10 ( 57) 【要約】
【課題】電圧測定の精度の向上を図ると共に、消費電力 の増加及び部品点数の増加を抑え、組み立ての煩雑化に ついても抑制することが可能な電圧センサを提供する。 【解決手段】電圧センサ1は、機械的なサスペンション 10によって支持された振動子20と、この振動子20 にある隙間を介して対向配置された固定電極30と、を 具備し、固定電極30に測定対象である電圧を印加する ことで、静電引力を振動子20に作用させ、振動子20 の共振周波数が変化することで、測定対象である電圧を 算出する。
10
20
30
40
50 【 特 許 請 求 の 範 囲 】
【 請 求 項 1 】
機 械 的 な サ ス ペ ン シ ョ ン に よ っ て 支 持 さ れ た 振 動 子 と 、
こ の 振 動 子 に あ る 隙 間 を 介 し て 対 向 配 置 さ れ た 固 定 電 極 と 、 を 具 備 し 、
前 記 固 定 電 極 に 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 印 加 す る こ と で 、 静 電 引 力 を 前 記 振 動 子 に 作 用 さ せ 、
当 該 振 動 子 の 共 振 周 波 数 が 変 化 す る こ と で 、 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 算 出 す る
こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。 【 請 求 項 2 】
請 求 項 1 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、
前 記 振 動 子 と 測 定 対 象 で あ る 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 と が 短 絡 し な い よ う に 機 械 的 な ス ト ッ パ 又 は 絶 縁 体 を 有 す る
こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。 【 請 求 項 3 】
請 求 項 1 又 は 請 求 項 2 の い ず れ か に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、
前 記 振 動 子 と 測 定 対 象 で あ る 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 と の 関 係 が 平 行 平 板 電 極 で あ る こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。
【 請 求 項 4 】
請 求 項 1 か ら 請 求 項 3 の い ず れ か 1 項 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 前 記 振 動 子 を 励 振 さ せ る た め に 静 電 引 力 を 利 用 す る
こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。 【 請 求 項 5 】
請 求 項 4 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、
前 記 振 動 子 を 励 振 す る た め の 電 極 が 櫛 歯 電 極 で あ る こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。
【 請 求 項 6 】
請 求 項 1 か ら 請 求 項 5 の い ず れ か 1 項 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、
前 記 振 動 子 と 電 気 的 に 接 続 さ れ て 前 記 振 動 子 の 振 幅 を 検 出 す る 振 幅 検 出 手 段 と 、
前 記 固 定 電 極 に 印 加 さ れ る 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 前 記 振 幅 検 出 手 段 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 と 、
を 備 え る こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。 【 請 求 項 7 】
請 求 項 1 か ら 請 求 項 6 の い ず れ か 1 項 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、
前 記 振 動 子 と 電 気 的 に 接 続 さ れ て 前 記 振 動 子 に 対 し て 交 流 電 圧 を 印 加 す る 交 流 発 生 回 路 と 、
前 記 固 定 電 極 に 印 加 さ れ る 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 前 記 交 流 発 生 回 路 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 と 、
を 備 え る こ と を 特 徴 と す る 電 圧 セ ン サ 。 【 発 明 の 詳 細 な 説 明 】
【 技 術 分 野 】 【 0 0 0 1 】
本 発 明 は 、 電 圧 セ ン サ に 関 す る 。 【 背 景 技 術 】
【 0 0 0 2 】
従 来 、 電 圧 を 計 測 す る 方 法 と し て 種 々 の 方 法 が あ る 。 例 え ば 、 分 圧 抵 抗 で 電 圧 を 分 圧 し 、 電 圧 計 で 分 圧 を 測 定 す る 方 法 や 、 電 圧 に 比 例 し た 電 流 を 取 り 出 し 、 い わ ゆ る ホ ー ル 効 果 を 利 用 し て 電 圧 を 測 定 す る 方 法 な ど が あ る 。
【 0 0 0 3 】
10
20
30
40
50 セ ン サ は 、 例 え ば ポ ッ ケ ル ス 素 子 、 1 / 4 波 長 板 、 偏 光 子 、 検 光 子 等 を 備 え て い る 。 こ の
電 圧 セ ン サ に お い て 、 光 源 よ り 出 力 さ れ た 光 信 号 は 偏 光 子 に よ り 偏 光 さ れ て ポ ッ ケ ル ス 素 子 に 入 射 し 、 ポ ッ ケ ル ス 素 子 に て 電 圧 の 大 き さ に 応 じ た 光 変 調 を 受 け る 。 光 変 調 を 受 け た 光 信 号 は 1 / 4 波 長 板 を 経 て 検 光 子 へ 伝 達 さ れ る 。 検 光 子 か ら 出 力 さ れ た 光 信 号 は 所 定 の 光 受 信 器 に よ り 受 信 及 び 検 出 さ れ 、 ポ ッ ケ ル ス 素 子 に 印 加 さ れ た 電 圧 を 測 定 す る こ と が で き る ( 例 え ば 特 許 文 献 1 参 照 ) 。
【 先 行 技 術 文 献 】 【 特 許 文 献 】 【 0 0 0 4 】
【 特 許 文 献 1 】 特 開 平 3 − 1 4 6 8 7 5 号 公 報 【 発 明 の 概 要 】
【 発 明 が 解 決 し よ う と す る 課 題 】 【 0 0 0 5 】
し か し 、 上 記 3 つ の 電 圧 セ ン サ で は 以 下 の 問 題 が あ っ た 。 ま ず 、 分 圧 を 測 定 す る 電 圧 セ ン サ で は 、 各 抵 抗 に 高 精 度 の も の を 用 い な け れ ば 精 度 良 く 電 圧 を 測 定 で き な く な っ て し ま う 。 特 に 、 抵 抗 は 温 度 に よ り 抵 抗 値 が 変 化 す る た め 、 精 度 良 く 電 圧 を 測 定 す る 面 で 支 障 が あ っ た 。 加 え て 、 抵 抗 故 障 時 に は 測 定 対 象 の 高 電 圧 が 測 定 側 の 低 電 圧 に か か る 可 能 性 が あ り 、 安 全 性 を 確 保 す る 点 で 絶 縁 手 段 等 を 別 途 設 け な け れ ば な ら ず 部 品 点 数 が 増 加 し て し ま う 。
【 0 0 0 6 】
