ドキュメンタリー映画『MAS ENDANG(マス・エンダ ン)』上映
雑誌名 東西南北
巻 2009
ページ 52‑53
発行年 2009‑03‑18
URL http://id.nii.ac.jp/1073/00001692/
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和光大学総合文化研究所年報『東西南北』2009公開シンポジウム:日本・インドネシア交流の過去・現在・未来
ドキュメンタリー映画
『MAS ENDANG (マス・エンダン) 』上映
エンダン・アリピンの故郷。
マグロはえ縄漁船にて、インドネシア人研修生仲間とエンダン(中央)。
上映時間:55分 総取材人数:34名 ロケ:インドネシア
日本 製作:井上実由紀
*映画の題名『マス・エンダ ン』の「マス」とはインドネ シア語で青年に冠せられる敬 称。
公開シンポジウム:日本・インドネシア交流の過去・現在・未来
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父親のワスジは、「私は土地を売ればいいと言ったが息子は
『自分で日本で稼いでくる』と言って聞かなかった」と語る。
故郷の恋人は、エンダンが桜の花を持ち帰る日を待ち望んで いた。
エンダンの救助にあたった海上保安庁職員は、「なんとしてで も助けてやりたかった」と涙ながらに語る。
●あらすじ
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命を懸けて夢 を追い、それを貫いた人間の 人生があった。インドネシアの小さな村に 育ち、夢を抱いて日本に渡っ た青年エンダン・アリピンは、
故郷から遠く離れた宮崎県日 向市の海岸で、潮に流された 日本人中学生を救おうとして、
わずか21歳で命を落とした。
この漁業研修生の勇敢な死に ついて、日本インドネシア両 国において、大きく報道され ることはなかったが、インド ネシアの日本語新聞の一面で 取り上げられたことをきっか けに、ある、日本人の青年が 動き出した。インドネシアに 住む日本人として、今、自分 が出来ることは何か。エンダ ンの死を無駄にせぬよう。
エンダン・アリピンと関わ りのあった、日本、インドネ シア両国の人々の悲しみをカ メラは追う。アリピンの父親 は「私は土地を売ればいいと 言ったが息子は『日本へ行っ て自分で稼いでくる』と言っ て聞かなかった」と語る。エ ンダンの救助に当たった隊員 は、「なんとしてでも助けて やりたかった」と涙ながらに 語る。国境を越えて、全ての 人間にエンダン・アリピンが 残してくれたメッセージを浮 き彫りにしたドキュメンタリ ー映画。