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意見書(全文) (ファイル名:70703.pdf サイズ:3.14MB)

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平 成 2 6 年 度

枚方市決算審査意見書

基 金 の 運 用 状 況 に 関 す る 調 書 審 査 意 見 書

枚 方 市 監 査 委 員

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‐目 1‐ §目 次§ Ⅰ.一般会計・特別会計 第1.審 査 の 対 象 ……… 4 第2.審 査 の 方 法 ……… 4 第3.審 査 の 期 間 ……… 4 第4.審 査 の 結 果 ……… 4 第5.決 算 の 概 要 ……… 5 1.一般会計及び各特別会計決算の状況 ……… 5 2.収 支 に 現 れ な い 要 素 ……… 8 第6.総 括 ……… 11 1.一般会計及び各特別会計について ……… 11 2.今後の見通し及び意見について ……… 12 (一 般 会 計) 第7.一 般 会 計 ……… 17 1.収 支 の 状 況 ……… 17 2.歳 入 ……… 17 ⑴歳 入 の 概 要 ……… 17 ⑵歳 入 の 収入 状 況 ……… 20 第1款 市 税 ……… 20 第2款 地 方 譲 与 税 ……… 25 第3款 利 子 割 交 付 金 ……… 25 第4款 配 当 割 交 付 金 ……… 25 第5款 株式等譲渡所得割交付金 ……… 25 第6款 地 方 消 費 税 交 付 金 ……… 26 第7款 ゴ ル フ 場 利 用 税 交 付 金 ……… 26 第8款 自 動 車 取 得 税 交 付 金 ……… 26 第9款 地 方 特 例 交 付 金 ……… 26 第10款 地 方 交 付 税 ……… 26 第11款 交通安全対策特別交付金 ……… 27 第12款 分 担 金 及 び 負 担 金 ……… 27 第13款 使 用 料 及 び 手 数 料 ……… 28 第14款 国 庫 支 出 金 ……… 29 第15款 府 支 出 金 ……… 30 第16款 財 産 収 入 ……… 31

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‐目 2‐ 第17款 寄 附 金 ……… 32 第18款 繰 入 金 ……… 32 第19款 諸 収 入 ……… 33 第20款 市 債 ……… 33 第21款 繰 越 金 ……… 34 3.歳 出 ……… 36 ⑴歳 出 の 概 要 ……… 36 ⑵歳 出 の 性 質 別 構 成状 況 ……… 37 ⑶翌 年 度 繰 越 事 業 状 況 ……… 43 ⑷歳 出 の 執行 状 況 ……… 44 第1款 議 会 費 ……… 44 第2款 総 務 費 ……… 44 第3款 民 生 費 ……… 44 第4款 衛 生 費 ……… 45 第5款 農 林 水 産 業 費 ……… 46 第6款 商 工 費 ……… 46 第7款 土 木 費 ……… 46 第8款 消 防 費 ……… 47 第9款 教 育 費 ……… 47 第10款 公 債 費 ……… 48 第11款 諸 支 出 金 ……… 48 第12款 予 備 費 ……… 49 (特 別 会 計) 第8.国民健康保険特別会計 ……… 53 第9.土 地 取 得 特 別 会 計 ……… 62 第10.自動車駐車場特別会計 ……… 63 第11.財 産 区 特 別 会 計 ……… 66 第12.介 護 保 険 特 別 会 計 ……… 68 第13.後期高齢者医療特別会計 ……… 74 第14.母子寡婦福祉資金貸付金特別会計 ……… 76 (参 考 資 料) 1.一 般 会 計 実 質 収 支 の 5 か 年 の 推 移 ……… 80 2.一 般 会 計 歳 入 の 5 か 年 の 推 移 ……… 82 3.一 般 会 計 歳 出 の 5 か 年 の 推 移 ……… 84 4.一般会計歳出性質別経費の5か年の推移 ……… 86

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‐目 3‐ 5.特 別 会 計 実 質 収 支 の 5 か 年 の 推 移 ……… 90 6.普 通 会 計 決 算 状 況 ……… 92 (財産に関する調書) 第15.公 有 財 産 に つ い て ……… 97 第16.物 品 に つ い て ……… 99 第17.債 権 に つ い て ……… 99 第18.基 金 に つ い て ……… 99 Ⅱ.基金の運用状況 (基金の運用状況に関する調書) 第1.審 査 の 対 象 ……… 104 第2.審 査 の 方 法 ……… 104 第3.審 査 の 期 間 ……… 104 第4.審 査 の 結 果 ……… 104 第5.基金の運用状況について ……… 105 Ⅲ.企 業 会 計 第1.審 査 の 対 象 ……… 112 第2.審 査 の 方 法 ……… 112 第3.審 査 の 期 間 ……… 112 第4.審 査 の 結 果 ……… 112 (水道事業会計) 第5.水 道 事 業会 計 ……… 115 1.総 括 ……… 115 2.業 務 実 績 に つ い て ……… 117 3.経 営 成 績 に つ い て ……… 119 4.資 本 的 収支 に つい て ……… 124 5.財 政 状 態 に つ い て ……… 126 6.収 益 性 に つ い て ……… 131 7.稼 働 状 況 に つ い て ……… 134 8.未 収 金 に つ い て ……… 134 9.貸 倒 引 当金 に つい て ……… 135 10.予算の執行状況について ……… 136 (参 考 資 料) 1.収 益 的 収 支 の 5 か 年 の 推 移 ……… 140

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‐目 4‐ 2.財 務 分 析 に 関 す る 調 べ ……… 142 3.経 営 分 析 に 関 す る 5 か 年 の 推 移 ……… 144 4.類似都市経営分析に関する調べ(平成 25 年度決算) ……… 146 (下水道事業会計) 第6.下水道事業会計 ……… 151 1.総 括 ……… 151 2.業 務 実 績 に つ い て ……… 153 3.経 営 成 績 に つ い て ……… 155 4.資 本 的 収支 に つい て ……… 160 5.一般会計繰入金について ……… 161 6.財 政 状 態 に つ い て ……… 163 7.収 益 性 に つ い て ……… 168 8.稼 働 状 況 に つ い て ……… 169 9.貸 倒 引 当金 に つい て ……… 169 10.未 収 金 に つ い て ……… 170 11.債務負担行為について ……… 171 12.汚水・雨水事業の区分について ……… 171 13.予算の執行状況について ……… 173 (参 考 資 料) 1.収 益 的 収 支 の 4 か 年 の 推 移 ……… 176 2.財 務 分 析 に 関 す る 調 べ ……… 178 3.経 営 分 析 に 関 す る 4 か 年 の 推 移 ……… 180 4.類似都市経営分析に関する調べ(平成 25 年度決算) ……… 182 (病院事業会計) 第7.病 院 事 業会 計 ……… 187 1.総 括 ……… 187 2.業 務 実 績 に つ い て ……… 191 3.経 営 成 績 に つ い て ……… 195 4.資 本 的 収支 に つい て ……… 202 5.一般会計繰入金について ……… 202 6.財 政 状 態 に つ い て ……… 203 7.収 益 性 に つ い て ……… 209 8.未 収 金 に つ い て ……… 211 9.貸 倒 引 当金 に つい て ……… 212 10.救 急 医 療 に つ い て ……… 213

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‐目 5‐ 11.人間ドック・脳ドックについて ……… 214 12.予算の執行状況について ……… 215 (参 考 資 料) 1.収 益 的 収 支 の 5 か 年 の 推 移 ……… 218 2.財 務 分 析 に 関 す る 調 べ ……… 220 3.経 営 分 析 に 関 す る 5 か 年 の 推 移 ……… 222 4.近 隣 公 立 病 院 経 営 分 析 に 関 す る 調 べ ……… 224 ( 凡 例 ) 1.文中及び各表中の金額は、原則として千円単位で表示し、単位未満を四捨五入して表示し た。したがって、総数と内訳の合計等が一致しない場合がある。また、端数調整を行ってい る関係上、決算書の数値と一致しない場合がある。 2.文中及び各表中の比率は、原則として小数点以下第 2 位を四捨五入し、第 1 位まで表示し た。したがって、合計と内訳の比率が一致しない場合がある。 また、小計がある場合は、合計、小計割合の順で優先しているので、個々の項目の構成比 は、組合せにより異なる場合がある。 3.文中に用いるポイントとは、パーセンテージ間又は指数間の差引き数値である。 4.各表中の符号の用法は、次のとおりである。 「0 又は 0.0」 ……… 該当数値はあるが、単位未満のものを示す 「 - 」 ……… 比較不能、不要のもの又は該当数値のないものを示す 「 著増 」 ……… 増加比率が 1,000%以上のものを示す 「 皆増 」 ……… 全額増の割合を示す 「 皆減 」 ……… 全額減の割合を示す 「 △ 」 ……… 負数を示し、増減を示すときは減を示す 5.文中及び各表中 22・23・24・25・26 年度とあるのは、平成 22・23・24・25・26 年度のこ とである。 6.地名や単位等の文字表記が外字の時、簡略字、ひらがな又はカタカナを使用している場合 がある。 7.表中、算出の必要を認めないものは空欄とした。

