• 検索結果がありません。

繝悶Λ繧ク繝ォ縺翫h縺ウ繧「繝ォ繧シ繝ウ繝√Φ縺ォ縺翫¢繧区律邉サ霎イ讌ュ遘サ菴剰鬟溽函豢サ縺ィ螳カ險郁イサ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "繝悶Λ繧ク繝ォ縺翫h縺ウ繧「繝ォ繧シ繝ウ繝√Φ縺ォ縺翫¢繧区律邉サ霎イ讌ュ遘サ菴剰鬟溽函豢サ縺ィ螳カ險郁イサ"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ブラジルおよびアルゼンチンにおけ

る日系農業移住者の食生活と家計費

佳山良正

日本の股家の家計費は腔裳所御の増加にともない年を堆加を示しており、1164年度の

平均農家ノワテイ!】は665.700円でb家計喪の干均は58q200円、農家経済余剰Ba500

円を示している。そして家訓澱中炊食費は211,900円で。エンゲル係数は56.5箔であ る。すなわち消費支出全体の問をDのなかで.食生活の水準はそれほど上昇していないが,

その内容は徐々に変化を示している。飲食費のうら40鉛が穀類であって.これか年々低下を

基ている(1,65年61筋)。これに対して魚介,肉卵乳①禰践が次第に燗加しているの がその主な内容変化である。魚介肉卵乳が墹加c途をたどっているが、をだ1a6筋にす ぎない。穀類いも類依存率を国際比較すると70-80妬パキスタン。タイワン,フィリ ピン、トルコ.60-70缶.イント$日本.セイ■ン.50-60詔.ペルー.チリー, 南アフリカ.ギリシャ.メキシコ.ブラジル.イタリア.40-50詔.スペイン。アルゼ ンチン.フランス。フィンラン院50-40詔,オーストラリヤ.スイヱ.オランダ,ノ ールウエー.イギリス・オーストリアの上うである。日本は蚕だ般物いも類依存率が聞く. ブラジルは50-60名のCユas、に,アルゼンチンは40-50笏のCユaBsに入ってい る。一万動物蛋白質の場合の比較は.10括以下という低率の国は中近東インド、フィリ ピン.10-20筋はトルコ.日本.ペルー。ギリシヤ。スペインoポルトガル6イタリア. メキシコ.ブラジル,イスラエル、20-50妬はコロンビア,耐アフリカ.50-40妬 アルゼンチン、オーストリア.スイス.西ドイツ,フィンランド、40扮以上はアメリカ. ノルウェー.イギリス.アイルラント。bスウェーデン。オーユトラリア.カナダ,デンマー ク.ニューゾーラン院に裂ろエゥにブラジルの動物蛋白質依存胚は低いが.アルゼンチンは 50-40筋のmassに入る。 しかしブラジルの場合は広大の国土に8000万人の国民が分散しており、北伯。中伯。 南伯の国民所19水準が異ない北伯.刺上伯の貧困に比して南伯はかなり高い水地を示して いるた垣比較的平均化された日本の場合とはその内容が異なる。主允日本の場合魚介類の占 -85-

(2)

ブラジルおよびアルゼンチンにおける 日系農業移仙富i5の食生活と家計幽 める比麹E商いのに比してブラジルの場合,魚介類の摂取は著しく少ない。従って摂取アミ ノ酸の爾成が異なるだろう。主たる国の1人当り家畜数は,日本0.062鴎インド0.65 頭.アメリカ1.0フ韓ブラジル2.07蝋.イギリニ0.45畝・イタリア0644頭.フラン ス0.81頭.オーユトラリア1655鰯ソ連15.15頭で.日本の場合如何に牛の頭数が 少ないか再A蕊hでき工う。 以上のエゥに澱粉質食品と動物性蛋白質の依存率を国際比較して匙ると.日本とブラジルは 比較的接近したCユaBBにあり,日本とアルゼンチンはかなり距つたCユaBBにあることが わかる。従って蛋白質源の樽成に相違があるとしても.ブラジルで営鍵する日系隆家あるい は一般日系人の食生活は、日本とそう大きな迎いがたいことが容易に推測し得るのである。 移住初期の人々が翰昼はコメを炊いて1片の塩幽をあぶって湯かけ,水かけで食聯をナ させ.夕は没枌団子の塩汁に豚脂1匙という生活も既に昔語りにたった今日。どのような食 生活をしているであろうか。食生活は生活水地の指標にもたろうが、営捌&形態によって大き く変わる。ブラジルの禍合おおよそ地域的に営lAt形態が注と注っているから。食生活は地域 によって又変jhbが染られる。マツトグロツソ州のカンポクランデ(コメ・ソサイ.塾劉)ド ラードス(コーヒー)ロロンドノポリス(コメ)リオクランデドエール州のポルトアレグレ (ソサイ.采樹,花卉・コメ)ノルデステのレシーフニ(養鶏)クピシェツク植民地(iHi鶏 ソサイ)ノルテのトメアスー(コショウ)グアマ(キャベツ.コショウ)マナウス(コショ ウ.ソサイ.i蟻9ルパラナ州のウライ(コメ,ラッカセイ.ラミー.ワク)アサイ(ラッ カセイ・ワタ・コメ)マリアルパ(コーヒー)ローランジヤ(コーヒー)ウムアラマ(雑穀) クアイラ(雑穀,ハッカ)クラシオザ(トマト・鍵溺)カストロ(パレイシロ)サンパウロ 州のソロカパナ地かプレゾデンテプルデンテ(コメ,ラッカセイ.畜産)プ・プエンセヱ

