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養浜土砂 の移流拡散 を考慮 した等深線変化予測 モデルに関 する研究

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Academic year: 2022

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(1)海 岸 工 学 論 文 集,第55巻(2008) 土 木 学 会,761‑765. 養浜土砂 の移流拡散 を考慮 した等深線変化予測 モデルに関 する研究 N-Line. Model. due to Beach. Nourishment. using 2D Advection. Diffusion. Equation. 澁 谷 容 子1・ 黒 岩 正 光2・ 松 原 雄 平3 Yoko. SHIBUTANI,. Masamitsu. KUROIWA. and Yuhei MATSUBARA. This study is concerned with a N-line model that takes into account contour line changes after beach nourishments. The behavior of the sand materials after beach nourishments is represented using two-dimensional advection diffusion equation in the horizontal plane. The effect of grain size of the nourished sand was considered in the advection diffusion equation. The contour line changes were calculated solving the fundamental equation for the conservation of bedmaterial, which adapts the effect of the advection diffusion equation. Firstly, model tests were carried out in orderto investigate the influence of grain size.. The effect of grain size for beach nourishment was investigated. Secondly, the model was applied to preservation of eroded beach using a sand recycle method measures, and then the applicability was discussed.. 1.. 粒 形 が 異 な る場 合 の検 討 を 行 っ て い な い こ と な ど 問 題 が は じめ に. 残 さ れ て い る.そ. 海 岸 侵 食対 策 と して,沿 岸 域 に さ ま ざ まな 構 造 物 が 設 置 さ れ て きた が,こ 性 が 絶 た れ,新 近 年,直. の よ うな 構 造 物 に よ って 漂 砂 の連 続. た な侵 食 を 生 む 場 合 が 多 々 あ る.そ. こで,. 接 土 砂 投 入 を行 う養 浜 や サ ン ド リサ イ ク ル,サ. ン ドバ イ パ ス な ど の ソ フ ト的 対 策 が検 討 され て い る.侵 食 対 策 の 検 討 に は,海 浜 変 形 の 長 期 的 変 化 予 測 を行 う こ. こで,本 研 究 で は,澁 谷 ら(2008)の. 