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契約の適正化について

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Academic year: 2021

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(1)

1 趣 旨 このガイドラインは、地方自治法施行令第167 条の 2 第 1 項に定める随意契約の 公正性を確保するため、鎌倉市が締結する個々の契約案件ごとに特殊性、緊急性、経 済的合理性等の解釈を客観的、総合的に判断するための指針とするものです。 2 随意契約事前協議の意義 地方自治法施行令第167 条の 2 第 1 項の各号に掲げる内容に沿った随意契約が出 来るかどうかを協議します。正しい理由がなければ、入札を行う必要があります。こ のため、随意契約の協議は、入札に移行できる日程的な余裕を持って行う必要があり ます。 このガイドラインを読んで、契約内容をよく確認した上で該当号数を判断していた だくようお願いします。 また、別紙1「随意契約事前協議不要案件一覧」もご覧ください。 公法上の契約の取扱い 3 随意契約の方法により契約を締結できる場合 地方自治法第 234 条第 2 項の規定により随意契約によることができる場合は、地 方自治法施行令第167 条の 2 第 1 項に規定する次の場合に限ります。 ただし、第1号の場合を除き、自治体における契約は競争入札が原則であり、随意 契約(プロポーザル方式等を含む)は例外であることに十分留意してください。 鎌倉市随意契約ガイドライン 公法上の契約は、法令上の用語ではなくその定義も明確にされていません。よって、どの契約が公 法上の契約かという判断は非常に難しいものと考えます。これまで、公法上の契約については、契約 検査課との事前協議不要という取扱いをしてきましたが、定義が明確でない中、公法上の契約を理由 とした安易な随意契約は行うべきでなく、また、市が私人を相手方として行う契約は、地方自治法に よるべきという見解もあることから、これまで公法上の契約を理由に随意契約していたものについて も、今後は他の契約と同様に契約事務を進めてください。 ①一般競争入札が原則である。 ②随意契約の場合はその理由を詳細に起案文に記載することに加え、地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項の該当号数を記載する。 ③業者の資格、選定理由を明確にする。 ④契約予定金額の妥当性について、検証の経過及び結果を記載する。 平成27 年 1 月 5 日 平成26 年 1 月 日改正

(2)

予定価格が鎌倉市契約規則第35 条に定める金額の範囲内の契約をするとき ア 工事又は製造の請負 … 130 万円 イ 財産の買入れ … 80 万円 ウ 物件の借入れ … 40 万円 エ 財産の売払い … 30 万円 オ 物件の貸付け … 30 万円 カ 前各号に掲げるもの以外のもの … 50 万円 ア 特殊な技能、技術等を必要とする業務や契約の目的物に代替性がない場合等で、 特定の者と契約しなければ契約の目的を達成することができないとき 例 示 (ア)研究、講座、講演等を必要とする業務で、受託者が特定される業務 (イ)コンペ、プロポーザル等の方法により、企画案等が選定された業務 (ウ)既設の設備、機器等の保守その他これに類する業務で、設置者又は製作者以外の者 に当該業務を履行させた場合、既設の設備等の使用に著しい支障が生ずるおそれがあ る業務 (エ)既存の情報処理システム等と密接不可分(同一管理システム)の関係にあり、同一 の者以外の者に履行させると既存システム等の使用に著しく支障が生じるおそれが ある場合や、かし担保責任の範囲が不明確となるおそれがある業務 (オ)埋蔵文化財の調査・発掘・特殊調査等で、特殊な技術、手法等を用いる必要がある 業務 (カ)特許工法等の新開発工法等を用いる必要がある業務 (キ)特定の者だけしか保有していない物品を購入する場合 (ク)特定の技術者でなければ製造できない物品を購入、または製造注文する場合 (ケ)経験、知識を特に必要とする場合、または現場の状況等に精通した者に履行させる 必要がある場合(現場の状況等に精通した者に履行させなければならない明確な理由 が必要です。単に慣れているから、といったことでは認められません。) (コ)印刷物等で、版権を業者が保有している場合 (サ)再リース契約 (シ)不動産の賃貸借契約 第1 号の規定による場合 2 号の規定による場合

(3)

