地域看護学への学生の学習意欲を高める試み : 「
しおさい会(保健師同窓会)」会員への保健師経験に
関するインタビューを地域看護学概論に導入した効
果の検討
著者
大野 佳子, 小林 奈美, 相星 香, 山本 真梨子, 森
隆子
雑誌名
鹿児島大学医学部保健学科紀要=Bulletin of the
School of Health Sciences, Faculty of
Medicine, Kagoshima University
巻
20
ページ
9-15
別言語のタイトル
"An attempt to arouse students' motivation for
learning : A Study into the effects of
utilizing interviews to members of
""Shiosaikai (health nurses reunion)""
regarding their experiences as health nurses
to develop a community health nursing outline"
【原 著論 文 】 鹿 児 島 大 学 医学 部 保 健 学 科 紀 要 20:9-15,2010
地 域 看 護 学 へ の 学 生 の学 習 意 欲 を高 め る試 み:
「しお さい会(保
健 師 同窓 会)」 会 員 へ の保 健 師経 験 に 関す る
イ ン タ ビ ュー を地 域 看 護 学概 論 に導 入 した 効 果 の検 討
大 野 佳 子 1,小 林 奈 美 2,相 星 香 3,山 本 真 梨 子 4,森 隆 子 1 要 旨 地 域 看護 学 に 初 め て 接 す る学 生 に と って,地 域 住 民 全 体 を支 援 す る活 動 はイ メー ジ し難 く学習 意 欲 を 持 ち難 い 。 そ こで保 健 師 と して の 経 験 豊 富 な 本 学 同窓 会 員 の協 力 を得 て,学 生 が保 健 師活 動 の真 髄 を知 る上 で 重 要 と考 え たイ ン タ ビ ュー を取 り入 れ た。 質 的 研 究 手 法 に よ り語 りを振 り返 り,「保 健 師魂 」 「保 健 師 の専 門性 」 を把 握 す る試 み を授 業 に 導 入 した 。 学 習 意 欲 の 変 化 を評 価 す るた め,科 目履 修 者2年 次90人 の学 生 に対 し,最 終講 義 終 了 後 に 受 講 に よ る 自分 の 変 化(16項 目),そ の影 響 要 因(12項 目),役 立 っ た 内容(14項 目)そ れ ぞれ 5件 法 に よ る ア ンケ ー ト調 査 を 無記 名 で実 施 した 。 有 効 回 答82人(91%)の 集 計 結 果 よ り,受 講 に よる変 化 は, 「関心 が 高 く な っ た」89%,「 学 習 意 欲 が 高 ま った 」87%で あ り,そ の影 響 要 因 と して 「協 力 者 の熱 意 」90%, 「人 柄 」89%,役 立 った 内容 は 「イ ン タ ビ ュー 経 験 」98%,「 グル ー プ ワー ク 」83%で あ っ た 。 Key words: 質 的研 究,基 礎 教 育,同 窓会 員,保 健 師魂,保 健 師 の 専 門性 I.緒 言 大 学 に お け る看 護 基礎 教 育 の 現 状 と して,平 成9年 の 「保 健 師助 産 師 看護 師学 校 養 成 所 指 定規 則 」(「指 定 規 則 」) に お い て制 度 化 され た 統合 カ リキ ュ ラ ム に よ り,4年 間 の 学 士課 程 教 育 の 中 で保 健 師 教 育 が 必修 とな っ た。 これ に伴 い保 健 師 教 育 の 単位 履 修 が 卒 業 要件 の 一つ とな っ た が,平 成4年 「看 護 師 等 の人 材 確保 の促 進 に関 す る法 律 」 施 行 後 の看 護 系 大 学 の急 激 な増 加 と併せ,実 習 場所 の 不 足や 学 生 の モ チベ ー シ ョン の低 下 が 全 国 的 に 問題 化 して き た。 この た め 「大 学 に お け る看 護 系 人材 養 成 の在 り方 に 関 す る検 討 会 」(「大 学 検 討 会 」)で は,統 合 カ リキ ュ ラ ム の 見 直 しに つ い て議 論 して お り,選 択 制 の 導入(保 健 師 教 育 履 修 科 目 を卒 業 用 件 と しな い),保 健 師,助 産 師 教 育 を 専 攻 科や 大 学 院 な どで 重 点 的 に 実施 す る こ と等 が検 討 され て い る。 但 し,学 生側 の 学 習意 欲 や 適 切 な 教 授 体制 が 十 分 な場 合,選 択 制 で保 健 師,助 産 師教 育 も可 能 と して い る。 一方,看 護 基 礎 教 育 に お い て,学 生 の 学 習意 欲 を 高 め る試 み に つ い て は,実 習 や 学 内 演 習 に よ る 多 く の 報 告 1)-3)がされ て き た が,保 健 師 へ の 学 習意 欲 向 上 に 特化 した 基 礎 教 育 の 工 夫 や 試 み の 報 告 は 少 な い 4,5)。