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高速5号線の計画概要 広島高速道路公社〔企業・IR情報_二葉山自然環境保全対策検討委員会報告書〕

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(1)

資料1−1

高速5 号線の計画概要

(2)

1 . 1 は じ め に

広 島 都 市 圏 で は 、 山 陽 自 動 車 道 ・ 中 国 横 断 自 動 車 道 な ど の 高 規 格 幹 線 道 路 の 整 備 に 対

し 都 市 内 の 道 路 網 の 整 備 が 遅 れ て い る 。 そ こ で 、 中 国 四 国 地 方 の 中 枢 都 市 で あ る 広 島 市

の 都 市 機 能 を よ り 高 め る た め 、 都 市 交 通 の 高 速 性 ・ 定 時 性 を 強 化 す る 自 動 車 専 用 道 路 網

の 整 備 が 急 務 と な っ て い る 。

国 土 交 通 省 、 広 島 県 及 び 広 島 市 で は こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え 、 広 島 都 市 圏 の 主 要 な 幹

線 道 路 を 自 動 車 専 用 道 路 と し て 整 備 す る こ と と し た 。 さ ら に 、 こ の 道 路 網 を 効 率 的 か つ

早 期 に 整 備 し て い く た め 、 指 定 都 市 高 速 道 路 と し て 整 備 が 行 わ れ る こ と に な っ た 。

図 - 1 . 1 に 広 島 高 速 道 路 図 を 示 す 。

図 - 1 . 1 広 島 高 速 道 路 図

広 島 高 速 5 号 線 は 延 長 約 3 , 9 8 0 m ( ト ン ネ ル 部 の 延 長 約 1 , 8 3 0 m ) 、 起 点 の 中 山 側 か ら

終 点 の 広 島 駅 側 に 向 か っ て 下 り 勾 配 0 . 4 % で 計 画 さ れ て い る 。

広 島 市 の 北 東 部 地 域 や 広 島 高 速 1 号 線 と 都 心 部 を 連 絡 す る 主 要 幹 線 道 路 と し て 位 置 づ

け ら れ て お り 、 広 島 高 速 5 号 線 と 広 島 高 速 1 号 線 に よ っ て 、 山 陽 自 動 車 道 広 島 東 I Cと 広

島 市 都 心 部 が 自 動 車 専 用 道 路 で 直 結 し 、 広 島 駅 周 辺 と 広 島 空 港 間 の 高 速 性 ・ 定 時 性 を 確

。 、 ( ) 。

保 す る も の で あ る 今 回 は 暫 定 2 車 線 南 側 の 上 り 線 を 整 備 す る 計 画 と な っ て い る

。 、 、

表 - 1 . 1 に 広 島 高 速 5 号 線 の 諸 元 を 示 す ま た ト ン ネ ル の 標 準 断 面 図 を 図 - 1 . 2 に 示 し

ル ー ト の 概 要 図 及 び 縦 断 図 を 図 - 1 . 3 に 示 し た 。

表 - 1 . 1 高 速 5 号 線 の 諸 元

図 - 1 . 2 ト ン ネ ル 標 準 断 面

区間 広島市東区温品町∼広島市東区二葉の里三丁目

延長 L≒3, 980 ( トンネル部 L≒1, 830m ,高架部 L≒2. 150m)

道路規格 第2種第2級(自動車専用道路)

設定速度 60km / h

標準幅員 18m

車線数 4車線

計画交通量 暫定時:12, 600台/ 日・本  完成4車時:16, 610台/ 日・本

大型車混入率 9. 7%

トンネル防災等級 A等級

(3)

図 - 1 . 3 高 速 5 号 線 ル ー ト 概 要 図 ・ 縦 断 図

( 完 成 予 想 図 )

( 2 )

(4)