ま た 、 ホ ー ル 効 果 を 利 用 し て 電 圧 を 測 定 す る 電 圧 セ ン サ で は 、 集 磁 の た め の 磁 気 コ ア が 必 要 と な り 、 部 品 点 数 が 多 く な っ た り 大 型 化 を 招 い た り し て し ま う 。 特 に 、 こ の タ イ プ の セ ン サ で は 出 力 の リ ニ ア リ テ ィ を 実 現 す る た め に 負 帰 還 式 が 用 い ら れ る こ と が あ る が 、 発 生 し た 磁 場 を 打 ち 消 す た め の 電 流 が 必 要 と な る た め 、 消 費 電 力 が 大 き く な っ て し ま う 。 【 0 0 0 7 】
さ ら に 上 記 の 2 方 式 で は 、 計 測 時 に 測 定 対 象 か ら 電 流 を 取 り 出 す 必 要 が あ る た め 、 バ ッ テ リ な ど の 常 時 電 圧 監 視 に は 不 利 で あ る 。
【 0 0 0 8 】
さ ら に 、 特 許 文 献 1 に 記 載 の 電 圧 セ ン サ は 、 ポ ッ ケ ル ス 素 子 、 1 / 4 波 長 板 、 偏 光 子 、 検 光 子 等 の 部 品 が 必 要 と な り 、 部 品 点 数 の 増 加 を 招 い て し ま う 他 、 光 軸 の ア ラ イ メ ン ト 等 が 必 要 と な り 、 組 み 立 て が 煩 雑 化 し て し ま う 。
【 0 0 0 9 】
本 発 明 は こ の よ う な 従 来 の 課 題 を 解 決 す る た め に な さ れ た も の で あ り 、 そ の 目 的 と す る と こ ろ は 、 電 圧 測 定 の 精 度 の 向 上 を 図 る と 共 に 、 測 定 対 象 か ら 電 流 を ほ と ん ど 取 り 出 さ ず に 、 消 費 電 力 の 増 加 及 び 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え 、 組 み 立 て の 煩 雑 化 に つ い て も 抑 制 す る こ と が 可 能 な 電 圧 セ ン サ を 提 供 す る こ と に あ る 。
【 課 題 を 解 決 す る た め の 手 段 】 【 0 0 1 0 】
本 発 明 の 電 圧 セ ン サ は 、 機 械 的 な サ ス ペ ン シ ョ ン に よ っ て 支 持 さ れ た 振 動 子 と 、 こ の 振 動 子 に あ る 隙 間 を 介 し て 対 向 配 置 さ れ た 固 定 電 極 と 、 を 具 備 し 、 固 定 電 極 に 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 印 加 す る こ と で 、 静 電 引 力 を 振 動 子 に 作 用 さ せ 、 当 該 振 動 子 の 共 振 周 波 数 が 変 化 す る こ と で 、 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 算 出 す る こ と を 特 徴 と す る 。
【 0 0 1 1 】
10
20
30
40
50 で き る 。 こ の よ う に 、 本 発 明 で は 、 高 精 度 の 抵 抗 を 用 い る 必 要 が な く 、 電 圧 測 定 の 精 度 の
向 上 を 図 る こ と が で き る と 共 に 絶 縁 手 段 等 も 必 要 が な く 、 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き る 。 さ ら に 、 測 定 対 象 の 電 圧 が 生 じ る 静 電 引 力 を 利 用 し て 計 測 す る た め 、 測 定 対 象 か ら ほ と ん ど 電 流 を 流 す こ と な く 、 電 圧 を 計 測 す る こ と が で き る 。 加 え て 、 集 磁 コ ア 等 や 光 学 部 品 を 用 い る 必 要 も な く 、 消 費 電 力 の 増 加 及 び 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き 、 組 み 立 て の 煩 雑 化 に つ い て も 抑 制 す る こ と が で き る 。
【 0 0 1 2 】
ま た 、 上 記 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 と 測 定 対 象 で あ る 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 と が 短 絡 し な い よ う に 機 械 的 な ス ト ッ パ 又 は 絶 縁 体 を 有 す る こ と が 好 ま し い 。 【 0 0 1 3 】
こ の 電 圧 セ ン サ に よ れ ば 、 振 動 子 と 固 定 電 極 と が 短 絡 し な い よ う に 機 械 的 な ス ト ッ パ 又 は 絶 縁 体 を 有 す る た め 、 振 動 子 と 固 定 電 極 と の 短 絡 が 防 止 さ れ 、 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 1 4 】
ま た 、 上 記 の い ず れ か に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 と 測 定 対 象 で あ る 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 と の 関 係 が 平 行 平 板 電 極 で あ る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 1 5 】
こ の 電 圧 セ ン サ に よ れ ば 、 振 動 子 と 固 定 電 極 と の 関 係 が 平 行 平 板 電 極 で あ る た め 、 電 極 間 に 働 く 力 の ギ ャ ッ プ 依 存 性 が 高 い 。 加 え て 、 静 電 引 力 の ギ ャ ッ プ 変 化 に 対 す る 傾 き が 、 静 電 引 力 分 の 等 価 的 な バ ネ 定 数 と な る 。 測 定 対 象 と な る 電 圧 の 印 加 に よ っ て サ ス ペ ン シ ョ ン 分 も 含 め た 全 体 の 等 価 的 な バ ネ 定 数 が 変 化 し 、 共 振 周 波 数 が 変 化 す る 、 周 波 数 は 正 確 に 測 定 で き る 量 で あ る の で 、 測 定 分 解 能 の 向 上 に つ な げ る こ と が で き る 。
【 0 0 1 6 】
ま た 、 上 記 の い ず れ か 1 つ に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 を 励 振 さ せ る た め に 静 電 引 力 を 利 用 す る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 1 7 】
こ の 電 圧 セ ン サ に よ れ ば 、 振 動 子 を 励 振 さ せ る た め に 静 電 引 力 を 利 用 す る 。 振 動 振 幅 は 僅 か で も 共 振 周 波 数 が 測 定 で き る た め 、 電 子 回 路 が 動 作 す る よ う な 低 電 圧 が 利 用 で き る 。 よ っ て 、 電 圧 セ ン サ の 電 子 化 に 適 し て い る 。
【 0 0 1 8 】
ま た 、 上 記 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 を 励 振 す る た め の 電 極 が 櫛 歯 電 極 で あ る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 1 9 】
こ の 電 圧 セ ン サ に よ れ ば 、 振 動 子 を 励 振 す る た め の 電 極 が 櫛 歯 電 極 で あ る た め 、 静 電 引 力 に よ り 振 動 子 が 移 動 し た と し て も 櫛 歯 電 極 で あ れ ば ギ ャ ッ プ の 依 存 性 が 小 さ く 交 流 電 圧 の 印 加 に よ る 共 振 周 波 数 へ の 影 響 を 少 な く す る こ と が で き る 。
【 0 0 2 0 】
ま た 、 上 記 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 と 電 気 的 に 接 続 さ れ て 振 動 子 の 振 幅 を 検 出 す る 振 幅 検 出 手 段 と 、 固 定 電 極 に 印 加 さ れ る 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 振 幅 検 出 手 段 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 と 、 を 備 え る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 2 1 】
