令 和 二 年 度
宮 崎 国 際 大 学 一 般 入 学 選 考 前 期 日 程
【国 際 教 養 学 部】
試 験 問 題 国 語
受 験 番 号
氏 名
令 和 二 年 度 国 際 教 養 学 部 一 般 入 試 前 期 日 程
一 次の 各問い に答え な さい。解 答は各 問いの 選 択肢①~ ④から 選び、 記 号を解答 用
紙に記入 しなさ い。
ただし、問〇一は漢字で答を書きなさい。問〇一 「国籍 取得に は ハンザツ な法的 手続き が 必要だ」 の「ハ ンザツ 」 を漢字二 字
で書け。
問〇二 「今の まま石 油 を使い続 けると 資源枯 渇 はヒッシ の状態 だ」の 「 ヒッシ」 に
当てる最 も適当 な漢字 は どれか。
① 逼死
② 必死
③ 必至
④ 逼至
問〇三 「詞華 集を耽 読 する」の 「耽」 と同じ 読 みの漢字 熟語を 持つ文 は どれか。
① 浮生夢の 如し
② 盛んな抗 議行動
③ 嘆声を洩 らす
④ 深海に沈 没した
問〇四 「始発 /終着 」 と同じ関 係にな る最も 適 当な組み 合せは どれか 。
① 従順/凶 暴
② 通史/国 史
③ 発火/鎮 火
④ 逸脱/参 与
問〇五 次の四 字熟語 の 組み合せ のうち 、すべ て 漢字が正 しいも のはど れ か。
① 自家撞着 ・捲土 重来・ 獅 子奮迅・ 融通無 碍
② 毀誉褒貶 ・欣嬉 雀躍・ 阿 諛追従・ 曖昧摸 糊
③ 非難中傷 ・眉目 秀麗・ 熟 読玩味・ 亡然自 失
④ 左顧右眄 ・隔靴 掻痒・ 純 心無垢・ 軽佻浮 薄
問〇六 漢字「 横」を 含 む熟語の うち、 この漢 字 の意味が 他と違 うもの は どれか。
① 横暴 な政 治を改 める政 治家を望 む
② 政治は腐 敗堕落 し不正 が 横行 す る
③ 気力が充 実し活 気が 横 溢 する
④ 義兄の死 後その 財産を 横領 する
問〇七 「正し く読む た めにはユ ルやか に読ま ね ばならぬ 。決し て急い で はならな
い。その 本から 学ぶた め にも、そ の本を 批評す る ためにも 、その 本を楽 し むために
も、ユル やかに 読むこ と が大切で ある」 (三木 清 「如何に 読書す べきか 」 より)の カ
タカナ を 漢字に 直した 時、同じ 漢字を 含むも の はどれか 。
① 余裕のあ る態度 で名人 と の対戦に 臨んだ
② 悪しき生 活習慣 は緩慢 な 自殺行為 である
③ 寛容の精 神を忘 れず曲 直 理非を判 断する
④ 遅疑逡巡 の末、 履歴書 を 出すこと にした
問〇八 次の文 章に標 題 を付ける とすれ ば、ど の ような標 題が最 も適当 か 。
と こ ろ で か よ う に 自 分 自 身 の 読 書 法 を 見 出 す た め に は 先 ず 多 く 読 ま な け れ
ばならぬ 。 多読 は濫読 ( らんどく ) と同 じでな い が、 濫読 は明か に多読 の 一つ
であり、 そして 多読は 濫 読から始 まるの が普通 で ある。 古 来読書 の法に つ いて
書いた人 は殆ど すべて 濫 読を戒め ている 。 多く の 本を濫り に読む ことを し ない
で、 一冊 の本を 繰り返 し て読むよ うにし なけれ ば ならぬと 教えて いる。 そ れは、
疑いもな く真理 である 。 けれども それは 、 ちょ う ど老人が 自分の 過去の あ やま
ち を 振 返 り な が ら 後 に 来 る 者 が 再 び 同 じ あ や ま ち を し な い よ う に と 青 年 に 対
して与え る教訓 に似て い る。 かよ うな教 訓には 善 い意志と 正しい 智慧と が 含ま
れている であろ う。 し か しながら 老人の 教訓を 忠 実に守る に止ま るよう な 青年
は、 進 歩的な 、 独 創的な ところの 乏しい 青年で あ る。 (三木 清 「如何 に読 書す