イ 競争入札に適さない場合 (ア)入札準備期間として4月1日から6月30日までに締結する業務 (イ)同一内容で複数の者と同時に契約する必要がある場合 注 意 ア 次の施設において製作された物品を買い入れる契約を締結するとき (ア)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(以下「障害者総合 支援法」という。)第5 条第 11 項 に規定する障害者支援施設 (イ)障害者総合支援法第5 条第 25 項 に規定する地域活動支援センター (ウ)障害者総合支援法第5 条第 1 項 に規定する障害福祉サービス事業(同条第 7 項に 規定する生活介護、同条第 13 項 に規定する就労移行支援又は同条第 14 項に規定す る就労継続支援を行う事業に限る。)を行う施設 (エ)小規模作業所(障害者基本法第2 条第 1 項に規定する障害者の地域における作業活 動の場として同法第 18 条第 3 項の規定により必要な費用の助成を受けている施設を いう。) (オ)上記(ア)から(エ)に順ずる者として総務省省令で定めるところにより普通地方公共 団体の長の認定を受けた者 イ 次の者から役 務 の 提 供 を 受 け る 契約を締結するとき (ア)上記アに規定する施設等 (イ)高 年 齢 者 等 の 雇 用 の 安 定 等 に 関 す る 法 律 第 41 条 第 1 項 に 規 定 す る シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー 連 合 若 し く は 同 条 第 2 項 に 規 定 す る シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー (ウ)母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 第 6 条 第 6 項 に 規 定 す る 母 子 福 祉 団 体 が 行 う 事 業 で そ の 事 業 に 使 用 さ れ る 者 が 主 と し て 同 項 に 規 定 す る 配 偶 者 の な い 女 子 で 現 に 児 童 を 扶 養 し て い る も の 及 び 同 条 第 3 項 に 規 定 す る 寡 婦 で あ る も の に 係 る 役 務 の 提 供 を 当 該 母 子 福 祉 団 体 ① 過去の契約実績額、類似業務の見積書を参考にする、積算資料等と比較する等、価格の妥 当性を確認し、その結果を決裁(又は随意契約協議依頼書)に記載してください。 ② 同一契約が今後も引続き行われる場合は、時代の経過等により状況が変化し、新たに対応 可能な事業者が出現することも考えられるため、情報収集等に努め常に一般競争入札の可否 についての検討をしてください。 第3 号の規定による場合

(4)

注 意 新商品の生産により新たな事業分野の開拓を図る者として総務省令(地方自治法 施行規則第12 条の 3 の 2)で定めるところにより市長の認定を受けた者が新商品 として生産する物品を買い入れる契約をするとき 注 意 緊急に行なわなければならない業務であって、競争入札に付する暇がないとき 例 示 ア 災害時の応急業務 イ 災害の未然防止のための応急業務 ウ 電気、機械設備等の故障に係る復旧業務 エ 業務手順の変更等に伴う緊急対応業務 オ 市民生活に直結する修繕等で緊急を要する業務 カ 国、県等からの緊急の指示により実施する業務 注 意 上記契約については、鎌倉市契約規則第35 条第 2 項の規定に基づき、次の手続きが必要と なります。また公表は鎌倉市ホームページで行います。 ① あらかじめ契約案件の発注見通しを公表すること。 ② 契約を締結するときは、おおむね 7 日前までに契約の件名、内容及び相手方の選定基準 並びにその参加申込みの方法等を公表すること。 ③ 契約を締結したときは、速やかに契約の相手方及びその選定理由並びにその内容等を公 表すること。 第4 号の規定による場合 買入れ契約に伴う手続きを規則で定める必要がありますが、現行契約規則ではこれを規定し ていないため、第4 号は適用できません。 第5 号の規定による場合 単に事務処理が間に合わない、入札に付する時間がないといった理由で随意契約を締結する ことはできません。 緊急とは、予期せぬ出来事が発生し入札を行う暇がなく、即座に対応しなければならないも のに限ります。(原因発生から契約までにおおむね1ヶ月未満となる場合を想定しています。)

(5)