こ の 電 圧 セ ン サ に よ れ ば 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 振 幅 検 出 手 段 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 を 備 え る た め 、 振 幅 検 出 手 段 を 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 の 直 流 成 分 と を 電 気 的 に 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 2 2 】
ま た 、 上 記 に 記 載 さ れ た 電 圧 セ ン サ に お い て 、 振 動 子 と 電 気 的 に 接 続 さ れ て 振 動 子 に 対 し て 交 流 電 圧 を 印 加 す る 交 流 発 生 回 路 と 、 固 定 電 極 に 印 加 さ れ る 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 交 流 発 生 回 路 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 と 、 を 備 え る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 2 3 】
10
20
30
40 す る 絶 縁 手 段 を 備 え る た め 、 交 流 発 生 回 路 を 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 の 直 流 成 分 と を 電
気 的 に 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。 【 発 明 の 効 果 】
【 0 0 2 4 】
本 発 明 に よ れ ば 、 電 圧 測 定 の 精 度 の 向 上 を 図 る と 共 に 、 測 定 対 象 か ら 電 流 を ほ と ん ど 取 り 出 さ ず に 、 消 費 電 力 の 増 加 及 び 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え 、 組 み 立 て の 煩 雑 化 に つ い て も 抑 制 す る こ と が 可 能 な 電 圧 セ ン サ を 提 供 す る こ と が で き る 。
【 図 面 の 簡 単 な 説 明 】 【 0 0 2 5 】
【 図 1 】 本 発 明 の 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 原 理 を 示 す 基 本 構 成 図 で あ る 。 【 図 2 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ を 示 す 斜 視 図 で あ る 。
【 図 3 】 図 2 に 示 し た A 部 の 拡 大 図 で あ る 。
【 図 4 】 図 2 に 示 し た 電 圧 セ ン サ の 上 面 拡 大 図 で あ る 。
【 図 5 】 変 化 前 の 共 振 周 波 数 及 び 変 化 後 の 共 振 周 波 数 を 示 す 図 で あ る 。
【 図 6 】 測 定 対 象 と な る 電 圧 と 共 振 周 波 数 と の 相 関 の 一 例 を 示 す グ ラ フ で あ る 。
【 図 7 】 測 定 対 象 と な る 電 圧 と 共 振 周 波 数 と の 相 関 の 一 例 を 示 す グ ラ フ で あ っ て 、 実 測 値 を 示 し て い る 。
【 図 8 】 櫛 歯 電 極 の 詳 細 を 示 す 斜 視 図 で あ っ て 、 解 析 モ デ ル を 示 し て い る 。
【 図 9 】 図 2 に 示 し た ス ト ッ パ の 接 触 部 及 び そ の 周 辺 を 示 す 拡 大 図 で あ り 、 ( a ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 0 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( b ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 1 0 0 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( c ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 1 4 7 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( d ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 1 5 0 V で あ る 場 合 を 示 し て い る 。
【 図 1 0 】 測 定 対 象 と な る 電 圧 と 、 振 動 子 及 び 固 定 電 極 の ギ ャ ッ プ と の 相 関 を 示 す グ ラ フ で あ る 。
【 図 1 1 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 第 1 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 【 図 1 2 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 第 2 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 【 図 1 3 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 第 3 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 【 図 1 4 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 第 4 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 【 図 1 5 】 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 第 5 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 【 発 明 を 実 施 す る た め の 形 態 】
【 0 0 2 6 】
以 下 、 本 発 明 の 好 適 な 実 施 形 態 を 図 面 に 基 づ い て 説 明 す る 。 図 1 は 、 本 発 明 の 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ の 原 理 を 示 す 基 本 構 成 図 で あ る 。 図 1 に 示 す よ う に 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 機 械 的 な サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 と 、 振 動 子 2 0 と 、 固 定 電 極 3 0 と 、 演 算 部 4 0 と か ら 構 成 さ れ て い る 。
【 0 0 2 7 】
サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 は 、 振 動 子 2 0 を 支 持 す る も の で あ る 。 こ の サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 の バ ネ 定 数 を k と す る 。 振 動 子 2 0 は 、 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 に よ り 支 持 さ れ た 平 板 電 極 で あ り 、 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 の 弾 性 力 に よ り 振 動 可 能 と な っ て い る 。 こ の 振 動 子 2 0 の 質 量 を m と す る 。
