第
１
章
1
第１章 総則
自 助
市民、事業所等が、 自らを災害から守ること国、県、市が、市民等を 災害から守ること
自治会自主防災組織等が、 互いに協力し地域社会を
災害から守ること
共 助
公 助
防災対策における連携
地域の防災力
〈浦安市災害対策基本条例〉
広域的な支援
国・都道府県・市町村・自衛隊・ボランティア等
大規模災害への対策は、行政等の防災関係機関、市民、事業所が一体 となって行う必要があることから、平成 21 年に「浦安市災害対策基本条 例」（平成 21 年３月 31 日条例第１号）を制定し、市民、事業者、市その 他市にかかわるものの責務と役割を明らかにした上で、連携していくこ とを理念として定めている。
第１ 計画の目的
浦安市地域防災計画（大規模事故編）は、浦安市で発生する大規模事故災害に対し、
市を含む防災関係機関、市民、事業所、自治会自主防災組織等がその全力をあげて、
市民等の生命、身体及び財産を災害から守るために、実施すべき対策と整備する対策
（方向性）を示したものである。
第１章 総則
第
１
章
2
第３ 計画の作成主体
第４ 対象とする災害
浦安市地域防災計画（大規模事故編）は、災害対策基本法第 42 条の規定及び浦安
市防災会議条例に基づき、市長を会長とし、防災関係機関や市民等の代表者で構成さ
れる浦安市防災会議が作成するものである。
大規模事故として想定する災害は、災害対策基本法第２条及び同施行令第１条で定
める災害のうち、社会的原因により発生する大規模な事故であり、その災害により身
体・生命・財産に被害、あるいは社会的に大きな影響を及ぼすものをいう。
なお、次に想定されていない災害で、大規模事故に類する災害についても、この計
画に定められた規定を準用する。
また、発生原因がテロ・武力攻撃等による場合は、浦安市国民保護計画によるもの
とする。
1 中央防災会議
内閣総理大臣を会長とし、防災担当大臣や防災担当大臣以外の全閣僚、指定公共機関の長、学識経験者からなる会議で、 防災基本計画等の作成及びその実施の推進、非常災害の際の緊急措置に関する計画の作成及びその実施の推進、防災に 関する重要事項の審議、防災に関する重要事項に関する内閣総理大臣及び防災担当大臣への意見の具申等を行う。
2 防災基本計画
災害対策基本法に基づき、中央防災会議が作成する国の防災に関する基本的な計画
3 防災業務計画
災害対策基本法に基づき、行政機関、公共機関が防災対策に関する計画。
4 指定行政機関・指定公共機関
災害対策基本法に基づき、内閣総理大臣により指定される行政機関・公共機関。行政機関は省庁等、公共機関は、ラ イフライン、交通等の機関が指定されている。
第２ 計画の位置づけ
浦安市地域防災計画（大規模事故編）は、災害対策基本法のもと、国の防災基本計
画（中央防災会議）及び千葉県地域防災計画との整合性を有する計画である。
災害対策基本法
防災基本計画
千葉県地域防災計画 防災業務計画
【指定行政機関 】 【指定公共機関】 【中央防災会議】
【千葉県防災会議】
【浦安市防災会議】 浦安市地域防災計画
２
３
４
浦安市地域防災対策マニュアル
第
１
章
3
第１章 総則
■対象とする大規模事故災害
１ 大規模火災 ２ 危険物等災害 ３ 海上災害 ４ 油等海上流出災害 ５ 航空機災害 ６ 鉄道災害
７ 道路災害 ８ 放射性物質事故
第５ 計画の構成
第６ 計画の修正
浦安市地域防災計画（大規模事故編）は、浦安市の行う大規模事故対策の全体像、
役割、対策の方針、内容等をまとめたものである。これらの構成は、次のとおりである。
なお、地震災害対策は浦安市地域防災計画（震災編）で、水害等風水害対策は浦安
市地域防災計画（風水害等編）で対応する。
浦安市地域防災計画（大規模事故編）は、災害対策基本法第 42 条の規定に基づき、
浦安市防災会議において毎年検討を加え、必要があると認める場合は修正を加える。
浦
安
市
地
域
防
災
計
画
震災編
風水害等編
大規模事故編
資料編
第１章 総則 計画の目的、関係機関等の役割、計画の前提条件