移 流 拡 散 に よ る土 砂 投 入 を考 慮 した 等 深 線 変 化 モ デ ル を ベ ー ス に,移 動 速 度 の 与 え 方 の再 検 討 お よ び養 浜 土 砂 の 計 算 に 粒 径 に よ る影 響 を 考 慮 した. 2.. モ デ ル の概 要. 本 モ デ ル は宇 多 ら(1996)の. 等 深 線 変 化 モ デ ル に養 浜. と が必 要 と さ れ、実 務 で は,汀 線 変 化 モ デ ル や 等 深 線 変. 土 砂 の 移 流 拡 散 を 考 慮 した もの で あ る.図‑1に. 化 モ デ ル が,良. に 本 モ デ ル は,1)波. く用 い られ て い る.養 浜 を行 った場 合 も,. 汀 線 変 化 モ デ ル は適 用 で き,水 谷 ら(2003)に. よ って そ. の評 価 が 行 わ れ て い る.し か し,汀 線 変 化 モ デ ル で は沖. 浪 場 の計 算,2)沿. 3)投 入 土 砂 の 移 流 拡 散 の 計 算,お. 示す よ う. 岸 漂 砂 量 の 計 算,. よ び4)等 深 線 変 化 の. 計 算 の4つ の サ ブ モ デ ル か ら構 成 され る.. 合 投 入 な どが 表 現 で きな い た め,等 深 線 変 化 モ デ ル に お い て も,宇 多 ら(2005)や. 住 谷 ら(2005)に. よ って 養 浜. 効 果 の 計 算 が 行 わ れ て い る.こ の よ う に,実 際 に 汀 線 変 化 モ デ ル や等 深 線 変 化 モ デ ル を 用 い て 養 浜 後 の 評 価 が 行 わ れ て い るが,そ. の 手 法 は い ま だ 確 立 さ れ て い な い.ま. た,養 浜 効 果 を 予 測 した計 算 例 は い くっ もみ られ るが, 養 浜 後 の土 砂 移 動 特 性 の把 握 は され て お らず,養 浜 さ れ た 土 砂 の挙 動 は 明 らか に さ れ て い な い. 澁 谷 ら(2007)は. 養 浜 土 砂 の 移 動 特 性 を1次 元 の移 流. 拡 散 方 程 式 で表 す こ と に よ って 養 浜 後 の 汀線 変 化 を予 測 す る新 た な 汀 線 変 化 モ デ ル を 提 案 した.さ. ら に,こ の モ. デ ル を拡 張 し,澁 谷 ら(2008)は. 養浜効 果を予測可能 な. 等 深 線 変 化 モ デ ル を提 案 した.し. か し,養 浜 土 砂 の2次. 元 移 流 拡 散方 程 式 に お い て,岸 沖 方 向土 砂 の 移 動 速 度 の 与 え方 が 定 式 化 さ れ て い な い こ と,養 浜 砂 と現 地 の 砂 の. 図‑1. モデル の概要. (1) 波 浪 場 の 計 算 波 浪 場 の 計 算 は 間 瀬 ら(1999)の. 回 折 を考 慮 した エ ネ. ル ギ ー平 衡 方 程 式 を 用 い た. 1学 生 会員. 修(工)鳥. 2正 会 員. 博(工)鳥. 3正 会 員. 工博. 取大 学大学院工学研究科 社会基 盤工 学専攻 取大 学准教授 大学 院工 学研究科社 会基盤工学専攻 鳥 取大学教授 大学 院工 学研究科社会 基盤工学専攻. (2) 沿 岸 漂 砂 量 の 計 算 沿 岸 漂 砂 量 は 小 笹 ・Brampton公 (1986)に 入 した(澁. 式 にKamphuisら. よ る粒 径 の 大 き さ を 考 慮 し た漂 砂 量 係 数 を導 谷 ら,2007).砕. 波 点 に お け る有 義 波 高Hbs.

