池 田 市 総 合 計 画 基 本 構 想 ( 案 )
目 次
第 1 章 総 合 計 画 の 概 要 第 1 節 計 画 の 目 的
第 2 節 計 画 の 性 格 と 位 置 づ け 第 3 節 計 画 の 構 成 と 計 画 期 間
第 2 章 池 田 市 を 取 り 巻 く 情 勢 第 1 節 社 会 情 勢 の 動 向 第 2 節 位 置 ・ 地 勢 第 3 節 市 民 意 識 の 動 向
第 3 章 め ざ す ま ち の 将 来 像 第 1 節 ま ち の 将 来 イ メ ー ジ 第 2 節 人 口 と 財 政 フ レ ー ム 第 3 節 都 市 機 能 構 想
第 4 章 ま ち づ く り の 基 本 姿 勢 第 1 節 ま ち づ く り の 理 念 と 主 体 第 2 節 市 政 運 営 の 基 本 方 針
第 5 章 将 来 像 達 成 の た め の 重 点 施 策
第 1 節 に ぎ わ い と 活 力 あ ふ れ る ま ち
第 1 章 総 合 計 画 の 概 要
第 1 節 計 画 の 目 的
こ の 計 画 は 、 本 市 の 中 長 期 的 な 将 来 、 さ ら に は 2 2 世 紀 を も 見 据 え た 発 展 と 豊 か な 市 民 生 活 を 築 く た め 、 め ざ す べ き 将 来 像 を 示 し 、 ま ち づ く り の 基 本 目 標 と そ の 実 現 の た め の 施 策 を 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し ま す 。
第 2 節 計 画 の 性 格 と 位 置 づ け
総 合 計 画 は 、 本 市 の 将 来 を 展 望 し た 総 合 的 か つ 計 画 的 な 都 市 経 営 の 根 幹 を な す 計 画 で す 。
本 市 で は 、 昭 和 4 5 年 ( 1 9 7 0 年 ) に 総 合 計 画 を 策 定 し て 以 来 、 4 次 に わ た り 計 画 を 改 定 し な が ら 、 ま ち づ く り を 推 進 し て き ま し た 。 平 成 1 0 年 度 ( 1 9 9 8 年 度 ) に は 、「 2 0 1 0 ( ふ れ あ い ラ ブ ) 池 田 ― フ ロ ン テ ィ ア 都 市 の 再 生 と 創 造 に 向 け て ― 」 を キ ャ ッ チ フ レ ー ズ に し た 第 5 次 総 合 計 画 を 策 定 し 、平 成 1 1 年 度( 1 9 9 9 年 度 ) か ら 実 施 し て き た と こ ろ で す が 、 平 成 2 2 年 度 ( 2 0 1 0 年 度 ) に 目 標 年 次 を 迎 え た こ と か ら 、 新 た に 第 6 次 総 合 計 画 を 策 定 し ま し た 。
総 合 計 画 は 、 本 市 の 主 体 的 な ま ち づ く り の 意 思 を 対 外 的 に 表 明 す る も の で あ り 、 地 方 自 治 、 地 方 分 権 の 精 神 に 基 づ き 、 国 ・ 府 な ど の 関 係 機 関 と の 役 割 分 担 や 広 域 連 携 等 に お い て 、 各 分 野 の 個 別 計 画 の 策 定 や 事 業 の 実 施 を 行 う 際 に 尊 重 さ れ る 計 画 と な り ま す 。
な お 、 計 画 の 実 効 性 が 保 て な い 諸 情 勢 が 生 じ た 場 合 は 、 必 要 に 応 じ て 見 直 し ・ 改 定 を 行 う こ と と し ま す 。
第 3 節 計 画 の 構 成 と 計 画 期 間
1 . 計 画 の 構 成
こ の 計 画 は 、 基 本 構 想 お よ び 基 本 計 画 か ら な り ま す 。 ま た 、 基 本 構 想 お よ び 基 本 計 画 の 実 効 性 を 確 保 す る 見 地 か ら 、 別 途 実 施 計 画 を 策 定 す る も の と し ま す 。
本 市 で は 、 全 国 初 の 取 り 組 み と し て 、 平 成 1 9 年 度 ( 2 0 0 7 年 度 ) か ら 地 域 分 権 制 度 を 進 め て き ま し た 。 今 後 、 さ ら に 地 域 主 体 の ま ち づ く り を 促 進 し て い く た め 、 各 地 域 の ま ち づ く り の 特 徴 や 方 向 性 も 総 合 計 画 に 盛 り 込 む も の と し ま す 。
2 . 基 本 構 想
基 本 構 想 は 、 本 市 を 取 り 巻 く 時 代 の 潮 流 な ど を 踏 ま え 、 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) を 見 据 え た 本 市 の 将 来 像 と 、 計 画 期 間 に お け る ま ち づ く り の 基 本 姿 勢 、 方 向 性 等 を 定 め た も の で あ り 、 総 合 計 画 の 基 調 を な す も の で す 。
3 . 基 本 計 画
け た 施 策 の 内 容 を 具 体 的 に 示 す も の で す 。
基 本 計 画 は 、「 め ざ す べ き 姿 」と「 現 状 と 課 題 」、「 施 策 の 体 系 」、 「 市 民 等 の 市 政 へ の 参 画 」、「 主 な 部 門 別 計 画 」か ら な っ て い ま す 。
「 め ざ す べ き 姿 」 は 、 2 1 世 紀 の 折 り 返 し 地 点 で あ る 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) を 見 据 え た 本 市 の 将 来 像 を 示 し た も の で す 。
「 現 状 と 課 題 」 は 、 現 状 の 問 題 点 を 整 理 し た も の で す 。
「 施 策 の 体 系 」 は 、 実 施 す べ き 「 計 画 」 と そ れ を 実 現 す る た め の 「 ス テ ッ プ 」 か ら な り ま す 。
「 市 民 等 の 市 政 へ の 参 画 」 は 、 め ざ す べ き 姿 を 実 現 す る た め 、 今 後 、 市 民 参 画 が 期 待 さ れ る 取 り 組 み を 記 載 し て い ま す 。
「 主 な 部 門 別 計 画 」 は 、 各 節 に 関 連 す る 計 画 と 現 在 の 担 当 課 を 記 載 し て い ま す 。
4 . 実 施 計 画
基 本 計 画 で 定 め ら れ た 施 策 を 現 実 の 行 政 運 営 の な か で ど の よ う に 実 施 し て い く か を 明 ら か に し 、 毎 年 度 の 予 算 編 成 に お け る 直 接 の 指 針 と し ま す 。 実 施 計 画 は 、 社 会 情 勢 の 変 化 に 対 応 し つ つ 、 4 年 ご と に 見 直 し 、 策 定 す る も の と し ま す 。
5 . 地 域 計 画
地 域 分 権 制 度 に よ る 特 色 あ る ま ち づ く り を 推 進 す る た め 、 別 途 地 域 計 画 を 策 定 す る も の と し ま す 。
めざす地域の姿
めざす地域の姿を 実現させるための具体的な施策
めざすまちの姿
めざすまちの姿を 実現させるための具体的な施策
予算編成における直接の指針 4年ごとに見直し、策定
域 で 主 体 的 に 取 り 組 む こ と な ど 、 地 域 づ く り の ビ ジ ョ ン を 示 す も の で す 。
地 域 実 施 計 画 は 、 総 合 計 画 で い う 基 本 計 画 お よ び 実 施 計 画 に あ た り 、 地 域 構 想 に 基 づ き 、 具 体 的 な 施 策 等 に い か に 取 り 組 ん で い く か に つ い て 、 中 長 期 的 な 視 点 か ら 、 そ れ ぞ れ の 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会 に よ り 、 地 域 の 実 情 に 応 じ て 策 定 さ れ る も の で す 。
■ 総 合 計 画 の 構 成
総 合 計 画 地 域 計 画
6 . 計 画 の 期 間
第 6 次 総 合 計 画 で は 、 め ざ す べ き 将 来 を 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) と し 、 計 画 期 間 は 、 平 成 2 3 年 度 ( 2 0 1 1 年 度 ) か ら 平 成 3 4 年 度 ( 2 0 2 2 年 度 ) ま で の 1 2 年 間 と し ま す 。 計 画 を 構 成 す る 各 構 想 ・ 計 画 の 期 間 は 以 下 の 図 の よ う に な っ て お り 、 第 7 次 総 合 計 画 に 向 け て 着 実 に 実 行 ・ 評 価 し て い く も の と し ま す 。
第 2 章 池 田 市 を 取 り 巻 く 情 勢
第 1 節 社 会 情 勢 の 動 向
1 . 人 口 減 少 社 会 の 到 来
厚 生 労 働 省 に よ る 平 成 1 7 年 ( 2 0 0 5 年 ) 人 口 動 態 統 計 の 年 間 推 計 に よ る と 、 同 年 に 国 内 の 死 亡 数 は 出 生 数 を 上 回 り 、 約 1 万 人 の 人 口 減 と な り 、 人 口 減 少 社 会 の 到 来 が 現 実 の も の と な り ま し た 。
平 成 2 2 年 ( 2 0 1 0 年 ) 2 月 現 在 、 我 が 国 の 人 口 は 1 億 2 7 4 3 万 人 と 推 計 さ れ て い ま す が 、 今 後 少 子 化 を 主 因 に 長 期 に わ た っ て 減 少 を 続 け 、 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) に は 約 1 億 人 に ま で 減 少 す る と 予 測 さ れ て い ま す 。 ま た 、 年 少 人 口 が 減 少 す る 一 方 で 高 齢 者 人 口 は 増 加 し 、 平 成 2 7 年 ( 2 0 1 5 年 ) に は 、 国 民 の 4 人 に 1 人 、 平 成 6 2 年 ( 2 0 5 0 年 ) に は 3 人 に 1 人 が 6 5 歳 以 上 に な る と 予 測 さ れ て い ま す 。