競争入札に付することが不利と認められるとき 現に契約を履行中、または履行済みの受託者に履行させた方が履行期間の短縮、 経費の節減が確保できる等、確実に有利であると認められるとき 例 示 ア 当初予期できなかった事情の変化等により必要となった追加業務 イ 複数単価契約(契約時点では数量が確定せず、単価のみを定める契約であって、分割 して契約することができない複数の業務の単価を定める契約)。全ての契約単価が他者 の見積単価以下となるよう、価格交渉を行うことが必須。 注 意 時価に比して著しく有利な価格で契約を締結できる見込みがあるとき 例 示 ア 発注予定物品を多量に所有しており、他の業者から当該物品を購入する場合の市場価 格より著しく有利な価格で契約することができると認められるとき 注 意 ① 積算書、設計書等、有利さを確認できる書類等の添付が必要です。 ② 見積業者の選定にあたっては、業者の能力、地理的条件、業務に必要な登録・許可等の保 持状況等を適正に判断し、偏向的な選考にならないよう十分留意し、見積合わせを行ってく ださい。この場合も、直接ファックスで見積書を提出させるなど、疑義を招かないような対 策を講じることが必要です。 ① 「時価に比して著しく有利な価格」とは品質、性能等が他の物件と比較して問題がなく、 かつ予定価格から勘案しても競争入札に付した場合より、有利な価格で契約できる場合(2 割程度)をいいます。 ② 時価に比して著しく有利であるか否か比較検討する必要から、2 者以上から見積書を徴す ることが必要です。 第6 号の規定による場合 7 号の規定による場合

(6)

競争入札に付し入札者がないとき、又は再度の入札に付し落札者がないとき ア 「競争入札に付し入札者がないとき、又は再度の入札に付し落札者がないとき」 に随意契約できることを規定しているものであり、可能な限り、条件変更、設計 変更等を行い、再度公告入札をするように努めてください。 イ 第8 号の規定により随意契約する場合は、契約保証金及び履行期限を除くほか、 競争入札に付した予定価格その他の条件を変更することができません(地方自治 法施行令第167 条の 2 第 2 項)。 見積書の取扱い 入札の結果、落札者があったにもかかわらず、その落札者が契約を締結しない場合 ア 随意契約を締結することができる価格は落札金額の範囲内でなければなりま せん。また、履行期限を除くほか、競争入札に付するときに定めた条件を変更す ることができません(地方自治法施行令第167 条の 2 第 3 項)。 見積書の取扱い 第8 号の規定による場合 ① 入札者がないとき 入札参加申請者以外から見積書をとることも可能です。 ② 再度の入札に付し落札者がないとき 再度の入札に参加したすべての業者に見積書提出の意思を確認し、見積書の提出を求めま す(入札参加者以外の者から見積書を徴することも可能です)。なお、見積書提出者全員が 予定価格に達しなかった場合は、価格交渉を行うか、設計変更等を行い、再度、競争入札を します。 第9 号の規定による場合 ① 落札者以外の入札参加者全員に落札価格以下の見積書提出の意思を確認し、見積書の提出 を求めます(入札参加者以外の者から見積書を徴することも可能です)。 ② 入札参加者全員が見積書提出を辞退した場合は、発注業種や地域要件、入札条件等の変更 を行うか設計変更等の内容を変更のうえ、再度公告入札を行うこととなります。

(7)

4 随意契約締結結果の公表 随意契約を締結した場合は、その金額によっては、ホームページに締結結果を公表 しています。詳細は別紙 2「鎌倉市随意契約締結結果の公表に関する取扱基準」をご 覧下さい。 5 その他注意事項 契約全般に及ぶ事項については、「契約事務の手引き」を参照してください。

(8)

