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環境報告書 2010Ⅱ 事業活動にともなう環境配慮
これまでに培ったプラント建設の知見を活かして進める投資事業における環境配慮、 そしてエンジニアリングを支える研究開発業務における環境配慮についてご報告します。
投資事業および研究開発における環境配慮
日揮グループは、EPC事業に加え、事業者としてインフラ事 業(造水・発電)、資源開発事業(石油・ガス・資源開発)、 CDM事業、新エネルギー開発事業(バイオエタノール、石炭 改質)、触媒・ファイン製造事業などを実施しています。 これら投資事業は基本的に
・社会インフラ基盤の整備
・地球規模、あるいは実施地域における環境改善 ・エネルギー利用効率の改善
を念頭に置いた活動となっています。
事 業の実 施に際しては、事 業化 調査の段階から、当該国 または 地 域における環 境 規 制および 国 際 金融 公社(IFC: International Finance Corporation)で定められた環境基 準を念頭に置き、検討を進めています。
たとえば、U.A.E.やサウジアラビアで運営中の造水・発電事 業では、詳細な環境影響評価を実施し、上述の環境基準お よび規制を順守しています。
投資事業
このように、日揮グループの投資事業は、事業パートナーと 共に、環境配慮を通じて事業価値の向上をもたらしていくと いう基本姿勢に基づいています。
日揮は茨城県大洗町の技術研究所において、主に実験による 研究開発業務を実施しています。
技術研究所内の実験で使用した排水は、排水処理装置を通し てろ過・吸着・中和などの処理を行い、自主管理基準と法令・ 法規を順守し、環境基準に適合した形で排出しています。ま た、放射性同位元素を使用する管理区域からの排水は、実 験廃液や手洗い排水発生量の低減に努めるとともに、イオン 交換・ろ過・吸着・濃縮などの処理をして、管理区域内で再 使用し、管理区域外への排水は一切行っていません。 さらに、管理区域からの排気は、高性能HEPAフィルターを 通過させた後、連続モニタリングを行い、定められた放出管 理基準に適合していることを確認後、放出しています。 技術研究所内で発生する産業廃棄物については、廃棄物の 削減と分別を実践し、産業廃棄物処理基準に従って処理してい ます。
研究開発
造水・発電プラント(U.A.E. アブダビ)