少 子 化 に つ い て 、 我 が 国 全 体 の 合 計 特 殊 出 生 率 は 、 現 在 の 人 口 を 維 持 し て い く の に 必 要 な 2 .0 8 を 大 き く 下 回 り 、1 .3 7( 平 成 2 0 年 ( 2 0 0 8 年 ) 厚 生 労 働 省 推 計 ) と な っ て い ま す 。 低 下 の 理 由 と し て は 、 晩 婚 化 ・ 非 ( 未 ) 婚 化 の 進 行 、 結 婚 や 家 庭 に 関 す る 価 値 観 の 多 様 化 、 仕 事 と 子 育 て の 両 立 の 難 し さ 、 子 ど も に か か る 養 育 費 ・ 教 育 費 の 負 担 の 増 加 な ど が 挙 げ ら れ て い ま す 。
今 後 は 、 少 子 高 齢 化 へ の 対 応 と し て 、 高 齢 者 が 安 心 と 生 き が い を 持 っ て 暮 ら す こ と が で き る よ う な 新 し い 社 会 の 仕 組 み づ く り や 、 子 ど も を 持 ち た い 人 が 、 安 心 し て 子 ど も を 産 み 育 て る こ と が で き る よ う 社 会 環 境 を 整 備 し て い く こ と が 必 要 に な っ て き ま す 。
2 . 循 環 型 社 会 の 実 現 に 向 け た 取 り 組 み の 進 展
新 興 諸 国 の 経 済 発 展 や 人 口 の 増 大 に 伴 い 、 食 料 、 エ ネ ル ギ ー 資 源 へ の 需 要 が 高 ま る な か で 、 地 球 温 暖 化 、 熱 帯 雨 林 の 減 少 、 酸 性 雨 の 発 生 、 オ ゾ ン 層 の 破 壊 な ど 、 地 球 レ ベ ル で の 環 境 問 題 が 深 刻 化 し て い ま す 。
特 に 大 気 中 の 温 室 効 果 ガ ス に よ る 地 球 温 暖 化 の 進 展 は 、 地 球 レ ベ ル で の 気 温 ・ 海 水 面 の 上 昇 、 洪 水 や 干 ば つ 、 酷 暑 や ハ リ ケ ー ン な ど の 異 常 気 象 を 増 加 ・ 増 強 さ せ る 可 能 性 が あ り ま す 。 大 局 的 に は 、 地 球 温 暖 化 は 地 球 全 体 の 気 候 や 生 態 系 に 大 き く 影 響 す る と 予 想 さ れ る こ と か ら 、 平 成 1 7 年 ( 2 0 0 5 年 ) 2 月 に 「 京 都 議 定 書 」 が 発 効 さ れ 、 各 国 に 基 準 年 で あ る 平 成 2 年 ( 1 9 9 0 年 ) と 比 較 し た 削 減 目 標 が 義 務 付 け ら れ 、 そ の 実 現 に 向 け た 対 策 が 進 め ら れ て い ま す 。 し か し な が ら 、 議 定 書 目 標 達 成 に 成 功 し た 国 々 も あ る 一 方 、 離 脱 ・ 失 敗 し た 国 々 も あ る な ど 、 新 た な 義 務 付 け の 枠 組 み と 目 標 を 決 め る 動 き が 活 発 に な っ て い ま す 。 我 が 国 が 、 二 酸 化 炭 素 の 削 減 計 画 を 国 際 公 約 し た の も そ の 一 例 で す 。
a l R e s p o n s i b i l i t y ) 報 告 書 を 発 行 す る 企 業 も 増 え る な ど 、 環 境 へ の 配 慮 が 企 業 活 動 等 に お い て 不 可 欠 な 要 素 と な っ て い ま す 。
一 方 、 市 民 に お い て も 、 環 境 保 全 活 動 に 取 り 組 む N P O 団 体 数 が 急 増 し 、 地 球 環 境 や 身 近 な 環 境 問 題 に 対 す る 意 識 が 高 ま っ て い ま す 。 地 域 や 個 人 レ ベ ル で の 環 境 へ の 取 り 組 み が 重 要 と な っ て い る と い え ま す 。
今 後 は 、 国 や 自 治 体 、 企 業 レ ベ ル だ け で な く 、 個 人 の ラ イ フ ス タ イ ル も 見 直 し 、 脱 炭 素 社 会 、 環 境 へ の 負 荷 の 少 な い 持 続 的 発 展 が 可 能 な 社 会 を つ く る こ と が 求 め ら れ て い ま す 。
3 . 高 度 情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 社 会 の 到 来
パ ソ コ ン や 携 帯 電 話 等 の 情 報 通 信 機 器 が 飛 躍 的 に 普 及 し た こ と に よ り 、日 常 生 活 に お け る イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 が 急 速 に 拡 大 し 、 そ の 利 用 者 は 、 平 成 2 0 年 ( 2 0 0 8 年 ) に は 9 , 0 9 1 万 人 、 人 口 普 及 率 は 7 5 . 3 % に 達 し て い ま す 。
イ ン タ ー ネ ッ ト は 仕 事 や 日 常 生 活 に お い て さ ま ざ ま な 面 で 利 便 性 を 向 上 さ せ ま す が 、 行 政 に お い て も 、 市 民 に 対 す る 日 常 の 情 報 提 供 を は じ め 、 在 宅 で の 医 療 ・ 福 祉 、 学 習 活 動 の 支 援 、 災 害 な ど の 非 常 時 の 情 報 提 供 な ど 、 通 信 を 利 用 し た さ ま ざ ま な サ ー ビ ス の 提 供 が 期 待 さ れ て い ま す 。
今 後 、 い つ で も 、 ど こ で も 、 誰 で も ネ ッ ト ワ ー ク に 接 続 で き 、 情 報 を 自 在 に や り と り で き る ユ ビ キ タ ス ネ ッ ト ワ ー ク 社 会 の 実 現 に 向 か い つ つ あ り 、 さ ま ざ ま な 側 面 で 生 活 様 式 が 変 化 し て い く こ と が 予 想 さ れ ま す 。
水 準 の 違 い や 情 報 通 信 機 器 に 接 す る 機 会 の 程 度 に よ り 、 個 人 や 地 域 の 間 に 情 報 格 差 を 生 む こ と も 懸 念 さ れ て い ま す 。
ま た 、 最 近 で は コ ン ピ ュ ー タ ウ ィ ル ス や 不 正 ア ク セ ス 、 詐 欺 な ど の サ イ バ ー 犯 罪 の 脅 威 が 急 速 に 増 加 し て い る と と も に 、 企 業 等 の 顧 客 情 報 の 大 量 流 出 が 問 題 と な る な ど 、 高 度 情 報 化 社 会 に お け る セ キ ュ リ テ ィ の 確 保 や 個 人 情 報 の 保 護 が 重 要 な 課 題 と な っ て い ま す 。
さ ら に 、 子 ど も た ち の パ ソ コ ン や 携 帯 電 話 の 適 正 使 用 に つ い て も 社 会 的 な 課 題 と な っ て い ま す 。
4 . 安 全 ・ 安 心 へ の 意 識 の 高 ま り
国 内 外 で 地 震 や 異 常 気 象 等 の 自 然 災 害 に よ る 甚 大 な 被 害 が 頻 発 し て い る 中 、 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 を 教 訓 と し て 、 市 民 の 防 災 に 対 す る 意 識 は 高 ま り を 見 せ て い ま す 。 ま た 、 東 海 沖 か ら 四 国 沖 に か け て の 領 域 を 震 源 と す る 東 南 海 ・ 南 海 地 震 の 発 生 す る 確 率 は 、 今 後 3 0 年 以 内 で 4 0 ∼ 5 0 % と 予 想 さ れ て い ま す 。 こ の た め 、 行 政 と し て 効 果 的 な 災 害 対 策 や 確 実 な 危 機 管 理 体 制 の 整 備 に 努 め る と と も に 、 地 域 が 主 体 と な っ て 防 災 力 の 向 上 に 努 め て い く よ う 、 働 き か け て い く こ と が 重 要 で す 。
ま た 、 近 年 、 犯 罪 の 凶 悪 化 や 子 ど も が 被 害 者 と な る 事 件 が 発 生 す る な ど 、 さ ま ざ ま な 社 会 不 安 が 増 大 し て お り 、 日 常 生 活 に お け る 安 全 確 保 が 問 題 と な っ て い ま す 。 今 後 は 、 学 校 や 地 域 と 連 携 し た 見 守 り 体 制 、 防 犯 体 制 を 充 実 す る こ と が 求 め ら れ て い ま す 。
5 . 地 方 分 権 の 進 展
住 民 に 身 近 な 地 方 自 治 体 ( 市 町 村 や 都 道 府 県 ) が 自 ら の 選 択 と 責 任 で 物 事 を 決 定 し 、 地 域 の 特 色 を 生 か し た 地 域 づ く り を 進 め る た め 、 国 の 権 限 を 都 道 府 県 に 、 都 道 府 県 の 権 限 を 市 町 村 に 積 極 的 に 移 譲 す る よ う 、 4 7 5 本 の 法 律 改 正 案 か ら な る 地 方 分 権 一 括 法 が 成 立 し 、 平 成 1 2 年 ( 2 0 0 0 年 ) 4 月 か ら 施 行 さ れ ま し た 。 そ の 結 果 、 機 関 委 任 事 務 が 廃 止 さ れ る な ど 、 国 と 地 方 自 治 体 が 上 下 ・ 主 従 の 関 係 か ら 対 等 ・ 協 力 関 係 へ と 変 わ り ま し た 。 そ の 後 、 平 成 1 6 年 ( 2 0 0 4 年 ) か ら 平 成 1 8 年 ( 2 0 0 6 年 ) に か け て 、国 か ら 地 方 自 治 体 へ の 税 源 移 譲 を 含 む 税 財 政 制 度 改 革 、「 三 位 一 体 の 改 革 」 が 行 わ れ ま し た が 、 ま だ 十 分 で は な い と い う 認 識 か ら 、 地 方 分 権 改 革 を 総 合 的 か つ 計 画 的 に 推 進 す る 目 的 で 地 方 分 権 改 革 推 進 法 が 平 成 1 8 年 ( 2 0 0 6 年 ) に 時 限 法 と し て 成 立 し ま し た 。 さ ら に 、 地 域 の こ と は 地 域 の 住 民 が 決 め る 「 地 域 主 権 」 を 早 期 に 確 立 す る 観 点 か ら 、 平 成 2 1 年 ( 2 0 0 9 年 ) 1 1 月 、 国 で は 「 地 域 主 権 戦 略 会 議 」 を 設 置 し 、 一 層 の 取 り 組 み を 進 め て い ま す 。
