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試 験 問 題 国 語

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(1)

令 和 二 年 度

宮 崎 国 際 大 学 一 般 入 学 選 考 前 期 日 程

【国 際 教 養 学 部】

試 験 問 題 国 語

受 験 番 号

氏 名

(2)

令 和 二 年 度 国 際 教 養 学 部 一 般 入 試 前 期 日 程

一 次の 各問い に答え な さい。解 答は各 問いの 選 択肢①~ ④から 選び、 記 号を解答 用

紙に記入 しなさ い。

ただし、問〇一は漢字で答を書きなさい。

問〇一 「国籍 取得に は ハンザツ な法的 手続き が 必要だ」 の「ハ ンザツ 」 を漢字二 字

で書け。

問〇二 「今の まま石 油 を使い続 けると 資源枯 渇 はヒッシ の状態 だ」の 「 ヒッシ」 に

当てる最 も適当 な漢字 は どれか。

① 逼死

② 必死

③ 必至

④ 逼至

問〇三 「詞華 集を耽 読 する」の 「耽」 と同じ 読 みの漢字 熟語を 持つ文 は どれか。

① 浮生夢の 如し

② 盛んな抗 議行動

③ 嘆声を洩 らす

④ 深海に沈 没した

問〇四 「始発 /終着 」 と同じ関 係にな る最も 適 当な組み 合せは どれか 。

① 従順/凶 暴

② 通史/国 史

③ 発火/鎮 火

④ 逸脱/参 与

(3)

問〇五 次の四 字熟語 の 組み合せ のうち 、すべ て 漢字が正 しいも のはど れ か。

① 自家撞着 ・捲土 重来・ 獅 子奮迅・ 融通無 碍

② 毀誉褒貶 ・欣嬉 雀躍・ 阿 諛追従・ 曖昧摸 糊

③ 非難中傷 ・眉目 秀麗・ 熟 読玩味・ 亡然自 失

④ 左顧右眄 ・隔靴 掻痒・ 純 心無垢・ 軽佻浮 薄

問〇六 漢字「 横」を 含 む熟語の うち、 この漢 字 の意味が 他と違 うもの は どれか。

① 横暴 な政 治を改 める政 治家を望 む

② 政治は腐 敗堕落 し不正 が 横行 す る

③ 気力が充 実し活 気が 横 溢 する

④ 義兄の死 後その 財産を 横領 する

問〇七 「正し く読む た めにはユ ルやか に読ま ね ばならぬ 。決し て急い で はならな

い。その 本から 学ぶた め にも、そ の本を 批評す る ためにも 、その 本を楽 し むために

も、ユル やかに 読むこ と が大切で ある」 (三木 清 「如何に 読書す べきか 」 より)の カ

タカナ を 漢字に 直した 時、同じ 漢字を 含むも の はどれか 。

① 余裕のあ る態度 で名人 と の対戦に 臨んだ

② 悪しき生 活習慣 は緩慢 な 自殺行為 である

③ 寛容の精 神を忘 れず曲 直 理非を判 断する

④ 遅疑逡巡 の末、 履歴書 を 出すこと にした

(4)

問〇八 次の文 章に標 題 を付ける とすれ ば、ど の ような標 題が最 も適当 か 。

と こ ろ で か よ う に 自 分 自 身 の 読 書 法 を 見 出 す た め に は 先 ず 多 く 読 ま な け れ

ばならぬ 。 多読 は濫読 ( らんどく ) と同 じでな い が、 濫読 は明か に多読 の 一つ

であり、 そして 多読は 濫 読から始 まるの が普通 で ある。 古 来読書 の法に つ いて

書いた人 は殆ど すべて 濫 読を戒め ている 。 多く の 本を濫り に読む ことを し ない

で、 一冊 の本を 繰り返 し て読むよ うにし なけれ ば ならぬと 教えて いる。 そ れは、

疑いもな く真理 である 。 けれども それは 、 ちょ う ど老人が 自分の 過去の あ やま

ち を 振 返 り な が ら 後 に 来 る 者 が 再 び 同 じ あ や ま ち を し な い よ う に と 青 年 に 対

して与え る教訓 に似て い る。 かよ うな教 訓には 善 い意志と 正しい 智慧と が 含ま

れている であろ う。 し か しながら 老人の 教訓を 忠 実に守る に止ま るよう な 青年

は、 進 歩的な 、 独 創的な ところの 乏しい 青年で あ る。 (三木 清 「如何 に読 書す

べきか」 より)

① 老人の教 訓

② 進歩的独 創的な 青年

③ 自分自身 の読書 法

④ 多読と濫 読

問〇九 「苦心 して詩 文 等を練り 上げる こと」 を 意味する 四字熟 語はど れ か。

① 苦学力行

② 汗牛充棟

③ 彫心鏤骨

④ 粉骨砕身

問一〇 四字熟 語「因 循 姑息」の 意味と して最 も 適当なも のはど れか。

① 問題の根 本的解 決を避 け 小手先の 手直し しか行 わ ないこと

② 同じまち がいを 何度も 繰 り返して 進歩が 認めら れ ないこと

③ これまで のやり 方を改 め ずその場 しのぎ の策を 弄 すること

④ 美しく魅 力的な 外見だ が 若々しさ や生気 には欠 け ること

(5)

