NEWS
2015
Vol.
67
がんばろう!日本
春
平成27年度事業計画・予算が決定
3月3日開催の平成26年度第2回理事会及び3月18日開催の第2 回評議員会において、平成27年度の事業計画及び収支予算が決議・ 承認された。以下に事業計画の一部を抜粋して報告する。平成27年度事業計画
Ⅰ 重点的な取組方針 ○ 訪日外国人数が毎年過去最高を更新する中、外国人旅行者誘致、 コンベンション誘致、都内各地域の観光振興について、賛助会員 をはじめとした民間事業者などとの連携機会を増やしながら、取 組を加速していく。 ○ 2020年(平成32年)オリンピック・パラリンピックの開催、さ らにはその先を見据え、今後さらなる増加が見込まれる外国人旅 行者の受入環境の整備について、区市町村、民間事業者などと緊 密な連携を図りつつ、都内全域で取組を進めていく。 Ⅱ 公益目的事業 1 海外からの旅行者誘致に関する事業 ⑴ 観光マーケティング事業〈東京都受託事業〉 ⑵ 東京ブランドの推進事業(新規)〈東京都受託事業〉 旅行地としての東京を強く印象づける「東京ブランド」を 確立していくため、東京ブランドを国内外に向けて広くPR し、東京ブランドの浸透を図る。 ⑶ オリンピックを契機とした東京観光PR〈東京都受託事業〉 オリンピック・パラリンピック開催決定の機会を捉え、観 光目的地としての東京の認知度を更に向上させるため、オン ライン広告の掲出やテレビCMの放映を実施し、海外の一般 市民に対して、東京の魅力を効果的にPRする。 ⑷ 東京観光レップの運営(一部新規)〈東京都受託事業〉 北米4都市(ロサンゼルス・サンフランシスコ・ニューヨー ク・トロント)、欧州5都市(ロンドン・ミュンヘン・ミラノ・ マドリード・パリ)、豪州1都市(シドニー)に加え、新た にアジア2都市(北京・ソウル)に東京観光レップを設置し、 メディア及び現地旅行事業者に対するセールス活動や情報提 供等を行う。また、年1回、全レップを東京に一堂に集め、 海外市場セミナーや市場別相談会を開催する。 ⑸ 民間事業者と連携した旅行者誘致事業(一部新規)〈東京 都負担金事業〉 ア 旅行博等への出展等 民間事業者等と連携して、アジアでは中国、韓国、台湾、 香港、タイ及びマレーシア、欧米では、イギリス、ドイツ、 スペイン、アメリカ、フランス及びオーストラリアの国際 旅行博覧会等に出展し、東京観光情報の提供及びPRを行 う。また、一部の地域では、旅行博等の実施時期に合わせ て、セールスコールやセミナーも実施する。 イ 民間企業とのジョイントプロモーション(新規) アジア及び欧米豪地域において、現地一般市民等に対し 東京の魅力をPRするため、民間事業者との共同によるジョ イントプロモーションを実施する。 ウ パンフレットの制作 エ 東京ニュースの配信 オ リテーラーセミナーの実施 カ 海外メディア招聘 キ 海外旅行事業者招聘 ⑹ 有望市場におけるプロモーション事業(一部新規)〈東京 都受託事業〉 ア フィリピンにおける観光プロモーション 訪日旅行者数の更なる増加が期待できるフィリピンにお いて、旅行事業者・メディアなどを対象に、商談会や観光 セミナーを実施する。 イ ベトナム、インドネシアにおけるフォローアッププロ モーション(新規) ⑺ 東京・東北地域の連携による外国人旅行者誘致事業(新規) 〈東京都負担金事業〉 東北6県・仙台市及び航空・鉄道事業者と連携し、各地域 の強みを生かした東京を基点とする観光ルートの設定、共同 招聘旅行及びメディアを活用した情報発信を行い、多様な訪 日旅行の新たな魅力を海外に向けて広く発信する。 ⑻ ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業(新規) 首都圏を訪れる訪日旅行者を増やし、かつ回遊性を高めて 域内に長く滞在してもらうため、首都圏各地域及び交通機関 等の民間事業者と連携して、広域観光マップの制作やブロ ガー・メディア等を招聘して動画制作・配信を行うなど、 “GreaterTokyo”としての魅力を訴求する。 ⑼ 海外青少年の教育旅行受入促進事業〈東京都受託事業〉 都内の学校関係者への学校交流受入説明会の開催をはじ め、受入窓口の運営を行い、海外青少年の教育旅行の受入を 促進する。また、有望市場で実施される商談会等に参加し、 現地教育関係者や旅行事業者へPRを行う。 ⑽ 情報の発信、共有及びネットワークの拡大 2 コンベンション誘致に関する事業 ⑴ ビジネスイベンツマーケティング調査・分析等業務(一部 新規)〈東京都受託事業〉 ア 展示会等のマーケティング調査・分析 イ KPIによる効果測定(一部新規) ⑵ 国際会議誘致・開催支援事業〈一部東京都受託・補助金事業〉 ア 国際会議誘致支援 ① 誘致マーケティング活動 ② 誘致プロモーション活動 ③ 学術系国際会議誘致促進(新規)〈東京都補助金事業〉 ・誘致重点分野の大学・研究所との連携 都内の主要大学における医学部・工学部と連携し、 誘致案件の掘り起しと実務サポート体制を確立する。 ・誘致活動普及・啓発セミナーの実施 連携する学部・研究所の教授や研究者に向け、誘致 活動のノウハウや財団支援内容に関するセミナーを実 施する。 ・誘致インセンティブの実施 連携先の教授・研究者に対し、立候補から開催地決 定までの誘致活動に関する実務支援(立候補書類の制 作補助、海外キーパーソン視察に係る調整・手配等) を実施する。 イ 国際会議開催支援 ① 参加促進への支援活動(新規)〈東京都受託事業〉 ② 開催運営への支援活動 ③ 国際会議開催支援プログラム(一部新規)〈東京都受 託事業〉 ウ 国際会議誘致・開催資金助成等事業(一部新規)〈東京 都出資金事業〉 ① 国際会議誘致支援事業の実施 ② 国際会議誘致・開催支援事業の実施 エ コンベンション統計事業 ⑶ 企業系ビジネスイベンツの誘致開催支援事業(一部新規)〈一部東京都補助金事業〉 ア 海外トレードショーへの出展 イ 企業系ビジネスイベンツ誘致支援事業〈東京都補助金事業〉 ウ 企業系ビジネスイベンツ開催支援事業(一部新規)〈東 京都補助金事業〉 ⑷ ビジネスイベンツ情報発信(一部新規)〈一部東京都補助 金事業〉 ア コンベンション開催情報発信 イ ミーティング・プランナーズガイドの作成 ウ 企業系ビジネスイベンツ販促ブックレットの作成〈東京 都補助金事業〉 エ 広告掲載によるPR強化〈東京都補助金事業〉 オ 国内企業向け開催支援セミナー〈東京都補助金事業〉 カ MICEファムトリップ(新規)〈東京都補助金事業〉 開催候補地の提案等を行う立場にあるコアPCO(国際 会議)やミーティング・プランナー(企業系会議、報奨旅 行)に対するファムトリップを行い、MICE開催都市東京 の魅力を伝えるとともに、都内関連事業者とのビジネス マッチングを行うことで、東京でのMICE開催を促進する。 キ 報奨旅行等誘致連携体制の強化(新規)〈東京都補助金 事業〉 報奨旅行等において、効果的に主催者へのセールスを 行っていくため、国内の有望な都市・コンベンションビュー ロー等と連携体制を構築する。 ⑸ ビジネスイベンツプロモーション基盤の構築〈東京都補助 金事業〉 ⑹ ユニークベニュー利用促進プログラムの提供〈東京都受託 事業〉 ⑺ 東京ビジネスイベンツ先進エリア支援事業〈東京都受託事業〉 ⑻ 東京におけるMICEのセールスのあり方に関する調査〈東 京都受託事業〉 ⑼ MICE専門人材育成事業(新規)〈東京都負担金事業〉 平成26年度に実施したビジネスイベンツ専門人材に関する 調査結果を踏まえ、MICEビジネスのグローバルスタンダー ドを身に付けた専門人材を育成するため、企業系ビジネスイ ベンツ及び国際会議に関する専門人材育成講座を有料で実施 する。 3 地域の観光振興に関する事業 ⑴ 観光団体・民間事業者等との連携による地域振興〈一部東 京都補助金事業〉 ア 地域振興助成〈東京都補助金事業〉 イ 東京トラベルマート、観光情報交換会の開催 ウ 着地型観光研究会の開催 エ 観光団体等との連携 ⑵ 東京シティガイド検定の実施 ⑶ 東京ロケーションボックスの運営〈東京都受託事業〉 ⑷ 被災地応援ツアー等の実施〈東京都受託事業〉 ⑸ 観光資源商品化支援事業(新規)〈観光振興基金事業〉 多摩、島しょ地域をはじめ都内各地域への観光客の増加を 図るため、旅行業界に精通した人材を商品化支援員として活 用し、観光資源の商品化・ツアー造成を実施する。 ⑹ 受入環境インフラの整備(新規)〈東京都出資金事業、一 部受託・負担金事業〉 ア 観光インフラ整備支援事業 ① 区市町村観光インフラ整備支援 ② 観光施設国際化支援 ③ 交通機関・観光施設共通ICカードの提供 ④ 宿泊施設無線LAN設置支援 ⑤ 宿泊施設バリアフリー化支援 イ 東京ひとり歩きサイン整備支援 ウ デジタルサイネージを活用した観光情報の提供 エ 外国人旅行者に対するWi-Fi利用環境整備支援 4 観光情報の発信に関する事業 ⑴ ウェブサイトによる情報発信〈東京都補助金事業〉 ⑵ SNSによる情報発信〈東京都補助金事業〉 ⑶ ウェルカムカードの製作(一部新規)〈東京都補助金事業〉 国内外の旅行者に東京の観光情報を提供するウェルカム カードとして、ハンディガイド及びハンディマップを従来の 8言語・9種類に加え、新たにタイ語で作成し、東京観光情 報センターをはじめ、東京観光案内窓口等で提供する。 