ま た, 看 護 学 生 の 学 習意 欲 向 上 の た め に 同職 種 の先 輩 との 出 会 い の 体 験 に よ る効 果 に つ い て の報 告 も少 な い 6,7)。さ ら に,基 礎 教 育 に お い て 質 的研 究 手 法 を 取 り入 れ て 学 習意 欲 の 向 上 を試 み た研 究報 告 は 見 当 た らず,博 士課 程 院 生 に質 的研 究 法 を適 用 した場 合 の効 果 に つ い て の報 告 の み で あ っ た 8)。 社 会 ニ ー ズ の 多様 化 に対 応 で き る人材 育成 の た め に, 看 護 学 生 は 学 習意 欲 の 向 上 に加 え,コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 や 創 造 的 思 考力 の 育成 が 求 め られ る。 これ を 実 現す 1鹿 児 島 大 学 医 学 部 保 健 学 科 地 域 看 護 ・看 護 情 報 学 講 座 , 2北 里 大 学 看 護 学 部 , 3北 里 大 学 大 学 院 看 護 学 研 究 科 , 4首 都 大 学 東 京 大 学 院 人 間 健 康 科 学 研 究 科 連 絡 先:大 野 佳 子 〒890-8544鹿 児 島 市 桜 ケ 丘8-35-1 Tel/Fax:099-275-6794 E-mai1:[email protected]-9-る た め の効 果 的 な授 業 の組 み 立 て が 要 求 され -9-る が,学 生 が 自 らの 面接 体 験 等 に つ い て 質 的研 究 手 法 を 用 い て 帰 納 的 に ま とめ た報 告例 は看 護 学 部 基礎 教 育 に お い て は 見 当 た らな い。 ま た,授 業 で 学 生 自身 が 質 的研 究 手 法 を 用 い て イ ン タ ビュ ー 演 習 を行 うこ とに よっ て,学 習意 欲 を 高 め る 演 習効 果 を報 告 した例 は な い。 本 学 に お い て,地 域 看 護 学 の 初 学者 で あ る2年 次 の 学 生 が,経 験 豊 か な保 健 師 に 対 して イ ン タ ビュ ー の 経 験 を した 後,帰 納 的 ア プ ロー チ に よ り保 健 師 に つ い て概 念 図 を 作成 し,発 表 す る こ とが 学 習意 欲 の 向 上 に つ な が る か 否 か に つ い て,効 果 を検 討 した の で報 告 す る。 II. 方 法 1.用 語 の 定 義 「保 健 師 」 とは,『看護 学 と公 衆 衛 生 学,社 会 科 学 の 基 盤 を持 ち,厚 生 労働 大 臣 の免 許 を 受 け,保 健 師 の名 称 を 用 い て保 健 指 導 に従 事 す る と共 に,一 定 の集 団 も し く は 地域 で の 生活 者 全 体 に 焦 点 を 当 て,そ の 生活 者 全 体 の 健 康 の保 持 増 進 に 向 け た活 動 を 展 開 す る看 護 専 門職 種 で あ り 9),養 護 教 諭 も含 む こ と とす る。』 と定 義 した 。 「保 健 師 の 専 門性 」 とは,ア メ リカ,カ ナ ダ,イ ギ リ ス で そ の コア 能 力や 実 践 基 準 が設 け られ て お り,日 本 に お け る提 案 9,10)もあ る が,今 回 は そ れ らを前 提 とせ ず, 『学 生 が 授 業 の学 習 を通 して 自 由 に考 えた 内容 とす る。』 と定 義 した。 「保 健 師魂 」 とは,保 健 師 の 専 門性 と同様 に 日本 に お け る提 案 9,10)があ るが,今 回 はそ れ らを前 提 とせ ず,『学 生 が 授 業 の学 習 を通 して 自 由 に考 え た 内 容 とす る。』 と 定 義 した。 2.調 査 対 象 本 学 にお い て看 護 基 礎 教 育 を学 ぶ 学 生 の うち,「 地 域 看 護 学概 論 」 を履 修 す る2年 次 学 部 学 生80名 及 び3年 次 編 入 学 生10名 の 計90名 で あ る。 な お,イ ン タ ビュ ー に ご協 力頂 い た 先 生(以 下,協 力 者 とす る)は,同 大 学 の 卒 業 生 で あ り,保 健 師 同 窓 会 「しお さい 会 」 会 員 の 中 で長 年 地 域 看 護 活 動 に従 事 した 会員 の うち,概 ね60歳 以 上 で 現役 の保 健 師活 動 を行 っ て い な い者 で,大 学 キ ャ ンパ ス よ り20キ ロ以 内 に居住 す る, 説 明 に よる 同意 を得 た13名 で あ る。 3.調 査 期 間 2007年10月18日 ∼12月19日 4.調 査 方 法 質 問紙 に よる 自記 式集 合 調 査 を行 っ た。 