問一一 「物事 に熱中 し すぎるこ と」を 意味す る 表現はど れか。

① 満を持す

② 病膏肓に 入る

③ 自家薬籠 中の物

④ 飛ぶ鳥を 落とす 勢い

問一二 次の文 のうち 、 傍線部の 表現の 使い方 が 不適切な ものは どれか 。

① 議論で相 手を言 い負か し て 溜飲を 下げる などと いう卑し い行為 は、心 が 広いと自

称する人 間のす ること で はない

② 威儀を正 そう と 努める 山田の話 し方が 気にな る が、ある いは私 が気に さ わるよう

な事を言 ったの かもし れ ない

③ 水を差す 意図を 推測さ せる君の 妄言で あの仲 の 良かった 田中さ んと山 田 君が別れ

たという うわさ を聞い た

④ いつもな がらの 取り付 く島もな い 不機 嫌な応 対を見て いると 田中さ ん と親しく す

る人がい ないの も頷け る

問一三 次の文 のうち 、 傍線部の 漢字熟 語を正 し く使って いるも のはど れ か。

① 画家を 齟 齬 する 編集者 にはカサ にかか った態 度 をとるも のも多 かった

② 立場の弱 い著述 家には 編 集者の 頤 使 を拒 絶する ことは許 されな かった

③ 言葉に現 れる微 妙な 要 諦 に捉わ れ過ぎ るのが 弱小文筆 家の弊 害であ る

④ 流行を作 る華や かなジ ャ ーナリズ ムにも 陰湿な 権 力の 暗礁 が存在 する

問一四 「ひど く痛め つ けられる こと」 という 意 味の四字 熟語と して最 も 適当なも の

はどれか 。

① 意気軒昂

② 気息奄々

③ 臥薪嘗胆

④ 満身創痍

(6)

問一五 「去年 の秋、 朝 日新聞の 「音楽 展望」 で 、子ども の時『 カルメ ン 』の闘牛 士

の歌がハ モニカ で吹け る ようにな ってう れしか っ たことを 書いた 文章、 す ばらしか っ

たですね 。やは り文章 の 名人は違 うと、 ( )思いで した」 ( 丸谷才 一の文章 によ る)の( )に入 れ る最も適 当な言 葉はど れ か。

① 音をあげ る

② 理にかな う

③ 舌を巻く

④ 半畳を入 れる

問一六 熟語の 漢字が す べて正し いもの はどれ か 。

① 奉腹絶倒

② 古色騒然

③ 才気間髪

④ 断簡零墨

問一七 〈 〉内の 言 葉の使い 方が最 も適当 な ものはど れか。

① あれは〈 雲をつ かむよ う な話〉で 全くあ てには な らない

② 取材依頼 を〈奇 をてら う 〉事もな くやん わりと 断 られた

③ 政治の話 になる と〈け ん もほろろ に〉熱 弁をふ る う男だ

④ 変装を見 破られ た今、 髪 型で〈糊 口をし のぐ〉 必 要もない

(7)

問一八 次の文 章の空 欄 (A ) ・ (B ) ・ (C ) ・ ( D) ・ ( E) に入れ る言葉の 組み

合わせで 最も適 当な組 み 合わせは どれか 。

「読書に も年齢 があり、 (A) は古典 的なも のを 好み、 (B) は新し いも のを

求 め ると いう の が普 通であ る 。( B) が 新刊 書を喜 ぶ とい うこ と はそ の(C )

の旺盛を 示すも のであ っ て排斥す べきこ とでは な いが、 し かしそ こには ま た単

なる好奇 心の虜 になる 危 険もある のであ る。 古 典 のために 新刊書 を (D ) する

ことなく 、 新刊 書のた め に古典を (E) するこ と のないよ うにす るのが 肝 要で

ある。」 (三木 清「如 何 に読書す べきか 」より )

① (老人) ・(青 年)・ ( 知識欲) ・(軽 蔑)・ ( 忘却)

② (高齢者 )・( 若年層 ) ・(向学 心)・ (理解 ) ・(無視 )

③ (学究) ・(ジ ャーナ リ スト)・ (職責 観念) ・ (等閑に 付)・ (ネグ レ クト)

④ (中高年 )・( 若者) ・ (向上心 )・( 過小評 価 )・(過 大評価 )

問一九 四字熟 語「( )学阿世 」「舞 文( ) 筆」の空 欄( )に共 通 に入る漢 字

はどれか 。

① 回

② 折

③ 曲

④ 直

問二〇「 人間万 事塞翁 が 馬」と近 い意味 のこと ば はどれか 。最も 適当な も のを選べ 。

① 果報は寝 て待て

② 終りよけ れば全 てよし

③ 禍福はあ ざなえ る縄の 如 し

④ 雨降って 地固ま る

(8)