(2) 762. 海. 岸. 工. 学. 論. 文. 集. 第55巻(2008). を用 い た 場 合 の式 を 以 下 に示 す.. (7) (1) こ こ に,Hshは こ こに,Cgbお. よ び αbsは砕 波 点 に お け る郡 速 度 お よ び. 波 向 き を 表 す.cotβ Kamphuis(1986)に A=Ad/√d50と. は 海 底 勾 配 の 逆 数 で あ る.Aは. 期,kは. 水 深hに 対 す る有 義 波 高,Tsは. 波 数,Cuは. 無 次 元 係 数 で,以. 有義波周. 下 に示 すCsの 値. に よ って 方 向(正 負)を 決 定 した.. よ る 粒 径 に 関 す る 係 数 で あ り, し た.d50は. (8). 中 央 粒 径 で あ る.. (3)投入 土砂の移流拡散 の計算 投入 された土砂 は沿岸方 向 な らびに岸 沖方向 に拡散 し つつ,沿 岸 流 と波 の作用 によ って輸送 され るものと考 え. る.tanβ. る.投 入土砂 の挙動 を表 す2次 元 の移流拡 散方程式 を以. 汀 線 は 前 進,そ. れ以 外 で 汀 線 は後 退 す る と して い る こ と. 下 に示す.. よ り,Cs>18な. らば,漂 砂 は岸 向 き(Cu>0),そ. こ こ に,H0お. よ びL0は,沖. 波波 高お よび沖波波長 で あ. は 海 底 勾 配 で あ る.砂. で 漂 砂 は沖 向 き(Cu<0)と. 村(1980)はCs>18で. れ以外. す る.. (2) こ こ に,qnは. 投 入 さ れ た土 砂 量 で あ る.Us,Vsは. 土 砂 の 岸 沖 方 向 な らび に,沿. 投入. 岸 方 向 の 移 動 速 度,Kx,. Kyは 投 入 土 砂 の岸 沖 方 向 な らび に,沿 岸 方 向 の拡 散 係 数 で あ る.ま. た,C1,C2,C3,C4は. 粒 径 の大 き さ を 考. 慮 す るた め の係 数 で あ り,次 式 で 表 され る. 図‑2(a) 波浪 特性 と岸 沖方 向 にお ける拡散 係数 との関係. (3) (4) (5) (6) こ こに,C1d,C2d,C3d,C4dは 数 で,dd50は. 粒径 の大 きさに関す る係 図‑2(b). 養 浜 砂 の 中 央 粒 径 で あ る.. 波浪特 性 と沿岸 方 向 にお ける拡散 係数 との 関係. a) 土 砂 の 拡 散 係 数 拡 散 係 数 は,Kuroiwaら(1994)の 調 査 結 果 か ら,図‑2に. 蛍 光 砂 に よ る漂 砂. 示 す 波 浪 特 性 と蛍 光 砂 の拡 散 係 数. と の 関 係 か ら求 め た.C1d,C2d,C3d,C4dに 調 査 海 岸 の 中 央 粒 径 が0.2mmの dd50=0.2mmの. つ い て は,. (4) 等 深 線 変 化 の計 算 y軸 を 沿 岸 方 向 に,x軸. を 岸 沖 方 向 に と る と,等 深 線. 変 化 は 次 式 で 表 さ れ る.. 場 合 を基 準 と して お り,. と き にC1,C2,C3,C4が1と. (9). な る よ う決. 定 した. こ こ に,xmはm番. b) 土 砂 の 移 動 速 度 沿 岸 方 向 の土 砂 の 移 動 速 度Vsは,灘 りVs=0.01Vと (1951)よ. し,Vは. り求 め た.岸. 岡 ら(1981)よ. 沿 岸 流 速 で,Inman・Quinn 沖方 向の土砂 の移動 速度 は底面. 水 粒 子 速 度 の最 大 値 の 関 数 と して 与 え る こ と と し,移 動 方 向 に つ い て は,砂 村(1980)のCsパ. ラ メ ー タで 判 定. した.以 下 に岸 沖 方 向 土 砂 の移 動 速 度 式 を示 す.. 目 の 等 深 線 位 置,Qmはm番. 線 の 沿 岸 漂 砂 量,hmはm番 は等 深 線 番 号,Nは. 目 の等 深. 目の 等 深 線 の 移 動 高 さ,m. 等 深 線 の 本 数 で あ る.qは. 養 浜土砂. に よ る寄 与 分 で あ る. ま た,式(2)中. のqnは 体 積 量 で あ る た め,式(9)中. のq. の 単 位 時 間,単 位 長 さ 当 た りの 土 砂 量 に変 換 す る必 要 が あ る.そ こ で 以 下 の よ うな 関 係 を 適 用 した..