ラウ(ラッカセイ・コメ・ワタ・畜産)オウリニヨス(呆榔コーヒー,ラッカセイ,養鶏)

ノロエニテ地方のアリアンサ(コメ、雑鋤畜産)チエテ(雑穀,茜産)パウリスタ延長線 沿線のパストス(養鶏)イラプルー(コメ、ラッカセイ)アララクアラ線沿線のグアタパラ (養熟・コメ)モンテアルト(コメ.果樹)ジヤーレニ(コメ)パレツトス(コメ)レジヱ トロ(チヤ)タピライ(チヤ)中央線沿線のモジダスクールゼエ(ソサイ・果樹)スザノ( 果樹.ソサイ.花卉)ジヤカレイ(ソサイ)サンパウロ市近郊のインダイアツーパ(トマト ソサイ)イクチーパ(パレインロ) -86-

(3)

例えばパレイシロ栽培鍵家の多いイタチーパやカストロでは.パレインロ価格が低迷して

いたため,高臓しつgけた肥料費その他の経営鍵が大きく稀さ染,赤字Ljt家を多くみたが,経

営劇模が大きく生活水単も高いので.農家所得の増滅に食生活が影響を梁ていない。しかし

ローランジヤ.マリアルパのコーヒー・コロノや歩合作鍵家は.腱家所符の増減が食生活に直

結している。地域的にみるとサンパウロ市近郊およびサンパウロ州奥地では必ずしも純収益

c増tUtに影辱されておらず,とくに奥地の1日移住者の燭台は.長い営鍵生活の背景をもって

いるから窪ビォが不鋼であるからといって直ちに家針を削減するわけにはいかぬ事傭にあるこ

とが分る。しかしこれに反して開拓前線の健家では純収益の墹減と家g蹟は密に関連してお り,経営不綱の際は直ちに家計を切bつめている。そして組収益と家計変の相関値0.511

と純収益と家針慨の相関値0.564とが相接近しているのに対して,サンパウ■州奥地では

祖収益に対する相関は『-0.875を示し,著しく高いが、純収益との間は低い。つ古,経 営が大きいため粗収益は大きく、その規模に従って家計BHも増減しているので.純収益とは あ室D関係していないのである。 く1人当り接取カロリーと蚤白浪、 靖大の摂取カロリーはモジダユクルーゼスの僅家で1日当b3,667カロリー.最少はパ ラナ州クルチーパ市近郊のソサイ農家の1,,7,カロリーであった。蛋白質は伺嫌にモジダ ヱクルーゼスの腱家で1日当り,4.89,最少はノルデズテのレシーフニ市近郊の譲鶏農家 で4a51であった。 以上の摂取戯は日本の隆家と比較した場合どの位遡にあるかについては.1964年度の 農林省統計を基礎に計算すると1日当り2.215カロリー.70.61がその平均である。こ の世は.ブラジルの日系農家の地域的比較において,カロリーでは35地」或中25位レジス トロ(茶)と26位パユトヱ(養鶏)の間に入る。そしてとの両地区は最も日本人の密度の 、、 高い地区であり,食生活がより日本的であることを蕊響きしている。しかしカロリー「11砂とう 上り探る分がブラジルの勘合異常に多く.日本の甥合1人当り年平均5KFであるのに対して 、、 20.8K,を示し.4倍も多いのか特歓である。従って年IlH砂とうの墨から72040カロリ ーを得ていることになる。これは全摂取カロリーの8.5笏に当っている。その他菓子を含め 、、 るとさらに墹加するが.砂とうi自費の大醗分はコーヒー用であって.いかにコーヒーを愛好 するかあるいは習仙化されているかこの数字から推測し側エう。戎允目立つものとして化 グ -87-

(4)