問二一「 采配を 振る」 の 使い方と して最 も適当 な ものはど れか。

① 采配を振 る芽を 摘む類 の 過失を重 ね長年 従事す る 商売の不 振を招 く

② 外国に出 る時は 采配を 振 る適当な 時期を 心得て お かなけれ ばなら ない

③ 実戦の経 験に乏 しい人 が 監督とし て試合 の采配 を 振るべき ではな い

④ 旅は人生 の最良 の学校 だ という古 言の真 実に深 く 采配を振 る思い だ

問二二 熟語「 杞憂」 の 使い方と して最 も適当 な ものはど れか。

① 優雅な物 語が多 く書か れ た事実が 時代の 杞憂を 理 解する手 掛かり だ

② 産業革命 が世界 史にも た らした否 定的な 杞憂も 見 逃しては ならな い

③ 辣腕の刑 事の定 年退職 で 懸念され た犯人 確保の 難 航も杞憂 に終っ た

④ 松尾芭蕉 「奥の 細道」 を 慕って今 も俳聖 の杞憂 を 辿る人が 絶えな い

問二三「ヒアリング」の意味の説明として最も適当なものはどれか。

① 事故など の発生 時に利 害 関係者か ら事故 関連の 事 情を聴取 するこ と

② 運送業界 などで 使用さ れ る正確な 配達時 間を自 動 的に告知 する装 置

③ 一定期間 の大体 の支出 を 計算して 前以て ある金 額 を預けて おくこ と

④ 先進国が 生産し すぎた 工 業製品を 中進国 になど に 安く販売 するこ と

問二四 傍線部 のカタ カ ナ語を正 しく使 ってい る ものはど れか。

①歩道や車道などに

イ ンフ ォームド コンセ ント

の概念を導入する必要性を論じる

②シミュレーションを重ねた未来の姿をもとにどんな学生生活を送るかを考える

③酸性雨の影響の解明には原因物質の排出量のデリバリーを行うことが必要である

④複雑化した社会に生きる現代人はユニバーサルデザインの危機に晒されている

(9)

問二五 カタカ ナ語 「 デ フォルト 」 を正し く使っ ているも のはど れか。

① うまく作 動しな い時に は 一旦デフ ォルト の状態 に 戻すこと にして いる

② 昨日アメ リカか ら帰っ て きたばか りなの でまだ 体 がデフォ ルトで ある

③ この際政 治的な つなが り を利用し てこの 大きな 取 引をデフ ォルト したい

有機排水を安全にデフォルトする法律がない国を対象にすることはできない

二次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。解答は問いの選択肢①~④から選び、記号

を解答用紙に記入しなさい。ただし、問〇三は漢字で答を書きなさい。

大 野 * 英 語教育 を小学 校に持ち 込もう という こ とは、基 本的に 大きな 問 題を含ん で

いると思 います 。英語 を 教えるこ とがあ ると思 っ て小学校 の先生 になっ た 人が何人 い

ますか。 英語の 分かる 小 学校の先 生のパ ーセン ト を文部省 はまず 示す必 要 がある。 ま

た、子供 のとき から英 語 をやった からと いって 、 日本で英 語の何 ができ る ようにな る

のかとい うこと です。 中 学校から 国語と 英語を 週 三時間ず つやっ て大学 生 になった ら

バイリン ガルに なるだ ろ うという 。言語 という も のをそう 生半可 に考え て はだめで

す。

日本で はA 漢 文とい う やっかい なもの が、い まから一 二〇〇 ~一三 〇 〇年前に はい

ってきた わけで す。そ れ をやらな ければ 日本は 文 明に追い つかな いとい う ことで、 当

時は本は 貴重品 だった か ら、それ を読む ために で きる人た ちが選 ばれて 、 皆必死で 勉

強して、 何とか して日 本 語で日本 人が漢 文をわ か るための 努力を した。 そ の結果、 漢

文と日本 語とは 文法が 違 うから、 ひっく り返し て 読むとい うこと を発明 し たのです 。

ふつう読 むとい うこと は 発音の順 に読む わけで す 。それを 順序を 変えて 読 むなんて い

う世界中 でも例 のない こ とまでや って、 日本人 は 何とか一 〇〇〇 年の間 、 漢文を消 化

しようと やって きた。

英語も 語順は 中国語 と ほとんど 同じで すから 、 目的語は 後ろに 、動詞 は 前にくる 。

日本語と は発音 の仕組 み から、文 法構造 、単語 ま で全部違 う。た とえば B ドイツ人 が

英語をや る と、 自分た ちがふだ ん使っ ている 単 語と近い ものが たくさ ん 出てくる 。そ

れに文の 構造も ほとん ど 同じです 。それ でも向 こ うでは自 国語に 五時間 、 六時間か け

て、外国 語には 三時間 か けている のです 。

日本で 、日本 語を三 時 間にして しまっ て、英 語 も三時間 勉強す ればで き るように な

(10)