質 問紙 は12月 18日 の講 義 に 出席 した 学 生 に 直接 配 布 し,回 答 用紙 は配 布 会 場 に て 回収 した。 5.イ ン タ ビ ュ ー 内 容 イ ン タ ビ ュ ー 準 備 の た め の 講 義 の な か で,イ ン タ ビ ュ ー 内 容 に 含 む こ と と して,以 下 の 内 容 を 例 示 し た 。 「先 輩 た ち の 時 代 の 実 習 ・学 習 」,「 ど の よ うな 思 い で 取 り組 ん だ の か 」,「な ぜ,そ の 職 業 を 選 ん だ の か 」,「仕 事 の 経 験 は ど の よ うな も の だ っ た の か 」,「そ の 仕 事 を 続 け る こ と は(も し く は や め る こ と)は,人 生 に と っ て ど の よ うな 意 味 が あ っ た の か 」,「定 年 を む か え た と き,ど の よ うな 思 い で あ っ た か 」,「職 業 人 と し て,何 を 一 番 大 切 に し て い た か 」,「 一 番 印 象 に 残 っ て い る 事 例 や 事 件 は 何 か 」, 「一 番 辛 か っ た こ と,一 番 嬉 し か っ た こ と,最 も や り が い を 感 じ た こ と 」,「私 た ち 後 輩 に 期 待 す る こ と は ど の よ うな こ と か 」 これ ら を 基 に,各 班 で 内 容 を 話 し合 っ て 班 毎 に よ り独 自 に 質 問 内 容 を 決 定 し た 。 6.調 査 内 容 イ ンタ ビュ ー の 効果 を調 べ るた め に,以 下 の 計42項 目 の調 査 項 目に よ り構 成 した。 1)「 受 講 前 後 で 変 化 した 内容 」16項 目(地 域 看 護 学 へ の 関 心,学 習意 欲,保 健 師 へ の 関 心,保 健 師 へ の進 路 希 望,保 健 師魂 へ の理 解,保 健 師 の 専 門性 へ の理 解, マ ナ ー の 習得,コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンス キル の 向 上,自 分 へ の 自信,地 域 看 護 職 を め ざす こ とへ の 関 心,看 護 学 を 学 ぶ 楽 しみ,看 護 学 を 学 ぶ 自信,地 域 看 護 学 実 習 に 臨 む 楽 しみ,後 輩 ヘ イ ンタ ビュ ー を勧 め る気 持 ち, 今 後 の科 目で もイ ンタ ビュ ー を行 い た い気 持 ち,本 講 義 へ の総 合 的満 足度) 2)「 変 化 に影 響 した 要 因 」12項 目(協 力 者 の 人 柄,協 力 者 の話 され た 内容,協 力 者 の よ うな看 護 職 に な りた い と思 っ た こ と,協 力 者 の 生 き 方 に感 動 した こ と,協 力 者 の仕 事 に 対す る熱 意,協 力者 か ら受 け た お もて な し,自 分 に とっ て イ ンタ ビュ ー が 有意 義 だ っ た こ と, 全 体 を通 して この科 目の め ざす 目標 が 明確 だ った こ と, 科 目の講 義 内容 の組 み 立 て 方 が 分 りや す か っ た こ と, 教 員 が イ ンタ ビュ ー 準備 に 細や か に 関 わ っ た こ と,教 員 がイ ン タ ビュー の ま とめ を行 う作 業 に細や か に 関わ っ た こ と,教 員 か ら講 義 に の ぞ む 姿 勢 ・態 度 に つ い て 注 意 を受 け た こ と) 3)「 学 習 に役 立 っ た こ と」14項 目(地 域 看 護 学 概 要 に つ い て の講 義,保 健 師 同 窓 会 しお さい 会歴 史 の紹 介, 個 人課 題 レポ ー ト作成;イ ンタ ビュ ー の 目的 ・内容 ・ の ぞ む 姿,イ ンタ ビュ ー 内容 や 役 割 分担 の決 定,ハ ガ キ と電話 に よ るイ ンタ ビュ ー 対象 者 へ の 事 前挨 拶,イ ンタ ビ ュー を行 うま で の 教員 の 関 わ り,イ ンタ ビ ュー の経 験,イ ン タ ビ ュー を用 いた 研 究方 法 を学 ん だ こ と,
-10-図1「 地 域看 護学概 論 」科 目の 組み 立 て 図2授 業 で提 示 した概念 モ デ リング イ ン タ ビ ュ ー の と ら え 方 に つ い て 学 ん だ こ と,個 人 課 題 レ ポ ー トの 作 成;イ ン タ ビ ュ ー の ま と め,全 体 発 表 に 向 け て の グ ル ー プ ワ ー ク,イ ン タ ビ ュ ー の ま と め を 進 め る と き の 教 員 の 関 わ り,Web上 の 情 報,教 科 書 ・ 参 考 書) 以 上 の42項 目 に つ い て,5件 法(強 く そ う思 う,や や そ う思 う,ど ち ら で も な い,あ ま り思 わ な い,全 く そ う思 わ な い)の リ ッ カ ー ト尺 度 で 測 定 し た 。 