べきか」 より)
① 老人の教 訓
② 進歩的独 創的な 青年
③ 自分自身 の読書 法
④ 多読と濫 読
問〇九 「苦心 して詩 文 等を練り 上げる こと」 を 意味する 四字熟 語はど れ か。
① 苦学力行
② 汗牛充棟
③ 彫心鏤骨
④ 粉骨砕身
問一〇 四字熟 語「因 循 姑息」の 意味と して最 も 適当なも のはど れか。
① 問題の根 本的解 決を避 け 小手先の 手直し しか行 わ ないこと
② 同じまち がいを 何度も 繰 り返して 進歩が 認めら れ ないこと
③ これまで のやり 方を改 め ずその場 しのぎ の策を 弄 すること
④ 美しく魅 力的な 外見だ が 若々しさ や生気 には欠 け ること
問一一 「物事 に熱中 し すぎるこ と」を 意味す る 表現はど れか。
① 満を持す
② 病膏肓に 入る
③ 自家薬籠 中の物
④ 飛ぶ鳥を 落とす 勢い
問一二 次の文 のうち 、 傍線部の 表現の 使い方 が 不適切な ものは どれか 。
① 議論で相 手を言 い負か し て 溜飲を 下げる などと いう卑し い行為 は、心 が 広いと自
称する人 間のす ること で はない
② 威儀を正 そう と 努める 山田の話 し方が 気にな る が、ある いは私 が気に さ わるよう
な事を言 ったの かもし れ ない
③ 水を差す 意図を 推測さ せる君の 妄言で あの仲 の 良かった 田中さ んと山 田 君が別れ
たという うわさ を聞い た
④ いつもな がらの 取り付 く島もな い 不機 嫌な応 対を見て いると 田中さ ん と親しく す
る人がい ないの も頷け る
問一三 次の文 のうち 、 傍線部の 漢字熟 語を正 し く使って いるも のはど れ か。
① 画家を 齟 齬 する 編集者 にはカサ にかか った態 度 をとるも のも多 かった
② 立場の弱 い著述 家には 編 集者の 頤 使 を拒 絶する ことは許 されな かった
③ 言葉に現 れる微 妙な 要 諦 に捉わ れ過ぎ るのが 弱小文筆 家の弊 害であ る
④ 流行を作 る華や かなジ ャ ーナリズ ムにも 陰湿な 権 力の 暗礁 が存在 する
問一四 「ひど く痛め つ けられる こと」 という 意 味の四字 熟語と して最 も 適当なも の
はどれか 。
① 意気軒昂
② 気息奄々
③ 臥薪嘗胆
④ 満身創痍
問一五 「去年 の秋、 朝 日新聞の 「音楽 展望」 で 、子ども の時『 カルメ ン 』の闘牛 士
の歌がハ モニカ で吹け る ようにな ってう れしか っ たことを 書いた 文章、 す ばらしか っ
たですね 。やは り文章 の 名人は違 うと、 ( )思いで した」 ( 丸谷才 一の文章 によ る)の( )に入 れ る最も適 当な言 葉はど れ か。
① 音をあげ る
② 理にかな う
③ 舌を巻く
④ 半畳を入 れる
問一六 熟語の 漢字が す べて正し いもの はどれ か 。
① 奉腹絶倒
② 古色騒然
③ 才気間髪
④ 断簡零墨
問一七 〈 〉内の 言 葉の使い 方が最 も適当 な ものはど れか。
① あれは〈 雲をつ かむよ う な話〉で 全くあ てには な らない
② 取材依頼 を〈奇 をてら う 〉事もな くやん わりと 断 られた
③ 政治の話 になる と〈け ん もほろろ に〉熱 弁をふ る う男だ
④ 変装を見 破られ た今、 髪 型で〈糊 口をし のぐ〉 必 要もない
問一八 次の文 章の空 欄 (A ) ・ (B ) ・ (C ) ・ ( D) ・ ( E) に入れ る言葉の 組み
合わせで 最も適 当な組 み 合わせは どれか 。
「読書に も年齢 があり、 (A) は古典 的なも のを 好み、 (B) は新し いも のを
求 め ると いう の が普 通であ る 。( B) が 新刊 書を喜 ぶ とい うこ と はそ の(C )