また、今年度は新たに、ハンディガイドのアプリケーショ ン開発・運用を行うとともに、ムスリム対応のレストランや モスク情報を主とした旅行者向け冊子を英語で製作し、配布 する。 ⑷ 東京観光情報センター等の管理運営(一部新規)〈東京都 受託事業〉 国内外からの旅行者に対し、東京観光情報センター及び全 国観光PRコーナーにおいて、観光情報の提供等を行う。東 京観光情報センターについては、増加する海外旅行者等への 対応を充実させるため、従来の都内3箇所(都庁本部、京成 上野支所、平成26年度途中から24時間化を開始した羽田空港 支所)に加え、新宿南口において新たな観光情報センターを 運営する。また、都内約150箇所の東京観光案内窓口の管理 運営を行う。 ⑸ 観光ボランティアの管理運営(一部新規)〈東京都受託事業〉 都庁案内ツアーや観光ガイドサービス等を実施している東 京都観光ボランティアの管理運営を行う。また、外国人旅行 者が多く訪れる地域において、観光ボランティアによる「街 なか観光案内」を実施する。 ⑹ おもてなし親善大使育成塾〈東京都受託事業〉 ⑺ 東京マラソン応援観光マップの作成・臨時観光案内所の設 置運営〈東京都受託事業〉 ⑻ 東京大マラソン祭りフォトコンテストの実施 ⑼ 多言語メニュー作成支援ウェブサイトの運営〈東京都受託 事業〉 ⑽ TCVB活動の広報に関する事業 5 会報発行事業 ⑴ 会報等の発行 ア 会報「TCVBNEWS」の発行(年4回) イ 「TCVBメール速報」の配信(週1回程度) ◆予算 総額 3,098百万円 予算の執行管理には十分留意し、引き続き財政運営の健全化に 努める。 平成27年3月18日付で評議員が交代 選任 樋口 政亀 (日本電波塔株式会社 取締役総支配人) 辞任(平成27年3月18日付) 東海林 晃(日本電波塔株式会社 顧問) 任期 平成26年度に関する定時評議員会の終結の時まで 理由 評議員の辞任に伴う新たな評議員の選任 平成27年3月18日付で理事が交代 選任 石井 淳 (株式会社博報堂 テーマプロジェクト推進局 局長代理) 辞任(平成27年3月3日付) 柳谷 幸介 (株式会社博報堂 テーマビジネスユニット ソーシャルアカウント局 局長代理) 任期 平成26年度に関する定時評議員会の終結の時まで 理由 理事の辞任に伴う新たな評議員の選任
役員人事のお知らせ
金融企業インセンティブツアーの主催者が
東京を視察
北米をメインに全世界に会員を持つ 金 融 コ ン サ ル 集 団 のWorld System Builder社がインセンティブツアーの 候補地として、3月に東京を視察し、 財団では視察団を歓迎するとともに、 滞在中の様々なサポートを行った。 平成28年に計画されている本ツアー には、約3,000名の参加が見込まれており、実現すれば東京が受け 入れるインセンティブツアーとしては過去最大級となる。宿泊や食 事、移動手段など様々な面での調整が必要となることが予想され、 都市を挙げての受入となることは間違いない。 CEOのNguyen夫妻からは、「東京は魅力的な大都市であり、会 員も東京へのインセンティブツアーを楽しみにしている。ぜひ成功 に向けて支援をお願いしたい」との希望が寄せられた。夫妻による と、これまでにシンガポールやタイ、スペインなどでも数千人規模 でツアーを実施したが、特に大きな問題はなかったとのこと。オリ ンピックを控えた東京でも、今まで以上のおもてなしが期待される。 〈コンベンション事業部〉平成27年度 ビジネスイベンツ
トレードショーへの出展予定
当財団では、本年度5月以降、以下の海外及び国内トレードショー に出展予定。資料出展、共同PR等のご相談は随時受け付けている ので、是非お問い合わせいただきただい。 ・5月19-21日 IMEX Frankfurt (ドイツ・フランクフルト) ・10月13-15日 IMEX America(米国・ラスベガス) ・11月17-19日 IBTM (スペイン・バルセロナ) ・12月9-10日 IME (東京国際フォーラム) 〈コンベンション事業部〉アジアからのインセンティブツアー参加者が
東京を満喫