地方自治法施行令(抄) (随意契約) 第 167 条の 2 地方自治法第 234 条第 2 項の規定により随意契約によることができる場合は、 次に掲げる場合とする。 1 売買、貸借、請負その他の契約でその予定価格(貸借の契約にあっては、予定賃貸借料の年 額又は総額)が別表第 5 上欄に掲げる契約の種類に応じ同表下欄に定める額の範囲内において 普通地方公共団体の規則で定める額を超えないものをするとき。 2 不動産の買入れ又は借入れ、普通地方公共団体が必要とする物品の製造、修理、加工又は納入 に使用させるため必要な物品の売払いその他の契約でその性質又は目的が競争入札に適しない ものをするとき。 3 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成 17 年法律第 123 号) 第 5 条第 11 項に規定する障害者支援施設(以下この号において「障害者支援施設」という。)、 同条第 25 項に規定する地域活動支援センター(以下この号において「地域活動支援センター」 という。)、同条第 1 項に規定する障害福祉サービス事業(同条第 7 項に規定する生活介護、 同条第 13 項に規定する就労移行支援又は同条第 14 項に規定する就労継続支援を行う事業に 限る。以下この号において「障害福祉サービス事業」という。)を行う施設若しくは小規模作 業所(障害者基本法(昭和 45 年法律第 84 号)第 2 条第 1 号に規定する障害者の地域社会にお ける作業活動の場として同法第 18 条第 3 項の規定により必要な費用の助成を受けている施 設をいう。以下この号において同じ。)若しくはこれらに準ずる者として総務省令で定めると ころにより普通地方公共団体の長の認定を受けた者において製作された物品を普通地方公共 団体の規則で定める手続により買い入れる契約、障害者支援施設、地域活動支援センター、障 害福祉サービス事業を行う施設、小規模作業所、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(昭 和 46 年法律第 68 号)第 41 条第 1 項に規定するシルバー人材センター連合若しくは同条第 2 項に規定するシルバー人材センター若しくはこれらに準ずる者として総務省令で定めると ころにより普通地方公共団体の長の認定を受けた者から普通地方公共団体の規則で定める手 続により役務の提供を受ける契約又は母子及び寡婦福祉法(昭和 39 年法律第 129 号)第 6 条 第 6 項に規定する母子福祉団体若しくはこれに準ずる者として総務省令で定めるところによ り普通地方公共団体の長の認定を受けた者(以下この号において「母子福祉団体等」という。) が行う事業でその事業に使用される者が主として同項に規定する配偶者のない女子で現に児 童を扶養しているもの及び同条第 3 項に規定する寡婦であるものに係る役務の提供を当該母 子福祉団体等から普通地方公共団体の規則で定める手続により受ける契約をするとき。 4 新商品の生産により新たな事業分野の開拓を図る者として総務省令で定めるところにより 普通地方公共団体の長の認定を受けた者が新商品として生産する物品を、普通地方公共団体の 規則で定める手続により、買い入れる契約をするとき。 5 緊急の必要により競争入札に付することができないとき。 6 競争入札に付することが不利と認められるとき。

(9)

7 時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みのあるとき。 8 競争入札に付し入札者がないとき、又は再度の入札に付し落札者がないとき。 9 落札者が契約を締結しないとき。 鎌倉市契約規則(抄) (随意契約) 第35 条 令第 167 条の 2 第 1 項第 1 号の規則で定める額は、次の各号に掲げる契約の種類に応 じ、当該各号に定める額とする。 (1) 工事又は製造の請負 130 万円 (2) 財産の買入れ 80 万円 (3) 物件の借入れ 40 万円 (4) 財産の売払い 30 万円 (5) 物件の貸付け 30 万円 (6) 前各号に掲げるもの以外のもの 50 万円 2 随意契約により契約を締結しようとするときは、契約及び見積に必要な事項を示し、原則 として2 人以上から見積書を徴さなければならない。

(10)

