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四月から五月の学習のまとまり 自己を見つめる 月主題 内容項目 教材名ねらいめあて 学習活動 大くくりな評価 のために 5 月 ひとりぼっちになりがちなよしいじめをゆるさない心ふみに対する ぼく の言葉かけや態度について考えることを 正しいと思うことを 通して, 正しいことをするため A1 善悪の判

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 適宜 扉の詩を読み,道徳の時間にク ラスの友達と共に考え,語り合 うことが,自分の世界を広げ, 自分の生き方を考えることにつ ながることを自覚させる。また, 「どうとくの時間は」を読み,さ まざまな場面で「考える」こと の大切さに気づかせる。 ★「道徳の時間」とは何を学ぶ時間なのだろう。 ① 扉の詩を読み,感じたことを話し合う。 ② 目次を見て,道徳の時間,1年間に学ぶことを見通す。 ③ 道徳の時間に,一人一人がいろいろな場面で「考える」こと, その意見を互いに伝え合うことが大切であることを確認す る。 国語科 特別活動(学級活動) 四 月 か ら 五 月 の 学 習 の ま と ま り ( 自 己 を 見 つ め る ) 4月 【楽しいクラスに】 C(15)よりよい学校生活, 集団生活の充実 1 よろしくギフト みんなの「よろしくギフト」を 読んだほのかの考えやクラスの みんなの思いを通して,よりよ い学級をつくるために大切なこ とは何かを考えさせ,互いに協 力し,楽しい学級づくりをして いこうとする実践意欲と態度を 育てる。 ★これから1年間をすごすクラスの友だちのために,何ができる でしょう。 ① 新しいクラスになって,どんな楽しいことができそうか発表 する。 ② 「よろしくギフト」を読み,3年1組のみんなは,どんなこと を考えて,「よろしくギフト」を贈ったのか考え,発表する。 ③ みんなの「よろしくギフト」を読んだほのかは,どんなこと を考えたのか話し合う。 ④ 自分のクラスにどんな「よろしくギフト」を贈るとよいか考 え,カードに書く。 ⑤ 担任の先生からクラスへの「よろしくギフト」を聞く。 ⑥ 「つなげよう」を読み,これから1年間,「よろしくギフト」 を贈っていくことを確認する。 ⑦ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 教材の中の級友,実際の学級の友達などの視点から多面 的・多角的に「よろしくギフト」について考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分たちの学級を楽しく,よりよくするために,これま でどんなことをしてきたのか,これからどんなことをし ていきたいのかを考えている。 社会参画に関する教育 特別活動(学級活動) 4月 【ほどよいかげんで】 A(3)節度,節制 2 やめられない ゲームに依存し,やめられなく な っ てい る まり さの 姿を 通 し て,節度のある生活の大切さを 考えさせ,度を超すことなく生 活していこうとする実践意欲と 態度を育てる。 ★きちんとした生活をするために,大切なことは何でしょう。 ① 「ゲームが好きか。」「したいことをしたいだけすることがあ るか。」についてのアンケートから,クラスのみんなの現状 を知る。 ② 「やめられない」を読み,まりさがなかなかゲームをやめら れなかったのはどうしてかを考え,話し合う。 ③ 次の日の朝,眠気が覚めないとき,まりさはどんなことを思 っていたか,心の中を考え,発表する。 ④ 「やめられない」を断ち切るために,どんなことを大切にし ていけばよいか考え,話し合う。 ⑤ P14「インターネットにむちゅう」も参考に,インターネッ トやゲームの陥りやすい点について考える。 ⑥ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 自分は,いつもきちんとした生活を送ることができてい るかどうかを振り返り,節度ある生活を送るためにどん なことが大切なのか考えたいという課題意識をもって いる。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これからは,自分がするべきことや,やりすぎてはいけ ないことなどをよく考えて行動しようとするなど,自己 の生き方について見通しをもっている。 情報モラル 健康教育(保健指導) 特別活動(学校行事) ★コラム『じょうほうと向き合う』インターネットにむちゅう 情報モラル 健康教育(保健指導) 4月 【つながっている命】 D(18)生命の尊さ 3 ヌチヌグスージ―― 命の祭り お墓参りでオバアに聞いた話か ら,コウちゃんが考えを巡らせ る姿を通して,命の連続性につ いて気づかせ,命のつながりの 不思議さや雄大さを大切にしよ う と する 判 断力 や心 情を 育 て る。 ★命には,どんなふしぎがあるのでしょう。 ① 「ご先祖様」と聞き,どんな人たちが頭に思い浮かぶか考える。 ② 「ヌチヌグスージ――命の祭り」を読み,コウちゃんが,オ バアの話のどんなところにびっくりしたのかを考え,発表す る。 ③ 「命をありがとう!」と言ったコウちゃんは,心の中でどん なことを考えていたか話し合う。 ④ 「つなげよう」に紹介されているような「命」について書か れている本を知り,関心をもつ。 ⑤ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 命の不思議さや雄大さを自分の命との関わりで捉え,考 えている。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 自分の命と同じように他の人々の命も受け継がれてき たものだということを考えている。 図書館活用 情報と向き合う

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 四 月 か ら 五 月 の 学 習 の ま と ま り ( 自 己 を 見 つ め る ) 5月 【正しいと思うことを】 A(1)善悪の判断,自律, 自由と責任 4 たった一言 ひとりぼっちになりがちなよし ふみに対する「ぼく」の言葉か けや態度について考えることを 通して,正しいことをするため にはどのような気持ちが必要か を考えさせ,友達とのよりよい 関係を築くために自分が正しい と思ったことを行おうとする実 践意欲と態度を育てる。 ★自分が正しいと思ったことをするためには,どんな気持ちをも てばよいでしょう。 ① 友達とよりよい関係を築くにはどうすればよいか,「たった 一言」「友だち屋」を通して考えていくことを知る。 ② 「たった一言」を読み,「ぼく」は,どうして「よしふみ! 今 日,ぼくたちといっしょに遊ばない?」と声をかけたのかを 考える。 ③ 「ぼく」は,にっこりと笑ったよしふみを見て,どんな気持 ちになったかを話し合う。 ④ 自分が今までに体験したことも思い出しながら,この話を読 んで感じたことや考えたことを「ぼく」に宛てて手紙に書く。 ⑤ 「つなげよう」を読み,自分の日常を振り返るように促す。 ⑥ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 主人公へ手紙を書く活動を通して,自分の日常を見つめ 直している。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 友達とのよりよい関係を築くために,これから正しいと 思ったことを自信をもって行うにはどうすればよいか を考えている。 いじめ問題 特別活動(学級活動) 5月 【友だちっていいね】 B(9)友情,信頼 5 友だち屋 「友達」についてのキツネの言動 や気持ちの変化を通して,自分 にとっての本当の友達とはどん な人であるかを考えさせ,友達 を大切にしていこうとする心情 を育てる。 ★本当の友だちとは,どんな友だちでしょう。 ① 「たった一言」で学んだことを思い出し,友達とのよりよい 関係づくりについて,さらに学ぶことを知る。 ② 「友だち屋」を読み,クマといっしょにイチゴを食べている ときのキツネの気持ちを考える。 ③ 初めは,「友だち一時間百円。友だち二時間二百円。」と言っ ていたキツネが,帰るときには「何時間でもただ。毎日でも ただです。」と気持ちが変化したのはどうしてだと思うか, 話し合う。 ④ 自分にとって「本当の友達」とは,どんな人かを考え,ワー クシートに書き,発表する。 ⑤ P36「友だちとのかかわりについて考えよう」を読み,友情 や友達との関係について考え,今後の生活に生かすようにす る。 ⑥ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 登場人物のキツネの視点,クマの視点やクラスの友達の 発表から,多面的・多角的に「本当の友達」について考 えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 友達と自分との関係を見つめ直し,よりよい関係を築い ていくにはどうすればよいかを考えている。 いじめ問題 共生 ★コラム『いじめをゆるさない心』友だちとのかかわりについて考えよう いじめ問題 図書館活用 5月 【明るい心で】 A(2)正直,誠実 6 ぬれてしまった本―― エイブラハム=リンカ ーン 他人の本をぬらしてしまったリ ンカーンのエピソードをもとに 書かれた物語を通して,過ちを 素直に改め,正直に明るい心で 生 活 する こ との よさ を考 え さ せ, ごまかしをせず,素直に反 省しようとする判断力や心情を 育てる。 ★あやまちをすなおにはんせいし,それをつたえることのよさは 何でしょう。 ① 今までの生活の中で,人の物を汚してしまったり,壊してし まったりしたことがあるか思い出す。 ② 「ぬれてしまった本」を読み,リンカーンがびしょぬれの本 を前に,どんなことを考えているかを話し合う。 ③ リンカーンは,どんな思いを込めて3日間働いたと思うかを 話し合う。 ④ 今までの生活で,誰かを困らせてしまったときに素直に謝れ たこと,謝れなかったことを振り返る。 ⑤ 素直に謝れないときに,どうすれば謝れるようになるのかを 考える。 ⑥ 「つなげよう」を読み,リンカーンがどんな人であるか,関 心を高める。 ⑦ P42「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまでの生活で,素直に謝れたり,謝れなかったりし た経験を振り返り,どのような気持ちがそうさせたのか を考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 明るい心で生活していくには,これからどうすればよい のかを考えている。 図書館活用 ○「学習のまとまり」を振り返った評価(4~5月) ここまでに学んだ,【C(15)よりよい学校生活,集団生活の充実】【A(3)節度,節制】【D(18)生命の尊さ】【A(1)善悪の判断,自律,自由と責任】【B(9)友情,信頼】【A(2)正直,誠実】に関わって, 児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。 いじめをゆるさない心

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 他教科・領域との関わり 六 月 か ら 九 月 の 学 習 の ま と ま り ( 他 者 と の 関 わ り を 見 つ め る ) 6月 【自分を見つめて】 A(4)個性の伸長 7 「わたしらしさ」を のばすために 「わたしらしさ」を見つける書く 活動や,サッカー選手の宮間あ やさんと宇宙飛行士の若田光一 さ ん の文 章 を読 む活 動を 通 し て,自分のよさや特徴に気づか せ,長所を大切にしていこうと いう心情を育てる。 ★「わたしらしさ」を見つけ,のばしましょう。 ① 「わたしらしさ」とはどんなことであると思うかを考える。 ② 自分の好きなことや得意なことを考える。 ③ P46,47を読み,宮間さんや若田さんの「わたしらしさ」と はどんなことなのか話し合う。 ④ P45に自分で「すき」「とくい」「苦手」「がんばりたい」を書 く。 ⑤ グループの友達に,P45の項目で,自分が気づいていなかっ たところを聞き,さらに書き込む。 ⑥ 先生が自分で思う「わたしらしさ」を聞く。 ⑦ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 自分の今までの経験を想起し,自分のよさを考えるとと もに,宮間さんや若田さんの「わたしのよさ」から自分 自身に生かせるものはないか考え,自分を見つめてい る。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 友達との話し合いや,宮間さん,若田さんの文章を読ん で,多様な個性や生き方に触れることを通して,自分の よさについて多面的・多角的に考えている。 キャリア教育 特別活動(学級活動) 6月 【まわりの人にありがとう】 B(7)感謝 8 とくジーのおまじない 見守りを続けてくれているとく ジーに対して感謝の気持ちをも つ「わたし」や兄弟の思いを通 して,自分の生活を支えてくれ ている人の存在に気づかせ,そ の方々を尊敬し,感謝する心情 を育てる。 ★自分の生活をささえてくれている人に,どんな気持ちでせっす ればよいでしょう。 ① 「自分がお世話になっている人」と聞いて,どんな人を思い つくか考える。 ② 「とくジーのおまじない」を読み,「わたし」が,とくジーに 「お帰り,元気で,またあした。」と言われるとどんな気持ち になり,元気が出てくるのかを話し合う。 ③ 「わたし」は,とくジーにどんなおまじないの言葉を考えた と思うか話し合う。 ④ 自分の周りにも,とくジーのように「ありがとう」を伝えた い人がいるか考え,発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,今後,1日を振り返るときに,「あり がとう」を伝えたい人がいるかという視点をもつことを促 す。 ⑥ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまで世話になった人に感謝してきたか,これから誰 にどんな「ありがとう」を伝えていきたいか,自分に問 いかけている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 感謝の気持ちを忘れたり,恥ずかしかったりして表せな いこともあるが,これからも尊敬と感謝の心を大切にし ながら生活していこうとしている。 社会参画に関する教育 交通安全教育 6月 【かけがえのない命】 D(18)生命の尊さ 9 大切なものは何ですか 虫たちが話していた大切なもの と,アゲハチョウが話した大切 なものについて考えることを通 して,命の尊さに気づかせ,自 分の命と共に命あるもの全てを 大切にしようとする判断力と心 情を育てる。 ★命を大切にすることについて,考えを深めましょう。 ① 「自分の大切なもの」と聞いて,どんなものを思い浮かべる かを考える。 ② 「大切なものは何ですか」を読み,みんなの話を聞いたセミ が考えたことについて話し合う。 ③ アゲハチョウが言う「もっと大切なもの」とはどんなものか, また,どうしてそれが大切なのかを考え,話し合う。 ④ 命を大切にするためにどんなことができるか,これからどん なことに気をつけたいと思うかをワークシートに書き,発表 する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,家の人と命の大切さについて話し合 ってみるよう促す。 ⑥ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 家族や友達,社会的な関わりなど多面的・多角的に生命 の大切さを考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 今ある自分の生命を一生懸命に生きているか,他の全て の生命を尊重できているかを考えている。 理科 6月 【きまりの意味】 C(11)規則の尊重 10 きまりのない国 きまりがない国へ行ったときの けんたの考えを通して,きまり があることのよさに気づかせ, それらのきまりを守ろうとする 実践意欲と態度を育てる。 ★きまりは,何のためにあるのでしょう。 ① 「きまりがなかったらいいな。」と思うのはどんなときかを考 え,発表する。 ② 「きまりのない国」を読み,「ああ,きまりのない国って,な いのかな。」と言ったときのけんたの考えを話し合う。 ③ きまりのない国に行って,けんたがどんなことを思ったかを 考える。 ④ 身の回りにあるきまりを挙げ,そのきまりがなかったらどう なるかについて,自分の考えをもち,発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,学校行事(交通安全教室)などで習 ったきまりを想起させる。 ⑥ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 約束やきまりの意義について考え,自己の生活を見つめ ている。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 自分の回りにあるきまりを,自分の視点だけではなく, 社会の他の人の視点でも考え,約束やきまりを守ろうと している。 安全教育 法教育 特別活動(学級活動)

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 六 月 か ら 九 月 の 学 習 の ま と ま り ( 他 者 と の 関 わ り を 見 つ め る ) 7月 【力を合わせてはたらく】 C(13)勤労,公共の精神 11 マリーゴールド 保育園で苗を植える仕事をしな がら変化していく千里の姿を通 して,環境を守ることの大切さ に気づかせ,自ら進んで働こう と す る実 践 意欲 と態 度を 育 て る。 ★みんなと力を合わせてはたらくことは,どうして大切なのでし ょう。 ① 私たちの身の回りの自然について,「マリーゴールド」と「ヤ ゴ救出大作戦」を通して考えていくことを知らせる。 ② 植物や動物など,自然を「いいな」と思ったことはあるか, また,どんなときにそう思ったかを発表する。 ③ 「マリーゴールド」を読み,「暑いなあ。あっ,つめが真っ黒。 いやだなあ。」と思っているときの千里の気持ちを考える。 ④ 千里が土を掘る手に力がわいてくるのを感じたのはどうし てか,③の気持ちと比べて話し合う。 ⑤ 真実やグループのみんなと顔を見合わせてにっこりしてい る千里は,どんな気持ちだったのかを考える。 ⑥ 誰かのために働いて,楽しさややりがいを感じたときのこと を思い出し,発表する。 ⑦ 「つなげよう」を読み,これから誰かのために働いてみたい ことは何かを考える。 ⑧ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 誰かのために力を合わせて働き,楽しさややりがいを感 じたことがあるか,自分を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これから,誰かのために力を合わせてできることはない かを考えている。 環境教育 社会参画に関する教育 理科 7月 【身近な生き物に】 D(19)自然愛護 12 ヤゴ救出大作戦 ヤゴの救出をする小学校の取り 組みや里山の取り組みを知るこ とを通して,自然の大切さや環 境を守っていくためにはさまざ まな努力をする必要があること に気づかせ,自分たちでできる ことはないか考えていこうとす る実践意欲と態度を育てる。 ★わたしたちの近くにあるしぜんに,目を向けてみましょう。 ① 「マリーゴールド」で学んだことを思い出し,自然について さらに考えていくことを知る。 ② どんなときに自然を大切にしたいと思うかを考え,発表す る。 ③ 「ヤゴ救出大作戦」を読み,トンボについて知っていたこと や,初めて知ったことを発表する。 ④ 「ヤゴ救出大作戦」のように,身近な生き物や自然を守るこ とはどうして大切なのかを考える。 ⑤ 自分たちの学校や地域で,自然がどのように守られているか を考え,発表する。 ⑥ P66「里山を守ろう」を読み,自然を守ろうとする取り組み について知る。 ⑦ 「夏休みに調べてみよう」を読み,自然や生き物への関心を 高める。 ⑧ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 身近な生き物や自然環境を守ることはなぜ大切なのか を考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 身の回りの自然環境を守るために,自分たちにできるこ とはないかを考えている。 環境教育 総合的な学習の時間 特別活動(学校行事) 夏休みの自由研究 ★コラム『しぜんとともに』里山を守ろう 環境教育 図書館活用 夏休みの自由研究 ○学期を振り返った評価(4~7月) ここまでに学んだ,【C(15)よりよい学校生活,集団生活の充実】【A(3)節度,節制】【D(18)生命の尊さ】【A(1)善悪の判断,自律,自由と責任】【B(9)友情,信頼】【A(2)正直,誠実】【A(4)個 性の伸長】【B(7)感謝】【D(18)生命の尊さ】【C(11)規則の尊重】【C(13)勤労,公共の精神】【D(19)自然愛護】に関わって,児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。 しぜんとともに

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 他教科・領域との関わり 六 月 か ら 九 月 の 学 習 の ま と ま り ( 他 者 と の 関 わ り を 見 つ め る ) 9月 【よいと思ったことは】 A(1)善悪の判断,自律, 自由と責任 13 よわむし太郎 体は大きく,心優しいよわむし 太郎が,殿様から白い鳥を守る 姿を通して,物事の善悪につい て的確に判断し,正しいと信じ るところに従って主体的に行動 する実践意欲と態度を育てる。 ★よいと思ったことや正しいと思ったことを,勇気を出して行う ことは,どうして大切なのでしょう。 ① 「よわむし太郎」とよばれている人がいたら,どんな人だと 思うか想像する。 ② 「よわむし太郎」を読み,子どもたちがどう思って太郎を「よ わむし太郎」と呼んでいたのか考える。また,そうよばれて いた太郎の気持ちも考え,意見を交流する。 ③ 殿様の前に立ちはだかった太郎は,どんなことを考えていた のか話し合う。 ④ 「おまえも鳥といっしょに しとめてしまうぞ。」と言われて も動かなかった太郎は,どんなことを考えていたのかを話し 合う。 ⑤ 太郎が「よわむし太郎」と言われなくなったのはどうしてか を考え,発表する。 ⑥ 「つなげよう」を読み,正しいことを行うことの大切さが考 えられる本を知り,関心をもつ。 ⑦ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 太郎のように正しいと思ったことを行えているか,自分 を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これから,正しいと思ったことを勇気をもって行ってい こうと考えている。 