4)ま た,自 由 記 述 は 「こ の 科 目 を 通 し て 学 ん だ こ と 」, 「こ れ か ら 地 域 看 護 学 を ど の よ うな 姿 勢 と 動 機 で 学 ぶ か 」 に つ い て 記 入 欄 を 設 け た 。 7.科 目の組 み 立 て 本 科 目の 講 義 内容 の組 み 立 て に つ い て は 図1の とお り で あ る。 講義 の 目的 を 「保 健 師 魂 」 と 「保 健 師 の 専 門性 」 を 明 らか に す る過 程 で 地域 看 護 学 学 習 へ の動 機 を 高 め る こ とに設 定 し,協 力者 へ の イ ン タ ビュ ー を とお して,こ れ らの概 念 に つ い て 考 察 す る こ とを課 題 と した 。 事 前 準 備 と して イ ン タ ビュ ー を 用 い た 質 的研 究 法 に つ い て 講 義 し,イ ン タ ビュ ー の 半構 成 的 質 問 項 目の設 定 を行 い,イ ン タ ビュ ー の 技 法 ・と らえ 方,訪 問 の マ ナ ー に つ い て も 学 習 し,対 面 面接,帰 納 法,統 合 す る こ とに よ り地域 看 護 学へ の学習意 欲 を引 き出す こ とを意 図 した。イ ンタ ビュー は 協 力 者1名 に 対 し学 生1班(4-5名)で 実 施 し,協 力者4名 に1回,9名 に2回 の イ ン タ ビュ ー を 自宅 と大 学 で 実施 した。 そ れ ぞ れ の班 は講 義 の 目的 に そ っ て 事 前 に4つ の質 問項 目を用 意 し,協 力者 にハ ガ キで 知 らせ た。 な お,学 生 へ提 示 した概 念 モ デ リン グ は 図2の とお り で あ る。 8.学 生 に よ る 「保 健 師 の 専 門性 」 と 「保健 師魂 」 の 関 連 図 の作 成 図1の 帰納 法 か ら統合 へ の プ ロセ ス に お い て班 毎 に 学 生 が 考 え た概 念 図 を 作成 した。 9.解 析 方法 5件 法 で得 られ た デ ー タ に つ い て,全 項 目の記 述 統 計 値 「強 くそ う思 う」 「や や そ う思 う」 の 累 積%を 算 出 し た。 10.倫 理 的配 慮 イ ンタ ビ ュー 協 力者 に依 頼 す る前 の倫 理 的 手続 き と し て,本 学保 健 師 同 窓 会 「しお さい 会 」 の役 員 会及 び 総 会 に おい て,研 究 の趣 旨お よび 方 法 に つ い て議 案 を提 出 し, 全 員 及 び 多数 の 同意 を得 た。 各 協力 者 に 対 し,研 究 お よ び今 回の 授 業 で の取 り組 み の趣 旨,研 究参 加 の 自由意 思, 途 中 自体 の 自由,プ ライ バ シ ー の保 護,個 人情 報 の 守 秘 の厳 守,研 究参 加 に伴 う利 益 と不利 益 に つ い て 口頭 お よ び 文 書 で説 明 し,文 書 に よ る同意 を得 た。 ま た,学 生 に 対 し,研 究 の趣 旨説 明,回 答 と成 績 判 定 は 無 関係 で 自由 参 加 で あ る こ と,回 答 しな くて も不利 益 を被 る こ とは な い こ とを 口頭 お よび 文 書 で説 明 し,文 書 に よ る同意 を得 た。 質 問紙 は 無記 名 で 学籍 番 号記 入 は 自由意 思 と し,質 問紙 の 回収 を もっ て 同意 とみ な した。 III .結 果 配 布 し た 質 問 紙90部 の 回 収 率 は92.2%(83部),有 効 回 答 は91.1%(82部)で あ っ た 。 ま た,正 規 性 の 検 定 の 結 果 有 意 差 が な か っ た た め,5段 階 尺 度 を 間 隔 尺 度 と し て 用 い た 。 学 生 は 班 毎 に 独 自 の 「保 健 師 の 専 門 性 」 と
-11-「保 健 師 魂 」 に 関 す る 関 連 図 を 作 成 し,発 表 を 行 っ た 。 1.調 査 対 象 者 の 特 性 今 回 の 調 査 対 象 者 は,イ ン タ ビ ュ ー 協 力 者 に つ い て 表 1,受 講 学 生 に つ い て 表2の と お りで あ っ た 。 2.受 講 前 後 で 変 化 し た 内 容 に つ い て(表3) 「地 域 看 護 学 へ 関 心 を 持 つ よ う に な っ た(89.0%;以 表1協 力 者 の 特 性(N=13) 度数 (%) 性 別 女性 13名 100% 年 齢 60歳 代 8名 61.5% 70歳 代 4名 30.8% 80歳 代 1名 7.7% 卒業年度 昭 和20年 代 4名 30.8% 昭 和30年 代 4名 30.8% 昭 和40年 代 5名 38.4% 職 種 保 健 師 12名 92.3% 養護 教諭 1名 7.7% 表2学 生 の 特 性(N=82) 度数 (%) 性 別 男 性 女 性 無回答 10名 66名 6名 12.2% 80.5% 7.3% 入学年度 2年 生 3年 