V=1:1000

10. 00 20. 00 H=1: 1000

DL=0. 00 70. 00

60. 00

40. 00 50. 00

30. 00 90. 00 100. 00

80. 00

+60 +20

+40 T-No.38+00 +60

+80 T-No.37+00

+40 +20 +80 +40

+60 +80

T-No.36+00

+20 +60 +40 T-No.35+00

+20 +80 +40

+60 +20 No.34+00 +80 +60 No.33+00

+20

+40 +60

+80 +40 No.32+00

+20 +80 +60 +20

+40 No.31+00 +60

+80 No.30+00

+40 +20 +80 +40

+60 +20

No.29+00

+20 +80 +60 +40 No.28+00 +80 +40

+60 +20 No.27+00 +80 +60 T-No.26+00

+20

+40 +60

+80 +40 T-No.25+00

+20 +80 +40

+60 +20 T-No.24+00

測           点

+60 +40 +20 T-No.39+00 +80

+80 +80 +60 +20

+40 T-No.23+00 +80 +60 +40 +20 T-No.22+00 +80 +60 +40

1800 電 気探査測定 限界 3000

3000

2000 1800

1400

電 気探査測 定限界

計     画     高

+71.803 +91

18.015 18.096

17.934 18.258

18.177 19.230 19.311 19.392 19.473

18.501

18.420 18.662

18.582 18.744 18.987

18.825 18.906 19.068 19.149

18.339 20.931

20.121 20.202 20.364 20.445

20.283 20.526 20.607 20.850

20.769

20.688

19.554 19.716

19.635 19.797 20.040

19.878 19.959 21.012 21.093 21.822 21.903 22.065 22.146

21.984 22.227 22.308 22.389

21.174 21.255 21.336 21.417 21.498 21.579 21.660 21.741 23.602

23.440 23.521

22.794

22.632 22.713 22.875 22.956 23.199

23.037 23.118 23.360

23.280

22.470 22.551 24.085

23.682 23.763 23.843 25.195

25.118 25.248

24.632

24.551

24.847

24.407 24.794

24.713 24.875 24.956 25.037

24.004

23.923 24.165 24.246 24.326 25.273

4 2 . 0 m

DⅢw- 1- K( 1)

2 4 . 0 m

CⅡ- K

6 1 . 8 0 3 m

WT0. 26−DⅢ−K

3 4 . 0 m 7 6 . 0 m

WT0. 39−CⅠ−K

1 3 8 . 2 5 m

WT0. 56−CⅡ−B

6 1 . 0 m

WT0. 56−CⅠ−B

6 0 . 5 m

WT0. 56−DⅠ−K

6 4 . 5 m

WT0. 48−CⅠ−K

6 0 . 0 m

WT0. 39−CⅡ−K

1 7 0 . 0 m

WT0. 26−DⅠ−K( 1)

8 5 . 0 m

WT0. 26−DⅡ−K

7 5 . 0 m

CⅡ−K

4 3 . 9 5 m

CⅡ−B

3 5 . 0 m 7 5 . 0 m

B−B

1 2 9 . 8 1 5 m

2 5 ( 上 下 半 )

e = 1 . 0 ( 0 . 4 5 )

L = 4 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

( )内は、 補助工法 の数値

1 0 1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

1 5 ( 上 半 )

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

1 5 ( 上 半 )

e = 1 . 2 ( 0 . 4 5 )

L = 4 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

4 0 ( 4 0 )

2 0 ( 上 下 半 )

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

3 0

5

e = 1 . 5 ( 上 半 の み )

L = 3 . 0

P= 2 . 0

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

NH- 2 0 0

P= 1 . 0

NH- 1 2 5

P= 1 . 2 P= 1 . 0

NH- 1 2 5

P= 1 . 0

− −

3 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

4 0 ( 5 0 )

2 5 ( 上 下 半 )

e = 1 . 5 ( 0 . 4 5 )

L = 6 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

( 上 下 半 ) ( 上 半 )

NH- 1 2 5

( 上 下 半 )

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 ) ( 上 下 半 )

P= 1 . 0

NH- 1 5 0

( 上 下 半 )

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 )

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 )

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 )

HH- 2 0 0

P= 1 . 0

( 上 下 半 )

W T0. 39- CⅡ- K

3 2 . 5 m

W T0. 56- CⅠ- K- L

1 5

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 5

1 2 . 9 5 m

CⅠ- K

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

2 8 . 9 0 m

CⅠ−B

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

CⅠ−B

3 2 . 1 m

CⅡ−B−L

4 0

1 5

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 2

CⅡ−B

6 5 . 0 m

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

CⅠ−B

1 0 0 . 0 m

CⅠ−K

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

地 層 名 ・ 岩 種

比 抵 抗 値 ( Ω ・ m )