【 0 0 2 8 】
固 定 電 極 3 0 は 、 振 動 子 2 0 に あ る 隙 間 を 介 し て 対 向 配 置 さ れ た 平 板 電 極 で あ り 、 振 動 子 2 0 と は 平 行 平 板 電 極 の 関 係 を 有 し て い る 。 な お 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と の 向 か い 合 っ た 面 積 を S と す る 。 ま た 、 両 者 間 の 初 期 ギ ャ ッ プ を g と す る 。
【 0 0 2 9 】
10
20
30
40
50 【 数 1 】
な る 関 係 式 ( 1 ) に 基 づ く 共 振 周 波 数 f
r で 振 動 す る こ と と な る 。
【 0 0 3 0 】
さ ら に 、 固 定 電 極 3 0 に 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 印 加 さ れ た と す る 。 こ の と き 、 固 定 電 極 3 0 か ら 振 動 子 2 0 に 対 し て 静 電 引 力 が 付 与 さ れ て 距 離 x だ け 変 位 す る 。 静 電 引 力 は 、 式 ( 2 ) に 示 す 等 価 バ ネ 定 数 k
e と し て 表 わ す こ と が で き る 。
【 数 2 】
な お 、 式 ( 2 ) に お い て ε
0 は ギ ャ ッ プ g 間 の 誘 電 率 で あ り 、 V は 測 定 対 象 と な る 電 圧 で
あ る 。
【 0 0 3 1 】
こ れ に よ り 、 振 動 子 2 0 は 式 ( 3 ) に 示 す 共 振 周 波 数 f
r ’ で 振 動 す る こ と と な る 。
【 数 3 】
【 0 0 3 2 】
こ こ で 、 式 ( 2 ) の 等 価 バ ネ 定 数 ke は 、 固 定 電 極 3 0 に 印 加 さ れ る 電 圧 V の 大 き さ に
応 じ て 変 化 す る こ と か ら 、 式 ( 3 ) に 示 す 共 振 周 波 数 f
r ’ に つ い て も 電 圧 V の 大 き さ を
反 映 し た も の と な る 。 【 0 0 3 3 】
よ っ て 、 演 算 部 4 0 は 、 振 動 子 2 0 の 共 振 周 波 数 f
r ’ か ら 測 定 対 象 と な る 電 圧 を 算 出
す る こ と が で き る 。 【 0 0 3 4 】
図 2 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 を 示 す 斜 視 図 で あ る 。 図 2 に 示 す よ う に 、 電 圧 セ ン サ 1 は 、 M E M S ( Mic r o E le c t r o Me c h a n ic a l S y s t e ms ) 加 工 技 術 を 利 用 し て 作 成 さ れ る マ イ ク ロ 電 圧 セ ン サ で あ る 。
【 0 0 3 5 】
図 2 に 示 す よ う に 、 こ の 電 圧 セ ン サ 1 に お い て 振 動 子 2 0 は 共 振 周 波 数 を 高 め る た め に 、 質 量 が 小 さ く な る 細 長 形 状 と さ れ て い る 。 ま た 、 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 は 、 細 長 形 状 と な る 振 動 子 2 0 の 両 端 部 そ れ ぞ れ に 設 け ら れ て お り 、 両 端 側 か ら 振 動 子 2 0 を 支 持 す る 構 成 と な っ て い る 。 さ ら に 、 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 は 、 そ れ ぞ れ が コ の 字 状 に 折 り 返 さ れ た 形 状 と な っ て い る 。
【 0 0 3 6 】
ま た 、 こ の 電 圧 セ ン サ 1 は 、 図 1 に 示 す 構 成 に 加 え て 、 駆 動 用 電 極 5 0 と 、 各 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 の 振 動 子 2 0 の 接 続 側 と 反 対 側 の 端 部 に つ な が る 第 1 及 び 第 2 電 極 6 1 , 6 2 と 、 ス ト ッ パ 7 0 と を 備 え て い る 。
【 0 0 3 7 】
10
20
30
40
50 る こ と な く 噛 み 合 う よ う に 配 置 さ れ て い る 。
【 0 0 3 8 】
こ の よ う な 電 圧 セ ン サ 1 は 、 例 え ば S O I ウ ェ ハ を 加 工 す る こ と に よ り 作 成 す る こ と が で き る 。 具 体 的 に は 、 シ ン グ ル マ ス ク で パ タ ー ニ ン グ を 行 い 、 D e e p − R I E に て エ ッ チ ン グ を 行 う 。 可 動 部 で あ る 振 動 子 2 0 の リ リ ー ス は 、 気 相 H F を 用 い て 犠 牲 層 エ ッ チ ン グ を 行 う 。
【 0 0 3 9 】
上 記 し た よ う に 振 動 子 2 0 は 、 振 動 の た め サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 に 支 持 さ れ た 状 態 で 宙 に 浮 い た 構 造 と な っ て い る 。 な お 、 実 際 の 製 品 ( デ バ イ ス 層 x : 1 1 2 5 μ m 、 y : 1 5 8 5 μ m 、 z : 2 5 μ m ) に お い て 振 動 子 2 0 は 、 他 の 電 極 3 0 , 5 0 に 対 し て 最 大 6 6 n m 沈 む が 、 犠 牲 層 は 2 μ m で あ る た め 、 沈 み 量 は 犠 牲 層 の 1 / 3 0 と 僅 か で あ り 、 ハ ン ド ル 層 と は 接 触 し な い 。 ま た 、 図 示 の 関 係 上 、 櫛 歯 電 極 5 1 及 び 固 定 電 極 3 0 に つ い て も 宙 に 浮 い た 構 造 に 見 え る か も し れ な い が 、 こ れ は 犠 牲 層 エ ッ チ ン グ が 一 部 進 行 し た た め で あ り 、 実 際 に は ハ ン ド ル 層 に 固 定 さ れ て い る 。
【 0 0 4 0 】
図 4 は 、 図 2 に 示 し た 電 圧 セ ン サ 2 の 上 面 拡 大 図 で あ る 。 図 2 及 び 図 4 に 示 す よ う に 、 ス ト ッ パ 7 0 は 、 振 動 子 2 0 に 対 し て 固 定 電 極 3 0 側 に 4 つ 配 置 さ れ て い る ( 図 4 で は 2 つ の み を 図 示 ) 。 こ の ス ト ッ パ 7 0 は 、 電 気 的 に ど こ に も 接 続 さ れ て い な い 構 造 と な っ て い る 。 こ の よ う な ス ト ッ パ 7 0 は 、 本 体 部 7 1 と 、 バ ネ 部 7 2 と 、 接 触 部 7 3 と を 備 え て い る 。
【 0 0 4 1 】
本 体 部 7 1 は 、 上 面 視 し た 場 合 に 略 正 方 形 状 と な っ て お り 、 こ の 正 方 形 の 1 つ の 頂 点 部 か ら 細 長 の バ ネ 部 7 2 が 形 成 さ れ て い る 。 バ ネ 部 7 2 の 先 端 は 、 固 定 電 極 3 0 よ り も 振 動 子 2 0 側 に や や 突 き 出 て い る 。 ま た 、 バ ネ 部 7 2 は 、 頂 点 部 か ら 振 動 子 2 0 側 に 伸 び る と 共 に 9 0 度 に 折 り 返 さ れ て 正 方 形 の 辺 に 沿 っ て 伸 び 、 且 つ 、 再 度 振 動 子 2 0 側 に 9 0 度 折 り 返 さ れ て い る 。 す な わ ち 、 バ ネ 部 7 2 は 、 途 中 で 2 回 9 0 度 に 折 ら れ た 形 状 と な っ て お り 、 こ の 9 0 度 の 折 り 返 し に よ り 弾 性 力 を 有 す る 構 成 と な っ て い る 。 こ の よ う な ス ト ッ パ 7 0 が 存 在 す る こ と で 、 振 動 子 2 0 が 静 電 引 力 に よ り 固 定 電 極 3 0 側 に 過 剰 に 引 っ 張 ら れ た と し て も 振 動 子 2 0 は 接 触 部 7 3 に 接 触 す る こ と と な り 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と の 短 絡 が 防 止 さ れ る こ と と な る 。 ま た 、 振 動 子 2 0 が ス ト ッ パ 7 0 に 接 触 し た 場 合 に お い て も 、 バ ネ 部 7 2 の 弾 性 力 が 接 触 時 の 力 を 緩 和 す る 働 き を 有 す る た め 、 接 触 部 7 3 の 折 れ 曲 が り や 折 れ 自 体 が 防 止 さ れ る こ と と な る 。