こ う し た 地 方 分 権 意 識 の 高 ま り に よ り 、 市 民 に 最 も 身 近 な 基 礎 自 治 体 と し て の 市 町 村 の 役 割 は ま す ま す 高 ま っ て い ま す 。さ ら に 、 地 方 分 権 を 進 め た 形 の 「 地 域 主 権 」 は 、 地 域 の こ と は 地 域 で 責 任 を 持 っ て 決 め る と い う 自 治 を 強 化 す る こ と で あ り 、 そ の た め に は 行 政 だ け で な く 、 市 民 、 団 体 、 企 業 等 と 行 政 が 協 働 し て ま ち づ く り を 行 う こ と が 必 要 で す 。
政 運 営 、 市 民 に 開 か れ た 行 政 な ど が 求 め ら れ て い ま す 。
6 . 住 民 自 治 社 会 へ の 期 待
か つ て 、 我 が 国 で は 地 域 社 会 の 結 び つ き が 強 く 、 地 域 の 問 題 は 地 域 で 話 し 合 っ て 解 決 す る と い っ た 文 化 が あ り ま し た が 、 高 度 経 済 成 長 に よ る 経 済 構 造 の 変 化 等 に よ り 、 地 域 の つ な が り が 希 薄 に な り 、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 機 能 も 低 下 し ま し た 。 そ の 結 果 、 地 域 の さ ま ざ ま な 問 題 を す べ て 行 政 が 担 う と い っ た 状 況 が 生 ま れ ま し た 。
さ ら に 、 市 民 社 会 が 成 熟 し 、 行 政 に 対 す る 市 民 ニ ー ズ は ま す ま す 多 様 化 、 高 度 化 し て い ま す が 、 地 方 自 治 体 が 、 昨 今 の 厳 し い 財 政 状 況 の 中 で 、 す べ て の 市 民 ニ ー ズ に 応 え る こ と は 困 難 と な っ て い ま す 。
こ の た め 、 公 共 サ ー ビ ス は 行 政 の み が 担 う と い う 考 え 方 か ら 、 地 域 社 会 や 個 人 、 企 業 な ど も 公 的 サ ー ビ ス を 担 っ て い く と い う 考 え 方 に 転 換 す る と と も に 、 さ ら に 一 歩 進 め て 、 身 の ま わ り の 問 題 は ま ず 個 人 や 家 庭 が 解 決 に あ た り 、 個 人 や 家 庭 で 解 決 で き な い 問 題 は 地 域 で 解 決 し 、 そ れ で も で き な い 問 題 は 行 政 が 解 決 す る と い う 「 自 助 、 共 助 、 公 助 」 の 考 え 方 に 基 づ く ま ち づ く り が 求 め ら れ て い ま す 。
さ ら に 、平 成 1 0 年( 1 9 9 8 年 )に 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法( N P O 法 ) が 施 行 さ れ 、 市 民 に よ る さ ま ざ ま な 活 動 団 体 が 増 加 し 、 地 域 の ま ち づ く り に 取 り 組 む 団 体 の 活 動 も 活 発 化 し て い ま す 。
第 2 節 位 置 ・ 地 勢
1 . 立 地
本 市 は 、 大 阪 府 の 西 北 部 、 兵 庫 県 と の 境 に 位 置 し 、 大 阪 都 心 か ら 北 へ 1 6 k m ほ ど の と こ ろ に あ り ま す 。 市 域 は 東 西 に 約 3 . 8 k m 、 南 北 に 約 1 0 . 3 k m で 市 域 面 積 は 約 2 2 . 0 9 k m
2
で す 。
周 囲 は 、 北 部 ・ 東 部 を 箕 面 市 、 東 南 部 ・ 南 部 を 豊 中 市 お よ び 兵 庫 県 伊 丹 市 、 西 部 を 猪 名 川 を 隔 て て 兵 庫 県 川 西 市 の 4 市 と 境 を 接 し て い ま す 。
大 阪 都 心 と は 阪 急 電 鉄 宝 塚 線 や 国 道 1 7 6 号 、 阪 神 高 速 道 路 1 1 号 池 田 線 な ど の 幹 線 交 通 網 で 結 ば れ て い ま す 。
市 の 南 端 に は 大 阪 国 際 空 港 が あ り 、 広 域 的 な 交 通 の 結 節 点 と な っ て い ま す 。
ま た 、 数 年 後 に は 新 名 神 高 速 道 路 の 供 用 開 始 も 予 定 さ れ て い ま す 。
2 . 地 形
本 市 の 地 形 は 、 山 地 、 台 地 、 低 地 に 大 き く 区 分 さ れ ま す 。 山 地 は い ず れ も 標 高 3 0 0 ∼ 4 0 0 m 前 後 で 五 月 山 と 伏 尾 町 付 近 に 分 布 し 、 北 摂 山 地 に 属 し て い ま す 。
台 地 は 、 猪 名 川 、 余 野 川 、 箕 面 川 等 の 河 川 の 堆 積 作 用 に よ っ て 形 成 さ れ た 段 丘 地 形 で あ り 、 五 月 山 南 部 、 余 野 川 お よ び 箕 面 川 の 両 岸 に 分 布 す る 平 坦 な 地 形 で す 。
3 . 気 象
本 市 の 気 候 は 瀬 戸 内 式 で 、 近 年 に お け る 気 温 は 年 平 均 が 1 6 . 5 ℃ 、 最 高 ・ 最 低 は そ れ ぞ れ 3 7 . 4 ℃ 、 − 2 . 9 ℃ と な っ て い ま す 。 降 水 量 は 、 年 平 均 1 , 3 0 9 m m 程 度 で 、 時 期 的 に は 5 月 下 旬 か ら 7 月 の 梅 雨 に か け て と 8 月 以 降 の 台 風 期 に 集 中 し て 降 る 傾 向 が あ り ま す 。 ま た 、 風 向 き は 夏 季 に は 南 西 、 冬 季 に は 北 西 が 多 く 、 平 均 風 速 は 3 m / 秒 で す 。
4 . 沿 革
本 市 は 、 古 い 歴 史 を 有 し 、 江 戸 時 代 に は 京 都 と 西 国 各 地 と を 結 ぶ 西 国 街 道 や 大 阪 と 能 勢 を 結 ぶ 能 勢 街 道 な ど に よ り 交 通 の 要 衝 と し て 発 達 し ま し た 。 江 戸 時 代 前 期 に 酒 造 業 が 盛 ん に な り 、 ま た 、 物 資 の 集 散 地 と し て 商 業 が 栄 え 、 多 彩 な 文 化 が 開 花 し ま し た 。
明 治 時 代 以 降 、 国 や 大 阪 府 の 出 先 機 関 、 さ ら に は 大 阪 府 池 田 師 範 学 校 ( 現 大 阪 教 育 大 学 ) な ど が 設 置 さ れ 、 地 域 に お け る 政 治 、 経 済 、 文 化 の 中 心 地 と し て 発 達 し ま し た 。
明 治 4 3 年 ( 1 9 1 0 年 ) に は 、 箕 面 有 馬 電 気 軌 道 ( 現 阪 急 電 鉄 ) の 開 通 と 同 時 に 、 池 田 新 市 街 地 ( 後 、 室 町 住 宅 と 改 称 ) の 分 譲 が 開 始 さ れ 、 大 阪 都 市 圏 の 住 宅 都 市 と し て 発 展 し 、 昭 和 1 4 年 ( 1 9 3 9 年 ) 4 月 に は 、 人 口 約 3 . 5 万 人 と な り 、 府 内 で 6 番 目 に 市 制 を 施 行 し ま し た 。
戦 後 は 、 都 市 基 盤 や 教 育 文 化 施 設 の 整 備 に 力 を 注 ぎ 、 昭 和 3 0 年 代 前 半 ( 1 9 5 0 年 代 後 半 ) か ら の 住 宅 団 地 の 建 設 な ど 、 高 度 経 済 成 長 に 伴 っ て 人 口 が 急 増 し 、 昭 和 5 0 年 ( 1 9 7 5 年 ) に は 人 口 が 1 0 万 人 を 超 え ま し た 。
に 内 陸 工 業 地 区 が 形 成 、 産 業 都 市 と し て も 発 展 し て き ま し た 。 昭 和 5 0 年 代 後 半 ( 1 9 8 0 年 代 前 半 ) に 下 水 道 普 及 率 9 9 % を 達 成 し た の を は じ め 、 福 祉 や 教 育 ・ 文 化 の 分 野 、 病 院 、 消 防 な ら び に 清 掃 行 政 な ど で 、 多 く の 施 設 を 完 備 し 、 直 営 で 先 進 的 な 行 政 を 推 進 し て き ま し た 。し か し 、こ れ が 後 に 財 政 の 硬 直 化 を 招 き 、 現 在 、 大 規 模 な 見 直 し を 進 め て い ま す 。
第 3 節 市 民 意 識 の 動 向
1 . 池 田 市 の 特 徴
平 成 2 0 年 ( 2 0 0 8 年 ) に 実 施 し た 市 民 意 識 調 査 で は 、 本 市 の 特 徴 と し て 誇 れ る も の に つ い て は 、「 五 月 山 公 園 な ど が あ り 、自 然 が 豊 か な こ と 」 が 最 も 多 く 、 次 い で 「 大 阪 国 際 空 港 、 高 速 道 路 の イ ン タ ー が 近 く 、交 通 の 便 が よ い こ と 」「 大 阪 の 都 心 に 近 く 、通 勤 や 買 い 物 に 便 利 な こ と 」 な ど と な っ て い ま す 。
第 5 次 総 合 計 画 策 定 時 の 平 成 8 年 度 ( 1 9 9 6 年 度 ) 調 査 と 比 較 す る と 、「 大 阪 国 際 空 港 、高 速 道 路 の イ ン タ ー が 近 く 、交 通 の 便 が よ い こ と 」 の 割 合 が 増 加 し て い ま す 。 こ れ は 阪 神 高 速 道 路 1 1 号 池 田 線 延 伸 や 国 道 の 整 備 等 が 影 響 し て い る と 考 え ら れ ま す 。
2 . 生 活 環 境 に 対 す る 満 足 度
医 院 な ど の 設 置 状 況 」 な ど は 満 足 度 が 低 く な っ て い ま す 。
前 回 調 査 の 結 果 と 比 較 す る と「 道 路 利 用 の 便 利 さ 」「 電 車 や バ ス の 便 利 さ 」「 静 か さ 、 空 気 の き れ い さ 」「 ま ち 並 み の 整 い 方 、 美 し さ 」 な ど は 満 足 度 が 上 昇 し て お り 、 反 対 に 「 保 育 所 、 幼 稚 園 の 設 置 状 況 」「 治 安 ・ 風 紀 の よ さ 」「 小 ・ 中 ・ 高 等 学 枚 の 設 置 状 況 」 な ど は 低 下 し て い ま す 。