孔 内 試 験 結 果

湧   水   状   況

岩   級   区   分

  記     事

施工基面 付近の地山 の状況

地   山   等   級 CI  ∼ CI I

・ ボ ー リ ン グ に よ る と 、 ト ン ネ ル 計 画 高 付 近 で 固 結 破 砕 帯 が 確 認 さ れ て お り 、 比 抵 抗 値 も や や 低 い 。 局 所 的 に 劣 化 の 著 し い 岩 盤 が 露 出 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 固 結 破 砕 帯 は 透 水 性 が や や 高 く 、 ま た 、 地 下 水 位 が 高 い た め 、 破 砕 帯 周 辺 に 湧 水 が 集 中 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 比 抵 抗 値 が 高 く 、 良 好 な 岩 盤 が 期 待 で き る 。

・ 岩 盤 は 比 較 的 良 好 で あ る が 、 亀 裂 密 集 帯 や 破 砕 帯 が 一 部 で 出 現 す る 。

・ 比 抵 抗 値 が 低 い 。 劣 化 の 著 し い 、 亀 裂 の 密 集 帯 、 ま た は 小 規 模 な 断 層 破 砕 帯 が 出 現 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 切 羽 全 面 に 劣 化 岩 盤 が 出 現 し た 場 合 、 D ク ラ ス に パ タ ー ン 変 更 す る 必 要 が あ る 。

・ 地 下 水 位 が 高 い た め 、 亀 裂 沿 い に 湧 水 が 集 中 し 、 切 羽 が 不 安 定 化 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 岩 盤 は 比 較 的 良 好 で あ る が 、 亀 裂 密 集 帯 や 破 砕 質 な 岩 盤 が 一 部 出 現 す る 。

・ 花 こ う 岩 体 中 に ひ ん 岩 脈 が 複 雑 に 貫 入 し て い る 。

・ ひ ん 岩 脈 と 花 こ う 岩 は 全 般 に 亀 裂 質 で 、 や や 軟 質 化 し て い る 。

・ 一 部 、 破 砕 質 な 箇 所 も 存 在 す る 。

・ 断 層 も し く は 熱 水 変 質 作 用 に よ る 劣 化 帯 ( 破 砕 帯 ) と 推 定 さ れ る 。 そ の 劣 化 帯 に ひ ん 岩 脈 が 貫 入 し た も の と 思 わ れ る 。 分 布 幅 は 不 明 で あ る が 、 5 0 m 程 度 と 推 定 さ れ る 。

・ ひ ん 岩 に 伴 う 劣 化 帯 は な い 。

・ 土 被 り が 2 0 m 程 度 で 、 一 部 破 砕 質 な 岩 質 が 出 現 す る 。

・ 岩 盤 推 定 線 に よ る と 、 C M ∼ C L 級 の 岩 盤 が 分 布 す る 可 能 性 が あ る が 、 詳 細 は 不 明 で あ り 、 今 後 の 調 査 が 必 要 で あ る 。

CI

CI I

CI

CI I

・ 岩 質 は や や 硬 質 で あ る が 、 全 般 に 亀 裂 質 で あ る 。

・ 部 分 的 に 破 砕 質 な 劣 化 部 が 出 現 す る 。

CI I

CI

DI

CI  ∼ CI I

CI I

CI (∼CI I )

CI I

DI I I a(坑口パターン)

・ 岩 片 は 硬 質 で あ る が 、 ゆ る み を 伴 う 亀 裂 が 所 々 に 分 布 す る 。

・ ボ ー リ ン グ で 、 粘 土 や 土 砂 を 伴 う 劣 化 帯 が 確 認 さ れ て お り 、 切 羽 全 体 に 劣 化 帯 が 出 現 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 劣 化 帯 近 傍 の 花 こ う 岩 盤 も 劣 化 し て お り 、 一 軸 圧 縮 強 度 ・ 超 音 波 速 度 が 新 鮮 な 岩 盤 の そ れ よ り 低 く 、 透 水 性 も や や 高 い 。