1月にタイのUNICITY社主催の 大型インセンティブツアーが開催さ れ、タイ、ベトナムを始めとする東 南アジア諸国から約2,400名が東京 へ集合した。当財団では1,200名ず つ2回に分けて開催されたガラディ ナーへの阿波踊り・浅草振袖さんの 派遣など、本ツアーの成功に向けた支援を行った。ガラディナー当 日、会場となった新高輪プリンスホテルの宴会場「飛天」にはコス プレに身を包んだ参加者が続々と集まり、振袖さんとの記念撮影を 楽しむ姿がロビーのあちこちで見られた。 また、3月には香港の通信企業であるHKTのインセンティブツアー が都内で実施され、当財団は空港の出迎えやギフト提供、ディナー への和太鼓ショーや浅草振袖さんの派遣などの支援を行った。香港 及び広州から到着した170名の優秀セールスマン達は、3泊4日の滞 在中、地図を片手に思い思いのショッピングや東京散策を楽しんだ。 また銀座吉乃翔で開催されたガラディナーでは、オープニングに 香港の四大美食帝王の1人であるシェフの趙さんがマグロの解体 ショーを披露、その場で新鮮な刺身を参加者に振舞う演出が行われ た。その後、当財団の提供により実施された迫力満点の和太鼓ショー も参加者には大好評で、東京最後の夜を満喫した様子だった。 その他、1月から3月にかけてインドネシア、台湾、シンガポー ルなどアジア各国からの中規模 インセンティブが続々と東京に 到着した。今後も当財団では東 京都と協力し、インセンティブ ツアーの東京誘致に引き続き努 めていく。 〈コンベンション事業部〉平成27年度国際会議・報奨旅行等向け
「誘致・開催支援事業」募集開始
当財団は、昨年度に引き続き、国際会議・報奨旅行等の誘致・開 催支援事業の募集を開始する。国際的な競争が激化する中、東京都 の支援により、コンベンション(C)及び企業会議・報奨旅行(M/I) の東京での開催決定を強力にバックアップすることを目的としている。 1.コンベンション誘致・開催支援事業【国際会議向け】 東京開催を検討している誘致団体を対象とし、誘致活動に対する助 成金、開催資金助成金、開催時の文化体験等プログラムを提供するもの。 2.報奨旅行等誘致・開催支援事業【企業会議・報奨旅行向け】 企業のミーティングやインセンティブツアーなどで東京を開催地 として検討している主催者もしくは海外プランナーに対し、事前視 察時の宿泊や交通手段、開催当日のアトラクション派遣、空港での 出迎えなどを提供するもの。 1、2いずれも開催地が決定する前の申請・登録が必要となる。 詳細は当財団のウェブサイトBUSINESS EVENTS TOKYO (http:// business eventstokyo.org/ja/)を参照するか、各担当までお気軽に 問い合わせいただきたい。 〈コンベンション事業部〉国際会議運営のプロが都内視察
当財団では、昨年11月に引き続き、国際会 議運営のプロ2名を東京に招聘し、会議施設 や宿泊施設を含む都内の視察を実施した他、 東京の持つ強みや課題について意見交換を 行った。招聘したのは世界15都市に支社を持 つKenes Internationalのイスラエル本部より、 シャイ・コレンブラム氏とラヤ・ヴァン・ヒュー テン氏。Kenes社は世界各国にある100以上の 医学系団体と契約し、国際会議の企画運営か ら、学協会マネジメントまでを手がける業界 大手企業である。これまで世界各国で会議を 開催してきた豊富な経験から、サプライヤー からの迅速な回答や、会場使用方法に関する柔軟性など、グローバル ビジネス都市として、東京に求められていることについて示唆を頂いた。 今後もこのような取り組みを推進することにより、グローバル都市・ 東京のプレゼンス向上を目指していきたい。 〈コンベンション事業部〉JATAのユニークベニューの活用事例
~第3回コンベンション委員会開催~
3月10日、国立科学博物館において、第3回コ ンベンション委員会を開催した。(一社)日本旅行 業協会( JATA)事務局長・理事 越智良典氏を 講師に招き、「旅行業界におけるユニークベニュー の活用」をテーマにご講演いただいた。JATAは、 平成25年からツーリズムEXPOジャパンのジャパ ンナイトの会場としてユニークベニューを利用し ている。平成25年9月には、観光庁と共催で、約 1,000名を集めて増上寺でレセプションを開催。公共のスペースを 利用したため会場を完全封鎖できず、セキュリティー確保のためか なりの人員配置が必要であった。また、平成26年9月には、約1,600 名を集めて東京国立博物館でレセプションを開催。博物館内での飲 食が不可という課題が残ったものの、和食に加え、ハラルフードの対 応をするなど参加者からは高評価を得た。いずれも屋外のスペース を利用したためテント設置の準備など雨天対策が課題であったようだ。 2020年(平成32年)のオリンピック・パラリンピックにはユニー クベニューの需要が更に増すことが予想される。当財団は、行政や 関係機関の協力を得ながらユニークベニューの開拓を積極的に推進 していきたい。 ※ ユニークベニューとは、博物館、歴史的建造物、神社仏閣、屋外空間(庭園、 公道など)の“特別な場所”を利用してレセプション等を行うことをいい、世 界の諸都市ではスミソニアン博物館、ボストン美術館など、積極的な利用が進 んでいる。 〈コンベンション事業部〉平成26年度TCVBワークショップの開催