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- 3 - 枚 監 査 第 1 5 0 号 平 成 27 年 9 月 10 日 枚 方 市 長 竹 内 脩 様 枚方市監査委員 勝 山 武 彦 同 大 西 正 人 同 田 口 敬 規 同 木 村 亮 太 平成 26 年度枚方市各会計歳入歳出決算審査意見書の提出について 地方自治法第 233 条第 2 項の規定により審査に付された平成 26 年度枚方市一般会計及び各特別 会計歳入歳出決算書その他政令で定める書類を審査した結果、次のとおり意見を提出する。

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- 4 - 第1.審査の対象 1.各会計歳入歳出決算 ⑴ 平成 26 年度枚方市一般会計決算 ⑵ 〃 枚方市国民健康保険特別会計決算 ⑶ 〃 枚方市土地取得特別会計決算 ⑷ 〃 枚方市自動車駐車場特別会計決算 ⑸ 〃 枚方市財産区特別会計決算 ⑹ 〃 枚方市介護保険特別会計決算 ⑺ 〃 枚方市後期高齢者医療特別会計決算 ⑻ 〃 枚方市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計決算 2.関係書類 ⑴ 平成 26 年度枚方市各会計歳入歳出決算事項別明細書 ⑵ 〃 各会計実質収支に関する調書 ⑶ 〃 財産に関する調書 第2.審査の方法 審査に付された各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に 関する調書は、関係法令に準拠して作成されているか、また、会計管理者及び関係部局が所管 する諸帳簿との照合、点検並びに検討を行い、計数の正確性、財政状況、予算執行の適否を確 認するとともに、関係職員から聴取して行った。 第3.審査の期間 平成 27 年 7 月 9 日から平成 27 年 9 月 9 日まで 第4.審査の結果 各会計歳入歳出決算書及び付属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数 は諸帳簿等を照合したところ符合して正確であり、予算執行及び事務処理については、例月現 金出納検査・定期監査等を通じて検査・監査した結果、おおむね良好に処理されていた。

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- 5 - 第5.決算の概要 1.一般会計及び各特別会計決算の状況 一般会計及び各特別会計を合わせた決算額は、 歳 入 2,040 億 8,805 万 7 千円 一 般 会 計 1,252 億 9,557 万 6 千円 特 別 会 計 787 億 9,248 万 1 千円 歳 出 2,031 億 6,218 万 2 千円 一 般 会 計 1,232 億 8,772 万 6 千円 特 別 会 計 798 億 7,445 万 6 千円 で、前年度に比べ、歳入で 44 億 5,928 万 4 千円(2.2%)増加し、歳出で 38 億 2,707 万 3 千円 (1.9%)増加している。 歳入歳出差引き(形式収支1)は 9 億 2,587 万 5 千円の黒字で、翌年度へ繰り越すべき財源が 1 億 6,589 万 6 千円あるので、実質収支2は 7 億 5,997 万 9 千円の黒字となっている。 前年度の実質収支が 5,629 万 4 千円の黒字であったので、単年度収支は 7 億 368 万 5 千円の 黒字である。 一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算総括表は、次表のとおりである。 1 形式収支…歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いたもの。 2 実質収支…形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を控除したもの。

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- 6 - 26年度 25年度 増 減 額 26年度 25年度 増 減 額 125,295,576 121,589,689 3,705,887 123,287,726 119,695,822 3,591,904 国 民 健 康 保 険 45,256,282 43,753,548 1,502,734 46,876,854 45,423,344 1,453,510 土 地 取 得 1,135,048 3,768,923 △ 2,633,875 1,135,048 3,768,923 △ 2,633,875 自 動 車 駐 車 場 95,858 92,671 3,187 495,536 555,578 △ 60,042 財 産 区 66,778 75,121 △ 8,343 66,778 75,121 △ 8,343 介 護 保 険 27,311,165 25,563,887 1,747,278 26,450,755 25,073,171 1,377,584 後 期 高 齢 者 医 療 4,884,235 4,784,934 99,301 4,841,058 4,743,150 97,908 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 金 43,115 - 43,115 8,427 - 8,427 78,792,481 78,039,084 753,397 79,874,456 79,639,287 235,169 204,088,057 199,628,773 4,459,284 203,162,182 199,335,109 3,827,073 (a) 特 別 会 計 一 般 会 計 計 (b)

歳 入 歳 出 決 算 総 括 表

合      計 歳 入 総 額 歳 出 総 額 区 分

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- 7 - (単位:千円) 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 (e) (f) (e)-(f) 2,007,850 1,893,867 165,896 237,370 1,841,954 1,656,497 185,457 220,865 △ 1,620,572 △ 1,669,796 0 0 △ 1,620,572 △ 1,669,796 49,224 △ 299,886 0 0 0 0 0 0 0 0 △ 399,678 △ 462,907 0 0 △ 399,678 △ 462,907 63,229 △ 39,668 0 0 0 0 0 0 0 0 860,410 490,716 0 0 860,410 490,716 369,694 9,611 43,177 41,784 0 0 43,177 41,784 1,393 △ 166,455 34,688 - 0 - 34,688 - 34,688 - △ 1,081,975 △ 1,600,203 0 0 △ 1,081,975 △ 1,600,203 518,228 △ 496,398 925,875 293,664 165,896 237,370 759,979 56,294 703,685 △ 275,533 (d) (a)-(b)=(c) 単 年 度 収 支 (c)-(d) 実 質 収 支 歳 入 歳 出 差 引 額 ( 形 式 的 収 支 ) 翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財 源

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- 8 - 一般会計から特別会計への繰出金の状況は、次表のとおりである。 一般会計から各特別会計への繰出しは 95 億 9,270 万円で、前年度に比べ 12 億 3,454 万 7 千 円(△11.4%)減少している。 これは、国民健康保険特別会計への繰出しが 8 億 9,021 万 2 千円(22.0%)、介護保険特別 会計への繰出しが 2 億 2,491 万 2 千円(6.4%)、後期高齢者医療特別会計が 7,469 万 2 千円 (10.5%)、母子寡婦福祉資金貸付金特別会計への繰出しが 617 万 5 千円(皆増)増加したも のの、平成 25 年度に総合文化施設における公共用地先行取得等事業債の元金一括償還を行った 土地取得特別会計への繰出しが 24 億 2,787 万 5 千円(△95.7%)減少、自動車駐車場特別会計 への繰出しが 266 万 3 千円(皆減)減少したためである。 2.収支に現れない要素 以上に述べた収支のほかに、これらに現れないものとして地方債と債務負担行為3がある。 ⑴ 地方債について 地方債現在高の 3 か年の推移は、次表のとおりである。 3 債務負担行為…予算の内容の一部として契約等で発生する将来の一定期間、一定限度の支出負担枠を設定すること。 区 分 26年度 25年度 増 減 額 増 減 率 国 民 健 康 保 険 4,931,086 4,040,874 890,212 22.0 土 地 取 得 109,548 2,537,423 △ 2,427,875 △ 95.7 自 動 車 駐 車 場 0 2,663 △ 2,663 皆減 介 護 保 険 3,759,107 3,534,195 224,912 6.4 後 期 高 齢 者 医 療 786,784 712,092 74,692 10.5 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 金 6,175 - 6,175 皆増 計 9,592,700 10,827,247 △ 1,234,547 △ 11.4 (単位:千円、%)

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- 9 - 本年度末地方債現在高は 969 億 1,140 万 8 千円で、前年度末に比べ 6,305 万 3 千円(0.1%) 増加している。 これは、臨時財政対策債 81 億 9,869 万 8 千円、土木債 9 億 5,990 万円、衛生債 5 億 8,820 万円、教育債 5 億 1,860 万円、公共用地先行取得等事業債 8 億 1,950 万円等、113 億 2,903 万 2 千円を発行し、本年度において 112 億 6,597 万 9 千円を償還したためである。 地方債は、後年度に恩恵を受ける市民にも負担を求める観点から公平かつ有効な制度であ るが、過度な発行は将来の義務的経費の増大につながることから、慎重な取扱いが必要であ る。 ⑵ 債務負担行為について 債務負担行為額を前年度と比較すると次表のとおりである。 (単位:千円) 24年度 25年度 26年度 一 般 会 計 93,835,235 94,975,542 95,337,871 土 地 取 得 特 別 会 計 4,491,542 4,197,363 1,510,484 自 動 車 駐 車 場 特 別 会 計 213,882 100,175 0 母子寡婦貸付金特別会計 - - - 合 計 98,540,659 99,273,080 96,848,355 一 般 会 計 10,528,522 12,081,024 10,501,698 土 地 取 得 特 別 会 計 1,231,500 1,025,500 819,500 自 動 車 駐 車 場 特 別 会 計 0 0 0 母子寡婦貸付金特別会計 - - 7,834 合 計 11,760,022 13,106,524 11,329,032 一 般 会 計 9,388,215 11,718,695 10,152,300 土 地 取 得 特 別 会 計 1,525,679 3,712,379 1,113,679 自 動 車 駐 車 場 特 別 会 計 113,707 100,175 0 母子寡婦貸付金特別会計 - - 0 合 計 11,027,601 15,531,249 11,265,979 一 般 会 計 94,975,542 95,337,871 95,687,269 土 地 取 得 特 別 会 計 4,197,363 1,510,484 1,216,305 自 動 車 駐 車 場 特 別 会 計 100,175 0 0 母子寡婦貸付金特別会計 - - 7,834 合 計 99,273,080 96,848,355 96,911,408 区   分 地 方 債 現 在 高 の 推 移 年 度 末 現 在 高 (a)+(b)-(c) 前年度末 現 在 高 (a) 当該年度 発 行 額 (b) 当該年度 償 還 額 (c)