・ 湧 水 が 劣 化 帯 に 集 中 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 岩 片 は 硬 質 で あ る が 、 土 砂 や ゆ る み を 伴 う 亀 裂 密 集 部 が 出 現 す る 。

・ 全 体 に C M 主 体 の 岩 盤 と 考 え ら れ る 。

・ ゆ る み や は く 落 が 目 立 つ よ う に な る 場 合 は 、 C I I パ タ ー ン で の 施 工 が 必 要 と な ろ う 。

・ 亀 裂 密 集 帯 ま た は 岩 盤 の 劣 化 帯 が 広 く 分 布 す る も の と 予 想 さ れ る 。

・ 亀 裂 沿 い は 粘 土 を 挟 む こ と が 多 く 、 ゆ る み や す い 。 ま た 、 岩 片 が 軟 質 化 し て い る 可 能 性 も あ る 。

・ 水 位 が 高 い た め 、 劣 化 部 に 湧 水 が 集 中 す る 可 能 性 が あ る 。

・ ボ ー リ ン グ で は 、 C H ∼ B 級 の コ ア が 確 認 さ れ て い る 。

・ 岩 片 は 一 軸 圧 縮 強 度 が 6 0 ∼ 1 1 0 ( N/ mm2 ) で 、 超 音 波 速 度 が 5 . 0 ( k m/ s ) 前 後 で あ る 。

部 分 的 に 亀 裂 の 密 集 部 が あ る た め 、 ゆ る み や は く 落 が 顕 著 に な れ ば C I I パ タ ー ン へ 変 更 す る 。

・ 水 平 ボ ー リ ン グ に お い て 、 4 リ ッ ト ル / 分 の 湧 水 が 確 認 さ れ て い る 。

・ 岩 片 は 硬 質 で あ る が 、 ゆ る み を 伴 う 亀 裂 が 一 部 で 密 集 す る 。

・ 全 体 に C H ∼ C M 級 の 岩 盤 か ら な る 。

・ 土 被 り は 1 .5 D ま で は 坑 口 パ タ ー ン が 適 当 で あ ろ う 。

・ ト ン ネ ル 上 半 部 に 崖 錐 堆 積 物 や 強 風 化 花 こ う 岩 な ど が 分 布 す る た め 、 天 端 が 不 安 定 に な り や す い 。

・ 所 々 に 粘 土 を 伴 う 破 砕 質 な 弱 線 が 存 在 す る が 、 そ の 厚 さ は 数 1 0 c m以 下 で 、 切 羽 を 横 断 す る か た ち で 分 布 す る た め 、 切 羽 の 安 定 に 特 に 影 響 は 与 え な い 。

データなし

1200∼1800 1800∼2500 2500∼3000

データなし

1800∼3000 1400∼1800 1800∼3000 3000∼4000 1800∼3000

一 軸 : 4 0 ∼ 6 6 (N/ mm2 )[破 砕 帯 : 9 (N/ mm2 )] 超 音 波 速 度 : 3 1 3 0 ∼ 3 5 5 3 (m/ s )[破 砕 帯 : 2 5 7 4 (m/ s )]

湧 水 圧 : 4 .0 3 ×1 0 -5 ∼ 5 .5 5 ×1 0 -6 (c m/ s )[破 砕 帯 : 2 .0 5 ∼ 2 .5 5 ×1 0 -5 (c m/ s )]

{       }

花こう岩(破砕帯を含む)

花こう岩

花こう岩?

花こう岩

ひん岩/ 花こう岩

ひん岩を伴う劣化帯

花 こ う 岩

劣化帯

花こう岩

変質花こう岩

花 こ う 岩

{        }

一 軸 : 9 4 ∼ 1 0 9 (N/ mm2 ) 超 音 波 速 度 : 3 9 3 5 ∼ 4 8 3 2 (m/ s )

湧 水 圧 : 1 .4 1 ×1 0 -6 ∼ 5 .8 7 ×1 0 -7 (c m/ s )

{           }

一 軸 : 4 9 ∼ 8 3 (N/ mm2 )[劣 化 帯 : 3 4 .6 (N/ mm2 )] 超 音 波 速 度 : 4 3 9 0 ∼ 4 6 1 1 (m/ s )[劣 化 帯 : 3 7 3 9 (m/ s )]