(第5回、第6回)
観光事業部では2月10日、3月 2日の日程でそれぞれ第5回、第 6回のTCVBワークショップを開 催した。 第5回目は森隆一郎氏(公益財 団法人東京都歴史文化財団 東京 文化発信プロジェクト室広報調整 担当課長)が講演。「街とアート の新しい関係」というテーマのもと、第1部では東京文化発信プロ ジェクトの具体的な取り組み、それに対する外国人観光客の反応や、 昨今のアートシーンにおけるキーワードを映像や写真を織り交ぜな がら紹介。続く第2部ではTimeout東京のエディターであるイーリ・ サーリネン氏も登壇。2人は、「イベントに参加したいがチケット が買えない」「日本のカラオケでは外国での曲名で登録されていな いので歌いたい曲が歌えない」「もう観光客が行くような場所や伝 統体験ではなく、もっと肩肘はらない普通の体験ができる場所がほ しい」など、在日外国人や東京に来慣れた外国人観光客が抱える不 満などを洗い出し、それらに対応することで東京の日常体験を提供 できる、と提案。日常生活のあらゆることが観光素材になりうると まとめた。 第6回目は場所を原宿のイベントスペース「VACANT」に移し、 きゃりーぱみゅぱみゅや増田セバスチャンなどが所属するアソビシ ステム株式会社代表取締役の中川悠介氏が登壇。カワイイカル チャーをはじめとする日本の文化を海外に発信するとともに、訪日 外国人旅行客の受け入れ体制も進める「もしもしにっぽんプロジェ クト」などの事業を紹介。渋谷区観光協会や原宿神宮前商店街など と組んでの原宿の「まちおこし」や海外で展開するイベント、新し くオープンした観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」、今後の事業 予定などについて説明があった。 「美容院で外国人観光客を呼び込むにあたって足りないと思う点 は」「外国人観光客を多く集客するためにどういう方法があるか」 など、具体的な質問も寄せられ、講演終了後は長い名刺交換の列が できた。 平成27年度は年4回の開催を予定している。 〈観光事業部〉平成26年度
第3回アジアセールス委員会報告
3月26日、平成26年度第3回目のアジアセールス委員会が開催さ れ49社77名が参加した。 講演は、㈱三菱総合研究所シニアコンサルタントの松永久氏より、 「タイ市場の有望セグメントと今後の展望~マーケティング調査報 告~」のタイトルで、平成26年度タイにおいて東京都・当財団の依 頼により実施した市場動向調査の結果を発表いただいた。調査は、 包括的にタイ市場を理解し、今後ターゲットとなる有望セグメント を抽出してプロモーション戦略案を検討するために行ったもので、 社会・経済情勢から海外旅行市場動向の分析にはじまり、一般顧客 WEB調査、旅行会社等への現地インタビュー、旅行商品調査、ガ イドブック調査、競合都市調査と内容は多岐に亘り非常に示唆に富 んだものであった。 また、調査では今後のタイの有望セグメントとして、「快適・安 心を求める中高所得者層ファミリー」「自分で動きたい・発見した い個人旅行者」「訪韓経験者」「日本食ファン」「日本ブランドの買 い物客」と絞り込んだ。その他留意すべき点として、訪日ビザ免除 により個人旅行化が想像以上に進 んでいること、そして日本・東京 の評価は非常に高くそのプレミア ム感を損ねずにプロモーションを 実施することが肝要との指摘も あった。 情報提供は3社より。まず、東 武タワースカイツリー㈱及び東武 トラベル㈱より東京スカイツリー内の「『Beautiful NIPPON』全国 観光PRコーナー」と、訪日外国人旅行者専用入場券「Fast Sky-tree Ticket」についてお話いただいた。続いて、光村印刷㈱より 訪日観光客への支援サービスの展開について、そして最後に京浜急 行㈱より訪日客の増大を目的とした海外鉄道事業者(台湾)との連 携について、お話をいただいた。最後に、事務局より平成27年度の 旅行博等の出展予定を紹介し、会を終えた。 〈観光事業部〉平成27年度東京観光レップ就任&
海外市場セミナー・市場別相談会開催決定