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- 10 - 本年度末の債務負担行為額は 306 億 3,386 万 8 千円で、前年度に比べ 57 億 8,775 万 9 千円 (23.3%)増加している。 債務負担行為額のうち、枚方市土地開発公社の公有用地保有に係る債務負担が 16 事業用地 (34,771.78 ㎡)分で 70 億 3,306 万 8 千円となり、前年度に比べ 4 億 1,497 万 3 千円(△ 1.7%)減少している。その他の債務負担は 236 億 80 万円で、前年度に比べ 62 億 273 万 2 千 円(35.7%)増加している。 債務負担行為は、地方債と同様、後年度の財政負担を伴うものであるため、計画的な見通 しを立てるとともに、負担を平準化させるなどの配慮が必要である。 26年度 25年度 土地保有に係る 債務負担 その他債務負担 土地保有に係る 債務負担 その他債務負担 小 ・ 中 学 校 3,471,415 0 3,471,415 596,829 0 596,829 1,615,909 1,599,712 (523,814) (507,617) 3,716,557 4,169,522 (921,700) (961,299) 設 計 委 託 314,115 0 314,115 74,340 0 74,340 245,302 242,843 (43,665) (41,205) 1,455,300 1,435,964 (411,632) (397,106) 7,033,068 7,448,041 (1,900,811) (1,907,227) 277,808 0 277,808 406,327 0 406,327 24,798 0 24,798 51,204 0 51,204 237,291 0 237,291 265,235 0 265,235 136,708 0 136,708 13,625 0 13,625 1,533 0 1,533 - - -30,633,868 7,033,068 23,600,800 24,846,109 7,448,041 17,398,068 (注) ( )の数値は「土地保有に係る債務負担」のうち、利息の金額を内数で表示している。 国民健康保険特別会計 母 子 寡 婦 貸 付 金 特 別 会 計 合      計 (単位:千円) 区      分 15,042,734 0 小     計 自動車駐車場特別会計 介 護 保 険 特 別 会 計 一   般   会   計 都 市 公 園 街 路 ・ 道 路 その他教育施設 そ   の   他 947,774 1,615,909 16,661,677 16,478,697 4,169,522 1,599,712 832,434 18,304,698 22,922,662 24,109,718 1,190,617 0 0 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 3,716,557 1,077,736 19,759,998 29,955,730 0

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- 11 - 第6.総 括 1.一般会計及び各特別会計について 平成 26 年度の一般会計及び各特別会計を合わせた決算収支状況は、歳入は 2,040 億 8,805 万 7 千円で、前年度に比べ 44 億 5,928 万 4 千円(2.2%)増加し、歳出は 2,031 億 6,218 万 2 千円 で前年度に比べ 38 億 2,707 万円 3 千円(1.9%)増加している。 実質収支では、7 億 5,997 万 9 千円の黒字で、前年度実質収支が 5,629 万 4 千円の黒字であっ たため、単年度収支は、7 億 368 万 5 千円の黒字となっている。 各会計別にみると、一般会計決算状況は、実質収支は 18 億 4,195 万 4 千円の黒字となり、前 年度実質収支黒字額 16 億 5,649 万 7 千円を差し引いた単年度収支では、1 億 8,545 万 7 千円の 黒字となっている。実質収支については平成 14 年度以降 13 年連続の黒字、単年度収支は平成 22 年度以降 5 年連続の黒字を計上している。 一般会計歳入では、自主財源である市税のうち、個人市民税は給与や年金が前年度に引き続 き減少したため 1 億 7,520 万円(△0.8%)の減収、市たばこ税が 5,855 万 3 千円(△2.7%) 減少した。一方、円安や株高により主に製造業の業績が好調に推移したことで、法人市民税が 前年度に比べ 8 億 9,894 万 1 千円(23.5%)、固定資産税が 2 億 915 万 8 千円(1.0%)、都市 計画税が 3,832 万円(0.9%)、軽自動車税が 1,467 万円(4.1%)など増加した結果、市税全 体では 9 億 2,096 万 6 千円(1.7%)の増収となっている。徴収率は 97.2%で前年度に比べ 0.8 ポイント改善している。また、財産売払収入が前年度に比べ 3,431 万 4 千円(△26.9%)、基 金繰入金が 7,520 万 1 千円(△17.4%)の減少、繰越金は前年度に比べ 2 億 9,236 万 6 千円 (18.3%)の増加となっている。 依存財源では、国庫支出金が 28 億 8,109 万 9 千円(13.4%)、地方交付税が 15 億 9,192 万 円(14.3%)、地方消費税交付金が 8 億 8,994 万 3 千円(26.6%)増加、配当割交付金が企業 収益の改善を要因として、上場株式等の配当額が増加したことにより 2 億 8,452 万 2 千円 (79.9%)増加したが、府支出金が民生費府負担金、民生費府補助金の減少などにより 8 億 5,979 万 5 千円(△10.6%)の減少となっている。市債については衛生債、土木債、消防債の増 加に加え、地方交付税の補塡措置である臨時財政対策債4が 1 億 1,270 万 3 千円(1.4%)増加 したが、借換債の減少により、合計で 15 億 7,932 万 6 千円(△13.1%)の減少となっている。 これらの結果、自主財源で 9 億 5,350 万 6 千円(1.5%)増加し、依存財源では 27 億 5,238 万 1 千円(4.7%)の増加となり、歳入全体では前年度に比べ 37 億 588 万 7 千円(3.0%)の増 加となっている。 一般会計歳出を性質別に分類した場合、義務的経費では、給与改定や中核市移行に伴う業務 量の増加への対応などにより人件費が 6 億 2,206 万 2 千円(3.2%)、障害者自立支援費や臨時 福祉給付金等の増加により扶助費が 9 億 3,849 万 9 千円(3.0%)増加したものの、総合文化施 4 臨時財政対策債…地方一般財源の不足に対処するため、投資的経費以外の経費にも充てられる地方財政法第 5 条の特例として発行さ れる地方債。

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- 12 - 設整備事業に係る公共用地先行取得等事業債の繰上償還などで公債費が 17 億 859 万 8 千円(△ 13.1%)減少した結果、義務的経費全体では前年度に比べ 1 億 4,803 万 7 千円(△0.2%)の減 少となり、歳出総額に占める割合は前年度より 1.7 ポイント減少の 51.6%となっている。また、 事業経費全体では建設事業費等の増加により、前年度に比べ 18 億 4,323 万 6 千円(34.1%)の 増加となっている。その他の経費では繰出金が 12 億 3,455 万円(△11.4%)、積立金が 2 億 9,588 万 6 千円(△12.0%)減少したものの、補助費等が前年度に比べ 15 億 7,029 万 4 千円 (8.4%)、物件費が 12 億 9,778 万 1 千円(7.1%)増加した結果、その他の経費全体では前年 度に比べ 18 億 9,670 万 5 千円(3.8%)の増加となっている。 これらの結果、歳出全体では前年度に比べ 35 億 9,190 万 4 千円(3.0%)の増加となったが、 歳入総額が歳出総額を上回り、単年度収支は黒字となっている。 各特別会計の実質収支では、介護保険、後期高齢者医療、母子寡婦福祉資金貸付金の 3 特別 会計が黒字であり、それぞれの黒字額は、介護保険特別会計で 8 億 6,041 万円、後期高齢者医 療特別会計で 4,317 万 7 千円、母子寡婦福祉資金貸付金特別会計で 3,468 万 8 千円となってい る。国民健康保険、自動車駐車場の 2 特別会計は赤字で、それぞれの赤字額は、国民健康保険 特別会計で 16 億 2,057 万 2 千円、自動車駐車場特別会計で 3 億 9,967 万 8 千円となっている。 また、土地取得、財産区の 2 特別会計は収支均衡となっている。 財政指標のうち財政力指数5は前年度.0.804 に対し、平成 26 年度は 0.792 と 0.012 ポイント 低下している。また、経常収支比率6については前年度 87.8%に対し、平成 26 年度は 87.2%と 0.6 ポイント改善している。 2.今後の見通し及び意見について 本市の一般会計及び各特別会計を合わせた決算収支状況は、実質収支は前年度に引き続き黒 字となり、平成 26 年度は単年度収支も黒字に転換している。 一般会計では、実質収支は平成 14 年度以降 13 年連続の黒字、単年度収支は平成 22 年度以降 5 年連続の黒字となっている。平成 26 年度は、前年度に比べ個人市民税が 1 億 7,520 万円(△ 0.8%)減少したものの、法人市民税が 8 億 9,894 万 1 千円(23.5%)、固定資産税が 2 億 915 万 8 千円(1.0%)など増加した結果、市税全体では 9 億 2,096 万 6 千円(1.7%)の増収とな っている。 中核市への移行により、地方交付税及び臨時財政対策債を合わせた額は、前年度に比べ 17 億 462 万 3 千円(8.9%)の増加となっている。依存財源の構成比は 49.1%で、前年度に比べ 0.8 ポイント上昇している。財政の弾力性を示す経常収支比率は 87.2%で、前年度に比べ 0.6 ポイ 5 財政力指数…基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値の過去 3 年間の平均値のことで、高いほど自主財源の割合が高く、 財政力が強い。 6 経常収支比率…毎年度経常的に収入される財源のうちその使途が特定されずに自由に使用できる収入(=経常一般財源)に占める経 常的な経費の割合。この比率が高くなると、財政が硬直していると言われる。