湧 水 圧 : 5 .0 9 ×1 0 -7 ∼ 8 .0 8 ×1 0 -8 (c m/ s )[劣 化 帯 : 4 .0 5 ×1 0 -5 (c m/ s )]

{       }

一 軸 : 6 7 ∼ 1 2 5 (N/ mm2 ) 超 音 波 速 度 : 3 1 0 2 ∼ 3 9 1 5 (m/ s ) 湧 水 圧 : 2 .1 9 ×1 0 -7 ∼ 2 .9 8 ×1 0 -8 (c m/ s )

湧水大(突発湧水の可能性あり)

? 全体に湧水が多い

地下水位が高い

ほとんどない、少ない 少ない 水位が高い。劣化部に集中湧水が出る可能性がある 湧水大(突発湧水の可能 性あり) 地下水位が高い ? 全体に湧水が多い 地下水位が高い 全体に湧水が多い 地下水位が高い 全体に湧水が多い

崖 錐 堆 積 物

CM∼CH

DL∼CL CH∼CM CM∼CL(岩片はやや軟質∼軟質。亀裂質・破砕質な部分を挟む) CM∼CH(岩片は硬質だが、亀裂が一部密集) CL∼DH(軟質化が顕著。一部土砂化) CH∼CM CM∼CL(一部破砕質) CM∼CL(詳細は不明) CL∼DH(全体に破砕質) CM∼CL(一部破砕質) CH∼CM(∼B) CM∼CL(亀裂を中心に劣化が顕著) CH∼CM CH∼B CH∼CM(固結破砕帯は局所的に土砂を挟む可能性あり)

一 軸 圧 縮 強 度 ( N/ mm2 )

地 山 強 度 比

41∼124(平均65) 60∼111(平均86) 94∼109(平均102) 49∼83(平均72):劣化帯35 67∼125(平均102) 40∼67(平均56):破砕帯9

17. 9∼21. 4(固結破砕帯は2. 7)

24. 7∼87. 3(平均57. 3) 42. 0∼83. 6(平均65. 8)

35. 8∼43. 6(平均40. 0) 37. 5∼72. 3(平均55. 8)

128. 0∼593. 5(平均272. 4)

花こう岩

一 軸 : 4 6 .7 ∼ 7 3 .6 (N/ mm2 ) 超 音 波 速 度 : 2 5 7 5 ∼ 3 6 3 6 (m/ s ) 湧 水 圧 : 1 .9 0 ×1 0 -5 ∼ 4 .2 5 ×1 0 -6 (c m/ s )

{      }

水みちに沿う

湧水が発生

地下水位が高い

CI I

CH

DI I I (坑口パターン)

DH∼CL(まさ土状)

・ B -1 1 (No .2 3 + 6 5 付 近 )の G L -2 5 m 付 近 に お い て 、 亀 裂 の 水 み ち に 沿 う 湧 水 (最 大 5 リ ッ ト ル / min )が 発 生 し て い る 。 こ の 程 度 の 湧 水 が 切 羽 で 発 生 す る 可 能 性 が あ る 。

・ 切 羽 は や や 硬 質 な 岩 片 か ら な る が 、 縦 方 向 の 亀 裂 に 沿 っ て ゆ る み が 生 じ や す い 。

・ 土 被 り 3 0 m程 度 ま で を 坑 口 パ タ ー ン と す る 。

・ 坑 口 付 近 の 切 羽 は 全 体 に 軟 質 化 が 著 し い 花 こ う 岩 か ら な り 、 特 に 天 端 付 近 は ま さ 土 状 を 呈 す る 。 掘 削 が 進 行 に し た が っ て 、 岩 盤 は 切 羽 の 下 部 か ら 徐 々 に 硬 質 化 す る 。 天 端 は 不 安 定 化 し や す い 。

・ 湧 水 が 発 生 し や す い 。

・ 土 被 り が 薄 く 、 人 家 も あ る の で 変 形 を 抑 え る 工 法 の 検 討 が 必 要 。

・ No .2 2 + 2 0 付 近 L 側 に 位 置 す る た め 池 に つ い て は 、 ト ン ネ ル に 対 す る 突 発 湧 水 の 影 響 及 び 池 の 水 の 逸 水 の 両 面 か ら 検 討 が 必 要 で あ る 。

