映像へ 没入 変化 留 い没入 没
入 阻害 没入 阻害 両立 多様 多 知 状態
生
金 井(2008) 映 像 知 違 和 感 中
心 論 い 本論文 違和感 い効果や
弱 い違 和感 相当 含 特 戸 惑 い いう
言葉 用い
本論文 戸惑い 生 映 析 没入 関
種類 戸惑い 示 映像 見 方 変更
一 映像素 戸惑い 増減 可能 あ 示
2.
戸惑い
発生要因と種類
戸惑い 生要因 映像 違和感 断 関 先行研
究 あ 金 井 2013 様 一 一 ョ 要
素 連続 ョ 要素 共通性 連続 ョ
要 素 差 異 映 像 全 体 ョ 要 素
間 関 いう映像 修辞 要素 関 4 要因 金井
小方 篠原, 2003 想定 い や規 範 異 場合
受 手 戸惑い 生
映 像 知 戸 惑 い 映 像 へ 没 入 関
受 手 没入 進 戸惑い 没入 阻
害 戸惑い 進 阻害
いえ い戸 惑 い 種 類 挙 没 入
留 い映像内 要素 関 基 う や
断 関
3.
映画
おけ
例
種類 戸惑い 没入 関 映 具体例
鈴木清順監督 殺 烙印 (1967) ニ コ
ン 監 督 ン (1997) ン ン 監 督 黒 い 眼
オペ (2006) 本論文 挙 以 修辞 2
被験者 全編 見 調査 知 析 抜粋 あ
3.1 没入感を促進させ た 戸惑い： 殺 烙印
長 回 用 い い 短 い間 隔 ョ 替 わ
ョ 間 置 一 動 一 視 線 一
存 在 受 手 戸惑 い え い ョ 間 共
通性 時 ョ 間 差異 強調 い あ 映
像 様々 要素 い 受 手 戸惑い 抱 受 手
作品へ 連想 生 没入感へ 足 生 戸
惑い自体 大 い 時 見 後 プロセ
基 没入感 進 い
3.2 没入感を阻害させ た 戸惑い： ガンモ
ク ン 非連続性 余剰性 受 手
的 見方 排除 際 没入感 阻害 結果
見 間 プ ロ セ 視 一 監 督
Trash Hampers (2009) 非連続性 余剰性 徹底
い 傾向 強い
連絡先：金井明人 kanai@hosei.ac.jp
〒194-0298 市相原 4342 法政大学社会学部
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3.3 没 入 感 を 促 進 さ せ と 阻害 さ せ と い え い 戸 惑い： 黒い眼 オペラ
長 回 多 用 い 見 後 見 間 プロ
セ 混在 あ ク ン 士 明 あ
受 手 的 見方 排除 没 入感 阻 害
一 方 各 ク ン い 的 見 方
可能 あ
4.
見せ方
変化
よ
効果
差異
4.1 実験方法
戸惑い 映像素 あ 提示時間や順番
編集 見 方 変化 増減 コンピュ
タ 映像 自動編集や 映 応用可能 あ
本論文 前述 種類 映像 一部 用い 提示方
法 変 更 戸 惑い や 没 入 度 増 減 実
験 調査
殺 烙 印 黒 い眼 オ ペ 映
映時 ョ 間 複数部 元 映像 省略
用い い 殺 烙印 ョ 短
元 映 像 強 調 い 黒 い眼 オ ペ 特 徴
あ 1 以 ぶ長回 複数存在 部 最大
ョ 長 42 長回 映像 特質
減 い ン 非連 続的 ク ン
映 連続的 ク ン 映
見 い 実験 プロ クタ ク ン
映像 異 被験者 見 後 調査票 用い ７段
階 没 入 度 戸 惑 い度 評 定 回 答 理 自
記述
4.2 実験結果
実験結果 表1
殺 烙 印 没 入 度 差 見 い 戸 惑 い
度 い 映 像 間 強 い 有 意 差 見 F(1,58)＝
12.03, p<.001 今 回 調 査 ョ 間 数 短
省略 施 受 手 没入 進 戸
惑 い 増大 調 査票 自 記 述 映
見 場人物 関 性 把
握 う 努 いう回 答 見 被 験 者
的 見方 進 い 一方 省略あ 映像 映 関
記 述 い 人 や 場 所 感 い 映
像 ン や い 何 う い 把 握 う
記 述 見 ョ 短 被 験 者 え 戸 惑
い度 高 い
ン 非 連 続 ョ ン 連 続 ョ ン
間 戸 惑 い度 関 中程 度 有 意 差 見 F(1,44)
＝11.81, p<.01 非連続性 余剰性 強 見
ク ン 抜 出 編集 施 受 手
没入 阻害 戸惑い 増大
結果 作品 恣意性 被験者 没入感
阻害 え 進 い 連続 ョン
記述 い 関
記述 多 見 被験者 戸惑い度 比較的 い
ン 結果 没入 阻害 関 結果 得
3章 全編 調査 様 あ ン Trash Hampers 用い 調査 行えば 没
入 阻害 戸惑い 強調 可能性 高い
表１ 映像 見 方 変化 没入度 戸惑い度 変化
(**=p<.01, ***=p<.001)
黒い眼 オペ 戸惑い度 関 ほ 差
い 没 入 度 い 映 省 略 あ 映
像 映 間 中程度 有意 差 見 F(1,58)＝9.06,
p<.01 長回 ョ 数 短縮 余 剰性 少
戸 惑 い 没 入 阻 害 度 合 い 減
少 示唆
5.
おわ
受 手 没 入感 進 知 含 映 像
う 物 語 知 戸惑 いや 没 入感 阻 害
ン 的 側面 強調 戸惑い 中間 い
え う い戸惑い 多種多様 戸惑い 相互
作用 合う状態 映像 知時 存在
送 手 側 戸 惑 い 避 映 像 作 成
受 手側 知 い 映像 可能性 広
留 い映像 物 語 探究 い
戸惑い 関 映像修辞 映像 編集や 映時 適用
見 後 理解 関 処理
以前 見 間 留 い多 様 多
映像 知 生
本論文 主 映 題 い 4章 映 一
部 見 方 変 化 映 一 本 映
像 映 館 固定 環境 見 方 少
屋外 含 様々 環境 ,様々 媒体 用い 部 的 映像
接 増大 い 現在 映 像 環境 対 応 い
いえ 映像 向 い合わ 接 戸惑いや
違 和 感 消 失 う 本 論文 戸惑 いや 違 和
感 生成 い 共 様々 強度や 断 う 物語 接
続 い 序説 あ
参考文献
[金井 03] 金井明人 小方孝 篠原健太郎: ョ 間 共通性
差 異 基 映 像 修 辞 生 成 人 工 知 能 学 会 Vol.18 No2-G, pp.114-121 (2003)
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役割. コ ュニケ ョン 構造 機能 . 石坂
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実 践 金 井 明 人 丹 羽 美 之 編 法 政 大 学 出 版 局
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[金井 10] 金井明人 小玉愛実: 映像編集 ン
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[金 井 13] 金 井 明 人:映 像 環 境 物 語 断 規 範 理 論
わ 知 . 環境 物語 公
共 圏 . 金井 明人 土橋 臣 吾 津 正 太郎 編 法 政 大 学