いじめ問題 共生 図書館活用 9月 【公平なたいどで】 C(12)公正,公平,社会 正義 14 なおとからのしつもん 席替えのときや休み時間に起こ りがちな,人によって態度を変 えるなおとの姿を通して,公平 に接することの大切さを考えさ せ,誰に対しても分け隔てをせ ず,公平に接しようとする実践 意欲と態度を育てる。 ★公平に人にせっすることは,どうして大切なのでしょう。 ① 「分けへだてをしない」とはどんな意味であるか確認する。 ② 「なおとからのしつもん」を読み,①②の場面でなおとに言 われた相手の気持ちや周りの人たちが感じたことについて 考え,話し合う。 ③ 「なんで,人によってたいどをかえたらだめなの?」という なおとの質問に「ぼく」は,どう答えたらよいかを話し合う。 ④ 「つなげよう」を読み,生活の中で,人に公平に接してよか ったと思ったことはあるか,また,公平に接していくために どんなことを大切にしていきたいかを考えるように促す。 ⑤ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまで,なおとのように相手によって態度を変えたこ とがなかったか,誰に対しても公平に接してきたか,自 分を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これから誰に対しても公平に接するために大切なこと は何かを考えている。 いじめ問題 共生 9月 【気持ちをつたえ合って】 B(10)相互理解,寛容 15 水やり係 同じ水やり係のゆうかが,水や りを忘れているのではないかと 疑う「わたし」の姿を描いた物 語と,実際にその主人公になっ たつもりで意見を伝え合う活動 を通して,自分の考えを相手に 伝 え るこ と の大 切さ に気 づ か せ,相手の思いを理解しようと する実践意欲と態度を育てる。 ★自分の考えをつたえるときには,どんなことを心がければよい でしょう。 ① 友達のしていることの理由が分からず,困ったことや悩んだ こと,言い出せなかったことがあるか考える。 ② 「水やり係」を読み,ゆうかさんに対する「わたし」の思い について話し合う。 ③ 「みつきくんの言う通りだな。」と思った「わたし」の気持ち を話し合う。 ④ 自分ならゆうかさんにどのような言葉で声をかけるか考え, 二人組で交代しながら実際に役割演技してみる。 ⑤ ④で役割演技をしたときの気持ちを相手に伝え,自分の考え を伝えるときには,どんなことを心がければよいかを考え る。 ⑥ 「つなげよう」を読み,相手に伝わる声のかけ方について考 え,記入する。 ⑦ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 「わたし」の気持ちだけではなく,ゆうかさんやみつき くん,ふみさんの気持ちを考え,自分と異なる考えや意 見を傾聴することの大切さを考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 相手に理解してもらえるように自分の気持ちを伝える ために大切なことに気づき,伝えていこうとしている。 共生 環境教育 国語科 特別活動(学級活動)

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 六 月 か ら 九 月 の 学 習 の ま と ま り ( 他 者 と の 関 わ り を 見 つ め る ) 9月 【やさしさって】 B(6)親切,思いやり 16 持ってあげる? 食べてあげる? 下校時に友達のランドセルも持 ってあげたり,給食の時間に友 達の嫌いなナスを食べてあげた りする「わたし」の姿を通して, 相手にとって本当の優しさとは 何かを考えさせ,行動できるた めの判断力や心情を育てる。 ★優しい人って,どんな人なのでしょう。 ① 友達のことを「優しいな。」と思ったのはどんなときかを発 表する。 ② 「持ってあげる? 食べてあげる?」を読み,それぞれの場 面の「わたし」の行動が,本当に「優しい人」の行動なのか 話し合う。 ③ 帰り道の場面,給食の場面のそれぞれで,役割演技をする。 自分が「わたし」ならどう言うか,また,「わたし」に言わ れたときにどう思ったかを互いに伝え合う。 ④ 本当の優しさとは何かを考え,これから,人に優しくすると きにはどのような考えをもつことが大切かを考える。 ⑤ P82「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 それぞれの場面をみきちゃんやたけしくんの立場でも 考え,本当の優しさについて考えを深めている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 似た場面に出会ったら,本当の優しさとは何かを考え, 判断し,行動していこうとしている。 いじめ問題 共生 ○「学習のまとまり」を振り返った評価(6~9月) ここまでに学んだ,【A(4)個性の伸長】【B(7)感謝】【D(18)生命の尊さ】【C(11)規則の尊重】【C(13)勤労,公共の精神】【D(19)自然愛護】【A(1)善悪の判断,自律,自由と責任】【C(12)公 正,公平,社会正義】【B(10)相互理解,寛容】【B(6)親切,思いやり】に関わって,児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。 十 月 か ら 十 二 月 の 学 習 の ま と ま り ( 成 長 す る 自 己 と 向 き 合 う ) 10月 【みんな生きている】 D(18)生命の尊さ 17 生きているなかま トマトを育て,周りの生き物に も声をかけるやよいの姿を通し て,人間だけではなく動植物も 生きている仲間であることに気 づかせ,命やそのつながりを大 切にしようする判断力や心情を 育てる。 ★「生きているなかま」には,どんなつながりがあるでしょう。 ① 生活科や理科で植物を育てたとき,どんな気持ちで育ててい たか思い出し,発表する。 ② 「生きているなかま」を読み,やよいさんがどんな気持ちで トマトやアリ,スズメたちに話しかけたのかを演じてみる。 ③ やよいさんが,トマトやアリ,スズメたちを「みんな生きて いるなかま」と思ったのはどうしてか,考える。 ④ 自分たちの周りの生き物を挙げ,「生きているなかま」と感 じたことがあるかを話し合う。また,そのとき,なぜ「なか ま」と感じたかも発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,理科の生き物に関する学習を思い出 す。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまで,自分の周りの生命あるものを大切にしてきた かを見つめ直している。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これから,生命あるもの全てを大切にし,動物や植物の 世話などを欠かすことなく,行おうとしている。 共生 食育 理科 生活科(2年生時) 10月 【それぞれのいいところ】 A(4)個性の伸長 18 三年元気組 クラスの仲間の言葉から,自分 の長所を見つける「ぼく」の姿 を通して,よいところを伸ばす のに大切な気持ちを考えさせ, 自分の特徴に気づかせ,長所を 伸ばしていこうとする実践意欲 と態度を育てる。 ★自分のよいところを見つけ,のばすためには,どんな気持ちが 大切なのでしょう。 ① 今,自分ががんばっていることを発表する。 ② 「三年元気組」を読み,スピーチの内容について迷っている ときの「ぼく」の気持ちを考える。 ③ 初めは話す気になれなかった「読書」について,スピーチで 話そうと決めた「ぼく」の気持ちの変化について考える。 ④ 昼休みに高学年用の本に挑戦した「ぼく」は,どんな気持ち だったかを考える。 ⑤ 友達と,お互いのよいところやがんばっているところを伝え 合い,自分のよさをワークシートにまとめる。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 自分の嫌いなことや苦手なことにばかりに目を向けず, 好きなことで続けていることはないか,自分を見つめて いる。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分の好きなこと,得意なことを発見し,これからも続 けて,もっと自分の力を高めていきたいと考えている。 共生 キャリア教育 特別活動(学校行事)