CM∼CH

87. 3∼124. 6(平均103. 1) 47∼74(平均57)

データなし

CI  ∼ B

・ 全 般 に 硬 質 で 塊 状 の 花 こ う 岩 盤 が 分 布 す る が 、 ゆ る み を 伴 う 亀 裂 密 集 帯 や 劣 化 帯 が 一 部 に 出 現 す る 。

・ 岩 盤 の 良 好 部 は B パ タ ー ン に て 施 工 し 、 亀 裂 や ゆ る み の 程 度 に 応 じ て 適 宜 C I パ タ ー ン に 変 更 す る 。

・ 地 下 水 位 が 高 い た め 、 部 分 的 に は 支 保 工 が 必 要 と な る 可 能 性 が あ る 。 2000∼3500

地下水位が高い

CH∼B

機 械 掘 削 発 破 掘 削 機 械 掘 削 発 破 掘 削 機 械 掘 削

( WT : 防 水 構 造 )

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

38+00 24+80

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 )

DⅢ

CⅡ

CⅠ

B CⅡ

CⅡ CⅠ

CⅠ

CⅡ

DⅡ

DⅠ(?)

CⅡ

CⅠ

DⅠ

CⅠ

CⅡ

CⅠ

DⅢ

CⅡ

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 2

NH- 1 2 5

P= 1 . 2

( 上 半 )

6 0 . 0 m

DⅢw- 2- K

4 0 ( 5 0 )

3 0 ( 上 下 半 )

e = 1 . 0 ( 0 . 4 5 )

L = 6 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

NH- 2 5 0

P= 1 . 0

( 上 下 半 )

断 面 区 分

区 間 長(m)

吹 付 コ ン ク リ ー ト ( 金 網 ) ( c m )

設計パタ ーン

厚 さ ( イ ン バ ー ト ) ( c m )

ロック

ボルト

長       さ   ( m )

周 方 向 間 隔   ( m )

延 長 方 向 間 隔 ( m )

鋼アーチ

支保工

種   類

間   隔 (m)

支  保 工

地  山  等  級

内   空   幅

掘  削  方 法

補  助  工  法

T-No.21+91

T-No.23+32

W= 1 6 . 2 9 6 m

T-No.25+45

NO.26+75

NO.27+50

NO.27+85

NO.29+55

NO.30+30

NO.31+15

NO.33+40

NO.34+00

No.34+64.5

T-No.35+25

T-No.36+29.25

T-No.38+00

T-No.38+76

T-No.39+10

T-NO.39+71.803 T-No.23+80

W=14. 175m

W= 1 7 . 8 4 8 m

e = 1 . 2 ( 0 . 4 5 )

L = 4 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

NH- 1 5 0

P= 1 . 2

( 上 半 )

T-No.40+0017.853

+2017.737   +6.76017.825

3 4 . 9 5 7 m

坑門工

開削工法

長尺鋼管フォアパイリング 長尺鋼管フォアパイリング 長尺鋼管フォアパイリング

1 0 . 7 5 m

W T0. 56- CⅠ- K

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

C o . 設 計 基 準 強 度 ( f ' c k )

覆工

4 0 N/ m m 2 ( 4 0 N/ m m 2 ) 3 0 N/ m m 2 ( 3 0 N/ m m 2 ) 4 0 N/ m m 2 ( 4 0 N/ m m 2 )

Co. 設 計 基 準 強 度 ( f ' c k ) 3 6 N/ m m 2 ( 高 強 度 型 ) 1 8 N/ m m 2 ( 従 来 型 ) 3 6 N/ m m 2 ( 高 強 度 型 )

設計耐力(kN)

上 半

下 半

1 7 6 . 5 k N 2 9 0 k N

1 7 0 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 8 N/ m m 2 ( 1 8 N/ m m 2 )

1 8 N/ m m 2 ( 従 来 型 )

1 8 N/ m m 2 ( 従 来 型 )