生(編 入) 無 回 答 67名 9名 6名 81.7% 11.0% 7.3% 表3受 講 前後 で変 化 した内 容 肯定回答 の割合(%) N より地域看護学に関心 ・興味をもつ ようになった 89.0 82 後輩に対 し,来 年度もイ ンタビューを行 うことをすすめたい 87.8 82 より地域看護学を学びたいと思 うようになった 86.6 82 より保健師もしくは養護教諭 に関心 ・興味をもつようになった 86.6 82 社会人にふさわ しいマナーを身につけることができた 85.4 82 総合的にみて,こ の講義に満足 している 83.1 77 自分なりに保健師の専門性について理解できるようになった 80.2 81 将 来,看 護職 と して働 く ことへ の 関心 ・興 味 が高 ま った 78.0 82 自分に自信がついた 70.7 82 看護学を学ぶ ことが楽しみになった 69.5 82 自分なりに保健師魂について理解できるようになった 69.1 81 地域看護学実習が楽 しみになった 68.3 82 自分 の コ ミュニ ケー シ ョンス キル が高 ま った 58.5 82 3・4年 生の地域看護学に関する科 目でもインタビューを行いたい 55.0 80 より保健師もしくは養護教諭 をめざしたい と思 うようになった 51.2 82 看護学を学ぶ ことに自信がもてるようになった 39.0 82 下,累 積%)」,「 後 輩 に 対 し 来 年 度 も イ ン タ ビ ュ ー を 行 う こ と を す す め た い(87.8%)」,「 地 域 看 護 学 を 学 び た い と 思 う よ うに な っ た(86.6%)」 の 順 に 高 か っ た 。 3.変 化 に 影 響 し た 要 因 に つ い て(表4) 「協 力 者 の 仕 事 に 対 す る 熱 意(90 .2%)」 「協 力 者 の お 人 柄(89.0%)」,「 協 力 者 が 話 し て 下 さ っ た 内 容(89.0%)」 の 順 に 高 か っ た 。 4.学 習 に 役 立 っ た こ と に つ い て(表5) 「イ ン タ ビ ュ ー の 経 験(97.6%)」,「 全 体 発 表 に 向 け て の グ ル ー プ ワ ー ク(82.9%)」,「 ハ ガ キ と電 話 に よ る 協 力 者 へ の 事 前 挨 拶(81.7%)」 の 順 に 高 か っ た 。 5.自 由 記述 の結 果 1)こ の科 目を通 して 学 ん だ こ と 【保 健 師 に つ い て の新 た な発 見 】 保 健 指 導 法 を 作 り出 して き た 事 へ の驚 き,今 ま で 曖 昧 だ っ た保 健 師や 地域 看 護 の イ メ ー ジ が わ い た,保 健 師 っ 表4変 化 に影響 した 要 因 肯定 回答 の割合(%) N インタビューにご協力いただいた先生の仕事に対する熱意 90.2 82 インタビューにご協力いただいた先生のお人柄 89.0 82 インタビューにご協力いただいた先生が話 して下さった内容 89.0 82 インタビューにご協力いただいた先生から受けたおもてなし 87.7 81 自分 に とっ てイ ン タ ビュー が有 意義 だ った こ と 85.4 82 インタビューにご協力いただいた先生の生き方に感動 したこと 74.4 82 教員がインタビューの事前準備に細やかにかかわった こと 72.0 82 インタビューにご協力いただいた先 生のような看護 職になりたい と思ったこと 70.7 82 教員がインタビューのまとめを行 う作業に細やかにかかわったこと 62.2 82 全体を通 して,こ の科目のめざす目標が明確だったこと 58.5 82 教員から講義にのぞむ姿勢 ・態度について注意を受けたこと 56.8 81 この科目の講義内容の組み立て方がわかりやすかった こと 46.3 82 表5学 習 に 役 立 った こ と 肯定 回答 の割合(%) N イン タ ビュー の 経験(11/2∼11/30) 97.6 82 全体発表に向けてのグループワーク 82.9 82 ハガキと電話によるインタビュー対象者への事前挨拶 81.7 82 イン タ ビュー の と らえ かた につ い て学 んだ こ と 81.5 81 インタビューを用いた研究方法を学んだこと 78.0 82 個 人 課題 レポー ト作 成(イ ン タ ビュー の 目的 ・内容 ・の ぞむ 姿) 75.6 82 個 人 課題 レポー ト作 成(イ ン タ ビュー の ま とめ) 75.6 82 インタビューを行 うまでの教員のかかわり 74.1 81 イン タ ビュー 内容 や 役割 分担 の 決 定(10/30・11/6) 66.7 81 地 域 看護 学 の概 要 につ いて の講 義(10/2・10/9) 63.4 82 インタビューのまとめを進めるときの教員のかかわり 58.0 81 教科書,参 考書 52.7 74 web上 の情 報 52.5 80 しおさい会の歴史の紹介(10/9) 37.8 82