ると思っ ていた らまち が いだ。ち ゃんと 耳で聞 く ことも大 事だけ れども 、 字もちゃ ん

と読んで 書けな ければ な らない。 コンチ ワ、サ ヨ ナラが英 語で言 えれば 英 語ができ た

ことにな ります か。せ い ぜいが単 語を覚 えて日 本 語の中に まぜて C 得意 げ になる こと

くらいで しょう 。その た めに、日 本語の 時間を 削 っていい か。僕 は英語 は 選択制に す

べきだと 思う。 義務教 育 だからと いって 全部に や らせずに 、やり たいと い うものに は

やらせて 、その かわり 三 時間では 絶対間 に合わ な いのだか ら、し かるべ き 方策を考 え

て、もっ と時間 をとっ て もいいと いうふ うにす べ きです。 何でも かんで も おしなべ て

英語を少 しばか りやっ て いればで きるよ うにな る だろうと いうの はまち が いです。 こ

れをやる のは時 間のロ ス 以外にな いと思 う。

上 野 お っし ゃると おり だと思い ます。 総合的 な 学習の時 間を使 って、 国 際理解と

いう名の もとに 英会話 教 育をやる という のが一 部 で流行っ ていま すが、 お かしなこ と

ではない かと思 います 。

とくに 日本の 英語教 育 では、中 学、高 校で六 年 間、大学 に入っ てから 二 年はやり ま

すから八 年間や ったけ れ ども、ち っとも 英語が し ゃべれな いとい うので 、 もっと英 会

話教育を きちん とやら な ければい けない という 風 潮がある と思い ますが 、 それは違 う

のではな いか。 D 英会 話 教育をや ったか らとい っ てしゃべ れるよ うにな る というの は

少し違う ような 気がし ま す 。

これは 岩波新 書の『 英 語とわた し』に 少し書 か せてもら ったの ですが 、 数学に限 ら

ず自然科 学だっ たらほ と んど英語 が共通 のこと ば です。昔 の中国 文化圏 で いえば漢

文、中国 文で書 けば、 み んな話せ なくて もみん な 意思を通 じるこ とがで き た。それ と

同じよう に英語 で論文 を 書けばみ んなが 読める 、 言ってい ること がわか る という意 味

で、英語 は共通 語です 。

実際に E 国際 的な学 会 にいけば 、ほと んどの 場 合は英語 でお互 いに意 思 を通じさ せ

る わけで すが、 みんな それぞれ のお国 なまり で しゃべる わけで す。当 然 日本人だ った

ら日本語 なまり の英語 だ し、ドイ ツ人だ ったら ド イツ語な まりだ し、ロ シ ア人はロ シ

ア語なま りの英 語で、 そ れでも別 に困ら ずにし ゃ べってい る。ま あまあ ち ゃんと通 じ

る。基本 的には もとも と 話し言葉 という よりも 書 き言葉を もとに して話 し ていると い

う感じだ と私は 思うの で す。

おまけ に、い まのイ ン ターネッ トの時 代は、 コ ンピュー タの上 に出て く るのは話 し

ことばで はなく て文章 で す。そう すると 、私た ち に必要な 英語教 育とし て は、英会 話

よりはむ しろ英 語の文 章 を読むこ とと、 もうひ と つは簡単 な手紙 などを 英 語で書け る

必要があ るから 、読み 書 きがほん とうは 大事な の ではない か。昔 の英語 教 育はまさ に

(11)