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- 13 - ントの改善となっており、歳入経常一般財源に算入されている臨時財政対策債を除いた経常収 支比率は 97.2%で、前年度に比べ 1.0 ポイントの改善となっている。 歳入の根幹をなす市税全体では、景気の緩やかな回復を受けて法人市民税を中心に増収とな っているものの、少子化等による納税義務者数の減少が見込まれることから、市税収入が今後 大きく増加することは期待できない。一方、高齢化の進展による社会保障経費や施設の維持保 全経費に加え、総合文化施設整備など、多大な財政負担が見込まれることから、収支の均衡を より意識した厳しい財政運営が求められている。併せて、次世代の負担軽減のため、地方債残 高の抑制に取り組む必要がある。 今後、中核市として移譲された権限も最大限に活かしながら、新たな市民ニーズや社会的要 請などを踏まえた「選択と集中」により効率的・効果的に施策を展開するためにも、より一層、 財政の健全性を維持していく必要があり、次の諸点に留意して取り組むことを要望する。 ① 都市経営に当たっては、新行政改革大綱及び行政改革実施プランに沿った更なる行政改 革を着実に推進するとともに、外部の視点も含めた施策評価や改革・改善サイクルの運用 により、継続的な事務事業の見直し・改善を図ること。 ② 市税及びその他の収入については、市民負担の公平性・公正性及び自主財源の確保に向 け、未収金の早期解消に向けた効率的かつ効果的な回収を推進するとともに、市税におい ては、徴税方針に基づく現年課税分の優先徴収に取り組み、新たな滞納の発生の抑制に努 めること。 ③ 投資的事業の実施については、地方債残高など将来負担に十分留意すること。また、老 朽化する公共施設の耐震化や改修等については、財政負担の平準化を図りつつ、計画的か つ着実に進めること。 ④ 受益者負担の適正化の観点から、使用料・手数料等を検証し、必要に応じて見直しを行 うこと。 ⑤ 経済情勢の急激な変化や将来の財政需要に備え、引き続き財政調整基金等への計画的な 積立てを行うこと。

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- 17 - 第7.一 般 会 計 1.収支の状況 本年度の歳入歳出予算現額 1,312 億 392 万 2 千円に対する決算額は、 歳 入 1,252 億 9,557 万 6 千円 歳 出 1,232 億 8,772 万 6 千円 で、歳入歳出差引き 20 億 785 万円の黒字である。また、翌年度へ繰り越すべき財源が 1 億 6,589 万 6 千円であるので、実質収支は 18 億 4,195 万 4 千円の黒字となっている。 前年度の実質収支が 16 億 5,649 万 7 千円の黒字であったので、単年度収支は 1 億 8,545 万 7 千円の黒字である。 実質収支、単年度収支の 3 か年の推移は、次表のとおりである。 2.歳 入 ⑴ 歳入の概要 決算額は 1,252 億 9,557 万 6 千円で、予算現額に対して 59 億 834 万 6 千円の減で、執行率 は 95.5%である。また、調定額 1,274 億 655 万 6 千円に対する収入率は 98.3%である。 決算額を前年度と比較すると 37 億 588 万 7 千円(3.0%)増加している。 各財源別に前年度と比較すると、次表のとおりである。 (単位:千円) 区       分 24 年 度 25 年 度 26 年 度 予 算 現 額 124,449,579 128,484,349 131,203,922 歳 入 決 算 額 (a) 120,285,342 121,589,689 125,295,576 歳 出 決 算 額 (b) 118,683,841 119,695,822 123,287,726 形 式 収 支 (a) - (b) = (c) 1,601,501 1,893,867 2,007,850 翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財 源 (d) 165,869 237,370 165,896 実 質 収 支 (c) - (d) = (e) 1,435,632 1,656,497 1,841,954 前 年 度 実 質 収 支 (f) 1,411,786 1,435,632 1,656,497 単 年 度 収 支 (e) - (f) 23,846 220,865 185,457

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- 18 - 自主財源は 637 億 9,324 万 4 千円、依存財源は 615 億 233 万 2 千円で、構成比は前者が 50.9%(前年度 51.7%)、後者が 49.1%(同 48.3%)となっている。依存財源の構成比が 前年度に比べ 0.8 ポイント上昇している。自主財源においては、主に市税、繰越金、諸収入 が増加したものの、財産収入、寄附金、繰入金が減少となり、依存財源においては、主に地 方消費税交付金、地方交付税、国庫支出金が増加したものの、府支出金、市債が減少してい る。 財 源 別 比 較 表 26 年 調 定 額 収 入 済 額 (a) 市 税 57,811,154 56,221,017 分 担 金 及 び 負 担 金 1,727,806 1,574,800 使 用 料 及 び 手 数 料 2,034,388 2,020,306 財 産 収 入 93,049 93,049 寄 附 金 5,845 5,845 繰 入 金 360,614 360,614 諸 収 入 1,977,501 1,623,746 繰 越 金 1,893,867 1,893,867 計 65,904,224 63,793,244 地 方 譲 与 税 594,745 594,745 利 子 割 交 付 金 237,637 237,637 配 当 割 交 付 金 640,498 640,498 株 式 等 譲 渡 所 得 割 交 付 金 337,115 337,115 地 方 消 費 税 交 付 金 4,231,415 4,231,415 ゴ ル フ 場 利 用 税 交 付 金 84,232 84,232 自 動 車 取 得 税 交 付 金 145,964 145,964 地 方 特 例 交 付 金 301,244 301,244 地 方 交 付 税 12,732,349 12,732,349 交 通 安 全 対 策 特 別 交 付 金 54,858 54,858 国 庫 支 出 金 24,368,136 24,368,136 府 支 出 金 7,272,441 7,272,441 市 債 10,501,698 10,501,698 計 61,502,332 61,502,332 127,406,556 125,295,576 合 計 自 主 財 源 財 源 別 区 分 依 存 財 源

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- 19 - (単位:千円、%) 収 入 率 構 成 比 収 入 済 額 (b) 構 成 比 増 減 額 (a)-(b) 増減率 97.2 44.8 55,300,051 45.4 920,966 1.7 91.1 1.3 1,522,027 1.3 52,773 3.5 99.3 1.6 2,022,791 1.7 △ 2,485 △ 0.1 100.0 0.1 127,363 0.1 △ 34,314 △ 26.9 100.0 0.0 343,875 0.3 △ 338,030 △ 98.3 100.0 0.3 436,240 0.4 △ 75,626 △ 17.3 82.1 1.3 1,485,890 1.2 137,856 9.3 100.0 1.5 1,601,501 1.3 292,366 18.3 96.8 50.9 62,839,738 51.7 953,506 1.5 100.0 0.5 632,548 0.5 △ 37,803 △ 6.0 100.0 0.2 245,311 0.2 △ 7,674 △ 3.1 100.0 0.5 355,976 0.3 284,522 79.9 100.0 0.3 545,919 0.4 △ 208,804 △ 38.2 100.0 3.4 3,341,472 2.7 889,943 26.6 100.0 0.1 84,626 0.1 △ 394 △ 0.5 100.0 0.1 311,127 0.3 △ 165,163 △ 53.1 100.0 0.2 329,811 0.3 △ 28,567 △ 8.7 100.0 10.2 11,140,429 9.2 1,591,920 14.3 100.0 0.0 62,435 0.1 △ 7,577 △ 12.1 100.0 19.4 21,487,037 17.6 2,881,099 13.4 100.0 5.8 8,132,236 6.7 △ 859,795 △ 10.6 100.0 8.4 12,081,024 9.9 △ 1,579,326 △ 13.1 100.0 49.1 58,749,951 48.3 2,752,381 4.7 98.3 100.0 121,589,689 100.0 3,705,887 3.0 25 年 度 対 前 年 度 度

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- 20 - ⑵ 歳入の収入状況 歳入の状況を款別にみると、次のとおりである。 第1款 市 税 決算額は 562 億 2,101 万 7 千円で、前年度に比べ 9 億 2,096 万 6 千円(1.7%)増加してい る。 税目別に前年度と比較すると、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 ( 25,236 ) 55,628,798 57,811,154 56,221,017 200,124 1,415,249 97.2 (注) ( )は還付未済額で収入済額の内数。 収入率=(収入済額-還付未済額)/調定額 調 定 額 収 入 済 額 (a) 徴収率 構成比 27,580,709 26,882,732 97.5 47.8 個 人 22,836,867 22,163,424 97.1 39.4 法 人 4,743,842 4,719,308 99.5 8.4 21,697,298 21,003,092 96.8 37.3 415,419 370,838 89.3 0.7 2,092,301 2,092,301 100.0 3.7 4,677,159 4,524,617 96.7 8.0 1,348,268 1,347,437 99.9 2.5 57,811,154 56,221,017 97.2 100.0 (注)徴収率=収入済額/調定額 税 目 都 市 計 画 税 市 民 税 26       年       度 計 固 定 資 産 税 軽 自 動 車 税 市 た ば こ 税 事 業 所 税