東京都は平成14年度より市場開拓として欧米豪の各地にて海外観 光プロモーションを実施し、そのフォローアップ等のため東京観光 レップ(以下、「レップ」という。)を順次設置してきたが、これま で、現地にレップを設置するという手法は、非常に有効に作用し多 くの事業者の皆様からご支持頂いてきた。 東京都では、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに、 訪都旅行者1,500万人という目標を掲げているが、個人旅行客(FIT) の増加等の旅行形態の変化や興味の多様化など、日々進化する市場 に対応すべく、レップの活動を、B to B観点から、より一般顧客に 向け業務の比重をB to B to C及びB to Cへ移すこととなった。 具体的には、欧米豪においてはメディア及び現地旅行事業者に対 する東京の最新情報提供やセールス活動、民間事業者と連携した旅 行者誘致事業を行うことで、一般市民及び現地旅行事業者の東京に 対する関心を惹きつけ、訪都旅行客の拡大を図る。また、成長著し いアジア市場に新たにレップを設置し、現地旅行事業者に対する旅 行商品造成を主目的としたセールス活動や、民間事業者と連携した 旅行者誘致事業を展開していく。 6月3日には、WTCコンファレンスセンター(世界貿易センター ビル)にて全12都市のレップが一同に会し、「海外市場セミナー・ 市場別相談会」を実施する。海外市場セミナーでは、各レップが市 場ごとの進捗概況について情報発信を行う予定である。また、市場 別相談会では、来場するインバウンド関連事業者や団体の個々の ニーズに対応できるようレップごとの相談用ブースを設け、個別相 談を実施予定なので、ぜひこの機会を活用し、現地最新情報を入手 して頂きたい。 〈観光事業部〉 平成27年度東京観光レップ ニューヨーク:平井亜紀 ロサンゼルス:EXA PARTNERS サンフランシスコ:小林真奈美 トロント :AKI CANADA INC ロンドン :CROSS MEDIA LTD パ リ :EXA PARTNERSミラノ :Max Harvest International srl ミュンヘン :広美ヴァルデンベルガー マドリード :植田妙子 シドニー :栩野勝治 北 京 :北京徳宝国際旅行社有限公司 ソウル :インターナショナルコミュニケーション 【平成27年度出展予定旅行博】 5月16-18日 台湾(高雄) 2015高雄市旅行公会国際旅展(KTF2015) 6月5-7日 韓国(ソウル) 2015年ハナツアー旅行博覧会 6月11-14日 香港 第29回香港国際旅行展示会(ITE2015) 6月26-28日 中国(北京) 2015北京国際旅游博覧会(BITE2015) 平成 28年 2月 (予定)タイ(バンコク) タイ国際旅行フェア(TITF) 3月 (予定)マレーシア(クアラルンプール) マレーシア旅行博(MATTA) 等
第27回旅まつり名古屋2015
3月14-15日、当財団では、29 万人が来場する人気のイベント 「第27回旅まつり名古屋2015」に 東京ブースを出展し、東京の観光 PRをおこなった。各市町村や観 光協会から提供された観光パンフ レットや観光ポスターを展示し多くの来場者に配布した。今回から 東京諸島11島が連携した観光PR隊を結成し、伊豆諸島から小笠原 諸島まで広域にまたがる観光PRを行い、大盛況であった。名古屋・ 東京間は日帰り観光が可能で、穴場の東京観光情報を求める方や、 上野東京ライン等交通機関の最新情報を求める方、また、親類を訪 ねる際の周辺情報の収集など、総じて都内、島しょ部への関心が高 いことが伺えた。 〈地域振興担当〉平成26年度
第4回タウンアメニティ委員会
3月28日、東京しごとセン ター(飯田橋)において、会員 企業19社出席の下、東京ハイ ヤー・タクシー協会 タクシー 活性化プロジェクトリーダーの 田中敬子氏から「観光タクシー ドライバーの取り組みと今後の展開について」のご講演をいただい た。東京観光タクシーは、特定地域における一般乗用旅客自動車運 送事業の適正化及び活性化対策に関する特別措置法の施行により、 タクシー業界の活性化対策として、タクシー誕生100周年にあたる 平成24年8月5日より営業を開始した。当初99名であった認定ドラ イバーは、平成27年4月には1,605名にまで拡大した。質の向上を めざしたドライバー研修の実施や、各観光施設への優遇措置交渉を 行うと共に、広報活動を行っている。また、京都観光タクシーの視 察を行う等日々改善を行っている。訪日外国人客の増加に向け外国 語対応ドライバー養成のため、東京観光タクシー英語研修を実施予 定で、2020年までに300名の外国語対応可能な認定ドライバーの誕 生を目指している。利用者の認知度がまだ低いことが課題であるが、 今後は様々なサービスやニーズを盛り込み東京観光タクシーの利用 普及を目指している。 〈地域振興担当〉平成26年度地域振興助成金