3 . 市 内 へ の 定 住 意 向
本 市 へ の 今 後 の 定 住 意 向 に つ い て は 、『 市 内 に 住 み 続 け た い 』 (「 今 、 住 ん で い る と こ ろ に 住 み 続 け た い 」「 池 田 市 内 の ど こ か に 住 み 続 け た い 」 の 合 算 値 ) が 6 1 . 6 % と な っ て い ま す 。 そ の 理 由 と し て は 「 住 み 慣 れ て 愛 着 が あ る 」「 交 通 の 便 が よ い 」「 自 然 環 境 が よ い 」 な ど が 多 く 挙 が っ て い ま す 。
一 方 、 市 外 へ の 転 出 を 希 望 す る 人 は 1 2 . 0 % で あ り 、 前 回 調 査 と 比 べ て 2 . 6 ポ イ ン ト 増 加 し て い ま す 。 転 出 し た い 理 由 と し て は 、「 交 通 の 便 が 悪 い 」「 住 宅 環 境 が 悪 い 」「 近 所 づ き あ い に 気 を つ か う 」 な ど が 多 く 挙 が っ て い ま す が 、 前 回 調 査 と 比 べ る と 「 交 通 の 便 が 悪 い 」 と し た 人 の 割 合 は 低 く な っ て い ま す 。
4 . 希 望 す る ま ち づ く り の 方 向
第 3 章 め ざ す ま ち の 将 来 像
第 1 節 ま ち の 将 来 イ メ ー ジ
市 民 が 主 体 と な っ て つ く る 暮 ら し や す く 、 個 性 豊 か で 活 力 に 満 ち た 地 域 社 会 を 実 現 す る 、 地 方 分 権 改 革 に よ る 新 し い 幕 開 け に ふ さ わ し い ま ち を め ざ し ま す 。
1 . キ ャ ッ チ フ レ ー ズ
「 私 」 が 創 る 「 地 域 」 と 育 て る 誇 り に 思 え る ま ち
2 . 将 来 都 市 像
豊 か な 自 然 を 守 り 、 遊 ぶ 歴 史 に 学 び 、 集 う
に ぎ わ い が 人 と 人 を つ な ぎ 、 豊 か で 美 し い 心 が 育 ま れ る ま ち
3 . ま ち の 将 来 イ メ ー ジ
① に ぎ わ い と 活 力 あ ふ れ る ま ち
② み ん な が 健 康 で い き い き と 暮 ら せ る ま ち ③ 人 、 環 境 に や さ し い 安 全 ・ 安 心 な ま ち ④ み ん な で つ く る 分 権 で 躍 進 す る ま ち ⑤ 豊 か な 心 を 育 む 教 育 と 文 化 の ま ち ⑥ 行 財 政 改 革 を 推 進 し 希 望 の 持 て る ま ち
第 2 節 人 口 と 財 政 フ レ ー ム
定 住 人 口 は 、ま ち づ く り の さ ま ざ ま な 計 画 の 基 礎 的 資 料 と な り 、 都 市 の 成 長 の 指 標 で も あ り ま す 。
本 市 の 人 口 は 、 昭 和 5 0 年 ( 1 9 7 5 年 ) に 1 0 万 人 を 突 破 し て 以 来 、現 在 に 至 る ま で 、ほ ぼ 1 0 万 人 余 り で 推 移 し て き ま し た 。 こ れ ま で の 人 口 の 推 移 に 基 づ く 推 計 に よ る と 、 本 市 の 人 口 は 今 後 減 少 す る こ と が 予 想 さ れ 、平 成 3 5 年( 2 0 2 3 年 )に は 、9 7 , 1 3 2 人 に な る と 推 計 さ れ て い ま す 。
ま た 、 人 口 の 年 齢 構 造 で は 、 少 子 高 齢 化 の 進 展 に よ り 、 高 齢 者 人 口( 6 5 歳 以 上 )は 2 7 ,0 9 2 人( 2 7 .9 % )、年 少 人 口( 0 ∼ 1 4 歳 ) は 9 , 8 1 0 人 ( 1 0 . 1 % ) と な る こ と が 予 想 さ れ ま す 。
こ の た め 、 子 育 て サ ー ビ ス の 充 実 や 生 活 環 境 の 向 上 、 働 く 場 の 確 保 、 住 宅 整 備 の 促 進 を 図 る な ど 、 市 民 、 企 業 、 各 種 団 体 、 行 政 が 協 働 し て 総 合 的 な ま ち づ く り を 推 進 す る こ と に よ り 、 人 口 の 転 出 を 抑 制 し 、 転 入 を 促 進 し て い く 必 要 が あ り ま す 。 こ れ に よ り 、 定 住 人 口 を 維 持 し 、 平 成 3 4 年 度 ( 2 0 2 2 年 度 ) に お け る 定 住 人 口 を 1 0 5 , 0 0 0 人 と す る こ と を 目 標 と し ま す 。
2 . 活 動 人 口
( 1 ) ま ち づ く り 人 口 の 現 状
本 市 の ま ち づ く り 人 口 は 、 池 田 市 の 公 益 活 動 登 録 会 員 や ボ ラ ン テ ィ ア セ ン タ ー に 登 録 し て い る 会 員 が 約 4 , 0 0 0 人 、 市 社 会 福 祉 協 議 会 会 員 数 が 約 1 1 , 0 0 0 人 、 自 治 会 加 入 者 数 が 約 4 0 ,0 0 0 人 、子 ど も 会 や 友 愛( 老 人 )ク ラ ブ 会 員 数 が 約 5 , 0 0 0 人 、 自 主 防 災 組 織 の 会 員 数 が 約 1 1 , 0 0 0 人 、 そ の 他 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会 や 民 生 委 員 な ど 各 種 活 動 団 体 を あ わ せ る と 延 べ 7 0 , 0 0 0 人 以 上 に な っ て い ま す 。
( 2 ) 交 流 人 口 の 現 状
本 市 の 交 流 人 口 に つ い て は 、 平 成 1 7 年 ( 2 0 0 5 年 ) 国 勢 調 査 実 績 で 流 入 人 口 は 通 勤 2 3 , 2 5 5 人 、 通 学 4 , 2 2 9 人 の 合 計 2 7 , 4 8 4 人 と な っ て お り 、 流 出 人 口 は 3 2 , 8 3 2 人 と な っ て い ま す 。 ま た 、 観 光 客 数 は 平 成 2 0 年 度 ( 2 0 0 8 年 度 )実 績 で 年 間 1 ,7 7 4 ,4 7 2 人 で あ り 、1 日 あ た り 4 , 8 6 1 人 と な っ て い ま す 。 こ れ ら を あ わ せ る と 、 本 市 の 交 流 人 口 は 、 1 日 あ た り 約 3 2 , 0 0 0 人 と な り ま す 。
個 性 豊 か で 活 力 あ る ま ち づ く り の た め に は 、 定 住 人 口 を 増 や す だ け で な く 、「 自 分 た ち の ま ち は 自 分 た ち で つ く る 」と い う 意 識 を 持 ち 、 積 極 的 に ま ち づ く り に 参 加 す る 人 を 増 や す こ と が 必 要 で す 。
ま た 、 学 習 や 仕 事 の た め に 他 の 地 域 か ら 本 市 に 通 う 人 や 、 ま ち に 魅 力 を 感 じ て 観 光 で 訪 れ る 人 が 増 え る こ と も 重 要 で す 。
3 . 財 政 状 況
今 後 の 財 政 状 況 の 見 通 し に つ い て は 、 歳 入 面 で は 、 国 の 制 度 改 革 の 方 向 性 が 不 透 明 な 中 、 少 子 高 齢 化 に よ る 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 や 、 長 引 く 不 況 等 さ ま ざ ま な 影 響 に よ り 、 大 幅 な 税 収 の 増 を 見 込 め な い 状 況 に あ り ま す 。 一 方 、 歳 出 面 で は 、 少 子 高 齢 化 に よ る 福 祉 ・ 医 療 ・ 社 会 保 障 費 の 増 大 や 平 成 3 2 年 ( 2 0 2 0 年 ) 頃 か ら ピ ー ク を 迎 え る 社 会 資 本 の 大 量 更 新 期 の 到 来 な ど に よ り 財 政 需 要 は 増 加 し 、 今 後 も 厳 し い 状 況 が 続 く と 見 込 ま れ ま す 。
本 市 で は 、 平 成 9 年 度 ( 1 9 9 7 年 度 ) を 見 直 し 元 年 と し て 財 政 の 健 全 化 、 行 政 の ス リ ム 化 、 シ ス テ ム 改 革 等 に 取 り 組 ん で 実 績 を 挙 げ て き ま し た が 、 さ ら に 新 た な 行 財 政 改 革 に 取 り 組 み 、 定 住 施 策 や 産 業 振 興 を 通 じ た 税 の 増 収 な ど の 歳 入 維 持 を 図 る と と も に 、 地 域 分 権 制 度 の 推 進 や 広 域 化 の 推 進 な ど に よ り 、 歳 出 を 抑 制 し 、 健 全 な 財 政 運 営 を 行 う こ と で 、 総 合 計 画 に 掲 げ る 施 策 、 事 業 の 実 現 性 を 確 保 し ま す 。
第 3 節 都 市 機 能 構 想
1 . 土 地 利 用 の 基 本 方 針
土 地 は 、 現 在 お よ び 将 来 に お け る 市 民 の た め の 限 ら れ た 貴 重 な 資 源 で あ る と と も に 、 市 民 生 活 や 産 業 活 動 の 共 通 の 基 盤 で あ り 、 そ の 利 用 の 在 り 方 は 、 市 民 の 生 活 お よ び 地 域 の 発 展 と 深 い 関 わ り を 持 っ て い ま す 。
( 1 ) 公 共 の 福 祉 を 優 先 さ せ た 土 地 利 用
土 地 は 、 公 共 の 福 祉 を 優 先 さ せ た 計 画 的 な 利 用 が 図 ら れ る べ き で あ る こ と か ら 、 そ の 土 地 を 取 り 巻 く 自 然 的 、 社 会 的 、 経 済 的 お よ び 文 化 的 諸 条 件 に 応 じ た 適 正 な 利 用 に 向 け て 、 都 市 計 画 制 度 の 適 切 な 運 用 を 図 り 、 秩 序 あ る 発 展 を め ざ し ま す 。
( 2 ) 環 境 と の 共 生 を め ざ し た ま ち づ く り