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- 21 - (単位:千円、%) 調 定 額 収 入 済 額 (b) 徴収率 構成比 増 減 額 (a) - (b) 増減率 27,105,505 26,158,991 96.5 47.3 723,741 2.8 23,256,786 22,338,624 96.1 40.4 △ 175,200 △ 0.8 3,848,719 3,820,367 99.3 6.9 898,941 23.5 21,650,930 20,793,934 96.0 37.6 209,158 1.0 405,314 356,168 87.9 0.6 14,670 4.1 2,150,854 2,150,854 100.0 3.9 △ 58,553 △ 2.7 4,674,704 4,486,297 96.0 8.1 38,320 0.9 1,358,290 1,353,807 99.7 2.5 △ 6,370 △ 0.5 57,345,597 55,300,051 96.4 100.0 920,966 1.7 対 前 年 度 25       年       度

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- 22 - 税目別構成比をみると、市民税 268 億 8,273 万 2 千円が 47.8%と最も高く、次いで固定資 産税 210 億 309 万 2 千円が 37.3%となっている。 税目別に前年度と比較すると、基幹税目である個人市民税が、給与や年金が引き続き減少 したため前年度に比べ 1 億 7,520 万円(△0.8%)、市たばこ税が 5,855 万 3 千円(△2.7%) 減少したものの、円安や株高により主に製造業の業績が好調に推移したことで、法人市民税 が前年度に比べ 8 億 9,894 万 1 千円(23.5%)、固定資産税が 2 億 915 万 8 千円(1.0%)、 都市計画税が 3,832 万円(0.9%)、軽自動車税が 1,467 万円(4.1%)など増加した結果、 市税全体では 9 億 2,096 万 6 千円(1.7%)の増収となっている。 なお、個人・法人市民税全体では、前年度に比べ 7 億 2,374 万 1 千円(2.8%)の増加とな っている。 市税収入状況の 5 か年の推移は、次表のとおりである。 ① 徴収状況について 徴収率の 5 か年の推移は、次表のとおりである。 徴収率は全体で 97.2%(現年課税分 99.4%、滞納繰越分 32.8%)で、前年度に比べ 0.8 ポイント改善している。現年課税分は 0.2 ポイント、滞納繰越分は 6.0 ポイントとともに改 善している。 次に、収入未済額の税目別内訳は、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 年 度 収 入 済 額 対前年度増減額 対年 度 歳 入 総 額 に対 す る 比 率 22 年 度 55,934,023 △ 1,057,334 △ 1.9 46.7 23 年 度 55,729,638 △ 204,385 △ 0.4 47.1 24 年 度 54,538,132 △ 1,191,506 △ 2.1 45.3 25 年 度 55,300,051 761,919 1.4 45.5 26 年 度 56,221,017 920,966 1.7 44.9 (単位:%) 区 分 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 現 年 課 税 分 98.9 99.0 99.1 99.2 99.4 滞 納 繰 越 分 24.3 22.7 24.4 26.8 32.8 全 体 94.8 95.3 95.8 96.4 97.2

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- 23 - 収入未済額は 14 億 1,524 万 9 千円(調定額に対して 2.4%)で、前年度に比べ 4 億 2,775 万 7 千円(△23.2%)減少している。 税目別にみると、個人市民税の収入未済額は 6 億 3,231 万 7 千円(調定額に対して 2.8%)、法人市民税は 2,556 万円(調定額に対して 0.5%)、固定資産税は 5 億 8,750 万 3 千円(調定額に対して 2.7%)となっている。対調定未収率については、市民税が 2.4%で、 前年度の 3.1%に比べ 0.7 ポイント、固定資産税が 2.7%で、前年度の 3.6%に比べ 0.9 ポイ ント改善している。 歳入の根幹をなす市税については、確実な収入の確保が求められている。市税の納付につ いての利便性の改善などの工夫を行うことにより徴収率の向上を図るとともに、現年度課税 分の優先徴収を方針として早期に納付催告を行う等、新たな滞納の発生を抑止する取組を行 っている。その中でなお、滞納となった事案については、効率的かつ効果的に財産調査を実 施し、債権を中心とした滞納処分を強化することで滞納事案の解消に努めるとともに、不納 欠損に至る滞納事案については、滞納者の生活実態や納税状況を見極めつつ、地方税法第 15 条の 7 に規定する滞納処分の停止等を実施することで、収入未済額の縮減に努めている。 また、債権回収課により、税外 4 債権(国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保 険料及び保育所運営費負担金)の事案について、滞納者に対し法律に定めるところに従い財 産の差押え等を実施し、処理困難な滞納債権の圧縮にも努めている。 今後とも、徴収に当たっては、市民負担の公平性・公正性及び自主財源の確保に向け、引 き続き未収金の早期解消に向けた効率的かつ効果的な回収を推進し、新たな滞納の発生を抑 止するよう取り組む必要がある。 なお、市税のうち主な税目の徴収率を府内類似都市と比較すると、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 現年課税分 滞納繰越分 計 対調定未収率 207,672 450,205 657,877 2.4 個 人 198,170 434,147 632,317 2.8 法 人 9,502 16,058 25,560 0.5 126,166 461,337 587,503 2.7 13,705 26,244 39,949 9.6 27,673 101,416 129,089 2.8 831 0 831 0.1 376,047 1,039,202 1,415,249 2.4 税 目 市 民 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 計 軽 自 動 車 税 都 市 計 画 税

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- 24 - ② 不納欠損について 不納欠損処分額の税目別内訳は、次表のとおりである。 不納欠損処分額は、2 億 12 万 4 千円(11,127 件)で、前年度に比べ 1,952 万 7 千円(△ 8.9%)、件数では 4,773 件(△30.0%)減少している。 (単位:%) 東大阪 豊中 高槻 吹田 八尾 寝屋川 茨木 守口 枚方 現 年 課 税 分 98.3 98.4 99.2 99.0 98.9 97.8 98.8 97.8 99.3 滞 納 繰 越 分 39.8 17.7 39.4 23.1 40.3 34.3 21.4 22.2 38.2 全 体 95.8 93.6 97.5 96.2 97.4 94.0 95.4 90.8 97.5 現 年 課 税 分 98.9 98.7 99.5 99.2 99.0 98.1 99.2 98.5 99.4 滞 納 繰 越 分 44.3 22.5 40.3 29.5 28.1 24.5 22.8 28.2 28.3 全 体 96.3 94.6 98.0 97.1 96.9 91.2 97.0 94.3 96.8 現 年 課 税 分 96.7 94.9 98.0 96.5 95.9 95.0 96.9 95.4 96.3 滞 納 繰 越 分 25.1 9.8 61.7 22.9 20.9 14.5 20.0 19.6 28.2 全 体 91.1 79.1 96.7 89.3 88.2 81.2 89.6 84.5 89.3 現 年 課 税 分 98.7 98.6 99.4 99.0 98.9 97.9 99.1 98.4 99.4 滞 納 繰 越 分 45.2 22.7 40.3 29.8 28.2 24.5 23.0 30.3 28.3 全 体 96.0 94.1 97.7 96.7 96.8 90.3 96.5 93.9 96.7 現 年 課 税 分 99.9 99.7 99.5 100.0 - - - 100.0 99.9 滞 納 繰 越 分 68.1 71.7 35.4 100.0 - - - 100.0 100.0 全 体 99.8 99.6 98.7 100.0 - - - 100.0 99.9 96.3 94.0 97.9 96.6 97.0 91.9 96.1 92.9 97.2 全 体 府 内 類 似 都 市 徴  収 率 比 較 表 市 民 税 区 分 固 定 資 産 税 軽 自 動 車 税 都 市 計 画 税 事 業 所 税 (単位:件、千円) 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 個 人 市 民 税 2,194 32,154 2,369 28,619 4,563 60,773 法 人 市 民 税 40 2,614 9 399 49 3,013 固 定 資 産 税 1,561 100,525 701 7,370 2,262 107,895 都 市 計 画 税 1,555 22,095 701 1,620 2,256 23,715 軽 自 動 車 税 522 1,427 1,475 3,301 1,997 4,728 事 業 所 税 0 0 0 0 0 0 計 5,872 158,815 5,255 41,309 11,127 200,124 税 目 地方税法第15条の7該当 地方税法第18条該当 計

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- 25 - 第2款 地 方 譲 与 税 決算額は 5 億 9,474 万 5 千円で、前年度に比べ 3,780 万 3 千円(△6.0%)減少している。 これは、前年度に比べ地方揮発油譲与税が 1,517 万円(△7.8%)、自動車重量譲与税が 2,263 万 3 千円(△5.2%)減少したためである。 第3款 利子割交付金 決算額は 2 億 3,763 万 7 千円で、前年度に比べ 767 万 4 千円(△3.1%)減少している。こ れは、近年の預貯金等の利率が逓減傾向にあるためである。 第4款 配当割交付金 決算額は 6 億 4,049 万 8 千円で、前年度に比べ 2 億 8,452 万 2 千円(79.9%)増加してい る。これは、企業収益の改善により上場株式等の配当等が増加したためである。 第5款 株式等譲渡所得割交付金 決算額は 3 億 3,711 万 5 千円で、前年度に比べ 2 億 880 万 4 千円(△38.2%)減少してい る。これは、政府の経済対策により引き続き株価が上昇しているものの、平成 25 年度は上場 株式等の譲渡所得に係る軽減税率の廃止に伴う駆け込み適用により増加したため、平成 26 年 度はその反動により減少したものである。 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 563,290 594,745 594,745 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 259,486 237,637 237,637 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 394,108 640,498 640,498 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 186,970 337,115 337,115 0 0 100.0