実績は18件
○大多摩観光連盟/多摩げた食の祭典・大多摩B級グルメ ○府中観光協会/観光キャラクター着ぐるみの制作 ○狛江市観光協会/こまえ産枝豆ビアガーデン ○中野区観光協会/ワールドカップサッカーパブリックビューイング ○渋谷観光協会/イベント・カレンダーの作成 ○上野観光協会/上野・東京ライン開業イベント上野ディスティ ネーションキャンペーン ○東京諸島観光連盟/旅まつり名古屋2015出展 ○あきるの観光協会五日市支部/秋川渓谷アウトドアグルメ掘起し 事業 ○日野市観光協会/映像等による日野の魅力発信事業 ○昭島観光まちづくり協会/昭島お楽しみマップの制作 ○中央区観光協会/東京マラソンEXPO2015出展 ○神津島観光協会/ゆるきゃら着ぐるみの作成 ○三宅島観光協会/でかいの釣ろうぜ「三宅島」DVDの作成 ○式根島観光協会/3島(式根▲ 新島▲ 神津)連合プロジェクト観 光パンフレット英語版の作成 ○立川観光協会/立川のおみやげマップ作成 ○文京区観光協会/観光PR誌文の京お散歩ブックの作成 ○大多摩観光連盟・奥多摩観光協会/ふるさと祭り東京2015出展 ○府中観光協会・調布観光協会/ふるさと祭り東京2015出展 〈地域振興担当〉「Tokyo Grand Shopping Week」開催
1月22日-2月24日、表参道・原宿エリアにお いてインバウンドショッ ピ ン グ キ ャ ン ペ ー ン 「Tokyo Grand Shop-pingWeek」の開催支援 を行った。平成24年度、 表参道・原宿エリアの活 性化及び振興を目的とし 「TokyoFanWeek」と して始まったイベントで あるが、平成25年度より 外国人旅行者に訴求力の 高いイベントとするため、 「Tokyo Grand Shop-pingWeek」としてショッ ピングの要素を前面に打 ち出したイベントとなっ た。(主催:商店街振興 組合原宿表参道欅会、共催:公益財団法人東京観光財団、協力:ビ ザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社)今回もメインターゲット を20~40代の外国人男女とし、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株 式会社の協力により、表参道に4言語(英・中(繁・簡)・韓)の ストリートバナーを掲出するとともに、同エリアでVisaカードが利 用できることをPRし、外国人観光客による消費拡大を図った。また、 今回新しい企画としてScratchandWinCampaignが実施され、ス クラッチカードの当たり券をショッピングに使えるキャンペーンを 実施し、更なる消費喚起を行った。 今後、ますます外国人旅行者の増加が期待できることから、関係 各団体との連携・協力を深め、より充実したイベントとしていきたい。 〈地域振興担当〉 3月4日、東京タワーホールを会場として観光情報交換会を開催 した。観光協会、自治体の観光主管課および観光関連事業者36団体 が出展し、各種メディアと旅行会社は合わせて40社が情報収集のた め来場した。出展者は各地域の観光資源や観光素材、イベント等を メディア・旅行会社に対して積極的にPR、情報発信する貴重な機 会として捉え、昨年に比べ大幅に出展数が増えた。 このイベントに先立ち、1時間の東京諸島観光説明会が行われ、 新島および神津島の各観光協会と東京諸島連盟が最新の観光情報の プレゼンテーションを行った。 当財団では平成22年度から東京商工会議所と共催で年1回「トラ ベルマート」を開催しており平成24年度からはバイヤー(旅行会社) がブースを設置し、サプライヤーとして観光関連事業者、施設およ び観光協会がブースを訪問して商談を行う方式に変更した。 これに対して「観光情報交換会」は観光協会側がブース出展する 形式を取り、メディアには様々な情報提供することで記事として取 り上げられ広く認知されることを目指し、旅行会社には地域観光資 源、素材等の情報を提供、旅行商品化のビジネスチャンスを探るこ とを目指している。また出 展者同士のネットワーキン グの良い機会としてイベン トは盛況のうちに無事終了 した。尚、平成27年度も「ト ラベルマート」(夏)と「観 光情報交換会」(冬)をビ ジネスマッチングの場とし て開催する予定。 〈地域振興担当〉
平成26年度
観光情報交換会開催報告