【 0 0 4 2 】
次 に 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 動 作 を 説 明 す る 。 ま ず 、 本 実 施 形 態 の 電 圧 セ ン サ 1 に お い て 駆 動 用 電 極 5 0 は 交 流 電 圧 を 発 生 さ せ る 。 こ れ に よ り 、 駆 動 用 電 極 5 0 の 電 圧 に よ り 静 電 引 力 が 発 生 し 、 電 圧 が 交 流 で あ る こ と か ら 振 動 子 2 0 は 所 定 の 共 振 周 波 数 f
r を 持 ち 振 動 す る こ と と な る 。
【 0 0 4 3 】
こ の と き 、 固 定 電 極 3 0 に 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 印 加 さ れ た と す る 。 こ れ に よ り 、 式 ( 2 ) に 示 し た 静 電 引 力 が 発 生 し 、 式 ( 3 ) に 示 す よ う に 振 動 子 2 0 は 共 振 周 波 数 f
r ’
を 持 ち 振 動 す る こ と と な る 。 【 0 0 4 4 】
図 5 は 、 変 化 前 の 共 振 周 波 数 fr 及 び 変 化 後 の 共 振 周 波 数 fr ’ を 示 す 図 で あ る 。 図 5
に 示 す よ う に 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 印 加 さ れ た 場 合 、 共 振 周 波 数 は 減 少 し て f
r か ら
f
r ’ に 変 化 す る 。
【 0 0 4 5 】
演 算 器 4 0 は 、 こ の 共 振 周 波 数 f
r ’ か ら 測 定 対 象 と な る 電 圧 V の 大 き さ を 演 算 す る こ
と と な る 。 な お 、 演 算 器 4 0 は 、 共 振 周 波 数 f
r ’ を 測 定 す る た め に 振 動 子 2 0 の 変 位 量
10
20
30
40
50 ッ プ g が 変 化 す る こ と に よ る 静 電 容 量 の 変 化 か ら 振 動 子 2 0 の 変 位 量 を 計 測 す る よ う に し
て も よ い 。 な お 、 静 電 容 量 か ら 変 位 量 を 求 め る 場 合 、 固 定 電 極 3 0 を そ の ま ま 利 用 し て も よ い し 、 別 途 変 位 量 を 測 定 す る た め の 平 行 平 板 電 極 を 設 置 し て も よ い 。
【 0 0 4 6 】
図 6 は 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V と 共 振 周 波 数 と の 相 関 の 一 例 を 示 す グ ラ フ で あ る 。 測 定 対 象 と な る 電 圧 を 0 V 、 5 0 V 、 1 0 0 V 、 1 2 0 V 、 1 4 5 V 、 及 び 1 4 7 V と し て 各 共 振 周 波 数 を 測 定 し た 場 合 、 図 6 に 示 す よ う に 、 共 振 周 波 数 は 、 そ れ ぞ れ 5 8 1 0 H z 、 5 7 5 0 H z 、 5 3 8 0 H z 、 4 9 8 0 H z 、 3 4 4 0 H z 、 3 0 9 0 H z と な っ た 。 こ の よ う に 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V に よ っ て 共 振 周 波 数 が 変 化 す る こ と が 明 ら か と な っ た 。 な お 、 共 振 周 波 数 は 、 振 動 子 2 0 の 変 位 量 ( 振 動 振 幅 ) が 3 μ m 弱 と な る と き の 周 波 数 と し た 。
【 0 0 4 7 】
図 7 は 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V と 共 振 周 波 数 と の 相 関 の 一 例 を 示 す グ ラ フ で あ っ て 、 実 測 値 を 示 し て い る 。 図 7 に お い て 、 実 測 値 は 図 6 を 参 照 し て 説 明 し た も の と 同 じ で あ る 。 【 0 0 4 8 】
上 記 し た 演 算 器 4 0 は 、 図 7 に 示 す よ う な 相 関 デ ー タ を 記 憶 し て い る 。 こ の た め 、 共 振 周 波 数 f
r ’ を 測 定 す る と 、 図 7 に 示 す よ う な 相 関 デ ー タ に 基 づ い て 測 定 対 象 と な る 電 圧
V を 算 出 す る こ と と な る 。 な お 、 記 憶 す る 相 関 デ ー タ は 、 実 測 値 で あ る こ と が 望 ま し い 。 【 0 0 4 9 】
以 上 、 本 実 施 形 態 で は 、 従 来 の よ う に 高 精 度 の 抵 抗 を 用 い る 必 要 が な く 、 電 圧 測 定 の 精 度 の 向 上 を 図 る こ と が で き る と 共 に 絶 縁 手 段 等 も 必 要 が な く 、 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き る 。 さ ら に 、 測 定 対 象 の 電 圧 が 生 じ る 静 電 引 力 を 利 用 し て 計 測 す る た め 、 測 定 対 象 か ら ほ と ん ど 電 流 を 流 す こ と な く 、 電 圧 を 計 測 す る こ と が で き る 。 加 え て 、 集 磁 コ ア 等 や 光 学 部 品 を 用 い る 必 要 も な く 、 消 費 電 力 の 増 加 及 び 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き 、 組 み 立 て の 煩 雑 化 に つ い て も 抑 制 す る こ と が で き る 。
【 0 0 5 0 】
な お 、 本 実 施 形 態 で は 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 に よ り 振 動 子 2 0 を 励 起 振 動 さ せ て い た め 、 以 下 の よ う な 利 点 も あ る 。 図 8 は 、 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 の 詳 細 を 示 す 斜 視 図 で あ っ て 、 解 析 モ デ ル を 示 し て い る 。 図 8 に お い て 、 櫛 歯 長 さ を l , 幅 を w , 櫛 歯 先 端 と 対 向 電 極 ま で の 距 離 を s と す る 。 初 期 の 櫛 歯 の 重 な り は l ・ s と な る 。 櫛 歯 の 側 壁 間 距 離 を g , 櫛 歯 の 厚 み を h と す る 。 櫛 歯 対 か ら な る 単 位 ユ ニ ッ ト に は 、 2 個 の 先 端 容 量 C
/ / と 側 壁 容 量 C ⊥ が 含 ま れ る 。 こ れ ら の 合 計 で あ る
【 数 4 】
が 単 位 ユ ニ ッ ト あ た り の 静 電 容 量 で あ る 。 櫛 歯 対 の 数 を N と す る と 、 全 体 の 発 生 力 は 以 下 の よ う に 表 せ る 。
【 数 5 】
【 0 0 5 1 】
そ し て 、 電 圧 一 定 の 場 合 、 x 方 向 の 力 は 以 下 の よ う に 表 せ る 。 【 数 6 】
【 0 0 5 2 】
10
20
30
40
50 【 数 7 】