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 他教科・領域との関わり 十 月 か ら 十 二 月 の 学 習 の ま と ま り ( 成 長 す る 自 己 と 向 き 合 う ) 10月 【よく考えて】 A(3)節度,節制 19 黄金の魚 次々と願い事をかなえてもらう が満足しないおばあさんが,欲 張ったことにより,元の姿に戻 っ て しま う とい う物 語を 通 し て,わがままな行動をしないた めに大切なことは何かに気づか せ,よく考えて行動し,節制を 心がけた生活を送ろうとする実 践意欲と態度を育てる。 ★わがままな行動をしないようにするために,大切なことは何で しょう。 ① 今まで,自分がわがままな行動を取ってしまったと思うこと はあるか考える。 ② 「黄金の魚」を読み,次から次へと願いがかなっているとき のおばあさんの思いを話し合う。 ③ 元の姿に戻ってしまったとき,おばあさんは,どんなことを 考えていたのか話し合う。また,それを見たおじいさんの考 えも話し合う。 ④ わがままな心を出さないために大切にしたいことについて 考え,発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,わがままな心が出そうになったとき に,本時の学びを思い出すように促す。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 黄金の魚におばあさんのお願いを告げるおじいさんは, どのような気持ちであったか,また,元の姿に戻ってし まったおばあさんを見て,おじいさんはどのように感じ たかなど,考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分の欲を押さえ,節制した生活を送ることは簡単では ないが,これからの自分の生活はそうしていきたいとい う意欲をもっている。 消費者教育 10月 【友だちと助け合って】 B(9)友情,信頼 20 目の前は青空 クラスの仲間が協力し合う遠足 の様子を描いた物語を通して, 友達と助け合うことの大切さに 気づかせ,友達と互いに理解し, 助け合おうとする判断力や心情 を育てる。 ★友だちと助け合うと,どんな気持ちになるのでしょう。 ① 友達と遠足に行って楽しかったのは,どんなことだったかを 発表する。 ② 「目の前は青空」を読み,太一にばんそうこうを渡されたと きのめぐみの気持ちを考える。 ③ 信二が太一を黙って見ていられなくなったのはどうしてか を考える。 ④ みんなが太一のペースに合わせて歩き始めたとき,太一はど んな気持ちだったと思うかを考える。 ⑤ 澄み切った青空を目の前にした3人のそれぞれの思いを考 え,話し合う。 ⑥ 友達と助け合ったときのことを思い出し,どんな気持ちであ ったか発表する。 ⑦ 「つなげよう」を読み,運動会や日頃の授業の中で友達と助 け合った場面を想起させる。 ⑧ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 信二やめぐみのような言動を取ってしまったことがな いか,今までの自分の言動を思い返している。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 友達と助け合うことの大切さと助け合うことの気持ち よさに気づき,これからの生活に生かそうと考えてい る。 共生 福祉に関する教育 特別活動(学校行事) 11月 【相手の意見も大切に】 B(10)相互理解,寛容 21 日曜日の公園で 休日に公園で集まり,何をして 遊ぶかで意見の食い違いが起き てしまうタクと「ぼく」の姿を 通して,自分と違う意見も大切 にするためには,どのようなこ とを心がけるとよいかを考えさ せ,それを実践していこうとす る意欲と態度を育てる。 ★自分とちがう意見も大切にするためには,どんなことを心がけ ればよいでしょう。 ① 友達と意見が違って,けんかになってしまったときの経験を 思い出す。 ② 「日曜日の公園で」を読み,P105に記入して,タクと「ぼく」 の意見を整理する。 ③ ②で整理した意見をもとに,タクと「ぼく」がけんかになっ てしまったのはどうしてか考える。 ④ それぞれの意見を尊重するために,どんな言い方をすればよ かったかを考え,役割演技をしてみる。 ⑤ 自分と違う意見も大切にするためには,どんなことを心がけ ればよいのかを話し合う。 ⑥ 「つなげよう」を読み,友達と意見が対立したときは,本時 の学びを思い出すように促す。 ⑦ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 「ぼく」やタクのように相手の言い分を聞かずに,自分 の意見だけを言ってしまったことはないか,自分を見つ めている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分と違う意見も大切にするために,異なる意見の背景 にあるものは何かを考えて,傾聴していくことを心がけ ようとしている。 共生 福祉に関する教育 特別活動(学級活動) なんだろう なんだろう 関連する内容項目 A(1)善悪の判断,自律, 自由と責任 A(2)正直,誠実 B(9)友情,信頼 家庭学習や朝の読書活動の時間などを活用して,「なんだろう なんだろう」を読み,「うそ」とは何なのか,考えてみる。

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 十 月 か ら 十 二 月 の 学 習 の ま と ま り ( 成 長 す る 自 己 と 向 き 合 う ) 11月 【みんなのためにはたらく】 C(13)勤労,公共の精神 22 係の仕事に取り組む ときに 係活動について悩みを感じてい る真由子の姿を通して,自分が 行っている係活動の大切さにつ いて考えさせ,進んでみんなの ために働こうとする実践意欲と 態度を育てる。 ★係の仕事をするときは,どんなことを大事にしたらよいでしょう。 ① 自分の仕事でがんばっていることを発表する。 ② 「係の仕事に取り組むときに」を読み,真由子が係の仕事が 面倒だと思っているときの気持ちを考える。 ③ 真由子が楽しく仕事をするために,係の仕事に工夫を加える としたら,どんなことができると思うかを話し合う。また, その工夫をしたとき,みんなにとってどんないいことがある と思うかも同時に話し合う。 ④ 今まで話し合ったことを基に,集平の真由子への返事を発表 する。 ⑤ P110下段に,自分の係の仕事とその仕事をするときに大事に したいことをまとめる。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまで,自分が行ってきた係の仕事と,その仕事をど んな気持ちでやっていたかを振り返っている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 仕事をすることは,みんなの役に立ち,とても大切なこ とであることに気づき,これからもみんなのために進ん で働きたいと意欲をもっている。 