2月17日に賛助会員 相互の交流を目的とし た会員情報交換会「交 流の集い」をホテル椿 山荘東京にて開催し、 219名にご参加いただ いた。講演会第1部で は、東京の観光資源を 生かしたビジネスチャ ンスについて、跡見学 園女子大学准教授 篠 原 靖 氏にご講演いただき、第2部では、事業現場におけるビジ ネスチャンスについて、当財団各委員会代表者との座談会を行った。 また、当財団からは、新規事業「観光資源商品化支援事業」を発表 した。30の企業・団体が出展したPRコーナーや、懇親会も、会員 相互の交流の場として活用された。
平成26年度会員情報交換会
「交流の集い」が大盛況にて開催
【発行元】 公益財団法人 東京観光財団 〒162-0801 東京都新宿区山吹町346番地6 日新ビル TEL: 03-5579-2680 FAX: 03-5579-2685 www.tcvb.or.jp E-mail: [email protected] ■本会報に関する お問い合せ先 総 務 部 企 画 広 報 課 :TEL 03-5579-2681 [email protected] ■会報送付の追加、停止、 送付先変更の連絡新 会 員 紹 介
株式会社髙島屋日本橋店 http://www.takashimaya.co.jp/ 事業内容:ファッション、リビング、食料品など、上質で洗練され た品揃えとおもてなしでお客様の豊かな暮らしをお手伝い致します。 株式会社地域ブランディング研究所 http://chibra.co.jp/ 事業内容:独自に開発構築したネットワークを駆使し、実集客を あげるところまで徹底したサポートを行います。国別マーケティ ングを行い、商品造成における改善策を立案致します。インバウ ンドマッチングメディアで商品をご紹介することで、送客マッチ ングの可能性がUPします。 光村印刷株式会社 http://www.mitsumura.co.jp/ 事業内容:1901年創業の総合印刷会社です。美術書から新聞印刷、 宅配便伝票、カタログ・パンフレット、スマートフォン用タッチ パネルまで、弊社の製品が身近な暮らしに彩りを添えています。 有限会社オックスフォード・インターナショナル・エクスチェンジ http://www.intojapan.co.uk/ 事業内容:英、仏、日バイリンガルスタッフが英国、欧州、米国 等の個人、企業様にFIT、グループ等の訪日旅行をご提供するイ ンバウンド旅行会社です。レセプション、イベント誘致では、日 本らしいユニークなベニューで企画、運営等を行い、満足いただ けるイベントを実現いたします。 株式会社メディア工房 http://www.mkb.ne.jp/ 事業内容:PC、携帯、スマートフォン、アプリケーション等各 種WEBサイト作製、管理などを行っています。また、PC、携帯、 スマートフォンへデジタルコンテンツを配信しています。主力の 占いコンテンツは、他社と比較しても高いクオリティーと実績を 誇っています。Amusequest Tokyo Tower 有限責任事業組合 http://onepiecetower.tokyo/ 事業内容:東京ワンピースタワーをはじめとするロケーションビ ジネス及びインバウンドビジネスの企画・開発・運営等を行って います。 一般財団法人日本ホテル教育センター http://www.jec-jp.org/ 事業内容:ホテル及び旅館等の人材育成を図り、国際的な観光産 業の発展と振興に寄与しています。ホテル・ブライダルテキスト の開発と普及、検定事業の構築と普及、運営を行い、ホテル産業 経営塾等の教育事業、学生観光論文コンテストの実施、国際交流 の推進などが主な事業です。 株式会社大王製作所 http://www.daiomfg.co.jp/ 事業内容:昭和36年よりキーホルダー、アクセサリー製品パーツ および製品の製造販売に取組み、観光地向け商品等の制作を行っ ています。豊富なパーツの取扱い、少ないロットからのオリジナ ル製品制作に強みがあり、最近は多国語表記の外国人旅行者向け 商品ラインアップを拡大中です。 ブルームーン・マーケティング株式会社 http://bluemoonmarketing.jp/ 事業内容:旅行関連業界経験とネットワークおよび海外向け WEBマーケティングの各サービスを用いて訪日外国人旅行向け のマーケティング活動支援を致します。インターネット調査をは じめ、プランニング、PR、WEBマーケティングまで特にITを活 用したマーケティング支援に強みがあります。 YAMAGATA株式会社 http://www.yamagata-corp.jp/ 事業内容:1906年創業の印刷業・編集制作業を主力とした企業グ ループです。翻訳業界では、世界50言語以上に対応し、アジアで もNo.1企業です。その多言語対応能力を活かし、人材派遣等でも ニーズにお応えしています。またインバウンド対応事業者向けア プリ開発にも取り組んでいます。