の旺盛を 示すも のであ っ て排斥す べきこ とでは な いが、 し かしそ こには ま た単
なる好奇 心の虜 になる 危 険もある のであ る。 古 典 のために 新刊書 を (D ) する
ことなく 、 新刊 書のた め に古典を (E) するこ と のないよ うにす るのが 肝 要で
ある。」 (三木 清「如 何 に読書す べきか 」より )
① (老人) ・(青 年)・ ( 知識欲) ・(軽 蔑)・ ( 忘却)
② (高齢者 )・( 若年層 ) ・(向学 心)・ (理解 ) ・(無視 )
③ (学究) ・(ジ ャーナ リ スト)・ (職責 観念) ・ (等閑に 付)・ (ネグ レ クト)
④ (中高年 )・( 若者) ・ (向上心 )・( 過小評 価 )・(過 大評価 )
問一九 四字熟 語「( )学阿世 」「舞 文( ) 筆」の空 欄( )に共 通 に入る漢 字
はどれか 。
① 回
② 折
③ 曲
④ 直
問二〇「 人間万 事塞翁 が 馬」と近 い意味 のこと ば はどれか 。最も 適当な も のを選べ 。
① 果報は寝 て待て
② 終りよけ れば全 てよし
③ 禍福はあ ざなえ る縄の 如 し
④ 雨降って 地固ま る
問二一「 采配を 振る」 の 使い方と して最 も適当 な ものはど れか。
① 采配を振 る芽を 摘む類 の 過失を重 ね長年 従事す る 商売の不 振を招 く
② 外国に出 る時は 采配を 振 る適当な 時期を 心得て お かなけれ ばなら ない
③ 実戦の経 験に乏 しい人 が 監督とし て試合 の采配 を 振るべき ではな い
④ 旅は人生 の最良 の学校 だ という古 言の真 実に深 く 采配を振 る思い だ
問二二 熟語「 杞憂」 の 使い方と して最 も適当 な ものはど れか。
① 優雅な物 語が多 く書か れ た事実が 時代の 杞憂を 理 解する手 掛かり だ
② 産業革命 が世界 史にも た らした否 定的な 杞憂も 見 逃しては ならな い
③ 辣腕の刑 事の定 年退職 で 懸念され た犯人 確保の 難 航も杞憂 に終っ た
④ 松尾芭蕉 「奥の 細道」 を 慕って今 も俳聖 の杞憂 を 辿る人が 絶えな い
問二三「ヒアリング」の意味の説明として最も適当なものはどれか。
① 事故など の発生 時に利 害 関係者か ら事故 関連の 事 情を聴取 するこ と
② 運送業界 などで 使用さ れ る正確な 配達時 間を自 動 的に告知 する装 置
③ 一定期間 の大体 の支出 を 計算して 前以て ある金 額 を預けて おくこ と
④ 先進国が 生産し すぎた 工 業製品を 中進国 になど に 安く販売 するこ と
問二四 傍線部 のカタ カ ナ語を正 しく使 ってい る ものはど れか。
①歩道や車道などに
イ ンフ ォームド コンセ ント
の概念を導入する必要性を論じる②シミュレーションを重ねた未来の姿をもとにどんな学生生活を送るかを考える
③酸性雨の影響の解明には原因物質の排出量のデリバリーを行うことが必要である
④複雑化した社会に生きる現代人はユニバーサルデザインの危機に晒されている
問二五 カタカ ナ語 「 デ フォルト 」 を正し く使っ ているも のはど れか。
① うまく作 動しな い時に は 一旦デフ ォルト の状態 に 戻すこと にして いる
② 昨日アメ リカか ら帰っ て きたばか りなの でまだ 体 がデフォ ルトで ある
③ この際政 治的な つなが り を利用し てこの 大きな 取 引をデフ ォルト したい
④
有機排水を安全にデフォルトする法律がない国を対象にすることはできない二次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。解答は問いの選択肢①~④から選び、記号
を解答用紙に記入しなさい。ただし、問〇三は漢字で答を書きなさい。