を 満 た し 、 以 下 の 近 似 が 得 ら れ る 。 【 数 8 】
【 0 0 5 3 】
以 上 の よ う に 、 式 ( 8 ) か ら 、 櫛 歯 に 働 く 力 は 可 動 電 極 の 位 置 x に 依 存 し な い 。 す な わ ち 、 微 小 変 位 Δ x に 対 す る 等 価 的 な バ ネ 定 数 k
e は 、 式 ( 8 ) を x で 微 分 し た 値 か ら 、 0
と な る こ と が 分 か る 。 す な わ ち 、 振 動 子 2 0 を 励 振 す る た め に 加 え る 交 流 電 圧 は 共 振 周 波 数 を 変 化 す る こ と は ほ と ん ど 無 い 。 こ の た め 、 測 定 対 象 で あ る 電 圧 の 測 定 に 支 障 を 与 え な い 。
【 0 0 5 4 】
次 に 、 ス ト ッ パ 7 0 に つ い て 、 よ り 詳 細 に 説 明 す る 。 図 9 は 、 図 2 に 示 し た ス ト ッ パ 7 0 の 接 触 部 7 3 及 び そ の 周 辺 を 示 す 拡 大 図 で あ り 、 ( a ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 0 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( b ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 0 0 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( c ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 4 7 V で あ る 場 合 を 示 し 、 ( d ) は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 5 0 V で あ る 場 合 を 示 し て い る 。
【 0 0 5 5 】
図 9 ( a ) に 示 す よ う に 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 0 V で あ る 場 合 、 接 触 部 7 3 と 振 動 子 2 0 と の 距 離 は L 1 だ け 離 れ て い る 。 こ れ に 対 し て 、 図 9 ( b ) 及 び ( c ) に 示 す よ う に 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 高 く な る と 、 振 動 子 2 0 が 静 電 引 力 に よ り 固 定 電 極 3 0 側 に 引 っ 張 ら れ る た め 、 接 触 部 7 3 と 振 動 子 2 0 と 距 離 は 、 L 2 、 L 3 と 次 第 に 短 く な る 。 そ し て 、 図 9 ( d ) に 示 す よ う に 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 1 5 0 V に 達 す る と 、 接 触 部 7 3 は 振 動 子 2 0 に 当 接 す る 。 な お 、 上 記 し た よ う に ス ト ッ パ 7 0 は 、 電 気 的 に ど こ に も 接 続 さ れ て お ら ず 、 且 つ 、 接 触 部 7 3 が 固 定 電 極 3 0 よ り も 振 動 子 2 0 側 に 突 き 出 て い る た め 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と の 接 触 を 防 ぎ 、 短 絡 が 防 止 さ れ る こ と と な る 。
【 0 0 5 6 】
図 1 0 は 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V と 、 振 動 子 2 0 及 び 固 定 電 極 3 0 の ギ ャ ッ プ g と の 相 関 を 示 す グ ラ フ で あ る 。 図 1 0 に 示 す よ う に 、 ギ ャ ッ プ g は 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 高 く な る ほ ど 小 さ く な る 。 そ し て 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 5 0 V に 達 す る と 、 ギ ャ ッ プ g は 1 0 μ m 強 と な り 、 振 動 子 2 0 は ス ト ッ パ 7 0 の 接 触 部 7 3 に 接 触 す る 。 故 に 、 本 例 に お け る 電 圧 セ ン サ 1 で は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 4 7 V 以 下 の と き に 測 定 可 能 と な る 。 な お 、 本 例 で は 測 定 対 象 と な る 電 圧 V が 1 5 0 V 以 上 と な る と 、 測 定 不 可 能 と な る が 、 ギ ャ ッ プ g を 予 め 大 き く す る な ど 種 々 の 方 法 に よ り 1 5 0 V 以 上 の 電 圧 に つ い て も 測 定 可 能 で あ る 。
【 0 0 5 7 】
次 に 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 変 形 例 を 説 明 す る 。 図 1 1 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 第 1 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 な お 、 図 1 1 に お い て は 電 気 的 接 続 関 係 を 模 式 的 に 示 す も の と す る 。
【 0 0 5 8 】
図 1 1 に 示 す よ う に 、 第 1 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 固 定 電 極 3 0 と 駆 動 用 電 極 5 0 と は 、 シ リ コ ン 基 板 上 に お い て 絶 縁 層 3 1 , 5 2 に 包 ま れ た 構 成 と な っ て い る 。
【 0 0 5 9 】
10
20
30
40
50 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 6 0 】
図 1 2 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 第 2 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 な お 、 図 1 2 に お い て も 電 気 的 接 続 関 係 を 模 式 的 に 示 す も の と す る 。
【 0 0 6 1 】
図 1 2 に 示 す よ う に 、 第 2 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 図 1 1 に 示 す も の と 同 様 で あ る が 、 振 動 子 2 0 の 内 部 に 絶 縁 層 2 0 a を 有 す る 点 で 異 な る 。 す な わ ち 、 第 2 変 形 例 に 係 る 振 動 子 2 0 は 、 絶 縁 層 2 0 a に よ り 隔 て ら れ た 2 つ の 電 極 部 位 2 0 b 、 2 0 c を 有 し て お り 、 第 1 の 電 極 部 位 2 0 b は 駆 動 用 電 極 5 0 側 に 配 置 さ れ 、 第 2 の 電 極 部 位 2 0 c は 固 定 電 極 3 0 側 に 配 置 さ れ て い る 。
【 0 0 6 2 】
こ の た め 、 交 流 電 圧 側 の 第 1 の 電 極 部 位 2 0 b と 測 定 対 象 と な る 直 流 電 圧 側 の 第 2 の 電 極 部 位 2 0 c と を 絶 縁 す る こ と と な り 、 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 を 駆 動 側 と 電 気 的 に 絶 縁 し て 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 6 3 】