キャリア教育 社会参画に関する教育 特別活動(学級活動) 11月 【相手につたわるれいぎ】 B(8)礼儀 23 あいさつ名人 挨拶が苦手だというせいやくん が,実は相手のことを思った挨 拶のできる本当の「あいさつ名 人」だと気づいた「ぼく」の姿 を通して,相手の立場を考えて 接 す るこ と の大 切さ に気 づ か せ,真心をもって接しようとす る判断力や心情を育てる。 ★本当の「あいさつ名人」になるには,どんな気持ちが大切なの でしょう。 ① どんな人が「あいさつ名人」だと思うか,発表する。 ② 「あいさつ名人」を読み,「ぼく」の挨拶とせいやくんの挨拶 は,それぞれどんなところがよいと思うか,考える。 ③ 「ぼく」が「せいやくんこそ,本当の『あいさつ名人』だ」 と思ったのはどうしてか話し合う。 ④ 「本当の『あいさつ名人』」になるために,どんなことを大切 にしたいか考え,発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,身近な「あいさつ名人」を探してみ るよう促す。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 自分の挨拶のしかたやその時の気持ちを振り返り,形だ けでなく心を込めてすることのよさについて考えてい る。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 相手の立場や気持ちを考えて接することは大切なんだ と実感し,これからも真心を込めて挨拶をしていきたい と意欲をもっている。 共生 福祉に関する教育 特別活動(学級活動) 特別活動(学校行事) 11月 【すなおにあやまる心】 A(2)正直,誠実 24 よごれた絵 図工室に飾られている友達の絵 に誤って汚れをつけてしまい, その絵を描いた友達に正直に謝 る「ぼく」の姿を通して,過ち を素直に反省することの大切さ に気づかせ,ごまかさず,正直 に伝えようとする判断力や心情 を育てる。 ★わざとではなくても,悪いことをしてしまったとき,正直に言 わなければいけないのはどうしてでしょう。 ① 悪いことをしてしまったときに,普段から素直に謝れている かを考える。 ② 「よごれた絵」を読み,「ぼく」が家へ帰ってからも汚した絵 のことを思い出し,どんなことを考えていたかを話し合う。 ③ 「ぼく」が,あきらさんに自分がしたことを打ち明け,何度 も謝ったのは,どんな考えからだと思うかを話し合う。 ④ 悪いことをしてしまったとき,自分から正直に謝ったことを 思い出す。また,そのときの気持ちを話し合う。 ⑤ 「つなげよう」を読み,「正直は一生の宝」ということわざの 意味を調べるように促す。 ⑥ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 自分がこれまでに過ちや失敗を犯したときにどのよう にしていたか,また,どんな気持ちであったかを,「ぼ く」と照らし合わせて振り返っている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 正直であるからこそ明るく伸び伸びと生活できること を理解し,これからの自分の生き方に生かそうとしてい る。 図画工作科 12月 【よりよい学校に】 C(15)よりよい学校生活, 集団生活の充実 25 学校のぶどう 学校の環境整備をしてくれる人 や上級生によって守られている 学 校 のぶ ど う棚 の物 語を 通 し て,自分が学校のためにできる ことを考えさせ,よりよい学校 生活をつくろうとする実践意欲 と態度を育てる。 ★よりよい学校にするために,一人一人ができることはどんなこ とでしょう。 ① 自分の学校で好きなところを発表する。 ② 「学校のぶどう」を読み,和広が安田さんや栽培委員の人た ちの話を聞いて,どんなことを考えたかを話し合う。 ③ 和広と正太がわらを運ぶ手伝いをしようと思ったときの思 いを話し合う。 ④ 自分たちの学校に安田さんたちのように,学校のために働い ている人はいるか,またその人たちはどんなことをしてくれ ているかを発表する。 ⑤ 自分が学校のためにできそうなことについて考え,発表する。 ⑥ 「つなげよう」を読み,地域の方々や学校の卒業生の学校へ の思いについて気づかせる。 ⑦ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 地域の方々や卒業生などの学校への思いについて考え ている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 学級や学校のためにできそうなことが何かを考えてい る。 社会参画に関する教育 特別活動(学校行事)

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 他教科・領域との関わり 十 月 か ら 十 二 月 の 学 習 の ま と ま り ( 成 長 す る 自 己 と 向 き 合 う ) 12月 【昔からつたわる物】 C(16)伝統と文化の尊重, 国や郷土を愛する態度 26 ふろしき ふろしきのことを知り,日本に 古くから伝わる文化を尊重しよ うとする「わたし」の姿を通し て,我が国の伝統や文化につい て考えさせ,それに親しみ,大 切にしようとする判断力や心情 を育てる。 ★日本に昔から伝わる物に,親しみましょう。 ① 自分の国や他の国の文化について「ふろしき」と「マサラッ プ」を通し,考えていくことを伝える。 ② ふろしきを見せ,ふろしきに関心をもたせる。 ③ 「ふろしき」を読み,ふろしきについて初めて知ったこと, 既に知っていたことを発表する。 ④ P125を参考にし,ふろしきを使っていろいろな物を包んで, 自分で気づいたことを発表したり,「わたし」が使ってみた くなったわけについて話し合ったりする。 ⑤ ふろしきのように,日本で昔から使われている道具にはどん なものがあるか,発表する。 ⑥ 「つなげよう」を読み,社会科の学習やP172「日本につたわ る『くらしの道具』」とも関連させる。 ⑦ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまで,日本に昔から伝わるものについて考え,その よさを感じたことがあったか振り返り,そのときにどの ような気持ちになっていたかを考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 ふろしき以外の日本の伝統や文化に対しても興味をも ち,大切に伝えていきたいと思っている。 伝統文化教育 社会科 12月 【ちがいを知って】 C(17)国際理解,国際親 善 27 マサラップ 外国語指導助手と交流する「ぼ く」の姿を通して,他国の文化 に関心をもち,理解を深めさせ, それらの文化に親しもうとする 判断力や心情を育てる。 ★他の国の人となかよくなるために,大切なことは何でしょう。 ① 「ふろしき」で学んだことを思い出し,今度は他国の文化に ついて考えていくことを知る。 ② 日本以外の国の人と話したことはあるか,そのときどんな気 持ちだったかを発表する。 ③ 「ぼく」がフィリピノ語で「マサラップ」と言ってみたかっ たのはどうしてかを考える。 ④ リサ先生の笑顔を見た「ぼく」は,どんなことを思ったかを 考える。 ⑤ 日本以外の国のことで,すてきだな,すばらしいなと思った ことがあるかを振り返り,発表する。 ⑥ P132の「世界のいしょう」を読み,それぞれの国や地域の衣 装について知り,他国の文化への関心を高める。 ⑦ P134「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまでに他国の人々とどのように接してきたかを振 り返り,自分の行動を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 これから,他国の人々と仲よくなるために,どのような ことができるのかを考えている。 