4 0 N/ m m 2

W = 1 8 . 7 4 6 m

坑 口 位 置

8 5

1 1 7 . 7 k N 1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 1 7 . 7 k N

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

17.996 25.154

T-BC.524.542

T-EC.523.358

No.26+40.662

ブレーキ新測点

T-KA.6-120.017

T-KE.6-119.686

T-KAE.6-118.290

T-KEE.6-117.842

T-KE.7-117.809 +45

NO.28+45.0 NO.28+28.95

NO.28+61.05

CⅠ- K- L

3 2 . 1 m

W T0. 56- CⅡ- B- L

3 2 . 5 m

CⅡw- 1- K

2 4 . 0 m

W= 1 4 . 2 3 8 m

1 7 6 . 5 k N 1 1 7 . 7 k N

1 5

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 2

NH- 1 5 0

P= 1 . 2

( 上 半 )

1 7 6 . 5 k N

1 7 6 . 5 k N

4 0

1 5

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 5

1 0

4 0 ( 5 0 )

e = 1 . 2

L = 4 . 0

P= 1 . 2

NH- 2 0 0

P= 1 . 2

( 上 下 半 )

2 0 ( 上 半 )

第二東名

大断面Ⅱ

W=14. 175m W=14. 175m

W = 1 4 . 1 7 5 m W= 1 2 . 1 7 5 m W = 1 2 . 1 7 5 m

W=12. 175m

W= 1 2 . 1 7 5 m

W = 1 2 . 1 7 5 m

NO.29+26.0 NO.29+9.95

NO.29+42.05

T-No.35+35.75

T-No.35+68.25 T-No.35+52 T-No.36+61.75 T-No.36+45.5

( w : 拡 幅 部 )

− −

4 5 ( 5 0 ) 4 0 ( 4 0 ) 4 0 ( 4 0 ) 4 0 ( 5 5 ) 6 0 ( 8 0 ) 4 0 ( 5 5 ) 6 0 ( 8 0 ) 4 0 ( 5 5 ) 4 0 ( 5 5 ) 4 0 ( 4 5 ) 4 0 ( 4 0 ) 4 0 ( 4 0 )

5 5 . 0 m

WT0. 26−DⅠ−K( 2)

2 5 ( 上 半 )

e = 1 . 2 ( 0 . 4 5 )

L = 4 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

NH- 2 0 0

P= 1 . 0

( 上 下 半 )

4 0 ( 4 0 )

T-No.24+80

2 0 . 0 m

3 0

1 0

e = 1 . 5

L = 3 . 0

P= 1 . 5

CⅠ−K

NO.28+89.95

35 +68.25

28 +89.95

3 9 . 0 m

DⅢw- 1- K( 2)

4 0 ( 5 0 )

e = 1 . 5 ( 0 . 4 5 )

L = 6 . 0 ( 1 2 . 9 2 )

P= 1 . 0 ( 9 . 0 )

長尺鋼管フォアパイリング フットパイル

・ ボ ー リ ン グ 結 果 に よ る と 、 コ ア は 岩 片 状 を 呈 し 、 C L 級 が 主 体 で 一 部 D H 級 を 含 む 。 割 れ 目 は 幅 数 c mの 粘 土 脈 を 多 数 挟 み 、 岩 片 は 軟 質 化 が 著 し く 、 一 部 土 砂 化 し て い る 。

・ ボ ア ホ ー ル カ メ ラ に よ る と 、 劣 化 帯 は 高 角 度 に 傾 斜 し て お り 、 分 布 域 は ト ン ネ ル 進 行 方 向 に 対 し て 約 3 0 ° で 斜 交 し て い る 。

・ し た が っ て 、 ト ン ネ ル 掘 削 時 も 切 羽 、 天 端 の 不 安 定 化 が 予 想 さ れ る 。 先 受 け 工 等 の 補 助 工 法 の 検 討 が 必 要 で あ る 。 ま た 、 地 下 水 位 も 高 い た め 湧 水 量 も 多 く な る も の と 推 定 さ れ る 。

WGr 2

標高20. 13m BH−1( 深

度150. 00m)

MCCHLCCMCMCMCHCHCMCHMCMCLCLCLLHHDDCC CHCHCMCHCHCHCHCMCH

dt

CH

CH

CH

CM

HC

MC

CH CHHCB

WGr 1

WGr 2

WGr 3

Gr Sh+Cl=20cm

Sh=30cm

Sh=5cm Sh=30cm Sh+Cl=12cm

Sh=10cm

Sh+Cl=30cm

標高65. 29m B−15( 深度50. 00m)