て 楽 しい仕 事 な ん だ な,保 健 師 の仕 事 は 一 方 的 に何 か を 提 供 す る の で は な く住 民 か ら教 え られ る こ と も多 い,地 域 看 護 は そ の 人 の 一 生 の歴 史 を み な が らそ の 人 に あ っ た よ うに 指 導 す る こ と,保 健 師 を 知 る こ とが 出 来 て 将 来 の 自分 の道 が 広 が っ た。 【信 頼 関係 を 築 く こ と】 人格 を 尊 重 し真 剣 に 向 き合 う,信 頼 され る よ うに 自分 を 磨 く,「 相 手 を敬 う」 とい うこ との 大 切 さ,家 族 に さ え も見 捨 て られ た 患者 へ の真 心,周 りの 人 が 支 え て くれ て い る か ら 自分 は進 む こ とが で き る,お 互 い が お 互 い を 高 め あ う存在 で あ る こ との 自覚。 【専 門職 と して の 姿 勢 】 将 来,プ ロに な る とい う自覚 が 大切,自 分 の 日常 生活 の積 み 重 ね が 専 門性 に活 か され る,自 分 の職 業 に誇 りを 持 つ こ との 大切 さ,自 分 の 選 ん だ道 を 信 じる,"専 門性 が な け れ ばせ っ か くの保 健 師魂 は活 かせ な い!","保 健 師魂 が な け れ ば 専 門性 は た だ の お役 所 仕 事!" 2)こ れ か らの 姿 勢 と動機 【自身 の意 欲 が 向 上 した こ と】 日常 の何 気 な い 事 実 か ら読 み 取 れ る よ うな鋭 い感 受性 を育 て てい きたい,保 健 師 の こ とを もっ と知 りた い と思 っ た,自 分 が 目指 す 職 業 に 責任 感 を持 っ て学 ん で い き た い, 常 に そ の 人 の健 康 を 守 りた い とい う思 い を 忘 れ な い,今 の うち に で き る こ とを積 極 的 に 経 験 した い,地 域 住 民 の た め に活 動 して い く保 健 師 の仕 事 を 学 び た い。 【他 者 との 関 わ りの 中 で の 姿 勢 と動 機 】 『 様 々 な 人 々 との 出 会 い 』 の 一 つ 一 つ を確 か な経 験 と した い,使 え る コ ミュ ニ ケ ー シ ョン 技術 を 身 に つ け て い き た い,イ ン タ ビュ ー か ら学 ん だ"人 との 関 わ り"を 感 じな が ら学 ぶ。 【先輩 保 健 師 か ら学 ん だ 姿 勢 】 "為 せ ば 成 る ,為 さね ば成 らぬ 何 事 も成 らぬ は人 の 為 さぬ成 りけ り",院 内看 護 と地 域 看 護 の違 い を理 解 す る, こ うい う保 健 師 で あ りた い とい う理想 像 を もつ,Y先 生 み た い に な りた い と思 っ た の で 受動 的 で は な く積 極 的 に 楽 しみ な が ら学 ん で い き た い。 IV.考 察 今 回,看 護 基礎 教 育 の 統合 カ リキ ュ ラ ム の な か で,学 生 が経 験 豊 か な保 健 師 に イ ン タ ビュ ー を経 験 で き た こ と は,学 生 の意 欲 向 上 に 効果 的 で あ っ た。 ま た,学 生 は 自 由な発想 と話 し合 いで独 自の関連 図 を作成 し,イ ンタ ビュー に よる概 念化 は 可 能 で あ っ た と考 え る。 1.保 健 師経 験 に 関 す る イ ン タ ビュ ー の効 果 我 々 は 初 学 時 で あ る2年 次 に,「 人 か ら学 ぶ 体 験 」 す な わ ち 地域 に 出 る体験,地 域 で暮 らす 人 々 の話 を ゆ っ く り聞 く体験 をす る こ とで,地 域 か ら学 ぶ こ とが で き る と 考 え た。 学 生 は 自由記 述 の 中 で他 者 との 関 わ りの 中 で 姿 勢 と動 機 を獲 得 した と 自己評 価 して い た こ とか ら,意 図 した効 果 は得 られ た と考 え る。 しか し,学 生 の背 景 と し て 卒 業 時 に看 護 学 へ の モ チベ ー シ ョ ンの 高 い 学 生 が必 ず し も保 健 師 志 望 で は な く,逆 に保 健 師 を希 望 して も採 用 が減 っ て お り,進 路希 望 と採 用 の ミス マ ッチ が 学 生 の 地 域 看 護 学 へ の意 欲 に負 の影 響 を及 ぼ して い る こ と も考 え られ るた め,今 後 卒 業 時 ま で の フ ォ ロー ア ップ が必 要 と 考 え る。 2.地 域 看 護 学へ の 関 心 の 高 ま り と授 業 の組 み 立 て 保 健 師 を め ざ した い と思 うよ うに な っ た こ と,協 力 者 の よ うな保 健 師 に な りた い 等 の 自由記 述 結 果 か ら,地 域 看 護 職 を 目指 した い とい う思 い が 高 ま るに は,協 力者 と い うロール モ デル との 出 会 いや 協 力者 の 生 き方 に 直接 触 れ,感 動 した こ とが 主 な 要 因 と考 え る。 