共生 国際理解教育 食育 〔外国語活動〕 特別活動(学校行事) ★コラム『世界とつながる』世界のいしょう 国際理解教育 図書館活用 ○「学習のまとまり」を振り返った評価(10~12月) ここまでに学んだ,【D(18)生命の尊さ】【A(4)個性の伸長】【A(3)節度,節制】【B(9)友情,信頼】【B(10)相互理解,寛容】【C(13)勤労,公共の精神】【B(8)礼儀】【A(2)正直,誠実】【C(15) よりよい学校生活,集団生活の充実】【C(16)伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度】【C(17)国際理解,国際親善】に関わって,児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。 ○学期を振り返った評価(9~12月) ここまでに学んだ,【A(1)善悪の判断,自律,自由と責任】【C(12)公正,公平,社会正義】【B(10)相互理解,寛容】【B(6)親切,思いやり】【D(18)生命の尊さ】【A(4)個性の伸長】【A(3)節度, 節制】【B(9)友情,信頼】【B(10)相互理解,寛容】【C(13)勤労,公共の精神】【B(8)礼儀】【A(2)正直,誠実】【C(15)よりよい学校生活,集団生活の充実】【C(16)伝統と文化の尊重,国や郷土 を愛する態度】【C(17)国際理解,国際親善】に関わって,児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。 世界とつながる

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 一 月 か ら 三 月 の 学 習 の ま と ま り ( よ り 広 く 人 や 社 会 と の 関 わ り に つ い て 考 え る ) 1月 【家族みんなで】 C(14)家族愛,家庭生活 の充実 28 百六さい,おめでとう, ひいばあちゃん ひいばあちゃんとの関わりを描 いた「わたし」の作文を通して, 家族の在り方について考え,家 族の一員としての自覚をもち, 協力し合って楽しい家庭をつく ろうとする心情を育てる。 ★家族みんなが楽しくすごすために,大切なことは何でしょう。 ① さまざまな人とともに生きることの大切さについて,「百六 さい,おめでとう,ひいばあちゃん」と「みんながくらしや すい町」を通して考えていくことを知らせる。 ② 家族が楽しく過ごすために,自分はどんなことをしているか 発表する。 ③ 「百六さい,おめでとう,ひいばあちゃん」を読み,「わたし」 が,ひいばあちゃんのためにしていることやそのときどんな 気持ちでそれをしているのかを考える。 ④ ひいばあちゃんの「にこにこ顔」を見たとき,「わたし」は どんな気持ちになったと思うかを話し合う。 ⑤ 家族みんなが楽しく過ごすために大切だと思うことを考え, ワークシートに書く。 ⑥ 「つなげよう」に紹介されているような家族について書かれ ている本を知り,関心をもつ。 ⑦ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 「わたし」の行為に対して,ひいばあちゃんがどのよう な気持ちになっているか,他の家族がどのような気持ち になっているかという視点をもちながら家族について 考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 家族のために,自分にできることは何かを考え,これか らそれを実践していこうとしている。 福祉に関する教育 図書館活用 1月 【進んで親切に】 B(6)親切,思いやり 29 みんながくらしやす い町 町にいる親切な人が描かれた一 枚絵を通して,思いやりの大切 さを気づかせ,相手の置かれて いる状況を見て,自ら進んで親 切にしようという実践意欲と態 度を育てる。 ★「みんながくらしやすい町」にするために,大切なことは何で しょう。 ① 「百六さい,おめでとう,ひいばあちゃん」で学んだことを 思い出し,誰もが幸せに生きることについて,さらに学ぶこ とを知る。 ② 町で歩いているときなどに,知らない人に親切にしたことが あるか思い出し,発表する。 ③ 「みんながくらしやすい町」を見て,親切にしている人を見 つけ,その人がどんな気持ちでその行いをしているかを話し 合う。 ④ 「みんながくらしやすい町」とはどんな町だと思うか,発表 する。 ⑤ 自分の住む町を「みんながくらしやすい町」にするために, 一人一人ができそうなことを話し合う。 ⑥ P142の「くらしの中のユニバーサルデザイン」を読み,考え をまとめるための参考にする。 ⑦ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 クラスの他の人の話を聞き,「みんながくらしやすい町」 は,さまざまな立場で捉え方が違うことに気づき,さま ざまな視点をもって「くらしやすい町」を考えようとし ている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分の住む町を「みんながくらしやすい町」にするため に,これから自分ができそうなことを考えている。 共生 福祉に関する教育 社会科 ★コラム『ともに生きる』くらしの中のユニバーサルデザイン 共生 福祉に関する教育 1月 【分けへだてしないで】 C(12)公正,公平,社会 正義 30 道夫とぼく サッカーが好きだが下手な道夫 を,休み時間のサッカーの仲間 から外してしまった「ぼく」の 心の揺れを通して,誰に対して も分け隔てなく接していくため に 大 切な こ とは 何か を考 え さ せ,公正,公平に接しようとい う判断力や心情を育てる。 ★公平にせっするためには,どんな気持ちをもてばよいでしょう。 ① P73「なおとからのしつもん」を思い出し,人に分け隔てな く接することができているかどうかを考える。 ② 「道夫とぼく」を読み,「ぼく」が道夫に声をかけることがど うしてもできなかったときの気持ちを話し合う。 ③ 走太に「下手だからってさそわないのはどうなのかな。」と 言われたときの「ぼく」は,どんな気持ちだったか話し合う。 また,どんなことがずっと心に残っていたのかについても考 える。 ④ 誰にでも公平に接するには,どんな気持ちを大切にしたらよ いか考え,発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,分け隔てなく過ごした経験を想起さ せる。 ⑥ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 日常における人との関わり方を振り返り,公平に行動す ることができていたか,考えている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 分け隔てをしないことの難しさを感じながらも,誰に対 しても公正,公平に接することを大切にしながら生活し ていこうとしている。 いじめ問題 共生 特別活動(学級活動) ともに生きる