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- 26 - 第6款 地方消費税交付金 決算額は 42 億 3,141 万 5 千円で、前年度に比べ 8 億 8,994 万 3 千円(26.6%)増加してい る。これは、地方消費税率の引上げによるものである。 第7款 ゴルフ場利用税交付金 決算額は 8,423 万 2 千円で、前年度に比べ 39 万 4 千円(△0.5%)減少している。 第8款 自動車取得税交付金 決算額は 1 億 4,596 万 4 千円で、前年度に比べ 1 億 6,516 万 3 千円(△53.1%)減少して いる。これは、自動車取得税率の引下げや登録台数の減少によるものである。 第9款 地方特例交付金 決算額は 3 億 124 万 4 千円で、前年度に比べ 2,856 万 7 千円(△8.7%)減少している。こ れは、住宅借入金等特別税額控除が減少したためである。 第10款 地 方 交 付 税 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 4,064,228 4,231,415 4,231,415 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 84,596 84,232 84,232 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 148,729 145,964 145,964 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 301,244 301,244 301,244 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 12,558,088 12,732,349 12,732,349 0 0 100.0

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- 27 - 決算額は 127 億 3,234 万 9 千円で、前年度に比べ 15 億 9,192 万円(14.3%)増加している。 これは、中核市移行を主な要因として基準財政需要額が増加し、基準財政収入額を差し引い て算出される普通交付税が前年度に比べ 16 億 2,315 万 7 千円(15.0%)増加したためである。 第11款 交通安全対策特別交付金 決算額は 5,485 万 8 千円で、前年度に比べ 757 万 7 千円(△12.1%)減少している。 第12款 分担金及び負担金 決算額は 15 億 7,480 万円で、前年度に比べ 5,277 万 3 千円(3.5%)増加している。全額 が負担金であり、目別内訳は、次表のとおりである。 民生費負担金は 15 億 5,422 万 6 千円で、前年度に比べ 6,903 万 2 千円(4.6%)増加して いる。そのうち、保育所運営費負担金は 15 億 3,664 万 9 千円で、前年度に比べ 6,914 万 2 千 円(4.7%)増加している。土木費負担金は前年度の長尾駅前広場整備事業負担金 1,469 万 4 千円(皆減)全額が減、総務費負担金は 612 万 6 千円で、前年度に比べ 72 万 7 千円(△ 10.6%)、衛生費負担金は 223 万円で、前年度に比べ 69 万円(△23.6%)減少している。 収入未済額は 1 億 4,345 万 5 千円(調定額に対し 8.3%)で、その主なものは民生費の保 育所運営費負担金 1 億 4,167 万 3 千円である。不納欠損額 954 万 1 千円は全額民生費負担金 である。 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 70,000 54,858 54,858 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 1,604,401 1,727,806 1,574,800 9,541 143,465 91.1 (単位:千円、%) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 総 務 費 負 担 金 6,126 6,853 △ 727 △ 10.6 民 生 費 負 担 金 1,554,226 1,485,194 69,032 4.6 衛 生 費 負 担 金 2,230 2,920 △ 690 △ 23.6 土 木 費 負 担 金 0 14,694 △ 14,694 皆減 教 育 費 負 担 金 12,218 12,366 △ 148 △ 1.2 計 1,574,800 1,522,027 52,773 3.5

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- 28 - なお、収入率は 91.1%で、前年度に比べ 0.7 ポイント改善している。 第13款 使用料及び手数料 決算額は 20 億 2,030 万 6 千円で、前年度に比べ 248 万 5 千円(△0.1%)減少している。 これを項、目別にみると、次表のとおりである。 使用料 15 億 1,135 万 4 千円は、衛生使用料が 234 万 2 千円(1.7%)増加したものの、民 生使用料が 2,993 万 2 千円(△10.2%)、土木使用料が 664 万 6 千円(△0.8%)、教育使用 料が 511 万 5 千円(△3.1%)それぞれ減少した結果、前年度に比べ 4,263 万 9 千円(△ 2.7%)減少している。 民生使用料の主なものは、留守家庭児童会室保育料 2 億 1,944 万 3 千円である。土木使用 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 ( 1 ) 1,996,314 2,034,388 2,020,306 2,320 11,763 99.3 (注) ( )は還付未済額で収入済額の内数。 収入率=(収入済額-還付未済額)/調定額 (単位:千円、%) 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 1,511,354 1,553,993 △ 42,639 △ 2.7 総 務 107,604 108,474 △ 870 △ 0.8 民 生 264,667 294,599 △ 29,932 △ 10.2 衛 生 138,518 136,177 2,341 1.7 農 林 水 産 業 834 834 0 0.0 商 工 47,599 50,016 △ 2,417 △ 4.8 土 木 792,714 799,360 △ 6,646 △ 0.8 教 育 159,418 164,533 △ 5,115 △ 3.1 508,952 468,798 40,154 8.6 総 務 152,148 160,087 △ 7,939 △ 5.0 民 生 1,266 0 1,266 皆増 衛 生 319,762 270,226 49,536 18.3 農 林 水 産 業 0 0 0 -  商 工 781 791 △ 10 △ 1.3 土 木 33,385 35,619 △ 2,234 △ 6.3 教 育 1,610 2,075 △ 465 △ 22.4 2,020,306 2,022,791 △ 2,485 △ 0.1 区 分 合 計 使 用 料 手 数 料

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- 29 - 料の主なものは、道路占用料 3 億 9,698 万 9 千円、自転車駐車場使用料 3 億 2,643 万 9 千円 である。教育使用料の主なものは、幼稚園保育料 6,845 万円、総合スポーツセンター使用料 2,607 万 8 千円となっている。 使用料の収入未済額 1,153 万 7 千円(調定額に対して 0.8%)の主なものは民生使用料 1,078 万 2 千円で、230 万 3 千円が不納欠損処分されている。なお、収入率は 99.1%で、前 年度に比べ 0.1 ポイント改善している。 また、手数料 5 億 895 万 2 千円は、総務手数料が前年度に比べ 793 万 9 千円(△5.0%)、 土木手数料が 223 万 4 千円(△6.3%)減少したものの、衛生手数料が前年度に比べ 4,953 万 6 千円(18.3%)増加した結果、前年度に比べ 4,015 万 4 千円(8.6%)増加している。 総務手数料の主なものは、戸籍住民票関係手数料 1 億 2,358 万 2 千円である。衛生手数料 の主なものは、塵芥処理手数料 2 億 7,777 万円となっている。 手数料の収入未済額 22 万 5 千円(調定額に対して 0.04%)は衛生手数料のし尿処理手数 料が 19 万 6 千円、総務手数料が 2 万 8 千円で、1 万 7 千円が不納欠損処分されている。 第14款 国 庫 支 出 金 決算額は 243 億 6,813 万 6 千円で、前年度に比べ 28 億 8,109 万 9 千円(13.4%)増加して いる。これを項別にみると、次表のとおりである。 負担金 205 億 7,070 万 3 千円は、民生費負担金が前年度に比べ 4 億 6,680 万 8 千円(2.3%) 増加した結果、全体として、前年度に比べ 4 億 5,122 万 4 千円(2.2%)増加している。 民生費負担金の主なものは、生活保護費負担金 102 億 3,751 万 4 千円で、前年度に比べ 1 億 9,033 万 3 千円(1.9%)増加し、児童手当等負担金 47 億 8,309 万 2 千円は、前年度に比 べ 1 億 8,026 万 4 千円(△3.4%)減少している。 補助金 36 億 9,548 万 3 千円は、前年度に比べ総務費補助金が 3 億 3,498 万 7 千円(△ 74.8%)減少したものの、民生費補助金が 20 億 241 万 3 千円(655.9%)、衛生費補助金が (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 25,917,206 24,368,136 24,368,136 0 0 100.0 (単位:千円、%) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 負 担 金 20,570,703 20,119,479 451,224 2.2 補 助 金 3,695,483 1,284,764 2,410,719 187.6 委 託 金 101,950 82,794 19,156 23.1 計 24,368,136 21,487,037 2,881,099 13.4