本 市 の 豊 か な 自 然 環 境 は 、個 性 あ る 景 観 を つ く り 出 し て お り 、 う る お い と 恵 み を も た ら す 豊 か な 自 然 を 持 続 可 能 な 形 で 享 受 し つ つ 、 将 来 に 継 承 す る こ と が 私 た ち の 責 務 で す 。 こ の た め 、 ま ち づ く り に あ た っ て は 、 環 境 へ の 配 慮 を 優 先 さ せ 、 ゆ と り を 実 感 で き る 環 境 と の 共 生 を め ざ し た 都 市 づ く り を 促 進 し ま す 。
2 . ゾ ー ン 別 の 土 地 利 用 方 針
本 市 で は 、 地 域 特 性 を 最 大 限 に 生 か し 、 各 地 域 が 有 機 的 に つ な が る こ と で 秩 序 あ る 個 性 豊 か な ま ち の 形 成 を 図 る た め 、 市 域 を 4 つ の ゾ ー ン に 分 類 し 、 土 地 利 用 の 基 本 方 向 を 定 め ま す 。
ま た 、 本 市 の 商 業 、 行 政 、 文 化 、 福 祉 、 交 通 機 能 等 の 中 心 的 な 役 割 を 担 う 拠 点 と し て 、 多 様 な 都 市 機 能 の 集 約 ・ 高 度 化 を 進 め る 都 市 核 と 、 広 域 拠 点 と 地 域 拠 点 を 結 び 、 あ る い は 他 の 都 市 圏 と 連 結 し 相 互 の 交 流 や 活 用 を よ り 活 性 化 さ せ て い く 都 市 軸 を 設 定 し ま す 。
( 1 ) 交 流 に ぎ わ い ゾ ー ン
業 地 域 、 準 工 業 地 域 )
駅 前 周 辺 で あ り 、 商 業 ・ 近 隣 商 業 地 域 と い う 立 地 条 件 を 有 効 に 活 用 し 、 土 地 利 用 を 拡 大 す る た め 、 高 度 利 用 を 図 り な が ら 商 業 施 設 、 業 務 施 設 の 効 果 的 な 誘 導 を 図 り ま す 。 特 に 、 駅 前 整 備 に つ い て は 、 地 域 の 特 性 を 生 か し 、 用 途 地 域 に 基 づ い た 土 地 の 高 度 利 用 を 図 り 、 商 業 ・ 文 化 機 能 な ど の ほ か 集 合 住 宅 を も 兼 ね 備 え た 施 設 整 備 を 促 進 し 、 多 く の 人 が 交 流 し 、 に ぎ わ い の あ る ゾ ー ン と し て の 形 成 に 努 め ま す 。
( 2 ) 産 業 は つ ら つ ゾ ー ン
( お お む ね 南 部 地 域 を 中 心 と す る 工 業 地 域 、 準 工 業 地 域 ) 高 速 道 路 、 大 阪 国 際 空 港 な ど 広 域 交 通 幹 線 が 集 中 す る 国 土 軸 上 に あ り 交 通 の 利 便 性 が 極 め て 高 い 地 域 で す 。 自 動 車 工 業 を は じ め 工 業 化 が 進 ん で い ま す が 、 広 域 交 通 の 要 衝 と し て の 利 点 を 生 か し 、 運 輸 、 流 通 や 空 港 関 連 な ど の 施 設 の 集 積 と 基 盤 整 備 を 図 り 、 産 業 が 飛 躍 、 発 展 す る ゾ ー ン と し て の 形 成 に 努 め ま す 。
( 3 ) 居 住 や す ら ぎ ゾ ー ン
( お お む ね 五 月 山 以 南 の 住 居 系 地 域 お よ び 伏 尾 台 地 域 )
住 居 系 地 域 と し て の 土 地 利 用 の 純 化 を よ り 促 進 し 、 居 住 環 境 の 改 善 を 図 る と と も に 、 住 宅 の 新 築 、 改 築 な ど に あ た っ て は 、 適 切 な 行 政 指 導 を 行 う な ど 、 良 好 な 市 街 地 の 形 成 に 努 め 、 生 活 環 境 の 整 っ た 居 住 地 区 と し て 整 備 を 図 り ま す 。
( 4 ) 自 然 ふ れ あ い ゾ ー ン
( 五 月 山 山 麓 山 間 地 域 お よ び 細 河 地 域 )
五 月 山 緑 地 は 自 然 を 生 か し た 整 備 を 進 め る と と も に 、 五 月 山 山 系 は 五 月 山 景 観 保 全 条 例 の 適 正 な 運 用 に よ る 景 観 の 保 全 を 図 り 、 自 然 と の ふ れ あ い ゾ ー ン と し て の 形 成 に 努 め ま す 。
細 河 地 域 に つ い て は 、 乱 開 発 の 防 止 を 図 り 、 植 木 園 芸 産 業 の 振 興 に 努 め つ つ 、 地 元 住 民 と の 合 意 形 成 を 図 り な が ら 、 地 域 の 活 性 化 策 を 踏 ま え 、 地 区 計 画 な ど を 活 用 し た 土 地 利 用 の 検 討 を 進 め ま す 。
( 5 ) 都 市 核 ・ 都 市 軸
本 市 の 都 市 核 は「 池 田 駅 周 辺 」「 石 橋 駅 周 辺 」「 大 阪 国 際 空 港 」 と 設 定 し ま す 。
ま た 都 市 核 を 結 ぶ 国 道 1 7 6 号 と 南 北 に 走 る 国 道 1 7 3 号 、 4 2 3 号 、 さ ら に 府 道 伊 丹 池 田 線 等 を 都 市 軸 と し て 、 交 流 ・ 連 携 を 促 進 し ま す 。
第 4 章 ま ち づ く り の 基 本 姿 勢
第 1 節 ま ち づ く り の 理 念 と 主 体
総 合 計 画 に 基 づ く ま ち づ く り を 進 め て い く に あ た り 、「 池 田 市 み ん な で つ く る ま ち の 基 本 条 例 」 の 原 則 の 下 、 ま ち づ く り の 基 本 理 念 、 主 体 お よ び 役 割 分 担 を 示 し て い ま す 。
1 . ま ち づ く り の 基 本 理 念
本 市 に お け る ま ち づ く り は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 基 本 理 念 と し ま す 。
① 市 民 、 市 議 会 お よ び 執 行 機 関 等 が 、 協 働 に よ り 行 う こ と 。 ② 市 民 、 市 議 会 お よ び 執 行 機 関 等 が 、 ま ち づ く り に 関 す る 互
い の 情 報 を 共 有 す る こ と 。
③ 市 民 の 自 主 的 ・ 自 立 的 な 参 画 お よ び 男 女 共 同 参 画 が 保 障 さ れ る こ と 。
④ 個 人 の 人 権 が 尊 重 さ れ る と と も に 、都 市 の 活 力 、自 然 環 境 、 生 活 環 境 お よ び 教 育 ・ 文 化 環 境 の 調 和 が 確 保 さ れ る こ と 。
2 . ま ち づ く り の 主 体 と 役 割 分 担
ま ち づ く り の 主 体 は 市 民 で あ り 、 市 民 と 市 議 会 、 執 行 機 関 等 が ま ち づ く り の 基 本 理 念 を 共 有 し 、 暮 ら し や す く 、 個 性 豊 か で 活 力 に 満 ち た 地 域 社 会 を 実 現 し て い く も の と し ま す 。
( 1 ) 市 民
く り に 自 由 か つ 平 等 に 参 画 で き る 権 利 を 有 す る と と も に 、 積 極 的 に 参 画 す る 責 務 を 有 し て い ま す 。
ま た 、 市 民 は 、 ま ち づ く り に 関 し 、 的 確 に 判 断 で き る よ う 、 必 要 な 情 報 を 知 る 権 利 が あ り ま す 。
( 2 ) 市 議 会
市 議 会 は 、 市 の 議 決 機 関 と し て 、 市 民 の 意 思 が 市 政 に 最 大 限 反 映 さ れ る よ う 調 査 し 、 監 視 す る よ う 努 め る こ と と し ま す 。
ま た 、 市 議 会 は 、 市 民 に 開 か れ た 議 会 運 営 に 努 め る こ と と し ま す 。
( 3 ) 市 議 会 議 員
市 議 会 議 員 は 、議 会 の 活 動 状 況 お よ び 市 政 の 状 況 等 に つ い て 、 市 民 へ 情 報 を 提 供 し 、 説 明 に 努 め る こ と と し ま す 。
ま た 、 市 議 会 の 責 務 を 遂 行 す る た め 、 常 に 自 己 研 鑽 を 行 い 、 施 策 の 提 案 や 提 言 を 行 う な ど 、 誠 実 に 職 務 の 遂 行 に 努 め る こ と と し ま す 。
( 4 ) 執 行 機 関 等
市 長 は 、 市 政 運 営 の 最 高 責 任 者 と し て 、 執 行 機 関 相 互 の 連 携 を 図 り 、 一 体 と な っ て 行 政 機 能 が 発 揮 さ れ る よ う 、 市 政 の 適 正 か つ 円 滑 な 運 営 に 努 め ま す 。
執 行 機 関 等 は 、 執 行 機 関 相 互 に 連 携 し 、 一 体 と な っ て 行 政 機 能 が 発 揮 さ れ る よ う 、 市 政 の 適 正 か つ 円 滑 な 運 営 に 努 め る と と も に 、 協 働 に よ る ま ち づ く り を 推 進 し ま す 。
す 。
( 5 ) 職 員
職 員 は 、 自 ら も 市 民 の 一 員 で あ る こ と を 自 覚 し 、 ま ち づ く り を 推 進 す る た め 、 常 に 自 己 研 鑽 に 努 め ま す 。
( 6 ) コ ミ ュ ニ テ ィ
コ ミ ュ ニ テ ィ と は 、 市 民 が 互 い に 助 け 合 い 安 心 し て 心 豊 か に 暮 ら す こ と の で き る 地 域 社 会 を 実 現 す る た め 、 自 主 的 に 結 ば れ た 組 織 を い い ま す 。
執 行 機 関 等 は 、コ ミ ュ ニ テ ィ に よ る ま ち づ く り を 支 援 し ま す 。 ま た 、 市 民 、 市 議 会 お よ び 執 行 機 関 等 は 、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 役 割 を 認 識 し 、 尊 重 し ま す 。
( 7 ) 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会
地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会 は 、「 池 田 市 地 域 分 権 の 推 進 に 関 す る 条 例 」第 4 条 に 規 定 す る 組 織 で す 。小 学 校 区 を 単 位 と し て 、 そ の 地 域 内 の 市 民 を 会 員 と し て 構 成 さ れ 、 地 域 内 に お い て 実 施 す る 必 要 が あ る 事 業 ( 廃 止 ま た は 見 直 し を 行 う 必 要 が あ る も の を 含 み 、公 共 の 利 益 を 害 す る お そ れ の あ る も の な ど を 除 く 。)を 市 に 一 定 の 枠 内 で 予 算 提 案 す る 権 限 を 有 し て い ま す 。