英語の読 み書き だった の ですが、 そちら のほう が ほんとう は正当 だった の ではない

か。私自 身はほ とんど 読 み書きの 教育を 受けて き ましたか ら、リ スニン グ はすごく 弱

いです。 弱いの ですが 、 リスニン グとい うのは 徹 底的に半 年ぐら い訓練 し たら、基 礎

さえあれ ば何と かなり ま す。そう いう意 味で、 小 学校の時 から文 法の構 造 がまった く

違うこと ばを教 える必 要 があるの だろう かと思 い ます。

ただ、 世界中 には、 日 本語だけ でなく ていろ い ろなこと ばがあ るのだ と いう意味

で、少し かじる のはい い かもしれ ない。 それだ っ たら別に 英語に 限らず 、 お隣の韓 国

とか中国 とか、 ロシア の ことばを 少し学 ぶこと だ って大事 だろう と思い ま す。日本 人

であれば 、昔か らの文 化 的なつな がりを 考える の だったら 、中国 語をや る ほうがほ ん

とうは自 然なよ うな気 が しないで もない 。

ですか ら、で きれば 外 国語一つ は何ら かの意 味 でみんな 学ぶよ うにし て おいたほ う

がいいの ではな いかと 私 は思いま す。た だ、そ れ がF 英語 である 必要は な い と思い ま

す。

大 野 日本 語はか なだ けでは間 に合わ ない言 語 なのです 。漢字 という も うひとつ の

おまけを 消化し ないと 、 日本語は 今日成 り立た な い。六万 語の辞 書があ れ ば三万語 は

漢語なの です。 半分は 完 全に中国 語です 。そし て 法律とか 、社会 のいろ い ろな関係 の

ことはそ ういう 単語を 知 らないと 成り立 たない 。 インドだ と、い くらタ ミ ル人でも サ

ンスクリ ットを ぜんぜ ん 知らない と高度 な生活 は できない 。同じ ように 、 日本人は 漢

語を知ら ないと だめな の です。

だから G 日本 語をき ち んとでき ない人 が、い くら英語 をやっ てもで き るように なら

ない。日 本語の 文章が ち ゃんと書 けない 人が英 語 が書ける ように なるは ず がない。 頭

がきちん とでき ていな い のだから 。言語 が書け る というの は、た だ上手 に 字が書け た

とか、文 章が上 手だと い うのでは ない。 ちゃん と 頭がそう いうふ うに書 け るように な

ったとき に文章 が書け る のです。 僕はこ の年に な ってよう やく、 自分の よ くわかっ た

ことだけ 書くと 他人に よ くわかる という ことが わ かった( 笑) 。そ れはほ んとうな んで

すよ。自 分によ くわか っ ていない ことを 書くと 、 他人もよ くわか らない 。 だから、 学

生にも言 うので す。読 ん でわから ない本 があっ た ら、君の 頭が悪 い場合 も あるかも し

れないが 、たい ていは 相 手が悪い んだよ 。相手 は よくわか ってな いこと を 書いてい る

んだから 、そん なに心 配 するなと 言うの です。 そ ういう立 場から いうと 、 生半可な 英

語を少し ばかり 小さい と きから勉 強した って意 味 がないの です。

それか ら発音 の組織 が 日本語は ものす ごく違 う というこ とを覚 えない と だめです 。

日本語の ように 母音が 全 部後ろに くっつ いてく る 言語は、 ヨーロ ッパだ と スペイン 語

(12)

など多少 近いも のもあ る けれども 、英語 、ドイ ツ 語、フラ ンス語 だった ら 最後にコ ン

ソナント がたく さんあ っ て、日本 語とは まった く ちがう。 私も高 等学校 ド イツ語の 組

だったも のだか ら、英 語 の会話な んてち ゃんと 習 ったこと がなか った。 六 十になっ て

からイン ドに行 って英 語 を使わな ければ ならな い ことに出 会った わけで す 。本を読 む

ときは字 引を脇 にもっ て いれば古 い本で も読め る 。だけど 、実際 に口で 言 わないと だ

めなわけ だ。い ちばん 困 ったのは 、ホテ ルでお 昼 に中国料 理を電 話で注 文 する時に 、

何をもっ てきて くれと う まく英語 で言え ないの で す。だか ら、僕 の泊ま っ たホテル

で、あれ は日本 の大学 の 先生だそ うだが 、ニセ モ ノではな いかと 言われ た (笑) 。英 語

のできな い大学 の先生 な んてイン ドでは 考えら れ ないわけ です。

だけど 、僕は 思うの で すが、イ ンド人 の英語 は インド人 英語と いわれ て いるぐら い

で、それ こそい ろいろ な 発音があ るし、 そうと う 乱暴なも のだと 思いま し た。とこ ろ

が、ずう っと学 者同士 で つき合っ ていて 、大事 な ことは、 必要な 時にイ エ スという

か、ノー という か、ど ん な例を出 すか、 それで 決 まるので す。発 音がど う だろうが 関

係ないの です。 第一、 シ ラミとご はんが 一緒に 文 脈で出て くるは ずがな い じゃない で

すか。ラ イス( lice ) だ ろうが、 ライス ( rice ) だろうが 、お米 の話で シ ラミが出 て

くるはず はない のだか ら 、そんな に神経 質にな っ てもしよ うがな い。

ただ、 H 英米 人とや る ときがい ちばん いやで す ね。イ ンド人 とやる ときは楽 なんで

す。フラ ンス人 、ドイ ツ 人も楽。 アメリ カ人と イ ギリス人 がとて も難し い ですね。 ち

ょっとま ちがう と向こ う は、この 人間は 馬鹿じ ゃ ないかと いう顔 をする 。 それはた し

かに僕ら も、日 本語を ど のぐらい 話すか という の を聞いて いて人 を判断 す るのだか

ら、それ はしよ うがな い です。

それよ りも何 よりも 、 どう判断 する力 をもっ て いるか、 物事を どうと ら えている か

が優先す るので す。そ れ をどんな 形で言 うか。 言 うときは 簡単な 形でい え ばいい。 だ

から、僕 の英語 は「イ ッ ト・イズ 」と「 イット ・ ウィル・ ビー」 と「ノ ッ ト」とそ れ

っきりし かない 。それ で 決まる。 あとは 名詞と 動 詞を入れ ていけ ばいい 。

ほんと うに英 語をや っ ておけば よかっ たと正 直 いって僕 は思っ ていま す よ。そう す

れば僕だ ってど んどん 英 語で論文 を書い て、発 表 したり、 議論し たりで き るわけで す

が、僕は できな いから 、 非常に不 利をこ うむっ て いる。こ れから 先はた し かに学問 を

やろうと 思った ら、英 語 ぐらいで きない とだめ だ と思う。 だから 大学生 で 学問をや ろ

うと思っ ている のに英 語 ができな いのは だめだ 。 しかし、 それを 小学校 か らやるこ と

が妥当か という ことに つ いては疑 わしい 。教育 の システム として 全然整 っ ていない か

らです。 何の用 意もな い 。

(13)