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- 30 - 1 億 3,756 万 2 千円(560.9%)、土木費補助金が 4 億 7,073 万 9 千円(177.7%)、教育費 補助金が 1 億 3,499 万 2 千円(55.7%)増加した結果、全体として、前年度に比べ 24 億 1,071 万 9 千円(187.6%)増加している。 総務費補助金の主なものは、がんばる地域交付金 7,133 万円である。 民生費補助金の主なものは、臨時福祉給付金給付事業費補助金 11 億 583 万 5 千円、子育て 世帯臨時特例給付金給付事業費補助金 5 億 949 万 2 千円、児童福祉費補助金 4 億 4,076 万 8 千円、障害者地域生活支援事業補助金で 2 億 1,875 万 1 千円である。 衛生費補助金の主なものは、小児慢性特定疾患等医療費補助金 7,915 万 5 千円、がん検診 推進事業補助金 3,862 万 6 千円、母子保健衛生費等補助金 3,336 万 5 千円である。 土木費補助金の主なものは、社会資本整備総合交付金 7 億 3,566 万 7 千円で、前年度に比 べ 4 億 7,073 万 9 千円(177.7%)増加している。 教育費補助金の主なものは、学校施設環境改善交付金 1 億 7,930 万 9 千円で、前年度に比 べ 8,075 万 5 千円(81.9%)増加、幼稚園就園奨励費補助金 1 億 6,419 万 5 千円は前年度に 比べ 4,548 万 3 千円(38.3%)増加している。 委託金 1 億 195 万円は、前年度に比べ民生費委託金が 1,233 万円(15.1%)、衛生費委託 金が 686 万 3 千円(皆増)増加した結果、全体として、前年度に比べ 1,915 万 6 千円 (23.1%)増加している。 第15款 府 支 出 金 決算額は 72 億 7,244 万 1 千円で、前年度に比べ 8 億 5,979 万 5 千円(△10.6%)減少して いる。これを項別にみると、次表のとおりである。 負担金 44 億 343 万 4 千円のうち民生費府負担金は、前年度に比べ 5 億 5,890 万 6 千円 (11.3%)減少している。 民生費府負担金の主なものは、障害者自立支援給付費負担金 12 億 3,980 万 1 千円、前年度 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 7,897,057 7,272,441 7,272,441 0 0 100.0 (単位:千円、%) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 負 担 金 4,403,434 4,962,433 △ 558,999 △ 11.3 補 助 金 1,946,991 2,491,362 △ 544,371 △ 21.9 委 託 金 922,016 678,441 243,575 35.9 計 7,272,441 8,132,236 △ 859,795 △ 10.6

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- 31 - に比べ 1 億 1,413 万 5 千円(10.1%)増加、国民健康保険基盤安定負担金 12 億 2,371 万 7 千 円で、1 億 7,268 万円(16.4%)増加している。また、児童福祉費負担金が 11 億 3,880 万 8 千円で前年度に比べ 1,795 万 7 千円(△1.6%)減少している。 後期高齢者医療保険基盤安定負担金が 5 億 476 万 6 千円で前年度に比べ 6,010 万 1 千円 (13.5%)、障害児施設措置費(給付費等)負担金が 1 億 5,786 万 2 千円で、6,595 万 9 千 円(71.8%)増加しているものの、保育所運営費等負担金が 615 万 1 千円で、前年度に比べ 7 億 2,250 万 9 千円(△99.2%)、生活保護費負担金が 2 億 4,269 万 8 千円(皆減)減少し ている。 補助金 19 億 4,699 万1千円は、前年度に比べ民生費府補助金が 8 億 180 万 9 千円(△ 34.1%)、商工費府補助金が 231 万 2 千円(△20.4%)、衛生費府補助金が 502 万 7 千円 (△12.5%)など減少した結果、全体として、前年度に比べ 5 億 4,437 万 1 千円(△21.9%) 減少している。 総務費府補助金の主なものは、大阪府市町村振興補助金 8,090 万円である。農林水産業費 府補助金の主なものは、農業委員会交付金 244 万 4 千円、農地制度実施円滑化事業費補助金 216 万 6 千円である。 土木費府補助金は、全額が都市計画費補助金で、1,636 万 3 千円、教育費府補助金の主な ものは、中学校給食導入促進補助金 1 億 1,043 万 5 千円である。 次に、委託金 9 億 2,201 万 6 千円は、前年度に比べ総務費委託金が 5,070 万 8 千円 (7.5%)、土木費委託金が 1 億 9,032 万 5 千円(皆増)増加した結果、全体として、前年度 に比べ 2 億 4,357 万 5 千円(35.9%)増加している。 総務費委託金の主なものは、府税徴収交付金 5 億 9,640 万 6 千円で、前年度に比べ 1,552 万 4 千円(2.7%)増加している。土木費委託金の主なものは、都市計画費委託金 1 億 8,607 万 6 千円である。 第16款 財 産 収 入 決算額は 9,304 万 9 千円で、前年度に比べ 3,431 万 4 千円(△26.9%)減少している。こ れは、主に不動産売払収入において売却処分件数、処分面積共に減少したためである。 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 123,324 93,049 93,049 0 0 100.0

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- 32 - 第17款 寄 附 金 決算額は 584 万 5 千円で、前年度に比べ 3 億 3,803 万円(△98.3%)減少している。これ は、平成 25 年度には財団法人公園緑化協会解散に伴う残余財産の寄附金 3 億 3,893 万 2 千円 があったためである。 第18款 繰 入 金 決算額は 3 億 6,061 万 4 千円で、前年度に比べ 7,562 万 6 千円(△17.3%)減少している。 これを項別にみると、次表のとおりである。 基金からの繰入金は 3 億 5,711 万 4 千円で、前年度に比べ 7,520 万 1 千円(△17.4%)減 少している。 基金繰入金のうち、減債基金繰入金 1 億 6,798 万 7 千円の取崩しの理由は、財源対策債及 び調整債と臨時財政特例債に係る償還金 7,101 万 7 千円、公共用地先行取得等事業債等償還 金 9,507 万 9 千円等で、前年度に比べ 304 万 8 千円(△1.8%)減少している。その他、安心 安全基金繰入金が 9,578 万 9 千円、地域福祉推進基金繰入金が 4,384 万 5 千円、施設保全整 備基金繰入金が 1,347 万 4 千円などである。 また、財産区財産の処分に伴う一般会計への繰入金が 350 万円となっている。 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 6,886 5,845 5,845 0 0 100.0 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 4,987,182 360,614 360,614 0 0 100.0 (単位:千円、%) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 基 金 繰 入 金 357,114 432,315 △ 75,201 △ 17.4 財 産 区 繰 入 金 3,500 3,925 △ 425 △ 10.8 計 360,614 436,240 △ 75,626 △ 17.3

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- 33 - 第19款 諸 収 入 決算額は 16 億 2,374 万 6 千円で、前年度に比べ 1 億 3,785 万 6 千円(9.3%)増加してい る。これを項別にみると、次表のとおりである。 延滞金加算金及び過料1億 4,911 万 6 千円は全額延滞金で、前年度に比べ 1,225 万円(△ 7.6%)減少している。市預金利子 268 万 9 千円は、前年度に比べ 166 万 3 千円(△38.2%) 減少している。収益事業収入 8,246 万 5 千円は全額競艇収入で、前年度に比べ 591 万 1 千円 (△6.7%)減少している。 雑入 13 億 8,947 万 6 千円は、前年度に比べ 1 億 5,768 万円(12.8%)増加している。雑入 の主なものでは、東部清掃工場電力供給収入が 2 億 4,468 万円で前年度に比べ 3,326 万 3 千 円(15.7%)、高額療養費差額収入が 1 億 4,061 万円で前年度に比べ 1,307 万 6 千円 (10.3%)、スポーツ振興くじ助成金が 7,285 万円(皆増)、療養給付費負担金精算金が 7,422 万 4 千円で前年度に比べ 7,141 万 8 千円(著増)増加している。また、市町村交付金 が 1 億 4,764 万 4 千円で前年度に比べ 1,870 万 5 千円(△11.2%)、生活保護費返還金が 1 億 3,448 万 2 千円で 1,420 万 7 千円(△9.6%)、証紙・印紙販売収入が 1 億 3,442 万 2 千円 で 545 万 7 千円(△3.9%)、北河内夜間救急センター診療収入が 1 億 847 万 5 千円で 165 万 2 千円(△1.5%)減少している。 第20款 市 債 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 ( 40 ) 1,273,850 1,977,501 1,623,746 19,872 333,923 82.1 (注) ( )は還付未済額で収入済額の内数。 収入率=(収入済額-還付未済額)/調定額 (単位:千円、%) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 増 減 率 延 滞 金 加 算 金 及 び 過 料 149,116 161,366 △ 12,250 △ 7.6 市 預 金 利 子 2,689 4,352 △ 1,663 △ 38.2 収 益 事 業 収 入 82,465 88,376 △ 5,911 △ 6.7 雑 入 1,389,476 1,231,796 157,680 12.8 計 1,623,746 1,485,890 137,856 9.3 (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 11,244,298 10,501,698 10,501,698 0 0 100.0