図 1 3 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 第 3 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 な お 、 図 1 3 に お い て も 電 気 的 接 続 関 係 を 模 式 的 に 示 す も の と す る 。
【 0 0 6 4 】
図 1 3 に 示 す よ う に 、 第 3 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 図 1 2 に 示 す も の と 同 様 に 振 動 子 2 0 の 内 部 に 絶 縁 層 2 0 a を 有 す る が 、 シ リ コ ン 基 板 の 表 裏 に 第 一 と 第 二 の 電 極 部 位 を 形 成 し 、 絶 縁 層 2 0 a で 上 下 に 隔 て た 構 造 と し て も 良 い 。 す な わ ち 、 第 3 変 形 例 に 係 る 振 動 子 2 0 は 、 絶 縁 層 2 0 a に よ り 上 下 に 隔 て ら れ た 2 つ の 電 極 部 位 2 0 b 、 2 0 c を 有 し て お り 、 第 1 の 電 極 部 位 2 0 b は 駆 動 用 電 極 5 0 側 に 配 置 さ れ 、 第 2 の 電 極 部 位 2 0 c は 固 定 電 極 3 0 側 に 配 置 さ れ て い る 。
【 0 0 6 5 】
こ の た め 、 交 流 電 圧 側 の 第 1 の 電 極 部 位 2 0 b と 測 定 対 象 と な る 直 流 電 圧 側 の 第 2 の 電 極 部 位 2 0 c と を 絶 縁 す る こ と と な り 、 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 を 駆 動 側 と 電 気 的 に 絶 縁 し て 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 6 6 】
図 1 4 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 第 4 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 な お 、 図 1 4 に お い て は 電 気 的 接 続 関 係 を 模 式 的 に 示 す も の と す る 。 振 動 子 2 0 の 振 幅 を 測 定 す る た め 、 振 動 子 2 0 か ら 電 気 信 号 を 取 り 出 す 場 合 も 考 え ら れ る 。 こ の た め 、 図 1 4 に 示 す よ う に 、 第 4 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 振 動 子 2 0 と 電 気 的 に 接 続 さ れ て 振 動 子 2 0 の 振 幅 を 検 出 す る 振 幅 検 出 手 段 8 0 を 備 え て い る 。
【 0 0 6 7 】
こ こ で 、 一 般 に 振 動 子 2 0 に 印 加 さ れ る 交 流 電 圧 は 低 電 圧 側 に 分 類 さ れ て お り 、 振 幅 検 出 手 段 8 0 に つ い て も 低 電 圧 側 に 分 類 さ れ る こ と と な る 。 一 方 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 は 高 電 圧 側 に 分 類 さ れ る 。 こ の た め 、 上 記 低 電 圧 側 と 高 電 圧 側 と は 電 気 的 に 分 離 さ れ る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 6 8 】
そ こ で 、 第 4 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 振 幅 検 出 手 段 8 0 の 前 段 に 絶 縁 手 段 8 1 を 備 え て い る 。 す な わ ち 、 図 1 4 に 示 す 振 動 電 極 2 0 と 振 幅 検 出 手 段 8 0 と の 間 に 絶 縁 手 段 8 1 を 介 在 さ せ 、 測 定 対 象 と な る 直 流 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 3 0 に 例 え 振 動 電 極 2 0 が 接 触 し て も 振 幅 検 出 手 段 8 0 に 高 電 圧 が 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る よ う に し て い る 。 こ れ に よ り 、 振 幅 を 検 出 す る た め の 交 流 信 号 の み を 通 過 さ せ つ つ 、 直 流 成 分 を 遮 断 す る こ と が で き 、 振 幅 検 出 手 段 8 0 を 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 の 直 流 成 分 と 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。 な お 、 絶 縁 手 段 8 1 は 静 電 結 合 に よ る コ ン デ ン サ 、 誘 導 結 合 に よ る コ イ ル 、 光 結 合 に よ る L E D ( L ig h t E mit t i n g Dio d e ) な ど が 用 い ら れ 、 外 付 け で あ っ て も 良 い し 、 セ ン サ 内 部 に 組 み 込 ま れ て い て も 良 い 。
10
20
30
40
50 図 1 5 は 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 の 第 5 変 形 例 を 示 す 断 面 図 で あ る 。 な お 、 図
1 5 に お い て は 電 気 的 接 続 関 係 を 模 式 的 に 示 す も の と す る 。 図 1 4 を 参 照 し て 説 明 し た よ う に 、 一 般 に 駆 動 用 電 極 5 0 に 印 加 さ れ る 交 流 電 圧 は 低 電 圧 側 に 分 類 さ れ て お り 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 は 高 電 圧 側 と は 電 気 的 に 分 離 さ れ る こ と が 好 ま し い 。
【 0 0 7 0 】
そ こ で 、 第 5 変 形 例 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 は 、 第 4 変 形 例 と 同 様 に 絶 縁 手 段 8 1 を 備 え て い る 。 絶 縁 手 段 8 1 は 、 図 1 5 に 示 す 駆 動 用 電 極 5 0 と 交 流 発 生 回 路 と の 間 に 介 在 さ れ て お り 、 測 定 対 象 と な る 直 流 電 圧 が 印 加 さ れ る 固 定 電 極 3 0 に 例 え 振 動 電 極 2 0 が 接 触 し て も 交 流 発 生 回 路 に 高 電 圧 が 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る よ う に し て い る 。 こ れ に よ り 、 振 動 子 2 0 を 励 起 す る た め の 交 流 信 号 の み を 通 過 さ せ つ つ 、 直 流 成 分 を 遮 断 す る こ と が で き 、 交 流 発 生 回 路 を 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 の 直 流 成 分 と 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。 な お 、 絶 縁 手 段 8 1 は 静 電 結 合 に よ る コ ン デ ン サ 、 誘 導 結 合 に よ る コ イ ル 、 光 結 合 に よ る L E D ( L ig h t E mit t i n g Dio d e ) な ど が 用 い ら れ 、 外 付 け で あ っ て も 良 い し 、 セ ン サ 内 部 に 組 み 込 ま れ て い て も 良 い 。
【 0 0 7 1 】