別紙 1 随意契約事前協議不要案件一覧 1 号 当初の施工業者、設置者しかできない修繕又は修繕を含む保守管理委託契約 *1 2 号 開発業者しかできないシステム改修、運用支援又は保守委託契約 *1 3 号 リース物件の保守管理委託契約 *1 4 号 シルバー人材センター、障 害 者 支 援 施 設 等 及び母子福祉団体との委託契約 *2 5 号 災害及び市民生活に直結した緊急性を有する修繕及び委託契約 6 号 再リースを行う賃貸借契約 *1 7 号 入札準備期間として4 月 1 日から 6 月 30 日までに締結する契約 *1 8 号 落札者が契約を締結しない場合 9 号 不動産の賃貸借契約 *1 10 号 公法上の契約 *3 11 号 契約検査課が「今後協議不要」と記入し返却した案件と同一内容の契約 *1*4 * 契約起案時における注意事項 全ての案件において、起案時には必ず根拠法令を記入してください。又、協議不要案件一 覧「●号」により、契約検査課長との事前協議は行わない旨を記入してください。 *1 各課で、契約起案に価格の妥当性の検証結果を記入してください。 *2 年度当初に、契約予定案件をホームページで公開する必要があります。 現在除草等は、一部の障害者支援施設等でも受注可能となっています。見積を徴すると き、合理的な配慮を行った仕様書を作成し(障害者支援施設等の場合は、支援職員を作 業員○人に1人つけること、余裕のある期日設定等)、見積提出可能な障害者支援施設 等がある場合は、シルバー人材センター以外への発注も視野に入れ検討してください。 なお、随意契約の相手方に該当する障害者支援施設等については、本市ホームページ の福祉の手引き、市内の施設・事業所中の地域活動支援センター、就労移行支援、就 労継続支援、生活介護に掲載されています。 *3 平成 25 年度より、協議必要に変更。条件付の入札を行えないのかどうか、見積相手 方は適正か等必ず再検討してください。今まで公法上の契約としてきた案件であっても、 地方自治法施行令第 167 条の 2 第1項の規定に沿って契約事務を進め決裁にはその該 当号数を記入してください。 *4 平成23年度より新設。過去の協議書のコピーを必ず契約起案時に添付し、内容や状 況変更がない旨を記載してください。 * 随意契約協議不要案件の契約後の報告は平成25 年 8 月に廃止されました。 その他の契約と合わせて、契約状況詳細記載簿に決算時に記載をお願いしています。 Xドライブ<総務部<契約検査課<99-2 契約状況詳細記載簿<各部

(11)

随意契約事前協議不要案件一覧の説明及び具体例 1 号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 特定の1者しかできないため入札を行えない案件。 実績が豊富というだけでは該当しない。他者ではできないことを客観的に確認する必要が ある。もし他者が行い、不具合が発生した時、責任の所在が不明確になり業務に支障をきた すものは該当する。 具体例1 ●●機械設備修繕 ⇒ 建設時A社の特注品であり、部品調達、動作確認はA社しかできない。 具体例2 ●●機械保守管理委託 ⇒ 建設時A社の特注品であり、部品調達、動作確認はA社しかできない。 2号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 特定の1者しかできないため入札を行えない案件。 既存のシステムに開発者の著作権があることや改修内容が既存のシステムと密接な関連が あることを明確にする必要がある。もし他者が行い、不具合が発生した時、責任の所在が不 明確になりシステム機能が損なわれる恐れがある。 具体例1 ●●システム修繕委託 ⇒ A社のオリジナルを使用中。法改正のためのシステム改修をするがA社し かできない。 具体例2 ●●システム保守委託 ⇒ A社のオリジナルを使用中。システムの不具合に対処できるのは、開発者 のA社し かない。 3号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 特定の1者しかできないため入札を行えない案件。 4号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第3号該当) 施行令に随意契約できると明定されたシルバー人材センター、障害者支援施設等及び母子福 祉団体等との契約案件。 5号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第5号該当) 緊急性が非常に高い場合は、随意契約事前協議を行う時間はないと解釈。 具体例1 ●●修繕 ⇒●●センターの電気設備が壊れまったく電気が使えず、開館でき ない。 6号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 現在のリース業者以外は再リースできない。 7号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 年度当初に業務が発生する場合は、入札が不可能なため。 8号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第9号該当) 落札金額の範囲内で入札条件変更は履行期限のみ。

(12)