第 2 節 市 政 運 営 の 基 本 方 針
1 . 市 民 満 足 度 の 向 上
市 民 ニ ー ズ や 行 政 課 題 に 迅 速 に 対 応 で き る 組 織 体 制 の 整 備 や 人 材 の 育 成 等 を 積 極 的 に 進 め る と と も に 、 常 に 市 民 の 期 待 に 応 え 、 迅 速 か つ 丁 寧 で 的 確 な サ ー ビ ス の 提 供 に 努 め な が ら 、 生 活 者 の 視 点 を 重 視 し 、 市 民 ニ ー ズ の 把 握 と 創 意 工 夫 を 行 い 、 市 民 満 足 度 を 高 め る 行 政 運 営 を 推 進 し ま す 。
2 . 行 財 政 改 革 の 推 進
民 間 活 力 の 積 極 的 な 活 用 や 一 層 の 行 政 改 革 を 推 進 し 、 効 率 的 な 行 政 運 営 に 努 め ま す 。
ま た 、財 源 の 安 定 的 な 確 保 や 受 益 者 の 公 平 で 適 正 な 負 担 を 図 り 、 効 率 的 で 健 全 な 財 政 運 営 を 推 進 し ま す 。
3 . 住 民 自 治 の 推 進
市 民 や 地 域 の 自 ら の 選 択 、 決 定 、 責 任 に よ る 地 域 社 会 の 形 成 に 向 け 、 地 域 分 権 、 住 民 自 治 を 推 進 し ま す 。
ま た 、 市 民 、 地 域 、 関 係 団 体 、 行 政 等 が 果 た す べ き 役 割 分 担 を 明 確 に し 、 協 働 に よ る ま ち づ く り を 促 進 し ま す 。
4 . 透 明 性 の 高 い 、 分 か り や す い 行 政
各 種 施 策 な ど の 意 思 決 定 の 過 程 や そ の 内 容 、 市 政 の 課 題 な ど 行 政 活 動 全 体 に つ い て 、 市 民 へ の 積 極 的 な 説 明 責 任 を 果 た し 、 情 報 公 開 に 努 め る と と も に 、 多 様 な 広 報 媒 体 を 通 じ た 情 報 の 提 供 や 共 有 に 努 め ま す 。
第 5 章 将 来 像 達 成 の た め の 重 点 施 策
将 来 像 を 実 現 す る た め に 、 以 下 の 通 り 重 点 施 策 を 設 定 し ま す 。
1 . 地 域 分 権 で 進 め る ま ち づ く り
「 自 分 た ち の ま ち は 自 分 た ち で つ く ろ う 」 を 合 言 葉 に 、 平 成 1 9 年 ( 2 0 0 7 年 ) に 始 ま っ た 全 国 初 ・ 池 田 発 の 地 域 分 権 制 度 。 小 学 校 区 毎 に 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会 が 発 足 し 、 各 協 議 会 が 地 域 の 身 近 な 課 題 や 特 色 に 応 じ て 市 に 予 算 提 案 す る と い う 基 盤 づ く り の 数 年 間 を 経 て 、 今 で は 、 地 域 の 将 来 ビ ジ ョ ン を 策 定 し 、 そ れ を も と に ま ち づ く り を 進 め る 組 織 と し て 認 知 さ れ て き て い ま す 。
今 後 は 、 既 存 団 体 と の 連 携 や 幅 広 い 年 齢 層 へ の 浸 透 ・ 拡 大 を 図 り 、 予 算 提 案 の み な ら ず 、 市 と の 協 働 事 業 の 実 施 や 地 域 の 利 益 に 寄 与 す る と 考 え ら れ る コ ミ ュ ニ テ ィ ビ ジ ネ ス へ の 進 出 な ど 、 新 し い 公 共 の 中 心 的 な 担 い 手 と な る こ と が 期 待 さ れ て い ま す 。
「 地 方 分 権 」の 究 極 の 形 と し て 期 待 さ れ る 地 域 分 権 を 、「 池 田 市 み ん な で つ く る ま ち の 基 本 条 例 」 の 基 本 理 念 に の っ と り 、 市 民 と 市 の 協 働 に よ り さ ら に 発 展 さ せ て い き ま す 。
2 . 環 境 に や さ し い ま ち づ く り
大 都 市 近 郊 の 交 通 至 便 な 地 域 で あ り な が ら 、 自 然 に 恵 ま れ て い る の が 本 市 の 特 長 で す 。 こ の 豊 か な 自 然 環 境 を 守 り 生 か す た め 、 引 き 続 き 生 物 の 多 様 性 に 配 慮 し た 里 山 保 全 な ど に 努 め な が ら 、 環 境 保 護 と ま ち の 活 性 化 を 両 立 さ せ た ま ち づ く り を 行 っ て い き ま す 。
ギ ー の 推 進 、 新 エ ネ ル ギ ー の 導 入 を 図 る と と も に 、 環 境 に や さ し い ラ イ フ ス タ イ ル の 普 及 ・ 啓 発 を 図 り ま す 。
3 . 世 界 に 誇 れ る 安 全 で 安 心 な ま ち
震 災 や 集 中 豪 雨 な ど の 自 然 災 害 、 交 通 事 故 、 犯 罪 被 害 、 ま た 、 新 た な 感 染 症 な ど 、 私 た ち の 生 活 は さ ま ざ ま な 危 険 と 隣 り 合 わ せ で す 。 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 や 大 阪 教 育 大 学 附 属 池 田 小 学 校 児 童 殺 傷 事 件 と い う 悲 し い 体 験 を 持 つ 本 市 が め ざ す の は 、 こ れ ら す べ て の 危 険 に 対 応 で き る 体 制 が 整 え ら れ た 、 世 界 に 誇 れ る 安 全 で 安 心 な ま ち 「 イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル ・ セ ー フ テ ィ シ テ ィ 」 で す 。
行 政 や 市 民 、 地 域 団 体 等 に よ る パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 構 築 し 、 そ れ ぞ れ が 適 切 な 役 割 を 果 た す こ と に よ り 、 自 助 ・ 共 助 ・ 公 助 の 精 神 に 基 づ く 安 全 で 安 心 な ま ち づ く り を 進 め て い き ま す 。
4 .「 教 育 の ま ち 池 田 」 の 推 進
次 世 代 を 担 う 子 ど も た ち の 教 育 は 、 最 優 先 課 題 の 一 つ で す 。 少 子 高 齢 化 の 進 展 や 情 報 社 会 の 高 度 化 な ど 、 子 ど も た ち を 取 り 巻 く 環 境 は 目 ま ぐ る し く 変 化 し 、教 育 に お い て も 、教 育 内 容 の 改 善 や 、 教 育 環 境 の 整 備 等 が 求 め ら れ て い ま す 。
5 . 細 河 地 域 の 活 性 化
細 河 地 域 は 、 市 街 地 近 郊 で あ り な が ら 、 恵 ま れ た 自 然 と 伝 統 あ る 植 木 産 業 と い う 資 源 を 有 し 、 ま た 、 今 後 は 、 広 域 幹 線 道 路 の 整 備 に よ り 、 交 通 の 利 便 性 が さ ら に 高 い 地 域 へ と 変 貌 す る こ と が 予 想 さ れ て い ま す 。
そ こ で 、 産 業 ・ 流 通 業 務 な ど の 拠 点 と し て 需 要 が 高 ま る 地 域 特 性 を 生 か す と と も に 、 教 育 施 設 を 誘 致 し 、 地 域 に お い て 長 年 に わ た り 養 わ れ た 経 験 と 英 知 が 融 合 し 、 さ ら な る 技 術 発 展 や 連 携 ・ 協 働 な ど が 行 わ れ る よ う 働 き か け ま す 。
第 6 章 ま ち づ く り の 課 題 と 方 向 性
第 1 節 に ぎ わ い と 活 力 あ ふ れ る ま ち
■ ま ち づ く り の 課 題
● 本 市 の 都 市 機 能 の 中 心 と な る 「 都 市 核 」 お よ び 都 市 核 相 互 と 周 辺 地 域 を 連 結 す る 「 都 市 軸 」 の 整 備 な ら び に 活 性 化 が 必 要 と な っ て い ま す 。
● 池 田 ・ 石 橋 両 駅 周 辺 は 、 本 市 の 重 要 な 都 市 核 で す が 、 そ れ ぞ れ の 特 色 を 生 か し な が ら 都 市 間 競 争 に 対 応 で き る 商 業 基 盤 の 更 新 、 地 域 の 活 性 化 、 市 街 地 の 整 備 が 課 題 と な っ て い ま す 。 細 河 地 域 に つ い て は 、 恵 ま れ た 自 然 と 交 通 の 利 便 性 を 生 か し な が ら 、 多 角 的 な 活 性 化 を 図 る 必 要 が あ り ま す 。
● 大 阪 国 際 空 港 や 高 速 道 路 、 幹 線 道 路 か ら 生 活 道 路 ま で 、 交 通 ア ク セ ス 網 に 恵 ま れ て き た 本 市 で す が 、 新 た な 時 代 の 変 化 と 要 請 に 的 確 に 対 応 す る 必 要 が あ り ま す 。
● 産 業 構 造 の 大 き な 変 化 に 対 応 し た 商 工 業 活 性 化 策 、 農 園 芸 振 興 策 と 失 業 者 へ の 就 労 支 援 策 な ど 、 部 門 横 断 的 な 施 策 が 不 可 欠 と な っ て い ま す 。
■ ま ち づ く り の 方 向 性
1 . に ぎ わ い と 活 力 の 創 出
( 駅 周 辺 を 中 心 と し た 市 街 地 の 整 備 、 細 河 地 域 の 活 性 化 、 住 宅 の 充 実 、 観 光 の 振 興 )
性 化 に よ っ て 、 ま ち づ く り を 推 進 し ま す 。
● 池 田 駅 周 辺 で は 、 歴 史 的 文 化 的 資 産 に 加 え 、 求 心 性 の 高 い 民 間 施 設 が 開 設 さ れ て い る こ と か ら 、 公 の 仕 掛 け と 組 み 合 わ せ た 商 業 や 観 光 の 展 開 を 図 り ま す 。