(3) 763. 養浜 土砂 の移 流拡散 を考 慮 した等深 線変 化予 測 モデ ルに関 す る研究. (10) (b) 3.3日. 後. (11) こ こ に,△tは 計 算 時 間 間 隔,△yは. 格 子 間 隔 で あ る.. 実 際 の計 算 で は,有 限 差 分 法 を 適 用 し数 値 計 算 した. 3.. モ デル テ ス ト. (1) 養 浜 に よ る 等 深 線 変化 の 計 算 図‑3は モ デ ル テ ス トに用 い た 初 期 地 形 で,沿 2000m,岸. 沖 方 向1000mの. 岸方 向. 態 を 想 定 して い る.土 砂 投 入 は,Case1(汀 深6m),Case3(移. 続 き(土 砂投 入 に よる移流 拡散 の様子). 砂 浜 海 岸 に お い て,両 端 を 固. 定 境 界 と し,流 れ の上 手 側 で 侵 食,下 手 側 で 堆 積 す る状. Case2(水. 図‑4. (a) 3.3日. 後. 線 付 近),. 動 限 界 水 深 付 近)の3ケ. ー. ス計 算 を 行 い,投 入 した 土 砂 は い ず れ も30,000m3で あ る. 用 い た 波 浪 条 件,各. 係 数 を表‑1に 示 す.. (b) 1年 後. 図‑5 図‑3. 初期地 形. 表‑1. 計算 条件. 土砂 投 入 によ る等 深線 変化 の様子. (a)Case1. 図‑4お よ び 図‑5は そ れ ぞ れCase1に. お け る 土 砂 の移 流. 拡 散 お よ び,等 深 線 変 化 の 様 子 で あ る.図‑4の. 凡 例 は単. 位 幅 単 位 時 間 あ た り に 換 算 し た土 砂 量 で あ る.図‑4(a) お よ び(b)よ り,投 入 し た土 砂 は,沖. (b)Case2. 方 向 な らび に沿 岸. 方 向 に 移 動 しな が ら拡 散 して い る様 子 が う か が え る.ま た,図‑5よ. り土 砂 投 入 直 後,投 入 付 近 の等 深 線 は 一 時 的. に 前 進 し,そ の後,後. 退 して い る様 子 が 確 認 で き る.. (c)Case3. (a) 土砂 投入直 後. 図‑6. 養浜 の有無 によ る等 深線 変化 の違 い. 図‑6は 各 ケ ー ス に お いて,養 浜 を 行 っ た場 合 と,行 わ な か っ た場 合 の差 を と っ た もの で あ る.侵 食 域 に お いて, 図‑4. 土砂 投入 に よ る移 流拡散 の様 子. 養 浜 土 砂 が 等 深 線 に 寄 与 した.さ. ら に,汀 線 に近 い と こ.

(4) 764. 海. ろ に土 砂 投 入 を 行 っ た ほ うが,よ. 岸. 工. 学. 論. り効 果 的 で あ る と が 明. らか に示 さ れ て い る.. 文. 集. 第55巻(2008). こ とが わ か る.宇 多 ら(2005)に. よ る と,現 地 の 砂 の 粒. 径 よ り も粗 い粒 径 の もの を 養 浜 す る こ とで,沖 合(水. 深. (2) 粒 径 の違 い に よ る計 算. 6m付. 入 で も,汀 線 付 近 ま で 土 砂 が 運 ば れ,養. 浜. 本 研 究 で は,養 浜 土 砂 の移 流 拡 散 の計 算 に,粒 径 に 関. 効 果 が 高 い と さ れ て い る.今 回 の 結 果 は,水 深6m付. 近. 近)投. す るパ ラ メ ー タを 導 入 し,現 地 の 砂 の粒 径 と養 浜 砂 の粒. に投 入 した 土 砂 が 汀 線 付 近 まで 運 ば れ る に は至 らな か っ. 径 が異 な る場 合 の計 算 を 試 み た.初 期 地 形,波. た も の の,養 浜 砂 の粒 径 を 大 き くす る ほ ど,養 浜 効 果 が. よ び 各 係 数 は 表‑1と 同 様 で,計. 算 はCase1お. 浪条件 お よ びCase2. 高 い と い う結 果 を 示 す こ とが で き た.. につ い て 行 っ た.な お,養 浜 砂 の粒 径 はdd50=0.15mm, dd50=0.25mm,dd50=0.4mmと. 4.. した.. 現地適用. 最 後 に澁 谷 ら(2007)同 試 み た.図‑9は. 年 の 等 深 線 で あ る.