こ の よ う に し て 、 本 実 施 形 態 に 係 る 電 圧 セ ン サ 1 に よ れ ば 、 機 械 的 な サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 に よ っ て 支 持 さ れ た 振 動 子 2 0 に あ る 隙 間 を 介 し て 対 向 配 置 さ れ た 固 定 電 極 3 0 に 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 印 加 す る こ と で 、 静 電 引 力 を 振 動 子 2 0 に 作 用 さ せ 、 こ れ に よ り 振 動 子 2 0 の 共 振 周 波 数 が 変 化 す る こ と で 、 測 定 対 象 で あ る 電 圧 を 算 出 す る 。 こ こ で 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 が 固 定 電 極 3 0 に 印 加 さ れ る と 、 こ の 電 圧 に よ る 静 電 引 力 に よ り 、 実 質 的 に サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 の バ ネ 定 数 が 変 化 す る こ と と な り 、 振 動 子 2 0 の 共 振 周 波 数 が 変 化 す る こ と と な る 。 こ の 変 化 は 、 測 定 対 象 と な る 電 圧 の 大 き さ に 一 定 の 相 関 が あ る こ と か ら 、 変 化 し た 共 振 周 波 数 か ら 測 定 対 象 と な る 電 圧 の 値 を 測 定 す る こ と が で き る 。 こ の よ う に 、 本 発 明 で は 、 高 精 度 の 抵 抗 を 用 い る 必 要 が な く 、 電 圧 測 定 の 精 度 の 向 上 を 図 る こ と が で き る と 共 に 絶 縁 手 段 等 も 必 要 が な く 、 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き る 。 さ ら に 、 測 定 対 象 の 電 圧 が 生 じ る 静 電 引 力 を 利 用 し て 計 測 す る た め 、 測 定 対 象 か ら ほ と ん ど 電 流 を 流 す こ と な く 、 電 圧 を 計 測 す る こ と が で き る 。 加 え て 、 集 磁 コ ア 等 や 光 学 部 品 を 用 い る 必 要 も な く 、 消 費 電 力 の 増 加 及 び 部 品 点 数 の 増 加 を 抑 え る こ と が で き 、 組 み 立 て の 煩 雑 化 に つ い て も 抑 制 す る こ と が で き る 。
【 0 0 7 2 】
ま た 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と が 短 絡 し な い よ う に 機 械 的 な ス ト ッ パ 7 0 又 は 絶 縁 体 2 2 , 3 1 を 有 す る た め 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と の 短 絡 が 防 止 さ れ 、 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 7 3 】
ま た 、 振 動 子 2 0 と 固 定 電 極 3 0 と の 関 係 が 平 行 平 板 電 極 で あ る た め 、 電 極 間 に 働 く 力 の ギ ャ ッ プ 依 存 性 が 高 い 。 加 え て 、 静 電 引 力 の ギ ャ ッ プ 変 化 に 対 す る 傾 き が 、 静 電 引 力 分 の 等 価 的 な バ ネ 定 数 と な る 。 測 定 対 象 と な る 電 圧 の 印 加 に よ っ て サ ス ペ ン シ ョ ン 分 も 含 め た 全 体 の 等 価 的 な バ ネ 定 数 が 変 化 し 、 共 振 周 波 数 が 変 化 す る 、 周 波 数 は 正 確 に 測 定 で き る 量 で あ る の で 、 測 定 分 解 能 の 向 上 に つ な げ る こ と が で き る 。
【 0 0 7 4 】
ま た 、 振 動 子 2 0 を 励 振 さ せ る た め に 静 電 引 力 を 利 用 す る 。 振 動 振 幅 は 僅 か で も 共 振 周 波 数 が 測 定 で き る た め 、 電 子 回 路 が 動 作 す る よ う な 低 電 圧 が 利 用 で き る 。 よ っ て 、 電 圧 セ ン サ の 電 子 化 に 適 し て い る 。
【 0 0 7 5 】
ま た 、 振 動 子 2 0 を 励 振 す る た め の 電 極 が 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 で あ る た め 、 静 電 引 力 に よ り 振 動 子 2 0 が 移 動 し た と し て も 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 で あ れ ば ギ ャ ッ プ の 依 存 性 が 小 さ く 交 流 電 圧 の 印 加 に よ る 共 振 周 波 数 へ の 影 響 を 少 な く す る こ と が で き る 。
【 0 0 7 6 】
10
20
30
40 的 に 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 7 7 】
ま た 、 測 定 対 象 と な る 直 流 電 圧 が 交 流 発 生 回 路 に 印 加 さ れ る こ と を 防 止 す る 絶 縁 手 段 8 1 を 備 え る た め 、 交 流 発 生 回 路 を 測 定 対 象 と な る 高 電 圧 系 統 の 直 流 成 分 と を 電 気 的 に 絶 縁 し て さ ら に 安 全 性 を 高 め る こ と が で き る 。
【 0 0 7 8 】
以 上 、 実 施 形 態 に 基 づ き 本 発 明 を 説 明 し た が 、 本 発 明 は 上 記 実 施 形 態 に 限 ら れ る も の で は な く 、 本 発 明 の 趣 旨 を 逸 脱 し な い 範 囲 で 、 変 更 を 加 え て も よ い 。
【 0 0 7 9 】
例 え ば 、 本 実 施 形 態 に お い て 駆 動 用 電 極 5 0 と 振 動 子 2 0 は 、 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 を 備 え て い る が 、 こ れ に 限 ら ず 、 充 分 に 静 電 引 力 を 発 生 さ せ て 振 動 子 2 0 を 振 動 さ せ る こ と が で き れ ば 、 特 に 櫛 歯 電 極 2 1 , 5 1 を 備 え て い な く と も よ い 。
【 0 0 8 0 】
ま た 、 本 実 施 形 態 に お い て サ ス ペ ン シ ョ ン 1 0 は 、 コ の 字 状 に 折 り 返 さ れ た 形 状 と な っ て い る が 、 特 に こ れ に 限 ら ず 、 直 線 状 な ど 他 の 形 状 に 構 成 さ れ て い て も よ い 。
【 符 号 の 説 明 】 【 0 0 8 1 】 1 … 電 圧 セ ン サ
1 0 … サ ス ペ ン シ ョ ン
1 1 … 第 1 の サ ス ペ ン シ ョ ン 1 1 a … 第 1 サ ス ペ ン シ ョ ン 部 1 1 b … 第 2 サ ス ペ ン シ ョ ン 部 1 1 c … 平 板
1 2 … 第 2 サ ス ペ ン シ ョ ン 1 2 a … 第 1 サ ス ペ ン シ ョ ン 部 1 2 b … 第 2 サ ス ペ ン シ ョ ン 部 1 2 c … 平 板
2 0 … 振 動 電 極 2 0 a … 絶 縁 層
2 0 b … 第 1 の 電 極 部 位 2 0 c … 第 2 の 電 極 部 位 2 1 … 櫛 歯 電 極
2 2 … 絶 縁 層 3 0 … 固 定 電 極 3 1 … 絶 縁 層 4 0 … 演 算 部 5 0 … 駆 動 用 電 極 5 1 … 櫛 歯 電 極 5 2 … 絶 縁 層 6 1 … 第 1 電 極 6 2 … 第 2 電 極 7 0 … ス ト ッ パ 7 1 … 本 体 部 7 2 … バ ネ 部 7 3 … 接 触 部
【 図 1 】 【 図 2 】
【 図 3 】
【 図 4 】
【 図 5 】
【 図 6 】
【 図 8 】 【 図 9 】
【 図 1 0 】
【 図 1 1 】
【 図 1 2 】
【 図 1 4 】
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