● 石 橋 駅 周 辺 に つ い て は 、 景 観 や 防 災 、 身 近 な ま ち の 自 然 に も 配 慮 し な が ら 、 居 住 環 境 の 改 善 と 商 業 の 活 性 化 が 図 ら れ た ま ち づ く り を め ざ し て 、 整 備 を 進 め ま す 。
● 細 河 地 域 は 、 今 後 高 速 道 路 の 整 備 等 に よ り 、 交 通 の 要 衝 と な る と 考 え ら れ る こ と か ら 、 交 通 利 便 性 を 最 大 限 に 利 用 し て 、 流 通 ゾ ー ン を 設 け ま す 。 ま た 、 住 宅 や 商 業 施 設 、 教 育 施 設 の 招 致 な ら び に 農 園 芸 の 振 興 な ど を 総 合 的 に 行 い 、 自 然 と も 調 和 し た 活 性 化 を 図 っ て い き ま す 。
● 住 宅 に つ い て は 、少 子 高 齢 化 の 進 展 や 価 値 観 の 多 様 化 に 伴 い 、 多 様 な ラ イ フ ス タ イ ル へ の 対 応 や 安 全 で 安 心 な 住 環 境 が 求 め ら れ て い る こ と か ら 、 バ リ ア フ リ ー 化 や 耐 震 化 を 進 め る と と も に 、 環 境 に 配 慮 し た 住 宅 の 整 備 を 促 進 し ま す 。
● 本 市 に は 、 さ ま ざ ま な ミ ュ ー ジ ア ム や 、 五 月 山 公 園 を は じ め と す る 豊 か な 自 然 な ど 多 く の 観 光 資 源 が あ る こ と か ら 、 回 遊 型 、 散 策 型 な ど 多 様 な 魅 力 あ る 観 光 ル ー ト を 創 設 す る と と も に 、 伝 統 行 事 や イ ベ ン ト の 活 用 な ど に よ り 、 近 隣 を 含 め た 広 域 観 光 を 推 進 し ま す 。
2 . 交 通 ア ク セ ス 網 の 整 備
( 大 阪 国 際 空 港 の 活 用 、 道 路 網 の 整 備 )
な る 活 用 、 利 用 者 の 利 便 性 の 確 保 、 周 辺 整 備 を 進 め ま す 。 ● 道 路 に つ い て は 、 広 域 的 、 長 期 的 な 視 点 に 立 ち 、 幹 線 道 路 や
生 活 道 路 な ど そ れ ぞ れ の 果 た す べ き 役 割 に 応 じ た 整 備 を 行 う と と も に 、 環 境 や 福 祉 の 視 点 な ど 新 た な 時 代 の 要 請 に も 対 応 し て い き ま す 。
3 . 産 業 の 活 性 化
( 農 園 芸 の 振 興 、 商 業 の 活 性 化 、 工 業 の 振 興 、 労 働 者 施 策 の 推 進 )
● 農 業 で は 、 消 費 者 ニ ー ズ に 対 応 し た 安 全 で 安 心 な 農 産 物 の 販 売 を 推 進 す る と と も に 、 後 継 者 や 新 規 就 農 者 の 確 保 を 図 り ま す 。
● 商 業 で は 、 駅 周 辺 の 商 店 街 を 中 心 に 、 消 費 者 ニ ー ズ を 的 確 に 捉 え た 販 売 や 経 営 の 高 度 化 等 に よ り 地 域 ブ ラ ン ド を 確 立 し 、 郊 外 の 店 舗 も 含 め た 活 気 あ る 商 圏 を 形 成 し ま す 。
● 工 業 で は 、生 産 施 設 の 高 度 化 と 健 全 経 営 を 支 援 す る と と も に 、 先 進 性 ・ 独 自 性 の あ る 企 業 を 育 成 し ま す 。
● こ れ ら の 地 域 産 業 の 活 性 化 に よ り 、 就 労 機 会 を 増 や し 、 労 働 者 の 雇 用 の 促 進 ・ 安 定 化 を 図 る と と も に 、 就 労 困 難 者 の 就 労 支 援 を 行 い ま す 。
第 2 節 み ん な が 健 康 で い き い き と 暮 ら せ る ま ち
■ ま ち づ く り の 課 題
な ど 支 援 を 必 要 と す る 人 た ち を は じ め す べ て の 市 民 が 、 住 み 慣 れ た 地 域 で 安 心 し て 生 活 で き 、 社 会 進 出 を 進 め ら れ る 地 域 づ く り が 求 め ら れ て い ま す 。
● 少 子 化 が 進 行 す る 一 方 、 子 育 て コ ス ト の 増 大 な ど に よ り 子 育 て に 関 す る 不 安 感 が 高 ま っ て お り 、 ま た 、 共 働 き 世 帯 の 増 加 な ど に よ り 保 育 ニ ー ズ が 多 様 化 し て い る こ と か ら 、 子 ど も を 産 み 育 て や す い 社 会 環 境 の 整 備 が 求 め ら れ て い ま す 。
● す べ て の 市 民 が 健 康 で い き い き と 生 活 で き る よ う に 、 健 康 づ く り に 対 す る 支 援 が 一 層 重 要 と さ れ 、 ラ イ フ ス テ ー ジ に 応 じ た 保 健 事 業 の 充 実 が 必 要 と さ れ て い ま す 。
● 市 立 池 田 病 院 を 中 心 と し た 医 療 の 充 実 と 連 携 体 制 の 強 化 、 そ れ を 支 え る 医 療 保 険 制 度 の 安 定 的 な 運 営 が 求 め ら れ て い ま す 。 ● 人 権 に 関 す る 法 整 備 の 進 展 に 伴 い 、 差 別 問 題 の 解 決 に 向 け た
取 り 組 み が 進 め ら れ 、 一 定 の 成 果 を 上 げ て い ま す が 、 今 日 の 差 別 事 象 の 形 態 は 多 様 化 、 複 雑 化 し て い ま す 。 ま た 、 性 別 に よ る 役 割 分 担 意 識 の 解 消 に は 至 っ て お ら ず 、 こ れ ら の 解 決 に 向 け た 取 り 組 み が 求 め ら れ て い ま す 。
■ ま ち づ く り の 方 向 性
1 . 福 祉 の 充 実 と 子 育 て し や す い 環 境 づ く り
( 福 祉 社 会 の 推 進 、 高 齢 者 福 祉 ・ 介 護 の 充 実 、 障 が い 者 福 祉 等 の 充 実 、 少 子 化 へ の 対 応 と 子 育 て 支 援 、 生 活 自 立 支 援 の 充 実 ) ● 市 民 や 団 体 に よ る 福 祉 活 動 等 を 通 じ て 、地 域 で 互 い に 見 守 り 、
支 え 合 う 体 制 を 整 備 し ま す 。
が い を 持 っ て 生 活 で き る よ う な 仕 組 み を 構 築 し ま す 。
● 障 が い 者 ( 児 ) に つ い て は 、 社 会 参 加 と 自 己 実 現 を 図 り 、 生 活 の 質 を 高 め る こ と が で き る よ う 、 就 労 支 援 や 福 祉 サ ー ビ ス を 充 実 す る と と も に 、 発 達 障 が い な ど 近 年 制 定 さ れ た 法 に か か る 障 が い 者 ( 児 ) に 対 す る 支 援 体 制 を 整 備 し ま す 。
● 子 ど も を 安 心 し て 産 み 育 て る こ と が で き る よ う 、 保 育 サ ー ビ ス や 経 済 的 支 援 を 充 実 す る と と も に 、 虐 待 の 防 止 や 地 域 で の 見 守 り 等 、社 会 全 体 で 子 ど も た ち を 育 て る 環 境 を 整 備 し ま す 。 ● 生 活 困 窮 者 に つ い て は 、 経 済 的 自 立 や 生 活 基 盤 の 確 立 の た め
の 支 援 を 充 実 し ま す 。
2 . 生 涯 を 通 し た 健 康 づ く り の 推 進
( 保 健 衛 生 の 充 実 、 市 立 池 田 病 院 を 拠 点 と し た 地 域 医 療 体 制 の 充 実 、 み ん な で 支 え る 医 療 保 険 )
● す べ て の 市 民 が 健 康 で い き い き と 生 活 で き る よ う 、 健 康 増 進 お よ び 保 健 サ ー ビ ス の 拠 点 で あ る 保 健 福 祉 総 合 セ ン タ ー を 中 心 に 、 各 ラ イ フ ス テ ー ジ に 応 じ た 保 健 事 業 を 総 合 的 に 展 開 す る と と も に 、 市 民 の 自 主 的 な 健 康 づ く り を 支 援 し ま す 。 ● 地 域 医 療 に つ い て は 、 市 立 池 田 病 院 に お い て 、 医 療 体 制 の 確
立 や 専 門 外 来 の 拡 充 な ど 診 療 機 能 の 充 実 を 図 る と と も に 、 安 定 し た 経 営 基 盤 づ く り を 進 め ま す 。 ま た 、 地 域 の か か り つ け 医 や 各 種 専 門 機 能 を 持 つ 病 院 な ど と の 連 携 強 化 を 図 り 、 地 域 全 体 で 安 定 し た 医 療 機 能 を 提 供 で き る 体 制 を 構 築 し ま す 。 ● 医 療 保 険 制 度 に 対 す る 市 民 の 意 識 を 高 め 、 医 療 費 の 適 正 化 等
3 . 人 権 尊 重 の ま ち づ く り
( 人 権 尊 重 の 推 進 、 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 )
● 市 民 が 主 役 の 「 人 権 を 大 切 に す る ま ち づ く り 」 を 推 進 す る た め 、 市 民 の 人 権 意 識 を 高 め る と と も に 、 人 権 擁 護 、 救 済 の 取 り 組 み を 推 進 し ま す 。
● 男 女 が 互 い の 人 権 を 尊 重 し 、 多 様 な 個 性 や 能 力 を 発 揮 で き る 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 を 図 る た め 、 社 会 の あ ら ゆ る 分 野 へ の 男 女 の 参 画 を 促 進 し 、 ま た 、 仕 事 と 生 活 の 調 和 を 図 る な ど 多 様 な 生 き 方 の 支 援 や 、 ド メ ス テ ィ ッ ク ・ バ イ オ レ ン ス 被 害 者 を 支 援 す る た め の 環 境 整 備 に 努 め ま す 。
第 3 節 人 、 環 境 に や さ し い 安 全 ・ 安 心 な ま ち
■ ま ち づ く り の 課 題