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 他教科・領域との関わり 一 月 か ら 三 月 の 学 習 の ま と ま り ( よ り 広 く 人 や 社 会 と の 関 わ り に つ い て 考 え る ) 2月 【美しいしぜん】 D(20)感動,畏敬の念 31 まわりを見つめて 美しい写真と児童詩から,身近 にある自然の美しさや不思議さ に気づかせ,その自然の美しさ に感動し,大切にしていこうと いう心情を育てる。 ★身の回りのしぜんの,どんなところに心が動かされるでしょう。 ① 身の回りで「美しい」と感じるものに,どんなものがあるか を発表する。 ② 3編の詩を読み,どんなことを感じたかを発表する。 ③ 3編の詩の中で自分が好きな詩を選ぶ。また,その詩を選ん だ理由を伝え合う。 ④ 自分の心に残っている美しい自然の風景に,どんなものがあ るかを発表する。 ⑤ 「つなげよう」を読み,身の回りにある自然の美しさへの関 心を高める。 ⑥ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまでに身近な自然の美しさや不思議さを感じたこ とがあるかと自分を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 身の回りの自然の美しさに気づき,感動する気持ちを大 切にしようとしている。 理科 国語科 環境教育 総合的な学習の時間 特別活動(学校行事) 2月 【やくそくを守って】 C(11)規則の尊重 32 かるた遊び 雨の日の休み時間に行うかるた 遊びの約束を考える千歌のクラ スの様子を通して,きまりの大 切さを考えさせ,クラスのため によりよいきまりを考えていこ う と する 判 断力 や心 情を 育 て る。 ★やくそくを守ることは,どうして大切なのでしょう。 ① 自分のクラスに,クラスの約束があるか,また,それは必要 なことだと思うか考える。 ② 「かるた遊び」を読み,千歌のクラスにはどんな約束が必要 かを考え,P153〈かるた遊びのやくそく〉欄に記入する。 ③ ②で書いた約束を発表し,よりよいきまりを考える。 ④ 千歌のクラスが,仲よく遊べるようになったのは,どのよう な考えからだったのかを話し合う。 ⑤ ①で出した,自分のクラスの約束の大切さについても考えて みる。 ⑥ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 これまでに約束やきまりを守ってきたかを振り返り,自 分を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 きまりの大切さを考え,これからの生活できまりを作っ たり,守ったりしようとしている。 共生 法教育 特別活動(学級活動) 2月 【つたえたいありがとう】 B(7)感謝 33 ありがとうの気持ち をこめて 東日本大震災の直後,警察や自 衛隊の人に向けて挨拶を始めた つかさと姉の姿を通して,自分 たちの生活には支えてくれてい る人がいるのだということに気 づかせ,感謝の気持ちをもとう とする心情を育てる。 ★生活をささえてくれている人に,どのように「ありがとう」を つたえられるでしょう。 ① 「ありがとう」という言葉をどんなときに使っているか,発 表する。 ② 「ありがとうの気持ちをこめて」を読み,つかさが,働く人 たちにどんな気持ちで挨拶を始めたかを話し合う。 ③ 雨の日でも,「ぼく,やっぱり行くよ。」と言ったつかさの気 持ちを考える。 ④ 自分たちの生活を支えてくれる人にはどんな人がいて,どの ように支えてもらっているか,話し合う。 ⑤ 自分たちの生活を支えてもらっている人にメッセージを書 く。 ⑥ 「つなげよう」を読み,⑤で書いたメッセージを渡すように 促す。 ⑦ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 自分たちが感謝をする対象の人々は,どのような行為 を,どんな気持ちで行っているのかを考える。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 生活を支えてくれている方に感謝の気持ちをもち,自分 でもできることはないかと考えている。 社会参画に関する教育 防災教育 国語科 社会科 3月 【家族への思い】 C(14)家族愛,家庭生活 の充実 34 漢字に思いをこめて 一文字の漢字に思いを込めて家 族へ気持ちを伝えた児童の作品 を例に,書く活動を通して,家 族を敬愛し,自分も家族の一員 であることの自覚をもって,協 力していこうとする心情を育て る。 ★家族に,あなたの気持ちをつたえましょう。 ① 家族に対して伝えたいのは,どんな気持ちか考える。 ② 「漢字に思いをこめて」の4つの作品を読み,4人それぞれの 家族への思いを話し合う。 ③ P163に,自分の家族に対する思いを込めて漢字一字を書き, その漢字にどんな気持ちを込めたかを書く。 ④ 書いたものを互いに見合い,それぞれの家族への思いを感じ 取る。 ⑤ ④で書いたものを,持ち帰り,家族に見せるように促す。 ⑥ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に多面的・多角的に考える】 家族への思いは人それぞれであることに気づいている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 家族に対する敬愛の念をもち,自分もその家族の一員で あることを自覚しながら,協力していこうと考えてい る。 福祉に関する教育 国語科

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月 主題・内容項目・教材名 ねらい めあて(★)・学習活動 「大くくりな評価」のために 現代的な課題や 他教科・領域との関わり 一 月 か ら 三 月 の 学 習 の ま と ま り ( よ り 広 く 人 や 社 会 と の 関 わ り に つ い て 考 え る ) 3月 【ゆめに向かって】 A(5)希望と勇気,努力と 強い意志 35 スーパーパティシエ 物語 目標をもって,子どもの頃から の夢を実現したパティシエの辻 口博啓さんの話を通して,強い 意志をもつことの大切さに気づ かせ,夢に向かって粘り強くや り抜こうとする実践意欲と態度 を育てる。 ★ゆめをかなえるためには,どんな気持ちが大切なのでしょう。 ① 自分の将来の夢を伝え合う。 ② 「スーパーパティシエ物語」を読み,アイデアを書く「ひみ つノート」を作っているときのヒロの気持ちを話し合う。 ③ ヒロがケーキ作りの修行をがんばることができたのは,どん な気持ちからなのかを考える。 ④ ケーキとあめ細工を完成させたヒロは,どんなことを考えて いたと思うかを話し合う。 ⑤ ヒロの「自分がどんな人間か分からなくなったら~。」の言 葉を参考にし,自分の夢について考えてみる。どんなことを していきたいと思うか,考えを出し合う。 ⑥ P168「学びの記録」に記入する。 【道徳的価値の理解を基に自己を見つめる】 ヒロのように,これまで目標に向かって粘り強く努力し てきたことがあるか,自分を見つめている。 【道徳的価値の理解を基に自己の生き方について考える】 自分の夢のために,目標を立て,粘り強く努力すること が大切であることに気づき,これからそのように夢に向 かっていこうとしている。 キャリア教育 食育 特別活動(学校行事) ○「学習のまとまり」・学期を振り返った評価(1~3月) ここまでに学んだ,【C(14)家族愛,家庭生活の充実】【B(6)親切,思いやり】【C(12)公正,公平,社会正義】【D(20)感動,畏敬の念】【C(11)規則の尊重】【B(7)感謝】【C(14)家族愛,家庭生 活の充実】【A(5)希望と勇気,努力と強い意志】に関わって,児童に成長が見られた具体的な姿を挙げて,励ます評価をする。 「学びの記録」にある児童の書き込みや,ここまでの発言の記録,ノート・ワークシート等を参照し,児童のものの見方が,一面的なものから多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳的価値の理解を自分 との関わりの中で深めているかなどに着目する。

参照

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