上 野 英 会話が できな いという ことは 、たぶ ん 日本語の 会話も そんな に できない の

だと思い ます。 ともか く 日本語が きちん とでき て いなかっ たら絶 対に英 語 がしゃべ れ

るはずが ないし 、英語 の 読み書き もでき ないの で す。まず 国語の 読み書 き がきちん と

できた上 で外国 語を学 ぶ ようにす べきだ と思い ま す。

小さい ときに 英語を や るメリッ トは何 かとい う と、発音 がきれ いにな り ます。そ の

ためには 、英語 を聞く こ とができ ればい いのだ と 思います 。私の 子ども の ころはほ と

んど生の 英語な んて聞 け ることは ありま せんで し たが、い まはち ょっと テ レビをつ け

ているだ けで外 国語が 耳 に入って きます ね。だ か ら、そん なに目 くじら た てて小学 校

から英語 という 必要は な いと思う のです 。それ よ りも、そ の時間 がある の だったら 、

国語をき ちんと やるべ き です。

大 野 別に 英語を やる なという つもり はない で すよ。I 日本語 をやら な いで英語 を

やるのは だめだ という のです。 アメリ カで同 時 通訳をや ってい る日本 人 が、アメ リカ

に来て英 語が上 手にな る 人は日本 語が上 手だし 、 日本語が ちゃん と話せ る 人は英語 も

上手だと 言って います 。 日本語が あいま いな人 は 英語もだ めだと 、そう 言 っていま

す。

上 野 も うひと つ、私 はつねづ ね思う のです が 、ヨーロ ッパと かアメ リ カは基本 的

には話す ことが 基本の 文 化ですね 。それ に対し て 漢字文化 圏はど ちらか と いうと書 く

ほうの文 化のよ うな気 が します。 ですか ら日本 人 の外国語 教育が まず読 み 書きにな っ

たのは自 然だと 思うの で す。けれ ども、 話す文 化 圏のヨー ロッパ でも、 ち ゃんとし た

文章が書 けるか という こ とは大事 なので す。

私の友 人がド イツに 行 って、病 気にな って医 者 にかから なけれ ばなら な くなった の

です。ド イツ語 でうま く しゃべれ ないか らとい っ て、彼は 一生懸 命辞書 を 引いて、 ド

イツ語で 文章を 書いて も っていっ たので す。そ う したら医 者が読 んでび っ くりして 、

これだけ の文章 が書け る のになぜ おまえ はしゃ べ れないの だと。 アメリ カ へ行って い

ても、お まえは こんな に 文章が読 めるの に、ど う してしゃ べれな いのだ と 言われる と

いうので す。

だから 、J ほ んとう に 文化が違 うので はない 。向こう はしゃ べって 書 く、日本 とか

中国はど ちらか という と 書いて、 そのあ とでし ゃ べるので 、しゃ べるこ と に対して プ

ライオリ ティが 低かっ た のではな いか。 だから 、 日本人が 外国語 の会話 が 下手だと い

うのは、 文化的 にそう い う訓練を あまり してこ な かったと いうこ ともあ る のだろう と

思います 。

大 野 し ゃべる ことよ りも聞き 取るこ とが大 事 だと思い ますね 。外国 人 と話して い

(14)

て相手が いって いるこ と がわかれ ば返事 は簡単 で す。返事 はイエ スかノ ー でいいの で

すからね。 「アイ ・アグ リー」と 言うか 言わな い かです。 向こう の言っ て いること が何

だかわか らない のでは ど うにもし ようが ない。

上 野 た しかに 聞き取 るのがい ちばん 難しい の です。そ のため に訓練 と しては小 学

校から英 語に慣 れ親し む のは大事 かもし れませ ん ね。

大 野 そ の際、 聞くと いっても 「こん にちは」 、「さよう なら」 ばかり や っている わ

けではな いから 、文が ち ゃんとわ かって なけれ ば だめなわ けで、 そうい う 観点から い

うと、週 に一時 間勉強 し たって意 味がな いです よ 。

上 野 それ は無理 です。 三時間で も無理 な話で す ね。

* 本書は二 〇〇一 年一月 に発行さ れた。

(大野晋 上野 健爾「 学 力があぶ ない」 所収「 英 語教育を どうす るか」 よ り)

問〇一 傍線部 A「漢 文 というや っかい なもの 」 の話の紹 介は話 の運び の 中でどの よ

うな役割 を果し ている か 。最も適 当なも のを選 べ 。

① 漢文の読 解が日 本人に と ってどれ ほどの 苦労が あ ったかを 述べる ため

② 漢文を読 解する ために 日 本人は独 特の読 み方を 発 明したこ とを述 べるた め

③ 英語を学 ぶには 大変な 努 力が要求 される という こ とを述べ るため

④ 英語が現 代日本 人にと っ ては極め て重要 である こ とを示す ため

問〇二 傍線部 B「ド イ ツ人が英 語をや る」こ と を挙げた のは何 故か。 最 も適当な も

のを選べ 。

① 英語学習 者には 母語が 対 象言語と 近縁関 係にあ る ドイツ語 を母語 とする 者 や全く系

統が異な る日本 語のよ う な言語を 母語と する学 習 者ややや 近い関 係にあ る 中国語を

母語とす る学習 者がい る ことを指 摘する ため

② 言語的に 英語と 近縁関 係 にあるド イツ語 を母語 と する学習 者の英 語の勉 強 時間数と

同じ時間 数で日 本の小 学 校の英語 教育の 効果が 上 がるわけ がない ので、 そ の時間数

を増やす べきで あると 主 張するた め

(15)