● 地 震 や 豪 雨 、 土 砂 災 害 な ど の 自 然 災 害 に 加 え 、 都 市 構 造 の 変 化 や 地 球 温 暖 化 に よ り 、 災 害 は 複 雑 多 様 化 し 、 こ れ ら に 対 応 す る 災 害 に 強 い ま ち づ く り が 求 め ら れ て い ま す 。ま た 、安 全 ・ 安 心 に 対 す る 視 点 か ら 、 自 助 ・ 共 助 ・ 公 助 の 役 割 分 担 を 踏 ま え た 市 全 体 で の 体 制 づ く り と 行 動 が 求 め ら れ て い ま す 。 ● 本 市 の 恵 ま れ た 自 然 環 境 を 生 か し た 総 合 的 な 施 策 の 推 進 と 、
地 球 環 境 に や さ し い 社 会 づ く り が 求 め ら れ て い ま す 。
● 安 心 し て 暮 ら せ る よ う に 、 市 民 生 活 を 支 え る 施 策 の 充 実 が 必 要 と な っ て い ま す 。
■ ま ち づ く り の 方 向 性 1 . 安 全 な ま ち づ く り
て 快 適 に 移 動 で き る ま ち づ く り )
● 災 害 発 生 時 に お け る 被 害 の 軽 減 を 図 る た め 、 治 山 ・ 治 水 事 業 や 都 市 構 造 の 不 燃 化 ・ 耐 震 化 を 進 め る と と も に 、 緊 急 避 難 施 設 の 整 備 や 緊 急 物 資 の 確 保 、 消 防 の 広 域 化 や 消 防 団 ・ 自 主 防 災 組 織 の 育 成 、 情 報 収 集 ・ 伝 達 体 制 の 確 立 な ど を 行 い 、 災 害 に 強 い ま ち づ く り を 推 進 し ま す 。
● 誰 も が 移 動 し や す い ま ち づ く り を 進 め る た め 、交 通 施 設 の「 ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 」 に 配 慮 し た バ リ ア フ リ ー 化 や 公 共 交 通 機 関 の 充 実 、歩 行 者 や 自 転 車 に や さ し い 道 路 整 備 な ど を 行 い 、 安 全 で 安 心 な 交 通 体 系 を 構 築 し ま す 。
● 行 政 や 市 民 、 地 域 団 体 等 に よ る パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 構 築 し 、 協 働 ・ 連 携 ・ 協 力 し て 、 世 界 に 誇 れ る 安 全 で 安 心 な ま ち 「 イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル ・ セ ー フ テ ィ シ テ ィ 」 を め ざ し ま す 。
2 . 環 境 を 重 視 し た ま ち づ く り
( 環 境 に や さ し い ま ち づ く り 、 良 好 な 自 然 環 境 を 生 か し た ま ち づ く り )
● 新 環 境 基 本 計 画 に 基 づ き 、 市 の す べ て の 施 策 を 環 境 の 観 点 か ら 捉 え 直 し 、 総 合 的 な 施 策 を 推 進 し ま す 。
● 地 球 温 暖 化 防 止 や 温 室 効 果 ガ ス の 排 出 抑 制 に 向 け て 、 省 エ ネ ル ギ ー の 推 進 、 新 エ ネ ル ギ ー の 導 入 を 図 る と と も に 、 環 境 に や さ し い ラ イ フ ス タ イ ル の 普 及 ・ 啓 発 を 図 り ま す 。
● 市 民 に よ る ま ち の 美 化 活 動 を 促 進 し 、 地 域 環 境 の 向 上 を 図 り ま す 。
● 本 市 の 環 境 の 実 態 を 的 確 に 把 握 す る た め 、 大 気 や 水 、 野 生 生 物 等 の モ ニ タ リ ン グ を 継 続 ・ 充 実 し ま す 。
● 市 民 の 宝 で あ る 五 月 山 の 緑 や 猪 名 川 の 清 流 を は じ め と す る 豊 か な 自 然 環 境 を 守 り 、 よ り 良 く し て い く た め 、 引 き 続 き 生 物 の 多 様 性 な ど に 配 慮 し た 里 山 保 全 な ど に 努 め ま す 。
● 良 好 な 環 境 を 守 り つ つ 、 市 民 か ら 親 し ま れ る 水 辺 空 間 や う る お い の あ る 都 市 空 間 を 整 備 す る と と も に 、 市 民 の 憩 い の 場 お よ び 避 難 場 所 と し て の 公 園 ・ 緑 地 の 整 備 を 図 り ま す 。
3 . 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち づ く り
( 上 水 道 事 業 の 充 実 、 下 水 道 事 業 の 充 実 、 消 費 生 活 の 充 実 、 安 心 し て 任 せ ら れ る 葬 儀 )
● 上 水 道 に つ い て は 、 災 害 に 強 い 施 設 へ の 更 新 や さ ら な る 水 質 管 理 体 制 の 整 備 、 経 営 基 盤 の 強 化 等 に よ り 、 安 全 な 水 の 安 定 し た 供 給 を 図 り ま す 。
● 下 水 道 に つ い て は 、 汚 水 と 雨 水 の 分 流 化 を 計 画 的 に 進 め る と と も に 、 防 災 面 で の 機 能 強 化 を 図 り ま す 。 ま た 、 高 度 処 理 施 設 の 早 期 完 成 や 下 水 汚 泥 の 有 効 利 用 等 に よ り 、 総 合 的 な 環 境 負 荷 の 低 減 を 図 り ま す 。
● 消 費 生 活 セ ン タ ー の 相 談 体 制 の 充 実 や 消 費 者 へ の 啓 発 、 地 域 に お け る 消 費 者 リ ー ダ ー の 育 成 等 に よ り 、 消 費 者 ト ラ ブ ル の 未 然 防 止 や 拡 大 防 止 を 図 り ま す 。
の 対 応 を 進 め ま す 。
第 4 節 み ん な で つ く る 分 権 で 躍 進 す る ま ち
■ ま ち づ く り の 課 題
● 行 政 サ ー ビ ス に 対 す る 市 民 の ニ ー ズ が 多 様 化 し 、 個 性 豊 か な 地 域 づ く り の た め に 地 域 の こ と は 地 域 で 決 定 し 、 責 任 を 負 う と い う 地 域 分 権 の 確 立 が 求 め ら れ て い ま す 。
● 都 市 化 や 少 子 高 齢 化 、 ラ イ フ ス タ イ ル の 多 様 化 な ど に よ り 、 地 域 住 民 の つ な が り が 希 薄 化 す る 中 、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 が 求 め ら れ て い ま す 。
● 公 益 活 動 団 体 や ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 が さ ま ざ ま な 分 野 で 活 動 し て い ま す が 、 自 立 化 や 団 体 間 の 連 携 、 市 民 へ の 活 動 の 広 が り 等 が 課 題 と な っ て い ま す 。
■ ま ち づ く り の 方 向 性 1 . 地 域 分 権 の 推 進 ( 地 域 分 権 の 推 進 )
● 本 市 で は 、 市 民 が ま ち づ く り の 主 体 で あ り 、 市 民 と 市 議 会 、 行 政 が ま ち づ く り の 考 え 方 を 共 有 し 、 暮 ら し や す く 、 個 性 豊 か で 活 力 に 満 ち た 地 域 社 会 を 実 現 す る た め 、「 池 田 市 み ん な で つ く る ま ち の 基 本 条 例 」 を 最 高 規 範 と し た ま ち づ く り が 行 わ れ て い ま す 。
ィ に お い て 、 市 民 が 主 体 的 に ま ち づ く り を 行 う こ と を め ざ す も の で あ り 、 現 在 、 各 小 学 校 区 に 設 置 さ れ た 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 推 進 協 議 会 を 中 心 と し た 活 動 が 行 わ れ て い ま す 。
● 今 後 は 、 制 度 に 対 す る 認 知 度 を よ り 高 め 、 市 民 の 積 極 的 な 参 加 を 促 進 す る と と も に 、 協 議 会 が 長 期 的 な 視 野 に 立 ち 、 多 様 な 活 動 の 実 施 主 体 と な れ る よ う 体 制 の 充 実 を 図 っ て い き ま す 。
2 . コ ミ ュ ニ テ ィ 、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 の 活 性 化 ( コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 、 公 益 活 動 の 促 進 )
● 地 域 に お け る 活 動 の 基 盤 と し て 、 地 域 住 民 の つ な が り を 強 化 す る こ と が 重 要 で あ る こ と か ら 、自 治 会 や 町 内 会 、子 ど も 会 、 婦 人 会 、 老 人 会 、 自 主 防 災 組 織 な ど の コ ミ ュ ニ テ ィ へ の 市 民 の 参 加 を 促 進 し ま す 。
● 進 展 す る 少 子 高 齢 化 や 複 雑 化 す る 災 害 へ の 対 応 、 多 様 化 す る 市 民 ニ ー ズ 等 に 応 え る た め 、 公 益 活 動 団 体 や ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 の 育 成 ・ 支 援 を 図 っ て お り 、 今 後 も 団 体 の 自 立 を 支 援 す る と と も に 団 体 間 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 を 進 め ま す 。
第 5 節 豊 か な 心 を 育 む 教 育 と 文 化 の ま ち
■ ま ち づ く り の 課 題
● 少 子 化 が 進 展 す る 中 、 学 校 教 育 、 地 域 教 育 、 社 会 教 育 を ト ー タ ル に 進 め て い く と と も に 、 相 互 に 連 携 す る こ と で 教 育 効 果 を 高 め る 必 要 が あ り ま す 。