ま た,こ の よ う な 効果 を 上 げ るた め に は,構 成 され た意 図 的 な授 業 の組 み 立 て が 重 要 で あ る。 今 回,学 生 が 質 的研 究 法 の初 期 体 験 ともい え る"語 られ た言 葉"を 可 能 な 限 り逐 語録 に し, イ ンタ ビュ ー を 通 して 学 ん だ保 健 師 の 専 門性 と保 健 師魂 に つ い て 学 生 が受 け とめ た概 念 図 を 作成 す る こ とが,学 習 の 統合 を助 長 し,学 習意 欲 へ繋 が っ た と考 え る。 学 習意 欲 が 向 上 した 学 生 は,自 信 を深 め講 義 に積 極 的 に な っ た 一方 で,看 護 学 学 習 へ の 自信 を 高 め られ な い 学 生 もい た。 講 義 に積 極 的 に 臨 め な い 学 生 に対 して は,学 生 が 多様 化 して い る現状 か ら他 の ア プ ロー チ 法,例 え ば グル ー プ ワー ク方 法 の 更 な る工 夫,学 生 の相 談 に個 別 に 対 応 す る,必 要 時 に カ ウ ンセ リ ン グや 進 路相 談等 を検 討 す る必 要 が あ る。 3.保 健 師 の基 礎 教 育 に 求 め られ る こ と 公 衆 衛 生 の発 展 の た め に保 健 師養 成 の検 討 は 喫 緊 の課 題 で あ る と の考 え 11)から,各 養 成 校 に お け る保 健 師 資格 の 質 を保 証 す る基 礎 教 育 カ リキ ュ ラム の 内容 充 実 と再構 築 が 重 要 な課 題 とい え る。 保 健 師 の 専 門性 に つ い て は, これ ま で職 域 ご とに様 々 な議 論 が な され て き た が,保 健 師 の技 術 や プ ロ意 識 は どの よ うに して修 得 され るの で あ ろ うか。 これ ま で保 健 師 の 専 門性 を養 成 す る研 究 に お い て は,ケ ー ス メ ソ ッ ドや ペ ー パ ー ・ペ ー シ ェ ン トを 通 し て教 育 効果 を検討 す る試 み 12)13),地区踏査 や グル ー プ ワー ク な どの演 習 を 通 して保 健 師 へ の理 解 や 関 心 を 高 め る試 み 14),早 期 体 験 学 習 に よ る責 任 感 を養 う試 み15)等が され て き た。 本 学 で は,本 学 の 地域 看 護 学 関連 の授 業 が初 め て 開講 され る 「地域 看 護 学概 論 」 に お い て,本 学 を 卒 業 した先 達 で あ る保 健 師 を 人 的 資源 と して活 用 す る こ とに
-13-よ り,学 生 のモ チ ベ ー シ ョンや 意欲 が 向上 した と考 え る。 次 世代 に保 健 師活 動 の歴 史 を語 り継 ぎ,つ な い で い く こ とを 重 視 す る活 動 例 16)があ り,ま た 生 命 の ライ ン を 守 る公 衆 衛 生 そ の も の が魂 で あ る とい う見 方 17)から,一 人 一 人 の保 健 師 が魂 の バ トン を持 つ継 走者 とな り得 る よ う に,ど の よ うに 時 代 背 景 が 変化 して も普遍 的 な 基礎 教 育 お よび 現任 教 育 を継 続 して い き た い。 本 研 究 の 限界 今 回,本 学 の 先輩 保 健 師 に 対 して イ ン タ ビュ ー 演 習 を 取 り入 れ た の は 初 め て の試 み で あ り,次 年 度 の 学 生 に つ い て も同様 の結 果 が得 られ る の か,反 復 性 ・再 現性 を 有 す る か に つ い て の検 討 は行 っ て い な い。 ま た,一 地域 の 一 大 学 の 対象 に 限 定 され 分析 対象 者 数 が少 な い た め,今 回 の結 果 に 汎 用性 が あ る とは 言 い難 い。 今 後 は,再 現性 の検 討 と と もに,他 大 学 の 地域 特性 に応 じた 人材 活 用 が 学 生 に どの よ うな影 響 を及 ぼ す か検 討 す る 必 要 が あ る。 V.結 論 イ ン タ ビュ ー 実施 は 学 生 の 関 心や 意 欲 向 上 に 一 定 の 効 果 が あ っ た。 学 生 は 変化 の 要 因 と して,イ ン タ ビュ ー 経 験 や 協 力者 の 人柄 ・熱 意 を 高 く評 価 して い た。 学 習意 欲 が 向 上 した 一 方 で,積 極 的 に 臨 め な い 学 生 に 対 して は, 他 の ア プ ロー チ も検 討 す る 必 要 が あ る。 