CM CL CM

CH CH

CM

標高63. 17m B−17( 深

度54. 00m)

3000

2500 1800

3000

2500 1400

1200

電気探査 測定限界

電気探 査測定限 界

dt WGr 1

WGr 2 dt

WGr 1

WGr 2

dt WGr 1

WGr 2

dt

dt

WGr 1

WGr 2

dt

dt

WGr 1

WGr 2

未調査区間

3000 3500

3500

1800

3000 2000

5000 1800

2500 3000

4000

DH

B−38( 深度8. 00m)

標高21. 30m

C L

C M

C H

C M

C H

CM

C H D L

D M

D H

B−35( 深度22. 00m)

標高28. 37m

MHM

B−41( 深度38. 00m)

標高43. 71m

DDC

標高124. 66m B−30( 深度109. 00m)

標高83. 2 1m B−29( 深度71. 00m)

標高85. 90m B−13( 深度67. 00m)

HC HC HC HC

MC MC HC

MC

HC HC

HC HC HC HC HCBHC HC HC

HC HC BHC MC

HC HC MC HC MC

HC MC LC MD LD

T-No.39+71.803(NO.39+72)

坑門工延長

T -N

トンネル延長

L=1, 815. 575m (完成4車時L=1, 816, 000m)

dt

WGr 1

WGr 2 湧水 (最大5リットル/ 分)

dt

WGr 3

Gr

D HC L

C M

C H

C M

C M

C M

C H

CDMH

C H C H

C L

C H MC C H MC C M C L MC C L D H

D H D M

C L D L

o.1

4( 既往

)(深度 19

.0 0m)

標高 40

.6 6m B−

9(深度 38

.00m)

高5

1. 0

m

−1 1(深度

48 .0

0m)

高6

7. 37

m

1.5・D

T-NO.39+10

DⅢ

DⅢ

1.5・D

NO.23+32

坑門工構造物延長 L=35. 000m 暫定時路線延長 L=34. 957m N

O.

L=976. 760m (完成4車時L=977. 000m) 

NO.30+30

広島駅側工区 温品J CT側工区

L=838. 815m (完成4車時L=839. 000m)

旧 地形線

B−1

岩級 区分 地下水位

岩種 区分 RQDおよび最大 コア長

DL

DM

CL DH

B CH CM

崖錐堆積物

風化花崗岩(DH∼CL) 強風化花崗岩(DL∼DM)

地下水位線 地層境界線 弱風化花崗岩(CM∼CH) dt

WGr 1

破 砕 帯 花崗岩(CH∼B) WGr 2

WGr 3

Gr

s h:土砂 帯の幅(c m)

c l :粘土 脈の幅(c m)

L=941. 803m (完成4車時L=941. 803m)

トンネル施工延長

防水構造トンネル区間

地下水位

地下水位

地下水位

9 6 m 1 5 m 1 1 5 m

(5)

5 号 線 ト ン ネ ル の 課 題

発破掘削

機械掘削

機械掘削

発破掘削

機械掘削

③二葉の里側の課題

・ 掘削時に水位低下し 供用後復水

・ 掘削時の井戸枯渇が懸念さ れる。

③二葉の里側の課題

騒音・ 振動の課題

①牛田地区の課題

・ 小土被り 区間で埋土が厚く 沈下が懸念さ れる。

・ 未調査区間がある。

・ 追加調査解析後、 工法の再検討の必要がある。

・ 騒音・ 振動の課題

②中山側坑口部の課題

・ 大断面で小土被り である。

・ 地下水位が高い。

・ ト ンネル上にため池がある。

・ 騒音・ 振動の課題

⑤暫定供用時の課題

・ 5 号線ト ンネルは延長 1815mで計画交通

量が多く 、 ト ンネル防災等級はA 等級であ

り 、 緊急時での避難方法に課題が残る。

④掘削に伴う 課題

・ 騒音・ 振動の課題

( 4 )

図 - 1 . 3 高 速 5 号 線 ル ー ト 概 要 図 ・ 縦 断 図

参照

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