ブラジルおよびブルゼンチソ徳おけ る日系農業移住者の食生活と家計饗

学調味1s}・使用冠か日本に比較して篭かに多くが鮒異`的である。鍵家によっては1人1鋼111

1K,という数字を孟ている。つ性bあらゆる料理にこれを使用しているエうである。そして 概して移住後の年数の若い腱家は少なく,古い腱家が多い。 エンゲル係数価ついてはサンパウロ市より距ろほどi闘いが。アサイ.ウライ,パストヱな どの1日移住者が安定した生活に入っているところの係jHXは40諸代に保たれている。そして ポルトアレクレ市のkうな大都市周辺の農家でも移住歴か浅く、処設途上の農家の多いとこ ろでは家計鍵が腱家所側に較べて低く、かつエンゲル係数が高い。つ在りできるだけ耶莱の

拡張のために滴既水準を抑えて賢本の蓄積をはかっていることが推測される。一万鰯Iitl線で

あるロンドノポリス周辺の腱寂は.耕地エリの収入は比紋的少なく、従って家計費か腱鍍所 褐を僅かに上回っているが.自然物採集あるいは狩猟にエる生献も可能であり、単身又は夫

斐のみという小家族の軽捷さもあって案外安泰を生計か営宣れている・農家所1Wの最大はカ

ストロ地区のパレインロ生j産者であるか.サンパウロ市近郊のイタチーパのパレイジコ生産

者と異なり.大規模多角経営の自作農かt1M在し、その生活水耶も高く,平均家針愛も鰻高を

示している塾腱家所何の大きなチエテの場合は.大規模経営者か多く.肉用牛経営あるいは ワタ作が主であるが、奥地であるため意外にエンゲル係数が岡<、生月t費も少額にとど左っ ている。 農家所測の少左いコーヒー・コロノなどの判合は時に家計費自給率は50筋を超えている。 すなわちマリアルパ地区のコーヒー風契約腱の1例では跳家所1961Z,00クルゼーロス 家族負担家計礎622500クルゼーロスで.所打を世かに超えており,エンゲル係数は68. 5拓.家:綴自給率5ZBろという蔚乏生活に甘んじている。全体的に平均するとブラジル の日系農家のエンゲル係致は58.1妬で.日本の農家●565妬よりかなり高い。それは開 拓途上の壁家あるいは密産経営部門その他への噸業拡張のための衝力の蓄積に懸命であるか. あるいはコーヒーその他の減収により生活を緊縮せざるを19なかった1めである。 日本の農家の場合、所凋の上昇にともなう家針慨の墹加がみられるが.ブラジルの場合.

,所19階層別に典家の家針聾を分析提示するのは当左符ていない。それは地域あるいは営農

形態による差がむしろ強く反映しているからである。例えばアサイ.ウライあるいはロンド リーナの工うな日系人密度の高い地区では.みそ.し上うゆ.とうふ.油幾うどんなど日 本人の好む食品が容易に蹴入でき.従って食生活は日本・場合と大差ない・しかし一方でプ -88-

(5)

ラジル政府経fifの植民地に入樅している人を.あるいは開拓前線に入っている人越は。自ら 接する人もブラジル人であり、生活様式はブラジル式になり.食生活も藩し<変化をとも土 っている。 <了ルゼンチンのクアルアペー移住地の場合>

飲企強か生針澱・大部分で.極端なものは,5筋のエンゲル係数を示し.係数の低いもの

でも60筋を占めているか.開拓地には上〈匙られる現象である。飲食鍵'1コ目立つのは.米

食と睡鷺同jjtの粉食を-嫌にとっていることで.小麦生産国のil熱が日本人移鱈ifの食生活

にもおエんでいるよ,である。 家針鍵は5-6人家族でほ笛8.000~2000ペソでほN20d800~23,400円が 、、

1カ月分である(1964年7月22日1ドル=158ペソ)。砂とう0.ヒプラジルでは60

彫当り約2,000円であったか.アルゼンチンでは2,880ペソ(Z488円)である。牛

肉は1町当り85ペソ(221円)で.ブラジルよりやや尚ゆった(ブラジルの平均160

円)。

この移注地Cl;Ir高は年11H11,.,88ペソ(6人家族).蝦低は24,000ペソ(5人と

5人)であった(20戸の調査例中)。そして平均は62,656ペソで.、平均、f郷54.405

ペソをかたり上回っている。こ。移住地は現缶喪柑栽培僕か安定してきており.クパーな

ど1』F生作を主とする農家が次第に掻出しつつあるとIBMいているか.永年の隆莱投囲IC上で

戸主が営腱意欲旺盛な農家ほど安定への速度が早い主うである。 -89-

参照

関連したドキュメント

を行っている市民の割合は全体の 11.9%と低いものの、 「以前やっていた(9.5%) 」 「機会があれば

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

17‑4‑672  (香法 ' 9 8 ).. 例えば︑塾は教育︑ という性格のものではなく︑ )ット ~,..

その問いとは逆に、価格が 30%値下がりした場合、消費量を増やすと回答した人(図

すなわち, 法律専門の補助またはサービスから完全に行える

平成 28 年度は第2SC