謝 辞 最 後 に,調 査 を許 可 し,多 大 な ご協 力 を頂 き ま した鹿 児 島 大 学保 健 師 同 窓 会 「しお さい 会 」 の梅 木 秀 子 会長 は じめ 会員 の 皆様 と,ア ン ケ ー ト協 力 に応 じて くれ た 学 生 に,心 か ら感 謝 申 し上 げ ま す。 文 献 1)秋 元 園 子:看 護 基礎 教 育課 程 に お け る 学 生 の 学 習意 欲 に影 響 を及 ぼ す 要 因 講 義 に お け る 教員 と 学 生 の 相 互 作 用 に 焦 点 を あ て て.神 奈 川 県 立保 健 福 祉 大 学 実 践 教 育 セ ン タ ー看 護 教 育研 究集 録2009;34:23 -30 2)加 藤 法 子,渕 野 由 夏,永 嶋 由理 子 他:基 礎 看 護 実 習Iに お け る 教 育効 果 の検 討:実 習 前 後 の 学 習意 欲 の 変化 か ら.福 岡 県 立 大 学看 護 学研 究 紀 要2008; 5(2):52-60 3)松 枝 美 智 子,安 永 薫梨,安 田妙 子 他:精 神 看 護 実 習 で 学 生 の 患者 ケ ア へ の 内発 的動 機 づ け が 高 ま る 要 因.福 岡 県 立看 護 大 学 紀 要2008;5(2):66-79 4)今 村 桃 子,弥 永 和美,堤 千代 他:家 庭 訪 問 の 学 習 を深 め る た め の授 業 方 法 自己評 価 か ら の 分析.聖 マ リ ア 学 院 紀 要2007;21:79-84 5)松 尾 和 枝,酒 井 康 江,蒲 池 千 草 他:地 区 診 断 を 用 い た 地 域 看 護 学 演 習 の 取 り 組 み と 今 後 の 課 題.日 本 赤 十 字 国 際 看 護 大 学Intramural Research Report 2005;4:171-182 6)佐 居 由 美,大 久 保 暢 子,石 本 亜 希 子 他:看 護 学 導 入 に お け る シ ャ ド ウ イ ン グ ア ド バ ン ス の 試 み.聖 路 加 看 護 大 学 紀 要2008;34:70-78 7)上 埜 千 春,山 本 美 紀,休 波 茂 子:看 護 職 の 動 機 づ け に 影 響 を 及 ぼ し て い る 基 礎 看 護 学 実 習 に お け る 看 護 の 体 験.日 本 看 護 研 究 学 会 雑 誌2009;32(3,suppl) 168(会) 8)戈 木 ク レ イ グ ヒ ル 滋 子:【 博 士 課 程 院 性 の た め の 研 究 法 特別 講 義 】研 究 の 実 際 グ ラ ン デ ッ ド ・ セ オ リ ー ・ ア プ ロ ー チ の 技 法 と そ の 適 用.看 護 研 究2007;40 (3):239-257 9)平 野 か よ 子 他:平 成19年 度 地 域 保 健 総 合 推 進 事 業 「保 健 師 の ベ ス ト プ ラ ク テ ィ ス の 明 確 化 と そ の 推 進 方 策 に 関 す る 検 討 会 報 告 書 」.公 衆 衛 生 協 会,2008: 1-32 10)金 子 仁 子:保 健 師 に 特 徴 的 な 支 援 方 法 の 強 化 を 願 っ て-総 合 大 学 の 立 場 か ら-.保 健 の 科 学2009;51 (10):682-688 11)日 本 公 衆 衛 生 学 会 公 衆 衛 生 看 護 の あ り 方 に 関 す る 検 討 委 員 会:「 保 健 師 の コ ア カ リ キ ュ ラ ム に つ い て 」 中 間 報 告 書.日 本 公 衆 衛 生 雑 誌2005;52(8):756 -764 12)金 城 芳 秀:ケ ー ス メ ソ ッ ド を 通 し て 「家 庭 訪 問 」 を 批 判 的 に 考 え る 。 日本 公 衆 衛 生 雑 誌2005;52(1): 26-33 13)伊 藤 牧:看 護 者 の 主 観 的 情 報 処 理 過 程 に 関 す る 研 究 看 護 学 生 の 主 観 的 情 報 過 程 に 影 響 す る 要 因 の 検 討. 岩 手 看 護 学 会 誌2008;1(1):26-36 14)大 須 賀 恵 子:看 護 大 学 性 の 地 区 診 断 技 術 を 高 め る 教 育 方 法 の 検 討 地 区 踏 査 ・ マ ッ ピ ン グ の 導 入.保 健 師 ジ ャ ー ナ ル2006;62(10):876-881 15)北 村 久 美 子,藤 井 智 子,杉 山 さ ち よ:北 海 道 の へ き 地 に お け る 看 護 学 実 習 の 実 現 医 学 科 看 護 学 科 合 同 に よ る 早 期 体 験 実 習.日 本 ル ー ラ ル ナ ー シ ン グ 学 会 誌2009;4:43-50 16)永 江 尚 美,森 山 佳 江,藤 谷 明 子 他:伝 え た い も の を と も に 探 り な が ら 作 成 し た 次 世 代 へ の 伝 承 計 画 保 健 師 ジ ャ ー ナ ル2009;65(6):452-456 17)荘 田 智 彦:保 健 婦 魂 の 反 攻 「公 衆 衛 生 」 生 命 の ラ イ ン が 危 な い.家 の 光 協 会,東 京,2001.p267-282