こ K1,K2を (a) 汀 線. 様,皆. 生 海 岸 へ の現 地 適 用 を. サ ン ド リサ イ クル が 行 わ れ る以 前 の1989 れ を 初 期 地 形 と し,漂 砂 量 係 数. 求 め る た め に,土 砂 投 入 無 しで5年 後 の再 現 計. 算 を 行 っ た 結 果 が 図‑10で (1999)よ を 用 い,各. あ る.波. 浪条件は佐藤 ら. り,エ ネ ル ギ ー 平 均 波(1997年. の 観 測 値 よ り). 係 数 と と も に表‑2に 示 す.さ. ら に図‑11は 汀. 線 と水 深5mの. 実 測 値 と計 算 値 の比 較 で,図‑12は5年. 間. の 等 深 線 の変 化 量 を 比 較 した もの で あ る.計 算 結 果 は実 測 値 を よ く再 現 して お り,こ れ を も と に サ ン ド リサ イ ク (b) 水 深6m. 図‑7. ル1年 後 の計 算 を 行 う.. 養 浜 砂 の 粒 径 の 違 い(Case1). (a) 汀線. 図‑9. 初期 等深線(皆 生海 岸再 現計 算) 表‑2. 計算条 件. (b) 水 深6m. 図‑8. 図‑7お よ び 図‑8は そ れ ぞ れCase1お を 示 し た もの で,各 よ び水 深6mの. サ ン ドリサ イ クル 後 の計 算 を 行 う際,侵. 養 浜 砂 の 粒 径 の 違 い(Case2). よ び2の 計 算 結 果. 図 の(a)お よ び(b)は そ れ ぞ れ 汀 線 お. 等 深 線 の 粒 径 の違 い を 示 した もの で あ る .. 食域の汀線 お. よ び陸 域 上 の等 高 線1mラ. イ ンを 後 退 させ,土. 表 現 す る も の と す る.沿. 岸 方 向3200mの. 砂 浚渫 を. 汀線 付 近 に. 30,000m3土 砂 投 入 を行 う.土 砂 投 入1年 後 の結 果 が 図‑13 で あ る.図‑6同. 様,サ. ン ド リサ イ クル を 行 った場 合 と行. 図‑7よ り,汀 線 付 近 に土 砂 投 入 を行 った場 合,養 浜 砂 の. わ なか った場 合 の差 を と った もので あ る.土 砂投 入 を行 っ. 粒 径 が 大 き い ほ ど,侵 食 域 に お いて,汀 線 の 回 復 ま た,. た場 合,投. 等 深 線 の 前 進 が確 認 で き る.ま た,図‑8よ. 付 近)に. り投 入 地 点 よ. 入 位 置 か ら流 れ の 上 手 側(沿. か けて 等 深 線 が 前 進 した.図‑14は. 岸 方 向2000m 実 測値 と計. り岸 側 の 汀 線 で は違 い が み られ な い が,投 入 地 点 の 水 深. 算 値 の 等 深 線 の 変 化 量 を比 較 した も の で あ る.等 深 線 の. 6mで. 変 化 量 は概 ね 再 現 す る こ とが で き た.. は養 浜 砂 の粒 径 が 大 き い ほ ど,等 深 線 が 前 進 す る.

(5) 養浜 土砂 の移 流拡散 を考 慮 した等 深線 変化 予測 モデ ル に関す る研究. 5.. 765. おわ りに. 本 研 究 で は,養 浜 砂 の粒 径 を 考 慮 し,養 浜 土 砂 を考 慮 した等 深 線 変 化 モ デ ル を提 案 した.モ. デ ル テ ス トよ り,. 岸 側 に土 砂 投 入 を 行 うほ ど,そ の 効 果 は高 い こ とが 確 認 で き た.ま た,養 浜 砂 の粒 径 が 現 地 の砂 の粒 径 よ り も大 き い方 が,養 浜 効 果 が 高 い とい う,宇 多 ら(2005)と. 同. 様 の 結 果 を示 す こ とが で き た.皆 生 海 岸 に お け る現 地 適 図‑10. 用 で は,土 砂 投 入 位 置 に お い て 等 深 線 が 前 進 す る こ と が. 皆生 海岸 再現 計算 結果(1994年). 確 認 で き,ま た,実 測 値 の変 化 量 を再 現 す る こ とが で き た.最 後 に,投 入 土 砂 の岸 沖 方 向 お よ び沿 岸 方 向 の移 動 速 度 につ い て は,今 後,さ. らに 現 地 デ ー タ との 比 較 を行. い,再 検 討 す る必 要 が あ る.. 