③ 言語的に 英語と 類縁関 係 にあるド イツ語 を母語 と する学習 者が母 語の勉 強 時間を多

く持つこ とはそ れが英 語 の勉強に 直結す るので 合 理性があ るとい うこと を 指摘する

ため

④ 言語的に 英語と 類縁関 係 にあるド イツ語 を母語 と する学習 者でも 母語の 勉 強時間は

英語のそ れより も多い の に日本で は日本 語の勉 強 時間を削 って英 語の勉 強 時間を増

やそうと する方 策をと っ ているこ とを批 判する た め

問〇三 傍線部 C「得 意 げ」の品 詞は何 か。漢 字 で答えよ 。

問〇四 傍線部 D「英 会 話教育を やった からと い ってしゃ べれる ように な るという の は少し違 うよう な気が し ます」と あるが 、英会 話 の能力に ついて の上野 氏 の認 識はどの ような ものか 。 最も適当 なもの を選べ 。

① 国際会議 での見 聞や自 分 自身の体 験など から会 話 能力はそ れぞれ の国の 学 習方法に

よって身 に付け るべき も のだと認 識して いる

② ドイツで は自国 語の学 習 に外国語 の学習 以上に 時 間をとっ ている のに、 日 本では英

語のあい さつが できれ ば 十分だと いう認 識

③ 時流に乗 って英 会話学 習 の目的を 考える のでは な く過去の 文化的 なつな が りを考え

て中国語 会話を 学習す べ きである という 認識

④ 母語であ る日本 語がで き ない日本 人がど んなに 英 語の会話 を身に つけよ う としても

十分な会 話能力 を身に つ けること は出来 ないと い う認識

問〇五 傍線部 E「国 際 的な学会 にいけ ば、ほ と んどの場 合は英 語でお 互 いに意思 を 通じさせ る」と あるが 、 これは英 語のど のよう な 様態を指 摘する 発言か 。

① 英語は世 界の共 通言語 で あって、 すでに それが 現 実となっ ている

② 日本語な まりで 英語を 話 すのは恥 ずかし いと日 本 人は思う 必要は ない

③ 国際的な 場で使 われる 英 語である が国に よって 英 語に対す る態度 は異な る

④ 話し言葉 の基礎 になっ て いる英語 の文字 言語の 学 習こそ大 事であ る

(16)

問〇六 傍線部 F「英 語 である必 要はな い」の は 何故か。 最も適 当な説 明 を選べ。

① そもそも 外国語 学習の 成 否は母語 の言語 能力の 高 低にかか ってい るから 英 語学習以

上の情熱 をもっ て母語 の 学習に取 り組む べきで あ るから

② 国際的な 会議に 参加し て いる色々 な国の 人の話 す 英語を聞 くと「 英語は 英 語国民の

言葉」と いう認 識は既 に 過去のも のだと 実感さ れ る

③ 外国語学 習が異 文化理 解 を目的と するも のなら 理 解しよう とする 異文化 の 言語を学

ぶことが 外国語 学習の 目 的に適う ことに なるか ら

④ 言葉はそ の言葉 が話さ れ る国の力 との関 係で学 習 者の数が 増減す るが、 ア メリカが

ロシアや 中国に 取って 代 わられる 日が近 く来る か ら

問〇七 傍線部 G「日 本 語をきち んとで きない 人 」とはこ こでは どうい う ことか。 最

も適当な 説明を 選べ。

① 漢詩漢文 の知識 が不十 分 なため日 本語の 中にあ る 中国由来 の漢字 熟語な ど が正しく

読めない 日本人

② 敬語等の 日本の 言語生 活 に関係す る文化 につい て の理解が 薄弱で 日本語 会 話が十分

にできな い日本 人

③ 「源氏物 語」な ど日本 の 古典文学 の知識 を持た ず 、教養あ る日本 語を書 く ことが満

足にでき ない日 本人

④ 日本語の 運用能 力を左 右 する漢語 の知識 に不足 が あるため 日本語 の読み 書 きに堪能

とは言え ない日 本人

(17)

問〇八 どうし て傍線 部 H「英米 人とや るとき が いちばん いや」 なのか 。 最も適当 な

説明を選 べ。

① 英語が母 語であ る英米 人 は発音の 訛音に 敏感で 大 野氏が話 す英語 を不自 然 に感じそ

れが否定 的な表 情とし て 顔に出る から

② 言語的な 系統が ドイツ 語 やフラン ス語と は異な る 英語を母 語とす る英米 人 には大野

氏の使う 英語が 上品に 聞 こえるか ら

③ アメリカ との戦 争を経 験 した世代 に属す る大野 氏 は敵性語 と呼ば れた英 語 への違和

感・距離 感が心 のどこ か にあるか ら

④ 英語とは 言語的 に全く 異 質な言語 である 日本語 を 好意的に 受け入 れる素 地 が英米人

には欠け ている から

問〇九 傍線部 I「日 本 語をやら ないで 英語を や るのはだ めだ」 とある が 、これは ど うしてか 。最も 適当な 説 明を選べ 。

① 日本人が 母語で ある日 本 語を学ぶ ことは 急速に 国 際化する 世界で 自己の ア イデンテ

ィティの 自覚を 強める 確 かな手掛 かりと なるか ら

② 現在英語 が世界 共通の 言 語である ことは 国際会 議 などでも 見聞で きるが 、 将来日本

語が国際 語にな る可能 性 もないと はいえ ないか ら

③ 書き言葉 ・話し 言葉と も に日本語 がしっ かりと 身 について いて初 めて第 二 言語以降

の言語習 得の努 力も成 果 があがる と考え られる か ら

④ 日本語が よくで きる人 は 英語も上 手にな り、日 本 語があい まいな 人は英 語 もあまり

上達しな いと同 時通訳 の 経験ある 日本人 がいう か ら

(18)

