● 急性アルコール中毒
・アルコールによる酩酊状態の程度は、主に血液中のアルコール濃度によって決まります。昏睡状態では、刺
激に無反応となり、呼吸停止・窒息などで死に至ることもあります。ですから、アルコールを飲んだ時は、
入浴や水泳はしないでください。
・アルコールに対する強弱は酵素活性により体質的にほぼ決まっています。保健管理センターで実施されるア
ルコール・パッチテストにより、この個人差を判定できます。
・アルコールの無理強いはハラスメントであり、「イッキ飲み」は死に直結する危険な行為です。
・急性アルコール中毒が起きたら、決して一人で放置することなく、適切に対応してください。
● 熱中症指標計が準備されています
・高温多湿の環境下で発生する生体障害を「熱中症」といいます。放置すれば熱失神・熱痙攣から、一連の過
程で進行・悪化し、最重症の熱射病になると生命に関わる場合もあります。
・予防:運動する際に,気象環境・体調などをよく観察し、さらにスポーツドリンクを必ず準備すること。マ
ラソンなど持続的で強度な運動では、10−20分前に、あらかじめ水分を摂取しておく。
・気象環境では、気温だけでなく湿度・輻射熱も重要で、総合的暑熱指標として、湿球黒球温(WBGT)がよく
用いられます。熱中症指標計を用いて、WBGTを随時測定しましょう。設定を変更すれば、屋内でも測定で
きます。使用希望の場合は、学生支援課(彦根キャンパス)、教育学部学生・就職支援係(大津キャンパス)に
申し込んでください。
・治療の原則は速やかに冷却すること。軽症例では、下肢挙上や、スポーツドリンクで軽快しますが、重症例
では、救急車を呼び、床に寝かせ、頸部・腋窩・鼠径部を氷と扇風機などで冷却しながら、冷たいタオルで
全身をマッサージするなどできるだけ早急に冷却しなければなりません。
❹
熱中症予防のための動運指針
〈酔いつぶれた人の介護方法〉 〈こんな時は救急車を!〉
(日本体育協会資料より一部改変)
皮膚温より気温のほうが高くなる。
運動は中止する。
熱中症の危険が増す。積極的に水分・休息をとる。
激しい運動では30分おきに休息。
熱中症の起こる可能性がある。その兆候に
注意しながら、運動の合間に積極的に水分補給。
通常、熱中症の危険は少ない。水分補給は必要。
持久走などでは熱中症の可能性あり。
熱中症の危険が高い。激しい運動・持久走は避ける。
体力の低いもの、暑さに弱いものは運動中止。
運動する場合は積極的に休息・水分補給。
運動は原則中止
厳重警戒
警 戒
注 意
ほぼ安全
WBGT
(℃)
31
28
25
21
(℃)
31
28
25
21
熱中症指標計
̶ 急性アルコール中毒が起きてしまったら ̶
絶対に一人にしない
絶対に一人にしない
体温の低下を防ぐ
体温の低下を防ぐ
衣服を緩めて楽にする
衣服を緩めて楽にする
いびきをかき、強く
つねっても反応がないいびきをかき、強く
つねっても反応がない
体温低下し、全身が冷たい
体温低下し、全身が冷たい
倒れて口から泡を吐く
倒れて口から泡を吐く
呼吸状態がおかしい
(時々しか息をしない
異常に早くて浅い)
呼吸状態がおかしい
(時々しか息をしない
異常に早くて浅い)
吐物による窒息を防ぐため、
顔を下に向け横向きに寝かせる吐物による窒息を防ぐため、
顔を下に向け横向きに寝かせる
事故に気をつけよう!!
事故に気をつけよう!!