謝 辞:本 (1999)を 図‑11. モ デ ル で は,波. 浪 場 の計 算 に お い て,間. 瀬 ら. 参 考 に させ て い た だ き ま した こ と を,こ. こに. 記 して 感 謝 い た し ます.. 計算 値 と実測値 の比 較. 参 (a) 汀線. (b)水 深5m. 図‑12. 図‑13. 計 算 値 と実 測 値 の 変 化 量 の 比 較(1989‑1994). サ ン ド リサ イ ク ル の 有 無 に よ る等 深 線 変 化 の 違 い. (a) 汀線. (b) 水 深5m. 図‑14. 計 算 値 と 実 測 値 の 変 化 量 の比 較(1994‑1995). 考. 文. 献. 小笹 博昭 ・A.H. Brampton (1979): 護岸 のある海浜 のてい線変 化計算, 港湾技術研究所報告, 第18巻, 第4号, pp.77‑104 宇多高 明, 河野茂樹 (1996): 海浜変形予測のための等深線変化 モデルの開発, 土木学会論文集, No539/II‑35, pp .121‑139 宇多高 明 ・清野聡子 ・大矢 忠一 ・安 田武 夫 ・高橋功 ・古池鋼 ・星 上幸良 (2005): 沖合投入土砂の養浜効果予測手法の開発, 海岸工学論文集 第52巻, pp.641‑645 佐藤慎 司 ・古屋 隆男 ・坂根博吉 ・山本幸 次 ・田子洋一 ・牧 野一正 (1999): 弓 ヶ浜海 岸にお けるサ ン ドリサイ クルシステムの 有用性, 海岸工学論文集 第46巻, pp.686‑690 澁谷容子 ・黒岩正光 ・松原雄平 (2007): 養浜土砂の移流拡散を 考慮 した汀線変化予測 モデルに関 する研究, 海岸工学 論文集 第54巻, pp.646‑650 澁谷容子 ・黒岩正光 ・松原雄平 (2008): 移流拡散によ る土砂投 入 を考慮 した等深線変化予測 モデルに関する研究, 海 洋開発 論文集, 第24巻, pp.1249‑1254 砂村継夫 (1980): 自然海浜 にお ける汀線位置の時間的変化 に関 す る予測 モデル, 第27回海岸工学論文集, pp.225‑259 住谷廸夫 ・松浦健郎 ・宇多高明 ・高橋功 ・大木康弘 ・熊 田貴 之 ・ 芹沢真澄 (2005): 粒度組成の平 面変化を考慮 した等深線変 化 モデルの鹿島灘海 岸への適用, 海岸工学論文集 第52巻, pp.546‑550 灘岡和夫 ・田中則男 ・加藤一正 (1981): 蛍光砂 を用 いた砕波帯 内 における局所 的移動 の観測, 港 湾技術研究所報告 第20巻, 第2号, pp.75‑126. 間瀬肇 ・高山知司 ・国富将嗣 ・三島豊秋 (1999): 波 の回折 を考 慮 した多方向不規則波 の変形計算 モデルに関す る研究, 土木 学会論文集, 第628号, II‑48, pp.177‑187 水谷法美 ・許東秀 ・上運天陽次 ・神谷篤史 (2003): 人 口 リー フ と養浜 による礫浜海岸 の汀線変化 の現地調査 とその予測, 海 岸工学論文集 第50巻, pp.581‑585 Inman, D. L. and W. H. Quinn (1951): Currents in the surf zone, Proc, 2nd Conf. on Coastal Engineering. 1951 Kamphuis,J.W., M.H.Devies, R. B.Narin and O.J. Syao (1986): Calculation of littoral sand transport rate, Coastal engineering, Vol.10, pp.1-12 Kuroiwa,M. and H. Noda (1994): Field investigation of sand drift using fluorescent tracer, Proceedings of the international symposium: waves-physical and numerical modelling, pp.1483-149.

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参照

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