問一〇 傍線部 J「ほ ん とうに文 化が違 うので は ない」と あるが 、ここ で 「文化が 違 うのでは ない」 とはど う いうこと を指し ている の か。最も 適当な ものを 選 べ。

① どちらの 文化も 書くこ と の重要性 を認め ている 点 では違い がない という こ と

② どちらの 文化も 話すこ と の重要性 を認め ている 点 では違い がない という こ と

③ 欧米の文 化は話 したこ と を記録す るとい う意識 で 書く事を 考える という こ と

④ アジアの 文化は 書いて 記 録に残す ことを 最も優 先 する傾向 が強い という こ と

問一一 本文の 対談者 は 両者共に (対談 当時の ) 小学校英 語授業 の実施 に は反対の 立 場である 。どう して反 対 なのか、 その理 由とし て 対談者 の考え にはな い と考え られるも のはど れか。 次 の中から ひとつ 選べ。

① 現場の教 諭の英 語力で 小学校の 英語教 育が満 足 に行える か調査 不足で あ る

② 日本語を 教える 時間を 削って英 語の授 業を行 お うとして いる

③ 子供の時 から学 校で英 語授業を しても 望み通 り のバイリ ンガル にはな ら ない

④ 小学生か ら英語 を学ぶ と国際語 として の英語 で はなく英 米人の 英語に な る

三 二の 課題文 の対談 者 はそれぞ れ(大 野) 「日 本語をき ちんと できな い 人が、い くら

英語をや っても できる よ うになら ない。 日本語 の 文章がち ゃんと 書けな い 人が英語

がかける ように なるは ず がない。 」(上野) 「日本 語がきち んとで きてい な かったら 絶

対に英語 がしゃ べれる は ずがない し、英 語の読 み 書きもで きない のです。 」(大野)

「アメリ カに来 て英語 が 上手にな る人は 日本語 が 上手だし 、日本 語がち ゃ んと話せ

る人は英 語も上 手だと 言 っていま す。日 本語が あ いまいな 人は英 語もだ め だと、そ

う言って います。 」とい い、とも に「英 語(外 国 語)を習 得する 上で日 本 語(母語 )

の確かな 能力が 非常に 大 事である 」と述 べてい る 。これに ついて あなた 自 身はどの

(19)

ような意 見を持 ってい る か、賛成 、また は反対 の 立場から 自分の 意見を 述 べなさ い。その 時書き 方は「 ( 自分の賛 成、ま たは反 対 の意見) → (そ の意見 の 裏付けと な る事実) → (そ の事実 に ついての 考察) → (結 び ) 」という 順序に 従いな さい。字 数

は全部で 一〇〇 〇字程 度 。 (解答は 原稿用 紙に記 入のこと )

(20)

【解答】

(問 〇一 煩雑 )、 (問 〇 二 ③ ) 、(問 〇 三 ③ )、 ( 問 〇四 ③ ) 、(問 〇 五 ① )

(問 〇六 ③ ) 、( 問 〇 七 ② ) 、 ( 問 〇八 ④) 、( 問 〇九 ③) 、 ( 問 一〇 ③)

(問 一一 ② ) 、(問 一 二 ②) 、 ( 問 一三 ② ) 、( 問 一四 ④) 、 ( 問 一五 ③ )

(問 一六 ④ ) 、( 問 一 七 ① ) 、 ( 問 一八 ①) 、( 問 一九 ③ ) 、 ( 問 二〇 ③)

(問 二一 ③ ) 、(問 二 二 ③ ) 、 ( 問 二三 ① ) 、( 問 二四 ② ) 、 ( 問 二五 ① )

各一点

(問〇一 ③ ) 、(問〇 二 ④ ) 、 ( 問〇三 形容 動 詞 ) 、 (問 〇四 ④ )

(問〇五 ① ) 、(問〇 六 ③ ) 、 ( 問〇七 ④ ) 、( 問〇八 ① )

(問〇九 ③) 、(問一 〇 ① ) 、 ( 問一一 ④ )

問〇 三 は 一〇 点 、その 他 は各 四 点 。

白紙答案 でなく 、三〇 〇 字以上文 字が記 されて い る 〇五点

示された 書き方 に従っ て いる 〇五点

賛成、ま たは反 対の意 見 が明確に 述べら れてい る 〇 五 点

意見の裏 付けと なる事 実 があげら れてい る 〇五点

その事実 につい ての考 察 が書かれ ている 〇五点

参照

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