9号(地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第2号該当) 賃貸借する不動産は特定されているため。 具体例1 市民サービスコーナー賃貸借 10 号(地方自治法適用外)平成25年度受付分から随意契約協議必要に変更 公法上の契約であること及び、業者の資格・選定理由を明確にし、随意契約理由を説明する必 要がある。 具体例1 ●●処分委託 ⇒ 廃掃法の案件 根拠法令等を添付し、随意契約理由を説明す ること。 11 号(契約検査課が「今後協議不要」と記入し返却した案件と同一内容の契約) 事業内容、条件等で、契約相手方となる者が1 者しかなく、その事業を同内容で継続して実 施する場合。 具体例1 ●●健診業務 ⇒ 市内の多くの医療機関で業務実施するために、医師会と契約。 多くの医療機関で業務を行う必要があり、多くの医療機関を取りまとめて いる団体 が医師会1者の状況が続く限り、協議不要。ただし、状況が変 わった場合は、協議が必要。 ●●処分委託 ⇒ 許可を持った業者しかその業務が受託できない。市内業者で行う必要がある が、1者しか許可業者がいない。 引き続き市内業者で行う必要があり、新たな許可業者が現れない限り、協議 不要。 ただし、新規参入があった場合は、入札または、協議が必要。 「今後協議不要」と記入し返却した書面を必ず契約決裁に添付すること。状 況確認は必ず毎年行うこと。

(13)

別紙 2 鎌倉市随意契約締結結果の公表に関する取扱基準 (趣旨) 第1条 この基準は、契約事務の透明性を確保するため、本市が締結した随意契約(以 下「随意契約」という。)の結果の公表の基準について、必要な事項を定めるものと する。 (公表の対象) 第2条 公表の対象となる随意契約は、次に掲げるものとする。 (1) 契約金額が500万円を超える工事又は製造の請負 (2) 契約金額が500万円を超える財産の買入れ (3) 契約金額が100万円を超える物件の借入れ (4) 契約金額が100万円を超える財産の売払い (5) 契約金額が100万円を超える物件の貸付け (6) 前各号に掲げる以外のもので契約金額が100万円を超えるもの (随意契約締結結果の公表) 第3条 事業主管課長は、随意契約を締結したときは、速やかに次に掲げる事項を鎌倉 市ホームページ上で公表しなければならない。 (1) 契約案件名 (2) 契約事務を担当した課等の名称及び連絡先 (3) 契約を締結した日 (4) 契約の相手方の名称及び所在地 (5) 契約金額 (6) 随意契約によることとした理由 (公表の期間) 第4条 公表の期間は、公表日の翌日から起算して6カ月が経過する日までの間とする。 (適用除外) 第5条 鎌倉市情報公開条例(平成 13 年 9 月)第6条に規定する非公開情報につい ては、第2条の規定にかかわらず公表しないものとする。 付 則 この基準は、平成 20 年 4 月 1 日から施行する。 付 則 (施行期日) この基準は、平成 22 年 4 月 1 日から施行する。

(14)

随意契約締結結果報告書

約 案

▲▲▲▲▲▲▲▲業務委託

契約事務担当課等の

名称及び連絡先

総務部契約検査課

電話:0467-23-3000 内線 1234

約 締

平成

21 年 4 月 1 日

(契約期間:平成21 年 4 月 1 日 ~ 平成 22 年 3 月 31 日)

契約の相手方の名称

及び所在地

●●●●株式会社

鎌倉市御成町

18 番 10 号

15,000,000 円

随意契約によること

とした理由

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○。

このことから、

地方自治法施行令第

167 条の 2 第 1

項第

2 号の規定により、同者と随意契約を締結した

ものです。

記載例

名称は『課名』まで記入してください。 連絡先については ① 代表番号+内線 ② 直通番号 を記入してください。 ※②は末に(直通)と付記してくださ い。 単価契約の場合は、ここに「執行予定額」 (税込み)を記入し、主な種類・単価も併 せて記入してください。 (参考) 執行予定額:1,575,000 円 単価:100 円(××材 1 個当たり) 予定数量:「××材 15,000 個」 ※ 契約数が多い場合は、別紙でも可。 報告書は、ホームページで公開するもの です。見やすく、分かりやすい文章を心 がけてください。 このため、文末は、記載例のとおりとし てください。

(15)

随意契約締結結果報告書

約 案

契約事務担当課等の

名称及び連絡先

部 課

電話:0467-23-3000 内線:

約 締

平成 年 月 日

(契約期間:平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日)

契約の相手方の名称

及び所在地

随意契約によること

とした理由

参照

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