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- 34 - 決算額は 105 億 169 万 8 千円で、前年度に比べ 15 億 7,932 万 6 千円(△13.1%)減少して いる。目別内訳は次表のとおりである。 前年度に比べ、衛生債が 4 億 8,130 万円(450.2%)、土木債が 4 億 1,530 万円(76.3%)、 消防債が 1 億 2,300 万円(108.6%)、臨時財政対策債が 1 億 1,270 万 3 千円(1.4%)増加 したものの、民生債が 2,290 万円(皆減)、教育債が 1 億 2,210 万円(△19.1%)、借換債 が 25 億 6,662 万 9 千円(皆減)の減少により、市債全体で 15 億 7,932 万 6 千円(△13.1%) の減少となっている。 主な起債対象事業と起債額は以下のとおりである。 衛生債は、第 3 プラント老朽化対策事業で 3 億 5,290 万円、上水道安全対策事業出資で 2 億 3,530 万円である。土木債のうち都市計画事業債 6 億 3,720 万円の内訳は、東部スポーツ 公園整備事業で 5 億 3,480 万円、京阪本線連続立体交差事業で 5,790 万円、星ヶ丘公園整備 事業等で 4,450 万円となっており、土木債 3 億 2,270 万円の内訳は、牧野長尾線整備事業で 1 億 7,180 万円、橋梁修繕・補強事業で 4,900 万円、枚方藤阪線整備事業で 4,540 万円、主 要道路リフレッシュ整備事業で 2,670 万円等となっている。消防債は、同報系無線デジタル 化整備事業で 2 億 2,250 万円等である。教育債は、施設改善維持補修事業で 2 億 1,790 万円、 新第 1 学校給食共同調理場整備事業で 1 億 8,680 万円、トイレ改善事業で 8,720 万円等であ る。 第21款 繰 越 金 収入済額 構 成 比 収入済額 構 成 比 増 減 額 増減率 総 務 債 0 0.0 0 0.0 0 -  民 生 債 0 0.0 22,900 0.2 △ 22,900 皆減 衛 生 債 588,200 5.6 106,900 0.9 481,300 450.2 土 木 債 959,900 9.1 544,600 4.5 415,300 76.3 消 防 債 236,300 2.3 113,300 0.9 123,000 108.6 教 育 債 518,600 4.9 640,700 5.3 △ 122,100 △ 19.1 臨 時 財 政 対 策 債 8,198,698 78.1 8,085,995 66.9 112,703 1.4 借 換 債 0 0.0 2,566,629 21.3 △ 2,566,629 皆減 計 10,501,698 100.0 12,081,024 100.0 △ 1,579,326 △ 13.1 区 分 26 年 度 25 年 度 対 前 年 度 (単位:千円、%) (単位:千円、%) 予 算 現 額 調 定 額 収 入 済 額 不納欠損額 収入未済額 収 入率 1,893,867 1,893,867 1,893,867 0 0 100.0

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- 35 -

決算額は 18 億 9,386 万 7 千円で、前年度に比べ 2 億 9,236 万 6 千円(18.3%)増加してい る。

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- 36 - 3.歳 出 ⑴ 歳出の概要 決算額は 1,232 億 8,772 万 6 千円で予算現額に対して、79 億 1,619 万 6 千円の減で、執行 率は 94.0%である。また、翌年度繰越額は 11 億 6,297 万 8 千円、不用額は 67 億 5,321 万 8 千円となっている。 各款別に前年度と比較すると、次表のとおりである。 決算額を前年度と比較すると、35 億 9,190 万 4 千円(3.0%)増加している。 増加した主なものは、民生費 49 億 3,428 万 3 千円(8.9%)、土木費 15 億 6,934 万 4 千円 (14.6%)、衛生費 11 億 503 万 9 千円(11.0%)である。 一方、減少した主なものは、総務費 19 億 7,317 万 2 千円(△16.7%)、公債費 17 億 859 万 8 千円(△13.1%)である。 なお、款別に市民 1 人当たりの額を前年度と比較すると、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 決 算 額 構成比 決 算 額 構成比 増 減 額 増減率 議 会 費 705,655 0.6 697,099 0.6 8,556 1.2 総 務 費 9,852,771 8.0 11,825,943 9.9 △ 1,973,172 △ 16.7 民 生 費 60,491,624 49.1 55,557,341 46.4 4,934,283 8.9 衛 生 費 11,155,611 9.0 10,050,572 8.4 1,105,039 11.0 農 林 水 産 業 費 209,201 0.2 200,371 0.2 8,830 4.4 商 工 費 440,411 0.3 562,732 0.5 △ 122,321 △ 21.7 土 木 費 12,292,139 10.0 10,722,795 8.9 1,569,344 14.6 消 防 費 4,676,239 3.8 4,941,889 4.1 △ 265,650 △ 5.4 教 育 費 10,565,983 8.6 10,537,819 8.8 28,164 0.3 公 債 費 11,351,381 9.2 13,059,979 10.9 △ 1,708,598 △ 13.1 諸 支 出 金 1,546,711 1.2 1,539,282 1.3 7,429 0.5 合 計 123,287,726 100.0 119,695,822 100.0 3,591,904 3.0 区 分 26 年 度 25 年 度 対 前 年 度

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- 37 - ⑵ 歳出の性質別構成状況 決算額を性質別に分類し前年度と比較すると、次表のとおりである。 (単位:円) 区 分 26 年 度 25 年 度 増 減 額 議 会 費 1,737 1,710 27 総 務 費 24,254 29,016 △ 4,762 民 生 費 148,911 136,318 12,593 衛 生 費 27,461 24,660 2,801 農 林 水 産 業 費 515 492 23 商 工 費 1,084 1,381 △ 297 土 木 費 30,259 26,310 3,949 消 防 費 11,511 12,126 △ 615 教 育 費 26,010 25,856 154 公 債 費 27,943 32,044 △ 4,101 諸 支 出 金 3,807 3,777 30 合 計 303,492 293,690 9,802 (注) 平成25年度末人口:407,558人、平成26年度末人口:406,228人。 (単位:千円、%) 決算額 構成比 決算額 構成比 増減額 増減率 63,656,560 51.6 63,804,597 53.3 △ 148,037 △ 0.2 人件費      20,561,593 16.7 19,939,531 16.7 622,062 3.1 扶助費      31,743,586 25.8 30,805,087 25.7 938,499 3.0 公債費      11,351,381 9.2 13,059,979 10.9 △ 1,708,598 △ 13.1 7,255,229 5.9 5,411,993 4.5 1,843,236 34.1 52,375,937 42.5 50,479,232 42.2 1,896,705 3.8 物件費      19,478,081 15.8 18,180,300 15.2 1,297,781 7.1 補助費等      20,211,455 16.4 18,641,161 15.6 1,570,294 8.4 投資及び出資金        918,003 0.7 358,937 0.3 559,066 155.8 積立金      2,175,699 1.8 2,471,585 2.1 △ 295,886 △ 12.0 繰出金      9,592,699 7.8 10,827,249 9.0 △ 1,234,550 △ 11.4 123,287,726 100.0 119,695,822 100.0 3,591,904 3.0 対前年度 (注)人件費は「節」の区分番号1~6、事業経費は15・17、物件費は7~14・16・18、補助費等は19・22・23・26・27の合算額である。 ただし、12・23の一部は公債費へ計上している場合がある。なお、区分番号は86頁を参照。 義務的経費       事業経費       その他の経費 歳出総額 区分 26 年 度 25 年 度

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- 38 - 歳出に占める各性質別経費の構成比は、義務的経費として人件費 16.7%、扶助費 25.8%、 公債費 9.2%で、事業経費として 5.9%、その他の経費として物件費 15.8%、補助費等 16.4%、投資及び出資金 0.7%、積立金 1.8%、繰出金 7.8%となっている。 また、前年度に比べ事業経費が 18 億 4,323 万 6 千円(34.1%)、補助費等が 15 億 7,029 万 4 千円(8.4%)増加している。 一方、前年度に比べ公債費が 17 億 859 万 8 千円(△13.1%)、繰出金が 12 億 3,455 万円 (△11.4%)の減少となった。 歳出の性質別経費の 5 か年の推移をみると、次図のとおりである。 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 億円 歳出総額 義務的経費 その他の経費 事業経費

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- 39 - 義務的経費及び事業経費の執行状況をみると、次のとおりである。 ① 義 務 的 経 費 人件費、扶助費、公債費のように、その支出が義務付けられている経費は 636 億 5,656 万 円で、前年度に比べ 1 億 4,803 万 7 千円(△0.2%)減少し、歳出総額に占める割合は 51.6%(前年度 53.3%)である。 人件費は 205 億 6,159 万 3 千円で、給与改定や中核市移行に伴う業務量の増への対応など により、前年度に比べ 6 億 2,206 万 2 千円(3.1%)増加している。 扶助費は 317 億 4,358 万 6 千円で、障害者自立支援費や臨時福祉給付金等の増加により、 前年度に比べ 9 億 3,849 万 9 千円(3.0%)増加している。 公債費は 113 億 5,138 万 1 千円で、借換時期を迎える起債の償還額の減少等により、前年 度に比べ 17 億 859 万 8 千円(△13.1%)減少している。 ② 事 業 経 費 事業経費は 72 億 5,522 万 9 千円で、前年度に比べ 18 億 4,323 万 6 千円(34.1%)増加し ている。 なお、本年度に執行された事業等は、次表のとおりである。 主な事業経費は、民生費の総合福祉センターリニューアル工事が 3 億 8,220 万 3 千円、衛 生費の穂谷川清掃工場第 3 プラント老朽化対策工事が 5 億 1,727 万 7 千円、土木費の東部ス ポーツ公園整備事業費が 10 億 4,822 万 3 千円、土地購入経費(牧野長尾線整備事業)が 5 億 8,998 万 8 千円、教育費の小学校施設改善維持補修経費が 5 億 8,893 万 2 千円、新第 1 学校 給食共同調理場整備工事が 3 億 5,409 万 1 千円等である。

参照

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